JP2000354238A - 画像監視システム - Google Patents

画像監視システム

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JP2000354238A
JP2000354238A JP11163458A JP16345899A JP2000354238A JP 2000354238 A JP2000354238 A JP 2000354238A JP 11163458 A JP11163458 A JP 11163458A JP 16345899 A JP16345899 A JP 16345899A JP 2000354238 A JP2000354238 A JP 2000354238A
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Kiyoaki Suzuki
清明 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視画像を通信路を用いて、遠隔地に効率よ
く伝送し、且つ監視可能な画像監視システムを提供す
る。 【解決手段】 送信端末装置と受信端末装置からな
り、前記送信端末装置の撮像装置部から取り込む取り込
み画像サイズ11を前記受信端末装置に送信する送信画
像サイズ15より大きくした画像監視システムにおい
て、前記送信端末装置の撮像装置部1から取り込まれた
画像は、過去の画像とブロック単位で比較して、前記両
画像のブロック間で変化を検出した場合には、画面内の
そのブロックの変化位置を含んだ画像を切り出し、切り
出した切り出し画像サイズを前記送信画像サイズの大き
さにダウンコンバートし、符号化して、前記受信端末装
置に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】監視画像を通信路を用いて、
遠隔地に効率よく伝送し、且つ監視可能な画像監視シス
テムを提供する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像監視システムでは、監視画像
を通信回線で送る場合、送信端末装置側では撮像装置に
ズーム機構、パン、チルト機構を設け、画角の拡大、縮
小、または撮像方向の角度を変化させて画像を圧縮して
送出していた。また、従来の画像監視システムでは、複
数の撮像装置を切り替えて1つの通信路を使用したり、
通信路を複数使用し、複数の角度から撮像した画像を同
時に圧縮して送出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の画像監視シ
ステムにおいて、異常時に撮像装置の角度を変えたり、
複数の撮像装置(カメラ)を切り替えたりするには、監
視員によって、撮像装置へ指示するか、それなりの指
示、切替え機構を設ける必要があった。また、複数の撮
像装置を複数の通信回線で送る場合には受信側の画像品
質は良いものの、監視員が同時に監視する画像が複数と
なったり、通信回線の使用コストが大きくなったりす
る。さらに1つの通信路で広域を監視する場合には、画
像の解像度が不足してしまい、人物の顔等の認識、判別
が難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本願の請求項1の発明は、通信路を介して接続され
た送信端末装置と受信端末装置からなり、前記送信端末
装置の撮像装置部から取り込む取り込み画像サイズを前
記受信端末装置に送信する送信画像サイズより大きくし
た画像監視システムであって、前記送信端末装置の撮像
装置部から取り込まれた画像は、蓄積されている過去の
画像とブロック単位で比較して、前記両画像のブロック
間で変化を検出した場合には、画面内のそのブロックの
変化位置を含んだ画像を切り出し、切り出した切り出し
画像サイズを前記送信画像サイズの大きさにダウンコン
バートし、所定の符号化レートで符号化して、前記受信
端末装置に送出することを特徴とする画像監視システム
を提供し、請求項2の発明は、請求項1に記載された画
像監視システムにおいて、前記送信端末装置の撮像装置
部の画像から切り出した前記切り出し画像サイズの切り
替えは、面内符号化(Iフレーム)と同期させて、前記
切り出し画像サイズを切り替えることを特徴とする画像
監視システムを提供し、請求項3の発明は、請求項1に
記載された画像監視システムにおいて、前記送信端末装
置で検出した変化点の数と位置を調査し、前記変化点の
数が少なく、位置が限定されている場合は、その位置を
中心として画像の切り出しサイズの変更を行い、前記変
化点の数が多く、しかも画面全体に分布している場合に
は、前記の切り出し位置と切り出しサイズの変更は行わ
ないようにすることを特徴とする画像監視システムを提
供する。
【0005】本発明は、遠隔画像監視システムにおい
て、特に通信容量の少ない回線で、圧縮画像サイズを一
定にさせたまま、広い空間を効率良く監視する場合、空
間解像度を変化させて圧縮画像信号を送る。通常時に
は、撮像装置の画角をそのまま小さな圧縮画像サイズに
ダウンコンバートし、画像圧縮して受信端末側に送信す
る。
【0006】異常時には、前記撮像装置からの切り出し
画角を変化させ、圧縮画像サイズにダウンコンバートし
て圧縮し、受信端末側に送信する。そのため、通常時に
は監視領域全体を監視し、異常時には細かい絵柄で異常
状態を監視可能な遠隔画像監視システムである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の画像監視
システムの一実施例のブロック図を示す。図1は本発明
の画像監視システムの一実施例の送信端末装置10を示
したものである。図1に示される画像送信端末装置10
の一実施例は、撮像装置部1、画像圧縮部2、圧縮画像
蓄積部3、信号送出部4及び通信路5より構成されてい
る。
【0008】撮像装置部1は高解像度のハイビジョンカ
メラであり、その出力信号は、画像圧縮部2で取り込み
画像として1920×1080の画像サイズでデイジタ
ル化される。その画像サイズを、たとえば352×24
0の送信画像サイズに変換して圧縮し、その送信画像を
圧縮画像蓄積部3に蓄積すると共に、信号送出部4を介
して通信路5である公衆回線網に送出する。
【0009】この場合、画像圧縮部2は、撮像装置部1
からの画像データを全画面について、輝度変化の検出、
動き検出を行い、変化量とその位置に応じて、切り出し
画像サイズとその切り出し中心位置を決定し、送信画像
サイズの大きさに、フィルター(図示せず。)を用いて
ダウンコンバートし、画像圧縮を行なう。
【0010】図2は本発明の画像監視システムの画像受
信端末装置20の一実施例を示したものである。図2に
示される画像受信端末装置20の一実施例は、通信路
5、信号受信部6、受信画像処理部7、受信画像蓄積部
8及び画像表示部9より構成されている。
【0011】図2に示される公衆回線網5から信号受信
部6にて画像信号を受け取り、受信画像処理部7にて処
理した信号を受信画像蓄積部8に蓄積すると共に、圧縮
信号を復号し画像表示のための処理を行い、画像表示部
9に表示する。監視員は撮像装置部1からの切り出し画
像位置を指定したり、移動させたりして監視することも
出来る。
【0012】このようにして、通常時には広い画角で監
視領域全体を監視し、異常時には特定の監視領域を高い
解像度で監視することが出来、監視者の目的に合致した
効率的な監視が出来、且つ伝送容量の低い通信回線で監
視出来る画像監視システムを提供する。
【0013】本発明の画像監視システムの一実施例につ
いて、更に図と共に詳細に説明する。まず、図1に示さ
れる本発明の画像監視システムの画像送信端末装置側の
一実施例について説明する。本発明は比較的動きの少な
い監視環境に適するものである。図1の送信端末装置1
0の撮像装置部1は高画質な監視用ハイビジョンビデオ
カメラを設置した実施例である。撮像装置部1としての
監視用ハイビジョンビジョンカメラで撮影されたビデオ
信号は、画像圧縮部2においてディジタル信号に変換さ
れて画像圧縮を行なう。
【0014】ハイビジョン画像を圧縮し、ある程度の画
質を得ようとするとその符号化レートは20Mbps〜
50Mbps必要となり、非常に太い通信容量の回線が
必要となり、回線維持費が膨大となる。回線維持費を削
減するため、通信回線の容量を少なくし、本発明では
1.2Mbpsの回線容量を確保した。
【0015】この通信容量である程度の画質を得るに
は、動画像を間欠的(例えば1フレーム/秒)に送出す
るか、圧縮画像サイズを小さくする必要がある。本発明
では圧縮画像サイズを352×240画素と小さくし、
1.2Mbpsの符号化レートで伝送する。画像圧縮方
式としてMPEG1( ISO/IEC11172-2 )の画像符号化
方式を用いた。
【0016】図3は監視用ハイビジョンビデオカメラの
画像サイズと3種類の切り出し画像サイズと送信(転送
用圧縮)画像サイズとを示したものです。撮像装置部1
の監視用ハイビジョンカメラからの信号を、水平192
0画素×垂直1080画素よりなる図3に示す取り込み
画像サイズ11にディジタル変換する。
【0017】図3に示す圧縮画像サイズ15は水平35
2画素×垂直240画素である。監視用ハイビジョンカ
メラからの図3に示す取り込み画像サイズ11から切り
出される、切り出し画像サイズ12(1408×96
0)、切り出し画像サイズ13(704×480)、及
び切り出し画像サイズ14(352×240)の3種類
の相似形の画像サイズを決定する。切り出し画像サイズ
は3種類のみではなく、増やせば増やすほど、監視画像
は画角の変化時がよりスムーズで見やすい表示が出来
