JP2000357025A - ウェアラブルコンピュータ用ベース - Google Patents
ウェアラブルコンピュータ用ベースInfo
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- JP2000357025A JP2000357025A JP11169942A JP16994299A JP2000357025A JP 2000357025 A JP2000357025 A JP 2000357025A JP 11169942 A JP11169942 A JP 11169942A JP 16994299 A JP16994299 A JP 16994299A JP 2000357025 A JP2000357025 A JP 2000357025A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】装着性が良く、使用者が必要とする機能を選択
することにより、機能拡張、軽量、省電力、コスト低減
等が可能なウェアラブルコンピュータを実現できるウェ
アラブルコンピュータ用ベースを提供する。 【解決手段】少なくとも演算、記憶、入出力、電力供給
を行うための複数の機能ユニット２ａ〜２ｉを互いに連
絡するための線と、その線を各機能ユニットに着脱可能
に接続するための複数のコネクタと、その線と各コネク
タとを保持すると共にウェアラブルコンピュータの使用
者の身体に装着可能な保持部材２３とを備える。
することにより、機能拡張、軽量、省電力、コスト低減
等が可能なウェアラブルコンピュータを実現できるウェ
アラブルコンピュータ用ベースを提供する。 【解決手段】少なくとも演算、記憶、入出力、電力供給
を行うための複数の機能ユニット２ａ〜２ｉを互いに連
絡するための線と、その線を各機能ユニットに着脱可能
に接続するための複数のコネクタと、その線と各コネク
タとを保持すると共にウェアラブルコンピュータの使用
者の身体に装着可能な保持部材２３とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体に装着して屋
外や作業現場等で情報を授受するのに適するウェアラブ
ルコンピュータ用のベースに関する。
外や作業現場等で情報を授受するのに適するウェアラブ
ルコンピュータ用のベースに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、使用者の身体に装着されるウェア
ラブルコンピュータが実用化され始めている。従来のウ
ェアラブルコンピュータは、メモリ、ハードディスク、
ＣＰＵを内蔵したコンピュータ本体を、衣料用ベルトで
腰部に固定したり、着衣の一部に収納することで身体に
装着され、頭部装着型表示装置等の表示装置に接続され
る。
ラブルコンピュータが実用化され始めている。従来のウ
ェアラブルコンピュータは、メモリ、ハードディスク、
ＣＰＵを内蔵したコンピュータ本体を、衣料用ベルトで
腰部に固定したり、着衣の一部に収納することで身体に
装着され、頭部装着型表示装置等の表示装置に接続され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ウェアラブルコンピュ
ータに要求される機能や性能は利用形態によって千差万
別である。例えば、複雑な作業や高度な知識に基づく判
断を要する現場において、その判断を行うための補助機
器として利用する場合、その作業の内容や種類によって
は大容量のメモリやハードディスク、高性能のＣＰＵ、
大型のバッテリーを搭載して機能向上を図る必要があ
る。そのような機能向上のためにコンピュータ本体が大
型化し、バッテリーの大容量化により重量が増大する。
そのため、高機能を必要とする使用者にとっては携帯性
が問題となり、応用できる作業の制限やバッテリーの容
量不足による連続使用時間の制限による使い勝手の低下
が問題となる。一方、そのような大容量のメモリやハー
ドディスク、高性能のＣＰＵ、大型のバッテリーを必要
