JP2000353180A - 災害情報収集装置 - Google Patents

災害情報収集装置

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JP2000353180A
JP2000353180A JP16557499A JP16557499A JP2000353180A JP 2000353180 A JP2000353180 A JP 2000353180A JP 16557499 A JP16557499 A JP 16557499A JP 16557499 A JP16557499 A JP 16557499A JP 2000353180 A JP2000353180 A JP 2000353180A
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disaster
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JP16557499A
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Hisanori Nonaka
久典 野中
Hiroshi Shojima
正嶋  博
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】災害対策活動に関する専門知識を持たない人か
らであっても、必要な災害情報をもれなくかつ効率的に
引き出す。 【解決手段】災害現場の電話の送話器102から入力さ
れた災害報告情報は、防災センタの情報処理装置100
に送られる。情報処理装置100は、この災害報告情報
の入力を受け付けると、その災害報告情報において不足
している災害情報を検出し、その災害情報の入力を促す
ガイダンスの音声情報を、災害現場の電話へと送信す
る。この音声情報は、災害現場の電話の受話器111か
ら音声で出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震、水害等の災
害発生時における災害情報収集活動の支援技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地震、台風、水害等の災害が発生する
と、自治体や企業の防災センタその他の災害対策部署の
職員(以下、災害対策員と呼ぶ)は、被災地における災害
対策活動を円滑に行うため、被災地の被災状況等を表す
災害情報をすみやかに収集し、これを管理する必要があ
る。
【0003】さて、災害現場で収集された災害情報は、
無線通信(携帯電話、防災行政無線等)、地上有線通信
(電話等)、衛星通信等を利用して、被災地にいる災害対
策員から、災害情報管理部にいる災害対策員へと報告さ
れる。最近においては、ノートパソコン、モバイル電子
端末等の携帯型情報処理端末によって電子化された災害
情報が、被災地から、災害情報管理部に設置されている
コンピュータに送信されることもある。
【0004】また、被災地からの災害情報収集に音声認
識が利用されることもある。例えば、特開平9−245
062号公報記載の災害情報収集管理システムには、現
場であげられた音声による災害情報の電子化のために音
声認識が利用されている。なお、この災害情報収集管理
システムにおいては、電子化された災害情報から、使用
目的に応じた情報が抽出され、それらが、その使用目的
別のデータベースに蓄積される。
【0005】なお、音声認識処理に関する技術について
は、例えば、「日本語情報処理」(長尾真監修、(社)電子
通信学会、1984)等に記載されている。
【0006】ところで、CTI(Computer Telephony In
tegration)と呼ばれる自動応答システムの開発が進めら
れている。この自動応答システムによれば、ユーザは、
ガイダンスを聞きながら、そのガイダンスによって入力
を促されたデータの入力を行うことができる。ただし、
ユーザは、データ入力前にいちいちガイダンスを聞く必
要があり、緊急事態の発生時等、迅速なデータ入力が必
要な場合には、わずらわしさを感じることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、災害が発生
すると、その災害を受けた地域の自治体等の災害対策部
署の災害対策員が被災者となる可能性がある。したがっ
て、かならずしも、全ての災害対策員が集合し、かつ、
災害情報報告を含めた災害対策活動に参加できるとは限
らない。
【0008】このため、災害対策活動に関する専門知識
を持つ者が不足し、上記従来の技術が十分に活用されな
い可能性がある。精神的負担の大きな災害直後の状況下
において、災害対策活動に関する専門知識を持たない者
が、上記従来の技術によるシステムの機能を十分に活用
して、災害情報として必要される情報をもれなくかつ正
確に相手方に伝達するのは困難である。例えば、特開平
