JP2000501436A - 加工ペイントスラッジをポリマー成分の代替物として使用した配合ポリマー組成物 - Google Patents

加工ペイントスラッジをポリマー成分の代替物として使用した配合ポリマー組成物

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Abstract

(57)【要約】 加工ペイントスラッジパテをポリマー成分の代替物として含有する配合ポリマー組成物が提供される。本発明のペイントスラッジは、配合ポリマー組成物の全組成の約5〜90重量%を構成し、感圧シーラント、コーキングシーラント、自動車用シーラント、ポリ塩化ビニルプラスチック、ゴム、およびアスファルトセメント塗料を含めた種々の組成物に使用するために、未硬化ポリマーを含有するよう触媒失活させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 加工ペイントスラッジをポリマー成分の代替物として使用した配合 ポリマー組成物 本発明は配合ポリマー組成物(compounded polymeric compositions)に関す る。さらに詳細には、本発明は、種々の配合ポリマー組成物(例えば、シーラン ト、接着剤、プラスチック、ゴム、および塗料など)において加工ペイントスラ ッジ(processed paint sludge)をポリマー成分として使用することに関する。 ペイント・塗料工業は、化学廃棄物の主要な発生源である。ペイントスラッジ は、自動車工業、家電工業、および金属加工工業において、そしてまた木材製品 、屋外構造物(例えば、橋梁や街灯柱など)、およびあらゆるタイプの工業設備 の塗装時において生成される。例えば、自動車の外部仕上げを行うのに使用され る6ガロンのペイントのうちほぼ40%が廃棄物となる、と見積もられている。 ペイントスラッジは一般に、未硬化のポリマー樹脂、顔料、硬化剤、界面活性 剤、および他の少量の配合成分を含有している。ペイントスラッジはさらに、水 と種々の有機溶媒を含有している。ペイントスラッジを処理する上でのコストと 環境に対する影響が業界の関心事となっている。しかしながら近年、ペイントス ラッジを有用な物品に転化し、これによって化学廃棄物の主要な発生源となりに くくするための幾つかの方法が開発された。 このような方法の1つが米国特許第4,980,030号に開示されており、該方法は 、スラッジから水と液体炭化水素の一部を除去することを含む。次いで固形分の 多いスラッジを加熱して、残留している水と炭化水素を除去する。この加熱工程 はさらに、未硬化のポリマーペイント樹脂を硬化させるよう設計されている。こ の方法は有利である。なぜなら、生成される廃棄物の量が少なく、湿潤スラッジ より幾分取り扱いが簡単な粉末が得られるからである。 類似の方法が米国特許第5,087,375号に開示されており、該特許は、ペイント スラッジを加熱・焼成して、シーラント用の充填剤として使用できる生成物を形 成する方法を開示している。 しかしながら、米国特許第4,980,030号と米国特許第5,087,375号はいずれも、 加熱工程および/または焼成工程時に、ペイントスラッジ中の未硬化ポリマーを 完全に硬化させる。したがって得られる生成物は、不活性で脆性の、表面のあら い無機粒状物質である。 改良された方法が米国特許第5,160,628号と第5,254,263号(本発明と同じ譲受 人に譲渡されている)に開示されており、該特許は、シーラント組成物における 充填剤として使用できて、未硬化のポリマーを含有している状態の、ペイントス ラッジから形成される生成物を開示している。ポリマーを未硬化状態に保持する ことによって、得られる生成物はソフトであり、容易に分散可能である。しかし ながらこの方法は、ポリマーが未硬化のままであるよう、加熱温度が38℃(100 °F)を越えないことを必要とする。 さらに、充填剤は、シーラントや他の関連組成物(一般には、ポリマーや可塑 剤等の他の成分を含む)が含む幾つかの成分のうちの1種である。このような成 分は一般に、シーラント全組成物の最大75%以上を構成し、またポリマーは通常 、シーラント組成物のコストのかなりの部分を占める。ペイントスラッジを、シ ーラント組成物や他の関連組成物におけるポリマー成分の1種の代替物として使 用して、製造コストを低下できることが望ましい。したがって、ペイントスラッ ジをポリマー成分として使用し、製造する上での原価効率が良く、そして複雑な 加工工程を必要としないようなシーラント組成物および関連物品が求められてい る。 本発明は、加工ペイントスラッジを、組成物中に含まれているポリマー成分の 代替物として使用している配合ポリマー組成物(例えばシーラント、接着剤、ゴ ム、および他の関連組成物)を提供することによってこれらのニーズを満たす。 ペイントスラッジは、自動車工業、家電工業、および金属加工工業、または他の 供給源のいずれからのペイントスラッジでもよい。ペイントスラッジを処理して 、種々の組成物におけるより高価なポリマー成分(例えば樹脂、可塑剤、結合剤 、硬化剤、粘着性付与剤、および改質剤)の低コスト代替物として使用できる、 未硬化ポリマー含有パテを形成させる。 本発明の1つの態様によれば、可塑剤、結合剤、粘着性付与剤、改質剤、ゴム 、樹脂、およびこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマ ー成分を含む配合ポリマー組成物が提供される。“配合ポリマー組成物”とは、 前 記ポリマー成分の少なくとも1種を含んだ組成物(例えば、ペイント、シーラン ト、接着剤、プラスチック、およびゴム)を意味する。 配合ポリマー組成物は、未硬化ポリマーを含有する加工ペイントスラッジパテ をさらに含み、このとき前記ペイントスラッジパテは、組成物中のポリマー成分 の少なくとも一部に対する代替物である。ペイントスラッジパテは、配合ポリマ ー組成物の全組成の約5〜90重量%を構成するのが好ましく、約20〜50重量%を 構成するのがさらに好ましい。 本発明のペイントスラッジパテは、水と溶媒の一部がスラッジから除去される よう減圧下にて約107℃(225°F)の温度で攪拌した、水と溶媒と未硬化ポリマ ーを含有する生スラッジ(raw sludge)から加工するのが好ましい。 本発明の1つの実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約10〜90重量% の加工ペイントスラッジパテ、約10〜20重量%の可塑剤、約1〜10重量%のポリ 塩化ビニル樹脂、および約0.1〜1重量%の接着促進剤を含んだ熱硬化可能なシ ーラントを含む。本実施態様においては、熱にさらされると、ペイントスラッジ 中のポリマーが硬化する。 本発明の他の実施態様においては、ペイントスラッジ中のポリマーが、所望の 配合ポリマー組成物中に導入した後も未硬化のままであるのが望ましい。例えば 、感圧シーラントやコーキングシーラント等の組成物は、熱安定性を有するポリ マー成分を必要とする。ペイントスラッジ中のポリマーが未硬化のままであるた めには、米国特許第5,160,628号や第5,254,263号に要求されているように、スラ ッジ処理において低温を使用することよりむしろ、こうした目的に対しては触媒 失活剤(decatalyzing agent)を使用できることが見いだされている。