JP2000350906A - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

Info

Publication number
JP2000350906A
JP2000350906A JP11164366A JP16436699A JP2000350906A JP 2000350906 A JP2000350906 A JP 2000350906A JP 11164366 A JP11164366 A JP 11164366A JP 16436699 A JP16436699 A JP 16436699A JP 2000350906 A JP2000350906 A JP 2000350906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
drum
filtration
opening
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11164366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3774083B2 (ja
Inventor
Koichi Shintani
剛一 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHISUTO KK
Original Assignee
SHISUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHISUTO KK filed Critical SHISUTO KK
Priority to JP16436699A priority Critical patent/JP3774083B2/ja
Publication of JP2000350906A publication Critical patent/JP2000350906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3774083B2 publication Critical patent/JP3774083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過効率をダウンさせない円筒状の濾過ドラ
ムの濾過フィルターの交換作業時間を大幅に短縮するこ
とができ、かつ消耗品である濾過フィルターを部分的に
交換可能にすることができる濾過装置の提供。 【解決手段】 回転駆動される円筒状の濾過ドラム1の
外周面に形成された開口部2に対して濾過フィルター2
0を着脱自在にした濾過装置であって、濾過ドラムはド
ラム回転方向に沿う一対の第1の取付け面3a、3b
と、ドラム回転中心軸4に沿う一対の第2の取付け面5
a、5bとを夫々縁部に形成し、複数に分割された開口
部2と、固定位置と解除位置との間で操作されるボルト
6と、ボルト6に対して着脱される取付け孔10と開口
部2を塞ぐための濾過フィルター20と、全長が可変か
つ可変後の状態を維持する機能を有する枠体30とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は濾過装置に係り、例えば
各種の産業機械において使用された後に、液体と固体の
混在した汚濁液を濾過して分離して、液体または固体を
再使用するために回転駆動される濾過ドラムに巻き付け
られる濾過フィルターを簡単に交換可能にした濾過装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属切削加工の使用後に切粉
を含んだ状態になった切削油を、切粉と切削油に分離し
て再使用可能にする切削油(以下、浄化切削油と言う)
を得るための濾過装置が多く提案されている。
【0003】このような濾過装置には、回転駆動される
濾過ドラムの外周面に形成された開口部に対して濾過フ
ィルターが着脱自在に巻き付けられており、所定運転時
間の経過後または破損が発生した場合に交換するように
構成されている。
【0004】図6は、従来の濾過ドラムの外観斜視図で
あり、濾過ドラムを円筒状に構成した場合を示してい
る。本図において主軸204回りに回転するように支持
される濾過ドラム201の外周面には複数の開口部20
2が設けられており、これらの開口部に対して濾過フィ
ルター220を巻き付けるように固定するスタッドボル
ト205がラジアル方向に一定間隔で溶接されている。
濾過フィルター220は濾過ドラム201側のスタッド
ボルト205に挿通する位置に取付け孔部220cが穿
設されるとともに、所定番手のフィルター部220bが
設けられている。このように構成される濾過フィルター
220を濾過ドラム201に巻き付けるようにして固定
するために、取付け孔部220cの夫々をスタッドボル
ト205に対して挿入し、濾過フィルター220の全体
を巻き付けた後に、濾過ドラムの外周の円弧に沿うよう
に予め曲げ加工された固定金具221であって、上記の