9−245062号公報記載の災害情報収集管理システ
ムを被災地側で利用する者が、災害情報として提供すべ
きデータ項目を知らない場合、その者が自発的に発した
音声に必要な災害情報が含まれているとは限らない。ま
た、被災地からの災害情報報告に携帯型情報処理端末が
十分に活かされるには、被災地にいる人がその操作法を
熟知していることが必要とされるが、それ以前に、被災
地にいる人々に携帯型情報処理端末がゆきわたっている
ことも必要とされる。
【0009】そこで、本発明は、災害対策活動に関する
専門知識を持たない人からであっても、必要な災害情報
をもれなくかつ効率的に引き出すことができる災害情報
収集装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、災害現場の被災状況を表す災害報告情報
を受け付け、当該災害情報を記憶する災害情報収集装置
であって、災害ごとに、それぞれ、当該災害の種別を表
す災害識別情報と、当該災害による被災状況を表すため
の災害情報の分類を表す1以上の分類情報とを対応付け
て記憶した記憶手段と、音声報告情報を受け付ける音声
報告情報受付手段と、前記音声報告情報入力受付手段が
受け付けた音声報告情報から災害識別情報を取り出し
て、当該災害識別情報に対応する分類情報が表す分類に
属する災害情報を、当該音声報告情報または当該音声報
告情報に続いて前記音声報告情報手段が受け付けた音声
報告情報から取り出す音声分析手段と、前記音声報告情
報受付手段が受け付けた1の音声報告情報からの災害情
報の取出しが終了するごとに、当該取出しにより該当災
害情報が取り出されなかった分類情報を不足情報として
出力するガイダンス手段とを備えることを特徴とする災
害情報収集装置を提供する。
【0011】本発明に係る災害情報収集装置は、被災地
にいる報告者からの報告を待機しており、被災地にいる
報告者からの音声報告情報を受け付けると、被災地で発
生した災害による被災状況を特定するために必要とされ
ている災害情報をその音声報告情報から抽出すると共
に、その音声報告情報から欠落していた災害情報の分類
情報だけを出力し、欠落していた災害情報の再入力を促
す。したがって、災害対策活動に関する専門知識をもつ
報告者であれば、ガイダンスを聞くことなく、被災状況
を特定するために必要な災害情報を1回の報告でもれな
く入力することができ、災害対策活動に関する専門知識
をもたない報告者であっても、最初の自身の報告で必要
な災害情報が不足していた場合には、ガイダンスを聞き
ながら、その不足情報を再入力によって補うことにがで
きるため、被災状況を特定するために必要な災害情報を
もれなく効率的に入力することができる。
【0012】また、このような災害情報収集装置におい
て、前記記憶手段が、さらに、前記分類情報に対応付け
て、当該分類情報が表す分類に属する災害情報の重要度
を記憶し、前記ガイダンス手段が、前記不足情報として
出力する分類情報が複数ある場合には、当該各分類情報
に対応付けられた重要度に応じて、当該複数の分類情報
の出力順番を定めるようにすれば、例えば緊急度の極め
て高い場合等には、報告者に、重要度の高い災害情報を
優先的に報告させることができる。
【0013】さらに、この災害情報収集装置に、前記災
害報告情報の入力元との通話手段を設け、前記音声分析
手段が、前記音声報告情報受付手段が受け付けた音声報
告情報から、予め定めた特徴パターンを抽出し、当該特
徴パターンの抽出数が所定数を超えた場合には、前記ガ
イダンス手段を前記通話手段に切り替えるようにすれ
ば、報告者があわてた状態ある場合に発する所定の言葉
(「あの」、「その」等)が連発された場合にだけ、人間のオ
ペレータを報告者に応対させる等が可能となり、精神的
な負担の大きな状況下におかれた報告者に対して、その
精神状態に応じた適切な対応をとることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0015】まず、図1により、本実施の形態に係る災
害情報収集システムの構成について説明する。
【0016】災害現場には、報告者からの災害報告情報
の音声入力を受け付ける音声入力装置(マイクロフォン
等)102、報告者に対する質問データを音声で出力す
る音声出力装置(スピーカー、ヘッドフォン等)111が
少なくとも1台ずつ配置されている。そして、これらの
装置102,111は、それぞれ、電話回線等の通信媒
体105に接続されている。
【0017】なお、本実施の形態においては、災害報告
情報の入力および質問データの出力のために別々の装置
102,111を利用しているが、音声入出力機能を兼
ね備えた装置、例えば、既存の電話機等を利用してもよ
い。
【0018】一方、防災センタには、災害現場の被災状
況を表す災害情報を収集・管理する災害情報収集装置、
すなわち、情報処理装置100および外部記憶装置10
6が配置されている。
【0019】情報処理装置100は、通信媒体105を
