JP2000353235A - 指紋認識装置及び指紋採取方法 - Google Patents

指紋認識装置及び指紋採取方法

Info

Publication number
JP2000353235A
JP2000353235A JP11163868A JP16386899A JP2000353235A JP 2000353235 A JP2000353235 A JP 2000353235A JP 11163868 A JP11163868 A JP 11163868A JP 16386899 A JP16386899 A JP 16386899A JP 2000353235 A JP2000353235 A JP 2000353235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
lid
finger
sensor element
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11163868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3231739B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Hiraguchi
和志 平口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP16386899A priority Critical patent/JP3231739B2/ja
Publication of JP2000353235A publication Critical patent/JP2000353235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3231739B2 publication Critical patent/JP3231739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • G06V40/13Sensors therefor
    • G06V40/1306Sensors therefor non-optical, e.g. ultrasonic or capacitive sensing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】静電保護対策を指紋認識装置自体に設けること
により、静電保護対策を行っていない半導体指紋センサ
ー素子をも用いることができる有効な指紋認識装置及び
指紋採取方法を提供する。 【解決手段】内部に半導体指紋センサー素子90,10
0を設け、この半導体指紋センサー素子の表面に指19
Aを当接させることにより指紋を読みとる指紋認識装置
において、半導体指紋センサー素子の表面上に、表面側
が接地レベルに接続された金属プレート11であり半導
体指紋センサー素子の表面に対面する裏面側に絶縁板1
2を設けた蓋10を有した指紋認識装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指紋認識装置及び指
紋採取方法に係わり、特に静電気破壊を防止した指紋認
識装置及び指紋採取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な指紋認識装置において、その指
紋読み取り部には光ファイバ等の光学部品を使用してい
る。しかしながらこれらの部品を用いると、高価な装置
となり又小型化が困難になる。
【0003】これに対してマトリックス状に配列形成し
たセンサ部を有する半導体指紋センサー素子は装置の低
廉化、小型化に適している。
【0004】しかしながらこの半導体指紋センサー素子
を用いた装置では、指紋を採る指が強い静電気を帯びて
いた場合に、この強い静電気によりセンサ部が誤動作を
したり破壊する恐れが生じる。
【0005】このために特開平11−53524号公報
にはセンサ部を形成した2次元ホォトセンサと凹凸検出
光学素子との間に接地をした透明導電層を設けて静電気
がセンサ部に入るのを遮断する半導体指紋センサー素子
が開示されている。
【0006】図9を用いてこの技術を説明する。
【0007】この半導体指紋センサー素子100は、面
光源31と、2次元フォトセンサ32と、透明導電層3
3と、凹凸検出光学素子34とを有して構成されてい
る。
【0008】このために、幅が100μm程度の凹部3
5Aと幅が200μm程度の凸部35Bとから構成され
た指35の指紋を採るために指を半導体指紋センサー素
子100の表面、すなわち凹凸検出光学素子34の表面
に押しつけた際に、指が強い静電気を帯びていた場合で
も、透明導電層33により静電気を遮蔽してセンサ部へ
の悪影響を防止することができる。
【0009】尚、2次元フォトセンサ32には、透明基
板47上の遮光性ボトムゲート電極41と、ボトムゲー
ト絶縁膜48と、半導体層45と、半導体層45の両側
上にそれぞれ設けたN+ シリコン層44,44と、遮光
性ソース電極42と、遮光性ドレイン電極43と、トッ
プゲート絶縁膜49と、透明性トップゲート電極46と
から成る複数のセンサ部40がマトリックス状に配列さ
れており、トップゲート絶縁膜49及び透明性トップゲ
ート電極46をオーバーコート膜50で被覆している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
技術では、静電保護対策として指紋認識装置に用いる半
