JP2000351717A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JP2000351717A
JP2000351717A JP2000077996A JP2000077996A JP2000351717A JP 2000351717 A JP2000351717 A JP 2000351717A JP 2000077996 A JP2000077996 A JP 2000077996A JP 2000077996 A JP2000077996 A JP 2000077996A JP 2000351717 A JP2000351717 A JP 2000351717A
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carbon atoms
meth
polymer
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JP2000077996A
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Satsuki Miyagawa
さつき 宮川
Kiyomi Tachibana
清美 橘
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Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好なセット保持性を発揮し、また使用感に優
れた、セット用やコンディショニング用に適した毛髪化
粧料を提供する。 【解決手段】成分(A):下記一般式(1)で表される
N−ビニルカルボン酸アミド系モノマー30〜99.9
95モル%、 【化1】 〔式中、R1,R2は互いに独立して水素またはメチル
基、エチル基を表し、R3,R4は互いに独立して水素ま
たはメチル基を表す。〕 成分(B):ビニル基を有する化合物の少なくとも一種
類0〜69.995モル%、及び成分(C):架橋性ビ
ニルモノマー0.005〜5モル%を重合してなる架橋
型ポリマーを含有する毛髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪化粧料に関し、
更に詳細には、N−ビニルカルボン酸アミドモノマーを
主成分とする架橋型ポリマーを配合することにより、良
好なセット保持性を有し、コンディショニング効果に優
れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来技術】従来、毛髪化粧料におけるポリマーとし
て、ノニオン性、カチオン性、アニオン性、両性など各
種のポリマーが用いられてきた。また、毛髪のコンディ
ショニング効果を持たせたり、セット保持性や使用性を
向上させるために、アニオン系ポリマーとカチオン系ポ
リマーの組み合わせ(特公昭62−7164)や両性ポ
リマーとカチオン性ポリマーの組み合わせ(特公平3−
14805)、新規整髪用ポリマーの開発(特公昭62
−32165、特公平4−193822)なども提案さ
れている。また、N−ビニルカルボン酸アミド系モノマ
ーの一つであるN−ビニルアセトアミドポリマーを含有
する毛髪化粧料(特開平10−298038号公報)も
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら使用されている毛髪化粧料用ポリマーを配合した毛髪
化粧料は、例えばセット用ポリマーを配合した毛髪化粧
料についてみると、セット保持性は満たしても、毛髪の
風合いに劣ったり、使用中や使用後のべたつきやごわご
わ感があったり、耐湿性に劣ったり、逆に耐湿性の向上
を狙ったものでは洗髪時の洗浄性が劣るといった問題が
あった。また、毛髪化粧料に配合するコンデショニング
用ポリマーについてみても、イオン性物質に対して相溶
性が悪く、また毛髪への蓄積性があって硬くなり、しな
やかさにかけるといった問題があり、使用感を完全に満
足させるものではなかった。更に上記のN−ビニルアセ
トアミドポリマーは毛髪固定樹脂としては優れている
が、被膜の剥離(フレーキング)やべたつきに関しては
未だ充分に満足できるものではなかった。本発明は、上
記の従来の毛髪化粧料用ポリマーの問題点を解消したポ
リマーを含有する毛髪化粧料を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決すべく鋭意研究を行った結果、N−ビニルカルボ
ン酸アミドモノマーを主成分とする架橋型ポリマーが、
セット用ポリマーとしては良好なセット保持性を持ち、
コンディショニング用ポリマーとしては使用感に優れて
おり、そして架橋することで架橋していないポリマーに
比しべたつきやごわつきを抑えることができ、感触がよ
り好ましくなることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(C)を重合してなる架橋型ポリマーを含有することを
特徴とする毛髪化粧料である。 成分(A):下記一般式(1)で表されるN−ビニルカ
ルボン酸アミド系モノマー30〜99.995モル%、
【0006】
【化10】
【0007】〔式中、R1,R2は互いに独立して水素ま
たはメチル基、エチル基を表し、R3,R4は互いに独立
して水素またはメチル基を表す。〕 成分(B):下記一般式(2)〜(6)で表される化合
物の少なくとも一種類0〜69.995モル%
【0008】
【化11】
【0009】〔式中、R1,R2は前記と同じ。Aは炭素
数1〜4の直鎖または分岐のヒドロキシアルキル基、−
Ph−R5(但し、Phはフェニレン基、R5は水素ある
いは炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基を示
す)、−COOR6(但し、R6は炭素数1〜24の直鎖
または分岐のアルキル基、アルケニル基またはヒドロキ
シアルキル基を表す)、−OR7(但し、R7は炭素数1
〜4の直鎖または分岐のアルキル基を表す)、−OCO
8(但し、R8は炭素数1〜10の直鎖または分岐のア
ルキル基を表す)、−COO(C24O)a(C36O)b
9〔但し、R9は水素あるいは炭素数1〜4の直鎖また
は分岐のアルキル基を、a、bは0〜30の整数(但
し、a=b=0は除く)を表す〕、−CONR10
11(但し、R10、R 11は互いに独立して水素あるいは炭
素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基を表す)、ま
たは下記一般式(ア)で示される基
【0010】
【化12】
【0011】(但し、R12は炭素数3〜7のアルキレン
基を表す)を示す。〕
【0012】
【化13】
【0013】〔式中、R1,R2は前記と同じ。Bはエー
テル、エステルまたはアミド結合を表し、R13は炭素数
1〜4のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を
表し、R14,R15は互いに独立してメチル基またはエチ
ル基を表す。〕で示される(メタ)アクリル酸のアミン
系モノマー及び/又はそれらの4級塩。
