JP2000352007A - 複層舗装用施工作業機 - Google Patents

複層舗装用施工作業機

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JP2000352007A
JP2000352007A JP11162753A JP16275399A JP2000352007A JP 2000352007 A JP2000352007 A JP 2000352007A JP 11162753 A JP11162753 A JP 11162753A JP 16275399 A JP16275399 A JP 16275399A JP 2000352007 A JP2000352007 A JP 2000352007A
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Shuji Hashimoto
修治 橋本
Shigeyuki Tate
成行 楯
Wataru Yugawa
亘 湯川
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Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一台の施工作業機で、粒径の異なる舗装材を
篩い分け、篩い分けた舗装材を用いて第1,第2の施工
作業を連続して行なえるようにする。 【解決手段】 メインの搬送装置15によって搬送され
る混合された舗装材を篩い分け装置23により2種類に
篩い分け、2つに篩い分けられた一方の舗装材を第1の
ホッパ25内に貯留し他方の舗装材を第2のホッパ27
内に貯留した後、第1のホッパ25内の舗装材を下層成
形装置31によって下層を成形する。第2のホッパ27
内の舗装材を上層成形装置59によって上層を成形し、
一台の施工作業機で能率よく複層舗装を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複層舗装用施工
作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、下層の上に上層を施工す
る複層舗装は、粒径の異なる下層用の舗装材と、上層用
の舗装材を使用する所から、第1の手段として、始め
に、下層用の舗装材が入った施工機械により下層を成形
した後、粒径が異なる上層用の舗装材が入った施工機械
により上層を成形する複合施工がある。
【0003】あるいは、第2の手段として、下層の上
に、色のついた粒径の大きな舗装材を散布して、例え
ば、カラー舗装とするには、粒径が小さな舗装材が入っ
た施工機械により下層を成形した後、下層の上に色のつ
いた舗装材を散布する舗装材散布用の機械を用いたり、
または、作業員がスコップ等で色のついた舗装材を直接
散布する等の手段が採られている。
【0004】あるいは、第3の手段として、メインのホ
ッパ内に投入した下層用の舗装材を、搬送ベルトによっ
て後方の下層用ホッパ内へ一杯になるまで搬送し、メイ
ンのホッパ内を空にする。空にしたメインのホッパ内
に、上層用の舗装材を投入した後、下層用ホッパ内に貯
留された舗装材を投下し下層を成形する。続いて、メイ
ンのホッパ内の上層用の舗装材を、搬送ベルトで後方へ
搬送し、切換装置によって直接、下層の上に投下し、上
層を成形する手段がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く、複層舗
装は、2種類の粒径の異なる舗装材を用いる所から、前
記した第1、第2の手段は、いずれも、専用の施工作業
機が2台必要になると共に、第1の施工完了後、第2の
施工を行う複合施工となる。
【0006】複合施工は、施工作業機を複数用意しなく
てはいけないため、設備費が高くなりコストの面で望ま
しくないこと、また、各施工作業機にたずさわる作業員
を確保しなければならず、作業員が多くなること、ま
た、第1の施工完了から次の第2の施工体制に入るま
で、作業ロスにつながる余分な時間を必要とし、作業能
率の面でも望ましくない等の問題がある。
【0007】また、第3の手段は、作業途中で、下層用
ホッパ内の舗装材がなくなると、メインのホッパ内を空
にし、再び、下層用の舗装材を投下し、搬送ベルトで下
層用ホッパ内へ送り込み、一杯になった所で、再度、空
になったメインのホッパ内へ上層用の舗装材を投入し、
複合施工を続けるようになるため、作業能率が非常に悪
く作業性の面で望ましくない。また、複合施工時、切換
装置の切換えを忘れると、メインのホッパ内の上層用の