導体指紋センサー素子自体にその解決を求めているか
ら、使用する素子が限定されてしまうという問題点を有
する。
【0011】したがって本発明の目的は、静電保護対策
を指紋認識装置自体に設けることにより、静電保護対策
を行っていない半導体指紋センサー素子をも用いること
ができる有効な指紋認識装置及び指紋採取方法を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、内部に
半導体指紋センサー素子を設け、該半導体指紋センサー
素子の表面に指を当接させることにより指紋を読みとる
指紋認識装置において、前記半導体指紋センサー素子の
表面上に、表面側が接地レベルに接続された導電体材で
あり前記半導体指紋センサー素子の表面に対面する裏面
側に絶縁体材である蓋を有した指紋認識装置にある。
【0013】この指紋認識装置において、前記蓋の一端
辺側が回転軸に結合し、この回転軸を中心に蓋の開閉動
作を行うようにすることができる。
【0014】あるいはこの指紋認識装置において、前記
蓋の両側端辺がそれぞれレールに結合し、このレールを
スライドすることにより蓋の開閉動作を行うようにする
ことができる。
【0015】またこの指紋認識装置において、前記導電
体材は金属プレートであることが好ましい。
【0016】さらにこの指紋認識装置において、前記導
電体材の表面には指の一部が入り込む凹部が形成されて
いることが好ましい。
【0017】あるいはこの指紋認識装置において、開き
動作の際に指が接する前記導電体材の表面には凹凸面の
部分が形成されていることができる。
【0018】本発明の他の特徴は、指紋認識装置の内部
に設けられた半導体指紋センサー素子の表面に指の指紋
面を当接させることにより指紋を検査する指紋採取方法
において、前記指紋認識装置には表面側が接地レベルに
接続された導電体材であり裏面側が絶縁体材である蓋が
取り付けられており、前記指の指紋面を前記導電体材の
凹部内で導電体材面に接触させて前記蓋を開けた後、前
記指の指紋面を半導体指紋センサー素子の表面に当接さ
せる指紋採取方法にある。
【0019】この指紋採取方法において、前記導電体材
の表面には指の一部が入り込む凹部が形成されており、
この凹部に前記指を入れることにより前記指の指紋面を
前記導電体材の表面に接触させることが好ましい。
【0020】またこの指紋採取方法において、前記蓋の
一端辺側が回転軸に結合し、この回転軸の軸心を中心に
蓋の開閉動作を行うようにすることができる。
【0021】あるいはこの指紋検査方法において、前記
蓋の両側端辺がそれぞれレールに結合し、このレールを
スライドすることにより蓋の開閉動作を行うようにする
ことができる。
【0022】さらにこの指紋採取方法において、前記導
電体材は金属プレートであることが好ましい。
【0023】このような本発明によれば、指紋認識装置
の蓋を開ける際に、指紋を採る指の静電気が蓋の導電体
材から接地ラインを通して除去されるから、静電保護対
策を行っていない半導体指紋センサー素子を用いても、
静電気によるセンサ部の誤動作や破壊事故は発生しな
い。
【0024】また蓋の裏面、すなわち半導体指紋センサ
ー素子と対向する面には絶縁体材が設けられているか
ら、指からの静電気が乗り移った導電体層から、半導体
指紋センサー素子に放電することなく、接地に放電させ
ることができる。
【0025】さらに導電体材の表面に指の指紋面を差し
込む凹部を設けることにより、開閉動作を容易にすると
同時に、凹部を指の指紋面と略同様の湾曲形状にするこ
とにより、開動作において指の指紋面の略全体が導電体
材の凹部面に接触することになり指に蓄積されていた静
電気を有効に接地に放電することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態を示す図
であり、(A)は指紋認識装置の蓋を開ける状態を示す
断面図、(B)は蓋が開いた後、指紋を読みとるために
導体指紋センサー素子の表面に指を当接させた状態を示
す断面図である。図2は本発明の第1の実施の形態の蓋
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のB
−B部の断面図である。また、図3は本発明の実施の形
態に用いる半導体指紋センサー素子の一例を示す断面図
である。
【0028】先ず、指紋認識装置の外壁板17に囲まれ
た内部に図3に示すような接地放電用の透明導電層を有
さない半導体指紋センサー素子90が設けられている。
【0029】ここに先に説明した図9に示すような接地
放電用の透明導電層を有する半導体指紋センサー素子1
00を設けることもできる。
【0030】尚、図3の半導体指紋センサー素子90は
図9の半導体指紋センサー素子100から透明導電層3
3を削除したものであり、図3において図9と同一もし
くは類似の機能の箇所は同じ符号を付してあるから重複
する説明は省略する。
【0031】図1に戻って、半導体指紋センサー素子9
0,100上には保護用の蓋10が設けられている。
【0032】この蓋は表面側が導電体材としての金属プ
レート11であり、金属プレート11の裏面に半導体指
紋センサー素子の全上表面に対面して絶縁体材としての
絶縁板12が貼り付けられている。
【0033】例えば、金属プレート11は厚さ0.5〜
1.0mmのアルミ板もしくは銅板であり、絶縁板12
は厚さ0.5〜1.0mmのアクリル板もしくはゴム板
であり、絶縁板と半導体指紋センサー素子の上表面との
間隔は0.5〜1.0mmである。
【0034】さらに、金属プレート11の一端辺側はモ