【0014】
【化14】
【0015】〔式中、R16,R17は互いに独立して水素
あるいは炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基
を、Xはハロゲン原子又はアルキル硫酸残基を表す。〕
で示されるアリル化合物アミン誘導体。
【0016】
【化15】
【0017】〔式中、R1,R2は前記と同じ。D、Eは
互いに独立して−R18COOM、−R 18SO3M、−R
18OPO32(Mは水素またはアルカリ金属を示し、R
18は炭素数0〜4のアルキレン基またはヒドロキシアル
キレン基を示す)を表し、DおよびEが−R18COOM
のとき、一般式(5)は環状酸無水物であってもよ
い。〕
【0018】
【化16】
【0019】〔式中、R1,R2は前記と同じ。Fはエー
テル、エステルまたはアミド結合を表し、R19は炭素数
1〜4のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を
表し、R20,R21は互いに独立してメチル基またはエチ
ル基を表し、Gは−R22COOM、−R22SO3M、−
22OPO32(Mは前記と同じ、R22は炭素数0〜4
のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を示す)
を表す。〕 成分(C):架橋性ビニルモノマー0.005〜5モル
【0020】以下、本発明について詳述する。本発明
は、成分(A)、成分(B)および成分(C)からなる
架橋型ポリマーを含有する毛髪化粧料である。まず、架
橋型ポリマーを構成する各成分について説明する。
【0021】成分(A)について 一般式(1)で表されるN−ビニルカルボン酸アミド系
モノマーを重合してなるポリマーは水溶性であり、か
つ、親アルコール性も兼ね備えたノニオン性ポリマーで
ある。精製水やグリコールに対して、またイオン性物質
に対しても良好な相溶性を示す。またその皮膜は、良好
なセット保持性を持ち、かつ洗髪時の洗浄性にも優れる
特徴を持つ。一般式(1)で表されるモノマーとして
は、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホルムアミ
ド、N−メチル−N−ビニルホルムアミド、N−メチル
−N−ビニルアセトアミドなどが挙げられるが、この中
で好ましいのは、N−ビニルアセトアミドである。本発
明における架橋型ポリマー中の成分(A)のモノマーの
割合は、30〜99.995モル%であり、さらに好ま
しくは35〜99.49モル%である。
【0022】成分(B)について 成分(B)としては、前述した一般式(2)〜(6)で
示される化合物が挙げられる。一般式(2)で表される
モノマーとしては、Aが炭素数1〜4の直鎖または分岐
のヒドロキシアルキル基の場合はアリルアルコール、メ
タリルアルコール等が挙げられ、−Ph−R5(但し、
Phはフェニレン基、R5は水素あるいは炭素数1〜4
の直鎖または分岐のアルキル基を示す)の場合はスチレ
ン、アリルベンゼン、ビニルトルエン等の芳香族不飽和
モノマーが挙げられ、−COOR6(但し、R6は炭素数
1〜24の直鎖または分岐のアルキル基、アルケニル基
またはヒドロキシアルキル基を表す)の場合はメチル
(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル
(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、オレイル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。
【0023】また、−OR7(但し、R7は炭素数1〜4
の直鎖または分岐のアルキル基を表す)の場合はメチル
ビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニ
ルエーテル等が挙げられ、−OCOR8(但し、R8は炭
素数1〜10の直鎖または分岐のアルキル基を表す)の
場合は酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ネオデカン酸
ビニル等のビニルエステル系モノマーが挙げられ、−C
OO(C24O)a(C 36O)b9〔但し、R9は水素あ
るいは炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基を、
a,bは0〜30の整数(但し、a=b=0は除く)を
表す〕の場合はポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、メトキシポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、メトキシポリ(エチレングリコール
/プロピレングリコール)モノ(メタ)アクリレート等
が挙げられ、−CONR1011(但し、R10,R11は互
いに独立して水素あるいは炭素数1〜4の直鎖または分
岐のアルキル基を表す)の場合はアクリルアミド、N−
t−ブチルアクリルアミド、イソプロピルアクリルアミ
ド、ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、一般式
(ア)の場合はN−ビニルピロリドン、N−ビニルカプ
ロラクタム等の含窒素環状物ビニル等が挙げられる。
【0024】上記の一般式(3)で表されるモノマーと
しては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
ブチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド等およびこれらの塩酸、乳酸等の酸
による中和物:塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル、
沃化エチル等のハロゲン化アルキルによる変性物:モノ
クロロ酢酸エチル、モノクロロプロピオン酸メチル等の
ハロゲン化脂肪酸エステルによる変性物:ジメチル硫
酸、ジエチル硫酸等のジアルキル硫酸による変性物が挙
げられる。
【0025】また一般式(3)で表されるモノマーとし
て、(メタ)アクリロイルオキシヒドロキシプロピルト
リメチルアンモニウムクロライド、(メタ)アクリロイ
ルオキシヒドロキシプロピルトリエチルアンモニウムク
ロライド、(メタ)アクリロイルオキシヒドロキシプロ
ピルトリエチルアンモニウムブロマイド等の(メタ)ア
クリル酸とトリアルキルアミンのエピハロヒドリン4級
化物が挙げられる。これらのカチオン性モノマーは、単
量体の形で共重合することもできるが、また別法とし
て、その前駆体の形で共重合させ、次に変性化剤でカチ
オン化することもできる。具体的には、前駆体であるジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレートの形で共重合
し、次に変性化剤(塩酸、モノクロロ酢酸エチル、ジメ
チル硫酸等)を加えてカチオン化する方法が例示され
る。一般式(3)で表されるモノマーの中でも特に好ま
しいものは、次の一般式(7)及び(8)に示されるモ