としない作業もあり、このような場合は機能の簡略化を
図ることができる。また、従来のウェアラブルコンピュ
ータにあっては、ＣＰＵやハードディスクの交換による
機能の拡張性に乏しく、処理能力の向上に対応できない
ために、高価であるが瞬く間に陳腐化するという問題が
ある。
ータに要求される機能や性能は利用形態によって千差万
別である。例えば、複雑な作業や高度な知識に基づく判
断を要する現場において、その判断を行うための補助機
器として利用する場合、その作業の内容や種類によって
は大容量のメモリやハードディスク、高性能のＣＰＵ、
大型のバッテリーを搭載して機能向上を図る必要があ
る。そのような機能向上のためにコンピュータ本体が大
型化し、バッテリーの大容量化により重量が増大する。
そのため、高機能を必要とする使用者にとっては携帯性
が問題となり、応用できる作業の制限やバッテリーの容
量不足による連続使用時間の制限による使い勝手の低下
が問題となる。一方、そのような大容量のメモリやハー
ドディスク、高性能のＣＰＵ、大型のバッテリーを必要
としない作業もあり、このような場合は機能の簡略化を
図ることができる。また、従来のウェアラブルコンピュ
ータにあっては、ＣＰＵやハードディスクの交換による
機能の拡張性に乏しく、処理能力の向上に対応できない
ために、高価であるが瞬く間に陳腐化するという問題が
ある。
【０００４】本発明は、上記問題を解決することのでき
るウェアラブルコンピュータ用ベースを提供することを
目的とする。
るウェアラブルコンピュータ用ベースを提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のウェアラブルコ
ンピュータ用ベースは、少なくとも演算、記憶、入出
力、電力供給を行うための複数の機能ユニットを互いに
連絡するための線と、その線を各機能ユニットに着脱可
能に接続するための複数のコネクタと、その線と各コネ
クタとを保持すると共にウェアラブルコンピュータの使
用者の身体に装着可能な保持部材とを備える。本発明の
構成によれば、複数の機能ユニットはコネクタに着脱可
能であるので容易に交換できる。例えば、ＣＰＵや画像
処理用演算チップ等の演算機能を奏するユニット、メモ
リやハードディスク等の記憶機能を奏するユニット、キ
ーボードやマウス等の入力機能を奏するユニット、ヘッ
ドマウントディスプレイや携帯型表示装置や携帯型プリ
ンタ等の出力を奏するユニット、バッテリーのような電
力供給機能を奏するユニットを、使用目的やコスト等に
応じて交換できる。すなわち、保持部材に保持されたコ
ネクタに必要となる機能ユニットを接続することで、作
業に応じて必要となる機能、性能を満足した最軽量の最
適なシステム構成のウェアラブルコンピュータを実現す
ることができる。また、より処理能力の高い新たな部品
が登場しても、一部の機能ユニットを交換するだけで性
能を向上させることが出来る。例えば、必要となる処理
速度に応じたＣＰＵの選択、必要となる記憶容量に応じ
たメモリやハードディスクの選択、作業に最適な入力手
段の選択、作業時間に最適な軽量なバッテリの選択等を
行うことができる。
ンピュータ用ベースは、少なくとも演算、記憶、入出
力、電力供給を行うための複数の機能ユニットを互いに
連絡するための線と、その線を各機能ユニットに着脱可
能に接続するための複数のコネクタと、その線と各コネ
クタとを保持すると共にウェアラブルコンピュータの使
用者の身体に装着可能な保持部材とを備える。本発明の
構成によれば、複数の機能ユニットはコネクタに着脱可
能であるので容易に交換できる。例えば、ＣＰＵや画像
処理用演算チップ等の演算機能を奏するユニット、メモ
リやハードディスク等の記憶機能を奏するユニット、キ
ーボードやマウス等の入力機能を奏するユニット、ヘッ
ドマウントディスプレイや携帯型表示装置や携帯型プリ
ンタ等の出力を奏するユニット、バッテリーのような電
力供給機能を奏するユニットを、使用目的やコスト等に
応じて交換できる。すなわち、保持部材に保持されたコ
ネクタに必要となる機能ユニットを接続することで、作