介したデータ送受信を制御する入出力インタフェース1
07、災害現場の音声入力装置102からの伝送データ
を音声分析・構造化する音声分析処理部103、音声分
析処理部103による音声分析結果等から災害情報およ
び質問データを作成する災害情報収集管理部104、外
部記憶装置106へのデータ書き込み等を制御するハー
ドディスクドライブ101、これら各部間をつないだデ
ータバス109を備えている。そして、災害情報収集管
理部104は、音声分析処理部103による音声分析結
果から必要な災害情報を取り出す災害情報評価処理部1
04A、災害情報評価処理部104Aによる災害情報取
出し結果に基づき質問データを生成する質問データ生成
処理部104Bを備えている。
【0020】なお、ここで示した各処理部103,10
4A,104B,110は、実際には、情報処理装置10
0のCPU(不図示)およびメモリ(不図示)に格納された
プログラムにより実現されるプロセスである。
【0021】外部記憶装置106には、後述の災害情報
収集処理が定義されたプログラムの他、災害情報管理テ
ーブル106A、災害情報データモデル管理テーブル1
06B、質問モデル管理テーブル106Cが格納されて
いる。
【0022】災害情報管理テーブル106Aには、過去
に発生した災害ごとに、それぞれ、その災害による被災
状況を表す災害情報群が登録される。この災害情報群に
は、図2に示すように、災害の種別名を含んだ固有のデ
ータID情報、報告者に関する報告者情報、災害の発生
場所を特定するための場所情報、災害報告時刻を特定す
るための時刻情報、消防車等の要請の有無に関する消防
車要請情報、負傷者の有無に関する負傷者情報等が含ま
れている。なお、ここで示した災害情報の種類は一例で
あり、災害情報データモデル管理テーブル106Bに災
害種別ごとに登録されている後述の災害情報データモデ
ルからわかるように、かならずしも、この例に通りの災
害情報を災害情報管理テーブル106Aに登録する必要
はない。
【0023】質問モデル管理テーブル106Cには、図
4に示すように、報告者に対して入力を要求する災害情
報ごとに、それぞれ、データ形式名20a、報告者に対
する質問データを作成するための質問モデル20bが予
め格納されている。
【0024】なお、質問モデル20bの{}内に記載され
た文字列は、後述の災害情報収集処理において他の適当
な文字列に置換される。例えば、データ形式「氏名」に対
応する質問モデルの含まれている{不足項目}は、後述の
災害情報収集処理において不足災害情報名に置換され
る。
【0025】災害情報データモデル管理テーブル106
Bには、災害の各種別ごとに、それぞれ、災害種別名お
よび災害情報データモデルが予め格納されている。災害
情報データモデルには、災害情報管理テーブル106A
に登録すべき災害情報に関する情報、具体的には、各災
害情報の項目名およびデータ形式、災害報告情報から取
り出される災害情報(後述の「*System」以外のデ
ータ形式の災害情報)について適当に設定された重要度
が含まれている。
【0026】例えば、火災に関しては、その火災事故に
割り当てられたデータID情報、その火災事故の報告者
に関する報告者情報、火災発生場所を特定するための場
所情報、災害報告時刻を特定するための時刻情報、救急
車等の要請の有無を表す消防車要請情報、負傷者の有無
を表す負傷者情報が災害情報管理テーブル106Aに登
録される。これらの災害情報のうち、報告者情報および
場所情報としては、すなわち、報告者の氏名および災害
地名等の場所名を表すテキストデータが設定される。ま
た、消防車要請情報および負傷者情報としては、有りお
よび無しのうちのいずれかを表すテキストデータが設定
される。また、データIDおよび時刻情報は、*Sys
tem、すなわち、システム(具体的には災害情報評価
部104A)が自動的に定めたテキストデータが設定さ
れる。
【0027】したがって、災害種別が火災である場合、
図3(a)に示すように、災害情報データモデル管理テー
ブル106Bには、災害種別801として「火災」が登録
され、災害情報データモデル802Bとして6個の対応
情報(1)(2)(3)(4)(5)(6)、具体的には、(1)項目
名「データID」、データ形式「*System」、(2)
項目名「報告者」、データ形式「氏名」、他の災害情報との
比較により適当に定めた重要度「3」、(3)項目名「場
所」、データ形式「場所名」、他の災害情報との比較によ
り適当に定めた重要度「1」、(4)項目名「時刻」、データ
形式「*System」、他の災害情報との比較により適
当に定めた重要度「1」、(5)項目名「消防車要請」、デー
タ形式名「有り,無し」、他の災害情報との比較により適
当に定めた重要度「1」、(6)項目名「負傷者」およびデー
タ形式「有り,無し」、他の災害情報との比較により適当
に定めた重要度「1」、が登録される。
【0028】また、道路被害に関しては、その道路事故