後述する ように、これによって高温を適用することが可能となり、ペイントスラッジ中の ポリマーは確実に未硬化のままとなる。 ペイントスラッジを処理する好ましい方法は、ペイントスラッジ中のポリマー を硬化させることなくペイントスラッジを乾燥することによってペイントスラッ ジから水と溶媒の一部を除去する工程、および8〜13のpHを有する塩基を含ん だ触媒失活剤で処理することによってスラッジを触媒失活させる工程、を含む。 “触媒失活された(decatalyzed)”とは、ペイントスラッジ中に通常存在する 触 媒が、加熱してもペイントスラッジ中の硬化成分が活性化されないように中和さ れていることを意味している。ペイントスラッジは、ジエタノールアミン、2− アミノ−2−メチル−2−プロパノール、ジイソプロパノールアミン、トリイソ プロパノールアミン、水酸化カリウム、及び水酸化ナトリウムからなる群から選 ばれる塩基で処理するのが好ましい。塩基は、生スラッジの全組成の約0.1〜10 重量%を構成するのが好ましい。 本発明の他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約5〜75重量%の 触媒失活ペイントスラッジパテ(decatalyzed paint sludge putty)、約10〜20 重量%の粘着性付与剤、約5〜15重量%のゴムエラストマー、および約1〜10重 量%のチキソトロープを含んだ感圧シーラントを含む。ゴムエラストマーは、ブ チルゴム、スチレン−ブタジエン、EPDMゴム、およびこれらの混合物からな る群から選ぶのが好ましい。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約15〜75重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜10重量%のクロロブチルゴム、約 5〜15重量%のエステル樹脂、および約20〜35重量%の溶媒を含んだコーキング シーラントを含む。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約10〜75重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%の可塑剤、約10〜25重量 %のポリ塩化ビニル樹脂、および約1〜5重量%の接着促進剤を含んだ自動車用 ペインタブル継ぎ目シーラー(automotive paintable seam sealer)を含む。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約10〜75重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜25重量%の炭酸カルシウム、約20 〜30重量%の可塑剤、約20〜30%のポリ塩化ビニル樹脂、および約0.1〜1.0%の 接着促進剤を含んだ自動車用アンダーボディシーラー(automotive underbody s ealer)を含む。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約5〜50重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約1〜5重量%のニトリルゴム、約15〜 20%の炭酸カルシウム、約20〜30重量%の可塑剤、約15〜30重量%のポリ塩化ビ ニル樹脂、および約1〜5重量%の硬化剤を含んだ自動車用ボディーショップ接 着剤(automotive body shop adhesive)を含む。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約5〜75重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%可塑剤、約10〜35%の炭 酸カルシウム、および約20〜40重量%のポリ塩化ビニル樹脂を含んだ軟質ポリ塩 化ビニルプラスチックを含む。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約5〜30重 量%のペイントスラッジパテ、約15〜30重量%のブチルゴム、約15〜30重量%の クロロブチルゴム、約25〜35重量%のカーボンブラック、および約5〜15重量% のパラフィン系プロセス油を含んだ硬化ブチルゴムを含む。 本発明のさらに他の実施態様においては、触媒失活された加工ペイントスラッ ジパテから形成される変性アスファルトセメント塗料が提供される。本塗料は、 約2〜50重量%のペイントスラッジパテおよび約60〜95重量%のアスファルトセ メントを含む。 本発明のペイントスラッジは、より高価なポリマー成分に対する安価な代替物 として使用できるので、種々の配合ポリマー組成物を低コストで製造することが できる。したがって本発明の目的は、ペイントスラッジをポリマー成分に対する 代替物として使用した配合ポリマー組成物(例えばシーラント、接着剤、プラス チックス、ゴム、および塗料など)を提供することにある。本発明のさらなる目 的は、ペイントスラッジ中のポリマーが未硬化のままであるような、ペイントス ラッジを処理する方法を提供することにある。本発明の上記および他の目的と利 点は、下記の好ましい実施態様の詳細な説明と請求の範囲を読めば、当業者には 明らかとなろう。 自動車工業、家電工業、および金属加工工業などを含めた多くのタイプの操作 から集められた生ペイントスラッジを本発明において使用することができる。例 えば、ペイントスラッジは、アクリルペイント樹脂とポリエステルペイント樹脂 を含有する高ソリッドのエナメルペイントから得ることができ、あるいは低ソリ ッドのポリエステルエナメルから得ることができる。本発明の目的に対しては、 約10〜80重量%の揮発分を含有したペイントスラッジが好ましい。 ペイントスラッジパテは、ペイントスラッジ中のポリマーを硬化させることな く、ペイントスラッジから水を除去することのできるようないかなる方法によっ ても製造することができる。本発明の好ましい方法は、低剪断条件下にて攪拌す ることによって、ペイントスラッジ、水、および溶媒を含んだ50%ソリッド混合 物から水の一部を除去する、という方法である。次いで減圧下にて約107℃(225 °F)で、スラッジのソリッド含量が約70〜80%になるまでスラッジを加熱する 。水の除去に要する時間(約30分)においては、ペイントスラッジは硬化しない という点に留意しなければならない。しかしながら、最高約121℃(250°F)の 温度に24時間以上暴露すると、ペイントスラッジ中の硬化系の活性化が引き起こ される。したがって、上記の加工ペイントスラッジパテは、熱に対する感受性が 望まれるような用途(例えば、ペイントスラッジパテが硬化剤としても機能する ことのできる熱硬化可能または化学硬化可能なシーラント組成物)において有用 である。 しかしながら、感圧シーラント、コーキングシーラント、およびこれらの関連 物品等の組成物にスラッジパテを使用する場合、非硬化性のスラッジパテが形成 されるよう、ペイントスラッジパテをさらに処理するのが好ましい。処理したス ラッジに塩基を加えることによって、触媒失活または非硬化性のスラッジパテが 得られる、ということが見いだされた。