JP2000350461A - コンバータ装置及び制御装置 - Google Patents

コンバータ装置及び制御装置

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JP2000350461A
JP2000350461A JP11154326A JP15432699A JP2000350461A JP 2000350461 A JP2000350461 A JP 2000350461A JP 11154326 A JP11154326 A JP 11154326A JP 15432699 A JP15432699 A JP 15432699A JP 2000350461 A JP2000350461 A JP 2000350461A
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Tsutomu Yamamoto
勉 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバータ2つを並列接続し、同一電源及び
同一負荷に接続して並列運転を行っても、各コンバータ
に流れる電流に不平衡が生じないコンバータ装置の提
供。 【解決手段】 並列接続された第1及び第2のコンバー
タ22a,22bと、第1及び第2のコンバータ22
a,22bのそれぞれの入力電流を検出する第1及び第
2の検出器19a,19bと、第1の検出器19aが検
出した入力電流値から第2の検出器19bが検出した入
力電流値を減算しその偏差を出力する減算器20と、減
算器20が出力した偏差を積分する積分器12と、積分
器12が積分した偏差を、第2のコンバータ22bの直
流電圧指令値に加算する加算器21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのコンバータ
を並列運転するコンバータ装置、及び2つのコンバータ
を並列運転する際に2つのコンバータを制御する為の制
御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、例えば特開平6−105556
号公報に開示されたような、従来の高力率コンバータ
(コンバータ)の構成例を示すブロック図である。この
高力率コンバータは、3相交流電源1からの電流の力率
を改善する為のインダクタンス2と、インダクタンス2
を経由した3相交流電流が、UVW各相毎に与えられた
電圧指令値に基づき、それぞれ力率1の正弦波となるよ
うにPWM制御しながら整流し、負荷4へ与える主回路
3とを備えている。
【0003】この高力率コンバータは、また、インダク
タンス2を経由した3相交流のU相電流を検出する変流
器18と、V相電流を検出する変流器19と、変流器1
8,19が検出したU相電流IU - 及びV相電流IV -
に基づき(但し、IU - +I V - +IW - =0)、イン
ダクタンス2を経由した各相電流IU - ,IV - ,I W
- を3相(UVW相)から2相(dq軸)へ座標変換す
る座標変換器6とを備えている。
【0004】この高力率コンバータは、また、外部から
与えられる直流電圧指令値Vdc * と主回路3の出力電圧
である直流電圧帰還値Vdc - との偏差を演算する減算器
13と、減算器13が演算した偏差に基づき、q軸電流
指令値I1q * を出力する電圧コントローラ7と、電圧コ
ントローラ7が出力したq軸電流指令値I1q * と座標変
換器6が座標変換したq軸電流帰還値I1q - との偏差を
演算する減算器14と、減算器14が演算した偏差に基
づき、q軸電流値を制御する電流コントローラ8と、外
部から与えられるd軸電流指令値I1d * と座標変換器6
が座標変換したd軸電流帰還値I1d - との偏差を演算す
る減算器16と、減算器16が演算した偏差に基づき、
d軸電流値を制御する電流コントローラ9とを備えてい
る。
【0005】この高力率コンバータは、また、d軸電圧
指令値V1d * 及びq軸電圧指令値V 1q * を決定する為
に、q軸電流値及びd軸電流値にそれぞれ与える非干渉
項信号を作成する非干渉項作成器10と、電流コントロ
ーラ8が出力したq軸電流値と非干渉項作成器10が作
成した非干渉項とを加算しq軸電圧指令値V1q * を作成
する加算器15と、電流コントローラ9が出力したd軸
