JP2000357057A - ディスク装置におけるリード/ライト制御方式 - Google Patents

ディスク装置におけるリード/ライト制御方式

Info

Publication number
JP2000357057A
JP2000357057A JP11170389A JP17038999A JP2000357057A JP 2000357057 A JP2000357057 A JP 2000357057A JP 11170389 A JP11170389 A JP 11170389A JP 17038999 A JP17038999 A JP 17038999A JP 2000357057 A JP2000357057 A JP 2000357057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
sector
track
write
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11170389A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Yamada
智紀 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP11170389A priority Critical patent/JP2000357057A/ja
Publication of JP2000357057A publication Critical patent/JP2000357057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置において、命令実行時間を最少
としたリード/ライト制御方法を得る。 【解決手段】 セクタS103をリードあるいはライト
した後に、S103からS014までの回転待ち時間t
1以内に、トラック#1からトラック#0へ切り替えが
完了し、セクタS014のリードあるいはライト命令が
実行できることを検証する(1)。次に、セクタS00
0の命令実行後S103までの回転待ち時間t2内に、
トラック#0からトラック#1への切り替えが完了し、
セクタS103のリードあるいはライトが実行できるこ
とを検証する(2)。セクタS000にてのリードある
いはライト命令実行後、トラック#1に切り替えてセク
タS103のリードあるいはライト命令を実行する
(3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置におけ
るリード/ライト制御方法に関し、特にディスク装置に
おいてディスクの回転待ち時間を利用したリード/ライ
ト制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、(磁気あるいは光磁気)ディスク
装置の大容量化・高性能化が進む中、主要部分が機構的
な部品にて構成されるディスク装置においては、上位装
置(コンピュータシステムの主体をなす中央処理装置;
CPU;コンピュータ)からの命令に対し、機構部分を
如何に効率よく動作させ、高速なデータのアクセスを行
えるかが課題となっている。このような状況の中、従来
のディスク装置においては、上位装置からのデータアク
セス命令が連続して発行された場合に、ひとつの命令を
受け取って処理が完了した後、また次の命令を受け取っ
て処理していく形式で、一つ一つ順番に命令を実行して
いくのは効率的でない。従って、一つの命令を実行して
いる間に、次々と上位装置より発行される命令をディス
ク装置内に蓄積していき、この蓄積された命令の中から
現在命令を実行しているトラック内にて、現在位置から
最も近い位置に関する命令を選択し、実行していくとい
う処理が行われている。
【0003】この従来の処理を図4に従って説明する。
図4において、トラック#0〜#2は、ディスク装置の
(別の)ディスク面にあるトラックであり、これらのト
ラックは同一シリンダ内に存在する。すなわち、これら
のトラックはヘッドの切り替えのみにて選択することが
できる。なお、トラック#q(q=0〜2)のセクタは
セクタSq00〜Sq99であるとする。例えば、トラ
ック#0のセクタS000をリードあるいはライトして
いるとする。なお、ディスク面の回転周期(時間)をT
とする。
【0004】この間に、上位装置から、例えばセクタS
207,S103,S014,S112,S205,S
110という形で、リードあるいはライト命令がランダ
ムに発行されたとする。この場合、ディスク装置は、ま
ず、これらの命令とこの命令が実行さるべきセクタ番号
とをディスク装置内に蓄積する。次に、ディスク装置
は、蓄積したリードあるいはライト命令の中から、ヘッ