る。
【0018】なお、切り出し画像サイズ12〜14及
び、送信画像サイズ15の縦横比は受信端末装置20の
画像表示部9のモニタ画面の縦横比と一致させると効率
が良いので、受信端末装置20の画像表示部9のモニタ
画面が3:4ではなく、9:16の場合には、送信端末
装置10の切り出し画像サイズ、送信画像サイズも9:
16に変更して効率を上げてもよい。
【0019】つぎに、本発明の画像監視システムの一実
施例の画像圧縮部2について、図4と共に説明する。図
4に示される本発明の画像監視システムの一実施例の画
像圧縮部2は、現画像メモリ52、参照画像メモリ5
3、動き検出部54、差分積算演算器56、切り出し画
像サイズと位置決め器57、画像コンバータ58、差分
演算器60、予測画像メモリ61、DCT演算器62、
量子化器63、逆量子化器65、逆DCT演算器66及
び加算器67より構成されている。
【0020】図1に示される撮像装置部1の監視用ハイ
ビジョンカメラの画像信号は、図4に示されるディジタ
ル変換されて監視用ハイビジョンカメラの取り込み画像
入力51となる。その取り込み画像入力51は現画像メ
モリ52に供給され、一連の演算が終了後、つぎのフレ
ームを演算するときにはメモリ面が切り替わり、参照メ
モリ53となる。すなわち、参照画像メモリ53には過
去の画像が蓄積されていることになる。
【0021】まず、現画像メモリ52、参照画像メモリ
53の両画像はMPEG1方式に従い、16×16画素
単位でマクロブロックに分割され、さらにその中を8×
8画素単位の4個のブロックに分割される。
【0022】現画像メモリ52の画像と参照画像メモリ
53の画像の同じ位置のデータは各マクロブロック単位
で差分積算演算器56に供給され、輝度値の差分を取
り、積算してマクロブロック差分積算データ59を求め
る。
【0023】また、現画像メモリ52の画像はマクロブ
ロック単位で参照画像メモリ53の画像と動き検出器5
4にて動き検出を行い、動きベクトル55を演算する。
これらのマクロブロック差分積算データ59、動きベク
トル55の値は、切り出し画像サイズと位置を決定する
切り出し画像サイズと位置決め器57に供給される。
【0024】マクロブロック差分積算データ59の値が
約5秒間、閾値以下が継続した場合には切り出し画像サ
イズは最大の大きさである図3に示される画像サイズ1
2(1408×960)とする。切り出し位置は監視用
ハイビジョンカメラの取り込み画像のほぼ中央とする。
【0025】もつとも、この切り出し位置は予め設定出
来、画面内の一番重要な場所である扉とか、品物の置き
場所を指定して切り出し位置の中央に置くことも出来
る。マクロブロック差分積算データ59の値が閾値以上
の場合は、その閾値以上の変加点の数と位置を調べる。
【0026】ここで、閾値以上の変化点の数が多く、し
かも画面全体に分布している場合は、気象変化または電
灯の点灯の場合と認識し、切り出し位置と切り出しサイ
ズの変更を行わない。
【0027】変化点の数が少なく、変化点の存在する位
置が限定されている場合は、その限定された位置を中心
として画像の切り出しを行う。その時、前の切り出し画
像サイズが最大である画像サイズ12の時は、次に切り
出す画像サイズは切り出しサイズ13(704×48
0)とする。
【0028】さらに、マクロブロック差分積算データ5
9が0.5秒間連続して閾値以上の場合には、切り出し
画像サイズ14(352×240)とする。画像切り出
しサイズの切り替えに0.5秒と時間設定をしたのは、
あまりめまぐるしく切り替えを行うと監視員に目の疲れ
起こさせるからであり、同時に、符号化効率を極端に低
下させないためである。
【0029】切り出し画像サイズを切り替えた時には過
去の画像との相関が少なく、多くの符号を発生するから
である。なお、動きベクトル55の動きベクトル量から
画像切り替え位置を変化させる場合には、時間設定の条
件はなく検出後直ちに行う。
【0030】マクロブロック差分積算データ59の値が
閾値以上となるマクロブロックが、画面内の複数の位置
に存在した場合には、それら全部を含むように切り出し
画像サイズを決定する。このようにして、切り出し画像
サイズと位置決め器57によって決定された画像サイズ
と切り出し位置の出力信号は、画像コンバータ58に供
給される。
【0031】画像コンバータ58にて切り出し画像サイ
ズに切り出され、切り出し画像に対しフィルター(図示
せず。)がかけられて、圧縮画像サイズ15(水平35
2画素×垂直240画素)の大きさにダウンコンバート
される。
【0032】図5は本発明で使用される圧縮送信画像信
号の配列の一実施例について図示したものである。過去
の画像との予測を行なわずに圧縮する面内符号のIフレ
ーム71と、予測を使って圧縮するフレーム間符号があ