電流値と非干渉項作成器10が作成した非干渉項とを加
算しd軸電圧指令値V1d * を作成する加算器17とを備
えている。
【0006】この高力率コンバータは、また、加算器1
5,17がそれぞれ作成したq軸電圧指令値V1q * 及び
d軸電圧指令値V1d * を、3相の各電圧指令値VU *
V * ,VW * へ座標変換し、主回路3へ与える座標変
換器11と、3相交流電源1の各相電圧の位相を検出
し、座標変換器6,11へ与える位相検出器5とを備え
ている。
【0007】このような構成の高力率コンバータでは、
座標変換器6が、変流器18,19が検出したU相電流
U - 、V相電流IV - 及び位相検出器5が検出した位
相に基づき、インダクタンス2を経由した各相電流IU
- ,IV - ,IW - を、q軸電流帰還値I1q - 及びd軸
電流帰還値I1d - へ変換する。減算器13は、外部から
与えられる直流電圧指令値Vdc * と主回路3の出力電圧
である直流電圧帰還値Vdc - との偏差を演算し、電圧コ
ントローラ7は、減算器13が演算した偏差に基づき、
q軸電流指令値I1q * を出力する。
【0008】減算器14は、電圧コントローラ7が出力
したq軸電流指令値I1q * と座標変換器6が座標変換し
たq軸電流帰還値I1q - との偏差を演算し、電流コント
ローラ8は、減算器14が演算した偏差に基づき、q軸
電流値を制御する。減算器16は、外部から与えられる
d軸電流指令値I1d * と座標変換器6が座標変換したd
軸電流帰還値I1d - との偏差を演算し、電流コントロー
ラ9は、減算器16が演算した偏差に基づき、d軸電流
値を制御する。
【0009】加算器15は、電流コントローラ8が出力
したq軸電流値と非干渉項作成器10が作成した非干渉
項とを加算しq軸電圧指令値V1q * を作成し、加算器1
7は、電流コントローラ9が出力したd軸電流値と非干
渉項作成器10が作成した非干渉項とを加算しd軸電圧
指令値V1d * を作成する。座標変換器11は、加算器1
5,17がそれぞれ作成したq軸電圧指令値V1q * 及び
d軸電圧指令値V1d * を、位相検出器5が検出した位相
に基づき、3相の各電圧指令値VU * ,VV * ,VW *
へ座標変換し、主回路3へ与える。主回路3は、インダ
クタンス2を経由した3相交流電流を、座標変換器11
から与えられた各電圧指令値VU * ,VV * ,VW *
基づき、それぞれ力率1の正弦波となるようにPWM制
御しながら整流し、負荷4へ与える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような高力率
コンバータでは、2つを単純に並列接続し、同一電源及
び同一負荷に接続して並列運転を行った場合、各高力率
コンバータに流れる電流に不平衡が生じるという問題が
あった。本発明は、上述したような事情に鑑みてなされ
たものであり、第1,2発明では、コンバータ2つを並
列接続し、同一電源及び同一負荷に接続して並列運転を
行っても、各コンバータに流れる電流に不平衡が生じな
いコンバータ装置を提供することを目的とする。第3発
明では、コンバータ2つを並列接続し、同一電源及び同
一負荷に接続して並列運転を行う際に、各コンバータに
流れる電流に不平衡を生じさせない制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るコンバー
タ装置は、並列接続された第1及び第2のコンバータ
と、該第1及び第2のコンバータのそれぞれの入力電流
を検出する第1及び第2の検出器と、第1の検出器が検
出した入力電流値から第2の検出器が検出した入力電流
値を減算しその偏差を出力する減算器と、該減算器が出
力した偏差を積分する積分器と、該積分器が積分した偏
差を、前記第2のコンバータの直流電圧指令値に加算す
る加算器とを備えることを特徴とする。
【0012】第2発明に係るコンバータ装置は、並列接
続された第1及び第2のコンバータと、該第1及び第2
のコンバータのそれぞれ同相の入力電流を検出する第1
及び第2の検出器と、第1の検出器が検出した入力電流
値から第2の検出器が検出した入力電流値を減算しその
偏差を出力する減算器と、該減算器が出力した偏差を積
分する積分器と、該積分器が積分した偏差を、前記第2