舗装材が下層用ホッパ内へ送り込まれる等の不具合いが
発生するため、下層用舗装材の補給のたびに神経を使う
ようになり、操作性の面でも望ましくない。
【0008】そこで、この発明は、大型化することなく
一台の施工作業機で、第1の施工作業,第2の施工作業
が連続して行なえるようにした複層舗装用施工作業機を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1によれば、メインの搬送装置に
よって搬送される混合状態の舗装材を2種類に篩い分け
る篩い分け装置と、篩い分け装置によって2つに篩い分
けられた一方の舗装材を貯留する第1のホッパと、他方
の舗装材を貯留する第2のホッパと、第1のホッパ内の
舗装材を後方へ搬送後、投下し下層を成形する下層成形
装置と、第2のホッパ内の舗装材を後方へ搬送後、前記
下層の上に投下し上層を成形する上層成形装置とを備え
ている。
【0010】これにより、予め混合状態にある舗装材
を、メインの搬送装置によって後方へ搬送し、篩い分け
装置により2種類の舗装材に篩い分ける。篩い分けられ
た一方の舗装材を第1のホッパ内に、他方の舗装材を第
2のホッパ内にそれぞれ貯留した後、第1のホッパ内の
舗装材を後方へ搬送し、下層成形装置によって下層を成
形する。同時に、第2ホッパ内の舗装材を後方へ搬送
後、下層の上に投下し上層成形装置によって上層を成形
する。
【0011】これら一連の作業において、メインのホッ
パ内には、下層用及び上層用の舗装材を一緒に投入でき
ると共に、舗装材を篩い分けながら下層の施工作業,上
層の施工作業を連続して行なうことができるため、作業
ロスは起こらず、作業能率が大幅に向上する。また、施
工作業機は一台で済むと共に、しかも、作業員の増員を
必要としない。
【0012】また、この発明の請求項2によれば、メイ
ンの搬送装置によって搬送され混合状態の舗装材を2種
類に篩い分ける篩い分け装置と、篩い分け装置によって
2つに篩い分けられた一方の舗装材を貯留する第1のホ
ッパと、他方の舗装材を貯留する第2のホッパと、前記
第1,第2のホッパの内、一方のホッパ内の舗装材を後
方へ搬送後、投下し下層を成形する下層成形装置と、他
方のホッパ内の舗装材を後方へ搬送後、前記下層の上に
散布する散布装置とを備えている。
【0013】これにより、混合の状態にある舗装材を、
メインの搬送装置によって後方へ搬送し、篩い分け装置
により2種類の舗装材に篩い分ける。篩い分けられた一
方の舗装材を第1のホッパ内に、他方の舗装材を第2の
ホッパ内にそれぞれ貯留した後、一方のホッパ内の舗装
材を、後方へ搬送し、下層成形装置によって下層を成形
する。同時に他方のホッパ内の舗装材を、散布装置によ
って下層の上に散布する。
【0014】これら一連の作業において、メインのホッ
パ内には、下層用及び上層用の舗装材を一緒に投入でき
ると共に、舗装材を篩い分けながら下層の施工作業,散
布作業を連続して行なうことができるため、作業ロスは
起らず、作業能率は大幅に向上する。また、一台の施工
作業機で作業が行える。
【0015】また、この発明の請求項3によれば、下層
成形装置と上層成形装置を、第1,第2のホッパ内の舗
装材を後方へ搬送しタイムラグを有してそれぞれ投下す
る搬送ベルトと、各搬送ベルトによって投下された舗装
材をそれぞれ左右へ押し拡げる横送り装置と、各横送り
装置によって左右に押し拡げられた舗装材をそれぞれ平
らに敷き均す敷き均し装置とで構成する。
【0016】これにより、例えば搬送ベルトによって後
方へ搬送された第1のホッパ内の舗装材は、横送り装置
によって左右に押し拡げられた後、敷き均し装置によっ
て平らに敷き均された下層が得られる。続いて、第2の
ホッパ内の舗装材は、下層の上に横送り装置によって左
右に押し拡げられた後、敷き均し装置によって平らに敷
き均された上層が得られる。
【0017】これら一連の作業において、横送り装置及
び敷き均し装置によって、規定された車幅内に、下層及
び上層の複層舗装を迅速に、確実に成形することができ
る。また、この発明の請求項4によれば、タイムラグを
有してそれぞれ舗装材を投下する搬送ベルトを、上下の
関係位置に配置する。
【0018】これにより、搬送ベルトを上下の関係に配
置することができるため、機体幅を小さくしたコンパク
ト化が図れる。
【0019】また、この発明の請求項5によれば、散布
装置を、搬送装置によって送られた舗装材を、遠心力で
四方へ振り出すことで散布する回転体とする。
【0020】これにより、下層の上に、回転体による遠