塩基は、ペイントスラッジ中に存在する スルホン酸触媒(通常の条件下では、熱にさらされると、ペイント中に存在する メラミン硬化系を活性化する)を中和するように作用する。ジエタノールアミン 、2−アミノ−2−メチル−2−プロパノール、ジイソプロパノールアミン、ト リイソプロパノールアミン、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムを含めた 多くの有機・無機塩基が、本発明において使用するのに適している。好ましい無 機塩基は水酸化カリウムである。塩基は、生スラッジ全組成の0.1〜10%の量に て加えるのが好ましく、約1%の量にて加えるのがさらに好ましい。 水と溶媒を除去し、必要に応じて触媒失活を行った後、加工ペイントスラッジ をパテ形態の塊にして排出するのが好ましい。所望の配合ポリマー組成物を形成 させるための他の成分と混合する前に、スラッジを穏やかに加温して軟化させる 。 本発明のペイントスラッジパテを使用する配合ポリマー組成物の1つの例は熱 硬化可能なシーラント組成物である。熱硬化可能なシーラント組成物は、約10〜 90重量%の加工ペイントスラッジパテ、約1〜10重量%のポリ塩化ビニル樹脂、 約10〜20重量%のポリメリック可塑剤(polymeric plasticizer)、および約0.1 〜1重量%の接着促進剤を含むのが好ましい。本組成物においては、ペイントス ラッジパテが、ポリメリック可塑剤として、エラストマー変性剤として、そして 硬化剤として機能する。さらに、ペイントスラッジを使用すると、組成物中にさ らなる充填剤やエキステンダーを使用する必要がなくなる。 熱硬化可能なシーラント組成物中に使用するための適切なポリ塩化ビニル樹脂 としては、塩化ビニルのホモポリマー、および塩化ビニルと共重合可能なビニル 付加モノマーとのコポリマーがある。幾つかの異なったポリ塩化ビニル樹脂のブ レンドも使用することができる。熱硬化可能なシーラント組成物に使用するため の好ましいポリ塩化ビニル樹脂は、ベストリット(Vestlit)7031(ホモポリマ ー分散型樹脂)、ベストリットB7070(コポリマー分散型樹脂)、およびベスト リット7091(コポリマー分散型樹脂)である〔これらはいずれも A.シュルマン 社(A.Schulman,Inc.)から市販されている〕。他の適切な樹脂はP1361〔ヒュ ーエルス社(Huels Corp.)から市販のホモポリマー分散型樹脂〕である。 熱硬化可能なシーラント組成物に使用するための適切なポリメリック可塑剤と しては、ジイソデシルフタレート(Chem CentralからDIDPの品名で市販)、芳香 族炭化水素〔Akrochem Corp.からプラスティサイザー(Plasticizer)LNの品名 で市販〕、フタル酸アルキル〔Exxon Chemicalからサンティサイザー(Santiciz er)160またはL9Pの品名で市販〕、およびテキサノールエステル(texanol este r)〔Huls America からニューオプラッツ(Nuoplaz)Z1046の品名で市販〕など がある。 熱硬化可能なシーラント組成物中に使用される接着促進剤としては、有機シラ ン、アクリルモノマー、エポキシ樹脂、有機過酸化物、及びイソシアネートなど がある。好ましい接着促進剤は、ユーレテック(Euretek)554(シェルケミカル 社から市販のポリアミンアミド)、デスモジュールBL3175A〔マイルズ社(Miles Inc.)から市販のブロックされた脂肪族ポリイソシアネート樹脂〕、クメンヒ ドロペルオキシド〔アトケムノース社(Atochem North)から市販〕、シランA-1 89〔OSI スペシャルティーズ社(OSI Specialties,Inc.)から市販の有機シラ ンエ ステル〕、およびエイジフレックス(Ageflex)TMPTA(CPSケミカル社から市販 のアクリルモノマー)である。 上記の熱硬化可能なシーラント組成物はビニルプラスチゾルをベースとする組 成物であり、自動車用シーラントとして有用である。ビニルプラスチゾルは、室 温で容易に流動して継ぎ目やボディージョイントを充填するので、自動車ボディ ー組み立てラインの全領域にわたってシーラントとして優れている。ビニルプラ スチゾルはさらに、オイルの付いたスチールや下塗りした金属表面によく接着し 、浸出を起こしたり、他の外観上の問題を引き起こしたりすることなく塗装する ことができる。本発明の触媒失活ペイントスラッジパテを使用する配合ポリマー 組成物の1種は感圧シーラントである。感圧シーラント組成物においては、ペイ ントスラッジパテはポリマーバインダーとしてだけでなく可塑剤としても機能す る。本組成物は、約5〜75重量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約10〜20重 量%の粘着性付与剤、5〜15重量%のゴムエラストマー、および1〜10重量%の チキソトロープを含むのが好ましい。 ゴムエラストマーとしては、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンコポリマー、 EPDM、またはアクリルポリマーなどがある。ゴムエラストマーとして使用す るのが好ましいのはブチルゴムであり、エクソンケミカル社(Exxon Chemical) からブチル065の品名で市販されている。適切な粘着性付与剤としてはポリブテ ンがあり、アモコ社(Amoco)からH-1500の品名で市販されている。 適切なチキソトロープとしては、カーボンブラック〔アクゾケミカル社(AKZO Chemical)からケトジェンブラック(Ketjenblack)EC 300 の品名で市販〕、 沈降炭酸カルシウム〔H.M.ロイヤル社(H.M.Royal Inc.)からハクエンカ(Hak uenka)CC の品名で市販〕、および熱分解法シリカ〔キャボット社(Cabot Corp .)から Cab-o-sil M-5 および Cab-o-sil TS-720 の品名で市販〕などがある。 このようにして得られる感圧シーラントは、塗被しやすくて扱いやすいので、 工業的な接合用途に広く使用することができる。本組成物は、自動車のフロント ガラス、バックライト、およびカーボディーに対するクォーターウインドーをシ ールするのに使用できるブチルテープ(butyl tape)の形態で供給することがで きる。本組成物はさらに、ビルディングのカーテンウォール構造物における金属 建築物のオーバーラップ接合部をシールするのに、また電話ケーブルをシールす るのに使用できる。 本発明の他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約15〜75%の触媒 失活ペイントスラッジパテ、約5〜10%のクロロブチルゴム、約20〜35重量%の 溶媒、および約5〜15重量%のエステル樹脂を含んだコーキングシーラントであ ってもよい。本組成物においては、ペイントスラッジパテはポリマーバインダー および粘着性付与剤として機能する。 好ましいクロロブチルゴムは、エクソンケミカル社から 1066 の品名で市販さ れている。好ましいエステル樹脂は、ハーキュレス社(Hercules)からスタベラ イト(Stabellite)#10 の品名で市販されている。