業に応じて必要となる機能、性能を満足した最軽量の最
適なシステム構成のウェアラブルコンピュータを実現す
ることができる。また、より処理能力の高い新たな部品
が登場しても、一部の機能ユニットを交換するだけで性
能を向上させることが出来る。例えば、必要となる処理
速度に応じたＣＰＵの選択、必要となる記憶容量に応じ
たメモリやハードディスクの選択、作業に最適な入力手
段の選択、作業時間に最適な軽量なバッテリの選択等を
行うことができる。
【０００６】その線と保持部材はウェアラブルコンピュ
ータの使用者の身体に沿って湾曲可能とされているのが
好ましい。これによりベースを身体に容易に装着でき
る。
ータの使用者の身体に沿って湾曲可能とされているのが
好ましい。これによりベースを身体に容易に装着でき
る。
【０００７】前記保持部材は、使用者の身体一部に巻き
付け可能なベルト状部材、または、使用者の身体一部に
嵌め合わされるリングを構成するのが好ましい。これに
より、本発明のベースを衣料用のベルトの様に使用者の
腰等に巻き付けたり、腕や肩や首等に嵌め合わせること
で身体に装着できる。
付け可能なベルト状部材、または、使用者の身体一部に
嵌め合わされるリングを構成するのが好ましい。これに
より、本発明のベースを衣料用のベルトの様に使用者の
腰等に巻き付けたり、腕や肩や首等に嵌め合わせること
で身体に装着できる。
【０００８】前記保持部材を使用者の衣服に一体化する
ことで、衣服を身につけると同時に本発明のベースを身
体に装着できる。
ことで、衣服を身につけると同時に本発明のベースを身
体に装着できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図１、図２に示すウェアラブルコン
ピュータ１は、例えばＩＢＭ‐ＰＣ‐ＡＴ互換機等のコ
ンピュータを構成するもので、複数の機能ユニットとベ
ース２０とから構成されている。それら機能ユニットと
して、演算機能を奏するＣＰＵにより構成される演算ユ
ニット２ａ、記憶機能を奏するＣＰＵ用キャッシュメモ
リにより構成される第１記憶ユニット２ｂ、主メモリに
より構成される第２記憶ユニット２ｃ、ハードディスク
により構成される第３記憶ユニット２ｄ、入力機能を奏
する小型マウスにより構成される第１入力ユニット２
ｅ、小型キーボードにより構成される第２入力ユニット
２ｆ、出力機能を奏する表示装置により構成される出力
ユニット２ｇ、電力供給機能を奏するバッテリーにより
構成される電力供給ユニット２ｈ、無線ＬＡＮを構成す
るためにデータ通信機能を奏するモデムにより構成され
る通信ユニット２ｉを備える。その出力ユニット２ｇ
は、頭部装着型表示装置（ＨＭＤ）２ｇ′と、この頭部
装着型表示装置２ｇ′に伝送される画像信号を生成する
ビデオアダプター２ｇ″とから構成されている。その頭
部装着型表示装置２ｇ′は、使用者４０の頭部にバンド
等を介して取り付けられる公知のものを用いることがで
きる。
施形態を説明する。図１、図２に示すウェアラブルコン
ピュータ１は、例えばＩＢＭ‐ＰＣ‐ＡＴ互換機等のコ
ンピュータを構成するもので、複数の機能ユニットとベ
ース２０とから構成されている。それら機能ユニットと
して、演算機能を奏するＣＰＵにより構成される演算ユ
ニット２ａ、記憶機能を奏するＣＰＵ用キャッシュメモ
リにより構成される第１記憶ユニット２ｂ、主メモリに
より構成される第２記憶ユニット２ｃ、ハードディスク
により構成される第３記憶ユニット２ｄ、入力機能を奏
する小型マウスにより構成される第１入力ユニット２
ｅ、小型キーボードにより構成される第２入力ユニット
２ｆ、出力機能を奏する表示装置により構成される出力
ユニット２ｇ、電力供給機能を奏するバッテリーにより
構成される電力供給ユニット２ｈ、無線ＬＡＮを構成す
るためにデータ通信機能を奏するモデムにより構成され
る通信ユニット２ｉを備える。その出力ユニット２ｇ
は、頭部装着型表示装置（ＨＭＤ）２ｇ′と、この頭部
装着型表示装置２ｇ′に伝送される画像信号を生成する