スタッドボルト205のピッチに適合するピッチで穿設
された貫通孔部221bを図示のようにセットしてか
ら、ナット31をスタッドボルト205に対して螺合し
て固定するようにしている。
【0005】以上のようにして濾過ドラムの外周面の縁
部近傍に濾過フィルターを固定するようにして、巻き付
け後の濾過フィルターが濾過ドラム220の回転軸のス
ラスト方向の中央側に移動することを防止し、かつ濾過
フィルター220を液密状態に保持するようにしてい
る。
【0006】上述のように濾過フィルターを固定する作
業は、(a)全てのスタッドボルト205に対して取付
け孔部220cを挿入して、(b)濾過フィルター22
0の全体を巻き付けた状態にした後に、(c)多数の固
定金具221をセットしてから、(d)ナット31を各
スタッドボルト205に対して螺合して固定する少なく
とも4つの異なる作業が必要となる。このように濾過フ
ィルター220全体を完全に取り外すので、濾過ドラム
が液槽中に設置される状態で交換すると、汚濁液が濾過
ドラム中に進入してしまうので、交換作業は液槽から汚
濁液を完全に抜き出してから行なわれる。
【0007】また、本願出願人は、特開平10−113
512号公報に開示される濾過装置において、上記の濾
過フィルター交換作業時間を大幅に短縮する提案をして
いるように、鋭意努力を行なっている。
【0008】しかし、液槽から汚濁液を完全に抜き出す
ためには余計な時間が掛かることから、濾過ドラムを多
角柱形状とし、開口部を6個所以上に分割して、液槽の
液面より上に開口部が位置することを可能にした濾過装
置も提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように濾過フィ
ルター交換作業に時間を要することは、濾過装置を配管
したいる他の機械設備全体のダウン時間に直接影響を与
えることになるし、また、濾過フィルターの一部が損傷
しても全てを交換するのでは不経済であることから、改
善が望まれている。
【0010】一方、上記のように濾過ドラムを多角柱形
状とすることは、回転する際に液面に波打ちが発生する
ので、濾過効率が大幅に低下する問題がある。
【0011】したがって、本発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、濾過効率
をダウンさせない円筒状の濾過ドラムの濾過フィルター
の交換作業時間を大幅に短縮することができ、かつ消耗
品である濾過フィルターを部分的に交換可能にできる濾
過装置の提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明によれば、産業機械におい
て使用後の汚濁液中から固体と液体とに濾過する濾過フ
ィルターを、回転駆動される円筒状の濾過ドラムの外周
面に形成された開口部に対して着脱自在に巻き付けた濾
過ドラムを備えた濾過装置であって、前記濾過ドラム
は、ドラム回転方向に沿う一対の第1の取付け面と、ド
ラム回転中心軸に沿う一対の第2の取付け面とを夫々縁
部に形成するとともに、複数に分割された前記開口部
と、前記第2の取付け面に設けられるとともに、固定位
置と解除位置との間で操作される締結手段と、前記締結
手段に対して着脱される取付け孔と、前記第1の取付け
面に相当する部位とを有するとともに、前記開口部を塞
ぐための濾過フィルター手段と、前記解除位置に位置さ
れた前記締結手段に対して入り込む形状部を有する部材
と、全長が可変かつ可変後の状態を維持する機能を有す
る機能部材の端部を前記部材に対してそれぞれ固定した
枠手段とを具備することを特徴としている。
【0013】また、前記締結手段は、前記第2の取付け
面の複数のネジ孔に対して螺合されるボルトであり、ま
た前記枠手段の前記形状部は、前記ボルトに対して前記
開口部側から入り込むU溝であることを特徴としてい
る。
【0014】また、前記機能部材は、ホースバンド用固
定具であることを特徴としている。また、前記濾過ドラ
ムが液槽中に設置される状態で、前記開口部を少なくと
も2個所以上に分割して前記液槽の液面より上に前記開
口部が位置することを可能にしたことを特徴としてい
る。
【0015】そして、前記産業機械は切削加工または研
削加工用の工作機械であり、また前記固体は切粉または
研削粉であり、また前記液体は切削液剤または研削液剤
の液剤であることを特徴としている。
【0016】尚、本発明は後述する実施形態に限定され
ず、特許請求の範囲に規定される範囲において種々の構
成が可能であることは勿論である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実勢形態に
つき添付の図面を参照して説明する。先ず、図1は濾過
装置の使用状態を示した一部破断図である。
【0018】本図において、濾過装置は工作機械100
において、切削加工後に発生した粒度の異なる切粉と切
削油の混在した被濾過切削油から切粉を濾過して浄化切
削油を分別して得るための概略構成が示されている。こ
の概略構成は工作機械に限定されず、油脂類を固形物か
ら分離する食品機械や、土木機械であって土石の混在し
た汚濁液から粒度に応じた土砂を濾過して得る場合にも
適用可能である。
【0019】さて、図1において、濾過装置には浄化切
削油を貯留する複数のクリーン槽101が設けられてお
り、装置全体の基部を兼ねている。
【0020】また、切粉と切削油(液剤)の混在した汚
濁状態になっている被濾過切削油を一時的に貯蔵する貯
蔵槽107は図示のように上流側の不図示の投入口から
下流側の斜め上の切粉排出口108にかけて連続形成さ
れている。その槽107内には、被濾過切削油の液面L
を、上流と下流側に2分割する濾過ドラム1が設けられ
ており、濾過ドラム1の後述する開口部から流出される
濾過された後の浄化切削油をクリーン槽101内に流出
するように構成されている。
【0021】一方、図示のように濾過ドラム1は予め完
成した状態のものを複数のボルトを使用して貯蔵槽10
7内部に固定するものであり、この濾過ドラム1の外周
面において所望の濾過能力の番手の濾過過フィルター2
0が後述するように交換できるように固定る。
【0022】また、この濾過ドラム1の内部には回転の
主軸4を兼ねる不図示の噴出管が設けられており、濾過
フィルター20を内面側(浄化切削油の流出側)から逆
洗浄するようにして目詰まりを防止するようにしてい
る。この逆洗浄のために、クリーン槽101内に貯蔵さ
れる浄化切削油をポンプを介して濾過ドラム1の内側か
ら勢い良く噴射するようにして、濾過フィルター20面
に付着して残留した切粉等を吹き飛ばすようにして、濾
過フィルターの目づまり防止を効果的に行えるように構
成されている。
【0023】また、上流側の投入口から下流側の切粉排
出口108にかけて切粉を連続的に搬送するために、図
中の一点鎖線で図示されたエンドレスの左右チェーン1
10、111が設けられており、こらのチェーンには固
定金具を用いて所定間隔で多数の掬上板112がさらに
設けられている。これらの左右チェーン110、111
はギアードモータの駆動力を得て、図中の矢印D方向に
移動するとともに、左右チェーン110、111の途中
部位において、濾過ドラム1の外周面の右側の一部に固
定されたドラムスプロケット41に対して歯合するよう
に構成されている。
【0024】このために各チェーンは不図示のドラムチ
ェーンガイドにより夫々図示のように案内されるように
構成されている。そして各チェーンは、装置の上流側に
配設されたスプロケット118により180度方向転換
されて、図中の破線矢印方向に向かうように構成されて
いる。
【0025】以上の構成により、被濾過切削油中で沈降
した切粉が下流側に向けて搬送されて、やがて図示の傾
斜部を、図中の矢印D方向に上昇して切粉排出口108
において外部に排出できるように構成されている。
【0026】以上の一連の動作により、クリーン槽10
1内には、濾過フィルター20の濾過能力に応じて浄化
された浄化切削油が貯蔵される。そこで、このようにし
て得られた浄化切削油を、精密切削加工用などに繰り返
し使用するとともに、濾過フィルターの洗浄用としても
その一部を用いる。
【0027】次に、図2は濾過ドラム1の外観斜視図で
ある。また、図3は図2のX−X線矢視断面図である。
【0028】図2、3において、濾過ドラムは図示のよ
うな円筒状になるように構成されており、上記の回転軸
4に設けた不図示の軸受周りに回動自在に保持されてい
る。また、回転軸4は中空管から構成されており、噴射
ノズル4aからクリーン槽のクリーン液を濾過フィルタ
ーに向けて噴射する「逆洗浄」を可能にしている。
【0029】円筒状の濾過ドラム1には、矢印方向のド
ラム回転方向に沿う一対の第1の取付け面3a、3b
と、ドラム回転中心軸に沿う一対の第2の取付け面5
a、5bを夫々縁部に形成することで合計で3個所の開
口部2が等間隔で形成される。また、この各開口部2の
中央にはフィルターの弛みを防止するとともに、補強部
材を兼用した架橋部40が適宜設けられる。
【0030】一方、上記の第2の取付け面5a、5bに
は図示のように複数のネジ孔5cが設けられており、こ
れらのネジ孔5cに図示の解除位置と、後述する固定位
置の間になるようにドライバーなどの工具で操作される
締結手段としての六角穴付きボルト6が設けられる。こ
れらのボルト6は、図示のような皿形状の頭部を設けで
おり、それぞれ螺合して結合されている。また、これら
のボルト6の両側には位置決め用の案内ピン7が固定さ
れている。
【0031】一方、濾過フィルター20は、各ボルト6
の頭部に対して、衣類のボタンとボタン孔の関係となる
ように自在に着脱される取付け孔10と、上記の案内ピ
ン7に挿通される案内孔11を設けた縁部8a、8b
と、さらに上記の第1の取付け面3a,3bに相当する
縁部12a、12bを、図示のように縁部に縫い付けた
所定番手の濾過フィルター9とから構成されている。こ
のように構成された濾過フィルター20を3枚使用し、
例えば破損した場合に一枚毎に交換可能にしている。
【0032】また、図2に図示のように解除位置に位置
するように回転されたボルト6に対して枠体30がセッ
トされる。このために枠体30は、横方向から入り込む
U溝の形状部32と、案内孔11とを有する一対の部材
31a、31bと、全長が可変かつ可変後の状態を維持
する機能を有する機能部材であるホースバンド34が図
示のように一体的に固定される。この枠体30は、上記
の濾過フィルター20の外形寸法に略合致するようにし
て3個分が準備される。
【0033】図3は、以上のように準備された濾過フィ
ルターを固定し、液面L中に保持した様子を図示してお
り、図示のように、3個所形成された開口部の内の一つ
を液槽の液面Lより上にできるようにしている。このた
めに、交換作業のときに、液中に手を入れずに交換でき
ることになる。また、液中の残りの2枚の濾過フィルタ
ーは、取り外さないので、濾過ドラムが液槽中に設置さ
れる状態で交換しても、汚濁液が濾過ドラム中に進入し
ないことになるので、液槽から汚濁液を完全に抜き出す
必要がなくなる。この分の時間短縮は、全体のマシンダ
ウン時間の短縮となるので非常に重要となる。
【0034】一方、ボルト6は、完全に取り外すことな
く、枠体30を開口部2側から入り込むようにすればU
溝の形状部32が全てボルトの胴部に入るようにしてい
るので、ボルトの紛失を解消できることになる。
【0035】図4(a)は、機能部材の断面図であっ
て、ホースバンド用固定具35の説明のための図であ
る。本図において、ホースバンドは俗称の「パーカーク
ランプ」と呼ばれるものであって、一対のステンレス製
ハンド34の一方に溝部36を設け、この溝部36に螺
合するネジ山を形成したウオーム37をバンドの継ぎ目
に設けることで、ウオーム37のネジ山の回転により、
バンド34の締め付け状態を全長の変化により任意に調
整可能にしたものである。このように構成されるクラン
プは、バンド34の有する剛性により枠体の形状を変形
後に維持することが可能となる。ここで、このパーカー
クランプに代えて、図4(b)に図示のように、バンド
34の継ぎ目にネジ38を設けたものであって、枠体の
形状が変形後に元の形状を維持することが可能であれば
如何なる構成でも良い。
【0036】図5(a)〜(c)は、濾過フィルター交
換手順を示した外観斜視図である。本図において、例え
ば損傷した濾過フィルターを交換するために、図3に図
示のようにして濾過ドラム1を停止させ、ボルト6を緩
めて、クランプ35を弛めて枠体30の案内孔11を案
内ピン7から外し、U溝の形状部32をボルト6から引
き出すことで、枠体30を取り外す。この状態で、新品
の濾過フィルター20をボルト6及び案内ピン7にセッ
トする。
【0037】これに続き、図5(a)に図示のように、
枠体30のU溝の形状部32をボルト6にセットし、案
内ピン7に合致させて、図5(b)の状態にする。この
後に、ボルト6を締め付けることで、仮に固定する。こ
の後に、クランプを締め付けることでバンド34の全長
を短くするようにして、濾過フィルターが濾過ドラム1
の取付け面3a、3bに対して密着するようにして、液
漏れを防止するように固定する。
【0038】尚、図2において、枠体30はL金具とし
てあるが、これは濾過ドラム1の外周面において被濾過
切削油中で浮力を得て油面で浮遊した状態になっている
浮上切粉を、被濾過切削油中に沈降させるための浮上切
粉掬上板としての機能を果たすためのものである。
【0039】以上説明したように構成することで、濾過
ドラムを濾過装置から取り外すことなく、濾過フィルタ
ー交換作業が誰でもできるようになった。また、濾過フ
ィルター20は、従来のように全周を交換する必要がな
いので、単価が安い利点に加えて、部分的交換が可能と
なるので、損傷した一部の交換作業で対応可能となる利
点もある。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、濾過効
率をダウンさせない円筒状の濾過ドラムの濾過フィルタ
ーの交換作業時間を大幅に短縮することができ、かつ消
耗品である濾過フィルターを部分的に交換可能にするこ
とができる濾過装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】濾過装置の使用状態を示した一部破断図であ
る。
【図2】図1の濾過ドラムの外観斜視図であって、濾過
フィルターとともに示した分解図である。
【図3】図2の濾過ドラムのX−X線矢視断面図であ
る。
【図4】(a)枠体30のクランプの断面図、(b)ク
ランプの断面図である。
【図5】(a)〜(c)濾過フィルターの交換順序を示
した外観斜視図である。
【図6】従来の濾過ドラムの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 濾過ドラム 2 開口部 3a、3b 第1の取付け面 5a、5b 第2の取付け面 6 六角穴付きボルト 7 案内ピン 20 濾過フィルター 30 枠体 34 ホースバンド 35 固定金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業機械において使用後の汚濁液中から
    固体と液体とに濾過する濾過フィルターを、回転駆動さ
    れる円筒状の濾過ドラムの外周面に形成された開口部に
    対して着脱自在にした濾過ドラムを備えた濾過装置であ
    って、 前記濾過ドラムは、 ドラム回転方向に沿う一対の第1の取付け面と、ドラム
    回転中心軸に沿う一対の第2の取付け面とを夫々縁部に
    形成するとともに、複数に分割された前記開口部と、 前記第2の取付け面に設けられるとともに、固定位置と
    解除位置との間で操作される締結手段と、 前記締結手段に対して着脱される取付け孔と、前記第1
    の取付け面に相当する部位とを有するとともに、前記開
    口部を塞ぐための濾過フィルター手段と、 前記解除位置に位置された前記締結手段に対して入り込
    む形状部を有する部材と、全長が可変かつ可変後の状態
    を維持する機能を有する機能部材の端部を前記部材に対
    してそれぞれ固定した枠手段とを具備することを特徴と
    する濾過装置。
  2. 【請求項2】 前記締結手段は、前記第2の取付け面の
    複数のネジ孔に対して螺合されるボルトであり、また前
    記枠手段の前記形状部は、前記ボルトに対して前記開口
    部側から入り込むU溝であることを特徴とする請求項1
    に記載の濾過装置。
  3. 【請求項3】 前記機能部材は、ホースバンド用固定具
    であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに
    記載の濾過装置。
  4. 【請求項4】 前記濾過ドラムが液槽中に設置される状
    態で、前記開口部を少なくとも2個所以上に分割して前
    記液槽の液面より上に前記開口部が位置することを可能
    にしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の濾過装置。
  5. 【請求項5】 前記産業機械は切削加工または研削加工
    用の工作機械であり、また前記固体は切粉または研削粉
    であり、また前記液体は切削液剤または研削液剤の液剤
    であることを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
JP16436699A 1999-06-10 1999-06-10 濾過装置 Expired - Fee Related JP3774083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16436699A JP3774083B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16436699A JP3774083B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000350906A true JP2000350906A (ja) 2000-12-19
JP3774083B2 JP3774083B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=15791788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16436699A Expired - Fee Related JP3774083B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3774083B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288261A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Denso Corp ローリングフィルター
JP2008126106A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Ube Techno Enji Kk 分離装置
JP2009226492A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Toyota Motor Corp ドラムフィルタ装置及び、これに使用されるフィルタ面部材、並びに該フィルタ面部材の交換方法
CN108187381A (zh) * 2018-03-06 2018-06-22 高云芝 一种弧形滤板
JP2019037952A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 株式会社豊田自動織機 円筒型ろ過フィルタ
CN112756695A (zh) * 2021-01-14 2021-05-07 姚新耿 一种机械加工用打磨装置
CN114177711A (zh) * 2021-11-02 2022-03-15 华能中电威海风力发电有限公司 一种便于更换风机散热器过滤装置
CN117504421A (zh) * 2024-01-06 2024-02-06 北京禹涛环境工程有限公司 一种用于屠宰废水的处理装置及处理工艺

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288261A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Denso Corp ローリングフィルター
JP2008126106A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Ube Techno Enji Kk 分離装置
JP2009226492A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Toyota Motor Corp ドラムフィルタ装置及び、これに使用されるフィルタ面部材、並びに該フィルタ面部材の交換方法
JP2019037952A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 株式会社豊田自動織機 円筒型ろ過フィルタ
US10702809B2 (en) 2017-08-28 2020-07-07 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Cylindrical filtration filter
CN108187381A (zh) * 2018-03-06 2018-06-22 高云芝 一种弧形滤板
CN112756695A (zh) * 2021-01-14 2021-05-07 姚新耿 一种机械加工用打磨装置
CN114177711A (zh) * 2021-11-02 2022-03-15 华能中电威海风力发电有限公司 一种便于更换风机散热器过滤装置
CN114177711B (zh) * 2021-11-02 2023-06-23 华能中电威海风力发电有限公司 一种便于更换风机散热器过滤装置
CN117504421A (zh) * 2024-01-06 2024-02-06 北京禹涛环境工程有限公司 一种用于屠宰废水的处理装置及处理工艺
CN117504421B (zh) * 2024-01-06 2024-03-22 北京禹涛环境工程有限公司 一种用于屠宰废水的处理装置及处理工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP3774083B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2967055B2 (ja) 濾過装置
JP3727210B2 (ja) 濾過装置
US7395935B2 (en) Filtering device
WO2017110219A1 (ja) 濾過装置
JP2000350906A (ja) 濾過装置
US10596497B2 (en) Filter scraper
CA2323276C (en) Auxiliary filter and process for removing residual particles from filtered cutting fluid
US5328611A (en) Filtering apparatus with rotatable filter drum
JP2007083105A (ja) 濾過装置
CN112872888A (zh) 一种数控机床的排屑过滤系统及快换式过滤网板结构
CN116423286A (zh) 一种数控机床用防飞溅式废屑冷却液回收装置
JPH0975622A (ja) 逆洗付き回転フイルタ装置を備えたチップコンベア装置
JP2000176215A (ja) 濾過装置
CN103933783A (zh) 多极自清洗液体分离净化器
JPS61200825A (ja) 濾過装置
JP2002102608A (ja) 濾過装置に備えたドラムフィルタの逆洗装置
KR102144190B1 (ko) 메쉬 타입 교체형 여과 장치
JPH0124524B2 (ja)
JP2010082543A (ja) 回転濾過ドラム
CN211134882U (zh) 一种罐体清洗装置
KR20080100655A (ko) 칩분리장치
CN204685280U (zh) 一种组合式过滤设备
KR20190071357A (ko) 이물질 제거기
JPH043242B2 (ja)
CN211366330U (zh) 一种螺帽加工用具有快速冷却结构的输送设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3774083

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees