JP2000501903A - 遠隔通信呼出し管理システム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
ユーザーによってなされる最適な呼出しを選択するための呼出し管理システムが開示されている。システムは存在するPBXとインターフェースすることができ、通常のアナログ又はISDN電話回線で使用することができる。好ましい例では、呼出し管理システムはデータサーバー、ローカルコンピューター及び1以上の回線接続装置を含む。データサーバーはサービスプロバイダーの地理基準の料金表データを保持し、通信リンクを介して料金表データをローカルコンピューターに送信する。ローカルコンピューターは各回線接続装置との通信リンクを維持する。ある例では、回線接続装置はダイヤルされた数字を傍受し、それらをローカルクライアントコンピューターに送信する。ローカルクライアントコンピューターは様々なパラメーターに基づいて呼出しのための最適経路を決定し、完全なダイヤル列を回線接続装置に送信し、それは実際にその数字をダイヤルする。ローカルコンピューターは通信業者性能監視装置及び呼出しアカウンティング装置も含む。クライアントデータベースは例えばインターネット上のFTP又は電子メールによって定期的な基準で更新される。ローカルコンピューターの料金表データベースは例えばインターネット上のFTP又は電子メールによって定期的な基準で更新される。
Description
【発明の詳細な説明】
遠隔通信呼出し管理システム
発明の分野
本発明は遠隔通信(telecommunication)に関し、特にアナログ電話回線又は
中継回線に接続された電話システムに最小コスト経路指定、関連する呼出しアカ
ウンティング及び通信業者(carrier)性能監視を与えるための呼出し管理シス
テム(call management system)に関する。
発明の背景
米国は多数の連続する、重なり合わない交換局(exchanges)(ローカルアク
セス移動領域(Loca1 Access Transport Areas(LATAs)と称される)
に分割され、それらのそれぞれはローカル電話会社によってサービスされている
。同じ交換局内で発信し終了する電話呼出し(LATA内呼出しと称される)は
ローカルのLATA内の電話会社(ローカル交換局通信業者(Local Exchange
Carrier(LEC)と称される)によって端末間で取扱われる。一つの交換局内
で又は州又は外国で発信し、異なる交換局で、潜在的には異なる州又は外国で終
了する呼出し(交換局間呼出し(interexchange calls)と称される)は発信及
び終了する交換局をサービスするLATA内の会社又はLECによってそれぞれ
の端末で取扱われる。これらの交換局間呼出しは長距離通信業者として知られる
1以上の交換局間呼出し通信業者によってLATA内の会社間で搬送される。
デフォルト1次交換局通信業者(PIC)以外の交換局間通信業者を選択した
い呼出し者は各交換局間通信業者に割当てられている特別なアクセスコードをダ
イヤルしなければならず、しかもいったん接続されると、呼出しを完了させるた
めに時には個人識別コード及び被呼加入者の番号もダイヤルしなければならない
ことがある。交換局間通信業者の増加で、通信業者選択は電話通信システムユー
ザーにとってしばしば困難である。ユーザーは自分のエリアで利用可能な交換局
間通信業者のどれが個々の日時に対して最も経済的であるか、どの交換局間通信
業者がユーザーの電話通信システムをサービスするか又はどのアクセスコードが
ユーザーの電話通信システムに利用可能な個々の交換局間通信業者のために適切
かについて知らないかもしれない。
最近の2,3年の間に、電話加入ビジネスのための電話会社(オペレーティン
グ会社、サービスプロバイダー又は通信業者としても知られる)間の競争は極め
て激しくなっている。この競争は各通信業者からの多数の料金表において最も明
白であり、それらは宛先間だけでなく、加入者と電話会社の間で署名された契約
内容、日時、呼出しの長さ及び他の多数のパラメーターによって変化する。さら
に、交換局間サービスプロバイダーの間において競争が存在する。
この競争は顧客に金銭を節約するための機会を与えるが、顧客は実在する料金
表の複雑性及び多様性のため十分な利益を得ることがほとんどない。例えば、料
金表は日時、ウィークエンド、休日、呼出し宛先、距離、支払い方法及び限定さ
れた販売促進活動によって変化するかもしれない。電話会社によって提供される
特別な限定されたディスカウント又は他の報奨金、新しいマーケットへの新しい
電話会社の参入及び要求されたサービスのグレード(例えば音声品質、接続遅延
及び初回接続確定成功率)によって状況はさらに複雑になっているかもしれない
。
FAX記憶及び送信及びコールバックサービスの如き新しい金銭節約サービス
の登場、自らのPBXを使用する私設ネットワークによって提供される別のサー
ビスの利用可能性及び団体ネットワークの使用は呼出しのコストに影響する付加
的な要因である。結果として、顧客は最小コストの電話呼出しを行う方法を決定
するために莫大な量の情報に取り組まなければならない。請求方式の複雑さのた
め、1回の呼出しごとのコストの最適化は加入者がひとりで行うには不可能に近
い。
呼出し管理システムは多くの呼出し量を伴う大きなビジネスに対して好適であ
るだけでなく、小さなオフィス/ホームオフィス(SOHO)に対しても同様に
好適に適用される。利用可能なサービスプロバイダーの当惑する配置及び複雑な
料金構造の存在はSOHO用途のための電話呼出しの状態を管理するためのシス
テムの必要性を作るために組合される。
米国特許 No.4791665(Bogartら)は多数の交換局間通信業者のうち1
つを自動的に選択する能力を有する電話通信システム(PBX)を記載する。そ
のシステムは交換局間通信業者と関連するアクセスコードデータ、ユーザー権限
付与コード及び日時及び宛先に基づいた様々な交換局間通信業者請求料金につい
ての情報を含むデータベースを有している。PBXはデータベースを走査し、特
定の日時の特定の宛先に対して最も安価な料金表を持つ他の交換局間通信業者の
1つに発信呼出しを再経路指定する。PBXは交換局間通信業者アクセスコード
、ユーザーの個人識別コード及びユーザーによってダイヤルされた被呼加入者ナ
ンバーを送り、呼出しを完了する。
米国特許 No.5425084(Brinskele)は異なる請求ゾーンにそれぞれ設
けられた多数のデジタル交換機を含むコンピューター制御電話通信システムを記
載する。各デジタル交換機は呼出しのための可能な最小コストを確実にするため
にどのデジタル交換機を使用すべきかを決定するファイルサーバーに接続される
。
米国特許 No.5420914(Blumhardt)は呼出しがなされる時間において
最小コストの市外通話料金(toll)を有する通信業者を自動的に選択し、それに
応じて呼出しを再経路指定する多数の交換局間通信業者のうちの1つの即時選択
を記載する。Blumhardt は公衆交換電話回線ネットワーク(PSTN)のアドバ
ンスドインテリジェントネットワーク(AIN)と結合して使用される。
米国特許 No.5425085(Weinbergerら)は第1の電話から生じる電話回
線と相互接続し、ネットワークを介して第1の電話から第2の電話までに発生す
る最小コスト経路に沿って電話呼出しを経路指定する装置を教示する。データベ
ースは呼出しの日時の如きパラメーターに基づいた異なる通信業者の様々な通信
路を決定するための請求料金パラメーターを記憶する。
米国特許 No.5519769(Weinbergerら)は起呼端末と関連する呼出し評
価装置のために請求料金パラメーターを記憶するデータベースを更新するための
システムを教示する。予め決められた回数で起呼端末は複数の起呼端末に請求料
金データパラメーターを与える料金プロバイダーを呼出す。
米国特許 No.5473630(Penzias ら)は交換局間通信業者によって与え
られるデータベースに利用可能な長距離料金情報にアクセスする方法を教示する
。PBX及び電話中央局はISDN及び/又はSS7信号方式を使用して料金情
報にアクセスし、どの通信業者を呼出しの経路指定時に使用すべきかを決定する
ための基準としてそれを使用する。
従来技術の呼出し管理システムでは、料金データベースはそうするためのイン
ターフェースがやっかいであり、莫大な量の複雑なデータが含まれるため極めて
複雑である。それゆえ、呼出し管理システムのオペレーターは自分たちの料金デ
ータベースをめったに更新しない。結果として、行われる経路指定決定法は必ず
しもその時の呼出しの最適経路でないかもしれない。
発明の概要
従って、本発明の目的は加入者に減少した電話利用料金を与える、呼出しごと
に基づいて呼出し最適化を行うための呼出し管理システムを提供することにある
。
本発明の別の目的は加入者に明快であり加入者に特別なノウハウや技術を持つ
ことを要求しない、呼出しごとに基づいて呼出し最適化を行うための呼出し管理
システムを提供することにある。
本発明の別の目的は遠隔通信業者によってなされる接続の性能及び品質を監視
する呼出し管理システムを提供することにある。
また、本発明の別の目的は個々の電話呼出しのための最小コスト経路を計算す
る呼出し管理システムを提供することにある。
本発明の他の目的はシステムを通してなされた各呼出しについての呼出しアカ
ウンティングを維持する呼出し管理システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は電話サービスプロバイダー料金表の変化を監視及び
更新するための及び料金表データのデータベースをローカルコンピューターにダ
ウンロードするための料金表データサーバーを提供することにある。
本発明の別の目的はローカルコンピューターから通信業者選択データベースと
して知られるデータベースの簡略版を受信できる回線接続装置を提供することに
ある。
本発明の別の目的はデータサーバーから通信業者選択データベースとして知ら
れるデータベースの簡略版を受信できる回線接続装置を提供することにある。
また、本発明の別の目的は料金表データを電話加入者に利用可能にするために
、インターネット又は電子掲示板システム(BBS)の如き公衆アクセスネット
ワークに接続できる料金表サーバー、ローカルコンピューター及び回線接続装置
を提供することにある。
本発明の別の目的は加入者の電話機からダイヤルされた数字を傍受し、呼出し
のための最適経路を計算するための呼出し管理システムを提供することにある。
本発明の好ましい例によれば、ダイヤルされた数字の列を傍受し、ユーザーに
よってダイヤルされた電話呼出しを表示し、ダイヤルされた数字を利用する電話
呼出しのための最適通信業者を決定し、最適通信業者を使用する電話呼出しを設
定する工程を含む、ユーザーによってダイヤルされた電話呼出しのための通信業
者のグループから最適通信業者を決定する方法が提供される。
さらに、最適通信業者を決定する工程は電話呼出しの最小コスト経路に基づい
て通信業者を選択する工程を含む。最適通信業者を決定する工程は通信業者によ
ってなされる接続の品質及び性能に基づいて通信業者のグループ内で通信業者を
選択する工程を含む。最適通信業者を決定する工程はユーザーの過去の呼出し履
歴に基づいて通信業者のグループ内で通信業者を選択する工程を含む。
また、ダイヤル列に適切なアクセス及び/又は権限付与コードを付加すること
も含まれる。さらに、その方法はユーザーによってダイヤルされた電話呼出しを
考慮するために適切な内部テーブル(internal tables)を更新する工程を含む
。
また、本発明の好ましい例によれば、呼出し管理システムは少なくとも1つの
電話ダイヤル装置、少なくとも1つの最小コスト経路指定装置及びデータベース
更新装置を含む。各電話ダイヤル装置は電話番号をダイヤルして電話呼出しを行
う。各最小コスト経路指定装置は電話サービスプロバイダーの料金表の対応する
経路指定データベースを有し、その対応する経路指定データベースの情報から、
どの電話サービスプロバイダーを利用して電話呼出しを行うかを決定する。デー
タベース更新装置は更新された料金表情報がそこに入力されるとすぐに経路指定
データベースのそれぞれに料金表情報を電気的に更新する。
さらに、本発明の好ましい例によれば、データベース更新装置は少なくとも1
つの最小コスト経路指定装置に直接接続するための装置を含む。あるいは、デー
タベース更新装置は最小コスト経路指定装置に更新された料金表情報を逐次提供
するユーザーに更新された料金表情報を与えるための装置を含む。
さらに、本発明の好ましい例によれば、電話サービスプロバイダーは中央交換
局(central switching offices)、交換局間通信業者、FAX記憶及び送信
プロバイダー、コールバックプロバイダー及び私的組織ネットワーク(private
organizational networks )のいずれかであることができる。
さらに、本発明の好ましい例によれば、最小コスト経路指定装置は日時、電話
呼出しの長さ、宛先電話番号、及び利用したサービスプロバイダーを含む呼出し
履歴情報を生成するための装置を含む。最小コスト経路指定装置はボリュームデ
ィスカウント料金が要求された電話呼出しに適用できるかどうか又はボリューム
契約が満足されているかどうかを決定するために呼出し履歴情報を利用する。そ
れは電話呼出しの統計を決定し、その統計から予期される呼出し時間の概算を生
成するために呼出し履歴情報を利用する。
さらに、本発明の好ましい例によれば、電話ダイヤル装置は次のもののいずれ
か1つの一部として形成される:セントレックス(CTX)、構内交換設備(P
BX)、COアナログ回線、ISDN電話、携帯電話及びパーソナルコンピュー
ター。
また、本発明の好ましい例によれば、パーソナルコンピューターベースの電話
ダイヤルシステムも提供される。そのシステムはユーザーインターフェース装置
、ダイヤル装置、及び最小コスト経路指定装置を含む。ユーザーインターフェー
ス装置はダイヤル装置がダイヤルする呼出されるべき電話番号を示す。最小コス
ト経路指定装置は上記のように操作する。好ましくは、最小コスト経路指定装置
は上記のようにデータベース更新装置によって更新される。
さらに、本発明の好ましい例によれば、最小コスト経路指定装置は電話サービ
スプロバイダーの料金表を内部に記憶する複数の遠隔料金表データベースを更新
するための更新装置を含む。更新装置は料金表情報を記憶するためのデータベー
ス装置、料金表情報に対する変化を受信し、それによって更新された料金表情報
を作成するための装置及び更新された料金表情報が内部に入力されるとすぐに複
数の遠隔料金表データベースに料金表情報を電気的に更新するための装置を含む
。
さらに、本発明の好ましい例によれば、電気的に更新するための装置は遠隔料
金表データベースのインターフェースをエミュレートし、それによって遠隔料金
表データベースを更新するための装置を含む。これは遠隔料金表データベースに
直接接続するための装置及び/又は更新された料金表情報を自分の遠隔料金表デ
ータベースに与えるユーザーに更新された料金表情報を与えるための装置を含む
ことができる。
従って、本発明の好ましい例によれば、加入者によってなされた電話呼出しの
ための最適経路を決定するための呼出し管理システムであって、電話呼出しはK
個の電話回線を介してシステムに接続されたN個のローカル交換局通信業者の1
つを通して経路指定され、各ローカル交換局通信業者はM個の長距離通信業者に
接続され、前記システムはローカル及び長距離通信業者、ローカル交換局、電話
交換局位置関連データ及び加入者についての料金表関連情報を含むデータベース
を管理するための料金表データサーバー、ローカルクライアントコンピューター
に料金表データサーバーを接続する第1通信リンク、加入者位置からアクセス可
能な任意の呼出しプラン又は加入者に支持された任意の呼出しプラン、加入者位
置に対する料金表情報を含むクライアントデータベースを維持するためのローカ
ルクライアントコンピューターであって、最適経路を決定するためのローカルク
ライアントコンピューター、電話機、N個のローカル交換局通信業者及びダイヤ
ル能力を有する少なくとも1つのパーソナルインフォメーションマネージャー(
PIM)SW又はローカルクライアントコンピューターに接続された少なくとも
1つの回線接続装置であって、加入者によってダイヤルされた数字を傍受し、K
個の電話回線のうち1つを監視し、最適経路に相当するローカルクライアントコ
ンピューターからダイヤル列を受信し、K個の電話回線のうちの1つにダイヤル
列を送信するための少なくとも1つの回線接続装置、及び少なくとも1つの回線
接続装置にローカルクライアントコンピューターを接続する第2通信リンクを含
むシステムが提供される。
さらに、料金表データサーバーは料金表データサーバーの操作を制御するため
の処理器、処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって
、処理器に発行されるデータベース要求を実行するためのサーバーデータベース
インターフェース、及び処理器に及び第1通信リンクに接続されたクライアント
通信モジュールであって、処理器とローカルクライアントコンピューターの間の
通信を管理するためのクライアント通信モジュールを含む。
さらに、料金表データシステムは処理器に接続された報告書作成システムであ
って、自動的に及び手動的にシステムによって収集されたデータから報告書を作
成するための報告書作成システム、及び処理器に接続された加入者インターフェ
ースであって、加入者供給データの維持及び収集を管理するための加入者インタ
ーフェースを含む。
また、サーバーデータベースはサーバーデータベースインターフェースに接続
された任意の呼出しプランデータベース、サーバーデータベースインターフェー
スに接続された距離/ローカル交換局データベース、サーバーデータベースイン
ターフェースに接続された通信業者アクセスデータベース、サーバーデータベー
スインターフェースに接続された加入者データベース、及びサーバーデータベー
スインターフェースに接続されたクライアントデータベースを含む。
さらに、第1通信リンクは電話回線又はインターネットを含んでもよい。
さらに、ローカルクライアントコンピューターはローカルクライアントコンピ
ューターの操作を管理するための処理器、処理器に接続されたクライアントデー
タベース更新モジュールであって、料金表データサーバーからのデータベースダ
ウンロードを受信及び処理するクライアントデータベース更新モジュール、処理
器に接続された回線接続装置インターフェースであって、処理器を少なくとも1
つの回線接続装置に接続するための回線接続装置インターフェース、処理器に接
続された最小コスト経路指定装置であって、加入者によって行われる呼出しのた
めの最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置であって、通信業者ダイ
ヤル列を戻し、それに応じて呼出しを経路指定する最小コスト経路指定装置、処
理器に接続されたユーザーインターフェースであって、処理器と加入者の間にイ
ンターフェースを与えるためのユーザーインターフェース、加入者の位置及び呼
出し選好に関する料金表データを保持するクライアントデータベース、処理器に
接続されたクライアントデータベースインターフェースであって、処理器とクラ
イアントデータベースの間にインターフェースを与えるためのクライアントデー
タベースインターフェース、処理器に接続された呼出しアカウンティングモジュ
ールであって、加入者によって行われた呼出しをログし、加入者呼出し特性を決
定する呼出しアカウンティングシステム、及び処理器に接続された通信業者品質
及び性能監視モジュールであって、それらの接続の性能及び品質に基づいて長距
離通信業者の選択を管理するための通信業者品質及び性能監視モジュールを含む
。
さらに、システムは処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含み、
第2通信リンクはローカルクライアントコンピューターを少なくとも1つの回線
接続装置に接続するRS−232リンク、ローカルクライアントコンピューター
を少なくとも1つの回線接続装置に接続するワイヤレス(無線)ラジオ周波数リ
ンク、又はローカルクライアントコンピューターを少なくとも1つの回線接続装
置に接続するワイヤレス赤外線リンクを含んでもよい。
さらに、少なくとも1つの回線接続装置は回線接続装置の操作を制御するため
の処理器、処理器に接続されたダイヤル受信器であって、加入者によってダイヤ
ルされた数字を傍受し、処理器に数字を送信するダイヤル受信器、処理器に接続
されたダイヤル装置であって、処理器からダイヤル列を受信し、ダイヤル列をK
個の電話回線の1つの上にダイヤルさせるダイヤル装置、処理器に接続されたロ
ーカルクライアントコンピューターインターフェースであって、処理器とローカ
ルクライアントコンピューターの間にインターフェースを与えるローカルクライ
アントコンピューターインターフェース、処理器に接続された通過場所(pass
through)であって、第1及び第2状態を有する通過場所(第1及び第2状態は
ともに処理器によって制御され、第1状態はK個の電話回線の1つから電話機を
ブロックし、第2状態はK個の電話回線の1つに電話機を接続する)、処理器に
接続された回線監視装置であって、K個の電話回線の1つで生じる信号を検知及
び解釈する回線監視装置、及びK個の電話回線を介してパルス/トーンダイヤル
装置、処理器及びN個のローカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選
択装置であって、処理器によって生成される制御信号に従ってN個のローカル交
換局通信業者の1つにパルス/トーンダイヤル装置を接続するロ一カル交換局通
信業者を含む。
さらに、ダイヤル受信装置はパルス及び二重トーン多重周波数トーンを検知及
び復号するか又は統合デジタル通信ネットワークサービス(ISDN)信号方式
情報を検知及び復号する。
また、本発明の好ましい例によれば、構内交換設備(PBX)のユーザーによ
ってなされた電話呼出しのための最適経路を決定するための呼出し管理システム
が提供され、電話呼出しのそれぞれがK個の中継回線を介してシステムに接続さ
れたN個のローカル交換局通信業者の1つを通して経路指定され、各ローカル交
換局通信業者はM個の長距離通信業者の1つに接続され、システムがローカル及
び長距離通信業者の料金表関連情報を含むデータベースを管理するための料金表
データサーバー、ローカルクライアントコンピューターに料金表データサーバー
を接続する第1通信リンク、加入者の位置、加入者に支持された任意の呼出しプ
ラン又は加入者位置からアクセス可能な任意の呼出しプランを維持するためのロ
ーカルクライアントコンピューターであって、最適経路を決定するためのローカ
ルクライアントコンピューター、ユーザーの電話機とK個の中継回線の1つの間
に接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、ローカルクライアントコ
ンピューターに接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、PBXによ
って出された数字を傍受し、K個の中継回線の1つを監視し、最適経路に相当す
るローカルクライアントコンピューターからのダイヤル列を受信し、ダイヤル列
をK個の中継回線の1つに送信する少なくとも1つの回線接続装置、及びローカ
ルクライアントコンピューターを少なくとも1つの回線接続装置に接続する第2
通信リンクを含む。
さらに、本発明の好ましい例によれば、加入者によってなされる電話呼出しの
ための最適遠隔通信業者を決定するための遠隔通信呼出し管理システムが提供さ