ビデオアダプター２ｇ″とから構成されている。その頭
部装着型表示装置２ｇ′は、使用者４０の頭部にバンド
等を介して取り付けられる公知のものを用いることがで
きる。
【００１０】そのベース２０は、線２１と、複数のコネ
クタ２２ａ〜２２ｉと、保持部材２３とを備える。その
線２１は、上記複数の機能ユニット２ａ〜２ｉを互いに
連絡するもので、ＣＰＵ及びＣＰＵ用キャッシュメモリ
用のデータバスを構成するホストバス２１ａと、主メモ
リ用のデータバスを構成するメモリバス２１ｂと、汎用
のデータバスを構成するＰＣＩバス２１ｃと、電力供給
線２１ｄとを有する。
クタ２２ａ〜２２ｉと、保持部材２３とを備える。その
線２１は、上記複数の機能ユニット２ａ〜２ｉを互いに
連絡するもので、ＣＰＵ及びＣＰＵ用キャッシュメモリ
用のデータバスを構成するホストバス２１ａと、主メモ
リ用のデータバスを構成するメモリバス２１ｂと、汎用
のデータバスを構成するＰＣＩバス２１ｃと、電力供給
線２１ｄとを有する。
【００１１】各コネクタ２２ａ〜２２ｉは、その線２１
を各機能ユニット２ａ〜２ｉに着脱可能に接続するため
のもので、各ユニット２ａ〜２ｉに設けられたピンやピ
ン孔に嵌め合わされるピン孔やピンを有する。
を各機能ユニット２ａ〜２ｉに着脱可能に接続するため
のもので、各ユニット２ａ〜２ｉに設けられたピンやピ
ン孔に嵌め合わされるピン孔やピンを有する。
【００１２】その保持部材２３は、その線２１と各コネ
クタ２２ａ〜２２ｉとを保持すると共にウェアラブルコ
ンピュータ１の使用者４０の身体に装着可能なもので、
その使用者４０の身体に沿って湾曲可能とされている。
その保持部材２３は、例えば可撓性を有する合成樹脂製
板材により構成される。図３に示すように、その保持部
材２３に上記線２１が例えばプリント配線により形成さ
れる。また、その線２１を保持した保持部材２３の表面
を、図示例のように可撓性を有するゴムや布等の保護材
５０により被覆するのが好ましい。各コネクタ２２は、
その保持部材２３に例えばねじ等を介して連結される。
クタ２２ａ〜２２ｉとを保持すると共にウェアラブルコ
ンピュータ１の使用者４０の身体に装着可能なもので、
その使用者４０の身体に沿って湾曲可能とされている。
その保持部材２３は、例えば可撓性を有する合成樹脂製
板材により構成される。図３に示すように、その保持部
材２３に上記線２１が例えばプリント配線により形成さ
れる。また、その線２１を保持した保持部材２３の表面
を、図示例のように可撓性を有するゴムや布等の保護材
５０により被覆するのが好ましい。各コネクタ２２は、
その保持部材２３に例えばねじ等を介して連結される。
【００１３】本実施形態では、保持部材２３により保持
されたデータバス２１ａ、２１ｂ、２１ｃを介する各機
能ユニット２ａ〜２ｉ間でのデータのやり取りを制御す
る電子回路２５が、その保持部材２３により併せて保持
される。本実施形態では、その電子回路２５は、制御用
チップセット２５ａと、ハードディスクインターフェー
ス２５ｂと、入出力インターフェース２５ｃとを有す
る。
されたデータバス２１ａ、２１ｂ、２１ｃを介する各機
能ユニット２ａ〜２ｉ間でのデータのやり取りを制御す
る電子回路２５が、その保持部材２３により併せて保持
される。本実施形態では、その電子回路２５は、制御用
チップセット２５ａと、ハードディスクインターフェー
ス２５ｂと、入出力インターフェース２５ｃとを有す
る。
【００１４】本実施形態では、そのベース２０は、使用
者４０の身体一部である腰に巻き付け可能な腰部ベルト
状部材２０ａと、使用者４０の身体一部である左右の肩
に嵌め合わされる左右肩部リング２０ｂ、２０ｃと、使
用者４０の身体一部である背中に沿って配置されるＴ字
形ベルト状部材２０ｄとから構成され、そのＴ字形ベル
ト状部材２０ｄは腰部ベルト状部材２０ａと左右肩部リ
ング２０ｂ、２０ｃとに連結されている。
者４０の身体一部である腰に巻き付け可能な腰部ベルト
状部材２０ａと、使用者４０の身体一部である左右の肩
に嵌め合わされる左右肩部リング２０ｂ、２０ｃと、使