心力で均等に散布することができる。
【発明の実施の形態】以下、図1と図2の図面を参照し
ながらこの発明の第1の実施形態について具体的に説明
する。
【0021】図1において、1は複層舗装用施工作業機
を示しており、前輪3及び後輪5により走行可能となっ
ている。後輪5は伝導チェーン7を介して駆動モータ9
からの回転動力が与えられる駆動輪となっている。
【0022】複層舗装用施工作業機1の機体11には、
最前位置に舗装材が投入されるメインのホッパ13と、
ホッパ13内の舗装材を後方へ搬送するメインの搬送装
置15が配置されている。
【0023】メインホッパ13は、中央部へ向けて誘導
案内する左右のシュート部13a,13aを備え、上方
が大きく開放された形状となっており、底部開放口14
は前記メインの搬送装置15の始端側上方に臨み、採石
場において予め仕分けされた2種類の舗装材が、例え
ば、ダンプトラック等によって投入されるようになって
いる。
【0024】メインの搬送装置15は、前方,中間,後
方にそれぞれ配置されたベルトローラ17に所定幅のベ
ルト19がエンドレスに掛け回された搬送ベルトタイプ
となっている。後方のローラ17は駆動モータ21によ
って回転動力が与えられる駆動ローラとなっていて、搬
送装置15の搬送終端部の下位には篩い分け装置23が
配置されている。
【0025】篩い分け装置23は、前記機体11に装着
支持されると共に、前方へ向かって下降傾斜し、その下
降傾斜によって規定以上の大きさの舗装材は下降し第1
のホッパ25内へ落下する。また、規定以下の小さな舗
装材は通過し第2のホッパ27内へ落下するメッシュで
作られていて、起振装置29により振動が与えられる振
動篩いとなっている。
【0026】第1,第2のホッパ25,27は、メイン
の搬送装置15の下位で、前後に配置され、前方の第1
のホッパ25内に篩い分けられた舗装材は、後方の下層
敷き均し装置31へ向けて送り出されるようになってい
る。
【0027】下層敷き均し装置31は、第1のホッパ2
5内の舗装材を後方へ搬送する第1の搬送ベルト33
と、第1の搬送ベルト33のベルト終端から投下された
舗装材を左右に押し拡げる横送り装置35と、左右に押
し拡げられた舗装材を平らに敷き均す敷き均し装置37
とで構成されている。第1の搬送ベルト33は、従動ロ
ーラ39と駆動モータ41によって回転動力が与えられ
る駆動ローラ43とにエンドレスに矢印の如く走行する
ようベルトが掛け回された構造となっている。
【0028】横送り装置35は、前方の支持軸45を支
点として後方が自由端となる左右の支持アーム47に装
着支持されると共に、駆動モータ49によって回転力が
与えられる螺施軸51に、中央部から左右へ向けて舗装
材を押し拡げる螺施翼53が設けられた形状となってい
る。
【0029】敷き均し装置37は、前記横送り装置35
の後側に位置し、前記左右の支持アーム47に装着支持
されると共に、車幅方向に長い敷き均し板55と敷き均
し板55に振動を与えるバイブレータ57とから成り、
敷き均し板55の底面は、敷き均し面55aとなってい
る。
【0030】一方、第2のホッパ27内に篩い分けられ
た舗装材は、後方の上層敷き均し装置29へ向けて送り
出されるようになっている。
【0031】上層敷き均し装置59は、第2のホッパ2
7内の舗装材を後方へ搬送する第2の搬送ベルト61
と、第2の搬送ベルト61のベルト終端から投下された
舗装材を左右に押し拡げる横送り装置63と、左右に押
し拡げられた舗装材を平らに敷き均す敷き均し装置65
とで構成されている。第2の搬送ベルト61は、従動ロ
ーラ67と駆動モータ69によって回転動力が与えられ
る駆動ローラ71とにエンドレスに矢印の如く走行する
ようベルトが掛け回された構造となっている。
【0032】第2の搬送ベルト61は、第1の搬送ベル
ト33に対して、上方に位置し、かつ、ベルト終端が後
方へ延長している。これにより、タイムラグを有して舗
装材が投下されると共に、機体幅を大きく張り出すこと
なく、レイアウトしてある。横送り装置63は、前後左
右の支持アーム47に装着支持されると共に、駆動モー
タ73によって回転力が与えられる螺施軸75に、中央
部から左右へ向けて舗装材を押し拡げる螺施翼77が設
けられた形状となっている。
【0033】敷き均し装置65は、前記横送り装置63
の後側に位置し、前記左右の支持アーム47に装着支持
されると共に、車幅方向に長い敷き均し板79と敷き均
し板79に振動を与えるバイブレータ81とから成って
