JP2000358379A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JP2000358379A
JP2000358379A JP11166882A JP16688299A JP2000358379A JP 2000358379 A JP2000358379 A JP 2000358379A JP 11166882 A JP11166882 A JP 11166882A JP 16688299 A JP16688299 A JP 16688299A JP 2000358379 A JP2000358379 A JP 2000358379A
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JP
Japan
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commercial power
power
output
oscillation
power supply
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JP11166882A
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Inventor
Kazuhiko Yokoyama
一彦 横山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復電時に、内部発振器出力を商用電力に急速
に同期させる。 【解決手段】 停電状態から商用電力が復電すると、商
用電力に対する内部発振器21の出力の位相ずれをずれ
検出部31で検出し、そのずれθdに応じてレジスタ2
9に設定する値を変更し、タイマカウンタ27がフルカ
ウント値になる値を変更し、フルカウントごとのパルス
の周期を変化し、このパルスをステップカウンタ23で
計数し、ステップカウンタ23が所定数計数ごとに内部
発振器21の発振1周期が決定される。つまりずれθd
に応じて内部発振器21の発振周波数がθdを小さくす
るように変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は商用電力を受電中
は商用電力を負荷へ供給し、停電になると蓄電池の出力
をインバータで交流電力に変換して負荷へ供給する無停
電電源装置、特に停電時のインバータ出力から商用電力
への切替えのための構成に係わる。
【0002】
【従来の技術】この種の無停電電源装置において、停電
状態から商用電源が復電した時に、直ちにインバータ出
力から、商用電力を負荷へ供給するように切替えると、
商用電力とインバータ出力との間に位相のずれがある場
合は、トランスが飽和したりするなどの問題が生じる。
従って従来から、インバータ出力が、復電した商用電力
と位相同期した時点で商用電力への切替えを行ってい
る。
【0003】この切替えのために従来においては、図4
Aに示すように商用電力の復電が検出され、2秒間の確
認した時点t0 の直後の商用電力のゼロ交差点と、図4
Bのインバータ出力のゼロ交差点との位相差θdを検出
し、位相差θdが所定値以上であれば、インバータを駆
動する発振器の発振周波数と商用電力周波数とは必ずわ
ずかのずれがあり、インバータ出力は例えば59.8H
zであるため、時間の経過と共に位相差θdが徐々に小
となることを利用して、商用電力の各ゼロ交差ごとに、
インバータ出力との位相差θdが所定値(商用電力の2
0分の1周期)以下になったか否かを調べ、θdが所定
値以下になったらインバータ出力が商用電力と同期した
とみなして、負荷への電力供給を商用電力側に切替えて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては商用電
力の周波数に対しインバータ出力周波数がずれているこ
とを利用しているが、このずれはごくわずかであるため
インバータ出力が商用電力と位相同期状態になるには復
電確認時点から4秒乃至8秒程度もの長い時間がかか
り、しかも、同期状態になるまでの時間が毎日違うた
め、本当に同期するのか不安になるという問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば復電を
検出すると、内部発振器の発振波形と商用電力波形との
位相ずれが周期的に検出され、その検出したずれに応じ
て、そのずれが小さくなるように内部発振器の発振周波
数が周波数補正手段で制御され、位相ずれが所定値以下
であると負荷への給電がインバータ出力から商用電力へ
切替えられる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施例を図面を
参照して説明する。図1はこの発明の実施例の機能構成
を示す。商用電源11からの商用電力を受電中は商用電
力がスイッチ12を通じて負荷13へ供給される。また
充電器14を通じて商用電力により蓄電池15が充電さ
れる。停電検出回路16により停電が検出されると制御
部17によりインバータ18が起動され、またスイッチ
12がインバータ18側へ切替えられ、蓄電池15の電
力がインバータ18により交流に変換されて負荷13へ
供給される。
【0007】内部発振器21の発振出力が駆動回路22
へ供給され、駆動回路22によりインバータ18が駆動
される。内部発振器21は例えばステップカウンタ23
がパルスを計数し、その計数値により波形メモリ24の
正弦波データが読み出され、その読み出された正弦波デ
ータはD/A変換器25でアナログの正弦波信号に変換
され、この正弦波信号が内部発振器21の出力として駆
動回路22へ供給される。ステップカウンタ23は最大
計数値が例えば199のリングカウンタであり、前記正
弦波信号の1周期はステップカウンタ23の一巡周期で
ある。
【0008】このステップカウンタ23に与えるパルス
の周波数を変更して、内部発振器21の発信周波数を変
更できるようにされている。即ち、クロック発生器26
よりのクロックがタイマカウンタ27で計数され、タイ
マカウンタ27の計数値は比較器28によりレジスタ2
9の設定値と比較され、両者が一致するとパルスがステ
ップカウンタ23へ供給され、これが計数される。また
比較器28よりの一致パルスによりタイマカウンタ27
がリセットされる。よってタイマカウンタ27はレジス
タ29の設定値をフルカウント値とするリングカウンタ
として動作する。レジスタ29の設定値を変更すること
により一致パルスの周期(周波数)が変化することにな
る。例えばレジスタ29の設定値を1333とすると、
内部発振器21の発振周波数が60Hzになるようにさ
れている。