用者４０の身体一部である背中に沿って配置されるＴ字
形ベルト状部材２０ｄとから構成され、そのＴ字形ベル
ト状部材２０ｄは腰部ベルト状部材２０ａと左右肩部リ
ング２０ｂ、２０ｃとに連結されている。
【００１５】その腰部ベルト状部材２０ａに、上記演算
ユニット２ａ、第１記憶ユニット２ｂ、一対の第２記憶
ユニット２ｃ、第３記憶ユニット２ｄ、電力供給ユニッ
ト２ｈ、および通信ユニット２ｉが接続されている。そ
の左肩部リング２０ｂと右肩部リング２０ｃとに、それ
ぞれビデオアダプター２ｇ″が取り付けられ、何れかに
頭部装着型表示装置２ｇ′が接続可能とされている。そ
のＴ字形ベルト状部材２０ｄに電子回路２５が設けられ
ている。
ユニット２ａ、第１記憶ユニット２ｂ、一対の第２記憶
ユニット２ｃ、第３記憶ユニット２ｄ、電力供給ユニッ
ト２ｈ、および通信ユニット２ｉが接続されている。そ
の左肩部リング２０ｂと右肩部リング２０ｃとに、それ
ぞれビデオアダプター２ｇ″が取り付けられ、何れかに
頭部装着型表示装置２ｇ′が接続可能とされている。そ
のＴ字形ベルト状部材２０ｄに電子回路２５が設けられ
ている。
【００１６】その左肩部リング２０ｂに、第１入力ユニ
ット２ｅを構成する小型マウスのコネクタ部２ｅ″が接
続され、その小型マウスの本体２ｅ′は使用者４０の腕
にバンドを介して取り付け可能とされている。その右肩
部リング２０ｃに、第２入力ユニット２ｆを構成する小
型キーボードのコネクタ部２ｆ″が接続され、その小型
キーボードの本体２ｆ′は使用者４０の腕にバンドを介
して取り付け可能とされている。
ット２ｅを構成する小型マウスのコネクタ部２ｅ″が接
続され、その小型マウスの本体２ｅ′は使用者４０の腕
にバンドを介して取り付け可能とされている。その右肩
部リング２０ｃに、第２入力ユニット２ｆを構成する小
型キーボードのコネクタ部２ｆ″が接続され、その小型
キーボードの本体２ｆ′は使用者４０の腕にバンドを介
して取り付け可能とされている。
【００１７】そのＴ字形ベルト状部材２０ｄに電子回路
２５が設けられている。なお、その電子回路２５を他の
機能ユニット２ａ〜２ｉと同様に保持部材２３にコネク
タを介して着脱可能にしてもよい。
２５が設けられている。なお、その電子回路２５を他の
機能ユニット２ａ〜２ｉと同様に保持部材２３にコネク
タを介して着脱可能にしてもよい。
【００１８】上記構成によれば、複数の機能ユニット２
ａ〜２ｉを互いに連絡する線２１と保持部材２３は使用
者４０の身体に沿って湾曲可能であるので、その身体に
容易に装着できる。しかも、それら機能ユニット２ａ〜
２ｉはコネクタ２２ａ〜２２ｉに着脱可能であるので容
易に交換できる。すなわち、各コネクタ２２ａ〜２２ｉ
に必要となる機能ユニット２ａ〜２ｉを個別に接続でき
るので、作業に応じて必要となる機能、性能を満足した
最軽量の最適なシステム構成のウェアラブルコンピュー
タを実現することができる。また、より処理能力の高い
新たな部品が登場しても、一部の機能ユニットを交換す
るだけで性能を向上させることが出来る。例えば、無線
ＬＡＮを使用しない場合は通信ユニット２ｉは不要とな
るので、これを取り外しておくことで消費電力が減る。
キーボードやマウスを使用しない場合も同様に入力ユニ
ット２ｅ、２ｆを取り外すことができる。大容量のハー
ドディスクが不要な場合には小型で軽量なものを選択す
ることができ、長時間の連続使用が不要な場合には電力
供給ユニット２ｈとして小型軽量のバッテリから構成さ
れるものを選択することができる。ＣＰＵの処理に高い
能力を必要としない作業の場合は、演算ユニット２ａと
して処理能力が低い代わりに消費電力が少ない又は安価
なＣＰＵから構成されるものを選択することが出来る。
このように、必要な機能を選択してシステムを構築する
ことにより、システムの軽量化、省電力化、低コスト化
など、様々な利益を得ることが出来、また、ＣＰＵ等、
新しく性能の良い部品が登場した場合には、その部分の
機能ユニットを取りかえることで、システムの性能を常
に最新の状態に保つことも可能となる。
ａ〜２ｉを互いに連絡する線２１と保持部材２３は使用
者４０の身体に沿って湾曲可能であるので、その身体に
容易に装着できる。しかも、それら機能ユニット２ａ〜
２ｉはコネクタ２２ａ〜２２ｉに着脱可能であるので容
易に交換できる。すなわち、各コネクタ２２ａ〜２２ｉ
に必要となる機能ユニット２ａ〜２ｉを個別に接続でき
るので、作業に応じて必要となる機能、性能を満足した
最軽量の最適なシステム構成のウェアラブルコンピュー
タを実現することができる。また、より処理能力の高い
新たな部品が登場しても、一部の機能ユニットを交換す
るだけで性能を向上させることが出来る。例えば、無線
ＬＡＮを使用しない場合は通信ユニット２ｉは不要とな
るので、これを取り外しておくことで消費電力が減る。
キーボードやマウスを使用しない場合も同様に入力ユニ
ット２ｅ、２ｆを取り外すことができる。大容量のハー
ドディスクが不要な場合には小型で軽量なものを選択す
ることができ、長時間の連続使用が不要な場合には電力
供給ユニット２ｈとして小型軽量のバッテリから構成さ
れるものを選択することができる。ＣＰＵの処理に高い
能力を必要としない作業の場合は、演算ユニット２ａと
して処理能力が低い代わりに消費電力が少ない又は安価
なＣＰＵから構成されるものを選択することが出来る。
このように、必要な機能を選択してシステムを構築する
ことにより、システムの軽量化、省電力化、低コスト化
など、様々な利益を得ることが出来、また、ＣＰＵ等、
新しく性能の良い部品が登場した場合には、その部分の
機能ユニットを取りかえることで、システムの性能を常
に最新の状態に保つことも可能となる。
【００１９】なお、ベース２０が腰部ベルト状部材２０
ａと、左右肩部リング２０ｂ、２０ｃと、Ｔ字形ベルト
状部材２０ｄとから構成されるので、各コネクタ２２ａ
〜２２ｉの配置を変更することで、同時に配線する線２
１の種類を減らすことが出来る。例えば、腰部ベルト状
部材２０ａに演算ユニット２ａと第１記憶ユニット２ｂ
のみを接続するようにすれば、腰部ベルト状部材２０ａ
にはホストバス２１ａと電力供給線２１ｄのみを配線す
るば足りるので、腰部ベルト状部材２０ａの幅を狭くで
きる。
ａと、左右肩部リング２０ｂ、２０ｃと、Ｔ字形ベルト
状部材２０ｄとから構成されるので、各コネクタ２２ａ
〜２２ｉの配置を変更することで、同時に配線する線２
１の種類を減らすことが出来る。例えば、腰部ベルト状
部材２０ａに演算ユニット２ａと第１記憶ユニット２ｂ
のみを接続するようにすれば、腰部ベルト状部材２０ａ
にはホストバス２１ａと電力供給線２１ｄのみを配線す
るば足りるので、腰部ベルト状部材２０ａの幅を狭くで
きる。
【００２０】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、保持部材を使用者の衣服に一体化することで、そ
の衣服を使用者が身に付けることでベースが使用者の身
体に装着されるようにしてもよい。また、ベースを使用
者の腰、肩、背中以外の部分に装着されるようにしても
よい。また、コネクタに接続される機能ユニットの種類
は特に限定されず、例えば頭部装着型表示装置に変えて
ＬＣＤパネルのような携帯型小型表示装置を用いてもよ
いし、音声発生用サウンドユニットを接続するようにし
てもよいし、入力ユニットとしてトラックボールやタッ
チパネルを接続してもよいし、ウェアラブルコンピュー
タが音声認識機能を有する場合は音声入力用マイクロフ
ォン等を接続してもよい。さらに、ベースを互いに離れ
た位置で使用者の身体に装着される複数の部材から構成
し、各部材に電力供給ユニットを接続し、各部材相互間
のデータの授受を行うための無線装置を各部材に設けて
もよい。
えば、保持部材を使用者の衣服に一体化することで、そ
の衣服を使用者が身に付けることでベースが使用者の身
体に装着されるようにしてもよい。また、ベースを使用
者の腰、肩、背中以外の部分に装着されるようにしても
よい。また、コネクタに接続される機能ユニットの種類
は特に限定されず、例えば頭部装着型表示装置に変えて
