JP2000350085A - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JP2000350085A
JP2000350085A JP11154031A JP15403199A JP2000350085A JP 2000350085 A JP2000350085 A JP 2000350085A JP 11154031 A JP11154031 A JP 11154031A JP 15403199 A JP15403199 A JP 15403199A JP 2000350085 A JP2000350085 A JP 2000350085A
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JP11154031A
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Hiroshi Ito
広 伊藤
Susumu Kobayashi
進 小林
Yukihiro Sugimoto
行弘 杉本
Toru Hidaka
徹 日高
Tomoyuki Nakamura
智幸 中村
Akihiro Kubota
明広 窪田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の動き量に応じて消費電力の低減を図
りながらスムーズな画像を得ることができる電子的撮像
装置を提供する。 【解決手段】 被写体の光像を光電変換して読出レート
に応じて出力する撮像素子1と、この撮像素子1を駆動
する駆動回路5と、上記撮像素子1から出力される画像
データを画像処理する画像処理部6と、この画像処理部
6により処理された画像データを記録する記録媒体7
と、上記撮像素子1の出力に基づいて被写体の動き量を
検出する動き検出部2と、この動き検出部2により検出
された動き量に応じて、クロック発生部4から発生され
るクロックを連続的に変化させ、上記駆動回路5に出力
して撮像素子1の読出レートを変化させるとともに、シ
ステムクロックとして出力して上記画像処理部6の処理
や記録媒体7への記録に用いさせる周波数制御部3と、
を備えた電子的撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的撮像装置、
より詳しくは、被写体の動き量に応じた動作を行う電子
的撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像素子により被写体像を撮像し
てフラッシュメモリやディスク媒体等の記録媒体に記録
する電子的撮像装置は、種々のものが提案され製品化さ
れていて、画素数の向上や処理速度の向上などが急速に
図られつつある。
【0003】このような電子的撮像装置は、従来の銀塩
カメラ等に比して電気的な動作を行う部分が多いために
消費電力も大きく、限られた電池容量を有効に生かすた
めに、様々な低消費電力化の努力がなされている。
【0004】このような消費電力の低減を図る提案の一
例として、例えば特開平10−136252号公報に
は、被写体像を連続的に記録して再生時に動画として再
生することができる例えばビデオカメラ等の撮像装置に
おいて、被写体の動きを検出して、その動き量に応じて
撮像レートや信号処理レートを変化させることにより、
被写体の動きが少ないときの電力削減を図るようにした
撮像装置が記載されている。
【0005】この撮像装置は、より詳しくは、システム
クロックを分周させることによってレート変換を行う手
段を備えており、基本クロックに対して(1/2)^n
(ここに^nはnのべき乗を表している)のステップで周
期を変化させることができるようになっている。
【0006】そして、異なる時間の画像信号同士を比較
することにより被写体の動き検出を行って、被写体の動
きが遅いときはシステムクロックのクロックスピードを
落とし、動きが速いときは該クロックスピードを上げる
ことにより、システムクロックレートにほぼ比例してい
るシステムの消費電力を低減させて、撮像装置全体の消
費電力削減を図るものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−136252号公報に記載されたものでは、
レートを可変させ得る精度が基本クロックの(1/2)
^n倍であるために、被写体が静止状態から急激に高速で
動き出すような場合には対応することができるが、被写
体の動きが徐々に連続的に変化するような場合には充分
に適応することができなかった。
【0008】この点について図6を参照して説明する。
図6は被写体の動きに応じた撮像レートの変化と表示レ
ートとを示すタイムチャートである。
【0009】例えば、被写体の移動速度が、図6(A)
に示すように、時間とともに徐々に減速している場合に
ついて考える。
【0010】このとき、上記公報に記載された技術で
は、上述したようにシステムクロックの変化が(1/
2)^n倍となっているために、例えば図6(B)に示す
ように、被写体の動きが早いときの撮像レートを<F>
とすると、被写体の動きが次第に遅くなってあるスレッ
シュを越えた時点で<F>/2となり、さらに被写体の
動きが遅くなって次のスレッシュを越えた時点で<F>
/4となるように制御される。
【0011】このように、上記公報に記載された技術で
は、動き判定を、静・動・その中間の3段階程度しか行
っていないために、動き判定のスレッシュにおいて、撮
像レートが極端に変化することになってしまっていた。
【0012】そして、上記公報に記載の技術は、撮像時
の消費電力の低減のみを目的としたものであるために、
上述のように撮像レートを変化させて記録した画像をい
かにして実時間動画再生するかについては特に具体的な
技術は述べられていない。
【0013】実時間動画再生を行う場合には、毎秒当た
りの表示フレーム数である表示レートが、例えば図6
(C)に示すように撮像レートに関わらず一定となるた
めに、この表示レートに合わせて表示フレームを補間す
ることが必要となる。これは、もし補間を行わないと、
動きの少ない被写体については毎秒当たりの撮像フレー
ム数が少ないために、実時間再生ができなくなるからで
ある。
【0014】しかし、上記公報に記載の技術では、フレ
ーム補間して動画再生したとしても、上述したように動
き判定による撮像レートの変化が大きいために、該スレ
ッシュ付近で表示用に補間再生される動画像が不自然と
なってしまっていた。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、被写体の動き量に応じた最適な処理を行うことが
できる電子的撮像装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による電子的撮像装置は、被写体の光
像を光電変換して読出レートに応じて出力する撮像手段
と、上記被写体の動き量を検出する動き量検出手段と、
この動き量検出手段により検出された動き量に応じて上
記撮像素子の読出レートを連続的に変化させる撮像素子
制御手段とを備えたものである。
【0017】また、第2の発明による電子的撮像装置
は、被写体の光像を光電変換して出力する撮像手段と、
上記被写体の動き量を検出する動き量検出手段と、この
動き量検出手段により検出された動き量に応じて単位時
間当たりのフレーム数を変化させて画像データを記録媒
体へ記録する記録手段とを備えたものである。
【0018】さらに、第3の発明による電子的撮像装置
は、被写体の光像を光電変換して出力する撮像手段と、
上記被写体の動き量を検出する動き量検出手段と、上記
撮像手段から出力される画像データを画像処理するもの
であって上記動き量検出手段により検出された動き量に
応じてその処理内容を変化させる画像処理手段とを備え
たものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図3は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は電子的撮像装置の構
成を示すブロック図、図2は周波数制御部の構成を示す
ブロック図、図3は動画再生を行うときの撮像レートに
応じたフレーム補間の様子を示す図である。
【0020】この電子的撮像装置は、図示しない撮影光
学系により結像された被写体像を光電変換して画像信号
として出力する撮像手段たる撮像素子1と、この撮像素
子1から出力される画像信号に基づいて被写体の動き量
を検出し定量値を出力する動き量検出手段たる動き検出
部2と、基本クロックを発生するクロック発生部4と、
上記動き検出部2による検出結果に基づいて上記クロッ
ク発生部4から出力される基本クロックの周波数を制御
し上記撮像素子1を駆動するためのクロックやシステム
クロックを作成する撮像素子制御手段、記録手段、画像
処理手段の一部となる周波数制御部3と、この周波数制
御部3により作成されたクロックに基づいて上記撮像素
子1を駆動する撮像素子制御手段たる駆動回路5と、上
記撮像素子1から出力される画像信号に種々の処理を施
す画像処理手段たる画像処理部6と、この画像処理部6
により処理された画像を記録する記録手段たる記録媒体
7と、を有して構成されている。
【0021】次に、図2を参照して上記周波数制御部3
の構成について説明する。
【0022】この周波数制御部3は、上記クロック発生
部4から入力される基本クロックと、後述する分周器3
dにより分周されたクロックとの位相を比較して位相差
を出力する位相比較器3aと、この位相比較器3aの出
力から高周波成分を除去するローパスフィルタ(LP
F)3bと、このローパスフィルタ3bを経た位相差が
0となるように電圧を制御して発振する電圧制御発振器
3cと、この電圧制御発振器3cの出力を上記動き検出
部2の検出結果に応じて分周して上記位相比較器3aに
出力する分周器3dと、を有して構成されている。
【0023】このように、この周波数制御部3は周波数
シンセサイザでなり、上記動き検出部2からの動き量定
量値に応じて分周器3dへの値を設定することにより、
システムクロック周波数を連続的に制御するようになっ
ている。
【0024】なお、周波数シンセサイザとしては、ミキ
シング法、プリスケーラ法、パルススワロ法などの様々
な手段があるが、この図2はこれらの各方式を統括して
示した図であり、使用周波数帯や用途に応じて適宜の方
式を選択すれば良い。
【0025】上記画像処理部6により処理されたフレー
ム単位の各画像データは、撮像レート情報を例えば各フ
レーム毎のヘッダに格納する等により添付して、上記記
録媒体7に記憶するようになっている。
【0026】こうして記憶された画像データを画像再生
装置により再生する際には、上記ヘッダに格納した各画
像の撮像レート情報を参照して、その撮像レートに応じ
た補間画像を生成し、単位時間あたりの画像データ数
が、表示レートに合った所定フレーム数となるようにし
ている。
【0027】すなわち、図3(A)に示すように、例え
ばある撮像フレームf0を取得した後に、次の撮像フレ
ームf1を取得するまでの単位フレーム時間<f01>
が、表示レートの単位フレーム時間<F>の3倍であっ
たとすると、この間は、図3(B)に示すように、表示
用に2枚の補間フレーム(f0)を用意する。
【0028】この補間フレームは、取得した上記撮像フ
レームf0をそのまま使用しても良いし、あるいは、撮
像フレームf0と撮像フレームf1とを相関演算して時
間軸に沿った中間的な撮像フレームを作成するようにし
ても良い。
【0029】同様にして、撮像フレームf1と撮像フレ
ームf2との間は表示レートの単位フレーム時間<F>
の3倍であるために、表示用に2枚の補間フレーム(f
1)を用意し、撮像フレームf2と撮像フレームf3と
の間は表示レートの単位フレーム時間<F>の2倍であ
るために、表示用に1枚の補間フレーム(f2)を用意
し、撮像フレームf3と撮像フレームf4との間は表示
レートの単位フレーム時間<F>の2倍であるために、
表示用に1枚の補間フレーム(f3)を用意する。
【0030】なお、この図3においては、撮像レートが
表示レートよりも遅く、一方の周期が他方の周期の整数
倍である場合を例に上げたが、これに限るものではな
く、互いの周期が異なるあらゆる場合において、補間画
像を作成することができることはいうまでもない。
【0031】このような第1の実施形態によれば、シス
テムクロックを制御して撮像レートを連続的に変化させ
ているために、動きの遅い被写体を撮像するときには、
システム全体の消費電力を低減することができる。さら
に、毎秒の記録フレーム数が自動的に変化するために、
記録媒体の容量を節約してより長時間の画像記録を行う
ことが可能になる。
【0032】また、撮像レートに応じて表示用の画像を
補間するために、記録された画像フレーム数が少なくて
も、実時間再生を行うことができる。
【0033】そして、高速電子シャッタを切った状態で
連続して取得したフレーム画像を動画再生した場合に
は、撮像レートが遅いと、被写体の動作が不連続な画
像、喩えていえばストロボ効果的な画像となって見難く
なることがあるが、本実施形態では、撮像レートが遅く
なるのは被写体の動きが小さなときであるために、その
ような状況においても必然的に不連続画像とはなり難い
という利点がある。
【0034】図4,図5は本発明の第2の実施形態を示
したものであり、図4は電子的撮像装置の構成の一部を
示すブロック図、図5は電子的撮像装置の構成の他の一
部を示すブロック図である。
【0035】この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
【0036】この実施形態の電子的撮像装置は、上記第
1の実施形態の図1に示したものとほぼ同様に構成され
ているが、撮像側と画像処理側とで異なるクロックを用
いて処理を行うようにしたものである。
【0037】すなわち、この電子的撮像装置は、撮像素
子1からの出力が、一旦バッファメモリ8に蓄積された
後に、画像処理部6に出力されるようになっている。
【0038】また、上記クロック発生部4から発生され
る基本クロックは、上記周波数制御部3に入力されて周
波数が制御され、撮像素子1による撮像動作やバッファ
メモリ8へ書き込むためのデータ出力の制御に用いられ
るようになっている。
【0039】その一方で、上記クロック発生部4から発
生される基本クロックは、そのまま固定のシステムクロ
ックとして出力されて、バッファメモリ8からの画像デ
ータ出力や、画像処理部6による処理、あるいは記録媒
体7へデータを書き込むための処理等に用いられるよう
になっている。
【0040】こうして、撮像側と画像処理側での処理速
度に違いにより発生するウエイト分を、上記バッファメ
モリ8が緩衝するようになっている。
【0041】なお、このバッファメモリ8としては、書
き込みと読み出しを同時に行うことができるタイプのメ
モリを用いることが最も望ましく、このようなメモリと