れ、電話呼出しはK個の電話回線を介してシステムに接続されたN個のローカル
交換局通信業者の1つを通して経路指定され、ローカル交換局通信業者のそれぞ
れはM個の長距離通信業者の1つに接続され、システムはローカル及び長距離通
信業者、ローカル交換局、電話交換局位置関連データ及び加入者についての料金
表及び地理関連情報を含むデータベースを管理するための及び選択された決定及
び統計パラメーターから通信業者選択データベースを生成するためのデータサー
バー、電話機、ローカル交換局通信業者及びローカルクライアントコンピュータ
ーに接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、加入者によってダイヤ
ルされた呼出しを傍受し、K個の電話回線の1つを監視し、通信業者選択データ
ベースから最適通信業者を選択し、最適通信業者及びN個のローカル交換局通信
業者の1つを利用する呼出しを行うための少なくとも1つの回線接続装置、及び
データサーバーを少なくとも1つの回線接続装置に接続する通信リンクを含む。
さらに、データサーバーはデータサーバーの操作を制御するための処理器、処
理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、処理器によ
って発行されるデータベース要求を実行するためのサーバーデータベースインタ
ーフェース、サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデー
タベースであって、ローカル及び長距離通信業者についての料金表関連情報を含
むサーバーデータベース、処理器に及び第1通信リンクに接続されたクライアン
ト通信モジュールであって、処理器と少なくとも1つの回線接続装置の間の通信
を管理するためのクライアント通信モジュール、少なくとも1つの回線接続装置
からアップロードされた呼出しデータを処理するための呼出しアカウンティング
モジュール、加入者の位置及び呼出し選好に関するデータを保持する個人データ
ベース、及び処理器に接続された回線接続装置データベース作成モジュールであ
って、加入者によって加入者の位置からほとんど全ての可能な宛先に行われる呼
出しのための優先的な最適な通信業者を決定する回線接続装置データベース作成
モジュールであって、通信業者選択データベースを構成する際に最適な通信業者
を利用する回線接続装置データベース作成モジュールを含む。
通信リンクは電話回線又はインターネットを含んでもよい。システムは処理器
に接続された報告書作成モジュールをさらに含む。
さらに、少なくとも1つの回線接続装置は回線接続装置の操作を制御するため
の制御装置、制御装置に接続されたダイヤル受信装置であって、加入者によって
ダイヤルされた数字を傍受するダイヤル受信装置、制御装置に接続されたダイヤ
ル装置であって、制御装置からダイヤル列を受信し、ダイヤル列をK個の電話回
線の1つにダイヤルさせるダイヤル装置、制御装置に接続されたデータサーバー
インターフェースであって、通信リンクを通してデータサーバーとインターフェ
ースするためのデータサーバーインターフェース、処理器に接続された通過場所
であって、第1及び第2状態を有する通過場所(第1及び第2状態は制御装置に
よって制御され、第1状態はK個の電話回線の1つから電話機をブロックし、第
2状態はK個の電話回線の1つに電話機を接続する)、制御装置に接続された回
線監視装置であって、K個の電話回線の1つに生じる信号を検知及び解釈する回
線監視装置、K個の電話回線を介してダイヤル装置、制御装置及びN個のローカ
ル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であって、制御装置の制
御下でN個のローカル交換局通信業者の1つにダイヤル装置を接続するローカル
交換局選択装置、及び電話呼出しのための最適通信業者を決定するために少なく
とも1つの回線接続装置を使用するための通信業者選択情報を含む通信業者選択
データベースを含む。
少なくとも1つの回線接続装置は制御装置に接続された呼出し履歴ロギングモ
ジュールであって、加入者によって行われる呼出しをログする呼出し履歴ロギン
グモジュール、及び制御装置に接続された性能監視モジュールであって、それら
の接続の品質及び性能に基づいて長距離通信業者の選択を管理するための性能監
視モジュール、及び制御装置に接続されたボリューム集計モジュールであって、
データサーバーによって最適通信業者を決定する際に使用する呼出しボリューム
データを生成するボリューム集計モジュールをさらに含む。
図面の簡単な説明
本発明は添付の図面を参照して実施例によってここに記載される。
図1は本発明の好ましい例に従って構成及び操作される呼出し管理システムを
説明するブロック図である。
図2は本発明の好ましい例の複数の電話ダイヤル装置に対するデータサーバー
の関係を説明するブロック図である。
図3は本発明の呼出し管理システムを使用して即時呼出し経路指定をする方法
を説明するフローチャートである。
図4はダイヤル情報を処理する工程を説明する詳細なフローチャートである。
図5は記憶装置を更新する方法を説明するフローチャートである。
図6は一般的な通信リンクを利用しかつ本発明の好ましい例に従って作られた
呼出し管理システムの例を説明する高水準ブロック図である。
図7は通信リンクとしてインターネットを利用しかつ本発明の好ましい例に従
って作られた呼出し管理システムの例を説明する高水準ブロック図である。
図8は本発明の好ましい例に従って作られかつPBXに接続された呼出し管理
システムの例を説明する高水準ブロック図である。
図9は本発明の料金表データサーバー部分を説明する詳細なブロック図である
。
図10は料金表データサーバーのサーバーデータベース部分を説明する詳細な
ブロック図である。
図11は本発明のローカルクライアントコンピューターを説明する詳細なブロ
ック図である。
図12は本発明の回線接続装置を説明する詳細なブロック図である。
図13は本発明の呼出し管理システムを使用して即時経路指定する方法を説明
するフローチャートである。
図14は電話及びコンピューターに接続された本発明の好ましい例に従って構
成及び操作される呼出し管理システムを説明するブロック図である。
図15は構内交換設備(PBX)システムに接続された本発明の好ましい例に
従って構成及び操作される呼出し管理システムを説明するブロック図である。
図16は回線接続装置が通信ネットワークに直接接続されている本発明の好ま
しい例に従って構成及び操作された呼出し管理システムを説明するブロック図で
ある。
図17はローカルコンピューターが削除されかつ回線接続装置が通信ネットワ
ークを通してデータサーバーと通信する本発明の好ましい例に従って構成及び操
作される呼出し管理システムを説明するブロック図である。
図18は本発明のローカルクライアントコンピューターを説明する詳細なブロ
ック図である。
図19は本発明の回線接続装置を説明する詳細なブロック図である。
図20は任意の地図位置を中心とする料金ステップゾーンを説明する図である
。
図21は本発明の呼出し管理システムを使用して即時呼出し経路指定をする方
法を説明するフローチャートである。
本発明の詳細な記述
図1を参照すると、それは本発明の好ましい例に従って構成及び操作される呼
出し管理システムを説明するブロック図である。図1は複数の電話サービスプロ
バイダーの1つの中央交換局(central switching office(CO))と通信し
ている単一の電話ダイヤル装置を含む電話通信システム(一般に10で示される
)の簡略版を示す。電話ダイヤル装置12は望むとおりに他の中央交換局と通信
することもできる。
呼出し管理システムはデータベース22を有するデータサーバー(一般に20
で示される)を含む。データベース22内の情報はローカル交換局通信業者(L
EC)又は長距離通信業者の如き電話サービスプロバイダーの発行された料金の
いずれかで変化があるときはいつでもデータサーバーオペレーターによって更新
される。更新された情報はこれからの送信のために好適なフォーマットに変換さ
れ、データサーバー20によって電話ダイヤル装置12に通信される。
データベース22に記憶される情報は特に多数のサービスプロバイダー、交換
局間及び交換局内通信業者、国際通信業者などからの全ての入手可能な料金表デ
ータを含む。ATA内通信業者又はLECは単一のローカルエリアトランスポー
トエリア(Loca1 Area Transport Area(LATA))内で操作する通信業者
である。LATA内の呼出しはLECによってサービスされるローカル呼出し又
は他の通信業者によって同様にサービスされるLATA内呼出しのいずれかであ
ることができる。もしダイヤルシステムが1以上の中央交換局で操作するなら、
次のものも記憶される:異なる中央交換局のための料金表、交換局距離の計算を
可能にするローカル交換局座標、通信業者利用性、交換局ごとのアクセスコード
及び各交換局のためのローカル呼出しを構成する全ての交換局のリスト。情報は
ルックアップテーブル又はデータベースの如き公知の従来のいかなるフォーマッ
トで記憶されてもよい。
データサーバー20は中央処理装置(CPU)24及びモデム26又は電話回
線(例えば専用TI,ISDN,広帯域通信など)を介して又は好適な通信ネッ
トワーク(例えばインターネット)を介して通信するための他の同様の装置の如
き通信手段を含む。中央処理装置24(それはいかなる商業的に入手可能な処理
装置であってもよい)はデータサーバーの操作を制御する。モデム26はダイヤ
ル装置12に直接更新データを送信するために使用される。あるいは、モデム2
6は電子メール(e−mail)アドレスの如きサードパーティに更新データを送信
することができ、そこからダイヤル装置12又はオペレーターによって更新デー
タを収集してもよい。
電話ダイヤル装置12はトーン又はパルス電話ダイヤル装置、モデム又はIS
DNダイヤル装置の如きダイヤル装置を含み、記憶装置30及び経路指定装置(
又は経路選択装置)32も含む。記憶装置30は公知のいかなる記憶媒体である
こともでき、それはとりわけデータサーバーから受信されたプロバイダー及び料
金表情報を記憶するために使用することができる。記憶装置30は通信業者への
加入、特別に交渉されたディスカウント、販売促進、呼出し統計データ及び呼出
しアカウンティングデータの如きいかなる他の関連データも記憶するために使用
されてもよく、それらは電話呼出しのための最適な最小コスト経路(LCR)を
計算するために経路指定装置に必要とされる。経路指定装置32はいかなる公知
の経路指定装置であることもでき、それは呼出し発信者によるダイヤル情報入力
を認識し、予め規定されたパラメーターに従ってLCRを計算し、結果として呼
出しを再経路指定する。経路指定装置32は前記のように経路指定特徴を含むこ
ともできる。
電話ユーザー(又は加入者)18が呼出しを発信するときはいつでも、経路指
定装置32はダイヤルされた番号の数字を傍受し、呼出し情報を処理する。電話
呼出しは人間によってだけでなく、機械によっても発信されうることに注意すベ
きである。従って、“ユーザー”は人間又は機械であってもよい。経路指定装置
32は次いで記憶装置30にアクセスし、呼出しのための最適経路を確かめるた
めに最小コスト経路指定(LCR)データを計算し、いかなる必要なアクセス及
び権限付与コードも加え、ダイヤル装置12に生じた経路選択データを渡す。ダ
イヤル装置12は次いでCO14に対する呼出しを開始し、それはダイヤル装置
12に送られた経路選択データ信号に従って呼出しを経路指定する。もし1以上
のCOがあるなら、ダイヤル装置12は接続を選択されたCO14に物理的に切
換える。
電話ユーザー18が複数の定期的に変わる料金表の料金から最大の利益を得る
ために、記憶装置30内に正確な更新されたデータベースを維持することが必要
である。いずれかのプロバイダー又は中央交換局によって料金表のいずれかに変
化があるときはいつでも、データベース22に記憶される情報はデータサーバー
オペレーターによって更新される。更新されたファイルは次いで直接に又は好ま
しくは電子メール又はインターネットを介してモデム26によって記憶装置30
に送られる。あるいは、更新情報を含むディスクを公知のように電話ユーザー1
8によって直接記憶装置30にロードすることができる。
図2を参照すると、それは複数の電話ダイヤル装置102に対するデータサー
バー20の関係を説明するブロック図である。簡単のため、1つだけのCOと通
信している各電話ダイヤル装置122が示されている。同様の構成要素を有する
具体例は全体に同じ参照番号を有する。
第1の例では、電話ダイヤル装置102はモデム106に接続されたパーソナ
ルコンピューター(PC)の如きコンピューターを含む。PC104は中央処理
装置(CPU)108を含み、それはPC104及び所望によりビルトインされ
たダイヤル装置110の操作を制御する。モデム106はデータサーバー20(
2本の回線112)からデータを受信し、ダイヤル装置102をCO14(2本
の回線114)に接続するために使用される。モデム106はダイヤル呼出しモ
デムであってもよく、それは別のダイヤル装置に対する必要性なしでCOに直接
ダイヤルするために使用することができる。PC104は上記の記憶装置30及
び経路指定装置32をさらに含む。ビルトインダイヤル装置110は例えばダイ
ヤル機能を含む通信プログラムに基づくいかなる商業的に入手可能なコンピュー
ターであることもできる。
呼出しをするため、ユーザー18はキーボード、マウスなどの如きユーザーイ
ンターフェースを利用して呼出しを開始し番号をダイヤルする。経路指定装置3
2はダイヤルされた番号の数字を傍受し、呼出し情報を処理し、記憶装置30に
アクセスし、LCRデータを処理し、呼出しのための最適経路を選択する。呼出
しは次いで確認された最適経路指定情報に従ってモデム106によってダイヤル
され、それに応じてCO14を介して再経路指定される。
第2の例では、電話ダイヤル装置102(それは第1の例と同様のものである
)は上記のようにセントレックス(又はCTX)又は接続された複数の電話12
2を有する構内交換設備(PBX)120の如き複数の局にサービスする電話通
信システムに接続されている。PBX120は最小コスト経路指定能力を全く持
たない。
この例では、呼出し者(発信者)は第1の例に対して上で記載されたように、
ビルトインダイヤル装置110を使用して番号をダイヤルすることによって呼出
しを開始してもよい。このケースでは、呼出しはPBX120(2本の回線12
4)を介してダイヤルされる。関連LCRデータを有するPCに接続していない
人はPBX120(2本の回線124)を介してダイヤルしてもよい。
さらなる例では、PBX120はPC104に直接接続される。PBX120
は電話122によるダイヤル呼出しを傍受し、PC104の記憶装置30及び経
路指定装置32にアクセスし、最適なLCR情報を抽出し、呼出しを再経路指定
するように構成することができる。
PBX120(それはPC104に接続されている)が呼出しを受けるときは
いつでも、PBX120はLCRデータを含む記憶装置30にアクセスする。経
路指定装置32は呼出しデータを処理し、呼出しのための最適経路を選択し、次
いでPBX120はこの最適経路をダイヤルする。
経路指定装置32は電話ダイヤル装置102の一部として、PBX120の一
部として又はPBX120と中央交換局14の間で実現できることが認識される
だろう。経路指定装置32を実現することに問題は全くないので、それは電話1
22によって開始された呼出しのために経路指定を与える。PBX120が経路
指定能力を有し、経路指定装置32がPBX120の後で操作する場合、経路指
定装置32はPBX120の経路指定決定を変えることができる。これはPBX
120の経路指定装置が扱いにくいインターフェースであり、そのためしばしば
更新されない場合に特に有用である。ユーザーは最小コスト経路をその後もなお
受け取るだろう。なぜならば経路指定装置32はデータサーバー20によってた
びたび更新されるからである。
データサーバー20は上記のシステムの全て又はいずれかと通信することがで
きる。それが最新料金表情報を有するときはいつでも、通信しているシステムの
全てに最新情報を送る。データサーバー20は料金表情報を入力しなければなら
ないオペレーターインターフェースをエミュレートすることによって従来の経路
指定装置内で料金表情報更新することもできる。
経路指定装置32は携帯又は無線電話と結合して操作できることも認識される
だろう。前の例にあるように、経路指定装置32はかかる携帯又は無線電話に組
込むことができ、あるいはそれは別の装置として形成することができる。
最後に、本発明によれば、経路指定装置32が作用する電話サービスプロバイ
ダーは次の限定されないサービスプロバイダーのいずれかであることができる:
交換局間通信業者、交換局内通信業者、国際FAX記憶及び送信プロバイダー、
コールバックサービスプロバイダー、ローカル中央交換局及び私設ネットワーク
。FAX記憶及び送信プロバイダー及びコールバックサービスプロバイダーのた
め、ダイヤルシステムの経路指定装置32又は他の部分はかかるプロバイダーが
操作するプロトコルを管理する。
図3及び4を参照すると、図3は本発明の呼出し管理システムを使用して電話
呼出しの即時最適経路指定をする方法を説明するフローチャートであり、図4は
ダイヤル呼出し情報を処理する工程を説明する詳細なフローチャートである。
呼出しが開始されるとき、経路指定装置32は呼出しを傍受し(工程130)
、ダイヤル呼出し情報を処理する(工程132)。経路指定装置は次いで前記の
ようにダイヤル呼出し情報を処理し、全ての関連する呼出し及びプロバイダ請求
及び加入者データからどのプロバイダーが最小コスト経路を得るために好ましい
かを計算する(工程134)。プロバイダーを選択すると、必要なアクセス及び
権限付与コードがダイヤル呼出しパラメーターに加えられ(工程136)、調整
されたパラメーターを使用して呼出しを再ダイヤルする(工程138)。
ダイヤル呼出し情報を処理する工程は図4に詳述されている。発信及び宛先番
号とともに呼出しの日時の如き呼出しパラメータが確認される(工程140)。
LCRデータを含む記憶装置30は距離及び呼出しタイプ(即ち、管轄区域)に
従って確認される個々の呼出しパラメーターを検索するためにアクセス及び走査
される。所望の呼出しの基本コストが次いで決定される(工程142)。
記憶装置30は呼出し開始プログラムが1以上のプロバイダーから特別に交渉
されたディスカウントの権利を与えられているかどうかを確認するために走査さ
れ、もし関係するなら、データは検索され、関連するディスカウントが適用され
る(工程144)。結果は1分間あたりの呼出しのコストに対する第1の値であ
る。
所望により、呼出しアカウンティングデータが公知のように利用可能かどうか
を決定するためにチェックすることができ、もしそうなら、関係するデータが検
索される(工程146)。このデータは個々のサービスプロバイダーでなされた
呼出しの履歴を与え、例えばボリュームディスカウントが現在適用するかどうか
又はボリュームディスカウントを達成するために一定のサービスプロバイダーを
利用することが有用であるかどうかを決定する(工程148)。ボリュームディ
スカウントコストが生成される。
呼出し履歴から、前の呼出し時間の統計を作ることができる。例えば、統計は
発信電話番号からの距離あたりの、宛先電話番号ごとの呼出し時間又は他の統計
からなることができる。これらの統計から、呼出しが短いか又は長いかが予期さ
れるなら、どの場合にあるサービスプロバイダーの料金表が呼出しの予期される
長さに対して他のプロバイダーのそれより良好であるかを決定することができる
。さらに、呼出し分布プロファイルが過去の呼出し履歴に基づいて維持される。
呼出し分布データ及び呼出し価格に対するその影響は呼出しのコストを見積る際
に使用される。例えば、1.5分の平均呼出しは60秒/60秒請求書を使用し
て請求する安価な通信業者より6秒/6秒請求書を使用して請求する高価な通信
業者を使用すると安くなるだろう。多くの短時間の呼出し(例えば10−15秒
)をするユーザーは60秒/60秒請求書作成より6秒/6秒請求書作成の方が
好ましいだろう。呼出しの予期されるコストが作成される(工程150)。
上記の工程が全てのサービスプロバイダーに対して繰り返され(工程152)
、最適なサービスプロバイダー(最小コストを提供するもの)が選択される(工
程154)。さらに、呼出しに関する情報(発信、宛先、選択されるプロバイダ
ー及び呼出しの長さ)が後の呼出し履歴使用のためデータベース内に記憶される
。
図5を参照すると、それは電話ユーザー18に属する記憶装置30を更新する
方法を説明するフローチャート図である。
データサーバ−20が電話サービスプロバイダーの1つ又は規制体からの変化
(例えば新しいエリアコードの如き米国のダイヤル呼出しプランの変化)の通知
を受けると(工程202)、データベース22が改訂される(工程204)。更
新されたLCR情報を含むパッケージが例えばデータファイルの形で作られる(
工程206)。データサーバーは次いで破線によって示されたアクセス可能な媒
体に更新されたLCRパッケージを送り、更新されたファイルがダウンロード又
は収集のために利用できることを好適な手段によって電話ユーザー18に知らせ
る(工程210)。
LCRパッケージが通知されるアクセス可能媒体は例えばモデムによってアク
セス可能な好適なフォーラムを含む。例えば、ファイルは電子掲示板を通して(
工程212)、ファイル転送プロトコル(FTP)を使用するファイル送信を介
して(工程214)又はワールドワイドウェブ(WWW)を介して(工程216
)又はインターネットを通して今日利用可能な同等物を介してデータサーバー2
0によって加入者18に利用可能にさせることができる。更新されたパッケージ
はデータサーバー20によってユーザーの電子メールアドレスにダウンロードす
ることもでき(218)、又はディスクにコピーし、ユーザーに送ることもでき
る(220)。
記憶装置20に記憶された経路指定データを更新するため、ユーザー18は自
分のモデム106によって更新されたファイルを検索(又は更新)することがで
き、データサーバー20によって(上記の)サイトの1つからそれにファイルが
ダウンロードされる。更新されたデータは次いで記憶装置30に記憶される。
好ましい例では、料金データベース、最小コスト経路指定プロセス及び電話回
線インターフェース回路が相互接続された構成要素の分散システムとして実現さ
れる。本発明の好ましい例に従って構成された呼出し管理システムの例の高水準
ブロック図が図6に示されている。呼出し管理システム(一般に参照番号250
によって参照される)は料金表データサーバー252、ローカルクライアントコ
ンピューター254及び1以上の回線接続装置を含む。システム250は住宅又
は小さな又は中位のオフィスのPBX電話システムで一般に使用されるものの如
きアナログ回線及び/又は中継回線にインターフェースする。料金表データサー
バー252は料金表及び加入者関連データを保持する。料金表情報はローカル及
び長距離電話会社を含む異なる通信業者についてのデータを含む。料金表データ
は各場所の各電話会社から入手可能な異なる料金表体系をカバーし、距離依存料
金表のための交換局位置データ、通信業者利用性及びアクセスコード及びローカ
ル呼出しエリアを構成する交換局を含む。料金表データは料金表の変更の如き別
の表に従って又は周期的にローカルクライアントコンピューター254にダウン
ロードされる。料金表データサーバー252は通信リンクによってローカルクラ
イアントコンピューター254に接続される。通信リンクは通常の電話回線、専
