JP2000357467A - 色選別機構とカラー陰極線管 - Google Patents

色選別機構とカラー陰極線管

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JP2000357467A
JP2000357467A JP11169055A JP16905599A JP2000357467A JP 2000357467 A JP2000357467 A JP 2000357467A JP 11169055 A JP11169055 A JP 11169055A JP 16905599 A JP16905599 A JP 16905599A JP 2000357467 A JP2000357467 A JP 2000357467A
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Masaki Shinoda
正樹 篠田
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    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
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    • H01J2229/07Shadow masks
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    • H01J2229/075Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アパーチャーグリルタイプの色選別機構に
おいて、スリット7を斜めに通過しパネル1内面で反射
した電子ビーム9がテープ2のパネル1側の平坦面6a
で反射されて自己と対応する蛍光体3aと別の蛍光体3
bに入射することによる色純度の低下を軽減する。 【解決手段】色選別電極2のスリットピッチが0.31
0〜0.221mmのものについては、その各テープ6
のパネル側平坦部6aにおける幅をスリットピッチの
0.215〜0.050倍にし、スリットピッチが0.
220〜0.100mmのものについては、上記幅をス
リットピッチの0.225〜0.050倍にしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アパーチャーグリ
ル方式の色選別機構と、該色選別機構を用いたカラー陰
極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機、コンピュータ等の
モニター用ディスプレイ等に用いられるカラー陰極線管
は、例えば図4に示すような構造を有している。図面に
おいて、1はパネル、2は色選別電極、3は蛍光体、4
はファンネル、5は電子銃である。図5はアパーチャー
グリルタイプの色選別電極2を示す斜視図である。該色
選別電極2は、テープ6と、スリット7と、フレーム8
から構成されている。図6は従来のカラー陰極線管のパ
ネル1及び色選別電極2を示す断面図である。
【0003】図6に示すように、電子銃5からの電子ビ
ーム9は、色選別電極2のスリット7を通過し、アルミ
ニウム膜10を通過し、蛍光体3aに衝突し、この蛍光
体3aを発光させる。
【0004】色選別電極2は、一般に、所要板厚の鋼板
の表面にパターニングされたマスク膜を形成し、該マス
ク膜をマスクとして上記鋼板をエッチングすることによ
りストライプ状のスリット7を多数形成することにより
製造され、各テープ6、6、・・・はそれぞれ図6に示
すような断面形状を有している。即ち、各テープ6の電
子銃側における幅と、パネル側6aにおける幅が異な
り、最もパネル側6aにおける幅の方が相当に狭くされ
ている。
【0005】即ち、テープ6の電子銃側の部分はその厚
さの数十%迄が同じ幅になっているが、そこを過ぎると
パネル側に寄るに従って幅が狭められ、最もパネル側の
部分6aの幅が最も狭くなるようにされている。6c、
6cはパネル側に寄るに従って幅が狭めることにより生
じる傾斜部である。各テープ6の断面形状をそのように
するのは、スリット7に斜めに入射した電子ビーム(一
般的には赤用電子ビーム及び青用電子ビーム)9ができ
るだけ多くテープ6に遮られることなく自己と対応する
蛍光体3aに入射できるようにするためである。
【0006】そして、従来において、その各テープ6
は、スリットピッチが0.310〜0.221mmの場
合、最もパネル側6aにおける幅が、スリットピッチの
0.225〜0.30倍に設定されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
てカラー陰極線管の色純度の向上が難しいという問題が
生じていた。というのは、高精細な画質を得るディスプ
レイ用カラー陰極線管においてスリットピッチの微細化
が必要となるが、微細化する程、蛍光体に衝突して反射
した散乱電子がその蛍光体以外の蛍光体に衝突して発光
させるという現象が生じるからである。
【0008】即ち、図6に示すように、或るスリット7
に斜めに入射した電子ビーム9がそれと対応する蛍光体
3aに衝突してもその衝突したビーム9の全てが蛍光体
3aに入射し、蛍光発生に寄与するというわけではな
い。一部9aは反射され、その反射されたビーム9aが
色選別電極2のテープ6のパネル側の面6aに衝突し、
その衝突したビームが散乱し、その散乱したビームの一
部がそのビームと対応しない蛍光体3bに入射し、蛍光
を発生させてしまうということが起きる。その結果、混
色が生じ、色純度が低下してしまうのである。
【0009】勿論、蛍光体3や色選別電極2の材質を改
良し、できるだけ反射による色ずれを少なくする努力が
為されているが、色純度の改良に対する要求は強まる一
方であり、それに応えることが難しいのが現状であっ
た。
【0010】また、従来においては、色純度が画面の中
央部と左右両サイドとでは不均一であるという問題があ
った。これは、電子ビームが蛍光体に衝突する角度が画
面の中央部と左右両サイドとで異なっていたためであ
る。
【0011】即ち、電子銃から発射された電子ビーム9
は色選別電極2のスリット7を通過し、一部がアルミニ
ウム膜10や蛍光体3に反射されるが、その電子ビーム
の反射率がアルミニウム膜10や蛍光体3に対する角度
により異なり、角度が大きいほど大きくなることが知ら
れており、そして、カラー陰極線管の画面の中央部と左
右両サイドとでは電子ビームの衝突する角度が異なる。
従って、画面の水平走査方向上における位置による反射
率の違いによって色純度の不均一が生じるのである。
【0012】そこで、本願発明者は、色選別機構の各テ
ープのパネル側平坦部6aにおける幅を、電子ビームの
アルミニウム膜10や蛍光体3に対する角度に応じて適
宜に変えることにより、色純度の均一性を改良するとい
う着想を得た。そして、当初、従来においてのテープの
パネル側平坦部6aにおける幅の水平走査方向上におけ
る位置による変化を調べたところ、図3において「従来
例」と示されたように上記幅が変化していることが判明
した。
【0013】更に、実験を重ねたところ、図3において
「本発明(第3の実施例)」として示されたように上記
幅を変化させれば色純度の均一性が非常に高まることが
判明し、後述する本発明の第3のものを為すに至った。
【0014】しかして、本発明は、第1に、スリットを
通過しパネル内面で反射した電子ビームが色選別電極の
各テープのパネル側の面で反射されて自己と対応する蛍
光体とは別の蛍光体に入射することによる色純度の低下
を軽減することを目的とし、第2に、画面の水平走査方
向上における位置による色純度の不均一性を軽減するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のものは、
色選別電極のスリットピッチが0.310〜0.221
mmであってその各テープのパネル側平坦部における幅
をスリットピッチの0.215〜0.050倍にしてな
る。
【0016】従って、本発明の第1のものによれば、各
テープのパネル側平坦部における幅をスリットピッチの
0.215〜0.050倍と従来よりも狭くしたので、
各テープのパネル側平坦部に衝突するパネル内面側から
電子ビームの蛍光体への再反射量を少なくすることがで
きる。依って、色純度の低下を軽減することができる。
【0017】本発明の第2のものは、色選別電極のスリ
ットピッチが0.220〜0.100mmであってその
各テープのパネル側平坦部における幅をスリットピッチ
の0.225〜0.050倍にしてなる。
【0018】従って、本発明の第2のものによれば、各
テープのパネル側平坦部における幅をスリットピッチの
0.220〜0.050倍と従来よりも狭くしたので、
各テープのパネル側平坦部に衝突するパネル内面側から
電子ビームの蛍光体への反射量を少なくすることができ
る。依って、色純度の低下を軽減することができる。
【0019】本発明の第3のものは、色選別電極の各テ
ープのパネル側平坦部の画面中央部における幅と、両端
における幅との比を1:1.5〜0.3にし、画面中央
部から画面両端に行くに従って上記幅が徐々に変化する
ようにしてなる。
【0020】従って、本発明の第3のものによれば、テ
ープのパネル側平坦部における幅の画面の水平走査方向
上における分布が、図3において「本発明(第3の実施
例)」として示されたところの、色純度の均一性が非常
に高くできることが判明した分布に合致するので、色純
度の均一性が非常に高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、基本的には、色純度を
高めるためには、色選別電極のスリットピッチが0.3
10〜0.221mmのものについては、その各テープ
のパネル側平坦部における幅をスリットピッチの0.2
15〜0.050倍にし、スリットピッチが0.220
〜0.100mmのものについては、上記幅をスリット
ピッチの0.225〜0.050倍にしてなる。
【0022】また、色純度の均一性を高めるためには、
色選別電極の各テープのパネル側平坦部の画面中央部に
おける幅と、両端における幅との比を1:1.5〜0.