ノマーである。
【0026】
【化17】
【0027】
【化18】
【0028】〔各式中、R1,R2は前記と同じ。R23
26は炭素数1〜4のアルキレン基またはヒドロキシア
ルキレン基を表し、R24,R25,R27,R28は互いに独
立してメチル基またはエチル基を表す。〕 具体的には、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルア
ミノブチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド等およびこれらの塩酸、乳酸等
の酸による中和物;塩化メチル、塩化エチル、臭化メチ
ル、沃化エチル等のハロゲン化アルキルによる変性物;
モノクロロ酢酸エチル、モノクロロプロピオン酸メチル
等のハロゲン化脂肪酸エステルによる変性物;ジメチル
硫酸、ジエチル硫酸等のジアルキル硫酸による変性物等
が挙げられる。
【0029】一般式(4)で表されるモノマーとして
は、ジアリルアンモニウム塩、ジアリルメチルアンモニ
ウム塩、ジアリルジメチルアンモニウム塩、ジアリルジ
エチルアンモニウム塩等が挙げられる。
【0030】一般式(5)で表されるモノマーとして
は、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、フマル酸、クロトン酸等の不飽和カル
ボン酸系モノマー;マレイン酸エチル、マレイン酸ブチ
ル等の不飽和ジカルボン酸モノエステル系モノマー;不
飽和多塩基酸無水物(無水コハク酸、無水フタル酸等)
とヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ基含有
(メタ)アクリレートとのハーフエステル;2−アクリ
ルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸、2−(メ
タ)アクリルアミドエタンスルホン酸、(メタ)アクリ
ル酸メチルスルホン酸、(メタ)アクリル酸2−エチル
スルホン酸、(メタ)アクリル酸−3−プロピルスルホ
ン酸等のスルホン酸基を有するモノマー;アリルリン
酸、アシッドホスホオキシエチル(メタ)アクリレート
等のリン酸基を有するモノマー等がある。
【0031】これらアニオン性モノマーは、酸のまま若
しくは部分中和または完全中和して使用することができ
る。また、酸のまま共重合してから部分中和または完全
中和することもできる。中和剤としては、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム等のアルカル金属水酸化物;アン
モニア水、モノ、ジ若しくはトリエタノールアミン、ト
リエチルアミン、モルホリン、アミノメチルプロパノー
ル、アミノエチルプロパンジオール等のアミン化合物等
が挙げられる。
【0032】一般式(6)で表されるモノマーとして
は、(メタ)アクリル酸のアミン誘導体、および(メ
タ)アクリルアミドのアミン誘導体、例えば、ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレートおよびジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミドのモノクロロ酢酸の
アミノメチルプロパノール塩、モノクロロ酢酸のトリエ
タノールアミン塩、モノクロロ酢酸カリウム、モノクロ
ロプロピオン酸リチウム等のモノハロゲン化脂肪酸塩に
よる変性物、およびプロパンサントンによる変性物等が
ある。
【0033】これらの両性モノマーは、単量体の形で共
重合することもできるが、また別法としてその前駆体で
共重合させ、次に変性化剤で両性化することもできる。
両性化剤としては、例えばモノブロム酢酸ナトリウム、
モノクロロ酢酸ナトリウム、モノクロロ酢酸カリウム、
モノクロロプロピオン酸リチウム等のモノハロゲン化脂
肪酸アルカリ金属塩;モノハロゲン化脂肪酸とアンモニ
ア、アミノメチルプロパノール、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アミ
ノメチルプロパンジオール、アミノエチルプロパノー
ル、モルホリン等の中和物等が用いられる。ここで、両
性化剤がナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ
金属塩の場合は、両性化反応にしたがって、無機塩が析
出するため、配合上塩が障害になる場合は、遠心分離、
ろ過等の固−液分離操作によりこれを除去するのが好ま
しい。これに対し、両性化剤がアミン塩やアンモニウム
塩の場合、有機塩は析出しないので、上記の分離操作を
行う必要が無く、均一溶液としてそのまま使用すること
ができる。
【0034】成分(B)としては、上述した一般式
(2)〜(6)で表される化合物の一種又は二種以上を
目的に応じて適宜選択して架橋型ポリマーを重合するこ
とができる。これらの中でも、成分(B)中に一般式
(3)で表される(メタ)アクリル酸のアミン系モノマ
ー及び/又はそれらの4級塩を含有していることが好ま
しい。また、本発明における架橋型ポリマー中の成分
(B)の割合は、0〜69.995モル%であり、さら
に好ましくは0.5〜64.99モル%である。成分
(B)のモノマーは、乾燥後に形成される皮膜に柔軟性
や付着性、耐水性、光沢およびなめらかさを付与する成
分であるが、この割合が前述範囲を超える場合、成分
(A)のモノマーの重合体の特徴である、水やアルコー
ル、イオン性物質への溶解性や皮膜形成性、洗浄性など
の効果が低下する。
【0035】成分(C)について 成分(C)の架橋性ビニルモノマーとしては、重合反応
時に2個以上の不飽和基を有する化合物が用いられる。
例えば、エチレングルコールジ(メタ)アクリレート、
ジエチレングルコールジ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチ
レングルコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジ
オールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールト
リ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、
ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等の
(メタ)アクリル系モノマー;N,N−メチレンビス
(メタ)アクリルアミド、1,2−ビス(メタ)アクリ
ルアミドエタン、1,5−ビス(メタ)アクリルアミド
ペンタン等の(メタ)アクリルアミド系モノマー;ジビ
ニルベンゼン等のビニルモノマー、テトラアリルオキシ
エタン、トリアリルフォスフェート、トリメチロールプ
ロパンジアリルエーテル、ペンタエリスリトールジアリ
ルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテ
ル、ショ糖アリルエーテル、ジアリルポリエーテル等の
アリル化合物等が挙げられる。なお、本発明において、
架橋剤は1種又は2種以上を混合して用いられる。これ