ド切り替えを必要としない、同一トラック上に存在する
セクタS014のリードあるいはライト命令を選択
(j)して実行する。
【0005】その後、トラック#0上のセクタに対する
未実行の命令がなくなるため、例えば同一シリンダ上の
トラック#1にヘッドを切り替え、セクタS103
(k)→S110(l)→S112(m)の順序でリー
ドあるいはライト命令を実行する。さらに、トラック#
1上の未実行の命令がなくなった後、例えばトラック#
2へ移動し、セクタS205(o)→S207(p)の
順序でリードあるいはライト命令を実行する。
【0006】このように、同一トラック上に存在するセ
クタを優先して、リードあるいはライト命令を実行して
いき、命令を受け付けた順番にこだわらずに、リードあ
るいはライト命令を実行することによって、トラック切
り替えの回数を減らし、トラック切り替えに要する時間
を短縮している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来のディ
スク装置においては、上位装置から受け付けた命令をデ
ィスク装置内に蓄積し、その中から現在位置するトラッ
クと、同一トラック上にある位置に関する命令のみを検
索し、優先して命令を実行する様になっている。すなわ
ち、現在位置するトラックと同一トラック内に位置する
命令を優先して実行しようとした場合、現在位置してい
るセクタから、次の命令が実行されるセクタまでの移動
時間が回転待ち時間となる問題が生じる。
【0008】例えば、図4に示す命令実行には、図から
2T(ディスク面の回転周期)以上の時間がかかってい
ることが判る。特に、現在位置しているセクタがそのト
ラックの先頭セクタにあり、次に命令を実行するセクタ
が同一トラックの最終セクタであるような場合において
は、ほぼ一回転分の回転待ち時間:Tが発生することに
なる。
【0009】本発明の目的は、命令実行時間を最少とし
たディスク装置及びそのリード/ライト制御方法を提供
することである。すなわち、ディスク装置が上位装置か
ら連続して受け付けるリードあるいはライト命令を蓄積
し、現在命令を実行している位置と蓄積されている命令
の実行位置の位置関係を算出し、回転待ち時間を利用し
てより効率的にトラック間を移動させるように、命令の
順序を入れ替えて実行することにより、リードあるいは
ライトの性能を向上させる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上位装
置からの連続するリード/ライト命令に応答してこれ等
命令を蓄積し、現在命令を実行しているトラック上の位
置から、蓄積されている全ての命令の実行位置までに要
する時間を算出して、この算出時間に応じて次に実行す
る命令位置を決定するようにしたことを特徴とするディ
スク装置におけるリード/ライト制御方式が得られる。
更に、前記算出時間とトラック切り替え時間とを比較し
て、回転待ち時間に実行可能な命令を検索して実行する
ようにしたことを特徴とするリード/ライト制御方式が
得られる。
【0011】また、本発明によれば、複数のディスク媒
体面上の円周状のトラックにて構成される複数のシリン
ダを有し、前記トラックは一定数のセクタにて構成さ
れ、上位装置から前記セクタ単位にてリード/ライト制
御されるディスク装置におけるリード/ライト制御方式
であって、前記上位装置からの前記リード/ライト制御
命令及び前記リード/ライト制御命令の存するセクタの
番号を格納する手段と、前記リード/ライト制御命令の
処理間の待機時間中に最もアクセス時間の短い同一シリ
ンダ内の次の前記リード/ライト制御命令の存するセク
タを算出する手段と、この算出されたセクタを順にアク
セスし前記リード/ライト制御命令処理を実行する手段
とを含むことを特徴とするリード/ライト制御方式が得
られる。
【0012】本発明の作用は次の通りである。上位装置
からの連続したリードあるいはライト命令に対して、命
令を蓄積し、蓄積された命令すべての実行位置関係を算
出する。その結果、これらの位置関係とディスク媒体
(面)の回転、トラック切り替え時間等の情報により、
命令実行の合間に発生する回転待ち時間を利用して、効
率よくトラックを切り替えながら、リードあるいはライ
ト命令を実行する。ディスク内部に蓄積されたリードあ
るいはライト命令が、ディスク媒体の回転とトラック切
り替えに要する時間を考慮し、命令の実行の合間(回転
待ち時間)にトラック切り替えを行い、他のトラックに
ての命令を実行して回転待ち時間を減らし、リードある
いはライト時の性能を向上させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるディスク
装置の実施例のリード/ライト制御方法の説明図であ
り、図2〜4と同等部分は同一符号にて示している。図