3にし、画面中央部から画面両端に行くに従って上記幅
が徐々に変化するようにしてなる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図1は本発明の第1の実施例の要部を示すカラ
ー陰極線管の水平方向に切断した断面図である。図にお
いて、1はパネル、2は色選別電極、3は該パネル1の
内面に形成された蛍光体、6は色選別電極2のテープ、
6aは該テープ6のパネル側の平坦部である。
【0024】上記色選別電極2は、所要板厚の鋼板の表
面にパターニングされたマスク膜を形成し、該マスク膜
をマスクとして上記鋼板をエッチングすることによりス
トライプ状のスリット7を多数形成することにより形成
され、各テープ6、6、・・・はそれぞれ図1に示すよ
うな断面形状を有している。即ち、各テープ6の電子銃
側における幅と、パネル側平坦部6aにおける幅が異な
り、最もパネル側6aにおける幅の方が相当に狭くされ
ている。本実施例のスリット7の配置ピッチは0.31
0〜0.221mmである。10はパネル1内面上に形
成されたアルミニウム膜である。
【0025】図1に示す実施例は、図6に示す従来例と
は、各テープのパネル側平坦部における幅をスリットピ
ッチの0.215〜0.050倍にしてなる点で相違
し、従来の0.225〜0.30倍よりも相当に小さ
い。
【0026】このような実施例においても、当然のこと
ながら、図1に示すように、電子銃5からの電子ビーム
9は色選別電極2のスリット7を通過し、アルミニウム
膜10を通過し、蛍光体3aに衝突し、この蛍光体3a
を発光させるが、このとき電子ビーム9の数%はアルミ
ニウム膜10及び蛍光体3aにて反射され、その反射ビ
ーム9aの一部はテープ6のパネル側の平坦部6bにて
再び反射され、別の蛍光体3bに入射される。その結
果、混色が生じ、僅かながらだが色純度が低下する。こ
れは、本発明によるといえど避け得ない。
【0027】しかしながら、パネル1のアルミニウム膜
10及び蛍光体3で反射された電子ビーム9aを反射す
るところのテープ6のパネル側の平坦部6aの幅を従来
よりも狭くしたので、従来と比較すると、その狭くした
分そのテープ6のパネル側の面6aにおいて電子ビーム
9と対応しない別の蛍光体3bに向けて反射される電子
ビームの量が少なくなる。
【0028】従って、別の蛍光体3bに到達した電子ビ
ームにより異なる色を発光するので、色純度の低下が生
じるが、その輝度は到達した電子ビームの量が少なくな
った分小さくなり、混色の程度が小さくなる。従って、
従来に比較して色純度の劣化が非常に少なくなる。
【0029】尚、色選別電極2のテープ6のパネル側平
坦部6aを広くした分、平坦でない傾斜した部分6cの
面積が増え、この部分6cに入射する電子ビームの量が
増えるが、この傾斜した部分6cはその角度が入射した
光を蛍光体3bへ反射する角度ではないので、混色をも
たらさず、色純度を劣化させない。
【0030】このように、本実施例によれば、電子ビー
ムの反射による色純度の劣化がないが、図2はそのこと
を示すところの、テープ6のパネル側平坦部6aでの幅
/スリットピッチ(横軸)と、赤色の色度の劣化(縦
軸)との関係図である。従来においては0.310〜
0.221mmまでのパネル側平坦部6aの幅のスリッ
トピッチの、0.225〜0.30倍程度であった。こ
の従来の場合、例えば赤色の色度の劣化はCIE色度座
標のX座標で20/1000〜15/1000であっ
た。
【0031】それに対して、本実施例によれば、テープ
6のパネル側平坦部6aでの幅をスリットピッチの0.
215倍以下にすることにより、色度の劣化をCIE色
度座標のX座標で10/1000以下にすることができ
た。
【0032】尚、テープ6のパネル側平坦部6aでの幅
をスリットピッチの0.05倍以下にすると、そのパネ
ル側平坦部6aでの幅が小さすぎてテープ6に捻れが生
じる等の不具合が生じることが明らかにされている。従
って、その幅はスリットピッチの0.215倍以下0.
05倍以上にするのが妥当なのである。
【0033】本発明の第2の実施例は、スリットピッチ
が0.220〜0.100mmの色選別電極を用いた場
合に本発明を適用した実施例であって、各テープのパネ
ル側平坦部における幅をスリットピッチの0.220〜
0.050倍にしたものである。本実施例は第1の実施
例とはその点でのみ相違し、それ以外の点では相違しな
い。従って、本実施例の図示はしない。そして、第2の
実施例によっても、第1の実施例と同様に色純度の劣化
を低減できることが確認されている。
【0034】本発明の第3の実施例は、色選別電極の各
テープのパネル側平坦部の画面中央部における幅と、両
端における幅との比を1:1.5〜0.3にし、画面中
央部から画面両端に行くに従って上記幅が徐々に変化す
るようにし、以て画面全域に渡って色純度が均一になる
ようにしたものである。
【0035】前述の通り、電子銃から発射された電子ビ
ーム9は色選別電極2のスリット7を通過し、一部がア
ルミニウム膜10や蛍光体3に反射されるが、その電子
ビームの反射率がアルミニウム膜10や蛍光体3に対す
る角度により異なり、角度が大きいほど大きくなること
が知られており、そして、カラー陰極線管の画面の中央
部と左右両サイドとでは電子ビームの衝突する角度が異
なる。従って、反射率の違いによる色純度の不均一が生
じるのである。
【0036】そこで、本願発明者は、色選別電極の各テ
ープ6のパネル側平坦部6aにおける幅を、電子ビーム
のアルミニウム膜10や蛍光体3に対する角度に応じて
適宜に変えることにより、純度の均一性を改良するとい
う着想を得、そして、当初、従来においてのテープのパ
ネル側平坦部6aにおける幅の水平走査方向上における
位置による変化を調べたところ、図3において「従来
例」と示されたように上記幅が変化していたことが判明
した。
【0037】更に、実験を重ねたところ、図3において
「本発明(第3の実施例)」として示されたように上記
幅を変化させれば色純度の均一性が非常に高まることが
判明した。そこで、それに従って、色選別電極の各テー
プのパネル側平坦部の画面中央部における幅と、両端に
おける幅との比を1:1.5〜0.3にし、画面中央部
から画面両端に行くに従って上記幅が徐々に変化するよ
うにしたのである。尚、上記比を1:0.3以下にした
場合、即ち、画面両端における幅を画面中央部における
幅の0.3倍以下にした場合には、そのパネル側平坦部
6aでの幅が小さすぎてテープ6に捻れが生じる等の不
具合がでることが解っている。
【0038】しかして、本実施例によれば、色純度の均
一性を高めることができるのである。
【0039】上記各実施例の色選別電極2を用いた色選
別機構は、それぞれカラー陰極線管に組み込まれて使用
されることは言うまでもない。そして、その色選別電極
2を用いたカラー陰極線管は上述したメリットを享受す
ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の第1のものによれば、各テープ
のパネル側平坦部における幅をスリットピッチの0.2
15〜0.050倍と従来よりも狭くしたので、各テー
プのパネル側平坦部に衝突するパネル内面側から電子ビ
ームの蛍光体への反射量を少なくすることができる。依
って、色純度の低下を軽減することができる。
【0041】本発明の第2のものによれば、各テープの
パネル側平坦部における幅をスリットピッチの0.22
0〜0.050倍と従来よりも狭くしたので、各テープ
のパネル側平坦部に衝突するパネル内面側から電子ビー