本組成物において使用するの に適切な溶媒としては、キシレン、ブチルアルコール、メチルアルコール、軽質 ナフサ、トルエン、およびイソブチルアルコールなどがある。 このコーキングシーラント組成物は、溶媒を加えることによって低粘度化され ているという点を除けば、組成が感圧シーラントに類似している。このようなシ ーラントは粘度が比較的低いので、接合部や表面に容易に塗被することができ、 溶媒が蒸発した後には固体弾性物質が残留する。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、10〜75重量 %の触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%の可塑剤、約20〜25重量% のポリ塩化ビニル樹脂、および約1〜5重量%の接着促進剤を含んだ自動車用ペ インタブル継ぎ目シーラーを含む。本組成物において使用するのに好ましい可塑 剤は、エクソン社から市販のジイソノニルフタレートである。好ましいポリ塩化 ビニル樹脂としては、ベストリット7031〔シュールマン社(Schulman,Inc.)か ら市販のホモポリマー〕、およびオキシ52(Oxy 52)〔オクシデンタルケミカル 社(Occidental Chemical)から市販のコポリマー〕がある。好ましい接着促進 剤は、シェルケミカル社から市販のユーレテック554である。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約10〜75重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜25重量%のチキソトロープ、約20 〜30重量%の可塑剤、約20〜30重量%のポリ塩化ビニル樹脂、および約0.1〜1.0 %の接着促進剤を含んだ自動車用アンダーボディシーラーを含む。好ましいチキ ソトロープとしては、H.M.ロイヤル社からキャメル−カル(Camel-cal)の品名 で市販の粉砕炭酸カルシウム、および H.M.ロイヤル社から Hakuenka CC の品名 で市販の沈降炭酸カルシウムがある。好ましい可塑剤は、ケムセントラル社(Ch em Central)から市販のジイソデシルフタレートである。好ましいポリ塩化ビニ ル樹脂はベストリット7031である。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、5〜50重量 %の触媒失活ペイントスラッジパテ、約1〜5重量%のニトリルゴム、約15〜20 重量%のチキソトロープ、約20〜30重量%の可塑剤、約15〜30重量%のポリ塩化 ビニル樹脂、および約1〜5重量%の硬化剤を含んだ自動車用ボディーショップ 接着剤であってもよい。好ましいニトリルゴムは、エニケム社(Enichem)から ユーロプレン(Europrene)2860 の品名で市販されている。好ましいチキソトロ ープは、H.M.ロイヤル社からハクエンカCCの品名で市販されている沈降炭酸カル シウムである。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約5〜75重 量%のペイントスラッジパテ、約15〜30重量%の可塑剤、約10〜35重量%のチキ ソトロープ、および約20〜40重量%のポリ塩化ビニル樹脂を含んだ軟質ポリ塩化 ビニルプラスチックを含む。チキソトロープは、H.M.ロイヤル社からキャメル− カルの品名で市販されている炭酸カルシウムを含むのが好ましい。 本発明のさらに他の実施態様においては、配合ポリマー組成物は、約5〜30重 量%の触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%のブチルゴム、約15〜30 重量%のクロロブチルゴム、約25〜35重量%のチキソトロープ、および約5〜5 重量%のパラフィン系プロセス油を含んだ硬化ブチルゴムであってもよい。ブチ ルゴムとクロロブチルゴムは、エクソンケミカル社からブチル268およびクロロ ブチル1068の品名で市販されている。好ましいチキソトロープは、シッド・リチ ャードソン・カーボン社(Sid Richardson Carbon)から N550 および N774 の 品名で市販されているカーボンブラックである。好ましいプロセス油は、R.E.キ ャロル社(R.E.Carroll)からサンパー(Sunpar)115の品名で市販されている 。 さらに、本発明の触媒失活ペイントスラッジパテから変性アスファルトセメン ト塗料を形成することができる。本塗料は、約2〜50重量%のペイントスラッジ パテと約60〜95重量%のアスファルトセメントを含む。好ましいアスファルトセ メントは、リパブリック・アスファルト社(Republic Asphalt)から AC-20 の 品名で市販されている。 本発明がより容易に理解できるよう、以下に実施例を挙げて本発明を説明する が、これらの実施例によって本発明が限定されることはない。 実施例1 2ガロン容量の二重遊星形ミキサー(double planetary mixer)中に2,000g の生ペイントスラッジ(固形分50%)を加えることにより、本発明にしたがって ペイントスラッジパテを製造した。スラッジを低速で5分攪拌した。ミキサージ ャケット中のスチームによって、スラッジを約107℃(225°F)に加熱した。さ らに、25 In.Hg.の減圧にし、スラッジから残留水を除去する手段としてこの減 圧を保持した。 実施例2 80gのジエタノールアミンを36gのジイソデシルフタレート中に穏やかな加熱 で溶解して得られた混合物を加えることによって触媒失活させたスラッジパテを 実施例1のように製造した。5分ミキシングした後、加熱を停止し、バッチを取 り出した。 121℃(250°F)での24時間加熱老化の前後に、得られたパテのメルトインデ ックスを測定した。測定したメルトインデックスに変化は認められなかった。 実施例3 実施例2のペインシスラッジパテを使用し、1ガロン容量の実験室用ベイカー ・パーキンズ・シグマブレードミキサー(Baker Perkins sigma blade mixer) に100gのブチルゴム(エクソンケミカル社から市販のブチル065)、73gのカー ボンブラック〔コロンビアン社(Columbian)から市販のスタテックス(Statex )MRG〕、および55gのポリブテン粘着性付与剤(アモコ社から市販の H-1500) を加えることによって、感圧シーラント組成物を製造した。連続的物質(contin uous mass)が形成されるまで、これらの成分を約30分混合した。次いで455gの ペイントスラッジパテを加え、約5分混合し、188gのアタパルジャイトクレー 〔フロリジン社(Floridin Co.)から市販のミヌゲル(Minugel)PC〕、18gの 熱分解法 シリカ(キャボット社から市販の Cab-o-sil M-5)、91gのタルク〔サイプレス 社(Cypress)から市販のミストロン・ベーパー(Mistron Vapor)〕、及び100 gのポリブテンを逐次的に加えた。このようにして得られた配合物を押し出して 、3/8"のスクウェアー・コンフィギュレーション・テープ(square configurati ontape)にした。このテープはガラスに対して優れた接着性を示し、また5mmの 円錐針入度〔25℃(78°F)にて100g重量〕と3kg/cm2(45psi)の圧縮撓みを 示した。 