のコンバータの直流電圧指令値に加算する加算器とを備
えることを特徴とする。
【0013】第3発明に係る制御装置は、並列接続され
た第1及び第2のコンバータのそれぞれの入力電流を検
出する第1及び第2の検出器と、第1の検出器が検出し
た入力電流値から第2の検出器が検出した入力電流値を
減算しその偏差を出力する減算器と、該減算器が出力し
た偏差を積分する積分器と、該積分器が積分した偏差
を、前記第2のコンバータの直流電圧指令値に加算する
加算器とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る高力率コンバータ
装置(コンバータ装置)の実施の形態1の構成を示すブ
ロック図である。この高力率コンバータ装置は、2つの
三相の高力率コンバータ22a,22b(第1、第2の
コンバータ)と、高力率コンバータ22a,22bのそ
れぞれV相の入力電流を検出する変流器19a,19b
(第1、第2の検出器)と、変流器19aが検出した入
力電流値から変流器19bが検出した入力電流値を減算
しその偏差を出力する減算器20と、減算器20が出力
した偏差を積分する積分器12と、積分器12が積分し
た偏差を、高力率コンバータ22bの外部から与えられ
る直流電圧指令値Vdc * に加算する加算器21とを備え
ている。
【0015】高力率コンバータ22aは、3相交流電源
1からの電流の力率を改善する為のインダクタンス2a
と、インダクタンス2aを経由した3相交流電流が、U
VW各相毎に与えられた電圧指令値に基づき、それぞれ
力率1の正弦波となるようにPWM制御しながら整流
し、負荷4へ与える主回路3aとを備えている。
【0016】高力率コンバータ22aは、また、インダ
クタンス2aを経由した3相交流のU相電流を検出する
変流器18aと、V相電流を検出する変流器19aと、
変流器18a,19aが検出したU相電流IU - 及びV
相電流IV - に基づき(但し、IU - +IV - +IW -
=0)、インダクタンス2aを経由した各相電流
U - ,IV - ,IW - を3相(UVW相)から2相
(dq軸)へ座標変換する座標変換器6aとを備えてい
る。
【0017】高力率コンバータ22aは、また、外部か
ら与えられる直流電圧指令値Vdc *と主回路3aの出力
電圧である直流電圧帰還値Vdc - との偏差を演算する減
算器13aと、減算器13aが演算した偏差に基づき、
q軸電流指令値I1q * を出力する電圧コントローラ7a
と、電圧コントローラ7aが出力したq軸電流指令値I
1q * と座標変換器6aが座標変換したq軸電流帰還値I
1q - との偏差を演算する減算器14aと、減算器14a
が演算した偏差に基づき、q軸電流値を制御する電流コ
ントローラ8aと、外部から与えられるd軸電流指令値
1d * と座標変換器6aが座標変換したd軸電流帰還値
1d - との偏差を演算する減算器16aと、減算器16
aが演算した偏差に基づき、d軸電流値を制御する電流
コントローラ9aとを備えている。
【0018】高力率コンバータ22aは、また、d軸電
圧指令値V1d * 及びq軸電圧指令値V1q * を決定する為
に、q軸電流値及びd軸電流値にそれぞれ与える非干渉
項信号を作成する非干渉項作成器10aと、電流コント
ローラ8aが出力したq軸電流値と非干渉項作成器10
aが作成した非干渉項とを加算しq軸電圧指令値V1q *
を作成する加算器15aと、電流コントローラ9aが出
力したd軸電流値と非干渉項作成器10aが作成した非
干渉項とを加算しd軸電圧指令値V1d * を作成する加算
器17aとを備えている。
【0019】高力率コンバータ22aは、また、加算器
15a,17aがそれぞれ作成したq軸電圧指令値V1q
* 及びd軸電圧指令値V1d * を、3相の各電圧指令値V
U *,VV * ,VW * へ座標変換し、主回路3aへ与え
る座標変換器11aと、3相交流電源1の各相電圧の位
相を検出し、座標変換器6a,11aへ与える位相検出
器5aとを備えている。高力率コンバータ22bの構成
は、上述した高力率コンバータ22aの構成と同様であ
るので、説明を省略する。
【0020】以下に、このような構成の高力率コンバー
タ装置の動作を説明する。高力率コンバータ22aは、
座標変換器6aが、変流器18a,19aが検出したU
相電流IU - 、V相電流IV - 及び位相検出器5aが検