リブデンもしくはタングステンの回転軸13に結合し、
この回転軸13の両端部分がそれぞれ金属製の軸受け1
4に支持されている。
【0035】また、金属プレート12の他端辺側の表面
には、突起状の把持部11Aが設けられている。
【0036】さらに、金属プレート12の表面には人間
の指の指紋面の湾曲に略一致した形状の凹部11Bが形
成されている。
【0037】この実施の形態では、金属製の軸受け14
が接地されているから、軸受け14及び回転軸13を通
して金属プレート11も接地電位に接続されている。
【0038】蓋10の開動作において、これから指紋を
採取する指、例えば人差し指19Aの指紋面を凹部11
Bに入れ、他の指、例えば親指19Bで把持部11Aを
把持して、矢印18に示すように、回転軸13の軸心を
中心にして蓋10を回転させる。
【0039】この際に、これから指紋を採取する人差し
指19Aの指紋面が、凹部11Bの内部の接地されてい
る金属プレート11の部分に接触しているから、この指
が静電気に帯電していた場合、特にその指紋面が静電気
に帯電していた場合でもこの静電気が金属プレートを介
して接地に放電される。
【0040】またこの時に、絶縁板12が設けられてい
るから、金属プレートに乗り移った静電気が半導体指紋
センサー素子の方向に放電されることはない。
【0041】このような開動作の後、図1(B)に示す
ように、人差し指19Aの指紋面を半導体指紋センサー
素子90,100の上表面に押しつけて指紋を採取する
が、図1(A)の工程で人差し指19Aの指紋面の静電
気は除去されているから、半導体指紋センサー素子の静
電気による誤動作や破壊の事故は発生しない。
【0042】図4は本発明の第2の実施の形態の蓋を示
す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B
部の断面図である。
【0043】金属プレート16及び絶縁膜12からなる
蓋15は図1と同様に用いることができる。しかしこの
第2の実施の形態の金属プレート16の表面には凹部が
形成されておらず、平坦面16Cとなっている。
【0044】凹部を形成した方が指の接触面積が大きく
なって静電気の接地への放電が有効に行われるが、使用
する半導体指紋センサー素子によって接地した平坦上面
の金属プレートでも問題が発生しない場合は、この第2
の実施の形態の蓋の方が凹部を形成しないだけ廉価な蓋
となる利点がある。
【0045】図5は本発明の第3の実施の形態を示す図
であり、(A)は指紋認識装置の蓋を開ける状態を示す
断面図、(B)は蓋が開いた後、指紋を読みとるために
半導体指紋センサー素子の表面に指を当接させた状態を
示す断面図である。図6は図5(A)のA−A部を示す
断面図である。また、図7は本発明の第3の実施の形態
の蓋を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)
のB−B部の断面図である。
【0046】指紋認識装置の外壁板17に囲まれた内部
に図3又は図9に示すような半導体指紋センサー素子9
0又は100が設けられている。
【0047】半導体指紋センサー素子90,100上に
は保護用の蓋20が設けられている。
【0048】この蓋は表面側が導電体材としての金属プ
レート21であり、金属プレート21の裏面に蓋を閉じ
た状態で半導体指紋センサー素子の全上表面に対面して
絶縁体材としての絶縁板22が貼り付けられている。
【0049】例えば、金属プレート21は厚さ0.5〜
1.0mmのアルミ板もしくは銅板であり、絶縁板22
は厚さ0.5〜1.0mmのアクリル板もしくはゴム板
であり、絶縁板と半導体指紋センサー素子の上表面との
間隔は0.5〜1.0mmである。
【0050】さらに、金属プレート21の両側端部はそ
れぞれ金属製のレール25に乗っており、このレールの
沿って移動可能になっている。
【0051】また、金属プレート21の表面には人間の
指の指紋面の湾曲に略一致した形状の凹部21Bが形成
されている。
【0052】この実施の形態では、金属製のレール25
が接地されているから、レール25を通して金属プレー
ト21も接地電位に接続されている。
【0053】蓋20の開動作において、これから指紋を
採取する指、例えば人差し指19Aの指紋面を凹部21
Bに入れ、矢印28に示すように、レール25の沿って
水平に蓋20を移動させる。
【0054】この際に、これから指紋を採取する人差し
指19Aの指紋面が、凹部21Bの内部の接地されてい
る金属プレート21の部分に接触しているから、この
指、特にその指紋面が静電気に帯電していた場合でもこ
の静電気が金属プレートを介して接地に放電される。
【0055】またこの時に、絶縁板22が設けられてい
るから、金属プレートに乗り移った静電気が半導体指紋
センサー素子の方向に放電されることはない。
【0056】このような開動作の後、図5(B)に示す
ように、人差し指19Aの指紋面を半導体指紋センサー
素子90,100の上表面に押しつけて指紋を採取する
が、図5(A)の工程で人差し指19Aの指紋面の静電
気は除去されているから、半導体指紋センサー素子の静
電気による誤動作や破壊の事故は発生しない。
【0057】この第3の実施の形態の凹部21Bは、指
の接触面積が大きくなって静電気の接地への放電を有効
に行う他に、蓋を水平に移動させるためにも有効であ
る。
【0058】図8は本発明の第4の実施の形態の蓋を示
す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B
部の断面図である。