【0009】停電状態から商用電力が復電するとこれが
停電検出回路16で検出され(図2、S1)ずれ検出部
31で商用電力の波形に対するインバータ18の出力波
形のずれ、つまり位相差θdが検出される(S2)。図
3Aに示すように商用電力のゼロ交差点(負から正へ
の)ごとに、インバータ18の出力波形、つまり内部発
振器21の発振出力のゼロ交差点(負から正への)との
位相差θdが検出される。ずれ、つまり位相差θdが規
定値以上、例えば商用電力の周期の200分の1以上で
あれば(S3)、そのずれが小さくなるように内部発振
器21の発振周波数を補正する(S4)。
【0010】この周波数補正を、この例ではずれに応じ
た大きさで行う。つまり、ずれθdが所定値、例えば商
用電力の周期の20/200以上であれば(S5)、ス
テップカウンタ23へ供給するパルスの周期を比較的大
きく、例えば16/1333だけ変化させる(S6)。
内部発振周波数が高く、商用電力より進んでいる場合は
パルス周期を16/1333だけ長くし、つまりレジス
タ29に1349を設定し、逆に内部発振周波数が低
く、商用電力より遅れている場合はパルス周期を16/
1333だけ短くし、つまりレジスタ29に1317を
設定する。
【0011】ずれθdが20/200以下であれば、ス
テップカウンタ23へ供給するパルスの周期を、θdが
所定値以上の場合(S6)よりも小さな値、例えば4/
1333だけ変化させる(S7)。この場合も、内部発
振出力が進んでいるか遅れているかにより、周期を長く
又は短くする。このようにずれ検出部31のずれ検出状
態に応じて、ステップカウンタ23へ入力するパルスの
周期を変化させるため、レジスタ29に対する設定値が
変更される。つまりタイマカウンタ27、比較器28、
レジスタ29はステップカウンタ23に入力するパルス
に対する周波数補正手段32を構成している。
【0012】このように構成されているから、図3Aに
示す商用電力に対し、内部発振出力が図3Bに示すよう
に進んでいれば、商用電力の負から正へのゼロ交差ごと
にレジスタ29に設定される値が所定値ずつ加算され、
内部発振出力の周波数は約59Hz、58Hz…と変化
し、商用電力との位相差θdは急速に小さくなり、この
差θdが商用1周期の20/200以下になると内部発
振出力の周波数変化はわずかな値となり、θdが商用1
周期の1/200以下になると同期状態と判定され、こ
の状態でレジスタ29の値が規定の値、つまり60Hz
の時の値、前記例では1333に設定され(S8)、従
って商用電力と内部発振出力との同期状態が保持され、
この状態で制御部17により負荷13への供給がインバ
ータ出力から商用電力にスイッチ12により切替えられ
る(S9)。
【0013】内部発振出力が図3Cに示すように比較的
大きく、例えば商用周期の80/200遅れている場合
は、商用電力の負から正へのゼロ交差ごとにレジスタ2
9の値が次々と変更設定され、内部発振出力の周波数が
60Hzより、61Hz、62Hz、63Hzと変化
し、内部発振出力が商用電力に対し進んでいる状態にな
ってしまい、これより内部発振出力周波数が63Hz、
64Hz、63Hzと変化させられ、商用電力との位相
差θdが小さくなり、同期引込み状態になる。
【0014】また、ずれθdが一定の値より小さくなっ
た時にステップカウンタ23へ供給するパルス周期を一
度1333にリセットしてやっても良い。何れの状態に
あっても1秒以内に同期状態になる。従って復電検出か
ら2秒後に復電を確定するが、この発明ではその復電確
定する時には内部発振出力は商用電力に同期しており、
復電確定時に商用電力への切替えをすることができ、常
に復電から所定時間で切替えを行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、商
用電力と内部発振出力との位相差に応じて内部発振周波
数を補正して、内部発振出力を商用電力に急速に同期さ
せているため、従来よりも同期検出、切替えに到る時間
を著しく短縮でき、復電から所定時間で商用電力への切
替えを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の機能構成を示す図。
【図2】図1の復電時の内部発振器同期制御手順を示す
図。
【図3】復電時の内部発振出力の変化の様子を示す図。
【図4】従来の復電時の内部発振出力が商用電力と同期
状態になる様子を示す図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電力を受電中は蓄電池を充電すると
    共に、負荷へ商用電力を供給し、停電検出回路が停電を
    検出すると、内部発振器の発振出力によりインバータを
    駆動し、そのインバータにより上記蓄電池の出力を交流
    に変換して上記負荷へ供給する無停電電源装置におい
    て、 上記停電検出回路が復電を検出すると、上記内部発振器
    の発振波形と、上記商用電力の波形との位相ずれを検出
    するずれ検出手段と、 上記検出したずれに応じてそのずれが小さくなるように
    上記内部発振器の発振周波数を制御する周波数補正手段
    と、 上記位相ずれが所定値以下であると、上記負荷への給電
    をインバータ出力から上記商用電力に切替える手段とを
    具備する無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 上記周波数補正手段は上記ずれの大きさ
    が大きければ発振周波数を大きく変化する手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の無停電電源装置。
JP11166882A 1999-06-14 1999-06-14 無停電電源装置 Pending JP2000358379A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106101A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Fuji Electric Systems Co Ltd 電源装置の同期制御装置および電源装置の並列運転方法
JP2017158222A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社明電舎 電力変換装置とバイパス用遮断器の投入方法
JP2019017170A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置および無停電電源装置の制御方法

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