に割り当てられたデータID情報、その道路事故の報告
者に関する報告者情報、道路被害発生場所を特定するた
めの場所情報、災害報告時刻を特定するための時刻情
報、被害発生道路の種別に関する道路種別情報、車両が
通過可能か否かに関する車両通過情報が災害情報管理テ
ーブル106Aに登録される。これらの災害情報のう
ち、データID情報、時刻情報、報告者情報および場所
情報には、上述の火災の場合と同様なデータが登録され
る。その他の災害情報については、道路種別情報には、
国道、県道および市道のうちのいずれかの道路種別を表
すテキストデータが登録され、車両通過情報には、通行
可および通行不可のうちのいずれかを表すテキストデー
タが登録される。
【0029】したがって、災害種別が道路被害である場
合、図3(b)に示すように、災害情報データモデル管理
テーブル106Bには、災害種別801として「道路被
害」が登録され、災害情報データモデル802Bとして
6個の対応情報(1)(2)(3)(4)(5)(6)、具体的に
は、(1)項目名「データID」、データ形式「*Syst
em」、(2)項目名「報告者」、データ形式「氏名」、他
の災害情報との比較により適当に定めた重要度「3」、
(3)項目名「場所」、データ形式「場所名」、(4)項目名
「時刻」、データ形式「*System」、(5)項目名「道
路種別」、データ形式「国道,県道,市道」、他の災害情報
との比較により適当に定めた重要度「5」、(6)項目名
「車両通過」、データ形式「可能,不可能」、他の災害情報
との比較により適当に定めた重要度「1」、が登録され
る。
【0030】また、堤防決壊に関しては、その堤防決壊
事故に割り当てられたデータID情報、その堤防決壊事
故の報告者に関する報告者情報、堤防決壊場所を特定す
るための場所情報、災害報告時刻を特定するための時刻
情報、堤防の決壊規模情報が災害情報管理テーブル10
6Aに登録される。これらの災害情報のうち、データI
D情報、時刻情報、報告者情報および場所情報には、上
述の火災の場合と同様なデータが登録される。また、決
壊規模情報には、大規模、中規模および小規模のうちの
いずれかを表すテキストデータが登録される。
【0031】したがって、災害種別が堤防決壊である場
合、図3(c)に示すように、災害情報データモデル管理
テーブル106Bには、災害種別801として「堤防決
壊」が登録され、災害情報データモデル802Bとして
5個の対応情報(1)(2)(3)(4)(5)、具体的には、
(1)項目名「データID」、データ形式「*Syste
m」、(2)項目名「報告者」、データ形式「氏名」、他の
災害情報との比較により適当に定めた重要度「3」、(3)
項目名「場所」、データ形式「場所名」、他の災害情報との
比較により適当に定めた重要度「1」、(4)項目名「時
刻」、データ形式「*System」、(5)項目名「決壊規
模」、データ形式「大,中,小」、他の災害情報との比較に
より適当に定めた重要度「1」、が登録される。
【0032】なお、ここでは、災害情報データモデル管
理テーブル106Bに登録される災害情報データモデル
として、火災、道路被害および堤防決壊の3種類の災害
情報データモデルを例に挙げているが、必ずしも、これ
ら3種類の災害情報データモデルを災害情報データモデ
ル管理テーブル106Bに登録する必要はない。必要に
応じて、これらのうちのいずれかの災害情報データモデ
ルの登録を災害情報データモデル管理テーブル106B
から削除してもよいし、新たな災害種別の災害情報デー
タモデルを災害情報データモデル管理テーブル106B
に追加登録してもよい。また、災害情報データモデルに
含まれているデータ項目名およびデータ形式は、災害情
報管理テーブル106Aに登録される災害情報の種類お
よびデータ形式に合わせて適宜に変更可能である。
【0033】つぎに、災害報告情報を受け付けた情報処
理装置100が実行する災害情報収集処理について説明
する。ここでは、図5に示した災害報告情報「こちら第
1班、川辺待ち2番地で火災が発生しています。消防車
の手配をお願いします。以上。」が、新規災害報告情報
として、音声入力装置102に音声入力された場合を例
に挙げる。
【0034】音声入力装置102から音声によって入力
された災害報告情報は、電気信号に変換された後、情報
処理装置100に送信される。この災害報告情報の入力
を受け付けた情報処理装置100においては、前述の各
機能構成部による処理、すなわち、音声分析処理部10
3による音声分析処理、災害情報収集管理部104によ
る情報解析処理、音声合成処理部110による音声合成
処理が順次実行される。各ステップにおける処理の詳細
は、以下の通りである。
【0035】(A)音声分析処理部103による音声分析
処理 音声入力装置102からの災害報告情報を受け付ける
と、音声分析処理部103は、図6に示した音声分析処
理(S70〜S73)を実行する。
【0036】音声分析処理部103は、電気信号に変換