ムの蛍光体への反射量を少なくすることができる。依っ
て、色純度の低下を軽減することができる。
【0042】本発明の第3のものによれば、図3におい
て「本発明(第3の実施例)」として示されたところ
の、色純度の均一性が非常に高くできることが判明した
分布に合致するので、色純度の均一性が非常に高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部を示すカラー陰極
線管を水平方向に切断した断面図である。
【図2】テープのパネル側平坦部での幅/スリットピッ
チ(横軸)と、赤色の色度の劣化(縦軸)との関係図で
ある。
【図3】色選別電極の水平走査方向上における位置(横
軸)とテープのパネル側平坦部における幅(縦軸)との
関係を、従来の場合と本発明の第3の実施例の場合につ
いて示す関係図である。
【図4】カラー陰極線管を水平面に沿って切断した断面
図である。
【図5】色選別機構の要部を示す斜視図である。
【図6】従来例の要部を示すカラー陰極線管を水平方向
に切断した断面図である。
【符号の説明】
1・・・パネル、2・・・色選別電極、 3・・・蛍光
体、3a・・・電子ビームと対応する蛍光体、3b・・
・電子ビームと対応しない蛍光体、6・・・テープ、6
a・・・テープのパネル側平坦面、6c・・・傾斜部、
7・・・スリット、9・・電子ビーム、9a・・・反射
ビーム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットピッチが0.310〜0.22
    1mmのアパーチャーグリルタイプの色選別電極を用い
    た色選別機構において、 上記色選別電極の各テープのパネル側平坦部における幅
    をスリットピッチの0.215〜0.050倍にしてな
    ることを特徴とする色選別機構。
  2. 【請求項2】 スリットピッチが0.310〜0.22
    1mmの色選別電極を用いたアパーチャーグリルタイプ
    の色選別機構を備えたカラー陰極線管において、 上記色選別電極の各テープのパネル側平坦部における幅
    をスリットピッチの0.215〜0.050倍にしてな
    ることを特徴とするカラー陰極線管。
  3. 【請求項3】 スリットピッチが0.220〜0.10
    0mmのアパーチャーグリルタイプの色選別電極を用い
    た色選別機構において、 上記色選別電極の各テープのパネル側平坦部における幅
    をスリットピッチの0.225〜0.050倍にしてな
    ることを特徴とする色選別機構。
  4. 【請求項4】 スリットピッチが0.220〜0.10
    0mmのアパーチャーグリルタイプの色選別電極を用い
    た色選別機構を備えたカラー陰極線管において、 上記色選別電極の各テープのパネル側平坦部における幅
    をスリットピッチの0.225〜0.050倍にしてな
    ることを特徴とするカラー陰極線管。
  5. 【請求項5】 アパーチャーグリルタイプの色選別電極
    を用いた色選別機構において、 上記色選別電極の各テープのパネル側平坦部の画面中央
    部における幅と、両端における幅との比を1:1.5〜
    0.3にし、 画面中央部から画面両端に行くに従って上記色選別電極
    の各テープのパネル側平坦部における幅が徐々に変化す
    るようにしてなることを特徴とする色選別機構。
  6. 【請求項6】 アパーチャーグリルタイプの色選別電極
    を用いた色選別機構を備えたカラー陰極線管において、 上記色選別電極の各テープのパネル側平坦部の画面中央
    部における幅と、同じく画面両端における幅との比を
    1:1.5〜0.3にし、 画面中央部から画面両端に行くに従って上記幅が徐々に
    変化するようにしてなることを特徴とするカラー陰極線
    管。
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