出した位相に基づき、インダクタンス2aを経由した各
相電流IU - ,IV - ,IW - を、q軸電流帰還値I1q
- 及びd軸電流帰還値I1d - へ変換する。減算器13a
は、外部から与えられる直流電圧指令値Vdc * と主回路
3aの出力電圧である直流電圧帰還値Vdc - との偏差を
演算し、電圧コントローラ7aは、減算器13aが演算
した偏差に基づき、q軸電流指令値I1q * を出力する。
【0021】減算器14aは、電圧コントローラ7aが
出力したq軸電流指令値I1q * と座標変換器6aが座標
変換したq軸電流帰還値I1q - との偏差を演算し、電流
コントローラ8aは、減算器14aが演算した偏差に基
づき、q軸電流値を制御する。減算器16aは、外部か
ら与えられるd軸電流指令値I1d * と座標変換器6aが
座標変換したd軸電流帰還値I1d - との偏差を演算し、
電流コントローラ9aは、減算器16aが演算した偏差
に基づき、d軸電流値を制御する。
【0022】加算器15aは、電流コントローラ8aが
出力したq軸電流値と非干渉項作成器10aが作成した
非干渉項とを加算しq軸電圧指令値V1q * を作成し、加
算器17aは、電流コントローラ9aが出力したd軸電
流値と非干渉項作成器10aが作成した非干渉項とを加
算しd軸電圧指令値V1d * を作成する。座標変換器11
aは、加算器15a,17aがそれぞれ作成したq軸電
圧指令値V1q * 及びd軸電圧指令値V1d * を、位相検出
器5aが検出した位相に基づき、3相の各電圧指令値V
U * ,VV * ,VW * へ座標変換し、主回路3aへ与え
る。
【0023】主回路3aは、インダクタンス2aを経由
した3相交流電流を、座標変換器11aから与えられた
各電圧指令値VU * ,VV * ,VW * に基づき、それぞ
れ力率1の正弦波となるようにPWM制御しながら整流
し、負荷4へ与える。高力率コンバータ22bの動作
は、上述した高力率コンバータ22aの動作と同様であ
るので、説明を省略する。
【0024】減算器20は、変流器19aが検出した入
力電流値から変流器19bが検出した入力電流値を減算
しその偏差を出力する。積分器12は、減算器20が出
力した偏差を積分し、加算器21は、積分器12が積分
した偏差を、高力率コンバータ22bの外部から与えら
れる直流電圧指令値Vdc * に加算する。
【0025】例えば、高力率コンバータ22aに流れる
電流が、高力率コンバータ22bに流れる電流より大き
い場合、その大きい分に応じて、積分器12の出力は正
となり、高力率コンバータ22bの直流電圧指令値Vdc
* は上昇する。その為、高力率コンバータ22bに流れ
る電流は大きくなり、その出力電圧が上昇する。その結
果、高力率コンバータ22aの電圧制御により、高力率
コンバータ22aに流れる電流は減少し、両高力率コン
バータ22a,22bに流れる電流は等しくなる。
【0026】また、高力率コンバータ22aに流れる電
流が、高力率コンバータ22bに流れる電流より小さい
場合、その小さい分に応じて、積分器12の出力は負と
なり、高力率コンバータ22bの直流電圧指令値Vdc *
は下降する。その為、高力率コンバータ22bに流れる
電流は小さくなり、その出力電圧が下降する。その結
果、高力率コンバータ22aの電圧制御により、高力率
コンバータ22aに流れる電流は増加し、両高力率コン
バータ22a,22bに流れる電流は等しくなる。
【0027】実施の形態2.本発明に係る制御装置は、
図1に示したコンバータ装置の内、高力率コンバータ2
2a,22bのそれぞれV相の入力電流を検出する変流
器19a,19b(第1、第2の検出器)と、変流器1
9aが検出した入力電流値から変流器19bが検出した
入力電流値を減算しその偏差を出力する減算器20と、
減算器20が出力した偏差を積分する積分器12と、積
分器12が積分した偏差を、高力率コンバータ22bの
外部から与えられる直流電圧指令値Vdc * に加算する加
算器21とを独立させ、別個の装置として構成したもの
であり、その構成及び動作は、実施の形態1において説
明したものと同様であるので、説明を省略する。
【0028】
【発明の効果】第1発明に係るコンバータ装置では、第
1及び第2の検出器が、並列接続された第1及び第2の