された災害報告情報の声帯波スペクトルをスペクトル分
析することによって、その災害報告情報を個々の音素
(日本語の場合には50音)に分解する(S70)。
【0037】そして、予め定められた文節構造規則(品
詞情報およびその活用情報が体系的に記録された辞書)
を参照しながら、音素列の先頭から、順次、形態素を抽
出する(S71)。これにより、災害報告情報から、複数
の文候補が作成される。また、各文候補作成のさい、単
独では意味をなさない形態(感嘆詞等)は各文候補から排
除するが、その排除した形態素のなかに、予め定めた特
徴パターン、具体的には、あわてた状態にある人間が発
する音声の特徴パターン(例えば、「あの」、「その」、「え
ー」等)数をいくつ含まれていたかをカウントする。
【0038】そして、各文候補のぞれぞれについて、S
71で得られた形態素の品詞情報等および予め定められ
た文法規則に基づき、その構文構造を求める(S72)。
この過程において、複数の文候補のなかから構文上の非
適確文が排除される。
【0039】このとき残った各文候補のそれぞれから、
格フレーム形式等の意味構造(図7参照:報告者、
いつ、どこで、なにが、どうした、その他)を
抽出する。この抽出結果に基づき、意味的に正しい文候
補を一つ選択し、この文候補を災害情報収集管理部10
4に入力する(S73)。
【0040】なお、音声分析処理に含まれている各処理
は、必ずしも、図6に示したように独立の処理である必
要はない。最終的に、音声分析処理は、音声入力装置1
02からの災害報告情報を、図7に示したように構造化
することができればよく、それら各処理の方式およびア
ルゴリズムは、特に限定されるものではない。
【0041】(B)災害情報収集管理部104における情
報解析処理 音声分析処理部103による音声分析処理が終了する
と、災害情報収集管理部104では、まず、災害情報評
価処理104Aが、図8に示した災害情報評価処理(S
90〜S97)を実行し、ついで、質問データ生成処理
部104Bが、図9に示した質問データ生成処理(S1
00〜S102)を実行する。具体的には、以下の通り
である。
【0042】まず、災害情報評価処理部104Aは、音
声分析処理部103からの入力情報に、報告者の報告終
了を表す所定の用語('以上'、'報告終わり'、'入力中
止'等)が含まれているか否かを判定する(S90)。
【0043】音声分析処理部103からの入力情報にこ
の用語が含まれていなかった場合には、音声入力装置か
らの音声情報が所定の入力終了条件を満たしていないた
め、その入力情報を消去して、音声分析処理部103か
らの新たな入力情報の入力待機状態へと移行する。
【0044】また、音声分析処理部103からの入力情
報にこの用語が含まれていた場合には、さらに、その入
力情報が、新規災害報告情報および追加災害報告情報の
いずれであるかを、そのときの入力対象データモデルの
有無で判定する(S91)。具体的には、入力対象データ
モデルを保持していれば、音声分析処理部103からの
入力情報が追加災害報告情報であると判断し、入力対象
データモデルを保持していなければ、音声分析処理部1
03からの入力情報が新規災害報告情報であると判断す
る。なお、ここでは、新規災害報告情報(図5参照)が入
力された場合を例に挙げているため、このときの音声分
析処理部103からの入力情報は新規災害報告情報であ
ると判断されるが、後述の質問データに対する回答が追
加災害報告情報として入力された場合には、音声分析処
理部103からの入力情報は追加災害報告情報であると
判断される。
【0045】音声分析処理部103からの入力情報が新
規災害報告情報であると判断した場合には、この入力情
報から、「なにが」および「どうした」に該当するデー
タを取り出す。そして、「どうした」に該当するデータ
が「発生」であれば、災害の発生が認められるため、「
なにが」に該当するデータ(ここでは、「火災」)に合致す
る災害種別情報に対応付けられている災害情報データモ
デル(図3(a)参照)を、災害情報データモデル管理テー
ブル106Bから取り出す(S92)。このとき取り出さ
れた災害情報データモデルを入力対象データモデルとし
てメモリに格納しておく(S93)。そして、この新たな
入力対象データモデルに含まれている各対応情報にした
がって災害情報を作成する(S94)。すなわち、データ
形式として「*System」が設定されている項目名の
災害情報には、その災害情報について予め定められた方
法によって生成したデータを設定し、それ以外のデータ
形式が設定されている項目名の災害情報には、音声分析
処理部103からの入力情報から取り出したデータを設
定する。具体的には、災害情報管理テーブル106Aに
登録されている全てのデータID情報を検索し、それら
のうちのいずれとも一致しないデータ(ここでは、災害
種別名を含んだ「Fire−00001」)を作成し、こ