しては例えばVRAMが挙げられる。
【0042】また、VRAMに限らず、適宜の可変レー
トで撮像されるフレーム画像を書き込むことができ、か
つ高速のシステムクロックでフレーム画像を読み出すこ
とができるようなメモリであれば、特に限定することな
く広い範囲のものを用いることが可能である。
【0043】こうして、バッファメモリ8から読み出さ
れた画像データは、画像処理部6に入力されて、撮像レ
ートに応じた所定の画像処理が選択されて、実行される
ようになっている。
【0044】ここに、上記所定の画像処理としては、例
えば次に示すようなものが挙げられる。
【0045】まず、ランダムノイズ抑圧処理(フレーム
加算平均処理)である。この処理は、上記バッファメモ
リ8のさらに後段に1フレーム分のメモリを用意して巡
回加算フィルタを構成することにより、ランダムノイズ
を抑制する処理である。これは画像が静止画である場合
に大きな効果を得られる処理である。
【0046】次に、パラメータの最適化による高画質化
処理が挙げられる。あらゆる画像処理は、演算を行う上
で必ず何らかのパラメータを用いることになるが、処理
時間を短縮するために、下の桁を丸めて精度を落とした
パラメータ値を用いることが多い。そこで、十分な処理
時間を取ることができる場合には、これらのパラメータ
の精度を上げ、さらに演算上で取り扱うデータのデータ
長を長くとってやることにより、高精度な演算処理を行
って画像の高画質化を図るものである。
【0047】なお、上記所定の画像処理は、ここに列挙
した処理に限定されるものではないことは勿論である。
【0048】こうして、被写体の動きが速く撮像のフレ
ームレートが高い場合には、多くの処理時間を要する煩
雑な画像処理を行わないようにして画像処理を高速に行
い、一方、被写体の動きが遅く撮像のフレームレートが
低い場合には、フレーム単位で行われる画像処理の時間
を長くとることができるために、上述したような所定の
画像処理を行って高画質化を図ることが可能となる。
【0049】また、フレームレートが低い場合に、その
フレームレートに合わせてシステムクロックまで低速化
してしまうと、画像処理も低速化して複雑な処理に追従
することができなくなってしまうために、バッファメモ
リ8を介した読み出し側、すなわち画像処理部6の側で
は、撮像レートに左右されることなく高速な固定システ
ムクロックを用いるようにしたものである。
【0050】さらに、もしシステムクロックを低速化さ
せた場合には、記録媒体7への記録や読み出し速度まで
低下してしまうことになる。特に、記録媒体7として回
転駆動を行うHDDや磁気ディスク等を使用した場合に
は、システムクロックの変化に応じて回転速度が随時変
化してしまい、回転速度変化後に回転動作が安定するの
に時間を要するために、その間は安定した記録動作を行
うのが困難となる。そこで上述したように、記録媒体7
への記録は高速な固定システムクロックで行うことによ
り、不安定な動作が発生することがないようにしてい
る。
【0051】こうして、撮像素子1から出力される次の
フレーム画像をバッファメモリ8に書き込み終わるまで
に、画像処理部6が必要に応じて高度な画像処理を完了
することができるようにしている。
【0052】また、上述したような所定の画像処理を選
択するための構成は、例えば図5に示すようになってい
る。
【0053】すなわち、上記駆動回路5により撮像素子
1を駆動する撮像レートは、撮像レート検出手段9によ
って検出され、その結果が例えばCPU等でなるシステ
ムコントローラ10に入力されるようになっている。
【0054】このシステムコントローラ10には、各種
の処理プログラムやデータ等が記録されているROM1
1が接続されていて、このROM11には、上記所定の
画像処理を行うための処理プログラムも記録されてい
る。
【0055】このような構成において、システムコント
ローラ10が、撮像レート検出手段9からの出力に基づ
いて上記所定の画像処理を行う時間的余裕があると判断
した場合には、上記ROM11から読み出した処理プロ
グラムに従って、上記画像処理部6を制御してフレーム
毎の画像データに上記所定の画像処理を施す。これによ
り、上記記録媒体7には、より高画質化の処理が施され
た画像データが記録されることになる。
【0056】一方、システムコントローラ10が、撮像
レート検出手段9からの出力によって、撮像レートが早
く上記所定の画像処理を行う時間的余裕がないと判断し
た場合には、上記ROM11から早いレートで入力され
る画像データを処理することができる処理プログラムを
読み出して、上記画像処理部6を制御し画像処理を行う
ようになっている。
【0057】このような第2の実施形態によれば、上述
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、被写体の動きが静止状態に近づくほど高度な画像処
理を行うことが可能となるために、動画よりも静止画が
高画質であることが望ましいという視覚的な要求に応え
たシステムとなる。
【0058】また、記録媒体への書き込み動作を制御す
るシステムクロックも固定の高速なものを用いているた
めに、書き込み動作に不安定性が発生することもない。
【0059】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。この第3の実施形態において、上述の第1,第
2の実施形態と同様である部分については説明を省略
し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0060】この第3の実施形態の構成は、上記図1ま
たは図4に示したものと同様であるために、必要に応じ
てこれらの図面を参照して説明する。
【0061】本実施形態は、フレーム画像中の動き検出
を行う範囲を限定して、この範囲内における被写体の動
きに応じて撮像レートを制御するようにしたものであ
る。
【0062】デジタルカメラやデジタルビデオカメラな
どでは、自動合焦(AF)制御や自動露出(AI,A
E)制御の処理が一般的に行われている。こうしたAF
制御やAE制御では、撮影フレーム画像中の所定のエリ
アに注目して、そのエリア内における画像の先鋭度や輝
度値を演算した結果に基づいて、焦点や露出を自動的に
設定するようになっている。
【0063】そこで、本実施形態の動き検出部2におい
ては、AF制御やAE制御に用いられるエリアと同等の
エリアに注目して動き検出を行い、検出された動き量定
量値に基づいて撮像レートを設定するようにしたもので
ある。
【0064】撮影者が狙うベストショットとしては、例
えば鳥が羽ばたく瞬間などが挙げられ、注目する被写体
が何らかの動作を行った瞬間である場合が少なくない。
【0065】そこで、上述したようにエリアを絞ること
により、注目していない背景が動くことによって高速化
した撮像レートで必要としないフレーム画像が記録され
てしまうのを未然に防ぎ、限られた記録媒体の容量を有
効活用することができるようにするとともに、電力の無
駄な消費を防ぐようにしたものである。
【0066】このような第3の実施形態によれば、上述
した第1,第2の実施形態とほぼ同様の効果を奏すると
ともに、フレーム画像中の注目している被写体の動作に
よって撮像レートが変化するようにしたために、注目し
ていない背景の動きにより撮像レートが高速化すること
はなく、記録媒体や電力の無駄な消費を防ぐことが可能
となる。
【0067】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0068】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0069】(1) 被写体の光像を光電変換して、読
出レートに応じて出力する撮像手段と、上記被写体の動
き量を検出する動き量検出手段と、この動き量検出手段
により検出された動き量に応じて、上記撮像素子の読出
レートを連続的に変化させる撮像素子制御手段と、を具
備したことを特徴とする電子的撮像装置。
【0070】(2) 被写体の光像を光電変換して出力
する撮像手段と、上記被写体の動き量を検出する動き量
検出手段と、この動き量検出手段により検出された動き
量に応じて、単位時間当たりのフレーム数を変化させて
画像データを記録媒体へ記録する記録手段と、を具備し
たことを特徴とする電子的撮像装置。
【0071】(3) 被写体の光像を光電変換して出力
する撮像手段と、上記被写体の動き量を検出する動き量
検出手段と、上記撮像手段から出力される画像データを
画像処理するものであって、上記動き量検出手段により
検出された動き量に応じてその処理内容を変化させる画
像処理手段と、を具備したことを特徴とする電子的撮像
装置。
【0072】(4) 被写体の光像を光電変換して、読
出レートに応じて出力する撮像手段と、この撮像手段か
ら出力される画像データを画像処理する画像処理手段
と、この画像処理手段により処理された画像データを記
録媒体へ記録する記録手段と、上記被写体の動き量を検
出する動き量検出手段と、この動き量検出手段により検
出された動き量に応じて、上記撮像素子の読出レートを
連続的に変化させる撮像素子制御手段と、を具備したこ
とを特徴とする電子的撮像装置。
【0073】(5) 上記記録手段は、上記動き量検出
手段により検出された動き量に応じて、単位時間当たり
のフレーム数を変化させて画像データを記録媒体へ記録
するものであることを特徴とする付記(4)に記載の電
子的撮像装置。
【0074】(6) 上記画像処理手段は、上記動き量
検出手段により検出された動き量に応じてその処理内容
を変化させるものであることを特徴とする付記(4)に
記載の電子的撮像装置。
【0075】(7) 上記画像処理手段は、上記動き量
検出手段により検出された動き量が小さいときには、動
き量が大きいときよりも高品質な画像データを得るため
の処理を行うものであることを特徴とする付記(3)ま