コンバータのそれぞれの入力電流を検出し、減算器は、
第1の検出器が検出した入力電流値から第2の検出器が
検出した入力電流値を減算しその偏差を出力する。積分
器は、減算器が出力した偏差を積分し、加算器は、積分
器が積分した偏差を、第2のコンバータの直流電圧指令
値に加算する。これにより、コンバータ2つを並列接続
し、同一電源及び同一負荷に接続して並列運転を行って
も、各コンバータに流れる電流に不平衡が生じないコン
バータ装置を実現することが出来る。
【0029】第2発明に係るコンバータ装置では、第1
及び第2の検出器が、並列接続された第1及び第2のコ
ンバータのそれぞれ同相の入力電流を検出し、減算器
は、第1の検出器が検出した入力電流値から第2の検出
器が検出した入力電流値を減算しその偏差を出力する。
積分器は、減算器が出力した偏差を積分し、加算器は、
積分器が積分した偏差を、第2のコンバータの直流電圧
指令値に加算する。これにより、三相のコンバータ2つ
を並列接続し、同一電源及び同一負荷に接続して並列運
転を行っても、各コンバータに流れる電流に不平衡が生
じないコンバータ装置を実現することが出来る。
【0030】第3発明に係る制御装置では、第1及び第
2の検出器が、外部の並列接続された第1及び第2のコ
ンバータのそれぞれの入力電流を検出し、減算器は、第
1の検出器が検出した入力電流値から第2の検出器が検
出した入力電流値を減算しその偏差を出力する。積分器
は、減算器が出力した偏差を積分し、加算器は、積分器
が積分した偏差を、第2のコンバータの直流電圧指令値
に加算する。これにより、外部のコンバータ2つを並列
接続し、同一電源及び同一負荷に接続して並列運転を行
う際に、各コンバータに流れる電流に不平衡を生じさせ
ない制御装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高力率コンバータ装置の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 従来の高力率コンバータの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
12 積分器、19a 変流器(第1の検出器)、19
b 変流器(第2の検出器)、20 減算器、21 加
算器、22a 高力率コンバータ(第1のコンバー
タ)、22b 高力率コンバータ(第2のコンバー
タ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続された第1及び第2のコンバー
    タと、該第1及び第2のコンバータのそれぞれの入力電
    流を検出する第1及び第2の検出器と、第1の検出器が
    検出した入力電流値から第2の検出器が検出した入力電
    流値を減算しその偏差を出力する減算器と、該減算器が
    出力した偏差を積分する積分器と、該積分器が積分した
    偏差を、前記第2のコンバータの直流電圧指令値に加算
    する加算器とを備えることを特徴とするコンバータ装
    置。
  2. 【請求項2】 並列接続された第1及び第2のコンバー
    タと、該第1及び第2のコンバータのそれぞれ同相の入
    力電流を検出する第1及び第2の検出器と、第1の検出
    器が検出した入力電流値から第2の検出器が検出した入
    力電流値を減算しその偏差を出力する減算器と、該減算
    器が出力した偏差を積分する積分器と、該積分器が積分
    した偏差を、前記第2のコンバータの直流電圧指令値に
    加算する加算器とを備えることを特徴とするコンバータ
    装置。
  3. 【請求項3】 並列接続された第1及び第2のコンバー
    タのそれぞれの入力電流を検出する第1及び第2の検出
    器と、第1の検出器が検出した入力電流値から第2の検
    出器が検出した入力電流値を減算しその偏差を出力する
    減算器と、該減算器が出力した偏差を積分する積分器
    と、該積分器が積分した偏差を、前記第2のコンバータ
    の直流電圧指令値に加算する加算器とを備えることを特
    徴とする制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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