れをデータID情報とする。また、内蔵時計からシステ
ム時刻(ここでは、「1998/01/01−13:2
0」)を取得し、これを時刻情報とする。さらに、音声分
析処理部103からの入力情報から、「*System」
以外のデータ形式の項目名に該当するデータ(ここで
は、報告者:「第1班」、どこで:「川辺町2番
地」、その他のうちの消防車要請:あり)を取り出し、
これらのデータをその他の災害情報(報告者情報、場所
情報、消防車要請情報)とする。
【0046】一方、音声分析処理部103からの入力情
報が追加災害報告情報であると判断した場合には、災害
情報データモデル管理テーブル106Bからの災害情報
データモデル(図3(a)参照)の取り出し処理等(S9
2、S93)を実行しないで、繰返し処理における前回
の処理(S96)で音声合成処理部に与えた不足項目情
報に含まれている各対応情報にしたがって追加災害情報
を作成する(S94)。
【0047】ここで、音声分析処理部103からの入力
情報が新規災害報告情報および追加災害報告情報のいず
れの場合においても、ここで、これまでの処理によっ
て、入力データモデルの全ての項目名に対応する災害情
報が作成済みとなっているか否かを判定する(S95)。
ただし、前述の音声分析処理における特徴パターンのカ
ウント結果が所定の値を超えている場合、すなわち、報
告者があわてている状態にある可能性が高い場合には、
入力データモデルの項目名のうち、所定のレベル以上の
重要度(例えば、「1」、「2」)が設定されている全ての項
目名に対応する災害情報が作成済みとなっているか否か
を確認する。
【0048】そして、該当項目名に対応する災害情報が
全て作成済みであった場合には、これまでの処理で作成
された災害情報群を、災害識別情報(前述の「なにが」
に該当するデータ「火災」)と対応付けて災害情報管理テ
ーブル106Aに登録する。すなわち、報告者が冷静で
あると判断される場合には、全ての災害情報の作成が終
了してから、災害情報管理テーブル106Aへの災害情
報の登録を行い、報告者があわてている可能性がある場
合には、重要度が高い災害情報の作成さえ終了していれ
ば、災害情報管理テーブル106Aへの災害情報の登録
を行う。そして、メモリから入力対象データモデルを消
去してから、音声分析処理部103からの新規災害報告
情報の入力待機状態へと移行する(S97)。なお、ここ
では、「負傷者」に対応する災害情報を含まない災害報告
情報(図5参照)が新規災害報告情報として入力された場
合を例に挙げているため、災害情報管理テーブル106
Aへの災害情報の登録処理(S97)は、このときには実
行されず、後述の質問データに対する回答が追加災害報
告情報として入力された場合に実行される。
【0049】一方、該当項目名のうち、これに対応する
災害情報が作成されていないもの(ここでは「負傷者」)が
あった場合には、その不足災害情報の項目名およびデー
タ形式を不足項目情報として質問データ生成処理部10
6Bに入力する。すなわち、報告者が冷静である可能性
が高い場合には、欠落している全ての災害情報の項目名
およびデータ形式を不足項目情報として質問データ生成
処理部106Bに入力し、報告者があわてている可能性
が高い場合には、欠落している全ての災害情報のうち、
重要度の高い災害情報だけの項目名およびデータ形式を
不足項目情報として質問データ生成処理部106Bに入
力する。これにより、以下に示す質問データ生成処理部
106Bの質問データ生成処理(S100〜S102)が
開始され、災害情報評価処理部104Aは、音声分析処
理部103からの追加災害報告情報の待機状態へと移行
する(S96)。それから所定の時間が経過しても、音声
分析処理部103からの追加災害報告情報の入力がなけ
れば、これまでの処理で作成された災害情報群を、災害
識別情報と対応付けて災害情報管理テーブル106Aに
登録するとともに、メモリから入力対象データモデルを
消去してから、音声分析処理部103からの新規災害報
告情報の入力待機状態へと移行する。
【0050】さて、前述したように、ここでは、図5に
示した災害報告情報が新規災害報告情報として音声入力
装置102に音声入力された場合を例に挙げているた
め、入力対象データモデルに含まれている項目名のう
ち、「負傷者」に該当する災害情報が作成されず、以下の
質問データ生成処理部106Bの質問データ生成処理が
開始される。
【0051】質問データ生成処理部106Bは、災害情
報評価処理部104Aから不足項目情報の入力を受け付
けると(S100)、質問モデル管理テーブル106Cか
ら、入力データ形式名20aに対応付けられた質問モデ
ル20bを取り出す(S101)。ここでは、データ形式
「あり・なし」に対応付けられた「{不足項目}は{データ形
式}のうちのどれですか」が取り出される。
【0052】そして、ここで取り出した質問モデルに含
まれている{ }内の文字列を、その文字列が示す情報に
置換する(S102)。具体的には、図11に示すよう