【0059】金属プレート26及び絶縁膜22からなる
蓋29は第3の実施の形態の図5と同様に用いことがで
きる。あるいは、第1の実施の形態の図1と同様に用い
ることもできる。
【0060】しかしこの第4の実施の形態の金属プレー
ト26の表面には指の指紋面に合った凹部は形成されて
おらず、少なくとも指が接触する面がサンドブラスト仕
上げにより多数の細かい凹凸が形成された凹凸面26B
になっている。
【0061】第3の実施の形態の凹部21Bを用いるか
第4の実施の形態の凹凸面26Bを用いるかは、指の接
触面積による静電気の接地への放電の有効性、蓋を水平
方向に移動させる際の移動容易性、蓋を生産する際の生
産性から決定される。
【0062】尚、以上の実施の形態では、導電体材とし
て金属プレートを用い、絶縁体材として絶縁板を金属プ
レートの裏面に貼り付けた場合を説明した。
【0063】しかし本発明では導電体材として他の材
料、例えば導電性樹脂を用いこともできる。また、絶縁
体材として他の方法、例えば導電体材の裏面に化学的方
法或いは物理的方法により絶縁物質をコーティングする
ことにより形成することも可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、指
紋認識装置の蓋を開ける際に、指紋を採る指の静電気が
蓋の導電体材から接地ラインを通して除去されるから、
静電保護対策を行っていない半導体指紋センサー素子を
用いても、静電気によるセンサ部の誤動作や破壊事故は
発生しない。
【0065】また蓋の裏面、すなわち半導体指紋センサ
ー素子と対向する面には絶縁体材が設けられているか
ら、指から導電体材に乗り移った静電気が半導体指紋セ
ンサー素子に放電することなく、接地に放電させること
ができる。
【0066】さらに導電体材の表面に指の指紋面を差し
込む凹部を設けることにより、開閉動作を容易にすると
同時に、凹部を指の指紋面と略同様の湾曲形状にするこ
とにより、開動作において指の指紋面の略全体が導電体
材の凹部面に接触することになり指に蓄積されていた静
電気を有効に接地に放電することができる。
【0067】あるいは導電体材の表面を凹凸面にするこ
とにより指の接触面積が大きくなり、これにより蓋の開
閉動作を容易にすると同時に、指に蓄積されていた静電
気を有効に接地に放電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図であり、
(A)は指紋認識装置の蓋を開ける状態を示す断面図、
(B)は蓋が開いた後、指紋を読みとるために半導体指
紋センサー素子の表面に指を当接させた状態を示す断面
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の蓋を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B部の断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に用いる半導体指紋センサ
ー素子の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の蓋を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B部の断面
図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す図であり、
(A)は指紋認識装置の蓋を開ける状態を示す断面図、
(B)は蓋が開いた後、指紋を読みとるために半導体指
紋センサー素子の表面に指を当接させた状態を示す断面
図である。
【図6】図5(A)のA−A部の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の蓋を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B部の断面
図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の蓋を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B部の断面
図である。
【図9】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
10 蓋 11 金属プレート 11A 金属プレートの把持部 11B 金属プレートの凹部 13 回転軸 14 軸受け 15 蓋 16 金属プレート 16C 金属プレートの平坦面 17 装置の外壁板 18 蓋の開け方向 19A 指紋を採取する指 20 蓋 21 金属プレート 21B 金属プレートの凹部 22 絶縁膜 25 レール 26 金属プレート 26B 金属プレートの凹凸面 27 装置の外壁 28 蓋の開け方向 29 蓋 31 面光源 32 2次元フォトセンサ 33 透明導電層 34 凹凸検出光学素子 35 指 35A 指の指紋の凹部 35B 指の指紋の凸部 40 センサ部 41 遮光性ボトムゲート電極 42 遮光性ソース電極 43 遮光性ドレイン電極 44 N+ シリコン層 45 半導体層 46 透明性トップゲート電極 47 透明基板 48 ボトムゲート絶縁膜 49 トップゲート絶縁膜 50 オーバーコート膜 90 接地放電用の透明導電層を有さない半導体指紋
センサー素子 100 接地放電用の透明導電層を有する半導体指紋
センサー素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に半導体指紋センサー素子を設け、