ＬＣＤパネルのような携帯型小型表示装置を用いてもよ
いし、音声発生用サウンドユニットを接続するようにし
てもよいし、入力ユニットとしてトラックボールやタッ
チパネルを接続してもよいし、ウェアラブルコンピュー
タが音声認識機能を有する場合は音声入力用マイクロフ
ォン等を接続してもよい。さらに、ベースを互いに離れ
た位置で使用者の身体に装着される複数の部材から構成
し、各部材に電力供給ユニットを接続し、各部材相互間
のデータの授受を行うための無線装置を各部材に設けて
もよい。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、装着性が良く、使用者
が必要とする機能を選択することにより、機能拡張、軽
量、省電力、コスト低減等が可能なウェアラブルコンピ
ュータを実現できるウェアラブルコンピュータ用ベース
を提供できる。
が必要とする機能を選択することにより、機能拡張、軽
量、省電力、コスト低減等が可能なウェアラブルコンピ
ュータを実現できるウェアラブルコンピュータ用ベース
を提供できる。
【図１】本発明の実施形態のウェアラブルコンピュータ
用ベースの使用状態を示す斜視図
用ベースの使用状態を示す斜視図
【図２】本発明の実施形態のウェアラブルコンピュータ
用ベースの構成説明図
用ベースの構成説明図
【図３】本発明の実施形態のウェアラブルコンピュータ
用ベースの部分斜視図
用ベースの部分斜視図
１ ウェアラブルコンピュータ ２ａ〜２ｉ 機能ユニット ２０ ベース ２１ 線 ２２ａ〜２２ｉ コネクタ ２３ 保持部材
Claims (4)
- 【請求項１】少なくとも演算、記憶、入出力、電力供給
を行うための複数の機能ユニットを互いに連絡するため
の線と、その線を各機能ユニットに着脱可能に接続する
ための複数のコネクタと、その線と各コネクタとを保持
すると共にウェアラブルコンピュータの使用者の身体に
装着可能な保持部材とを備えるウェアラブルコンピュー
タ用ベース。 - 【請求項２】その線と保持部材はウェアラブルコンピュ
ータの使用者の身体に沿って湾曲可能とされている請求
項１に記載のウェアラブルコンピュータ用ベース。 - 【請求項３】前記保持部材は、使用者の身体一部に巻き
付け可能なベルト状部材、または、使用者の身体一部に
嵌め合わされるリングを構成する請求項１または２に記
載のウェアラブルコンピュータ用ベース。 - 【請求項４】前記保持部材は、使用者の衣服に一体化さ
れる請求項１または２に記載のウェアラブルコンピュー
タ用ベース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169942A JP2000357025A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | ウェアラブルコンピュータ用ベース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169942A JP2000357025A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | ウェアラブルコンピュータ用ベース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000357025A true JP2000357025A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15895764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11169942A Pending JP2000357025A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | ウェアラブルコンピュータ用ベース |
Country Status (1)
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