に、{不足項目}内の文字列「不足項目」は、不足項目情報
に含まれている項目名「負傷者」に置換され、{データ形
式}内の文字列「データ形式」を、不足項目情報に含まれ
ているデータ形式「あり・なし」に置換する。その後、質
問モデルを質問データとして音声合成処理部110に入
力する。
【0053】(C)音声合成処理部104による音声合成
処理 質問データ生成処理部106Bから質問データを受け付
けると、音声合成処理部104は、図10に示すよう
に、編集合成方式(波形編集合成、パラメータ編集合成)
の音声合成処理によって、質問データを音声情報に変換
する(S110)。具体的には、単語、文節等を単位とし
て、人間の自然音声を、波形のまま、あるいは波形のパ
ラメータとして記憶した音声辞書を用いて、テキストデ
ータとした与えられた質問データを音声情報に変換す
る。そして、この音声情報を音声出力装置111へと送
信する。
【0054】なお、音声合成処理部104による音声合
成処理は、テキストデータとして与えられる質問データ
を音声情報に変換できばよく、その方式が限定されるも
のではない。例えば、編集合成方式に代えて規則合成方
式(波形規則合成、パラメータ規則合成)その他の方式を
採用してもよい。もちろん、そのアルゴリズムも特に限
定されるものではない。
【0055】音声出力装置111は、受信した音声情報
を音響エネルギーに変換し、音声として出力する(S1
11)。ここでは、図12に示した質問データが音声で
出力される。そして、この質問データが入力を促してい
る災害情報を、報告者が、追加災害報告情報(図13参
照)として音声入力装置102から音声入力すると、情
報処理装置100において、音声分析処理部103によ
る前述の音声分析処理、災害情報収集管理部104によ
る前述の情報解析処理が繰返し実行される。この場合に
は、音声分析処理部103による音声分析処理のS94
において、図14に示した追加災害情報が作成されるた
め、災害情報収集管理部104による情報解析処理のS
95において、入力データモデルに含まれている全項目
名に対応する災害情報が作成済みと判断され、図15に
示したような災害情報群が災害識別情報と共に災害情報
管理テーブル106Aに登録される。これにより、図5
の新規災害報告情報の音声入力から始まった災害情報収
集処理が終了する。
【0056】このような災害情報収集処理によれば、報
告者からの報告内容に漏れがあっても、その再入力を促
すガイダンスがなされるため、災害対策活動に関する専
門知識をもたない報告者であっても、被災状況を特定す
るために必要な災害情報をもれなく効率的に入力するこ
とができる。また、災害対策活動に関する専門知識をも
つ報告者であれば、被災状況を特定するために必要な災
害情報を1回の報告でもれなく入力することができるた
め、不要なガイダンスにわずらわされることはない。し
たがって、災害対策活動に関する専門知識をもつ報告者
にとっても効率的である。
【0057】また、音声入力装置および音声出力装置と
して既存の電話機を利用すれば、操作法や普及率等の条
件によって災害情報収集活動が妨げられることは殆ど考
えられない。
【0058】また、報告者の状況に応じて、報告者に要
求する災害情報を重要度の高いものだけに限ることがで
きるため、緊張状態におかれている報告者には無理な負
担をかけることもない。また、報告者が提供すべき災害
情報の重要度の下限レベルを報告者自身が指定できるよ
うにすれば、報告者は、時間的余裕がない場合、緊急度
が極めて高い場合等に瑣末な情報の入力を要求されず、
重要度の高い災害情報だけを優先的に報告することがで
きる。
【0059】また、本実施の形態では、予め定めた特徴
パターンのカウント値が所定数を超えた場合(あわてた
状態にある場合に発する所定の言葉が連発された場合)
には、報告者は、重要度の高い災害情報だけを入力すれ
ばよいようになっているが、そのような場合には、人間
のオペレータを報告者に応対させるようにしてもよい。
具体的には、S71において、予め定めた特徴パターン
のカウント値が所定数を超えた場合には、それ以下の処
理を実行せずに、災害現場の音声入力装置102と通話
中の回線を、オペレータ用の内線電話が接続された内線
に切り替えるようにする。このようにすれば、報告者が
突発的な状況下で冷静な判断ができなくなっても、その
精神状態に応じた適切な応対をオペレータがなすことに
よって、その報告者から必要な災害情報を正確に引き出
すことができる。
【0060】
【発明の効果】本発明よれば、災害対策活動に関する専
門知識を持たない人からであっても、必要な災害情報を
もれなくかつ効率的に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る災害情報収集シス
テムの構成図である。
【図2】災害情報管理テーブルには登録される情報のデ
ータ構造を説明するための図である。