用又は私用回線などに対して一対のモデムの如き好適なタイプのリンク(例えば
インターネット)を含んでもよい。
図6に1〜Nで示された回線接続装置258は電話機256と公衆電話ネット
ワークの間で設置される。電話機256に加えて、回線接続装置258は電話ダ
イヤル機能(即ちファックス/モデムカード)を有する1以上のパーソナルコン
ピューター257に接続されてもよい。公衆電話ネットワークはローカル交換局
通信業者(LEC)260,262によって表される。各LECは順に1〜Mと
名付けられた1以上の長距離通信業者264に接続される。加入者によってなさ
れる長距離電話呼出しはN個の長距離通信業者264の1つによって行われる。
回線接続装置258は通信リンクを介してローカルクライアントコンピューター
と通信する。通信リンクは有線又は無線(即ち、RF、赤外など)であってもよ
く、双方向通信チャネルである。呼出しが行われると、回線接続装置258の1
つが接続された電話機256を通して加入者によってダイヤルされた数字を傍受
し、それらをローカルクライアントコンピューター254に経路指定する。ロー
カルクライアントコンピューター254は様々なパラメーターを使用して最小コ
スト経路を計算し、ダイヤルされた数字を呼出しを最小コスト通信業者に経路指
定する一連の数字に変換する。変換されたダイヤル列は実際に番号をダイヤルす
る回線接続装置258に送られる。好ましい例では、各回線接続装置258はN
個のLECのいずれかに接続することができる。1以上のLECが利用可能であ
るとき、ローカルクライアントコンピューター254は最小コスト長距離通信業
者に加えて最小コストLECを計算し、呼出しをそのLECに向けるように回線
接続装置258を指示する。
ローカルクライアントコンピューター254は最適LEC及び長距離通信業者
に相当する電話ダイヤル列の決定を制御する。ローカルクライアントコンピュー
ター254、パーソナルコンピューター(PC)又は他の好適なコンピューティ
ング手段は出力呼出しデータ(即ち、宛先、日時、時間など)を集計する。収集
されたデータは呼出しアカウンティング、呼出し統計、ボリュームディスカウン
ト、呼出し推移及び呼出し節約報告のための根拠として役立つ。PBXの場合で
は、呼出しデータは回線接続装置よりむしろPBX内のチャネルを介して報告さ
れてもよいことが注意される。
ローカルクライアントコンピューター254は典型的には1以上の回線接続装
置254に接続される。好ましくは、回線接続装置はシステム内の全ての電話機
に接続される。これは各呼出しを傍受し、最適な通信業者を決定して呼出しを行
うことによって最大節約を与える。各回線接続装置は有線又は無線の通信リンク
を介してローカルクライアントコンピューター254に接続される。ローカルク
ライアントコンピューター254は回線接続装置258及び料金表データサーバ
ー252とともに以下により詳細に記載される。
図7に示された好ましい例では、システム250は料金表データサーバー25
2とローカルクライアントコンピューター254の間の通信リンクのためにイン
ターネット266を利用する。システム250は電子メール(SMTP)、ファ
イル転送プロトコル(FTP)、Gopher及びワールドワイドウェブ(WWW)な
ど(これらに限定されない)を含むインターネットで利用可能な様々なアプリケ
ーションの使用を含む。さらに、ローカルクライアントコンピューター254は
無線リンク(即ち、RF、赤外線など)によって1以上の回線接続装置258に
接続される。
図8に示された好ましい例では、システム250は小さなPBX266のユー
ザーの呼出し管理を行うために適応されている。図8を参照すると、料金表デー
タサーバー252が通信リンクを介してローカルクライアントコンピューター2
54に接続されている。回線接続装置は有線又は無線通信リンクを介してローカ
ルクライアントコンピューター254に接続されている。各回線接続装置は1以
上のLEC260に接続され、それは順に1以上の長距離通信業者264を通し
て長距離呼出しを行う。
料金表データサーバー252をより詳細に記載する。料金表データベースサー
バーの詳細なブロック図は図9に示されている。料金表データベースサーバー2
52は処理器288、サーバーデータベースインターフェース286、サーバー
データベース282、クライアント通信モジュール290、請求書作成システム
292、報告書作成システム294及び加入者インターフェースモジュール29
6を含む。前に述べたように、料金表データサーバー252の機能は各加入者に
現在の料金表データを与え、ローカルクライアントコンピューター254(図6
)の最小コスト経路指定モジュールに正確な方法で最小コストを決定させ、料金
表情報に反映することである。サーバーは加入者位置に関係する料金表データだ
けを用いてローカルクライアントコンピューターに維持されたクライアントデー
タベースを更新する。それは加入者が与える情報に基づいてもよい。加入者位置
はナンバリングプランエリア(numbering plan area(NPA))及びローカ
ル交換局(NXX)に従って記憶される。
料金表データサーバーは通信リンクを介して呼出し管理システム250のクラ
イアント部分に設けられたローカルクライアントコンピューターと通信する。処
理器288はクライアント通信モジュール290を制御し、それは料金表データ
サーバーとローカルクライアントコンピューターの間の全ての通信を取扱う。呼
出し管理システムはクライアントデータベースに料金表に対する出力変化及び通
信業者の所望の呼出しプラン(OCP)を反映させるための更新機構を含む。サ
ーバー通信は電子メール(e−mail)又はFTPの如き好適な手段によって行う
ことができる。加入者は次の方法のいずれか1つで更新情報を受信するように選
択することができる:料金表の変化ごとに又は定期的に。両ケースでは、全体の
データベースをダウンロードすることができるか又は関連するデータベーストラ
ンザクション要求だけを送ることができる。さらに、加入者又はクライアントは
データベース送信を開始することができる。完全なデータベースダウンロード又
はその一部だけを電子メールによって加入者に送ることができる。ローカルクラ
イアントコンピューターは次いで電子メールメッセージから関連データを抽出し
、そのクライアントデータベースを更新する。
本発明のさらなる側面によれば、ローカルコンピューターによって集計される
呼出しアカウンティング情報をデータサーバーにアップロードし、さらに分析す
ることができる。この分析に基づいて、データサーバーは加入者に対する遠隔通
信請求をさらに減らすための手段を提案する。推奨例はOCPの変更、追加の通
信業者への加入、直接アクセス番号の入手などを含む。
処理器288に接続された請求書作成システム292はもしシステムサービス
が1ヶ月基準でなされるなら、請求書作成目的のために必要とされる加入者情報
を維持し、全ての加入者に対して送り状、請求書、支払いなどを調査し更新する
ように機能する。加入者情報、OCP報告書、通信業者報告書に関連する報告書
は利用可能な報告書のタイプの一例である。加入者インターフェース296は加
入者データを含む登録フォームを受信し処理する。データは電子メール、ファッ
クス、通常の郵便などによって受信され、データは処理され、サーバーデータベ
ース282に入力される。
サーバーデータベースインターフェース286は処理器288をサーバーデー
タベース282に接続する。サーバーデータベースインターフェース286は処
理器からの全てのデータベース要求を取扱い、サーバーデータベース282のメ
ンテナンス(維持)に責任を持つ。個々のデータベースを示すサーバ−282の
詳細図が図10に示されている。サーバーデータベース282はOCPデータベ
ース300、距離/ローカル交換局データベース302、アクセスデータベース
304、加入者データベース306及びクライアントデータベース308を含む
。サーバーデータベースを含む全てのデータベースのために、サーバーデータベ
ースインターフェース286は処理器288からのデータベース要求のためのイ
ンターフェースとして役立つ。
図10を参照すると、OCPデータベース300は呼出し管理システム250
によってサポートされたローカル長距離市外通話料金についてのデータを含み、
次の区域をカバーする:ローカルLATA内/州内;LATA内/州間;LAT
A間/州内;州間;国際間(即ち、カナダ、メキシコ、ハワイ、プエルトリコ)
;ローカル及び海外。好ましい例では、OCPデータベース300は次のパラメ
ーターを含む:OCP名;OCPコード;通信業者コード;区域コード;OCP
ローカリティ;請求書作成法(即ち、使用量、NPA帯、均一料金など);料金
データ;日時依存性;年月日依存性;呼出し請求書作成パラメーター(即ち、初
期料金、時間外料金);料金期間特定(rate period specific(RPS))フ
ラグ;ボリュームディスカウント;漸減料金(tapering);ディスカウント国(
即ち、ディスカウント百分率−MCIの“friends and family”OCP);デ
ィスカウントNPA(即ち、MCIの“friends and family”);ディスカウ
ント電話番号(即ち、MCIの“friends and family”);プリペイド期間選
択;期間限定ディスカウント;ボリューム限定;通信業者同一性;連結される選
択OCP(即ち、他のOCP又は1−800呼出しの如き他のタイプの呼出しを
介して発信されるボリュームとの結合性)及び有効期間。
距離/ローカル交換局データベース302は全てのNPA/NXXの地図座標
(即ち、垂直及び水平(V&H)データ)を含む。このデータは呼出しがローカ
ル又は長距離呼出しであるかどうかを決定する目的のためにNPA/NXXによ
って示された呼出し位置と呼出し宛先の間の距離の計算を可能にし、長距離呼出
しの料金を計算する。
アクセスデータベース304はOCP及び地図に基づいて次の情報を含む:利
用性データ、区域及びアクセス法。利用性データはOCPが第1の長距離通信業
者としてだけ利用可能かどうか、第2の長距離通信業者として登録時に利用可能
かどうか、不定期呼出し(即ち、ジプシー)として利用可能かどうかを含む。各
NPAの各OCPのためのアクセス法は10−XXX,1−950−7D−ユー
ザー権限付与コード(UAC),1−800−7D−UAC,1−888−7D
−UAC(7Dは7つのダイヤル数字に等しい)を含んでもよい。
加入者データベース306は加入者から受け取った加入者データを含み、次の
ものを含む:加入者電話番号;加入者の主要な請求書アカウント;加入者ユーザ
ーID;ライセンスサイズ(即ち、回線接続装置の数);組織;加入者契約OC
P;電子メールアドレス;アカウント番号;登録データ;先月の支払い;加入者
の名前;電話番号;FAX番号;住所;OCP及び開始日を含む第1通信業者:
第2通信業者及び関係OCP(関連開始日);加入者の長距離初期ボリューム及
びクレジットカード呼出しの月次ボリューム及びボリュームディスカウント目的
のために合計される1−800回線。加入者登録データ、OCPデータ及び通信
業者データを追加/削除/修正するための手段が与えられる。
クライアントデータベース308は加入者との特別な同意に従って、共通のN
PA/NXXを有する加入者の各グループのため又は特定の領域の特定の加入者
及び関連データのために動的に引き出される。クライアントデータベースは完全
な又は部分的なデータベースを加入者又はクライアントにダウンロードするため
に必要なデータを与える。クライアントデータベースに含まれるデータは他のデ
ータベースから引き出され、その加入者に対してだけ関連する情報を含む。クラ
イアントデータベースは全てのアクセス可能なOCP、料金ステップ(料金計算
のためのマイルあたりの料金リング)、有効日キー及びローカル呼出しを考慮す
る交換局のリストを含む。アクセス可能なOCPは加入者が登録されている第1
の長距離通信業者OCP、加入者が第1の長距離通信業者以外で登録した他のO
CP及び全ての他の通信業者に対する不定期呼出し(即ち、ジプシー)によって
加入者の位置で利用可能な全てのOCPとして規定される。料金ステップは3つ
の部分を含む:ローカル呼出しに対する全てのNPA/NXXのリスト、料金ス
テップを決定するためにNPA及びNXXを要求する交換局のための詳細な料金
ステップ及び全体のNPAが1つの料金ステップに含まれるNPAのための非指
定NPA。有効日キーはクライアントのデータベースが有効である最新データで
ある。
ローカルクライアントコンピューター(図6)をより詳細に説明する。ローカ
ルクライアントコンピューターの詳細なブロック図は図11に示されている。ロ
ーカルクライアントコンピューター254は最小コスト経路指定装置274に接
続された処理器272、ユーザーインターフェースモジュール276、クライア
ントデータベースインターフェース278、呼出しアカウンティングモジュール
332、報告書作成モジュール334、通信業者品質及び性能監視装置330、
回線接続装置インターフェース284及びクライアントデータベース更新装置2
70を含む。ローカルクライアントコンピューターは最適な通信業者/LEC組
合せによって加入者発信呼出しを経路指定するように機能する。最適経路は性能
及び品質の如きパラメーターを考慮しながら全ての可能なOCPによる平均時間
の呼出しの予期される呼出し料金を計算し、次いで最適呼出し経路と関連する通
信業者を選択することによって決定される。
図11を参照すると、クライアントデータベース更新装置モジュール270は
処理器272と料金表データサーバー252の間のインターフェースを与える。
クライアントデータベース更新装置270は好適な方法(即ち、電子メール又は
FTP)によって料金表データサーバー252から部分的な又は完全なデータベ
ースダウンロードを受信し、メッセージを復号し、クライアントデータベースイ
ンターフェース278を介してクライアントデータベース280を更新する。い
ずれの商業的に入手可能なインターネットアプリケーションソフトウェアパッケ
ージも電子メール及びFTP機能を与えるために使用されてもよい。クライアン
トデータベースは下記ソースのいずれか又は全てから引き出されるデータを含む
:料金表データサーバーからダウンロードされるデータ、加入者によって入力さ
れるデータ及び局所的に収集されるデータ。
料金表データサーバーからダウンロードされるデータは既に記載した。加入者
によって入力されるデータは限定されないが、次のものを含む:加入者の名前;
加入者の電話番号;主アカウント番号;第1の通信業者及びOCP;第2の通信
業者及びOCP;中継又は電話回線の数;中央局(CO)回線又はPBX中継/
拡張及び各電話番号のための対応するPBXアクセスコード(必要な場合)を含
む1〜Nの電話番号;サイトに設けられた回線接続装置の数;1〜Kの回線接続
装置のための回線接続装置ID番号;無視される接頭部番号;OCPが選択され
る場合の好ましい国;OCPが選択される場合の好ましいNPA;OCPが選択
される場合の好ましい宛先;初期長距離呼出しボリューム;1〜800の通常ボ
リューム;クレジットカード通常呼出しボリューム;加入者によって使用される
ことが妨げられている長距離会社;ログファイルの長さ及びオンライン表示が必
要かどうか。局所的に収集されるデータは呼出しアカウンティングモジュール3
32によって集計される。呼出しアカウンティングモジュール332は一連のメ
ーター(meter)として機能し、最小コスト経路指定装置274のために必要な
データを与える。メーターはOCPごと、及び区域基準、平均呼出し長さについ
ての月次集計コスト、呼出し長さ分布表及び呼出し確立時間を与える。さらに、
呼出しアカウンティングモジュール332は定期的な報告書の作成のために加入
者呼出しデータをログし、最小コスト経路指定装置274のために必要な加入者
呼出し特性を計算するように機能する。呼出し分布ファイルは過去の呼出し履歴
に基づいて維持される。呼出し分布データ及びそれの呼出し料金についての影響
は呼出しのコストを見積る際に使用される。例えば、1.5分間の平均呼出しは
60秒/60秒請求書を使用して請求する低料金通信業者よりむしろ6秒/6秒
請求書を使用して請求する高料金通信業者を使用すると安価であろう。多くの短
時間呼出し(例えば10〜15秒)を行うユーザーは60秒/60秒請求書作成
より6秒/6秒請求書作成の方が好ましいだろう。
PBXに接続された本発明の例に対して、ローカルコンピューター254は呼
出しアカウンティングモジュール332によって収集される呼出しアカウンティ
ングデータに加えて又はその代わりに、ローカルインターフェースを介してPB
Xから直接に呼出しアカウンティングデータを受けてもよい。なぜならば、多く
の現在のPBXはビルトインされた呼出しアカウンティング機能を有するからで
ある。
局所的に収集される他のデータは通信業者性能監視装置330から出力された
データを含む。呼出し管理システム250を使用することは小さな通信業者の使
用を行いやすくするので、確立された呼出し接続の性能は異なる通信業者間の呼
出しを変更してもよい。通信業者の品質及び性能は確立した呼出しの百分率、呼
出し確立までの時間及び送信回線の音声品質によって測定される。確定された呼
出しの百分率は最初の試みで確立される呼出しを意味する。音声品質は電話機を
使用して加入者によって測定される。もし加入者が呼出しの音声品質を満足しな
いなら、“悪い(BAD)”の如き数字配列を入力して劣った品質を有するもの
として呼出しにフラグを立てる。システム250は各呼出しに関連する品質及び
性能関係データを収集し、通信業者の品質及び性能を監視できるようにする。下
記データが加入者から必要な介入なしで自動的に収集される。次の理由の1つの
ために確立されていない全ての呼出しが記録されるだろう:呼出し音の不足又は
話中音、密集音(速い話中音)が検知された又は呼出し時間が予期される最小量
より少なかった。さらに、手動的に収集されるデータは加入者が悪い“(bad)
”(即ち、ノイズなどのために接続品質が劣る)としてフラグを立てる全ての呼
出しを含む。悪い品質の通信業者の使用を避けるために、いったん通信業者が自
動的に又は加入者によって最初にフラグを立てられると、呼出しは第2の最小コ
スト通信業者に経路指定されるだろう。有限期間内の予め決められた数のフラギ
ングの後、通信業者は一定期間保留されるだろう。一週間内の一定数の保留後、
通信業者は一週間保留され、ユーザーはそれに応じて通知されるだろう。
通信業者性能監視装置330を使用して通信業者性能データを収集及び処理す
るのに加えて、処理器272は料金表データサーバー252から通信業者性能デ
ータを受信してもよい。料金表データサーバーはそれ自身の通信業者性能データ
を収集し、ダウンローディングによってローカルコンピューターに対してこのデ
ータを利用できるようにしてもよい。
ユーザーインターフェース276は加入者供給パラメーターを入力及び更新す
るためのセットアップスクリーンを与えるように機能する。加入者によって入力
されたデータは加入者の名前、住所、組織、ユーザーID、シリアル番号を含む
ライセンスサイズ(即ち、回線接続装置の数)、監視された電話番号、電子メー
ルアドレス、主アカウント番号、開始日を含む第1通信業者/OCP、開始日を
含む1〜Nの第2通信業者/OCP、初期長距離呼出しボリューム、通常1〜8
00呼出しボリューム、通常クレジットカード呼出しボリューム、登録日、好ま
しい電話、NPA、国、接続電話番号、接続ファクシミリ番号を含む。さらに、
ユーザーインターフェース276は次の情報を含む呼出し推移報告を表示する:
最後に使用されたOCP、呼出し宛先(電話番号及びテキスト)、現在及び最後
の呼出しに対する節約及びコスト。
報告書作成モジュール334は次の報告を作成するように機能する:節約報告
、呼出しアカウンティング報告及び不成功の報告。節約報告は第1交換局間通信
業者(PIC)(即ち、呼出し管理システムが使用されなかった場合)であるデ
フォルト通信業者を使用するのと比較して呼出し管理システムを使用することに
よって達成される節約を特定する。節約報告は先月の節約、呼出し管理システム
が設置されて以来の集計された節約及びデフォルト(PIC)以外の通信業者に
よって経路指定された呼出し及び先月の各呼出しに対する節約を示す。呼出しア
カウンティング報告は成功した呼出しの詳細を含む。呼出しはOCPごとに分類
され、カレンダー順に表される。呼出しアカウンティング報告は呼出された宛先
番号、宛先の都市、日時、時間、コスト及び関連する回線接続装置を示す。様々
な照会は様々な呼出しアカウンティング情報を見れるようにしてもよい。不成功
の呼出し報告は加入者によって典型的に使用され、低性能及び低品質の通信業者
の使用を阻止する。この報告は競合通信業者の中でサービスのグレードを監視す
ることを可能にする。報告は数字がダイヤルされた後、呼出し音又は話中音の不
検知又は密集音のため完了しなかった呼出しの詳細を含む。この報告についての
呼出しは通信業者ごとに分類される。報告での各入力は呼出された宛先番号、宛
先の都市、日時、呼出し時問及び使用中の回線接続装置を含む。
処理器272に接続された回線接続装置インターフェース284は処理器27
2とシステムに設置された1以上の回線接続装置258の間のインターフェース
を与えるように機能する。有線及び無線通信リンクはともに回線接続装置インタ
ーフェース284によってサポートされている。有線リンクをサポートするため
、回線接続装置インターフェース284は良く知られた従来のRS−232イン
ターフェースを含む。無線リンクに対して、回線接続装置284は良く知られた
RF又は赤外線の如き好適な従来の無線リンクを含む。各回線接続装置インター
フェース284はシステム内の回線接続装置のそれぞれと通信リンクを維持する
。
前述のように、最小コスト経路指定装置274は各呼出しに対して最小コスト
通信業者/OCPを決定し、ダイヤルする番号とともに必要なアクセスダイヤル
列を回線接続装置に与える。最小コスト経路指定装置への入力パラメーターは次
のものである:初期期間及び付加期間を含む基本料金、呼出し位置(即ち、呼出
し者の位置で利用可能な通信業者及び呼出しプラン、及びローカルを考慮する交
換局)、宛先のマイルあたりの料金及び生じる料金ステップ、初期期間及び付加
期間を含む請求書作成方式、呼出し管轄区域(即ち、ローカル呼出し、LATA
内、LATA間/州内、州間、国際間)、請求書作成方式(即ち、マイル数(距
離)依存、均一料金、帯)、日時依存、年週日依存、予期される呼出し時間、呼
出し時間の統計(即ち、呼出し者の呼出し習慣)、ボリュームディスカウント、
同じ主請求書アカウント(MBA)と関連する全ての回線に対する総計のボリュ
ームディスカウント、時間の有効な又は無効なボリューム及びディスカウント契
約、販売促進(即ち、ディスカウント期間に一定時間が安価な料金である。例え
ばAT&Tの Research Out America 呼出しプログラム)、プリペイド又は無
料ボリューム、ボリューム契約、ボリュームディスカウント計算、漸減料金(即
ち、異なるレベルの消費のための異なる価格)及びディスカウント国のために連
結されたOCP、エリアコード、電話番号(例えば、MCIの“friends andfa
mily”OCP、Sprintの“Most”)、無料日ダイヤル、ディスカウント国、NP
A、1−800通常ボリューム、クレジットカード通常ボリューム。幾つかの呼
出しはLCR機構によって変更されずにダイヤルされたように回線接続装置に戻
される。例えば、料金表が全く存在しない非法律的なNPA、サポートされてい
ない国コード及びNPA/NXXを有する番号である(即ち、1−800、1−