実施例4 実施例2において形成したペインシスラッジパテを使用し、1ガロン容量のベ イカー・パーキンズ・シグマブレードミキサーに、570gのペイントスラッジパ テ、75gのクロロブチルゴム(エクソンケミカル社から市販の1066)、10gの熱 分解法シリカ、および110gのスタベライトエステル樹脂(ハーキュレス社から 市販のスタベライト#10)を加えることによって、コーキングシーラント組成物 を製造した。これらの成分を15分混合し、次いで9.5gのキシレン、25gのブチ ルアルコール、55gのメチルアルコール、45gの軽質ナフサ、10gのトルエン、 および15gのイソブチルアルコールを混合物に逐次的に加えた(各付加ごとに5 分ミキシングした)。 このシーラントを 25 In.Hg の減圧にて脱気すると、79℃(175°F)で24時間 加熱老化後にガラス、アルミニウム、コンクリート、及び亜鉛めっき鋼板に対し て優れた接着性を有する空気非含有シーラントが得られた。シーラントは880,00 0 cpsの粘度を示した。 実施例5 実施例1のペイントスラッジパテを使用し、510gの加工ペイントスラッジパ テと18gのポリ塩化ビニルを1ガロン容量のベイカー・パーキンズ・シグマブレ ードミキサー中にて5分混合することによって熱硬化可能なシーラント組成物を 製造した。次いで120gのジイソデシルフタレートを加えて10分混合した。 この組成物に以下の成分を順次加えた: 31gのアクリルモノマー(CPSケミカ ル社から市販のエイジフレックスTMPTA)、5gの有機シラン(OSIスペシャルテ ィーズ社から市販のシランA-189)、4gのクメンヒドロペルオキシド(アトケ ム ノース社から市販)、36gのエポキシ樹脂(シェルケミカル社から市販のエポン R828)、15gのジシアンジアミド、および2gのテトラヒドロフタル酸無水物。 163℃(325°F)で20分キュアーした後、得られた接着剤は、熱浸漬亜鉛めっ き鋼板、冷間圧延鋼板、および PPG ED-11 電気被覆鋼板(electrocoated steel )に対して優れた接着性を示した。本シーラントの粘度は1,460,000cpsであった 。 実施例6 93℃(200°F)で10分加温した実施例2のペイントスラッジパテを使用して、 自動車用ペインタブル継ぎ目シーラー組成物を製造した。250gのペイントスラ ッジパテと50gのジイソノニルフタレートをキッチェン−エイドミキサー(Kitc hen−aid mixer)に加え、中程度の速度で4分混合した。 本混合物に、85.5gのPVCホモポリマー樹脂(ヒューエルス社から市販のベ ストリット7031)、28gのコポリマーPVC樹脂(オキシケム社から市販のオキ シ521)、9gの水掃去剤(ミシシッピ・ライム社から市販の酸化カルシウム) 、4.5gのカーボンブラック(アクゾケミカル社から市販のケトジェンブラックE C−300J)、9gの接着促進剤(シェルケミカル社から市販のユーレテック554) 、および64gのジイソノニルフタレートを順次加え、各付加ごとに中程度の速度 で2分混合した。 163℃(325°F)で20分キュアーした後、本シーラーは、E-被覆金属支持体( E-coated metal substrates)に対する優れた接着性、180%〜200%の伸び率、2 8〜35kg/cm2(400〜500psi)の引張強さ、100%の凝集破壊を伴う28〜35kg/cm2 (400〜500psi)の剪断強さ、およびハイソリッドエナメル自動車用ペイントと 併用して満足できる彩色適性を示した。 実施例7 93℃(200°F)で10分加温した実施例2のペイントスラッジパテを使用して、 自動車用アンダーボディシーラーを製造した。79gの粉砕炭酸カルシウム(H.M. ロイヤル社から市販のキャメル−カル)、26.5gの沈降炭酸カルシウム(H.M.ロ イヤル社から市販のハクエンカCC)、および100gのジイソデシルフタレートに1 21gのペイントスラッジパテを加え、高速で8分混合した。 本混合物に、131.5gのPVCホモポリマー分散型樹脂(ヒューエルス社から 市 販のベストリット7031)、8gの酸化カルシウム、26.5gのジイソデシルフタレ ート、2.5gの接着促進剤(シェルケミカル社から市販のユーレテック554)、お よび5gのミネラルスピリットを順次加え、中程度の速度で8分混合した。135 ℃(275°F)で30分ベーキングした後、本シーラーは、E-被覆支持体に対する 優れた接着性、90%の伸び率、215kg/cm2(300psi)の引張強さ、および100%の 凝集破壊を伴う17kg/cm2(250psi)の剪断強さを示した。 実施例8 実施例2において製造したペイントスラッジパテを使用して自動車用ボディシ ョップ接着剤組成物を製造した。600gのニトリルゴム(エニケム社から市販の ユーロプレン2860)と700gのジイソデシルフタレートとの混合物を AMKシグマ ブレードミキサー中で混合し、ゴム状物質が形成されるまで加熱した。次いで23 50gのペイントスラッジパテを加え、連続的物質が形成されるまで他の成分と約 30分混合した。 キッチェン−エイドミキサー中にて、73gの上記配合物に対し、95gの沈降炭 酸カルシウム(H.M.ロイヤル社から市販のハクエンカCC)、31.5gのクレー(フ ーバー社から市販のHC100)、61gのジイソデシルフタレート、および25.5gの 発泡剤系(a blowing system)[9gのアゾカルボンアミド(azocarbonamide) 〔シェリング・ベルリン・ポリマー社(Schering Berlin Polymer)から市販の フィセル(Ficel)ACS P4〕、9gの酸化亜鉛〔ジンク・コーポレーション・オ ブ・アメリカ(Zinc Corporation of America)から市販のカドックス(Kadox) 911〕、および7.5gのジイソデシルフタレートを混合することによって作製]を 順次加えながら攪拌した。これらの成分を高速で5分混合した。 発泡剤系を加えた後、配合物を中速で10分混合し、次いで120gのPVCホモ ポリマー分散型樹脂(ヒューエルス社から市販のベストリット1361K)と54.5g のジイソデシルフタレートを加えた。これらの成分を、中速でさらに10分混合し た。次いでこの組成物に、10gのアクリルモノマー(CPSケミカル社から市販の エイジフレックスTMPTA)、2.5gの有機シラン(ハルス社から市販のM8550)、1 .0gのクメンヒドロペルオキシド(アトケムノース社から市販)、17.5gのエポ キシ樹脂(シェルケミカル社から市販のエポンR828)、7.5gのジシアンジアミ ド、およ び1.0gのテトラヒドロフタル酸無水物を順次加え、中速で5分混合した。 163℃(325°F)で20分キュアーした後、得られた発泡性ビニル接着剤は、60 %の垂直ライズ(vertical rise)、10kg/cm2(150psi)の圧縮撓み、およびオ イルの付いた亜鉛めっき鋼板に対して100%凝集破壊を伴って19kg/cm2(275psi )の剪断接着強さを示した。実施例9 実施例2のペイントスラッジパテを使用して、2ガロン容量の二重遊星形ミキ サー中に1000gのアスファルトセメント(リパブリック・アスファルト社から市 販のAC-20)と80gのペイントスラッジパテを加えることによって、変性アスフ ァルトセメント塗料組成物を製造した。