いる。敷き均し板79の底面は、前方の敷き均し板55
の敷き均し面55aより面積の大きな敷き均し面79a
となっていて、、調節ハンドル83の回転によって敷き
均し面79aの角度調節が行なえるようになっている。
【0034】なお、図中85は各駆動モータの動力装置
を示している。
【0035】このように構成された複層舗装用施工作業
機1によれば、メインのホッパ13内に、例えば、ダン
プトラック等により下層用及び上層用の2種類の舗装材
を投入する。投入されたメインのホッパ13内の舗装材
は、メインの搬送装置15によって後方へ搬送され、篩
い分け装置23により下層用及び上層用の2種類の舗装
材に再び篩い分けられる。このため、メインのホッパ1
3は1つで対応が図れると共に、機体幅内に設置可能と
なっている。
【0036】篩い分けられた一方の舗装材は第1のホッ
パ25内に、他方の舗装材は第2のホッパ27内にそれ
ぞれ貯留される。第1のホッパ25内の舗装材は、第1
の搬送ベルト33によって後方へ搬送された後、ベルト
終端から投下され、横送り装置35によって左右に押し
拡げられる。左右に押し拡げられた舗装材は敷き均し装
置37によって平らに敷き均されることで下層が成形さ
れる。
【0037】同時に、第2のホッパ27内の舗装材は、
第2の搬送ベルト61によって後方へ搬送された後、ベ
ルト終端から下層上に投下され、横送り装置63によっ
て左右に押し拡げられる。左右に押し拡げられた舗装材
は敷き均し装置65によって平らに敷き均されることで
上層が迅速に成形完了する。
【0038】これら一連の施工作業は、メインのホッパ
13内へ下層用及び上層用の舗装材を同時に投入するこ
とができると共に、その舗装材を篩い分けながら行える
ため、一台の施工作業機によって連続して行なえる。こ
の結果、作業ロスがなくなると共に、施工作業材の大型
化がなくなる。また、設備投資は少なくて済む。しか
も、作業員の増員も必要としない。
【0039】図3と図4は、下層の上に、例えばカラー
舗装を施工するのに適する第2の実施形態を示したもの
である。
【0040】即ち、第1のホッパ25内の舗装材を、後
方へ搬送する第1の搬送ベルト33の外に、第1の搬送
ベルト33のベルト終端から引き継いだ舗装材を第2の
搬送ベルト61より遅れて散布装置87へ搬送する散布
装置用搬送ベルト89を設ける。散布装置用搬送ベルト
89の上方には、第2の搬送ベルト61のベルト終端6
1aが臨み、ベルト終端61aから投下される舗装材
は、左右へ振り分ける山形状のガイド92によって、横
送り装置63の前方へ誘導落下させるようになってい
る。
【0041】散布装置37は、駆動モータ91によって
回転力が与えられる回転体93を有し、回転すること
で、散布装置用搬送ベルト89によって送られてくる舗
装材を遠心力で四方へ振り出すようになっている。
【0042】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
【0043】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、メインのホッパ13内に2種類の舗装材を投入す
る。投入されたメインのホッパ13内の舗装材は、メイ
ンの搬送装置15によって後方へ搬送され、篩い分け装
置23により2種類の舗装材に篩い分けられる。篩い分
けられた一方の舗装材は第1のホッパ25内に、他方の
舗装材は第2のホッパ27内にそれぞれ貯留される。
【0044】第1,第2のホッパ25,27内の舗装材
は、第1,第2の搬送ベルト33,61によって後方へ
搬送される。この時、第1のホッパ25内の舗装材は、
第1の搬送ベルト33によって後方へ搬送された後、さ
らに、散布装置用搬送ベルト89によって散布装置87
へ向け搬送されるため、第2の搬送ベルト61上の舗装
材は早く投下される。
【0045】第2の搬送ベルト61のベルト終端から投
下された舗装材は、横送り装置63で左右に押し拡げら
れた後、敷き均し装置65によって平らに敷き均され、
下層が成形される。続いて、散布装置用搬送ベルト89
によって搬送された舗装材は、散布装置87によって下
層の上にほぼ均等に散布される。
【0046】したがって、下層の施工と散布の作業が一
台の施工作業機で行なえるようになる。
【0047】この場合、第1のホッパ内の舗装材を、例
えば、色づけされた舗装材を用いることで、カラー舗装
の施工が可能となる。
【0048】なお、第2の実施形態において、散布装置
へは、第1のホッパ25内の舗装材を送り込む手段とな
っているが、第2のホッパ27内の舗装材を送り込む手
段とすることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれ
ば、次のように効果を奏する。
【0050】(1)メインのホッパ内に2種類の舗装材
を同時に投入することができると共に、その舗装材を篩
い分けながら第1の施工作業、第2の施工作業を一台の
施工作業機によって連続して行なえるため、作業ロスは
起こらず、作業能率の面で大変好ましいものとなる。ま
た、作業員も少なくて済むメリットが得られる。
【0051】(2)規定された車幅内に、複層舗装を確
実に成形できる。
【0052】(3)搬送ベルトを上下の関係に配置する
ことができるため、機体幅を小さくしたコンパクト化が
図れる。
【0053】(4)回転体による遠心力で舗装材を均等
に散布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる複層舗装用施工作業機の概要
側面図。
【図2】図1の概要平面図。
【図3】第2の実施形態を示した図1と同様の概要側面
図。
【図4】図3の概要平面図。
【符号の説明】
15 メインの搬送装置 23 篩い分け装置 25 第1のホッパ 27 第2のホッパ 31 下層成形装置 59 上層成形装置
フロントページの続き (72)発明者 湯川 亘 東京都港区新橋1丁目6番5号 日本道路 株式会社内 Fターム(参考) 2D052 AA05 AA06 BA03 BD12 DA02 DA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインの搬送装置によって搬送される混
    合状態の舗装材を2種類に篩い分ける篩い分け装置と、
    篩い分け装置によって2つに篩い分けられた一方の舗装
    材を貯留する第1のホッパと、他方の舗装材を貯留する
    第2のホッパと、第1のホッパ内の舗装材を後方へ搬送
    後、投下し下層を成形する下層成形装置と、第2のホッ
    パ内の舗装材を後方へ搬送後、前記下層の上に投下し上
    層を成形する上層成形装置とを備えていることを特徴と
    する複層舗装用施工作業機。
  2. 【請求項2】 メインの搬送装置によって搬送される混
    合状態の舗装材を2種類に篩い分ける篩い分け装置と、
    篩い分け装置によって2つに篩い分けられた一方の舗装
    材を貯留する第1のホッパと、他方の舗装材を貯留する
    第2のホッパと、前記第1,第2のホッパの内、いずれ
    か一方のホッパ内の舗装材を後方へ搬送後、投下し下層
    を成形する下層成形装置と、他方のホッパ内の舗装材を
    後方へ搬送後、前記下層の上に散布する散布装置とを備
    えていることを特徴とする複層舗装用施工作業機。
  3. 【請求項3】 下層成形装置と上層成形装置は、第1,
    第2のホッパ内の舗装材を後方へ搬送し、タイムラグを
    有してそれぞれ投下する搬送ベルトと、各搬送ベルトに
    よって投下された舗装材をそれぞれ左右へ押し拡げる横
    送り装置と、各横送り装置によって左右に押し拡げられ
    た舗装材をそれぞれ平らに敷き均す敷き均し装置とで構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の複層舗装
    用施工作業機。
  4. 【請求項4】 タイムラグを有してそれぞれ舗装材を投
    下する搬送ベルトは、上下の関係位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項3記載の複層舗装用施工作業
    機。
  5. 【請求項5】 散布装置は、搬送装置によって送られて
    くる舗装材を、遠心力で四方へ振り出すことで散布する
    回転体であることを特徴とする請求項2記載の複層舗装
    用施工作業機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018127809A (ja) * 2017-02-08 2018-08-16 株式会社ガイアート 舗装用縦溝形成器具、舗装工法およびアスファルト舗装の施工評価方法
JP2019157395A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 大林道路株式会社 電動小型フィニッシャ

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