り、過去の画像からのみ予測する片方向予測のPフレー
ム72と過去と次の時間画像(フレームメモリを複数個
使う)との両方から予測する両方向予測のBフレーム7
3とがある。
【0033】そして、約0.5秒間隔毎に面内符号を行
い、誤りの伝播を最大でも0.5秒以内に収まるように
すると共に、蓄積画像の早送り再生とか逆戻し再生(リ
バース再生)などの特殊再生時には、面内符号であるI
フレーム71のみを再生する。切り取り画像サイズの切
り替えは、この面内符号(Iフレーム71)と同期させ
て、切り出し画像サイズを切り替えるようにする。
【0034】画像コンバータ58の出力と予測画像メモ
リ61の出力とが供給される差分演算器60は、8×8
画素単位(ブロック)に演算を行なう。取り込み画像サ
イズが切り替わった時には、面内符号化を行なうため、
過去の画像との差分演算を差分演算器60は行なわず
に、入力データをそのままDCT演算器62に渡す。
【0035】それ以外の予測符号化の時には、予測画像
メモリ61に記憶されてある以前に圧縮して送信した過
去の送信画像から、動きベクトル55による動きベクト
ル量だけ移動した位置のデータと現画像のデータの差分
演算を差分演算器60で行ない、その差分データをDC
T演算器62に渡す。
【0036】この時、切り出し位置が異なった場合に
は、現画像は予測画像メモリ61に存在する過去の画像
と重ならない領域が存在する。その重ならない領域は過
去の画像を持たないもの、差分演算の結果は現画像のも
のとして演算を行なうために、圧縮した時の符号量はそ
れだけ増大する。
【0037】そのため、予測画像メモリ61のサイズと
して圧縮伝送する画像サイズ15(352×240)で
はなく、監視用ハイビジョンカメラの画像サイズ11
(1980×1080)を有し、切り出し画像の位置が
変化しても予測画像は過去に予測したハイビジョン画像
の対応する位置の画像を使用して、符号化効率を高める
ことも出来る。この場合には、所定のIフレーム圧縮伝
送時間を設定し、そのIフレーム圧縮伝送時には、ハイ
ビジョンカメラの画像全域に渡ったデータを圧縮伝送す
る。
【0038】DCT演算器62は入力データをDCT演
算し、量子化器63で符号化レートに応じて量子化し、
圧縮データ出力64とすると共に、逆量子化器65にて
逆量子化し、逆DCT変換器66で逆DCT化し、先に
差分演算器60に送ったデータを加算器67にて加算
し、復号画像を作成し、予測画像メモリ61に蓄積す
る。
【0039】圧縮データ出力64は動きベクトル55と
共にランレングス符号化されて、図1の信号送出部4に
送られると共に、圧縮画像蓄積部3に蓄積される。信号
送出部4は送られてきた圧縮データをパケット化して通
信路(通信回線)5に送出する。
【0040】図2の画像監視システムの画像受信装置2
0では、通信路5からデータを信号受信部6にて受信
し、パケット化データを圧縮データに戻す。受信画像処
理部7は圧縮データをそのまま受信画像蓄積部8に蓄積
すると共に、圧縮データを復号する。その過程はランレ
ングス符号化されたデータを解き、逆量子化と逆DCT
化して予測画像に加算するものである。それは送信側装
置の画像圧縮部2の一部分を使うことと同じである。
【0041】図4の逆量子化器65を用いて逆量子化
し、逆DCT器66にて逆DCT化し、そのデータと予
測画像メモリ61に蓄えられた過去の復号画像から動き
ベクトル分移動させた画像とを加算器67を用いて加算
し、復号画像を得る。その復号画像を画像表示部9にて
表示する。
【0042】また、受信画像処理部7は監視画像の全体
の管理も行ない、切り取り画像の大きさと位置を監視員
が送信側に指定して変更したり、過去の画像との輝度変
化と動き検出がある閾値以上の場合には、送信端末装置
10に警報を自動的に発生させるよう設定することも出
来る。
【0043】本発明では監視用カメラをハイビジョンカ
メラとしたが、現在多く使われている704×480画
素サイズの通常のNTSCカメラを使っても同様なこと
が出来る。
【0044】また、送信画像サイズである圧縮画像サイ
ズを352×480としたが、704×480の大きさ
でも実現させることが出来る。その場合には高画質を得
るために通信回線の容量をそれだけ増加させる必要があ
る。
【0045】あるいは、通信回線をISDNを使用して
64Kbpsと低い容量を使用する場合には、フレーム
間引きを行なったり、圧縮画像サイズを更に小さくして
送信する。
【0046】
【発明の効果】本発明の画像監視システムによると、広
い領域を監視する撮像装置の画像を、1つの通信路に低
い伝送速度で且つ画像品質良く伝送する場合、通常時に
は広域空間を低い解像度で圧縮伝送し、動きを認めた場
合には自動、または監視センターの指示により、広域空
間の撮像画像から、予め定められ画素サイズに、切り出
して圧縮することで、通信回線の容量が少なくても比較
的監視対象範囲を拡大でき、異常時にも物体識別の容易
な画像監視システムが実現出来る。
【0047】また、本発明の画像監視システムによる
と、従来のように撮像装置にズーム機構、パン、チルト
機構を設け、画角の拡大、縮小、または撮像方向の角度
を機械的手法で変化させなくてよく、電気的に画像を切
り出し選択するだけでよいので、低コストで製作可能で
あり、異常時の物体識別を素早く行なうことが出来得、
且つ非常に動作の安定した、画像監視システムを構築す
ることが出来る。
【0048】本発明の画像監視システムによると、送信
端末装置で検出した変化点の数と位置を調べ、前記変化
点の数が少なく、位置が限定されている場合は、その位
置を中心として画像の切り出しサイズの変更を行い、前
記変化点の数が多く、しかも画面全体に分布している場
合は、切り出し位置と切り出しサイズの変更は行わない
ようにしているので、気象変化または電灯の点灯の場合
にも機械的に検出してしまうミス検出を事前に防止する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像監視システムの画像送信装置の一
実施例のブロック構成図を示す。
【図2】本発明の画像監視システムの画像受信装置の一
実施例のブロック構成図を示す。
【図3】本発明の画像監視システムで使用される画像サ
イズの一実施例を示す。
【図4】本発明の画像監視システムの送信端末装置の画
像圧縮部2の一実施例の構成図を示す。
【図5】本発明の画像監視システムの送信端末装置から
の送信画像信号の一実施例を示す。
【符号の説明】
1 撮像装置部(ハイビジョンカメラ、NTSCカメ
ラ) 2 画像圧縮部 3 圧縮画像蓄積部 4 信号送出部 5 通信路 6 信号受信部 7 受信画像処理部 8 受信画像蓄積部 9 画像表示部 10 送信端末装置 11 監視用ハイビジョンカメラの取り込み画像サイズ
(水平1920画素×垂直1080画素) 12 切り出し画像サイズ(1408×960) 13 切り出し画像サイズ(704×480) 14 切り出し画像サイズ(352×240) 15 送信画像サイズ(352×240) 20 受信端末装置 51 取り込み画像入力 52 現画像メモリ 53 参照画像メモリ 54 動き検出部 55 動きベクトル 56 差分積算演算器 57 切り出し画像サイズと位置決め器 58 画像コンバータ 59 マイクロブロック差分積算データ 60 差分演算器 61 予測画像メモリ 62 DCT演算器 63 量子化器 64 圧縮データ出力 65 逆量子化器 66 逆DCT演算器 67 加算器 71 過去の画像との予測を行わずに圧縮する面内符号
Iフレーム 72 過去の画像からのみ予測する片方向予測Pフレー
ム 73 過去と次の時間画像との両方から予測する両方向
予測Bフレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信路を介して接続された送信端末装置と
    受信端末装置からなり、前記送信端末装置の撮像装置部
    から取り込む取り込み画像サイズを前記受信端末装置に
    送信する送信画像サイズより大きくした画像監視システ
    ムであって、 前記送信端末装置の撮像装置部から取り込まれた画像
    は、蓄積されている過去の画像とブロック単位で比較し
    て、前記両画像のブロック間で変化を検出した場合に
    は、画面内のそのブロックの変化位置を含んだ画像を切
    り出し、 切り出した切り出し画像サイズを前記送信画像サイズの
    大きさにダウンコンバートし、 所定の符号化レートで符号化して、前記受信端末装置に
    送出することを特徴とする画像監視システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された画像監視システムに
    おいて、 前記送信端末装置の撮像装置部の画像から切り出した前
    記切り出し画像サイズの切り替えは、 面内符号化(Iフレーム)と同期させて、前記切り出し
    画像サイズを切り替えることを特徴とする画像監視シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載された画像監視システムに
    おいて、 前記送信端末装置で検出した変化点の数と位置を調査
    し、 前記変化点の数が少なく、位置が限定されている場合
    は、その位置を中心として画像の切り出しサイズの変更
    を行い、 前記変化点の数が多く、しかも画面全体に分布している
    場合には、前記の切り出し位置と切り出しサイズの変更
    は行わないようにすることを特徴とする画像監視システ
    ム。
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