1において、トラック#0〜#2は、それぞれ複数のデ
ィスク媒体(面)上に分かれて、同一(仮想)シリンダ
上に存在するトラックである。すなわち、これらのトラ
ック間の移動はシリンダ間を移動(ヘッドの位置を機械
的に移動)することなく、ヘッドの切り替えのみにて行
える。
【0014】例えば、トラック#0〜#2は、それぞれ
S000〜S014,S100〜S114,S200〜
S214と、15個のセクタに分割されており、ディス
ク媒体(面)一回転分が15セクタとなる。すなわち、
「ディスク媒体の一回転=15セクタ=T(回転周
期)」である。
【0015】そこに、例えば上位装置からセクタのリー
ドあるいはライト命令が、 (1) “S000”セクタ リード/ライト (2) “S207”セクタ リード/ライト (3) “S103”セクタ リード/ライト (4) “S014”セクタ リード/ライト (5) “S112”セクタ リード/ライト (6) “S205”セクタ リード/ライト (7) “S110”セクタ リード/ライト なる順番にてランダムに発行され、ディスク装置内に蓄
積される。
【0016】また、トラック#0〜#2の間のトラック
切り替えに必要な時間「t」は、図1に示す場合におい
ては、“1セクタ分の回転待ち時間<トラック切り替え
時間:t<2セクタ分の回転待ち時間”と仮定してい
る。
【0017】本発明の実施例の動作を図1,2により説
明する。例えば、上述のようにディスク装置は、上位装
置よりトラック#0セクタS000のリードあるいはラ
イト命令を受け付ける。その結果、ディスク装置はヘッ
ドをトラック#0セクタS000に移動し、データの読
み出しを開始する。ディスク装置はトラック#0セクタ
S000へのリードあるいはライト命令を受け付けてか
ら、トラック#0セクタS000への移動(アクセス)
中、あるいはリードあるいはライト命令実行中にも、上
位装置から連続して発行される命令を上述のように順次
受け付けて、ディスク装置内に蓄積していく。
【0018】図1に示す場合、セクタS000のリード
あるいはライト命令を受け付けた後、S207,S10
3,S014,S112,S205,S110の順に
て、各セクタに対するリードあるいはライト命令を受け
付け蓄積している。
【0019】図2において、セクタS000を起点とし
た場合、はじめにトラック#0を選択して、セクタS0
00のリードあるいはライト命令を実行している間に、
ディスク装置は蓄積された命令の実行位置を確め、次に
実行すべき命令を選択する。まず、現在命令を実行中の
セクタS000から、回転待ち(アクセス)時間の最も
少ないセクタを検索する。この時、トラック#0〜#2
の違いは無視する。その結果、図1においては、トラッ
ク#1セクタS103が候補aとなる。S103が候補
となると、まず、セクタS103から、蓄積されている
命令の中の同一シリンダ内に、存在するセクタS014
までの回転待ち(アクセス)時間t1が計算される。仮
に、セクタS103をリードあるいはライトした後に、
S103からS014までの回転待ち時間t1以内に、
トラック#1からトラック#0へ切り替えが完了し、セ
クタS014のリードあるいはライト命令が実行できる
ことを検証する(ステップ1)。
【0020】この検証の結果が「偽(真でない;N
O)」の場合、直ちにS014のリードあるいはライト
命令が実行されるが、図1においては「真(YES)」
であるため、次に、セクタS000の命令実行後S10
3までの回転待ち時間t2内に、トラック#0からトラ
ック#1への切り替えが完了し、セクタS103のリー
ドあるいはライトが実行できることを検証する(ステッ
プ2)。
【0021】この結果が「偽」であった場合には、次に
S000からの回転待ち時間が少ないセクタを検索して
同様の動作を行うが、図1においては「真」であるた
め、セクタS000にてのリードあるいはライト命令実
行後、トラック#1に切り替えてセクタS103のリー
ドあるいはライト命令を実行する(ステップ3)。
【0022】また、セクタS103から回転待ち(アク
セス)時間の最も少ないセクタを検索すると、トラック
#2セクタS205が検索(b’)される。仮に、セク
タS205をリードあるいはライトした後に、S205
からS014までの回転待ち時間t3’以内に、トラッ
ク#2からトラック#0へ切り替えが完了し、セクタS
014のリードおよびライト命令が実行できることを検
証する(ステップ4)。
【0023】この検証の結果が「偽」の場合、直ちにト
ラック#0へ切り替えて、S014のリードあるいはラ
イト命令が実行されるが、図1においては「真」である
ため、次に、セクタS103の命令実行後S205まで
の回転待ち時間t4’内に、トラック#1からトラック