900、緊急サービス、コレクトコールなど)。
処理器272はローカルクライアントコンピューター内の1以上の進行中のク
ライアントプロセスを実行する。処理器内の呼出しプロセスは次のものを含む即
時事象駆動プロセスである:回線監視、数字収集及び分析、最小コスト経路指定
プロセス、回線接続装置インターフェース、呼出し推移表示及び呼出しロギング
。回線監視は呼出しの全ての段階中で活動され、システム内の全ての回線接続装
置の監視を含む。回線監視プロセスは各回線接続装置から電話回線状態情報を受
け、回線接続装置に従ってデータを配列し、各回線接続装置自体の状態を受信し
、かくして全てのダイヤルされた数字についての及び呼出し開始及び終了情報に
ついての情報を得る。それは各回線接続装置と通信を維持し、定期的に各回線接
続装置に“継続中(keep alive)”メッセージを送る。さらに、ダイヤルされ
た数字は呼出し中に収集され、呼出しロギングプロセスに報告される。
数字収集及び分析はオフフックになっている電話機によって喚起される。いっ
たんダイヤルされると、呼出し推移表示はユーザー又は加入者のために次の情報
を動的に更新する:ダイヤルされた番号、宛先都市、通信業者の識別、呼出し推
移段階、呼出し時間、呼出し集計動的コスト及び呼出しアカウンティング動的節
約。呼出しロギングプロセスは最小コスト経路指定装置によって処理された又は
処理されていない呼出し、接続が確立されなかった不良呼出し(即ち、呼出し及
び話中音が全くない、呼出しが短すぎた、密集音、確立時間が長すぎた、加入者
によって悪いとしてフラグを立てられた呼出しなど)。
呼出しプロセスに加えて、処理器272は前述した通信業者ごとのボリューム
計算及び通信業者品質及び性能評価プロセスを含む時間駆動プロセスを実行する
。ボリューム計算は月次基準の各通信業者のOCPのボリュームの計算及び平均
値の計算を含む。計算された平均ボリュームは通信業者ごとに予期されるボリュ
ームを決定し、ボリュームディスカウント入力へのポインタを再計算する。さら
に週ごとに行われたプロセスは次の式に従って予期されるボリュームを計算する
:
予期されるボリュームを計算することは通信業者の使用における月間ピーク又
は変化が新しいボリュームを生じる場合を除外するのに役立つ。もし週ごとに予
期されるボリュームが月ごとの平均ボリュームと異なる場合、適切なOCPがそ
れに応じて更新される。通信業者性能制御プロセスは定期的な基準で個々の通信
業者を使用からはずすかどうかを決定する。決定は前述のように自動的に収集さ
れた及び加入者によって手動的に入力されたデータに基づく。さらに、販売促進
の満了データは日基準で追跡される。各販売促進の満了データはOCPパラメー
ターデータに含まれる。
別の呼出し管理システムの例は最小コスト経路指定装置274、呼出しアカウ
ンティング装置332及び通信業者性能監視装置330のいずれの組合せを使用
して構成されてもよいことが注意される。しかしながら、好ましい呼出し管理シ
ステムの例は全ての3つの装置:最小コスト経路指定装置274、呼出しアカウ
ンティング装置332及び通信業者性能監視装置330を含む。
回線接続装置258をさらに詳細に記載する。回線接続装置は加入者の電話機
と電話ネットワークの間に位置される。前述したように、各回線接続装置はロー
カルクライアントコンピューターに対する通信リンクを維持する。電話がオフフ
ックになった後に加入者によってダイヤルされた全ての数字はローカルクライア
ントコンピューターに渡される。最小コスト経路指定装置に関係しない呼出しに
対して、ローカルクライアントコンピューターはダイヤルされた数字をダイヤル
されたように回線接続装置に戻す。回線接続装置は順にそれらの数字を電話ネッ
トワークに送信する。最小コスト経路指定装置によって無視される呼出しの例は
1−800呼出し、1−888呼出し、緊急サービス(即ち、911など)及び
オペレータに対する呼出し(即ち、0,0+,411など)である。図12に示
されているものは呼出し管理システムの回線接続装置部分の詳細なブロック図で
ある。回線接続装置258はパルス/トーン又はISDNダイヤル受信装置31
4に接続された処理器312、ローカルクライアントコンピューターインターフ
ェース316、LEC選択装置322、パルス/トーン又はISDNダイヤル装
置320、通過場所モジュール(pass through module)324及び回線監視
装置326を含む。処理器312は回線接続装置258の内部操作を制御するよ
うに機能する。パルス/トーン受信装置314は電話機に接続され、電話機を介
して加入者によってダイヤルされた数字を受信及び傍受するように機能する。傍
受された数字はさらなる取扱いをする処理器312に送られる。ローカルクライ
アントコンピューターインターフェース316はローカルクライアントコンピュ
ーターに対する有線又は無線通信リンクを与えるように適応される。有線リンク
に対して、ローカルクライアントコンピューターインターフェースは標準RS−
232インターフェース又はパラレルI/O、ユニバーサルシリアルバス(US
B)、PCIの如きPCバス拡張のような他のPCインターフェースを実現して
もよく、それらの全ては業界で良く知られている。もし無線リンクが回線接続装
置とローカルクライアントコンピューターの間で使用されるなら、良く知られた
標準RF又は赤外線通信リンクが実現される。ローカルクライアントコンピュー
ター内の回線接続装置インターフェース284(図11)はキャリア(通信業者
)検知多重アクセス/衝突検出(CSMA/CD)(標準イーサネットで使用さ
れる方式)と同様のプロトコルを実現することによって多重回線接続装置を取扱
うように適応される。
パルス/トーン又はISDNダイヤル装置320は処理器312に接続され、
電話機にダイヤルされる数字の列を受信する。パルス/トーン又はISDNダイ
ヤル装置320はLEC選択装置322に接続される。LEC選択装置322は
パルス/トーン又はISDNダイヤル装置320の出力を1以上のLECに接続
する。処理器312からの制御信号はどのLECにパルス/トーン又はISDN
ダイヤル装置320が接続されるかを決定する。LEC選択装置322を介する
LECからの電話回線は通過場所324に接続され、それは回線接続装置258
が活動されていないとき(即ち、パワーダウン)、透過性になるように機能する
。通過場所324のデフォルト状態は回線に対して透過性に活動することである
。この状態では、加入者によってダイヤルされた数字は電話回線に透過的に渡さ
れる。通過場所324は処理器312を介して制御することができる。
電話機と電話回線の間に接続された回線監視装置326は常に通過場所の両側
で電話回線を監視するように機能する。オフフック状態及び連続ダイヤルトーン
信号が回線で検知されると、処理器312は通過場所324を開放し、電話ネッ
トワークから電話機を切断し、“オフフック(off-hook)”信号をローカルクラ
イアントコンピューターに送る。回線監視装置は回線を監視し、ネットワーク信
号を電話機に送る。ダイヤルされた全ての数字はパルス/トーン又はISDNダ
イヤル受信装置314によって捕獲され、電話回線で送信されることを防止し、
接続コマンドを受けるまでローカルクライアントコンピューターに報告されるだ
ろう。接続コマンドを受けとると、処理器312は通過場所324を透過性状態
にし、電話機を電話ネットワークに接続する。接続回線コマンドが受けとれた後
、回線監視装置は次の事象を聞き、関連動作とともに返答する:応答された呼出
し(即ち、呼出しパーティが呼出しに答えた)−“音声”メッセージがローカル
クライアントコンピューターに送られる;ダイヤルトーン調子(cadence)−“
ダイヤルトーン”メッセージがローカルクライアントコンピューターに送られる
;呼出し調子−“呼出し”メッセージがローカルクライアントコンピューターに
送られる;話中調子−“話中”メッセージがローカルクライアントコンピュータ
ーに送られる;密集調子−“密集(congestion)”メッセージがローカルクライ
アントコンピューターに送られる。上記リストは例としてだけ存在し、他のもの
を用途に従って含めてもよい。
本発明の呼出し管理システムを使用して即時呼出し経路指定する方法を説明す
るフローチャートが図13に示されている。プロセスの各工程は上で詳細に開示
されているが、図13に示されたフローチャートは本発明の方法を理解する際に
むしろ有用であろう。まず、ユーザーによってダイヤルされた呼出しはPBXI
20(図2)又は回線接続装置258(図6〜8)のいずれかによって傍受され
る(工程350)。ユーザーによって入力されたダイヤル情報は捕獲及び記憶さ
れる(工程352)。次いで、呼出しのための最適な経路が決定される(工程3
54)。次のファクターのいずれか又は全てがどの通信業者で呼出しを行うかに
関する決定に考慮されてもよい:(1)呼出しのための最小コスト経路、(2)
局所的に導かれた又はダウンロードされた通信業者性能データ又は(3)ユーザ
ーの呼出し履歴。最適呼出しが決定された後、アクセス及び/又は権限付与コー
ドがダイヤル列に加えられる(工程356)。次いで呼出しがダイヤルされる(
工程358)。次いで内部データ構造は先程ダイヤルされた呼出しを考慮して適
切に更新される(工程360)。
本発明の好ましい例に従って構成された呼出し管理システムの一例の高水準ブ
ロック図が図14に示されている。呼出し管理システム(一般に参照番号410
によって参照される)はデータサーバー412、ローカルクライアントコンピュ
ーター416及び1以上の回線接続装置418を含む。システム410は住宅及
びビジネス電話サービスで通常使用されるものの如きアナログ回線にインターフ
ェースする。データサーバー412は料金表及び加入者関連データを保持する。
料金表情報はローカル及び長距離会社を含む異なる通信業者のデータを含む。料
金表データは各位置の各電話会社から入手可能な異なる料金方式をカバーする。
料金表データは定期的に又は料金表の変更時の如き別の予定でローカルコンピュ
ーター416にダウンロードされる。データサーバー412は通信ネットワーク
414によってローカルコンピューター416に接続される。通信ネットワーク
は通常電話回線、専用回線、インターネット、ローカルエリアネットワーク(構
内通信網(LAN))、ワイドエリアネットワーク(広域ネットワーク(WAN
))、電子掲示板サービス(BBS)などを通じて一対のモデムの如き好適なタ
イプの通信リンク又はネットワークを含んでもよい。
図14で1〜Kで表された多数の回線接続装置418が電話機424と公衆電
話ネットワークの間に設置されている。電話機424に加えて、回線接続装置4
18は電話ダイヤル機能(即ち、付属のファックス/モデムカード)を有する1
以上のパーソナルコンピューター425に接続されてもよい。回線接続装置は電
話及びコンピューターに加えてファクシミリ装備及びモデムに接続可能である。
公衆電話ネットワークは1〜Nで表された1以上のローカル交換局通信業(LE
C)によって表される。各LECは順に1〜Mで表された1以上の長距離通信業
者422に接続される。加入者によってなされた長距離電話呼出しはN個の長距
離通信業者422の1つによってなされる。各回線接続装置418は通信リンク
を介してローカルクライアントコンピューター416と通信する。通信リンクは
有線又は無線(即ち、RF、赤外線など)であってもよく、双方通信チャネルで
ある。呼出しがなされると、回線接続装置418の1つは接続された電話機42
4を通って加入者によってダイヤルされた数字を傍受し、通信業者選択テーブル
を使用して呼出しのための最適経路を決定し、変換されたダイヤル列を生成する
。変換されたダイヤル列は回線接続装置418によって直接ダイヤルされる。好
ましい例では、各回線接続装置418はN個のLECのいくつかに接続すること
ができる。1以上のLECが利用可能であるとき、回線接続装置は通信業者選択
データベースを使用して、最適な長距離通信業者に加えて最適なLECを決定し
、呼出しをそのLECに向ける。
ローカルコンピューター416はデータサーバー412から料金表データベー
スを受けとり、回線接続装置による使用のためにそれをカスタマイズする。ロー
カルクライアントコンピューター416はパーソナルコンピューター(PC)又
は他の好適なコンピューティング手段であり、それは回線接続装置からアップロ
ードされた呼出し履歴及び呼出しアカウンティングデータを処理するように機能
する。収集されたデータは呼出しアカウンティング、予期されるボリュームディ
スカウント計算及び呼出し節約報告のための基礎として役立つ。ローカルクライ
アントコンピューター416を1以上の回線接続装置418に接続することがで
きる。好ましくは回線接続装置はシステム内の全ての電話機に接続される。これ
は各呼出しを傍受し、通信業者選択データベースに従って最適な通信業者を決定
して呼出しを行うことによって最大の節約を与える。各接続装置は有線又は無線
通信リンクを介してローカルクライアントコンピューター416に接続される。
回線接続装置及び料金表データサーバーに加えて、ローカルクライアントコンピ
ューターをより詳細に記載する。
構内交換(PBX)システムに接続された本発明の好ましい例に従って構成及
び操作される呼出し管理システムを説明するブロック図が図15に示されている
。図15に示されたシステムは図14のそれと同様であるが、PBX430に対
するシステムの接続を強調する。PBX430に接続されているものは1以上の
電話拡張機432である。図15のシステム410の操作は回線接続装置418
が小又は中規模オフィスのPBX電話システムで通常使用されるものの如き中継
局にインターフェースすること以外、図14に示されたシステムのそれと同一で
ある。さらに、全ての回線接続装置はその箱とローカルコンピューターの間で1
つの共通の通信チャネルを共有する単一装置内に収納することができる。
回線接続装置が通信ネットワーク414に直接接続されている、本発明の別の
好ましい例に従って構成及び操作される呼出し管理システムを説明するブロック
図が図16に示されている。この好ましい例では、データサーバー412、回線
接続装置418及びローカルコンピューター416は全て通信ネットワークに直
接接続される。
本発明の別の好ましい例では、呼出し管理システムは図17に示されたように
ローカルコンピューター416なしで構成されている。この例では、ローカルコ
ンピューターによって遂行される機能はデータサーバー412によって実施され
る。回線接続装置は同じことを操作するが、ローカルコンピューターに対してよ
りむしろ通信ネットワークを通ってデータサーバーと通信する。従って、通信業
者選択データベースはデータサーバーによって作られ、通信ネットワークを通っ
て回線接続装置に送られる。回線接続装置は呼出しアカウンティング情報をデー
タサーバーにアップロードし、それは通信業者選択データベースの作成において
情報を分析する。
通信ネットワーク(即ち、インターネット又は他の好適なネットワーク)41
4は料金表データサーバー412とローカルコンピューター416の間の通信路
を形成する。システムは電子メール(SMTP)、ファイル転送プロトコル(F
TP)、gopher及びワールドワイドウェブ(WWW)などの限定されない例を含
むインターネット上で利用可能な様々な標準アプリケーションの使用を含めるこ
とができる。さらに、ローカルコンピューター416は無線リンク(即ち、RF
、赤外線など)を介して1以上の回線接続装置418に接続される。
この例では、ユーザーインターフェースはローカルコンピューターによってよ
りむしろデータサーバー412によって与えられる。データサーバーについての
ユーザーインターフェースはHTTP、ウェブサイトの標準言語を使用して書か
れた1以上のウェブページを含んでもよい。通信ネットワーク414としてイン
ターネットを使用する加入者はデータサーバーサイトに接続してデータサーバー
からデータを受けとったり、データをデータサーバーに与えることができる。従
って、加入者の個人データ(例えば、交渉されたディスカウント、加入した任意
の呼出しプラン、最も多くダイヤルされたエリアコード、国及び電話番号、クレ
ジット、個人ボリューム又は期間契約など)は加入者によってデータサーバーに
直接入力することができる。盗聴に対するプライバシー保護は暗号化可能安全ウ
ェブサーバー及び加入者暗号化可能クライアントウェブブラウザを使用するデー
タサーバーによって得ることができる。
図14〜17に示された例では、システム410は住宅/ビジネスユーザー又
は小さなPBX430(図15)のユーザーのための呼出し管理を行うために適
応される。回線接続装置418はPBXシステムの中継局又は住宅/ビジネスシ
ステムの各拡張と結合される。各回線接続装置は有線又は無線通信リンクを介し
てローカルコンピューター416(図14及び15)に接続されるか又は通信リ
ンクを介して通信ネットワーク(図16及び17)に直接接続される。各回線接
続装置は1以上のLEC420に接続され、それらは順に1以上の遠距離通信業
者422を通って長距離呼出しを行う。
データサーバー412をより詳細に記載する。データサーバー412は処理器
、サーバーデータベースインターフェース、請求書作成システム、サーバーデー
タベース、クライアント通信モジュール、報告書作成システム及び加入者インタ
ーフェースモジュール(図示せず)を含む。データサーバー412の機能は各加
入者に地理的位置に関連する現在の料金表データを与えること、ローカルコンピ
ューター416の呼出し管理プロセスが呼出しのための最適経路を決定できるよ
うにすることである。データサーバーは加入者位置に適応されたデータでローカ
ルコンピューターに維持されたクライアントデータベースを更新する。それは加
入者が与えた情報に基づくこともできる。加入者の位置はナンバリングプランエ
リア(NPA)及びローカル交換局(NXX)に従って記憶される。
データサーバーは通信リンクを介してローカルコンピューターと通信する。デ
ータサーバー内の処理器はクライアント通信モジュールの操作を監督し、それは
データサーバーとローカルコンピューターの間の全ての通信を取扱う。本発明の
呼出し管理システムは料金表に対する進行中の変化、通信業者の任意の呼出しプ
ラン(OCP)、ナンバリングプラン変化及び交換局の地理的施設の変化をクラ
イアントデータベースに反映させるための更新機構を含む。サーバー通信は電子
メール(e−mail)又はFTPの如き好適な手段によって行うことができる。加
入者は次の方法のいずれか1つで更新を受けるように選択することができる:料
金表変化ごとに又は定期的に。両ケースでは、全体のデータベースをダウンロー
ドすることができるか又は関連データベーストランザクションのみを送ることが
必要である。さらに、加入者又はクライアントはデータベース送信を開始するこ
とができる。完全なデータベースをダウンロードするか又はその一部だけをダウ
ンロードするか又は電子メールを介して加入者に送られる。ローカルクライアン
トコンピューターは次いでダウンロード又は電子メールメッセージから関連デー
タを抽出し、そのクライアントデータベースを更新する。
データサーバー内の処理器に接続された請求書作成システムはシステムサービ
スが月次基準で販売される場合に請求書作成目的のために必要とされる加入者情
報を維持し、全ての加入者のために送り状、請求書、支払書などを追跡及び更新
するように機能する。報告システムは様々なタイプの報告書を作成するように機
能する。加入者情報に関連する報告、OCP報告及び通信業者報告は利用可能な
報告のタイプの例である。加入者インターフェースは加入者データを含む登録デ
ータを受信及び処理する。データは電子メール、ファックス、通常郵便などによ
って受信され、データは付属のサーバーデータベースに処理及び入力される。
サーバーデータベースインターフェースはデータサーバーの処理器をサーバー
データベースに接続する。サーバーデータベースインターフェースは処理器から
の全てのデータベース要求を取扱い、サーバーデータベースの維持に対して責任
がある。サーバーデータベースは料金データベース、距離/ローカル交換局デー
タベース、通信業者アクセスデータベース、加入者データベース及びクライアン
トデータベースを含む。サーバーデータベースを含む全てのデータベースに対し
て、サーバーデータベースインターフェースはデータサーバー処理器からのデー
タベース要求のためのインターフェースとして役立つ。
OCPデータベースは呼出し管理システムによってサポートされたローカル遠
距離料金OCPについてのデータを含み、下記表に掲載された呼出し価格決定パ
ラメーター欄を含む。全ての欄は全てのOCPに対して形成されたものでないこ
とが注意される。1.OCP名
2.OCPコード
3.通信業者コード
4.サービスタイプ:直接ダイヤル、クレジットカード呼出し、オペレーター呼
出し、情報サービス、緊急など
5.連結される任意のOCP(即ち、他のOCP又は1−800及びクレジット
カード呼出しの如き他のタイプの呼出しを介して発信されるボリュームとの結合
性)
6.有効期間
7.漸減料金(tapering)
8.料金期間特定(RPS)フラグ
9.日時(TOD)依存性
10.日、即ち、仕事日、日曜日、土曜日又は休日依存性
11.請求書作成方法、即ち、マイル数請求帯、均一、NPA(エリアコード帯)
12.請求書作成パラメーター、即ち、初期期間(時間及び価格)、付加期間(時
間及び価格)
13.通信業者関係(PIC、加入、ジプシー/不定期)
14.呼出し付加費用
15.不定期/ジプシー呼出しとしての利用性
16.不定期/ジプシー呼出し付加費用:顧客が加入していない電話会社を介する
呼出し;呼出し区域(例えば国内又は国際)に従って変えてもよい
17.期間契約ディスカウント(百分率)
18.同じ電話所有者ディスカウント(百分率):発信及び宛先が同じ会社に属す
る;マルチサイトの会社に対して
19.同じ電話所有者ディスカウント(固定量):発信及び宛先が同じ会社に属す
る;マルチサイトの会社に対して
20.予め選択された電話番号ディスカウント(例えば“friends and family”
)
21.予め選択されたNPAディスカウント
22.予め選択された国ディスカウント
23.同じ電話会社ディスカウント
24.個人交渉ディスカウント
25.組織ディスカウント(百分率)
26.追加ディスカウント(百分率)又はクレジット(固定)に関する特定時間限
定販売促進
1.遡及ボリュームディスカウント:異なる区域TODに対して異なることがで
きる
2.遡及ボリュームディスカウント限界:通信業者はある限界を超えてディスカ
ウントを与えないことがある
3.予め契約されたボリュームディスカウント
4.最小契約(使用にかかわらず支払われるボリューム)
5.プリペイド呼出しボリューム
6.同じ電話会社ディスカウント
7.最もしばしば呼出されるNPAディスカウント
8.最もしばしば呼出される番号ディスカウント(例えばSprintの“most”)
9.最もしばしば呼出される国ディスカウント
距離/ローカル交換局データベースは全てのNPA/NXXの地図座標(垂直
及び水平(V&H)データ)を含む。このデータは呼出し区域を決定する目的の
ためNPA/NXXによって表される呼出し位置と呼出し宛先の間の距離の計算
を可能にする。
アクセスデータベースはOCPごとの基準及び位置基準(それはNPAに関連
してもしなくてもよい)の次の情報を含む:利用性データ、区域及びアクセス法
。利用性データはOCPが第1の長距離通信業者としてだけ利用可能かどうか、
第2の長距離通信業者として登録すると利用可能かどうか、不定期呼出し(即ち
、ジプシー)として利用可能かどうかを含む。各NPA内の各OCPのためのア
クセス法は10−XXX,1−950−7D−ユーザー権限付与コード(UAC