    該半導体指紋センサー素子の表面に指を当接させること
    により指紋を読みとる指紋認識装置において、前記半導
    体指紋センサー素子の表面上に、表面側が接地された導
    電体材であり且つ前記半導体指紋センサー素子の表面に
    対面する裏面側が絶縁体材である蓋を有したことを特徴
    とする指紋認識装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋の一端辺側が回転軸に結合し、こ
    の回転軸の軸心を中心に該蓋の開閉動作を行うことを特
    徴とする請求項1記載の指紋認識装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋の両側端辺部がそれぞれレールに
    結合し、このレールをスライドすることにより該蓋の開
    閉動作を行うことを特徴とする請求項1記載の指紋認識
    装置。
  4. 【請求項4】 前記導電体材は金属プレートであること
    を特徴とする請求項1記載の指紋認識装置。
  5. 【請求項5】 前記導電体材の表面には指の一部が入り
    込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の指紋認識装置。
  6. 【請求項6】 前記導電体材の表面には凹凸面の部分を
    有することを特徴とする請求項1記載の指紋認識装置。
  7. 【請求項7】 指紋認識装置の内部に設けられた半導体
    指紋センサー素子の表面に指の指紋面を当接させること
    により指紋を採取する指紋採取方法において、前記指紋
    認識装置には表面側が接地された導電体材であり裏面側
    が絶縁体材である蓋が取り付けられており、前記指の指
    紋面を前記導電体材の表面に接触させて前記蓋を開けた
    後、前記指の指紋面を半導体指紋センサー素子の表面に
    当接させることを特徴とする指紋採取方法。
  8. 【請求項8】 前記導電体材の表面には指の一部が入り
    込む凹部が形成されており、この凹部に前記指を入れる
    ことにより前記指の指紋面を前記導電体材の表面に接触
    させることを特徴とする請求項7記載の指紋採取方法。
  9. 【請求項9】 前記蓋の一端辺側が回転軸に結合し、こ
    の回転軸を中心に該蓋の開閉動作を行うことを特徴とす
    る請求項7記載の指紋採取方法。
  10. 【請求項10】 前記蓋の両側端辺がそれぞれレールに
    結合し、このレールをスライドすることにより該蓋の開
    閉動作を行うことを特徴とする請求項7記載の指紋採取
    方法。
  11. 【請求項11】 前記導電体材は金属プレートであるこ
    とを特徴とする請求項7記載の指紋検査方法。
JP16386899A 1999-06-10 1999-06-10 指紋認識装置及び指紋採取方法 Expired - Fee Related JP3231739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16386899A JP3231739B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 指紋認識装置及び指紋採取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16386899A JP3231739B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 指紋認識装置及び指紋採取方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000353235A true JP2000353235A (ja) 2000-12-19
JP3231739B2 JP3231739B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=15782308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16386899A Expired - Fee Related JP3231739B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 指紋認識装置及び指紋採取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3231739B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002065268A1 (fr) 2001-02-09 2002-08-22 Sony Corporation Organe d'entrée
JP2002298129A (ja) * 2001-04-03 2002-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 指紋照合装置
US7139414B1 (en) 1999-06-24 2006-11-21 Nec Corporation Method for removing static electricity in fingerprint-reading apparatus, fingerprint reading apparatus and data terminal provided with fingerprint-reading apparatus