#2への切り替えが完了し、セクタS205のリードあ
るいはライトが実行できることを検証する(ステップ
5)。「真」の場合、セクタS103にてのリードある
いはライト命令実行後、トラック#2に切り替えて、セ
クタS205のリードあるいはライト命令を実行する
(ステップ6)が、図1においては「偽」であるため、
次にS103からの回転待ち(アクセス)時間が少ない
セクタを検索すると、トラック#2セクタS207が候
補bとなる。
【0024】仮に、セクタS207をリードあるいはラ
イトした後に、S207からS014までの回転待ち時
間t3以内に、トラック#2からトラック#0へ切り替
えが完了し、セクタS014のリードあるいはライト命
令が実行できることを検証する(ステップ7)。この検
証の結果が「偽」の場合、直ちにトラック#0へ切り替
えてS014のリードあるいはライト命令が実行される
が、図1においては「真」であるため、次に、セクタS
103の命令実行後S207までの回転待ち時間t4内
に、トラック#1からトラック#2への切り替えが完了
し、セクタS205のリードあるいはライトが実行でき
ることを検証する(ステップ8)。「真」であった場合
には、次にS103からの回転待ち(アクセス)時間が
少ないセクタを検索し、同様の動作を行うが、図1にお
いては「偽」であるため、セクタS103にてのリード
あるいはライト命令実行後、トラック#2に切り替え
て、セクタS207のリードあるいはライト命令を実行
する(ステップ9)。
【0025】さらに、セクタS207から回転待ち(ア
クセス)時間の最も少ないセクタを検索すると、トラッ
ク#1セクタS110が検索cされる。仮に、セクタS
110をリードあるいはライトした後に、S110から
S014までの回転待ち時間t5以内に、トラック#1
からトラック#0への切り替えが完了し、セクタS01
4のリードあるいはライト命令が実行できることを検証
する(ステップ10)。
【0026】この検証の結果が「偽」の場合、直ちにト
ラック#0へ切り替えて、S014のリードあるいはラ
イト命令が実行されるが、図1においては「真」である
ため、次に、セクタS207の命令実行後S110まで
の回転待ち時間t6内に、トラック#2からトラック#
1への切り替えが完了し、セクタS110のリードある
いはライトが実行できることを検証する(ステップ1
1)。この結果が「偽」であった場合には、次にS20
7からの回転待ち(アクセス)時間が少ないセクタを検
索し、同様の動作を行うが、図1においては「真」であ
るため、セクタS207にてのリードあるいはライト命
令実行後、トラック#1に切り替えて、セクタS110
のリードあるいはライト命令を実行する(ステップ1
2)。
【0027】さらにまた、セクタS110から回転待ち
(アクセス)時間の最も少ないセクタを検索すると、ト
ラック#1セクタS112が検索d’される。セクタS
112はS110と同一トラック上にあるため、トラッ
ク切り替えは必要ない。従って、S110のリードある
いはライト命令完了後に、続けてS112のリードある
いはライト命令を実行することはできる(ステップ1
4,15)。 しかし仮に、セクタS112をリードあ
るいはライトした後に、S112からS014までの回
転待ち時間t7’以内に、トラック#1からトラック#
0への切り替えが完了し、セクタS014のリードある
いはライト命令が実行できることを検証する(ステップ
13)。その結果、図1に示す場合は「偽」であるた
め、S110のリードあるいはライト命令実行後は、S
112のリードあるいはライト命令は実行せず、トラッ
ク#0に切り替えdて、S014のリードあるいはライ
ト命令を実行する(ステップ16)。
【0028】本発明の他の実施例を図3に示す。上述し
た図1に基づく実施例に、トラック#1セクタS114
に対するリードあるいはライト命令を追加したような場
合を考える。S110までの動作は上述した図1に基づ
く実施例と同様であるが、その後、次のような2通りの
動作が考えられる。
【0029】まず、S110のリードあるいはライト命
令を実行した後、仮に、セクタS112をリードあるい
はライトした場合を考える。この場合、S112リード
あるいはライト命令完了後に、S112からS014ま
での回転待ち時間t7’以内に、トラック#1からトラ
ック#0へ切り替えて、セクタS014のリードあるい
はライト命令を実行することはできない。従って、S1
12のリードあるいはライト命令は実行せず、トラック
#0に切り替えて、S014のリードあるいはライト命
令を実行eする。その結果的、S110以降にてはS0
14にてのリードあるいはライト命令のみを実行するこ
とになる。
【0030】しかし、S112を実行した場合、S01
4のリードあるいはライトは実行できないが、S114
のリードあるいはライトを実行することができ、S11
0以降にS112とS114との2つのリード、あるい
はライト命令を実行(f,g)することができる。上述
した図1に基づく実施例にてはeのように動作するが、
同じ時間内にどちらがより多くの命令を実行できるかの
判断を加えることにより、f,gのように動作すること
が可能となる。
【0031】以上の本発明の実施例の説明においては、
一つのシリンダ内において、いかに効率よく(回転待ち
時間を少なく)命令実行を行うかについて論じてきた。
これは、例えば磁気ディスク装置においては、ディスク
媒体(面)の回転周期:Tに比べ、一般にはシリンダ間
の移動(ヘッドを機械的に動かす)時間の方が長いた
め、シリンダ間の移動を考慮しても命令実行の効率化に
寄与しないためである。
【0032】しかし、例えば隣のシリンダへ移動する時
間と、離れた位置のシリンダへ移動する時間とを比べる
と大きな差がある。従って、シリンダ間の移動時間がデ
ィスク媒体(面)の回転周期:Tに比べて短いシリンダ
が存在する可能性がある。ここでは、このようなシリン
ダを含めて一つの(仮想)シリンダと考える。また、光
磁気ディスク装置においては、光ヘッドの機械的な位置
を移動させることなく、アクチュエータを動作させて光
学的に、例えば30本のトラック(シリンダ)にアクセ
スすることができる。この場合、ディスク媒体(面)の
回転周期:Tが例えば16msであって、アクチュエー
タの動作時間が例えば1msであるとすると、これらの
例えば30個のシリンダは、充分一つの(仮想)シリン
ダとして考えることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上位装置
から連続的に発行される命令を蓄積し、蓄積された命令
の中から同一トラック上の命令を優先するように、並べ
替えて実行していく方法より、さらに効率よく命令を実
行できる効果がある。すなわち、常に命令実行の合間の
(回転)待ち時間内に、実行できる同一仮想シリンダ内
のトラックに対する命令がないかどうかの検証を行い、
そのような命令があった場合には、その(回転)待ち時
間内にトラックを切り替えて命令を実行するためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の動作説明図である。
【図2】本発明の実施例の動作フローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例の動作説明図である。
【図4】従来のリード/ライト制御方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
a セクタS000からS103への命令実行切り替え
経路 b セクタS103からS207への命令実行切り替え
経路 b’ セクタS103からS205への命令実行切り替
え経路 c セクタS207からS110への命令実行切り替え
経路 d セクタS110からS013への命令実行切り替え
経路 d’ セクタS110からS112への命令実行切り替
え経路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの連続するリード/ライト
    命令に応答してこれ等命令を蓄積し、現在命令を実行し
    ているトラック上の位置から、蓄積されている全ての命
    令の実行位置までに要する時間を算出して、この算出時
    間に応じて次に実行する命令位置を決定するようにした
    ことを特徴とするディスク装置におけるリード/ライト
    制御方式。
  2. 【請求項2】 前記算出時間とトラック切り替え時間と
    を比較して、回転待ち時間に実行可能な命令を検索して
    実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載のリ
    ード/ライト制御方式。
  3. 【請求項3】 複数のディスク媒体面上の円周状のトラ
    ックにて構成される複数のシリンダを有し、前記トラッ
    クは一定数のセクタにて構成され、上位装置から前記セ
    クタ単位にてリード/ライト制御されるディスク装置に
    おけるリード/ライト制御方式であって、前記上位装置
    からの前記リード/ライト制御命令及び前記リード/ラ
    イト制御命令の存するセクタの番号を格納する手段と、
    前記リード/ライト制御命令の処理間の待機時間中に最
    もアクセス時間の短い同一シリンダ内の次の前記リード
    /ライト制御命令の存するセクタを算出する手段と、こ
    の算出されたセクタを順にアクセスし前記リード/ライ
    ト制御命令処理を実行する手段とを含むことを特徴とす
    るリード/ライト制御方式。