),1−800−7D−UAC,1−888−7D−UAC(7Dは7個のダイ
ヤルされた数字である)。
加入者データベースは加入者から受け取った加入者データを含み、次のものを
含む:加入者電話番号、加入者の主な請求書作成アカウント、加入者ユーザーI
D、ライセンスサイズ(即ち、回線接続装置の数)、組織、加入者契約OCP、
電子メールアドレス、アカウント番号、登録データ、先月支払い、加入者名前、
電話番号、ファックス番号、アドレス、OCP及び開始日を含む第1の通信業者
、第2通信業者及び関連するOCP及び開始日、加入者長距離初期ボリューム及
びクレジットカード呼出しの月次ボリューム及びボリュームディスカウント計算
目的のために合計される1−800回線。加入者登録データ、OCPデータ及び
通信業者データを追加/削除/変更する手段が与えられる。
クライアントデータベースは加入者との特定の取決めに従って共通のNPA/
NXXを有する加入者の各グループのために又は特定の領域及び関連データのた
めの特定の加入者のために動的に引き出される。クライアントデータベースは完
全な又は部分的なデータベースを加入者又はクライアントにダウンロードするた
めに必要なデータを与える。クライアントデータベースに含まれるデータは他の
データベースから引き出され、その加入者だけに関連する情報及び彼らの位置を
含む。クライアントデータベースは全てのアクセス可能なOCPのリスト、料金
ステップ(料金計算のために区域に従ったマイル数料金リング)及び有効日キー
を含む、アクセス可能なOCPは加入者が登録及び加入してもよい第1の長距離
通信業者OCP、加入者が加入してもよい又は彼らの第1の長距離通信業者以外
に登録される他のOCP及び全ての他の通信業者に対して不定期呼出し(即ち、
ジプシー)を介して加入者の位置で利用可能な全てのOCPとして定義される。
料金ステップは3つの部分を含む:ローカル呼出しに対する全てのNPA/NX
Xのリスト、料金ステップを作るためにNPA及びNXXの両方を要求する交換
局のための詳細な料金ステップ及び完全なNPAが1つの料金工程に含まれるN
PAのための非指定NPA。有効日キーはクライアントのデータベースが有効で
ある最新データである。
本発明のローカルクライアントコンピューターを説明する詳細なブロック図が
図18に示されている。ローカルコンピューター416はローカルコンピュータ
ーの操作を管理するための処理器478を含む。処理器478に接続されている
ものはデータサーバーインターフェース470、多重回線接続装置(LU)管理
モジュール472、呼出しアカウンティングモジュール474、報告書作成モジ
ュール476、回線接続装置データベース作成モジュール480、回線接続装置
インターフェース488及びユーザーインターフェース482である。また、処
理器478に接続されているものは次のものである:個人データベース486、
呼出し統計データベース485及び呼出しアカウンティングデータベース。
また、図18にはデータサーバー412に接続された、既に述べた料金表デー
タベース413も示されている。データサーバー412はデータサーバーインタ
ーフェース470を通って通信ネットワーク414を介してローカルコンピュー
ター416に通信する。回線接続装置418は回線接続装置インターフェース4
88を介してローカルコンピューターと通信する。
本発明の回線接続装置を説明する詳細なブロック図が図19に示されている。
回線接続装置内の制御装置は回線接続装置の内部操作を管理するように機能する
。制御装置440に接続されているものはローカルコンピューターインターフェ
ース442、通信業者選択モジュール448、ボリューム集計モジュール450
、性能監視装置456及び呼出し履歴ロギングモジュール444である。さらに
、制御装置440は通信業者選択データ462、呼出し履歴データ464及び性
能データ466を保持するためのデータベースを含む。また、ダイヤル受信装置
446及び回線監視装置/通過場所452は制御装置440に及び電話機又はP
BX拡張に接続されている。ダイヤル装置458及び回線監視装置452はLE
C選択装置460を介してLEC420に接続されている。
回線接続装置内のダイヤル受信装置446はパルス/トーン又はISDNダイ
ヤル信号を復号することができる。同様に、ダイヤル装置458はパルス/トー
ン又はISDN信号を送信することができる。パルス/トーンダイヤル受信装置
は電話機又はPBX拡張に接続され、電話機を介して加入者によってダイヤルさ
れた数字を受信及び傍受する。ローカルコンピューター内の回線接続装置インタ
ーフェース488は通信業者検知多重アクセス/衝突検出(CSMA/CD)と
同様のプロトコル又は他の好適な多重ドロッププロトコルを実現することによっ
て多重回線接続装置を取扱うことができる。
回線接続装置418は加入者の電話機と電話ネットワークの間に位置される。
前述のように、各回線接続装置はローカルコンピューターに対する通信リンクを
維持する。電話がオフフックになった後に加入者によってダイヤルされる全ての
数字は回線接続装置によって傍受及び処理される。呼出し管理システムに関係し
ない呼出しに対して、回線接続装置はダイヤルされた番号をダイヤルされたよう
にダイヤル装置に戻す。ダイヤル装置はそれらの数字を電話ネットワークに送信
する。最小コスト経路指定装置よって無視される呼出しの例は1−800呼出し
、1−888呼出し、1−900呼出し、コスト選択の余地がない呼出し、宛先
がシステムによって認識されていない呼出し(例えば新しいエリアコード)、緊
急サービス(即ち、911など)及びオペレーターへの呼出し(即ち、0,0+
,411など)である。
パルス/トーン又はISDNダイヤル装置458は制御装置440に接続され
、数字の列を受け取って電話回線にダイヤルさせる。パルス/トーン又はISD
Nダイヤル装置458はLEC選択装置460に接続されている。LEC選択装
置はパルス/トーン又はISDNダイヤル装置の出力を1以上のLECに接続す
る。制御装置440からの制御信号はパルス/トーン又はISDNダイヤル装置
をどのLECに接続するかを決定する。LEC選択装置460を介するLECか
らの電話回線はまた通過場所452に接続され、それは回線接続装置418が活
動していないとき(即ち、パワーダウンしているとき)に透過性になるように機
能する。通過場所のデフォルト状態は回線に対して透過性に行動することである
。この状態では、加入者によってダイヤルされた数字は電話回線に対して透過的
に渡される。通過場所の状態は制御装置440を介して制御される。
電話機と電話回線の間に接続された回線監視装置452は常に通過場所の両側
で電話回線を監視するように機能する。オフフック状態及び連続ダイヤルトーン
信号が回線で検知されると、制御装置440は通過場所を開放し、電話ネットワ
ークから電話機を切断する。しかしながら、ユーザーは電話ネットワークによっ
て発信されるトーンをなお聞くことができる。回線監視装置は回線を監視し、ネ
ットワーク信号を電話機に送信する。ダイヤルされた全ての数字はダイヤル受信
装置446によって捕獲され、電話機に送信されることを防止する。呼出しのた
めの最適経路を決定し、要求された番号をダイヤルすると、制御装置440は通
過場所452を透過性状態にし、電話機を電話ネットワークに接続する。接続回
線コマンドを受信した後、回線接続装置は次の事象を聞き、回線接続装置で局所
的に処理される関連活動とともに返答する:応答される呼出し(即ち、呼出され
た者が呼出しに応答した)−“音声”メッセージが生成される;ダイヤルトーン
調子−“ダイヤルトーン”メッセージが生成される;呼出し調子−“呼出し(ri
ng)”メッセージが生成される;話中調子−“話中(busy)”メッセージが生成
される;密集調子−“密集(congestion)”メッセージが生成される。ISDN
が利用される事象では、適切なISDN信号が生成される。上記事象は回線接続
装置の内部で処理され、ローカルコンピューターに報告されないことが注意され
る。上記リストは例示としてのみ与えられ、他のトーンも用途によって含めても
よい。
本発明の好ましい例では、ローカルコンピューターはデータサーバーと多重回
線接続装置の間の媒介物として利用する。呼出しごとの基準での実際の通信業者
選択はローカルコンピューターによってではなく、個々の基準で各回線接続装置
によってなされる。通信業者データは通信ネットワークを介してデータサーバー
からローカルコンピューター送信され、回線接続装置データベース作成モジュー
ル480によってローカルコンピューターで処理される。ローカルコンピュータ
ーは順に通信業者選択データベースを各回線接続装置にダウンロードする。回線
接続装置は次いで通信業者選択データベースを使用して最適な通信業者/LEC
組合せを介して加入者発信呼出しを経路指定する。
図18及び19を参照すると、データサーバーインターフェースモジュール4
70は処理器478とデータサーバー412の間のインターフェースを与える。
データサーバーインターフェース470は好適な方法(即ち、電子メール又はF
TP)によってデータサーバー412から部分的な又は完全なデータベースダウ
ンロードを受ける。いずれの商業的に入手可能なインターネットアプリケーショ
ンソフトウェアパッケージも電子メール及びFTP機能を与えるために使用され
てもよい。データサーバーによってローカルコンピューターに送られたデータは
その個々の加入者の位置に対して局所的に限定される。データはNPA/NXX
によって体系づけられた料金ステップ情報及びその位置に関連する他のデータを
含む。個人データベース486内に記憶された局所的に限定されたデータは次の
起源のいずれか又は全てから引き出されるデータを含む:データサーバーからダ
ウンロードされたデータ、加入者によって入力されたデータ又は回線接続装置を
介して局所的に収集されたデータ。
加入者によって入力されたデータは限定されないが、次のものを含む:加入者
の名前、加入者の電話番号、主アカウント番号、第1通信業者及びOCP、第2
通信業者及びOCP、中継又は電話回線の数、中央局(CO)回線又はPBX中
継局/拡張を含む1〜Nの電話番号及び各電話番号のための対応するPBXアク
セスコード(もし必要なら)、サイトに設置される回線接続装置の数、1〜Kの
回線接続装置のための回線接続装置ID番号、無視される接頭番号、OCPが選
択される場合の好適な国、OCPが選択される場合の好適な宛先、初期長距離呼
出しボリューム、ボリューム及び期間契約、個人ディスカウント、1−800通
常ボリューム、クレジットカード通常呼出しボリューム、加入者による使用を禁
止された長距離会社及びオンライン表示が必要かどうか。局所的に収集されたデ
ータは回線接続装置内の呼出し履歴ロギングモジュール444を介して集計され
、所望によりそこで処理されるべきローカルコンピューターにアップロードされ
てもよい(例えば、報告書作成)。ローカルコンピューター内の呼出しアカウン
ティングモジュール474は一連のメーターとして機能し、ボリュームを集計し
、回線接続装置データベース作成モジュール480のために必要なデータを与え
る。メーターはOCPごと及び区域ごとの基準の月次集計コスト、平均呼出し長
さ及び呼出し長さ分布テーブル及び呼出し確立時間を与える。さらに、呼出しア
カウンティングモジュール474は定期的な報告の作成のための加入者呼出しデ
ータにログし、通信業者選択データベース462の作成のために要求される加入
者呼出し特性を計算するように機能する。呼出し分布プロファイルは過去の呼出
し履歴に基づいて維持される。呼出し分布データ及びその呼出し価格決定に対す
る影響は呼出しのコストを見積る際に使用される。例えば、1.5分間の平均呼
出しは60秒/60秒請求書作成を使用して請求する安価な通信業者よりむしろ
6秒/6秒請求書作成を使用して請求する高価な通信業者を使用すると安くなる
だろう。多くの短い時間の呼出しを行うユーザー(例えば10−15秒)は60
秒/60秒請求書作成より6秒/6秒請求書作成の方が好ましいだろう。
PBXに接続された本発明の例について、ローカルコンピューター412は呼
出しアカウンティングモジュール474によって収集されかつ呼出し履歴ロガー
444によってログされる呼出しアカウンティングデータに加えて又はその代わ
りに、ローカルインターフェースを介してPBXから直接呼出しアカウンティン
グデータを受信してもよい。なぜならば多くのモデムPBXは呼出しアカウンテ
ィング及び呼出しロギング(即ち、呼出し報告)機能ビルトインを有するからで
ある。
局所的に収集される他のデータは性能監視装置456から出力されたデータを
含む。本発明の呼出し管理システムを使用することは小さな通信業者の使用を奨
励することであるので、確立された呼出し接続の性能は呼出しから呼出しを異な
る通信業者に対するものに変えてもよい。通信業者の品質及び性能は確立された
呼出しの百分率、呼出し確立までの時間及び伝送回線の音声品質によって測定さ
れる。確立した呼出しの百分率は最初の試みで確立された呼出しを意味する。音
声品質は電話機を使用する加入者によって測定される。もし加入者が呼出しの音
声品質に満足しないなら、“悪い(BAD)”の如き数字配列を入力して劣った
品質を有するものとして呼出しにフラグを立ててもよい。システム410は各呼
出しに関係する品質及び性能関連データを収集し、通信業者の品質及び性能を監
視できる。次のデータが加入者から必要な介入なしで自動的に収集される。次の
理由によって確立されていない全ての呼出しが記録されるだろう:呼出し音又は
話中音、密集音(即ち、速い話中音)が検知された又は呼出し時間が予め決めら
れた最小時間より短かった。さらに、手動的に収集されるデータは加入者が“悪
い”(即ち、ノイズなどのため接続の品質が劣る)としてフラグを立てる全ての
呼出しを含む。悪い品質の通信業者の使用を避けるために、いったん通信業者が
自動的に又は加入者によって最初にフラグを立てられると、呼出しは第2の最小
コスト通信業者に経路指定されるだろう。有限期間内に予め決められた数のフラ
グ立てがなされると、通信業者は一定期間保留されるだろう。一週問で一定数の
保留がなされると、通信業者は一週間保留され、それに応じて使用者は知らされ
るだろう。
性能監視装置456を使用して通信業者性能データを収集及び処理することに
加えて、処理器制御装置440はローカルコンピューター416を介してデータ
サーバーから通信業者性能データを受信してもよい。データサーバーはそれ自身
の通信業者性能データを収集し、このデータをダウンロードによってローカルコ
ンピューターに利用可能にさせてもよい。
ユーザーインターフェース482は加入者供給パラメーターを入力及び更新す
るためのセットアップスクリーンを与えるように機能する。加入者によって入力
されるデータは加入者の名前、住所、組織、ユーザーID、シリアル番号を含む
ライセンスサイズ(即ち、回線接続装置の数)、監視される電話番号、電子メー
ルアドレス、主アカウント番号、開始日を含む第1通信業者/OCP、開始日を
含む1〜Nの第2の通信業者/OCP、初期長距離呼出しボリューム、通常1−
800呼出しボリューム、通常クレジットカード呼出しボリューム、登録日、好
ましい電話、NPA、国、接続電話番号、ボリューム及び期間契約、接続ファク
シミリ番号を含む。さらに、ユーザーインターフェースは次の情報を含む呼出し
推移報告を表示する:最後に使用したOCP、呼出し宛先(電話番号及びテキス
ト)、現在及び過去の呼出しについてのコスト及び節約。
報告書作成モジュール476は次の報告を作成するように機能する:節約報告
、呼出しアカウンティング報告及び不成功の呼出し報告。節約報告は第1の交換
局間通信業者(PIC)である(即ち、呼出し管理システムが使用されない場合
)デフォルト通信業者を使用するのと比較して呼出し管理システムを使用するこ
とによって達成される節約を特定する。節約報告は先月の全体の節約、呼出し管
理システムが設置されて以来の集計された節約及びデフォルト(PIC)以外の
通信業者によって経路指定された呼出し及び先月の各呼出しについての節約を示
す。呼出しアカウンティング報告は成功した呼出しの詳細を含む。呼出しはOC
Pごとに分類され、カレンダ¥順に表される。呼出しアカウンティング報告は呼
出された宛先番号、宛先の都市、日時、時間、コスト及び関連接続装置を示す。
様々な照会は様々な呼出しアカウンティング情報を見て行ってもよい。不成功の
呼出し報告は低性能及び低品質通信業者の使用を阻止するために加入者によって
典型的に使用される。この報告は競合通信業者の中でサービスのグレードを監視
することができる。報告は数字がダイヤルされた後に呼出し及び話中音が全く検
知されないか又は密集音のため完了しなかった呼出しの詳細を含む。この報告に
ついての呼出しは通信業者ごとに分類される。報告書の各入力は呼出された宛先
番号、宛先都市、データ、日時、呼出し時間及び使用中の回線接続装置を含む。
処理器478に接続された回線接続装置インターフェース488は処理器とシ
ステム内に設置された多重回線接続装置418の間のインターフェースを与える
ように機能する。有線又は無線通信リンクは回線接続装置インターフェースによ
ってサポートされる。有線リンクをサポートするため、回線接続装置インターフ
ェースは良く知られた従来のRS−232インターフェースを含む。無線リンク
に対して、回線接続装置インターフェースは良く知られたRF又は赤外線の如き
好適な従来の無線リンクを含む。各回線接続装置インターフェースはシステム内
の回線接続装置のそれぞれと通信リンクを維持する。
通信業者選択データベースは回線接続装置データベース作成モジュール480
によってローカルコンピューターによって作成され、各回線接続装置にダウンロ
ードされ、通信業者選択データベース462に記憶される。回線接続装置内の通
信業者選択モジュール448は通信業者選択データベースを使用して各呼出しの
ために最適な経路を決定し、ダイヤル装置にダイヤルされるべき番号とともに必
要なアクセスダイヤル列接頭部を与える。回線接続装置データベースへの入力パ
ラメーターは上で与えた表中のパラメーターを含み、掲載された決定性及び統計
パラメーターの両方を含む。さらに、次のパラメーターは通信業者選択テーブル
を構成する際に回線接続装置データベース作成者によって使用される。
1.予期される呼出し時間
2.呼出し時間統計分布
3.1つのアカウントに結合される別の電話回線から集計されたボリューム
4.ボリュームディスカウントのために集計された呼出しボリューム(例えば
、1−800、クレジットカード呼出し、携帯電話など)
5.漸減料金(即ち、異なるレベルの消費に対する異なる価格)
6.呼出し履歴に従って予測さえるディスカウントされる国(例えばSpringの
“Most”)
7.呼出し履歴に従って予測されるディスカウントされるエリアコード(例え
ばSpringの“Most”)
8.呼出し履歴に従って予測されるディスカウントされる電話番号
幾つかの呼出しは回線接続装置によって変更されずにそのままダイヤルされる
。例えば非法律的なNPAの番号、サポートされていない国のコード及び料金表
が全く存在しないNPA/NXX(即ち、1−800、1−900、緊急サービ
ス、コレクトコールなど)がある。
上記のように、回線接続装置はダイヤルされた各呼出しのための最適経路を決
定する。ダイヤル列はダイヤル受信装置によって受信され、最適経路は回線接続
装置によって決定され、ダイヤル装置によってダイヤルされる。いったん通信業
者選択データベースが回線接続装置にダウンロードされると、呼出しを最適に経
路指定するためにローカルコンピューターの部分で更なる行動をする必要は全く
ない。充分な処理力とメモリーを与えるなら、回線接続装置はデータサーバーに
よって送られる料金表データベースを使用して呼出しのために上記表に掲載され
た全てのパラメーターを考慮して最適経路を決定できるだろう。このデータベー
スは位置、OCP及び距離によって構成された未加工の料金表データを含む。し
かしながら、十分に大きなメモリーサイズを有する処理器を使用して未加工の料
金表データを処理できる回線接続装置はコスト的に効果的でないだろう。もしパ
ワフルでなくてもコスト的に効果的な処理器が使用されるなら、結果を遅延する
大きな処理は禁止される。従って、回線接続装置によって行われなければならな
い処理を減らすために料金表データベースの簡略版が回線接続装置にダウンロー
ドされ、通信業者選択データベースに送られる。データベースは加入者の位置か
ら発信する料金ステップによって構成される。任意の地図位置を中心とする料金
ステップゾーンを説明する図が図20に示されている。各円490は2つの料金
ステップの間の境界を表す。異なる管轄区域(即ち、LATA内、州間など)は
異なる料金ステップを構成する。2つの円の間のエリアは同じ区域内で一定の料
金を有するゾーンを表す。料金ステップは各通信業者の料金ステップを表すよう
に選択される。全ての通信業者は同じ料金ステップ構成を有しないので、通信業
者選択データベースを構成するために使用される料金ステップはいずれか1つの
通信業者のそれより微細である。
データサーバーからローカルコンピューターに送られるデータベースは国内の
各NPA/NXX(例として米国を使用する)に対する入力及び各外国に対する
入力を含む。ここで、NPAは“011”であり、NXXは国コードを表す。こ
れは初めに100000以上の入力に達する。各入力についてあらゆる他のNP
A/NXXに対する料金表が掲載されている。コストを減らすために安価な処理
器及びメモリーを含む回線接続装置は各呼出しのための最適経路を決定する際に
許容できない遅れを生じるだろう。従って、データベース内の入力の数は料金ス
テップごとに全ての宛先のNPA/NXXを構成することによって代表的なNP
A/NXXに対してかなり減少される。ある位置では、完全なNPA又はそれの
少なくとも大きな部分が単一料金ステップ内に含められ、かくして各NXXを別
々に掲載する必要がなくなる。各料金ステップ円490間のスペースは通信業者
に基づく等しい料金のエリアを表す。各通信業者は各料金ステップについてそれ
自身の料金割合を設定している。
国際及び海外の呼出しは同じ方式で取扱われる。各国はその国コードに従って
それ自身の料金ステップを割り当てられる。このようにして国際呼出しは国内呼
出しと同様に取扱われる。
回線接続装置に逐次ダウンロードされるローカルコンピューター内の通信業者
選択テーブルを構成する方法の論理フローを説明する擬似コードが下に与えられ
ている。
上記のように、ローカルコンピューター内の回線接続装置データベース作成モ
ジュールは通信業者選択データベースを構成する。データベース自体は日のタイ
プ(例えば平日、週末、休日など)によってまず構成される。各日のタイプにつ
いて、データは料金ステップによって構成される。各料金ステップについて、各
OCPのためのコストが日時に従って計算される。各OCPのコストを決定する
際に利用される要因は上記の擬似コードに略述されている。いったんコストが各
OCPについて決定されると、OCPはコストの増加ごとに並べられた通信業者
選択データベース中に置かれる。
この方式を使用して、呼出しごとに回線接続装置によって要求される処理は大
きく減らされる。呼出しのための最適経路を決定する方法は極めてすばやく行う
ことができるテーブルルックアップ操作に減少させられる。テーブルルックアッ
プは回線接続装置にダウンロードされた通信業者選択データベースにおいて好適
な入力を選択することを伴う。もしテーブルの最初の入力がある理由(例えばそ
れが“悪い”通信業者リストに載っている)のため許容されないなら、回線の次
の通信業者が選択される。計算は必要なく、他の別のテーブルルックアップが要
求される。
データサーバーから受信された未加工の料金表データに加えて、回線接続装置
データベース作成モジュールは通信業者選択データベースを構成する際に個人デ
ータベース486、呼出し統計データベース485及び呼出しアカウンティング
データベース484に含まれるデータも利用することに注意することが重要であ
る。
本発明の呼出し管理システムを使用して即時呼出し経路指定をする方法が図2
1に示されている。この方法はユーザーによってなされた呼出しを処理している
間に回線接続装置のそれぞれによって行われる。まず、ユーザーによってダイヤ
ルされた数字はダイヤル受信装置446(図19)によって傍受される(工程5
00)。次いでこれが処理されるべき呼出しであるかどうか(最適かどうか)を
決定する(工程502)。上記のように、一定の呼出しが処理されない(例えば
緊急サービス、オペレーター、料金無料など)。もし呼出しが処理されるべきで
ないタイプのものであるなら、それはダイヤル装置458を使用してすぐにダイ
ヤルされ(工程504)、方法を終了する。
もし呼出しが処理されるべきなら、それは呼出しが国内か又は国際かどうかを
決定する(工程506)。もしそれが国際呼出しであるなら、料金ステップは国
コードに従って決定される(工程508)。もしそれが国内呼出しであるなら、
料金ステップはNPA/NXXに従って決定される(工程510)。次いでテー
ブルルックアップは料金ステップ、週日、日時、通信業者が好ましいかどうかに
基づいて通信業者選択データベースで行われ、ボリュームを集計する(工程51
4)。
いったん通信業者が選択されると、通信業者が権限付与コードを必要かどうか
を決定する(工程516)。もしそうでないなら、ダイヤルされたダイヤル接頭
部は単に“10”(又は新しい通信業者に対する“101”)プラス通信業者の
IDコード(CIC)である(工程526)。続いて、傍受された番号がダイヤ
ルされる(工程528)。
もしコードが必要なら、通信業者のアクセス番号がまず工程526のようにダ
イヤルされ(工程518)、次いで確認音(confirmation tone)が受信された
後(工程520)、権限付与コードがダイヤルされる(工程522)。別の確認
音が受信されると(工程524)、もともと傍受された番号がダイヤルされる(
工程528)。
傍受された番号がダイヤルされた後、回線事象(即ち、呼出し中、話中など)
が回線接続装置によってログされる。これらの事象は所望により呼出しデータの
後処理のためローカルコンピューターに定期的に送信される。各事象はローカル
コンピューターによって処理される前に個々に時間刻印される。
制御装置440(図19)は回線接続装置内の1以上の処理を実行する。呼出
しプロセスは次のことを含む即時イベント駆動プロセスである:回線監視、数字
収集及び分析、通信業者選択及び呼出しロギング。回線監視は呼出しの全ての段
階中に活動的であり、システム内の全ての回線接続装置の監視を含む。ローカル
コンピューター内のマルチ−LU管理モジュール472(図18)はオフライン
通信を取扱う。それは各電話回線からボリューム及び通信業者使用量を集計する
ために通信業者選択データベースを全ての回線接続装置にダウンロードし、各接
続回線から呼出しアカウンティングデータをアップロードする。呼出しアカウン
ティングモジュール474は各回線接続装置から電話回線状態を受信し、回線接
続装置に従ってデータを配置し、各回線接続装置の状態を受信し、かくして全て
のダイヤルされた数字について及び呼出し開始及び終了情報についての情報を得
る。ローカルコンピューターは各回線接続装置との通信を維持し、定期的に“活
動中(keep alive)”メッセージを各回線接続装置に送る。
回線接続装置内の数字収集及び分析プロセスはオフフックになっている電話機
によって喚起される。いったんダイヤルされると、ローカルコンピューター内の
呼出し推移表示はユーザー又は加入者のために次の情報を動的に更新する:ダイ
ヤルされた番号、宛先の都市、通信業者の識別、呼出し推移段階、呼出し時間、
呼出し集計動的コスト及び呼出しアカウンティング動的節約。呼出しロギングプ
ロセスは回線接続装置によって処理された及び処理されなかった呼出し、接続が
確立されなかった不完全な呼出し(即ち、呼出し音又は話中音が全くなかった、
呼出しが短すぎた、密集音、呼出し確立時間が長すぎた、加入者によって悪いも
のとしてフラグを立てられた呼出しなど)をログする。
呼出しプロセスに加えて、回線接続装置内の制御装置は前述の通信業者ごとの
ボリューム計算及び通信業者品質及び性能評価プロセスを含む時間駆動プロセス
を実行する。さらに、ローカルコンピューターにアップロードされたデータはい
つ新しい通信業者選択データベースが作成されるために必要かを決定するために
使用される。ボリューム計算は月次基準で各通信業者のOCPのボリュームを計
算し、平均を算出することを含む。計算された平均ボリュームは通信業者ごとに
予期されるボリュームを決定し、通信業者選択データベースの計算のためのボリ
ュームディスカウント入力へのポインタを再計算するために使用される。さらに
、週ごとに行われるプロセスは次の式に従って予期されるボリュームを計算する
予期されるボリュームを計算することは通信業者の使用における月間ピーク又
は変化が新しいボリュームを生じる場合を除外するのに役立つ。もし週ごとに予
期されるボリュームが月ごとの平均ボリュームと異なる場合、通信業者選択デー
タベースが更新され、回線接続装置にダウンロードされ、適切なOCPがそれに
応じて更新される。性能監視制御プロセスは定期的な基準で個々の通信業者を使
用から除外するかどうかを決定する。決定は前述のように自動的に収集されたデ
ータに基づき、加入者によって手動的に入力される。さらに、販売促進の満了デ
ータはローカルコンピューター内で日基準で追跡される。各販売促進の満了デー
タはOCPパラメーターデータに含まれる。
本発明を限られた数の例に関して記載したが、本発明の多くの変形例、修正例
及び他の用途を作ることができることが認識されるだろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年9月9日(1997.9.9)
【補正内容】
請求の範囲
1.ユーザーによってなされた電話呼出しのための最適経路を決定及び確立す
るための最小コスト経路指定装置であって、前記最小コスト経路指定装置が少な
くとも1つの電話回線に接続され、前記装置は下記のものを含む:
ユーザーによってダイヤルされた数字を傍受するための傍受手段;
料金及び電話呼出し関連情報を記憶するための記憶装置;
電話回線上に数字をダイヤルするための電話ダイヤル装置;
前記料金表及び電話呼出し関連情報及び予期される呼出しコストを利用して前
記電話呼出しのための最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置であっ
て、前記最小コスト経路指定装置が前記最適経路のために選択された通信業者に
相当するダイヤル接頭部を生成し、前記ダイヤル接頭部をユーザーによってダイ
ヤルされた前記数字に付加するように操作される;及び
前記電話ダイヤル装置がダイヤル接頭部及びユーザーによってダイヤルされた
前記数字の前記組合せを電話回線上にダイヤルするように操作する。
2.ローカル及び長距離通信業者についての料金表関連情報を含むデータベー
スを維持するためのデータサーバーをさらに含み、前記データサーバーが前記記
憶装置において保持される前記料金表データを定期的に更新するように操作する
請求の範囲1の装置。
3.前記データサーバーが前記記憶装置に更新された料金表情報を送信するた
めのデータ通信手段を含む請求の範囲2の装置。
4.前記ローカル及び長距離通信業者が中央交換局(Central switching Of
fices)、交換局間通信業者、交換局内通信業者、国際間通信業者、ファックス
記憶及び送信プロバイダー、コールバックプロバイダーの群から選択される請求
の範囲1の装置。
5.前記最小コスト経路指定装置が呼出し履歴情報を作成するための手段を含
む請求の範囲1の装置。
6.前記最小コスト経路指定装置がボリュームディスカウント(料金)を電話
呼出しに適用するかどうかを決定するための手段を含む請求の範囲1の装置。
7.前記最小コスト経路指定装置が予期される呼出しコストを決定する際に利
用される呼出し時間を含む電話呼出しの統計を決定するために前記呼出し履歴情
報を利用するための手段を含む請求の範囲1の装置。
8.前記電話ダイヤル装置が次のもの:セントレックス交換局(CTX)、構
内交換設備(PBX)、携帯電話、パーソナルコンピューターのいずれか1つの
一部として形成される請求の範囲1の装置。
9.ユーザーによってなされた電話呼出しのための最適経路を決定及び確立す
るためのパーソナルコンピューターベースの最小コスト経路指定装置であって、
前記最小コスト経路指定装置が少なくとも1つの電話回線に接続され、前記装置
は下記のものを含む:
ユーザーからなされた電話呼出しを構成する数字を入力するためのユーザーイ
ンターフェース装置;
料金及び電話呼出し関連情報を記憶するための記憶装置;
電話回線上に数字をダイヤルするための電話ダイヤル装置;
前記料金表及び電話呼出し関連情報及び予期される呼出しコストを利用して前
記電話呼出しのための最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置であっ
て、前記最小コスト経路指定装置が前記最適経路のために選択された通信業者に
相当するダイヤル接頭部を生成し、前記ダイヤル接頭部をユーザーによってダイ
ヤルされた前記数字に付加するように操作される;及び
前記ダイヤル装置がダイヤル接頭部及びユーザーによってダイヤルされた前記
数字の前記組合せを電話回線上にダイヤルするように操作する。
10.ローカル及び長距離通信業者及びローカル交換局についての料金表関連情
報を含むデータベースを維持するためのデータサーバーをさらに含み、前記デー
タサーバーが前記記憶装置において保持される前記料金表データを定期的に更新
するように操作する請求の範囲9の装置。
11.前記ローカル及び長距離通信業者が中央交換局(Central switching Off
ices)、交換局間通信業者、交換局内通信業者、ファックス記憶及び送信プロバ
イダー、コールバックプロバイダーの群から選択される請求の範囲9の装置。
12.前記最小コスト経路指定装置が呼出し履歴情報を作成するための手段を含
む請求の範囲9の装置。
13.前記最小コスト経路指定装置がボリュームディスカウントを電話呼出しに
適用するかどうかを決定するための手段を含む請求の範囲9の装置。
14.前記最小コスト経路指定装置が予期される呼出しコストを決定する際に利
用される呼出し時間を含む電話呼出しの統計を決定するために前記呼出し履歴情
報を利用するための手段を含む請求の範囲9の装置。
15.前記データサーバーが前記記憶装置に更新された料金表情報を送信するた
めのデータ通信手段を含む請求の範囲10の装置。
16.前記データサーバーが前記記憶装置に更新された料金表情報をインターネ
ットを介して送信するためのデータ通信手段を含む請求の範囲10の装置。
17.PBXのユーザーによってなされる電話呼出しのための最適経路を決定及
び確立するための構内交換設備(PBX)ベースの最小コスト経路指定装置であ
って、前記PBXが少なくとも1つの電話回線に接続され、前記装置は下記のも
のを含む:
ユーザーによってダイヤルされかつPBXによって傍受された数字を受けるた
めの入力手段;
料金表及び電話呼出し関連情報を記憶するための記憶装置;
前記料金表及び電話呼出し関連情報及び予期される呼出しコストを利用して前
記電話呼出しのための最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置であっ
て、前記最小コスト経路指定装置が前記最適経路のために選択された通信業者に
相当するダイヤル接頭部を生成し、前記ダイヤル接頭部をユーザーによってダイ
ヤルされた前記数字に付加するように操作される;及び
前記最小コスト経路指定装置がダイヤル接頭部及びユーザーによってダイヤル
された前記数字の前記組合せを電話回線上にダイヤルするためにPBXに送るよ
うに操作する。
18.ローカル及び長距離通信業者についての料金表関連情報を含むデータベー
スを維持するためのデータサーバーをさらに含み、前記データサーバーが前記記
憶装置において保持される前記料金表データを定期的に更新するように操作する
請求の範囲17の装置。
19.前記データサーバーが前記記憶装置に更新された料金表情報を送信するた
めのデータ通信手段を含む請求の範囲18の装置。
20.前記データサーバーが前記記憶装置に更新された料金表情報をインターネ
ットを介して送信するためのデータ通信手段を含む請求の範囲18の装置。
21.前記ローカル及び長距離通信業者が中央交換局、交換局間通信業者、交換
局内通信業者、ファックス記憶及び送信プロバイダー、コールバックプロバイダ
ーの群から選択される請求の範囲17の装置。
22.前記最小コスト経路指定装置が呼出し履歴情報を作成するための手段を含
む請求の範囲17の装置。
23.前記最小コスト経路指定装置がボリュームディスカウントを電話呼出しに
適用するかどうかを決定するための手段を含む請求の範囲17の装置。
24.前記最小コスト経路指定装置が予期される呼出しコストを決定する際に利
用される呼出し時間を含む電話呼出しの統計を決定するために前記呼出し履歴情
報を利用するための手段を含む請求の範囲17の装置。
25.前記電話ダイヤル装置が次のもの:セントレックス交換局(CTX)、構
内交換設備(PBX)、携帯電話、パーソナルコンピューターのいずれか1つの
一部として形成される請求の範囲17の装置。
26.少なくとも1つの電話回線上でユーザーによってなされた電話呼出しのた
めの最適経路を決定及び確立するための方法であって、前記方法が下記工程を含
む:
データベース内に料金表及び電話呼出し関連情報を記憶する;
ユーザーからなされた電話呼出しを構成する数字を得る;
前記料金表及び電話呼出し関連情報及び予期される電話呼出しコストを利用し
て前記電話呼出しのための最適経路を決定する;
前記最適経路のために選択された通信業者に相当するダイヤル接頭部を生成す
る;
前記ダイヤル接頭部をユーザーによってダイヤルされた前記数字に付加する;
及び
ダイヤル接頭部とユーザーによってダイヤルされた前記数字の前記組合せを電
話回線上にダイヤルする。
27.加入者によってなされた電話呼出しのための最適経路を決定するための呼
出し管理システムであって、前記電話呼出しがK個の電話回線を介して前記シス
テムに接続されたN個のローカル交換局通信業者の1つを通って経路指定され、
各ローカル交換局通信業者がM個の長距離通信業者の1つに接続され、前記シス
テムが下記のものを含む:
ローカル及び長距離通信業者、ローカル交換局、電話交換局位置関連データ及
び加入者についての料金表関連情報を含むデータベースを管理するための料金表
データサーバー;
前記料金表データサーバーをローカルクライアントコンピューターに接続する
第1通信リンク;
前記加入者の位置に関する料金表情報、前記加入者の位置からアクセス可能な
任意の呼出しプラン又は前記加入者に加入されている任意の呼出しプランを含む
クライアントデータベースを維持するための前記ローカルクライアントコンピュ
ーターであって、前記最適経路を決定するための前記ローカルクライアントコン
ピューター;
電話機、前記N個のローカル交換局通信業者及び前記ローカルクライアントコ
ンピューターに接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、前記加入者
によってダイヤルされた数字を傍受し、前記K個の電話回線の1つを監視し、前
記最適経路に相当する前記ローカルクライアントコンピューターからのダイヤル
列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の電話回線の前記1つに送信するための
少なくとも1つの回線接続装置;及び
前記ローカルクライアントコンピューターを前記少なくとも1つの回線接続装
置に接続する第2通信リンク。
28.前記料金表データサーバーが下記のものを含む請求の範囲27のシステム
:
前記料金表データサーバーの操作を制御するための処理器;
前記処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、前
記処理器によって発行されたデータベース要求を実行するためのサーバーデータ
ベースインターフェース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデータベー
スであって、前記データベースはローカル及び長距離通信業者についての料金表
関連情報を含む;及び
前記処理器に及び前記第1通信リンクに接続されたクライアント通信モジュー
ルであって、前記処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間の通信
を管理するためのクライアント通信モジュール。
29.前記料金表データシステムが下記のものを含む請求の範囲27のシステム
:
前記処理器に接続された報告書作成システムであって、自動的に及び手動的に
前記システムによって収集されたデータから報告書を作成するための報告書作成
システム;及び
前記処理器に接続された加入者インターフェースであって、加入者供給データ
の収集及び維持を管理するための加入者インターフェース。
30.前記サーバーデータベースが下記のものを含む請求の範囲27のシステム
:
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された任意の呼出しプラン
データベース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された距離/ローカル交換
局データベース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された通信業者アクセスデ
ータベース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された加入者データベース
;及び
前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたクライアントデータ
ベース。
31.前記第1通信リンクが電話回線を含む請求の範囲27のシステム。
32.前記第1通信リンクがインターネットを含む請求の範囲27のシステム。
33.前記ローカルクライアントコンピューターが下記のものを含む請求の範囲
27のシステム;
前記ローカルクライアントコンピューターの操作を管理するための処理器;
前記処理器に接続されたクライアントデータベース更新モジュールであって、
前記クライアントデータベース更新モジュールが前記料金表データサーバーから
のデータベースダウンロードを受信及び処理する;
前記処理器に接続された回線接続装置インターフェースであって、前記少なく
とも1つの回線接続装置に前記処理器を接続するための回線接続装置インターフ
ェース;
前記処理器に接続された最小コスト経路指定装置であって、前記加入者によっ
てなされた呼出しのための最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置で
あって、通信業者ダイヤル列を戻し、それに応じて前記呼出しを経路指定する最
小コスト経路指定装置;
前記処理器に接続されたユーザーインターフェースであって、前記処理器と前
記加入者の間のインターフェースを与えるためのユーザーインターフェース;
前記加入者の位置及び前記加入者の呼出し選好に関する料金表データを保持す
るクライアントデータベース;
前記処理器に接続されたクライアントデータベースインターフェースであって
、前記クライアントデータベースインターフェースが前記処理器と前記クライア
ントデータベースの間のインターフェースを与える;
前記処理器に接続された呼出しアカウンティングモジュールであって、前記呼
出しアカウンティングモジュールが前記加入者によってなされた呼出しをログし
、加入者呼出し特性を決定する;及び
前記処理器に接続された通信業者品質及び性能監視モジュールであって、接続
の品質及び性能に基づいて前記長距離通信業者の選択を管理するための通信業者
品質及び性能監視モジュール。
34.前記処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含む請求の範囲3
3のシステム。
35.前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル
クライアントコンピューターを接続するRS−232リンクを含む請求の範囲2
7のシステム。
36.前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル
クライアントコンピューターを接続する無線ラジオ周波数リンクを含む請求の範
囲27のシステム。
37.前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル
クライアントコンピューターを接続する無線赤外線リンクを含む請求の範囲27
のシステム。
38.前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものを含む請求の範囲27の
システム:
前記回線接続装置の操作を制御するための処理器;
前記処理器に接続されたダイヤル受信装置であって、前記ダイヤル受信装置が
前記加入者によってダイヤルされた数字を傍受し、前記処理器に前記数字を送信
する;
前記処理器に接続されたダイヤル装置であって、前記ダイヤル装置が前記処理
器からダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の電話回線の1つにダイ
ヤルさせる;
前記処理器に接続されたローカルクライアントコンピューターインターフェー
スであって、前記ローカルクライアントコンピューターインターフェースが前記
処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間にインターフェースを与
える;
前記処理器に接続された通過場所(pass through)であって、前記通過場所
が第1及び第2状態を有し、前記第1及び第2状態がともに前記処理器によって
制御され、前記第1状態は前記K個の電話回線の前記1つから前記電話機をブロ
ックし、前記第2状態は前記K個の電話回線の前記1つに前記電話機を接続する
;
前記処理器に接続された回線監視装置であって、前記回線監視装置が前記K個
の電話回線の前記1つで発信する信号を検知及び傍受する;及び
前記K個の電話回線を介して前記ダイヤル装置、前記処理器及び前記N個のロ
ーカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であって、前記ロー
カル交換局通信業者は前記処理器によって生成された制御信号に従って前記N個
のローカル交換局通信業者の1つに前記ダイヤル装置を接続する。
39.前記ダイヤル受信装置がパルス及び二重トーン多重周波数トーンを検知及
び復号する請求の範囲38のシステム。
40.前記ダイヤル受信装置が統合デジタル通信ネットワークサービス(ISD
N)信号方式情報を検知及び復号する請求の範囲38のシステム。
41.構内交換設備(PBX)のユーザーによってなされた電話呼出しのために
最適経路を決定するための呼出し管理システムであって、前記電話呼出しのそれ
ぞれがK個の中継回線を介して前記システムに接続されたN個のローカル交換局
通信業者の1つを通って経路指定され、各ローカル交換局通信業者がM個の長距
離通信業者の1つに接続され、前記システムが下記のものを含む:
ローカル及び長距離通信業者についての料金表関連情報を含むデータベースを
管理するための料金表データサーバー;
ローカルコンピューターに前記料金表データサーバーを接続する第1通信リン
ク;
前記加入者の位置に関する料金表情報、前記加入者の位置からアクセス可能な
任意の呼出しプラン又は前記加入者に加入された任意の呼出しプランを含むクラ
イアントデータベースを維持するための前記ローカルクライアントコンピュータ
ーであって、前記最適経路を決定するための前記ローカルクライアントコンピュ
ーター;
ユーザーの電話機と前記K個の中継回線の1つの間に接続された少なくとも1
つの回線接続装置であって、前記少なくとも1つの回線接続装置が前記ローカル
クライアントコンピューターに接続され、前記PBXによって出力された数字を
傍受し、前記K個の中継回線の前記1つを監視し、前記最適経路に相当する前記
ローカルクライアントコンピューターからのダイヤル列を受信し、前記ダイヤル
列を前記K個の中継回線の前記1つに送信するための少なくとも1つの回線接続
装置;及び
前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカルコンピューターを接続する
第2通信リンク。
42.前記データサーバーが下記のものを含む請求の範囲41のシステム:
前記料金表データサーバーの操作を制御するための処理器;
前記処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、前
記処理器によって発行されるデータベース要求を実行するためのサーバーデータ
ベースインターフェース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデータベー
スであって、前記サーバーデータベースがローカル及び長距離通信業者について
の料金表関連情報を含む;及び
前記処理器に及び前記第1通信リンクに接続されたクライアント通信モジュー
ルであって、前記処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間の通信
を管理するためのクライアント通信モジュール。
43.前記料金表データシステムが下記のものを含む請求の範囲42のシステム
前記処理器に接続された報告書作成システムであって、自動的に及び手動的に
前記システムによって収集されたデータから報告書を作成するための報告書作成
システム;及び
前記処理器に接続された加入者インターフェースであって、加入者供給データ
の収集及び維持を管理するための加入者インターフェース。
44.前記サーバーデータベースが下記のものを含む請求の範囲42のシステム
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された任意の呼出しプラン
データベース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された距離/ローカル交換
局データベース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された通信業者アクセスデ
ータベース;
前記サーバーデータベースインターフェースに接続された加入者データベース
;及び
前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたクライアントデータ
ベース。
45.前記第1通信リンクが電話回線を含む請求の範囲41のシステム。
46.前記第1通信リンクがインターネットを含む請求の範囲41のシステム。
47.前記ローカルクライアントコンピューターが下記のものを含む請求の範囲
41のシステム;
前記ローカルクライアントコンピューターの操作を管理するための処理器;
前記処理器に接続されたクライアントデータベース更新モジュールであって、
前記クライアントデータベース更新モジュールが前記料金表データサーバーから
のデータベースダウンロードを受信及び処理する;
前記処理器に接続された回線接続装置インターフェースであって、前記少なく
とも1つの回線接続装置に前記処理器を接続するための回線接続装置インターフ
ェース;
前記処理器に接続された最小コスト経路指定装置であって、前記加入者によっ
てなされた呼出しのための最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置で
あって、通信業者ダイヤル列を戻し、それに応じて前記呼出しを経路指定する最
小コスト経路指定装置;
前記処理器に接続されたユーザーインターフェースであって、前記処理器と前
記加入者の間のインターフェースを与えるためのユーザーインターフェース;
前記加入者の位置及び前記加入者の呼出し選好に関する料金表データを保持す
るクライアントデータベース;
前記処理器に接続されたクライアントデータベースインターフェースであって
、前記クライアントデータベースインターフェースが前記処理器と前記クライア
ントデータベースの間のインターフェースを与える;
前記処理器に接続された呼出しアカウンティングモジュールであって、前記呼
出しアカウンティングモジュールが前記加入者によってなされる呼出しをログし
、加入者呼出し特性を決定する;及び
前記処理器に接続された通信業者性能監視モジュールであって、接続の品質及
び性能に基づいて前記長距離通信業者の選択を管理するための通信業者性能監視
モジュール。
48.前記処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含む請求の範囲4
7のシステム。
49.前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル
クライアントコンピューターを接続するRS−232リンクを含む請求の範囲4
1のシステム。
50.前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル
クライアントコンピューターを接続する無線ラジオ周波数リンクを含む請求の範
囲41のシステム。
51.前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル
クライアントコンピューターを接続する無線赤外線リンクを含む請求の範囲41
のシステム。
52.前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものを含む請求の範囲41の
システム:
前記回線接続装置の操作を制御するための処理器;
前記処理器に接続されたダイヤル受信装置であって、前記ダイヤル受信装置が
前記加入者によってダイヤルされた数字を傍受し、前記処理器に前記数字を送信
する;
前記処理器に接続されたダイヤル装置であって、前記ダイヤル装置が前記処理
器からダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の中継回線の1つにダイ
ヤルさせる;
前記処理器に接続されたローカルクライアントコンピューターインターフェー
スであって、前記ローカルクライアントコンピューターインターフェースが前記
処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間にインターフェースを与
える;
前記処理器に接続された通過場所であって、前記通過場所が第1及び第2状態
を有し、前記第1及び第2状態がともに前記処理器によって制御され、前記第1
状態は前記K個の中継回線の前記1つから前記電話機をブロックし、前記第2状
態は前記K個の中継回線の前記1つに前記電話機を接続する;
前記処理器に接続された回線監視装置であって、前記回線監視装置が前記K個
の中継回線の前記1つで発信する信号を傍受する;及び
前記K個の中継回線を介して前記ダイヤル装置、前記処理器及び前記N個のロ
ーカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であって、前記ロー
カル交換局通信業者は前記処理器によって生成された制御信号に従って前記N個
のローカル交換局通信業者の1つに前記ダイヤル装置を接続する。
53.前記ダイヤル受信装置がパルス及び二重トーン多重周波数トーンを検知及
び復号する請求の範囲52のシステム。
54.前記ダイヤル受信装置が統合デジタル通信ネットワークサービス(ISD
N)信号方式情報を検知及び復号する請求の範囲52のシステム。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,
CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H
U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ
,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM
,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN
【要約の続き】
定期的な基準で更新される。ローカルコンピューターの
料金表データベースは例えばインターネット上のFTP
又は電子メールによって定期的な基準で更新される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 下記工程を含む、ユーザーによってダイヤルされた電話呼出しを行うため 遠隔通信業者のグループから最適な遠隔通信業者を決定する方法: 前記ユーザーによってダイヤルされた前記電話呼出しを表わすダイヤル数字の 列を傍受する; 前記ダイヤル数字を利用して前記電話呼出しのための前記最適な遠隔通信業者 を決定する; 前記最適な遠隔通信業者を使用して前記電話呼出しを行う。 2. 最適な遠隔通信業者を決定する工程が前記電話呼出しのための最小コスト 経路に基づく通信業者を選択する工程を含む請求の範囲1の方法。 3. 最適な遠隔通信業者を決定する工程が前記遠隔通信業者によってなされる 接続の品質及び性能に基づいて前記遠隔通信業者のグループ内で遠隔通信業者を 選択する工程を含む請求の範囲1の方法。 4. 最適な遠隔通信業者を決定する工程が前記ユーザーの過去の呼出し履歴に 基づいて前記遠隔通信のグループ内で遠隔通信業者を選択する工程を含む請求の 範囲1の方法。 5. 適切なアクセス及び/又は権限付与コードを前記ダイヤル列に付加する工 程をさらに含む請求の範囲1の方法。 6. 前記ユーザーによってダイヤルされた前記電話呼出しを考慮するために適 切な内部テーブルを更新する工程をさらに含む請求の範囲1の方法。 7. 下記のものを含む遠隔通信呼出し管理システム: 電話呼出しを行うために電話番号をダイヤルするための少なくとも1つの電話 ダイヤル呼出し装置; 少なくとも1つの最小コスト経路指定装置であって、各最小コスト経路指定装 置が電話サービスプロバイダーの料金表の対応する経路指定データベースを有し 、前記各最小コスト経路指定装置が前記対応する経路指定データベースの情報か ら、どの電話サービスプロバイダーを前記電話呼出しを実行するために利用する かを決定する; 更新された料金表情報が入力されると前記経路指定データベースのそれぞれの 料金表情報を電気的に更新するデータベース更新装置;及び 電話呼出しの統計及び呼出し履歴データを生成し、前記統計及び前記呼出し履 歴データを利用してそれから予期される呼出し時間、ボリューム(量的)予測及 び統計を生成し、前記予期される呼出し時間及びその呼出し価格に対する影響を 利用して前記電話サービスプロバイダーのどれを前記電話呼出しを実行するため に利用するかを決定するための手段。 8. 前記データベース更新装置が前記少なくとも1つの最小コスト経路指定装 置に直接接続するための手段を含む請求の範囲7のシステム。 9.前記データベース更新装置が前記遠隔通信呼出し管理システムに前記更新 された料金表情報を逐次与えるユーザーに前記更新された料金表情報を与えるた めの手段を含む請求の範囲7のシステム。 10. 前記電話サービスプロバイダーがローカル交換局通信業者、交換局間通信 業者、交換局内通信業者、国際間通信業者、ファックス記憶及び送信プロバイダ ー、コールバックプロバイダー、組織所有ネットワークの群から選択される請求 の範囲7のシステム。 11. 前記少なくとも1つの電話ダイヤル呼出し装置が次のもの:中央局(Cent al Office)回線、セントレックス交換局(CTX)、構内交換設備(PBX) 、中継回線、携帯電話、パーソナルコンピューター、構内交換設備拡張のいずれ か1つの一部として形成される請求の範囲7のシステム。 12. 下記のものを含む遠隔通信呼出し管理システム: ダイヤルされる電話番号を示すためのユーザーインターフェース; 電話呼出しを開始するように前記電話番号をダイヤルするためのダイヤル装置 ;及び 電話サービスプロバイダーの料金表の対応する経路指定データベースを有する 最小コスト経路指定装置であって、前記最小コスト経路指定装置が経路指定デー タベースの情報からどの電話サービスプロバイダーを前記電話呼出しを実行する ために利用するかを決定する。 13. 電話呼出しの呼出し履歴データ及び統計を生成し、前記呼出し履歴データ 及び前記統計を利用してそこから予期される呼出し時間を生成し、前記予期され る呼出し時間及び関連する統計分布及びその呼出し価格に対する影響を利用して 前記電話サービスプロバイダーのどれを前記電話呼出しを行うために利用するか を決定するための手段をさらに含む請求の範囲12のシステム。 14. 更新された料金表情報が入力されるとすぐに前記経路指定データベースに 料金表情報を電気的に更新するデータベース更新装置をさらに含む請求の範囲1 2のシステム。 15. 前記電話サービスプロバイダーが中央交換局(Central switching Offi ces)、交換局間通信業者、交換局内通信業者、国際間通信業者、ファックス記 憶及び送信プロバイダー、コールバックプロバイダーの群から選択される請求の 範囲12のシステム。 16. 下記のものを含む、電話サービスプロバイダーの料金表を内部に記憶する 複数の遠隔料金表データベースを更新するための呼出し管理システム: 料金表情報を記憶するためのデータベース手段; 前記料金表情報に対する変化を受取り、それによって更新された料金表情報を 作成するための手段; 前記更新された料金表情報が入力されるとすぐに前記複数の遠隔料金表データ ベースに前記料金表情報を電気的に更新するための手段。 17. 前記データベース手段が交換局と関連呼出し区域の間の距離を決定するた めの交換局座標の如き位置依存データ、各交換局のためのローカル呼出しを考慮 した交換局のリスト、利用可能な通信業者及び各電話交換局のためのアクセス方 法を記憶するための手段を含む請求の範囲16のシステム。 18. 前記電気的に更新するための手段が遠隔料金表データベースのインターフ ェースをエミュレートし、それによって前記遠隔料金表データベースを更新する ための手段を含む請求の範囲16のシステム。 19. 前記データベース更新装置が前記複数の遠隔料金表データベースに直接接 続するための手段を含む請求の範囲16のシステム。 20. 前記データベース更新装置が前記複数の遠隔料金表データベースに前記更 新された料金表情報を逐次与えるユーザーに前記更新された料金表情報を与える ための手段を含む請求の範囲16のシステム。 21. 加入者によってなされる電話呼出しのための最適経路を決定するための遠 隔通信呼出し管理システムであって、前記電話呼出しがK個の電話回線を介して 前記システムに接続されたN個のローカル交換局通信業者の1つを通って経路指 定され、前記各ローカル交換局通信業者がM個の長距離通信業者の1つに接続さ れ、下記のものを含むシステム: ローカル及び長距離通信業者、ローカル交換局、電話交換局位置関連データ及 び加入者についての料金及び地図関連情報を含むデータベースを管理するための 料金表データサーバー; ローカルクライアントコンピューターに前記料金表データサーバーを接続する 第1通信リンク; 料金表及び個人情報を含むクライアントデータベースを管理するための前記ロ ーカルクライアントコンピューターであって、前記最適経路を決定するための前 記ローカルクライアントコンピューター; 電話機、前記N個のローカル交換局通信業者及び前記ローカルクライアントコ ンピューターに接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、前記加入者 によってダイヤルされた数字を傍受し、前記K個の電話回線の1つを監視し、前 記最適経路に相当する前記ローカルクライアントコンピューターからダイヤル列 を受信し、前記K個の電話回線の1つに前記ダイヤル列を送信するための少なく とも1つの回線接続装置;及び 前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカルクライアントコンピュータ ーを接続する第2通信リンク。 22. 前記料金表データサーバーが下記のものを含む請求の範囲21のシステム : 前記料金表データサーバーの操作を制御するための処理器; 前記処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、前 記処理器によって発行されるデータベース要求を実行するためのサーバーデータ ベースインターフェース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデータベー スであって、、前記サーバーデータベースがローカル及び長距離通信業者につい ての料金表及び地理関連情報を含む;及び 前記処理器に及び前記第1通信リンクに接続されたクライアント通信モジュー ルであって、前記処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間の通信 を管理するためのクライアント通信モジュール。 23. 前記料金表データシステムが下記のものを含む請求の範囲22のシステム : 前記処理器に接続された報告書作成システムであって、自動的に及び手動的に 前記システムによって収集されるデータから報告書を作成するための報告書作成 システム;及び 前記処理器に接続された加入者インターフェースであって、加入者供給個人デ ータの収集及び維持を管理するための加入者インターフェース。 24. 前記サーバーデータベースが下記のものを含む請求の範囲22のシステム : 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された任意の呼出しプラン データベース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された距離/ローカル交換 局データベース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された通信業者アクセスデ ータベース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された加入者データベース ;及び 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたクライアントデータ ベース。 25. 前記第1通信リンクが電話回線を含む請求の範囲21のシステム。 26. 前記第1通信リンクがインターネットを含む請求の範囲21のシステム。 27. 前記ローカルクライアントコンピューターが下記のものを含む請求の範囲 21のシステム: 前記ローカルクライアントコンピューターの操作を管理するための処理器; 前記処理器に接続されたクライアントデータベース更新モジュールであって、 前記クライアントデータベース更新モジュールが前記料金表データサーバーから データベースダウンロードを受信及び処理する; 前記処理器に接続された回線接続装置であって、前記少なくとも1つの回線接 続装置に前記処理器を接続するための回線接続装置; 前記処理器に接続された最小コスト経路指定装置であって、前記加入者によっ て行われる呼出しのために最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置で あって、通信業者ダイヤル列を戻し、それに応じて前記呼出しを経路指定するた めの最小コスト経路指定装置; 前記処理器に接続されたユーザーインターフェースであって、前記処理器と前 記加入者の間のインターフェースを与えるためのユーザーインターフェース; 個人関連情報を保持するクライアントデータベース; 前記処理器に接続されたクライアントデータベースインターフェースであって 、前記処理器と前記クライアントデータベースの間のインターフェースを与える クライアントデータベースインターフェース; 前記処理器に接続された呼出しアカウンティングモジュールであって、前記呼 出しアカウンティングモジュールが前記加入者によって行われた呼出しをログし 、加入者呼出し特性を決定する;及び 前記処理器に接続された通信業者品質及び性能監視モジュールであって、接続 のための品質及び性能に基づいて前記長距離通信業者の選択を管理するための通 信業者品質及び性能監視モジュール。 28. 前記処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含む請求の範囲2 7のシステム。 29. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続するRS−232リンクを含む請求の範囲2 1のシステム。 30. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続する無線ラジオ周波数リンクを含む請求の範 囲21のシステム。 31. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続する無線赤外線リンクを含む請求の範囲21 のシステム。 32. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続するユニバーサルシリアルバスを含む請求の 範囲21のシステム。 33. 前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものを含む請求の範囲21の システム: 前記回線接続装置の操作を制御するための処理器; 前記処理器に接続されたダイヤル受信装置であって、前記ダイヤル受信装置が 前記加入者によってダイヤルされた数字を傍受し、前記処理器に前記数字を送信 する; 前記処理器に接続されたダイヤル装置であって、前記ダイヤル装置が前記処理 器からダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の電話回線の1つにダイ ヤルさせる; 前記処理器に接続されたローカルクライアントコンピューターインターフェー スであって、前記ローカルクライアントコンピューターインターフェースが前記 処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間のインターフェースを与 える; 前記処理器に接続された通過場所(pass through)であって、前記通過場所 が第1及び第2状態を有し、前記第1及び前記第2状態がともに前記処理器によ って制御され、前記第1状態は前記K個の電話回線の1つから前記電話機をブロ ックし、前記第2状態は前記K個の電話回線の1つに前記電話機を接続する; 前記処理器に接続された回線監視装置であって、前記回線接続装置が前記K個 の電話回線の1つで発信する信号を検知及び傍受する;及び 前記K個の電話回線を介して前記パルス/トーンダイヤル装置、前記処理器及 び前記N個のローカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であ って、前記ローカル交換局選択装置が前記処理器によって生成される信号に従っ て前記N個のローカル交換局通信業者の1つに前記パルス/トーンダイヤル装置 を接続する。 34. 前記ダイヤル受信装置がパルス及び二重トーン多重周波数を検知及び復号 する請求の範囲33のシステム。 35. 前記ダイヤル受信装置が統合デジタル通信ネットワークサービス(ISD N)信号方式情報を検知及び復号する請求の範囲33のシステム。 36. 構内交換設備(PBX)の使用者によってなされた電話呼出しのための最 適経路を決定するための遠隔通信呼出し管理システムであって、前記電話呼出し のそれぞれがK個の中継回線を介して前記システムに接続されたN個のローカル 交換局通信業者の1つを通って経路指定され、前記各ローカル交換局通信業者が M個の長距離通信業者の1つに接続され、下記のものを含むシステム: ローカル及び長距離通信業者についての料金表及び地理関連情報を含むデータ ベースを管理するための料金表データサーバー; 前記料金表データサーバーをローカルクライアントコンピューターに接続する 第1通信リンク; 個人関連情報を含むクライアントデータベースを管理するための前記ローカル クライアントコンピューターであって、前記最適経路を決定するための前記ロー カルクライアントコンピューター; ユーザーの電話機と前記K個の中継回線の1つの間に接続された少なくとも1 つの回線接続装置であって、前記少なくとも1つの回線接続装置が前記ローカル クライアントコンピューターに接続され、前記PBXによって出力された数字を 傍受し、前記K個の中継回線の1つを監視し、前記最適経路に相当する前記ロー カルクライアントコンピューターからのダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を 前記K個の中継回線の1つに送信するための少なくとも1つの回線接続装置;及 び 前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカルクライアントコンピュータ ーを接続する第2通信リンク。 37. 前記料金表データサーバーが下記のものを含む請求の範囲36のシステム : 前記料金表データサーバーの操作を制御するための処理器; 前記処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、前 記処理器によって発行されたデータベース要求を実行するためのサーバーデータ ベースインターフェース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデータベー スであって、前記データベースはローカル及び長距離通信業者についての料金表 関連情報を含む;及び 前記処理器に及び前記第1通信リンクに接続されたクライアント通信モジュー ルであって、前記処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間の通信 を管理するためのクライアント通信モジュール。 38. 前記料金表データシステムが下記のものを含む請求の範囲37のシステム : 前記処理器に接続された報告書作成システムであって、自動的に及び手動的に 前記システムによって収集されたデータから報告書を作成するための報告書作成 システム;及び 前記処理器に接続された加入者インターフェースであって、加入者供給データ の収集及び維持を管理するための加入者インターフェース。 39. 前記サーバーデータベースが下記のものを含む請求の範囲37のシステム : 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された任意の呼出しプラン データベース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された距離/ローカル交換 局データベース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたアクセスデータベー ス: 前記サーバーデータベースインターフェースに接続された加入者データベース ;及び 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたクライアントデータ ベース。 40. 前記第1通信リンクが電話回線を含む請求の範囲36のシステム。 41. 前記第1通信リンクがインターネットを含む請求の範囲36のシステム。 42. 前記ローカルクライアントコンピューターが下記のものを含む請求の範囲 36のシステム; 前記ローカルクライアントコンピューターの操作を管理するための処理器; 前記処理器に接続されたクライアントデータベース更新モジュールであって、 前記クライアントデータベース更新モジュールが前記料金表データサーバーから のデータベースダウンロードを受信及び処理する; 前記処理器に接続された回線接続装置インターフェースであって、前記少なく とも1つの回線接続装置に前記処理器を接続するための回線接続装置インターフ ェース; 前記処理器に接続された最小コスト経路指定装置であって、前記加入者によっ てなされた呼出しのための最適経路を決定するための最小コスト経路指定装置で あって、通信業者ダイヤル列を戻し、それに応じて前記呼出しを経路指定する最 小コスト経路指定装置; 前記処理器に接続されたユーザーインターフェースであって、前記処理器と前 記加入者の間のインターフェースを与えるためのユーザーインターフェース; 個人関連データを保持するクライアントデータベース; 前記処理器に接続されたクライアントデータベースインターフェースであって 、前記クライアントデータベースインターフェースが前記処理器と前記クライア ントデータベースの間のインターフェースを与える; 前記処理器に接続された呼出しアカウンティングモジュールであって、前記呼 出しアカウンティングシステムが前記加入者によってなされる呼出しをログし、 加入者呼出し特性を決定する;及び 前記処理器に接続された通信業者性能監視モジュールであって、接続の品質及 び性能に基づいて前記長距離通信業者の選択を管理するための通信業者性能監視 モジュール。 43. 前記処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含む請求の範囲4 2のシステム。 44. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続するRS−232リンクを含む請求の範囲3 6のシステム。 45. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続する無線ラジオ周波数リンクを含む請求の範 囲36のシステム。 46. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続する無線赤外線リンクを含む請求の範囲36 のシステム。 47. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル クライアントコンピューターを接続するユニバーサルシリアルバスリンクを含む 請求の範囲36のシステム。 48. 前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものを含む請求の範囲36の システム: 前記回線接続装置の操作を制御するための処理器; 前記処理器に接続されたダイヤル受信装置であって、前記ダイヤル受信装置が 前記加入者によってダイヤルされた数字を傍受し、前記処理器に前記数字を送信 する; 前記処理器に接続されたダイヤル装置であって、前記ダイヤル装置が前記処理 器からダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の中継回線の1つにダイ ヤルさせる; 前記処理器に接続されたローカルクライアントコンピューターインターフェー スであって、前記ローカルクライアントコンピューターインターフェースが前記 処理器と前記ローカルクライアントコンピューターの間にインターフェースを与 える; 前記処理器に接続された通過場所であって、前記通過場所が第1及び第2状態 を有し、前記第1及び第2状態がともに前記処理器によって制御され、前記第1 状態は前記K個の中継回線の1つから前記電話機をブロックし、前記第2状態は 前記K個の中継回線の1つに前記電話機を接続する; 前記処理器に接続された回線監視装置であって、前記回線監視装置が前記K個 の中継回線の1つで発信する信号を傍受する;及び 前記K個の中継回線を介して前記パルス/トーンダイヤル装置、前記処理器及 び前記N個のローカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であ って、前記ローカル交換局通信業者は前記処理器によって生成された制御信号に 従って前記N個のローカル交換局通信業者の1つに前記パルス/トーンダイヤル 装置を接続する。 49. 前記ダイヤル受信装置がパルス及び二重トーン多重周波数トーンを検知及 び復号する請求の範囲48のシステム。 50. 前記ダイヤル受信装置が統合デジタル通信ネットワークサービス(ISD N)信号方式情報を検知及び復号する請求の範囲48のシステム。 51. 加入者によってなされた電話呼出しのために最適な遠隔通信業者を決定す るための遠隔通信呼出し管理システムであって、前記電話呼出しがK個の電話回 線を介して前記システムに接続されたN個のローカル交換局通信業者の1つを通 って経路指定され、前記各ローカル交換局通信業者がM個の長距離通信業者の1 つに接続され、下記のものを含むシステム: ローカル及び長距離通信業者についての料金及び地理関連情報、ローカル交換 局、電話交換局位置関連データ及び加入者を含むデータベースを管理するための データサーバー; ローカルコンピューターに前記データサーバーを接続する第1通信リンク; 選択された決定性及び統計パラメーターから通信業者選択データベースを生成 するための前記ローカルコンピューター; 電話機、前記N個のローカル交換局通信業者及び前記ローカルクライアントコ ンピューターに接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、前記加入者 によってダイヤルされた呼出しを傍受し、前記K個の電話回線の1つを監視し、 前記通信業者選択データベースから前記最適通信業者を選択し、前記N個のロー カル交換局通信業者の1つと前記最適通信業者を利用して前記呼出しを行うため の少なくとも1つの回線接続装置;及び 前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカルコンピューターを接続する 第2通信リンク。 52. 前記データサーバーが下記のものを含む請求の範囲51のシステム: 前記データサーバーの操作を制御するための処理器; 前記処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、前 記処理器によって発行されるデータベース要求を実行するためのサーバーデータ ベースインターフェース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデータベー スであって、前記サーバーデータベースがローカル及び長距離通信業者について の料金及び地理関連情報を含む;及び 前記処理器に及び前記第1通信リンクに接続されたクライアント通信モジュー ルであって、前記処理器と前記ローカルコンピューターの間の通信を管理するた めのクライアント通信モジュール。 53. 前記第1通信リンクが電話回線を含む請求の範囲51のシステム。 54. 前記第1通信リンクがインターネットを含む請求の範囲51のシステム。 55. 前記ローカルコンピューターが下記のものを含む請求の範囲51のシステ ム: 前記ローカルコンピューターの操作を管理するための処理器; 前記処理器に接続されたデータサーバーインターフェースであって、前記第1 通信リンクを通って前記データサーバーとインターフェースするためのデータサ ーバーインターフェース; 前記処理器に接続された回線接続装置データベース作成モジュールであって、 前記回線接続装置データベースが前記加入者の位置からほとんど全ての可能な宛 先までの前記加入者によってなされる呼出しのために優先的な最適の通信業者を 決定し、前記回線接続装置データベース作成モジュールが前記通信業者選択デー タベースを構成する際に前記最適な通信業者を利用する; 前記処理器に接続された回線接続装置インターフェースであって、前記少なく とも1つの回線接続装置に前記処理器を接続するための回線接続装置インターフ ェース; 前記処理器に接続されたユーザーインターフェースであって、前記処理器と前 記加入者の間のインターフェースを与えるためのユーザーインターフェース; 前記加入者の位置及び呼出し選好に関するデータを保持する個人データデータ ベース; 前記少なくとも1つの回線接続装置からアップロードされた呼出しデータを処 理するための呼出しアカウンティングモジュール;及び 前記ローカルコンピューターに接続された少なくとも1つの回線接続装置を管 理するためのマルチLU管理モジュール。 56. 前記処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含む請求の範囲5 5のシステム。 57. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル コンピューターを接続するRS−232リンクを含む請求の範囲51のシステム 。 58. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル コンピューターを接続する無線ラジオ周波数リンクを含む請求の範囲51のシス テム。 59. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル コンピューターを接続する無線赤外線リンクを含む請求の範囲51のシステム。 60. 前記第2通信リンクが前記少なくとも1つの回線接続装置に前記ローカル コンピューターを接続するユニバーサルシリアルバスリンクを含む請求の範囲5 1のシステム。 61. 前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものを含む請求の範囲51の システム: 前記回線接続装置の操作を制御する制御装置; 前記制御装置に接続されたダイヤル受信装置であって、前記加入者によってダ イヤルされた数字を傍受するダイヤル受信装置; 前記制御装置に接続されたダイヤル装置であって、前記ダイヤル装置は前記制 御装置からダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の電話回線の1つに ダイヤルさせる; 前記制御装置に接続されたローカルコンピューターインターフェースであって 、前記ローカルコンピューターインターフェースが前記制御装置と前記ローカル コンピューターの間にインターフェースを与える; 前記処理器に接続された通過場所であって、前記通過場所が第1及び第2状態 を有し、前記第1及び第2の状態がともに前記制御装置によって制御され、前記 第1状態は前記K個の電話回線の1つから前記電話機をブロックし、前記第2状 態は前記K個の電話回線の1つに前記電話機を接続する; 前記制御装置に接続された回線監視装置であって、前記回線監視装置が前記K 個の電話回線の1つで発信する信号を検知及び傍受する; 前記K個の電話回線を介して前記ダイヤル装置、前記制御装置及び前記N個の ローカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であって、前記ロ ーカル交換局選択装置が前記制御装置の制御下で前記N個のローカル交換局通信 業者の1つに前記ダイヤル装置を接続する;及び 前記少なくとも1つの回線接続装置に電話呼出しのための前記最適な通信業者 を決定することを可能にさせるための料金表情報を含む通信業者選択データベー ス。 62. 前記ダイヤル受信装置がパルス及び二重トーン多重周波数トーンを検知及 び復号する請求の範囲61のシステム。 63. 前記ダイヤル受信装置が統合デジタル通信ネットワークサービス(ISD N)信号方式情報を検知及び復号する請求の範囲61のシステム。 64. 前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものをさらに含む請求の範囲 51のシステム: 前記制御装置に接続された呼出し履歴ロギングモジュールであって、前記呼出 し履歴ロギングモジュールは前記加入者によってなされる呼出しをログし、加入 者呼出し特性を決定する; 前記制御装置に接続された性能監視モジュールであって、接続のための品質及 び性能に基づいて前記長距離通信業者の選択を管理するための性能監視モジュー ル;及び 前記制御装置に接続されたボリューム集計モジュールであって、前記ボリュー ム集計モジュールは前記最適通信業者を決定するのに使用するための呼出しボリ ュームデータを作成する。 65. 加入者によってなされる電話呼出しのために最適な遠隔通信業者を決定す るための遠隔通信呼出し管理システムであって、前記電話呼出しはK個の電話回 線を介して前記システムに接続されたN個のローカル交換局通信業者の1つを通 って経路指定され、前記各ローカル交換局通信業者はM個の長距離通信業者の1 つに接続され、下記のものを含むシステム: ローカル及び長距離通信業者、ローカル交換局、電話交換局位置関連データ及 び加入者についての料金表及び地図関連情報を含むデータベースを管理するため の及び選択された決定性及び統計パラメーターから通信業者選択データベースを 生成するためのデータサーバー; 電話機、前記N個のローカル交換局通信業者及び前記ローカルクライアントコ ンピューターに接続された少なくとも1つの回線接続装置であって、前記加入者 によってダイヤルされた呼出しを傍受し、前記K個の電話回線の1つを監視し、 前記通信業者選択データベースから前記最適通信業者を選択し、前記最適通信業 者及び前記N個のローカル交換局通信業者の1つを利用して前記呼出しを行うた めの少なくとも1つの回線接続装置;及び 前記少なくとも1つの回線接続装置に前記データサーバーを接続する通信リン ク。 66. 前記データサーバーが下記のものを含む請求の範囲65のシステム: 前記データサーバーの操作を制御するための処理器; 前記処理器に接続されたサーバーデータベースインターフェースであって、前 記処理器によって発行されるデータベース要求を実行するためのサーバーデータ ベースインターフェース; 前記サーバーデータベースインターフェースに接続されたサーバーデータベー スであって、ローカル及び長距離通信業者についての料金表関連情報を含むサー バーデータベースインターフェース; 前記処理器に及び前記第1通信リンクに接続されたクライアント通信モジュー ルであって、前記処理器と前記少なくとも1つの回線接続装置の間の通信を管理 するためのクライアント通信モジュール; 前記少なくとも1つの回線接続装置からアップロードされた呼出しデータを処 理するための呼出しアカウンティングモジュール; 前記加入者の位置及び呼出し選好に関するデータを保持する個人データデータ ベース;及び 前記処理器に接続された回線接続装置データベース作成モジュールであって、 前記回線接続装置データベース作成モジュールが前記加入者の位置からほとんど 全ての可能な宛先までの前記加入者によってなされた呼出しのために優先的な最 適の通信業者を決定し、前記回線接続装置データベース作成モジュールが前記通 信業者選択データベースを構成する際に前記最適な通信業者を利用する。 67. 前記通信リンクが電話回線を含む請求の範囲65のシステム。 68. 前記通信リンクがインターネットを含む請求の範囲65のシステム。 69. 前記処理器に接続された報告書作成モジュールをさらに含む請求の範囲6 6のシステム。 70. 前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものを含む請求の範囲65の システム: 前記回線接続装置の操作を制御するための制御装置; 前記制御装置に制御されたダイヤル受信装置であって、前記ダイヤル受信装置 は前記加入者によってダイヤルされた数字を傍受する; 前記制御装置に接続されたダイヤル装置であって、前記ダイヤル装置は前記制 御装置からダイヤル列を受信し、前記ダイヤル列を前記K個の電話回線の1つに ダイヤルさせる; 前記制御装置に接続されたデータサーバーインターフェースであって、前記通 信リンクを通って前記データサーバーとインターフェースするためのデータサー バーインターフェース; 前記処理器に接続された通過場所であって、前記通過場所が第1及び第2状態 を有し、前記第1及び第2状態がともに前記制御装置によって制御され、前記第 1状態は前記K個の電話回線の1つから前記電話機をブロックし、前記第2状態 は前記K個の電話回線の1つに前記電話機を接続する; 前記制御装置に制御された回線監視装置であって、前記回線監視装置が前記K 個の電話回線の1つで発信する信号を検知及び傍受する; 前記K個の電話回線を介して前記ダイヤル装置、前記制御装置及び前記N個の ローカル交換局通信業者に接続されたローカル交換局選択装置であって、前記ロ ーカル交換局選択装置が前記制御装置の制御下で前記N個のローカル交換局通信 業者の1つに前記ダイヤル装置を接続する;及び 前記少なくとも1つの回線接続装置に電話呼出しのための前記最適通信業者を 決定することを可能にさせるための通信業者選択情報を含む通信業者選択データ ベース。 71. 前記ダイヤル受信装置がパルス及び二重トーン多重周波数トーンを検知及 び復号する請求の範囲70のシステム。 72. 前記ダイヤル受信装置が統合デジタル通信ネットワークサービス(ISD N)信号方式情報を検知及び復号する請求の範囲70のシステム。 73. 前記少なくとも1つの回線接続装置が下記のものをさらに含む請求の範囲 65のシステム: 前記制御装置に制御された呼出し履歴ロギングモジュールであって、前記呼出 し履歴ロギングモジュールが前記加入者によってなされた呼出しをログし、加入 者の呼出し特性を決定する; 前記制御装置に接続された性能監視モジュールであって、接続の品質及び性能 に基づいて前記長距離通信業者の選択を管理するための性能監視モジュール;及 び 前記制御装置に接続されたボリューム集計モジュールであって、前記ボリュー ム集計モジュールが前記データサーバーによって前記最適通信業者を決定する際 に使用するための呼出しボリュームデータを作成する。
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JP2011501552A (ja) * | 2007-10-16 | 2011-01-06 | ジャジャ,インコーポレイテッド | ダイヤリングと呼出ボタンの押下のみで実施できるウェブベースコールバックの提供 |
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Cited By (3)
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JP2006050594A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信装置 |
JP4696733B2 (ja) * | 2004-07-07 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 通信装置 |
JP2011501552A (ja) * | 2007-10-16 | 2011-01-06 | ジャジャ,インコーポレイテッド | ダイヤリングと呼出ボタンの押下のみで実施できるウェブベースコールバックの提供 |
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