たは付記(6)に記載の電子的撮像装置。
【0076】(8) 上記撮像素子制御手段により制御
される読出レートに関わらず、上記画像処理手段による
処理レート、または上記記録手段による記録レートの少
なくとも一方は、一定であることを特徴とする付記
(4)に記載の電子的撮像装置。
【0077】(9) 上記動き量検出手段は、上記撮像
手段の出力に基づいて、被写体の動き量を検出するもの
であることを特徴とする付記(1)、付記(2)、付記
(3)、または付記(4)に記載の電子的撮像装置。
【0078】(10) 上記記録手段は、上記読出レー
トに係るデータを、フレーム毎の画像データのヘッダに
記録するものであることを特徴とする付記(4)に記載
の電子的撮像装置。
【0079】(11) 被写体の動き量に応じて、撮像
素子の読出レートを連続的に変化させることを特徴とす
る電子的撮像装置。
【0080】(12) 被写体の動き量に応じて、単位
時間当たりの記録フレーム数を変化させることを特徴と
する電子的撮像装置。
【0081】(13) 被写体の動き量に応じて、画像
処理の内容を変化させることを特徴とする電子的撮像装
置。
【0082】(14) 単位時間当たりのフレーム数を
変化させて画像データを記録した記録媒体から、該画像
データを読み出して、そのフレーム数に応じた補間画像
を作成することにより、単位時間当たりの表示フレーム
数を一定にすることを特徴とする画像再生装置。
【0083】従って、付記(1)に記載の発明によれ
ば、被写体の動き量に応じて撮像素子の読出レートを連
続的に変化させているために、消費電力の低減を図るこ
とができるとともに、スムーズな連続画像を得ることが
可能となる。
【0084】また、付記(2)に記載の発明によれば、
被写体の動き量に応じて単位時間当たりのフレーム数を
変化させて画像データを記録媒体へ記録するようにした
ために、消費電力の低減を図ることができるとともに、
記録媒体の記録容量を有効に活用することが可能とな
る。
【0085】さらに、付記(3)に記載の発明によれ
ば、被写体の動き量に応じて画像処理の処理内容を変化
させているために、最適な画像処理を行うことができ、
動き量が少ないときには高品質な処理画像を得ることが
可能となる。
【0086】付記(4)に記載の発明によれば、被写体
の動き量に応じて撮像素子の読出レートを連続的に変化
させているために、消費電力の低減を図ることができる
とともに、スムーズな連続画像を得ることが可能とな
る。
【0087】付記(5)に記載の発明によれば、付記
(4)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、被
写体の動き量に応じて単位時間当たりのフレーム数を変
化させて画像データを記録媒体へ記録するようにしたた
めに、更なる消費電力の低減を図って、記録媒体の記録
容量を有効に活用することが可能となる。
【0088】付記(6)に記載の発明によれば、付記
(4)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、被
写体の動き量に応じて画像処理の処理内容を変化させて
いるために、最適な画像処理を行うことができ、動き量
が少ないときには高品質な処理画像を得ることが可能と
なる。
【0089】付記(7)に記載の発明によれば、付記
(3)または付記(6)に記載の発明と同様の効果を奏
するとともに、動き量が小さく静止画に近い場合に、視
覚的に要求される高品質な画像データを得ることが可能
となる。
【0090】付記(8)に記載の発明によれば、付記
(4)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、読
出レートに関わらず、画像データの処理や画像データの
記録を、通常のレートで高速に行うことができる。
【0091】付記(9)に記載の発明によれば、付記
(1)、付記(2)、付記(3)、または付記(4)に
記載の発明と同様の効果を奏するとともに、撮像手段の
出力を用いて動き量の検出を行っているために、撮像系
とは独立して設ける場合に比して、回路構成を簡潔に
し、コストを削減することが可能となる。
【0092】付記(10)に記載の発明によれば、付記
(4)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、読
出レートに係るデータをヘッダに記録しているために、
再生時に該データを参照することにより、容易に読出レ
ートを把握することができて、読出レートに応じたフレ
ーム数の補間等を行うことが可能となる。
【0093】付記(11)に記載の発明によれば、被写
体の動き量に応じて撮像素子の読出レートを連続的に変
化させているために、消費電力の低減を図ることができ
るとともに、スムーズな連続画像を得ることが可能とな
る。
【0094】付記(12)に記載の発明によれば、被写
体の動き量に応じて単位時間当たりの記録フレーム数を
変化させているために、消費電力の低減を図ることがで
きるとともに、記録媒体の記録容量を有効に活用するこ
とが可能となる。
【0095】付記(13)に記載の発明によれば、被写
体の動き量に応じて画像処理の内容を変化させているた
めに、最適な画像処理を行うことができ、動き量が少な
いときには高品質な処理画像を得ることが可能となる。
【0096】付記(14)に記載の発明によれば、フレ
ーム数に応じた補間画像を作成しているために、記録さ
れた画像データの単位時間当たりのフレーム数が変化し
ても、再生時には一定のフレーム数で実時間再生するこ
とができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の電子的撮像装置によれば、被写体の動き量に応じて
撮像素子の読出レートを連続的に変化させているため
に、消費電力の低減を図ることができるとともに、スム
ーズな連続画像を得ることが可能となる。
【0098】また、請求項2による本発明の電子的撮像
装置によれば、被写体の動き量に応じて単位時間当たり
のフレーム数を変化させて画像データを記録媒体へ記録
するようにしたために、消費電力の低減を図ることがで
きるとともに、記録媒体の記録容量を有効に活用するこ
とが可能となる。
【0099】さらに、請求項3による本発明の電子的撮
像装置によれば、被写体の動き量に応じて画像処理の処
理内容を変化させているために、最適な画像処理を行う
ことができ、動き量が少ないときには高品質な処理画像
を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電子的撮像装置の構
成を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施形態における周波数制御部の構
成を示すブロック図。
【図3】上記第1の実施形態において、動画再生を行う
ときの撮像レートに応じたフレーム補間の様子を示す
図。
【図4】本発明の第2の実施形態の電子的撮像装置の構
成の一部を示すブロック図。
【図5】上記第2の実施形態の電子的撮像装置の構成の
他の一部を示すブロック図。
【図6】従来例における被写体の動きに応じた撮像レー
トの変化と表示レートとを示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…撮像素子(撮像手段) 2…動き検出部(動き量検出手段) 3…周波数制御部(撮像素子制御手段の一部,記録手段
の一部、画像処理手段の一部) 4…クロック発生部 5…駆動回路(撮像素子制御手段の一部) 6…画像処理部(画像処理手段の一部) 7…記録媒体(記録手段の一部) 8…バッファメモリ 9…撮像レート検出手段 10…システムコントローラ 11…ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 行弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 日高 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 智幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 窪田 明広 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA00 AB31 AB67 AC42 AC69

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の光像を光電変換して、読出レー
    トに応じて出力する撮像手段と、 上記被写体の動き量を検出する動き量検出手段と、 この動き量検出手段により検出された動き量に応じて、
    上記撮像素子の読出レートを連続的に変化させる撮像素
    子制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子的撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体の光像を光電変換して出力する撮
    像手段と、 上記被写体の動き量を検出する動き量検出手段と、 この動き量検出手段により検出された動き量に応じて、
    単位時間当たりのフレーム数を変化させて画像データを
    記録媒体へ記録する記録手段と、 を具備したことを特徴とする電子的撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体の光像を光電変換して出力する撮
    像手段と、 上記被写体の動き量を検出する動き量検出手段と、 上記撮像手段から出力される画像データを画像処理する
    ものであって、上記動き量検出手段により検出された動
    き量に応じてその処理内容を変化させる画像処理手段
    と、 を具備したことを特徴とする電子的撮像装置。
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