ミキサージャケット中のスチームによっ て本混合物を約107℃(225°F)に加熱し、均質になるまで約15分混合した。 149℃(300°F)での24時間の加熱老化の前後に、サンプルのメルトインデッ クスと針入度を測定した。ペイントスラッジを含有しているサンプルは、耐熱性 が増大していることがわかった。ペイントスラッジパテを含有していないアスフ ァルトの加熱老化後のメルトインデックスと針入度の変化率は、それぞれ40%お よび18.8%であり、一方、ペイントスラッジパテを含有しているサンプルは26.9 %と13.8%の変化率を示した。試験した他の全ての特性は、低温フレックス(co ld flex)と転がり球粘着性(rolling ball tack)を含めて同程度であった。 実施例10 実施例2のペイントスラッジパテと下記表1に記載の成分を使用して、軟質P VCプラスチックを製造した。 ポリマー可塑剤の一部(最大75%)を除去し、ペイントスラッジパテで置き換 えた。置き換えようとするポリマー可塑剤の各1%に対し、1%のペイントスラ ッジパテを加えた。所望の粘度を得るために、1%の充填剤を1%のモノマー可 塑剤で置き換えた。 キッチェン−エイドミキサーを使用して、これら配合物の500gバッチを作製 した。ポリマー可塑剤とペイントスラッジパテを均質になるまで混合した。次い でミキサーに残りの成分を加え、5分混合した。 1C.P.ハル(C.P.Hal)社から市販のプラストーホール(Plast-Hall) 2H.M.ロイヤル社から市販のキャメル−カル 3A.シュールマン社から市販のベストリット7030 異なった配合物の引張強さと伸び率%を測定した。得られた結果を表2に示す。 実施例11 実施例2のペイントスラッジパテを使用して硬化ブチルゴムを製造した。ミキ サージャケット中のスチームによって加熱されたミキサーに、200gのブチル268 と200gのクロロブチル1068(エクソンケミカル社から市販)を加えた。これら の成分を、混合物がもろい状態になるまで混合した。40gのN550、220gのN774 カーボンブラック(シッド・リチャードソン・カーボン社から市販)、および68 gのサンパー115プロセス油(R.E.キャロル社から市販)を、全ての成分が融解 するまで連続的に攪拌しながら交互に加えた。68gのペイントスラッジ、4gの ステアリン酸(R.E.キャロル社から市販)、20gの酸化亜鉛(ジンク・コーポレ ーション・オブ・アメリカから市販)、2.0gのイオウ(アルドリッチ社から市 販)、1 gのTMTD(エラストケム社から市販)、8gのMBTS(ユニロイヤル社から市販) 、および他の全ての成分を30分混合した。 ペイントスラッジパテを含まないサンプルバッチも作製した。ペイントスラッ ジパテを含んだサンプルと含まないサンプルを177℃(350°F)で40分キュアー した。ペイントスラッジパテを含んだサンプルは35kg/cm2(500psi)の引張強さ と780%の伸び率を示したが、ペイントスラッジを含まないサンプルは20kg/cm2 (280psi)の引張強さと650%の伸び率を示した。 本発明を例示するために代表的な特定の実施態様とその詳細について説明して きたが、当業者にとっては、請求の範囲に規定されている本発明の範囲を逸脱す ることなく、本明細書に開示されている方法の種々の変形が可能であることは言 うまでもない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月8日(1997.10.8) 【補正内容】 請求の範囲 1. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、およ びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分;なら びに b) 未硬化ポリマーを含有する加工ペイントスラッジパテ、このとき前記 ペイントスラッジパテが、スラッジから水と溶媒の一部が除去されるよう減圧下 にて約225°F(107℃)の温度で攪拌された、水、溶媒、および未硬化ポリマー を含有する生ペイントスラッジから加工されている; を含む配合ポリマー組成物。 2. 前記加工ペイントスラッジパテが配合ポリマー全組成の約5〜90重量% を構成する、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 3. 前記加工ペイントスラッジパテが配合ポリマー全組成の約20〜50重量% を構成する、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 5. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、およ びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分;なら びに b) 未硬化ポリマーを含有するペイントスラッジパテ、このとき前記ペイ ントスラッジパテが、8〜13のpH範囲を有する約0.1〜10%の塩基による処理 によって触媒失活されている; を含む配合ポリマー組成物。 6. 前記塩基が、ジエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−2−プロ パノール、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、水酸化カ リウム、および水酸化ナトリウムからなる群から選ばれる、請求項5記載の配合 ポリマー組成物。 7. 約10〜90重量%の前記ペイントスラッジパテ、1〜10重量%のポリ塩化 ビニル樹脂、約10〜20重量%の可塑剤、および約0.1〜1.0重量%の接着促進剤を 含んだ熱硬化可能なシーラントを含む、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 8. 約5〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜15重量% のゴムエラストマー、約1〜10重量%のチキソトロープ、および約10〜20重量% の粘着性付与剤を含んだ感圧シーラントを含む、請求項5記載の配合ポリマー組 成物。 9. 約15〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜10重量% のクロロブチルゴム、5〜15重量%のエステル樹脂、および約20〜35重量%の溶 媒を含んだコーキングシーラントを含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 10. 約10〜75重量%の前記ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%の可塑剤 、約10〜25重量%のポリ塩化ビニル樹脂、および約1〜5重量%の接着促進剤を 含んだ自動車用ペインタブル継ぎ目シーラーを含む、請求項5記載の配合ポリマ ー組成物。 11. 約10〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜25重量% の炭酸カルシウム、約20〜30重量%の可塑剤、約20〜30重量%のポリ塩化ビニル 樹脂、および約0.1〜1.0重量%の接着促進剤を含んだ自動車用アンダーボディシ ーラーを含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 12. 5〜50重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約1〜5重量%の ニトリルゴム、約15〜20重量%の炭酸カルシウム、約20〜30重量%の可塑剤、約 15〜30重量%のポリ塩化ビニル樹脂、および約1〜5重量%の硬化剤を含んだ自 動車用ボディーショップ接着剤を含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 13. 約5〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量% の可塑剤、約10〜35重量%のチキソトロープ、および約20〜40重量%のポリ塩化 ビニル樹脂を含んだ軟質ポリ塩化ビニルプラスチックを含む、請求項5記載の配 合ポリマー組成物。 14. 約5〜30重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量% のブチルゴム、約15〜30重量%のクロロブチルゴム、約25〜35重量%のチキソト ロープ、および約5〜15重量%のパラフィン系プロセス油を含んだ硬化ブチルゴ ムを含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 15. 塩基による処理によって触媒失活されている、未硬化ポリマーを含有し た加工ペイントスラッジパテから形成され、約2〜50重量%のペイントスラッジ パテと約60〜95重量%のアスファルトセメントを含む変性アスファルトセメント 塗料。 16. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、およ びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分;なら びに b) 未硬化ポリマーを含有するペイントスラッジパテ、このとき前記ペイ ントスラッジが、配合ポリマー全組成の約20〜50重量%を構成する; を含む配合ポリマー組成物。 【手続補正書】 【提出日】1998年9月11日(1998.9.11) 【補正内容】 1.特許請求の範囲を下記のとおり補正する。 『1. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、及 びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分;並び に b) スラッジから水と溶媒の一部が除去されるよう減圧下にて約225°F( 107℃)の温度で攪拌された、水、溶媒、及び未硬化ポリマーを含有する生ペイ ントスラッジから加工されている未硬化ポリマー含有加工ペイントスラッジパテ 、; を含む配合ポリマー組成物。 2. 前記加工ペイントスラッジパテが配合ポリマー全組成の約5〜90重量% を構成する、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 3. 前記加工ペイントスラッジパテが配合ポリマー全組成の約20〜50重量% を構成する、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 4. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、及び これらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分;並びに b) 8〜13のpH範囲を有する約0.1〜10%の塩基による処理によって触 媒失活されている未硬化ポリマー含有ペイントスラッジパテ、; を含む配合ポリマー組成物。 5. 前記塩基が、ジエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−2−プロ パノール、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、水酸化カ リウム、及び水酸化ナトリウムからなる群から選ばれる、請求項4記載の配合ポ リマー組成物。 6. 約10〜90重量%の前記ペイントスラッジパテ、1〜10重量%のポリ塩化 ビニル樹脂、約10〜20重量%の可塑剤、及び約0.1〜1.0重量%の接着促進剤を含 んだ熱硬化可能なシーラントを含む、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 7. 約5〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜15重量% のゴムエラストマー、約1〜10重量%のチキソトロープ、及び約10〜20重量%の 粘着性付与剤を含んだ感圧シーラントを含む、請求項4記載の配合ポリマ ー組成物。 8. 約15〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜10重量% のクロロブチルゴム、5〜15重量%のエステル樹脂、及び約20〜35重量%の溶媒 を含んだコーキングシーラントを含む、請求項4記載の配合ポリマー組成物。 9. 約10〜75重量%の前記ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%の可塑剤 、約10〜25重量%のポリ塩化ビニル樹脂、及び約1〜5重量%の接着促進剤を含 んだ自動車用ペインタブル継ぎ目シーラーを含む、請求項4記載の配合ポリマー 組成物。 10. 約10〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜25重量 %の炭酸カルシウム、約20〜30重量%の可塑剤、約20〜30重量%のポリ塩化ビニ ル樹脂、及び約0.1〜1.0重量%の接着促進剤を含んだ自動車用アンダーボディシ ーラーを含む、請求項4記載の配合ポリマー組成物。 11. 5〜50重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約1〜5重量% のニトリルゴム、約15〜20重量%の炭酸カルシウム、約20〜30重量%の可塑剤、 約15〜30重量%のポリ塩化ビニル樹脂、及び約1〜5重量%の硬化剤を含んだ自 動車用ボディーショップ接着剤を含む、請求項4記載の配合ポリマー組成物。 12. 約5〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量 %の可塑剤、約10〜35重量%のチキソトロープ、及び約20〜40重量%のポリ塩化 ビニル樹脂を含んだ軟質ポリ塩化ビニルプラスチックを含む、請求項4記載の配 合ポリマー組成物。 13. 約5〜30重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量 %のブチルゴム、約15〜30重量%のクロロブチルゴム、約25〜35重量%のチキソ トロープ、及び約5〜15重量%のパラフィン系プロセス油を含んだ硬化ブチルゴ ムを含む、請求項4記載の配合ポリマー組成物。 14. 塩基による処理によって触媒失活されている、未硬化ポリマーを含有 した加工ペイントスラッジパテから形成され、約2〜50重量%のペイントスラッ ジパテと約60〜95重量%のアスファルトセメントを含む変性アスファルトセメン ト塗料。 15. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、お よ びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分; 並びに b) 配合ポリマー全組成の約20〜50重量%を構成する未硬化ポリマー含有 ペイントスラッジパテ、; を含む配合ポリマー組成物。 16. 前記ペイントスラッジを乾燥することによって前記水及び/又は有機 溶媒の実質的な部分を除去し、そして、8〜13の範囲のpHを有する塩基を含 む触媒失活剤で処理することにより前記ペイントスラッジを触媒失活することか らなる、工程を含む、未硬化ポリマー、水及び/又は有機溶媒を含む生ペイント スラッジの処理方法。 17. 前記ペイントスラッジの乾燥工程が、約107℃の温度で減圧下、前 記スラッジを撹拌することを含む請求項16記載の方法。 18. 前記塩基が約0.1〜10重量%の生ペイントスラッジを含む請求項 16記載の方法。 19. 前記塩基が、ジエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−2−プ ロパノール、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、水酸化 カリウム及び水酸化ナトリウムからなる群から選択される請求項16記載の方法 。 20. 前記ペイントスラッジ中で前記ポリマーを硬化することなく、前記除 去工程を行う、請求項16記載の方法。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 1/08 C09D 1/08 C09J 11/08 C09J 11/08 C09K 3/10 C09K 3/10 Z (72)発明者 ガムボア,セビラ・シー アメリカ合衆国オハイオ州45424,ハーバ ー・ハイツ,ストーンハースト・ドライブ 6531

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a) 可塑剤、バインダー、粘着性付与剤、変性剤、ゴム、樹脂、およ びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマー成分;なら びに b) 未硬化ポリマーを含有する加工ペイントスラッジパテ、このとき前記 加工ペイントスラッジは、前記少なくとも1種のポリマー成分の少なくとも一部 に対する代替物である; を含む配合ポリマー組成物。 2. 前記加工ペイントスラッジパテが配合ポリマー全組成の約5〜90重量% を構成する、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 3. 前記加工ペイントスラッジパテが配合ポリマー全組成の約20〜50重量% を構成する、請求項1記載の配合ポリマー組成物。 4. 前記ペイントスラッジパテが、スラッジから水と溶媒の一部が除去され るよう減圧下にて約107℃(225°F)の温度で攪拌された、水、溶媒、および未 硬化ポリマーを含有する生ペイントスラッジから加工されている、請求項1記載 の配合ポリマー組成物。 5. 前記ペイントスラッジパテが、8〜13のpH範囲を有する約0.1〜10% の塩基で処理することによって触媒失活されている、請求項1記載の配合ポリマ ー組成物。 6. 前記塩基が、ジエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−2−プロ パノール、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、水酸化カ リウム、および水酸化ナトリウムからなる群から選ばれる、請求項5記載の配合 ポリマー組成物。 7. 約10〜90重量%の前記加工ペイントスラッジパテ、1〜10重量%のポリ 塩化ビニル樹脂、約10〜20重量%の可塑剤、および約0.1〜1.0重量%の接着促進 剤を含んだ熱硬化可能なシーラントを含む、請求項1記載の配合ポリマー組成物 。 8. 約5〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜15重量% のゴムエラストマー、約1〜10重量%のチキソトロープ、および約10〜20重量% の粘着性付与剤を含んだ感圧シーラントを含む、請求項5記載の配合ポリマー組 成物。 9. 約15〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約5〜10重量% のクロロブチルゴム、5〜15重量%のエステル樹脂、および約20〜35重量%の溶 媒を含んだコーキングシーラントを含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 10. 約10〜75重量%の前記ペイントスラッジパテ、約15〜30重量%の可塑剤 、約10〜25重量%のポリ塩化ビニル樹脂、および約1〜5重量%の接着促進剤を 含んだ自動車用ペインタブル継ぎ目シーラーを含む、請求項5記載の配合ポリマ ー組成物。 11. 約10〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜25重量% のチキソトロープ、約20〜30重量%の可塑剤、約20〜30重量%のポリ塩化ビニル 樹脂、および約0.1〜1.0重量%の接着促進剤を含んだ自動車用アンダーボディシ ーラーを含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 12. 5〜50重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約1〜5重量%の ニトリルゴム、約15〜20重量%のチキソトロープ、約20〜30重量%の可塑剤、約 15〜30重量%のポリ塩化ビニル樹脂、および約1〜5重量%の硬化剤を含んだ自 動車用ボディーショップ接着剤を含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 13. 約5〜75重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量% の可塑剤、約10〜35重量%のチキソトロープ、および約20〜40重量%のポリ塩化 ビニル樹脂を含んだ軟質ポリ塩化ビニルプラスチックを含む、請求項5記載の配 合ポリマー組成物。 14. 約5〜30重量%の前記触媒失活ペイントスラッジパテ、約15〜30重量% のブチルゴム、約15〜30重量%のクロロブチル、約25〜35重量%のチキソトロー プ、および約5〜15重量%のパラフィン系プロセス油を含んだ硬化ブチルゴムを 含む、請求項5記載の配合ポリマー組成物。 15. 塩基による処理によって触媒失活されている、未硬化ポリマーを含有し た加工ペイントスラッジパテから形成され、約2〜50重量%のペイントスラッジ パテと約60〜95重量%のアスファルトセメントを含む変性アスファルトセメント 塗料。
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