  4. 【請求項4】 同一の前記シリンダ内のすべての前記リ
    ード/ライト制御命令処理実行完了後、次のシリンダへ
    移動することを特徴とする請求項3記載のリード/ライ
    ト制御方式。
JP11170389A 1999-06-17 1999-06-17 ディスク装置におけるリード/ライト制御方式 Pending JP2000357057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11170389A JP2000357057A (ja) 1999-06-17 1999-06-17 ディスク装置におけるリード/ライト制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11170389A JP2000357057A (ja) 1999-06-17 1999-06-17 ディスク装置におけるリード/ライト制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000357057A true JP2000357057A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15904032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11170389A Pending JP2000357057A (ja) 1999-06-17 1999-06-17 ディスク装置におけるリード/ライト制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000357057A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3585091B2 (ja) 記憶装置
KR100675010B1 (ko) 하이브리드 하드디스크 드라이브의 캐시 제어 방법, 이에적합한 기록 매체 그리고 이에 적합한 장치
JP4675881B2 (ja) 磁気ディスク装置およびその制御方法
KR101465099B1 (ko) 특정 조건을 갖는 파일을 신속하게 판독할 수 있는 하이브리드 하드디스크 드라이브, 이에 적합한 제어 방법 및 이에 적합한 기록 매체
US6490651B1 (en) Host-based virtual disk drive for improving the performance of a hard disk drive's input/output
JP5372262B2 (ja) 割込み信号受付け装置及びコンピュータ装置
US6957311B2 (en) Data storage apparatus, computer apparatus, data processing apparatus, and data processing method
US6553454B1 (en) Storage device and method of reordering commands from a command queue
JP4461089B2 (ja) ストレージ制御装置およびストレージ制御方法
JP2001125829A (ja) コントローラ装置、ディスクコントローラ、補助記憶装置、コンピュータ装置、および補助記憶装置の制御方法
JP5030387B2 (ja) データ記憶装置
JP2000357057A (ja) ディスク装置におけるリード/ライト制御方式
JP3847888B2 (ja) ディスク装置及び同装置における欠陥による再配置データの高速ホスト転送方法
JP2001290607A (ja) デバイスドライバのコマンドキューイング制御方法及びコンピュータシステム
JP2002342038A (ja) コマンドの実行順序を制御するディスク装置
JPH04251421A (ja) ディスク・ドライブのヘッド/アームの径方向移動回数を低減する方法
JPH11265262A (ja) 高速ライトキャッシュディスク装置
JP2009087460A (ja) ディスク記憶装置のコマンド処理方法
JPH11232037A (ja) ディスクキャッシュライト機能を持った磁気ディスク装置
JPH0394342A (ja) 集合型光ディスク装置アクセス方式
JP2561394B2 (ja) 入出力制御方式
JP2704138B2 (ja) 磁気ディスクキャッシュの制御方法
JP2605588B2 (ja) 高速アクセス機構付きcd−rom装置
JP2003108314A (ja) データ記憶装置、コンピュータ装置、書き込みデータの処理装置および書き込みデータの処理方法
JP2012038330A (ja) ハードディスクドライブ