らの中でも、特に、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
等の(ポリ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート;N,N−メチレンビス(メタ)アクリルアミド;
テトラアリルオキシエタン、ペンタエリスリトールジア
リルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテ
ル、ショ糖アリルエーテル、ジアリルポリエーテル等の
アリル化合物が好ましい。
【0036】本発明における架橋型ポリマー中の成分
(C)の割合は0.005〜5モル%であり、さらに好
ましくは0.01〜3モル%である。この架橋性ビニル
モノマーの割合が0.005モル%未満である場合は架
橋することで得られる特徴、すなわちべたつきやごわつ
きを抑え、感触を良好にする効果が充分に発揮できな
い。また、架橋性ビニルモノマーの割合が5モル%を越
える場合、架橋密度が高すぎて溶媒への溶解性が低下
し、凝集を起し好ましくない。
【0037】架橋型ポリマーの重合方法は、特に限定は
されないが、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、沈
殿重合法等の公知のラジカル重合法が挙げられるが、溶
液重合法が好ましい。溶液重合法としては、成分(A)
と成分(B)と成分(C)とを、ベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン、アセトン、メチルエチルケ
トン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソプロピル、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、水等の溶媒中
に溶解し、真空脱気あるいは窒素、炭酸ガス等の不活性
ガスによる置換等により系内の溶存酸素を除去した後、
重合開始剤を添加して共重合させる。重合開始剤として
は、アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2′−アゾビ
ス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)
プロパン〕二塩酸塩、ベンゾイルパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド、ジ(2−エチルヘキシ
ルパーオキシジカーボネート)のような溶媒可溶性重合
開始剤を用いて重合させて製造することができる。
【0038】これらの架橋型ポリマーは、反応させたと
きの溶媒に溶解させたまま、または必要に応じて水、エ
タノール等でさらに希釈を行ったり、溶媒置換を行うこ
ともできる。また、溶液の溶媒を除去して重合ポリマー
を固体として取り出すことができ、さらに、得られた固
体ポリマーを任意の溶媒で希釈することによりポリマー
溶液として使用することもできる。上記のポリマー及び
その溶液は2種以上混合して使用してもかまわない。
【0039】本発明の毛髪化粧料には、上記の架橋型ポ
リマーがポリマー純分として0.01〜40質量%(以
下、単に「%」と記す)の範囲、好ましくは0.01〜
20%配合される。上記の架橋型ポリマーは、ムースや
スタイリングジェルやヘアスプレー等のスタイリング剤
や、シャンプー、リンス、トリートメント等の毛髪化粧
料全般に、セット剤もしくはコンデショニング剤として
用いることができる。上記の架橋型ポリマーの毛髪化粧
料への配合量が0.01%未満の場合、ポリマーの添加
効果が充分に発現されず、一方40%を越えるとべたつ
き、ごわごわ感、毛髪の風合いが悪くなる傾向がある。
【0040】本発明の毛髪化粧料には、上記の架橋型ポ
リマーに加え、目的に応じて、通常毛髪化粧料に配合さ
れるその他の成分、賦形剤、香料、油脂類、界面活性
剤、保湿剤、PH調整剤、増粘剤、防腐剤、シリコー
ン、酸化防止剤、紫外線吸収剤、皮膜形成剤、粉体、噴
射剤等各種化粧料成分の配合が可能である。
【0041】界面活性剤としては、例えば脂肪酸セッケ
ン、高級アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫
酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸塩、高級脂肪酸
アミドスルホン酸塩、リン酸エステル塩、スルホコハク
酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシルグル
タミン酸塩、高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオ
キシエチレンアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホ
ン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸ア
ルキロールアミド脂肪酸エステル塩などのアニオン性界
面活性剤;アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアル
キルジメチルアンモニウム塩、アルキルピルジニウム
塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベ
ンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、
ジアルキルモリホニウム塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導
体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、四級アンモニウム
塩等のカチオン性界面活性剤;アルキルベタイン型両性
界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、アミド
ベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン系両性界面活
性剤、アミドアミン型両性界面活性剤等の両性界面活性
剤が挙げられる。
【0042】また界面活性剤としては、ソルビタン脂肪
酸エステル類、グリセリンまたはポリグリセリン脂肪酸
類、ピロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ひま
し油誘導体類、グリセリンアルキルエーテル類、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテル類、テトラポリオキシエチレン・テトラポリ
オキシプロピレンエチレンジアミン縮合物類、ポリオキ
シエチレンひまし油または硬化ひまし油誘導体、ポリオ
キシエチレンミツロウ・ラノリン誘導体、アルカノール
アミド類、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂
肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、
ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンノニルフェニルホルムアルデヒ
ド縮合物等のノニオン性界面活性剤等が挙げられる。
【0043】保湿剤としては、例えばポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−
ブチレングリコール、ジグリセリン、コラーゲン、キシ
リトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチ
ン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、
コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナ
トリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、
ジグリセリン(エチレンオキシド)プロピレンオキシド
付加物、エラスチン、ケラチン、カゼイン、レシチン等
が挙げられる。
【0044】防腐剤の具体例としては、例えばパラオキ
シ安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、
ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等が挙げら
れる。シリコーンの具体例としては、低粘度シリコー
ン、高重合シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル
変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カチオン性シ
リコーン等が挙げられる。紫外線吸収剤の具体例として
は、例えば安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系
紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、ケイ皮酸系
紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤等が挙げ
られる。増粘剤の具体例としては、例えばカラヤガム、
トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マ
ルメロ)、カゼイン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウ
ム、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガ
ム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、
ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘク
トライト等が挙げられる。
【0045】皮膜形成剤の具体例としては、例えばユカ
フォーマーAM75(三菱化学社製)で代表されるジア
ルキルアミノエチルアクリレート、ダイアセトンアクリ
ルアミド等と(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸
アルキルエステル等を共重合し、ハロゲン化酢酸で両性
化した化合物;アンフォマー(NSC社製)で代表され
るアクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ブチル
アミノエチル、アクリル酸オクチルアミド共重合体等の
両性高分子化合物;マーコート100(メルク社製)で
代表されるポリジメチルジアリルアンモニウムハライド
型カチオン性ポリマー、マーコート550(メルク社
製)で代表されるジメチルジアリルアンモニウムハライ
ドとアクリルアミドの共重合体カチオン性ポリマー;ポ
リマーJR400、ポリマーJR125及びポリマーJ
R30M(UCC社製)で代表される第四級窒素含有セ
ルロースエーテル;ポリコートH(ヘンケル社製)で代
表されるポリエチレングリコール、エピクロルヒドリ
ン、プロピレンアミン、タロイルアミノの共重合体が挙
げられる。
【0046】また皮膜形成剤としては、ポリコートNH
(ヘンケル社製)で代表されるポリエチレングリコー
ル、エピクロルヒドリン、ヤシ油アルキルアミン、ジプ
ロピレントリアミンの共重合体;HCポリマー1、1
N、2、HCポリマー3A(大阪有機化学社製)、ガフ
コート755及び734(ISP社製)で代表されるビ
ニルピロリドン、ジメチルアミノエチルメタクリレート
共重合体カチオン化合物等のカチオン性高分子化合物;
アニセットKB−1000、KB−100H、B−10
15、HS−3000(大阪有機化学社製)、プラスサ
イズL−33、L−55(互応化学工業社製)で代表さ
れる(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルの共重合体であるアクリル樹脂アルカノールア
ミン;BEM−42S、WEM−22S(大阪有機化学
社製)、ガントレッツES−42S、ES−225、E
S−33(ISP社製)で代表されるメチルビニルエー
テルとマレイン酸モノアルキルエステル共重合体;レジ
ン28−1310、レジン28−2930(NSC社
製)、ルビセットCE5055(油化バーディッシュ社
製)で代表される酢酸ビニルとクロトン酸の共重合物が
挙げられる。
【0047】また皮膜形成剤としては、ウルトラホール
ド8(チバガイキー社製)で代表されるアクリル酸とア
クリル酸アルキルエステルとN−アルキルアクリルアミ
ドの共重合物、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シビニルポリマー、キサンタンガム、カラギーナン、ア
ルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ペクチン等のアニ
オン性高分子化合物;PVP/VA(ISP社製)、ル
ビスコールVA(油化バーディッシュ社製)、PVA6
450(大阪有機化学社製)で代表されるビニルピロリ
ドンと酢酸ビニル共重合体;PVPK(ISP社製)、
ルビスコールK(油化バーディシュ社製)で代表される
ポリビニルピロリドン;ルビフレックスD4101(油
化バーディシュ社製)で代表されるポリビニルアルコー
ル、ビニルピロリドン、酢酸ビニル、アルキルアミノエ
チルアクリレート共重合体、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、デキストリン、ガラクタン、プルラン等のノニオ
ン性高分子化合物等が挙げられる。
【0048】PH調整剤として無機の塩や塩基、クエン
酸、乳酸等の有機酸またはその塩、モノエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール
等の有機塩基等、乳化助剤として高級アルコールやグリ
セリン脂肪酸エステル類等、噴射剤として液化石油ガ
ス、窒素ガス、炭酸ガス、ジメチルエーテル等を使用す
ることができる。更にこれに加えて、高級脂肪酸、直鎖
あいは分岐鎖を有するエステル類、炭化水素、油脂類等
の油性成分、美容成分等が挙げられる。本発明の毛髪化
粧料は、他の成分との併用や容器の機構により、液状、
乳液状、クリーム状、ゲル状、ムース状、ミスト状等、
種々の形態にて実施することができる。
【0049】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明をなんら限定するものではな
い。 [合成例1]還流冷却器、温度計、滴下ロート、窒素置
換用ガラス管及び撹拌器を取り付けた四つ口フラスコ
に、N−ビニルアセトアミドを49.9g、N,N−メ
チレンビスアクリルアミドを0.1g、エタノールを1
50g加え、窒素ガスを導入して充分に窒素雰囲気にし
た後、アゾビスイソブチロニトリルを0.2g加えて加
熱して8時間還流し重合させて、ポリマー溶液を得た。 [合成例2]N−ビニルアセトアミドを34.9g、2
−ヒドロキシプロピルメタクリレートを15g、エチレ
ングリコールジメタクリレートを0.1g、エタノール
を150g、アゾビスイソブチロニトリルを0.2g用
い、合成例1と同様の操作でポリマー溶液を得た。
【0050】[合成例3]N−ビニルアセトアミドを1
4.9g、N−ビニルピロリドンを35g、ジエチレン
グリコールジメタクリレートを0.1g、エタノールを
150g、アゾビスイソブチロニトリルを0.4g用
い、合成例1と同様の操作でポリマー溶液を得た。 [合成例4]N−ビニルホルムアミドを34.9g、メ
チルアクリレートを15g、テトラエチレングリコール
ジメタクリレートを0.1g、エタノールを450g、
過酸化ベンゾイルを0.2g用い、合成例1と同様の操
作でポリマー溶液を得た。
【0051】[合成例5]N−ビニルアセトアミドを2
4.95g、酢酸ビニルを25g、ペンタエリスリトー
ルトリアリルエーテルを0.05g、エタノールを15
0g、過酸化ベンゾイルを0.3g用い、合成例1と同
様の操作でポリマー溶液を得た。 [合成例6]還流冷却器、温度計、滴下ロート、窒素置
換用ガラス管及び撹拌器を取り付けた四つ口フラスコ
に、N−ビニルアセトアミドを39.95g、N,N−
ジメチルアミノエチルメタクリレートの塩化メチル塩を
10g、ペンタエリスリトールトリアリルエーテルを
0.05g、メタノールを450g加え、窒素ガスを導
入して充分に窒素雰囲気にした後、アゾビスイソブチロ
ニトリルを0.5g加えて加熱して8時間還流し重合さ
せた。得られた重合体は溶媒を留去後、真空乾燥して固
形状のポリマーを得た。
【0052】[合成例7]還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート、窒素置換用ガラス管及び撹拌器を取り付けた四つ
口フラスコに、N−ビニルアセトアミドを31g、N,
N−ジメチルアミノエチルメタクリレートの塩化メチル
塩を17g、ジエチレングリコールジメタクリレートを
2g、脱イオン水を450g加え、窒素ガスを導入して
充分に脱酸素した後、水温を30℃に調整し、2,2′
−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩1gを加
え、6時間重合させた。得られたポリマー10%水溶液
をそのまま組成物に使用した。 [合成例8]N−ビニルアセトアミドを34.5g、
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを15
g、トリプロピレングリコールジアクリレートを0.5
g、酢酸エチルを450g加え、窒素ガスを導入して充
分窒素雰囲気にした後、アゾビスイソブチロニトリルを
0.5g加えて加熱して8時間還流し重合させた。得ら
れた重合体は溶媒中に析出してくるので、それを濾過、
真空乾燥して固形状のポリマーを得た。
【0053】[合成例9]N−ビニル−N−メチルアセ
トアミドを26.5g、酢酸ビニルを10g、ジメチル
アミノプロピルメタクリルアミドを13g、トリプロピ
レングリコールジアクリレートを0.5g、酢酸エチル
を450g、アゾビスイソブチロニトリルを0.5g用
い、合成例8と同様の操作で固形状のポリマーを得た。 [合成例10]N−ビニルアセトアミドを26g、アク
リル酸を23g、N,N−メチレンビスアクリルアミド
を1g、酢酸エチルを450g、アゾビスイソブチロニ
トリルを0.5g用い、合成例8と同様の操作で固形状
のポリマーを得た。
【0054】[合成例11]還流冷却器、温度計、滴下
ロート、窒素置換用ガラス管及び撹拌器を取り付けた四
つ口フラスコに、N−ビニルアセトアミドを34.3
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを1
5.5g、ジエチレングリコールジメタクリレートを
0.2g、エタノールを450g加え、窒素ガスを導入
して充分に窒素雰囲気にした後、アゾビスイソブチロニ
トリルを0.5g加えて加熱して4時間還流し重合させ
た。重合終了後、モノクロル酢酸カリウム13.4gの
40重量%エタノール懸濁液を滴下ロートより滴下し、
窒素気流下、さらに6時間加熱還流して両性化反応を行
なった。反応終了後、得られた重合溶液から加圧濾過し
て無機塩を分離除去した。得られた重合体は溶媒を留去
後、真空乾燥して固形状のポリマーを得た。
【0055】[合成例12]還流冷却器、温度計、滴下
ロート、窒素置換用ガラス管及び撹拌器を取り付けた四
つ口フラスコに、N−ビニルアセトアミドを24g、
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを15
g、アクリル酸を10g、エチレングリコールジメタク
リレートを1g、エタノールを450g加え、窒素ガス
を導入して充分に窒素雰囲気にした後、アゾビスイソブ
チロニトリルを0.5g加えて加熱して4時間還流し重
合させた。重合終了後にエチルブロマイド8.8gを、
その沸点以下の温度にて注意しながら滴下ロートより滴
下し、添加温度にて1時間維持した後、加熱還流して6
時間4級化反応を行った。反応終了後、得られた重合体
は溶媒を留去後、真空乾燥して固形状のポリマーを得
た。
【0056】[合成例13]N−ビニルアセトアミドを
29.9g、N−ビニルピロリドンを20g、ジエチレ
ングリコールジメタクリレートを0.1g、酢酸エチル
を450g、アゾビスイソブチロニトリルを0.3g用
い、合成例8と同様の操作で固形状のポリマーを得た。 [合成例14]N−ビニルアセトアミドを22.5g、
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを25
g、トリプロピレングリコールジアクリレートを2.5
g、酢酸エチルを450g、アゾビスイソブチロニトリ
ルを0.3g用い、合成例8と同様の操作で固形状のポ
リマーを得た。 [合成例15]N−ビニルアセトアミドを34.8g、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドを1
5g、ペンタエリスリトールトリアリルエーテルを0.
2g、酢酸エチルを450g、アゾビスイソブチロニト
リルを0.3g用い、合成例8と同様の操作で固形状の
ポリマーを得た。
【0057】[比較合成例16]合成例2と同様のモノ
マー組成で、架橋剤であるエチレングリコールジメタク
リレートを添加しない、すなわち、N−ビニルアセトア
ミドを35g、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
を15g、エタノールを150g、アゾビスイソブチロ
ニトリルを0.2g用い、合成例1と同様の操作でポリ
マー溶液を得た。 [比較合成例17]合成例8と同様のモノマー組成で、
架橋剤であるトリプロピレングリコールジアクリレート
を添加しない、すなわち、N−ビニルアセトアミドを3
5g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを
15g、酢酸エチルを450g、アゾビスイソブチロニ
トリルを0.5g用い、合成例1と同様の操作で固形状
のポリマーを得た。
【0058】実施例1〜5及び比較例1〜4 ス
タイリングムース 表1に示す組成および下記製法にてスタイリングムース
を調整し、人毛のウィッグを用いて下記方法により、セ
ット保持力、べたつきやごわごわ感などの毛髪の風合
い、洗髪性、フレーキングの状態について評価を行なっ
た。表1に結果を併せて記す。
【0059】
【表1】
【0060】(製法) A:成分(1)〜(13)を均一に混合する。 B:Aと成分(14)をエアゾール缶に充填してスタイ
リングムースを得る。
【0061】(評価方法)人毛のウィッグを、市販の通
常タイプのシャンプーとリンスを施術後、乾燥させる。
次に、実施例1〜5及び比較例1〜4の試料5gを各々
人毛のウィッグに塗布し、乾燥したものについて下記の
評価基準(a)、(b)によりセット保持性、毛髪の風
合い(べたつき、ごわごわ感)を評価した。また、これ
らのウィッグにコーミング(櫛でとかす)を5回施し、
フレーキングの状態を評価基準(c)により評価した。
最後に、市販の通常のシャンプーにて洗浄し、評価基準
(d)により洗髪性について評価した。
【0062】(評価基準) 〈1〉セット保持性 人毛のウィッグをセット後、セット力の強さと持続性を
肉眼にて観察した。 評価基準(a) ◎:セット力が非常に強く、持続性も非常にある。 ○:セット力が強く、持続性もある。 △:セット力がやや弱く、持続性もやや劣る。 ×:セット力が非常に弱く、持続性もあまりない。
【0063】〈2〉毛髪の風合い(毛髪のべたつきやご
わごわ感のなさ) 評価基準(b) ◎:べたつきやごわごわ感が全くない。 ○:べたつきやごわごわ感がほとんどない。 △:べたつきやごわごわ感がある。 ×:べたつきやごわごわ感が非常にある。
【0064】〈3〉フレーキング(ポリマーの剥離)の
度合い コーミングを5回施した後、フレーキングの状態を肉眼
にて観察した。 評価基準(c) ◎:フレーキングがまったくない。 ○:フレーキングがほとんどない。 △:フレーキングがある。 ×:フレーキングがかなりある。
【0065】〈4〉洗髪性(洗髪時にきしまず、ポリマ
ーの除去が容易かどうか) 市販の通常のシャンプーで洗浄して評価した。 評価基準(d) ◎:非常によい。 ○:よい。 △:悪い。 ×:非常に悪い。
【0066】表1の結果から明らかなように、本発明
の、実施例1〜5のように架橋剤にて架橋したポリマー
を用いたスタイリングムースは、比較例1〜4の架橋し
ていないポリマーを用いたスタイリングムースと比較し
て、セット保持性、毛髪の風合い、フレーキングの状
態、洗髪性において、極めて優れた効果を示すものであ
ることが実証された。
【0067】実施例6〜10および比較例5〜8 ス
タイリングジェル 表2に示す組成および下記製法にてスタイリングジェル
を調製し、人毛のウィッグを用いて前述と同様の方法に
てセット保持性、毛髪の風合い(べたつき、ごわごわ
感)、フレーキング(ポリマーの剥離)の度合い、洗髪
性(きしみのなさ、ポリマーの除去状態)について評価
を行なった。表2に結果を併せて記す。
【0068】
【表2】
【0069】(製法) A:成分(1)〜(15)を均一に混合する。 B:Aと成分(16)〜(17)を均一に混合してヘア
セットローションを得る。
【0070】表2の結果から明らかなように、本発明の
実施例6〜10のように架橋剤にて架橋したポリマーを
用いたスタイリングジェルは、比較例5〜8の架橋して
いないポリマーを用いたものと比較して、セット保持
性、毛髪の風合い、フレーキングの状態、洗髪性におい
て、極めて優れた効果を示すものであることが実証され
た。
【0071】 実施例11 シャンプー (%) (1)ラウリル硫酸ナトリウム 8.0 (2)ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0 (3)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 5.0 (4)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 (5)プロピレングリコール 10.0 (6)合成例7ポリマー溶液(ポリマー純分10%) 2.0 (7)香料 適量 (8)防腐剤 適量 (9)精製水 残量 (製法)(9)に(1)〜(8)を順次添加し、加熱混
合した後、冷却する。
【0072】実施例12 シャンプー 実施例11の合成例7ポリマーに代えて合成例12ポリ
マーを用いて(固形分0.2%)、同様にシャンプーを
調製した。これらのシャンプーは、洗浄時およびすすぎ
時の指通りがなめらかで、乾燥時及び乾燥後のべたつき
やごわつきもなく、櫛通りと整髪力に優れていた。
【0073】 実施例13 ヘアーリンス (%) (1)ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 2.0 (2)セタノール 3.0 (3)ベヘニルアルコール 1.0 (4)メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (5)ミリスチン酸イソプロピル 5.0 (6)POE(20)硬化ひまし油誘導体 1.0 (7)プロピレングリコール 10.0 (8)合成例6ポリマー 0.3 (9)防腐剤 適量 (10)香料 適量 (11)精製水 残量 (製法)(11)に(1)、(6)〜(10)を加熱混
合し、(5)に(2)〜(4)を加熱混合し、両者を混
合し、乳化する。このヘアーリンスは、使用時およびす
すぎ時の指通りがなめらかで、乾燥時及び乾燥後のべた
つきやごわつきもなく、櫛通りと整髪力に優れていた。
【0074】 実施例14 ヘアークリーム (%) (1)ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 0.3 (2)セタノール 1.5 (3)ベヘニルアルコール 0.5 (4)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0 (5)モノステアリン酸ソルビタン 0.1 (6)POE(40)硬化ひまし油誘導体 0.5 (7)グリセリン 2.0 (8)エタノール 5.0 (9)合成例13ポリマー 1.0 (10)防腐剤 適量 (11)香料 適量 (12)精製水 残量 (製法)(12)に(1)、(6)〜(11)を加熱混
合し、(2)〜(5)を加熱混合し、両者を混合し、乳
化する。このヘアークリームは、使用時のべたつきがな
く、毛髪の風合い、整髪力に優れていた。
【0075】実施例15 ヘアークリーム 実施例14の合成例13ポリマーに代えて合成例15ポ
リマーを用いて、同様にヘアークリームを調製した。こ
のヘアークリームは、使用時のべたつきがなく、毛髪の
風合い、整髪力に優れていた。
【0076】
【発明の効果】以上詳述した如く、前述の架橋型ポリマ
ーを含有した本発明の毛髪化粧料は、従来の毛髪化粧料
と比較して、セット剤としては毛髪のセット保持性が良
好で、使用中や使用後のべたつき、ごわつきがほとんど
なく、毛髪にしなやかで滑らかな風合いに優れ、コンデ
ィショニング剤としては滑らかな指通りで櫛通り、整髪
効果に優れる性質を有する。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC072 AC102 AC122 AC302 AC352 AC392 AC402 AC432 AC442 AC542 AC692 AC712 AC782 AD091 AD092 AD111 AD112 AD131 AD152 AD262 CC32 CC33 CC38 CC39 DD23 DD31 DD41 EE21 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(A)〜(C)を重合してなる架
    橋型ポリマーを含有することを特徴とする毛髪化粧料。 成分(A):下記一般式(1)で表されるN−ビニルカ
    ルボン酸アミド系モノマー30〜99.995モル%、 【化1】 〔式中、R1,R2は互いに独立して水素またはメチル
    基、エチル基を表し、R3,R4は互いに独立して水素ま
    たはメチル基を表す。〕 成分(B):下記一般式(2)〜(6)で表される化合
    物の少なくとも一種類0〜69.995モル% 【化2】 〔式中、R1,R2は前記と同じ。Aは炭素数1〜4の直
    鎖または分岐のヒドロキシアルキル基、−Ph−R
    5(但し、Phはフェニレン基、R5は水素あるいは炭素
    数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基を示す)、−C
    OOR6(但し、R6は炭素数1〜24の直鎖または分岐
    のアルキル基、アルケニル基またはヒドロキシアルキル
    基を表す)、−OR7(但し、R7は炭素数1〜4の直鎖
    または分岐のアルキル基を表す)、−OCOR8(但
    し、R8は炭素数1〜10の直鎖または分岐のアルキル
    基を表す)、−COO(C24O)a(C36O)b
    9〔但し、R9は水素あるいは炭素数1〜4の直鎖または
    分岐のアルキル基を、a、bは0〜30の整数(但し、
    a=b=0は除く)を表す〕、−CONR1011(但
    し、R10、R 11は互いに独立して水素あるいは炭素数1
    〜4の直鎖または分岐のアルキル基を表す)、または下
    記一般式(ア)で示される基 【化3】 (但し、R12は炭素数3〜7のアルキレン基を表す)で
    示される基である。〕 【化4】 〔式中、R1,R2は前記と同じ。Bはエーテル、エステ
    ルまたはアミド結合を表し、R13は炭素数1〜4のアル
    キレン基またはヒドロキシアルキレン基を表し、R14
    15は互いに独立してメチル基またはエチル基を表
    す。〕で示される(メタ)アクリル酸のアミン系モノマ
    ー及び/又はそれらの4級塩。 【化5】 〔式中、R16,R17は互いに独立して水素あるいは炭素
    数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基を、Xはハロゲ
    ン原子又はアルキル硫酸残基を表す。〕で示されるアリ
    ル化合物アミン誘導体。 【化6】 〔式中、R1,R2は前記と同じ。D、Eは互いに独立し
    て−R18COOM、−R 18SO3M、−R18OPO32
    (Mは水素またはアルカリ金属を示し、R18は炭素数0
    〜4のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を示
    す)を表し、DおよびEが−R18COOMのとき、一般
    式(5)は環状酸無水物であってもよい。〕 【化7】 〔式中、R1,R2は前記と同じ。Fはエーテル、エステ
    ルまたはアミド結合を表し、R19は炭素数1〜4のアル
    キレン基またはヒドロキシアルキレン基を表し、R20
    21は互いに独立してメチル基またはエチル基を表し、
    Gは−R22COOM、−R22SO3M、−R22OPO3
    2(Mは前記と同じ、R22は炭素数0〜4のアルキレン
    基またはヒドロキシアルキレン基を示す)を表す。〕 成分(C):架橋性ビニルモノマー0.005〜5モル
  2. 【請求項2】請求項1記載の架橋型ポリマーが、前記一
    般式(3)で表されるアミン系モノマー及び/又はそれ
    らの4級塩を必須成分として含有することを特徴とする
    毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】一般式(3)が、次の化学式(7)及び/
    又は(8)であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の毛髪化粧料。 【化8】 〔式中、R1,R2は前記と同じ。R23は炭素数1〜4の
    アルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を表し、R
    24,R25は互いに独立してメチル基またはエチル基を表
    す。〕で示されるモノマー及び/又はそれらの4級塩。 【化9】 〔式中、R1,R2は前記と同じ。R26は炭素数1〜4の
    アルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を表し、R
    27,R28は互いに独立してメチル基またはエチル基を表
    す。〕で示されるモノマー及び/又はそれらの4級塩。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の架橋型ポ
    リマーの配合量が、0.01〜40質量%であることを
    特徴とする毛髪化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008516950A (ja) * 2004-10-14 2008-05-22 アイエスピー インヴェストメンツ インコーポレイテッド レオロジー調整剤/ヘアスタイリング樹脂
US8692050B2 (en) 2006-02-20 2014-04-08 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. Medicated patch

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