【図3】災害情報データモデル管理テーブルに登録され
る情報のデータ構造を説明するための図である。
【図4】質問モデル管理テーブルに登録される情報のデ
ータ構造を説明するための図である。
【図5】新規災害報告情報の一例を示した図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る音声分析処理のフ
ローチャート図である。
【図7】図5の新規災害報告情報の意味構造を示した図
である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る災害情報評価処理
のフローチャート図である。
【図9】本発明の実施の一形態に係る質問データ生成処
理のフローチャート図である。
【図10】本発明の実施の一形態に係る音声合成処理か
ら音声情報出力処理までのフローチャート図である。
【図11】質問データの一例を示した図である。
【図12】被災現場の音声出力装置から出力される音声
情報の一例である。
【図13】追加災害報告情報の一例を示した図である。
【図14】追加災害情報の一例を示した図である。
【図15】災害識別情報と共に災害情報管理テーブルに
登録されるデータセットを示した図である。
【符号の説明】
100…情報処理装置 101…ハードディスクドライブ 102…音声入力装置 103…音声分析処理部 104…災害情報収集管理部 104A…災害情報評価処理部 104B…質問データ生成処理部 105…通信媒体 106…外部記憶装置 107…入出力インタフェース 109…データバス 111…音声出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 3/00 551Z Fターム(参考) 5B049 CC03 CC31 DD03 DD05 FF06 FF09 GG02 GG09 5D015 AA01 BB01 KK02 9A001 BB06 CC03 FF03 HH16 HH17 HH18 JJ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】災害現場の被災状況を表す音声報告情報を
    受け付け、当該災害情報を記憶する災害情報収集装置で
    あって、 災害ごとに、それぞれ、当該災害の種別を表す災害識別
    情報と、当該災害による被災状況を表すための災害情報
    の分類を表す1以上の分類情報とを対応付けて記憶した
    記憶手段と、 音声報告情報を受け付ける音声情報受付手段と、 前記音声報告情報受付手段が受け付けた音声報告情報か
    ら災害識別情報を取り出して、当該災害識別情報に対応
    する分類情報が表す分類に属する災害情報を、当該音声
    報告情報または当該音声報告情報に続いて前記音声報告
    情報手段が受け付けた音声報告情報から取り出す音声分
    析手段と、 前記音声報告情報受付手段が受け付けた1の音声報告情
    報からの災害情報の取出しが終了するごとに、当該取出
    しにより該当災害情報が取り出されなかった分類情報を
    不足情報として出力するガイダンス手段とを備えること
    を特徴とする災害情報収集装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の災害情報収集装置であっ
    て、 前記記憶手段は、さらに、 前記分類情報に対応付けて、当該分類情報が表す分類に
    属する災害情報の重要度を記憶し、 前記ガイダンス手段は、 前記不足情報として出力する分類情報が複数ある場合に
    は、当該各分類情報に対応付けられた重要度に応じて、
    当該複数の分類情報の出力順番を定めることを特徴とす
    る災害情報収集装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の災害情報収集装置であっ
    て、 前記音声分析手段は、 前記音声報告情報受付手段が受け付けた音声報告情報か
    ら、予め定めた特徴パターンを抽出し、前記音声報告情
    報受付手段の取出しにより該当災害情報が取り出されな
    かった分類情報のなかから、当該特徴パターンの抽出数
    に応じた重要度の分類情報を前記不足情報として取り出
    すことを特徴とする災害情報収集装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の災害情報収集装置であっ
    て、 前記音声報告情報の入力元との通話手段を備え、 前記音声分析手段は、 前記音声報告情報受付手段が受け付けた音声報告情報か
    ら、予め定めた特徴パターンを抽出し、当該特徴パター
    ンの抽出数が所定数を超えた場合には、前記ガイダンス
    手段を前記通話手段に切り替えることを特徴とする災害
    情報収集装置。
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