JP2017019269A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 船井電機株式会社 射出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139414B1 (en) 1999-06-24 2006-11-21 Nec Corporation Method for removing static electricity in fingerprint-reading apparatus, fingerprint reading apparatus and data terminal provided with fingerprint-reading apparatus
WO2002065268A1 (fr) 2001-02-09 2002-08-22 Sony Corporation Organe d'entrée
US7298242B2 (en) 2001-02-09 2007-11-20 Sony Corporation Input device with fingerprint recognition
JP2002298129A (ja) * 2001-04-03 2002-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 指紋照合装置
JP2017019269A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 船井電機株式会社 射出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3231739B2 (ja) 2001-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5956415A (en) Enhanced security fingerprint sensor package and related methods
KR100479731B1 (ko) 전기장지문센서장치및관련방법
EP0983572B1 (en) Fingerprint sensor including an anisotropic dielectric coating and associated methods
US5953441A (en) Fingerprint sensor having spoof reduction features and related methods
US6259804B1 (en) Fingerprint sensor with gain control features and associated methods
US5940526A (en) Electric field fingerprint sensor having enhanced features and related methods
US10699092B2 (en) Optical sensor and manufacturing method thereof
CN106575351B (zh) 采用重叠的网格线和用于从网格线延伸感测表面的导电探头的传感器
TWI310915B (en) Image recognition device and liquid crystal display apparatus having the same
JP2000205812A (ja) センサ用静電荷散逸パッド
KR20030016536A (ko) 엑스레이 영상 감지소자 및 그의 제조 방법
US6762470B2 (en) Fingerprint sensor having a portion of the fluorocarbon polymer physical interface layer amorphized
JP2000196024A (ja) センサ導電層へ接触する装置及び方法
WO2017032092A1 (zh) 指纹传感器模组和终端
EP1316994A2 (en) Use of fluoropolymer coating for planarizing and passivating integrated circuit devices
JP3231739B2 (ja) 指紋認識装置及び指紋採取方法
US6759326B2 (en) Method of making a semiconductor device having a planarized fluoropolymer passivating layer with selectively implanted charged particles
KR20050038024A (ko) 개선된 촬상 표면을 갖는 tft 센서
TWI614885B (zh) 光感測單元及光學感測陣列結構
KR100338978B1 (ko) 광감지부에 광차폐층이 형성된 박막트랜지스터 지문입력기
JP2005156291A (ja) 容量検出型センサ
KR101659044B1 (ko) 사람의 신체 부분의 임프레션을 나타내는 이미지를 캡처하기 위한 장치
JP3729953B2 (ja) Tftアレイ基板とその製法
JP2006011921A (ja) 指紋認識装置
JP2000194825A (ja) 指紋センサ―装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010821

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees