JP2000348979A - 電気二重層コンデンサの電極製造方法 - Google Patents

電気二重層コンデンサの電極製造方法

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JP2000348979A
JP2000348979A JP16209699A JP16209699A JP2000348979A JP 2000348979 A JP2000348979 A JP 2000348979A JP 16209699 A JP16209699 A JP 16209699A JP 16209699 A JP16209699 A JP 16209699A JP 2000348979 A JP2000348979 A JP 2000348979A
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electrode element
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JP16209699A
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Noriaki Itou
令朗 伊藤
Toshihiro Hijikata
登志弘 土方
Tetsunori Iwamoto
哲範 岩本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電極素子を積層する際に、帯状のセパレ
ータを精度良く折り返すことができると共に、該セパレ
ータを介して迅速に各電極素子を積層することができ、
作業効率を向上させることができる電気二重層コンデン
サの電極製造方法を提供する。 【解決手段】帯状のセパレータ4に互いに逆方向に折り
曲げられた第1の折目5と第2の折目6とを交互に形成
する折目形成工程を設ける。折目形成工程により両折目
5,6が複数形成されたセパレータ4を、複数の電極素
子2,3が積層される積層位置11に向かって供給する
セパレータ供給工程を設ける。積層位置11に供給され
たセパレータ4の両折目5,6を介して重なるセパレー
タ4の間に電極素子2,3を交互に挿入する電極素子挿
入工程を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気二重層コンデ
ンサの電極製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気二重層コンデンサは、複数
の電極素子がセパレータを介して積層された電極を備え
ており、該電極の各電極素子から延出された集電リード
を同極毎にまとめて電極端子に接合した構成となってい
る。各電極素子は、集電部材の表面に分極性電極を備
え、該集電部材の片側から延出されたアルミニウム箔か
らなる帯状の集電リードを備えている。また、各電極素
子を積層するときには、各電極素子の分極性電極間にセ
パレータが介在される。
【0003】この種の電気二重層コンデンサの電極とし
て、帯状のセパレータを複数折り返して蛇腹状に形成
し、折り返し部分を介して複数形成される対向するセパ
レータ間に、各電極素子を交互に介在させて形成したも
のが知られている。
【0004】従来、この種の電極を製造する場合には、
図5(a)に示すように、各電極素子40,41の積層
位置に設けられて左右にスライドする位置決めケース4
2に、帯状のセパレータ43を連続して供給する。位置
決めケース42の上方位置においてセパレータ43の両
側には、位置決めケース42内に各電極素子40.41
が載置されたときに下降して各電極素子40,41を押
さえる一対の押さえローラ44,45が設けられてい
る。
【0005】そして先ず、図5(a)に示すように、位
置決めケース42内に敷かれたセパレータ43上に電極
素子40を載置したとき、第1の押さえローラ44が下
降して位置決めケース42の一側壁側の電極素子40の
端部を押圧する。次いで、図5(b)に示すように、位
置決めケース42が図中右方向にスライドされ、第1の
押さえローラ44が上昇して押さえを解除する。続い
て、図5(c)に示すように、位置決めケース42が、
その他側壁側にセパレータ43が供給される位置までス
ライドされると、該セパレータ43上に電極素子41が
載置され、第2の押さえローラ45が下降して位置決め
ケース42の他側壁側の電極素子41の端部を押圧す
る。これにより、位置決めケース42内に連続して供給
されたセパレータ43を、位置決めケース42の他側壁
側で折り返すことができる。次いで、図5(d)に示す
ように、位置決めケース42が図中左方向にスライドさ
れ、第2の押さえローラ45が上昇して押さえを解除す
る。その後、図5(e)に示すように、位置決めケース
42が、その一側壁側にセパレータ43が供給される位
置までスライドされると、該セパレータ43上に電極素
子40が載置され、第1の押さえローラ44が下降して
位置決めケース42の一側壁側の電極素子40の端部を
押圧する。そして以上の作業を繰り返して、蛇腹状のセ
パレータ43を介して複数の電極素子40,41が交互
に積層される。
【0006】以上の方法によれば、前記位置決めケース
42内に供給されるセパレータ43は、一対の押さえロ
ーラ44,45によって位置決めケース42の一側壁側
と他側壁側とで折り返し部分が形成される。しかし、各
押さえローラ44,45による各電極素子40,41の
端部の押圧タイミングが、セパレータ43の供給速度及
び位置決めケース42の移動と正確に同期しない場合に
はセパレータ43に弛み等が生じるおそれがある。その
ため、各押さえローラ44,45の制御を高精度に行う
必要があり、装置構成も複雑となる不都合がある。
【0007】また、位置決めケース42への電極素子4
0,41の載置の度に、各押さえローラ44,45によ
って各電極素子40,41の端部を押圧して、セパレー
タ43の折り返し部分を形成しなければならないため
に、比較的長い時間を要し、作業効率が低下する不都合
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、複数の電極素子を積層する際に、帯状の
セパレータを精度良く折り返すことができると共に、該
セパレータを介して迅速に各電極素子を積層することが
でき、作業効率を向上させることができる電気二重層コ
ンデンサの電極製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、蛇腹状に折り曲げられた連続するセパ
レータを介して複数の電極素子を交互に積み重ねて積層
された電極を形成する電気二重層コンデンサの電極製造
方法であって、帯状のセパレータの長手方向に所定間隔
を存して互いに逆方向に折り曲げられた第1の折目と第
2の折目とを交互に形成する折目形成工程と、該折目形
成工程により複数の第1の折目と複数の第2の折目とが
交互に形成された前記セパレータを、前記複数の電極素
子が積層される積層位置に向かって供給するセパレータ
供給工程と、該積層位置に供給された前記セパレータの
第1の折目を介して対向するセパレータの間と第2の折
目を介して対向するセパレータの間とに交互に前記電極
素子を挿入する電極素子挿入工程とを備えることを特徴
とする。
【0010】本発明によれば、前記帯状のセパレータ
は、前記折目形成工程によって所定間隔を存して前記第
1の折目と前記第2の折目とが交互に形成され、前記セ
パレータ供給工程によって前記積層位置に供給される。
該積層位置に供給されたセパレータには、前記第1の折
目と第2の折目とが交互に形成されていることによって
所謂折り癖が付けられており、例えば従来のような押圧
ローラを設けることなく、前記積層位置に供給するだけ
で所定の位置毎に折り返して該積層位置に載置すること
ができる。
【0011】ここで、前記積層位置においては、前記セ
パレータが供給されている間に、前記電極素子挿入工程
によって、該セパレータの第1の折目の内側と第2の折
目の内側とに交互に電極素子が挿入される。このとき、
前記セパレータには前記折目形成工程によって、既に折
り癖が付けられているので、電極素子挿入工程において
は、該セパレータの第1の折目の内側と第2の折目の内
側とに交互に各電極素子を挿入すればよく、従来のよう
な押圧ローラを設けることを不要として、セパレータを
介して各電極素子を迅速且つ正確に積層することができ
る。
【0012】また、本発明において、前記電極素子挿入
工程は、前記電極素子を解除自在に吸着保持する第1電
極素子保持手段を、前記積層位置に供給された前記セパ
レータの一側面側から第1の折目の内側に向かって進出
させて第1の折目を介して対向するセパレータの間に前
記電極素子を挿入する工程と、前記電極素子を解除自在
に吸着保持する第2電極素子保持手段を、前記積層位置
に供給された前記セパレータの他側面側から第2の折目
の内側に向かって進出させて第2の折目を介して対向す
るセパレータの間に前記電極素子を挿入する工程とが交
互に行われることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、先ず、載置位置に供給さ
れたセパレータの先端部上に、電極素子を吸着保持した
前記第1電極素子保持手段を進出させ、該第1電極素子
保持手段による電極素子の吸着を解除して該電極素子を
載置位置のセパレータ上に載置する。該第1電極素子保
持手段は電極素子の吸着を解除すると後退して載置位置
から離反する。次いで、該セパレータの供給が続けられ
ると、該セパレータに既に形成されている第1の折目を
介して該セパレータが自重で折り返されて該電極素子上
に重なる。
【0014】続いて、載置位置のセパレータ上に、電極
素子を吸着保持した前記第2電極素子保持手段を進出さ
せ、該第2電極素子保持手段による電極素子の吸着を解
除して該電極素子を載置位置のセパレータ上に載置す
る。そして、該セパレータの供給が続けられると、該セ
パレータに既に形成されている第2の折目を介して該セ
パレータが自重で折り返されて該電極素子上に重なる。
【0015】このようにして、セパレータを供給しつつ
第1電極素子保持手段と第2電極素子保持手段を交互に
進出させて電極素子を載置するだけで、セパレータの第
1の折目の内側と第2の折目の内側とに電極素子を挿入
することができ、セパレータを介して各電極素子が積層
された電極を迅速に形成して作業効率を向上させること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の装置を模式的に示す
説明図、図2は図1の装置における折目形成工程を示す
説明図、図3は図1の装置における電極素子挿入工程を
示す説明図、図4は本実施形態によって製造される電極
の構造を示す説明的斜視図である。
【0017】本実施形態によって製造される電気二重層
コンデンサの電極1は、図4に示すように、複数の電極
素子(陽極電極素子2と陰極電極素子3)が紙製シート
材により形成された帯状のセパレータ4を介して積層さ
れたものである。該セパレータ4は、所定方向に折り曲
げられた第1の折目5と、該第1の折目5と逆方向に折
り曲げられた第2の折目6とを介して交互に蛇腹状に折
り返され、該セパレータ4の互いに対向する平坦な各仕
切部7の間に各電極素子2,3が一枚ずつ介在されてい
る。陽極電極素子2と陰極電極素子3とは前記セパレー
タ4を介して交互に積層されている。陽極電極素子2の
一端には集電リード8が一方側寄りから延出され、陰極
電極素子3の一端には集電リード9が他方側寄りから延
出されている。これらの集電リード8,9は各極性毎に
束ねられ、図示しない陽極と陰極との一対の電極端子に
夫々接続される。
【0018】次に、本実施形態の装置構成を説明する。
該装置10は、図1に模式的に示すように、前記電極素
子2,3が積層される積層位置11に設けられたトレー
状の位置決めケース12と、該位置決めケース12に向
かって前記セパレータ4を供給するセパレータ供給手段
13と、前記位置決めケース12の内部に陽極電極素子
2を移載する陽極電極素子移載装置14と、前記位置決
めケース12の内部に陰極電極素子3を移載する陰極電
極素子移載装置15とを備えている。
【0019】前記セパレータ供給手段13は、図1に示
すように、帯状のセパレータ4をロール状に巻回したセ
パレータロール16と、該セパレータロール16からセ
パレータ4を引き出して下流に送り出す供給ローラ17
とを備えている。更に、前記セパレータ供給手段13
は、セパレータ4に前記第1の折目5(図4参照)を形
成する第1折目形成部材18を前記供給ローラ17の下
流に備え、セパレータ4に前記第2の折目6(図4参
照)を形成する第2折目形成部材19を前記第1折目形
成部材18の下流に備えている。なお、以上の構成によ
るセパレータ供給手段13は、図示しないフレームによ
りフロア20の上方に支持されている。
【0020】前記供給ローラ17は、図示しない回転駆
動装置により回転駆動され、セパレータ4を送り出すと
きには、該セパレータ4を所定の長さ寸法毎(図4を参
照すればセパレータ4の仕切部71枚分の長さ毎)に間
欠的に送り出す。そして、詳しくは後述するが、該供給
ローラ17によってセパレータ4がその仕切部72枚分
の長さに送り出される毎(間欠引き出し時の一時停止が
1回置き毎)に同期して、前記第1折目形成部材18と
前記第2折目形成部材19とが作動するようになってい
る。
【0021】前記積層位置11の位置決めケース12
は、図1に示すように、フロア20に設けられたレール
21に沿って図中横方向に移動自在に設けられている。
該位置決めケース12は、図示しないシリンダ等の駆動
手段により前記レール21に沿って移動される。該駆動
手段によって、該位置決めケース12は、前記供給ロー
ラ17によるセパレータ4の送り出しに同期して、該セ
パレータ4に設けられた前記折目5,6の折り曲げ方向
に従って、セパレータ4の供給位置を該位置決めケース
12の一側壁側と他側壁側とに交互に変更しながら該セ
パレータ4を収容する。
【0022】前記陽極電極素子移載装置14は、図1に
示すように、陽極電極素子貯留部22内に積み上げて貯
留された複数の陽極電極素子2を一枚ずつ前記位置決め
ケース12内に移載するものである。該陽極電極素子移
載装置14は、フロア20に立設された一対の案内ロッ
ド23に沿って昇降自在の第1昇降フレーム24を備え
ている。該第1昇降フレーム24は案内ロッド23の上
端部に設けられたモータ25により回転駆動されるボー
ルネジ26に螺合しており、該ボールネジ26の回転に
より案内ロッド23に沿って昇降される。
【0023】また、該第1昇降フレーム24は、前記積
層位置11に向かって水平に進退する進退ロッド27
と、該進退ロッド27を駆動する図示しない進退手段と
を備えている。該進退ロッド27の先端部には支持部材
28を介して吸着パッド29が支持されている。該吸着
パッド29は、図示しないが、エア吸引手段に接続され
た吸引口を備えており、前記陽極電極素子2を解除自在
に吸着して保持できるようになっている。
【0024】前記陰極電極素子移載装置15は、陰極電
極素子貯留部30内に積み上げて貯留された複数の陰極
電極素子3を一枚ずつ前記位置決めケース12内に移載
するものである。該陰極電極素子移載装置15は、図1
に示すように、前記陽極電極素子移載装置14と同様な
構成を有して、前記積層位置11を介して陽極電極素子
移載装置14に対向して設けられている。即ち、該陰極
電極素子移載装置15は、フロア20に立設された一対
の案内ロッド31に沿って昇降自在の第2昇降フレーム
32を備えている。該第2昇降フレーム32は案内ロッ
ド31の上端部に設けられたモータ33により回転駆動
されるボールネジ34に螺合しており、該ボールネジ3
4の回転により案内ロッド31に沿って昇降される。
【0025】該第2昇降フレーム32は、前記積層位置
11に向かって水平に進退する進退ロッド35と、該進
退ロッド35を駆動する図示しない進退手段とを備えて
いる。該進退ロッド35の先端部には、図示しないエア
吸引手段に接続された吸引口を備える吸着パッド36が
支持部材37を介して支持されている。
【0026】次に、以上の構成による図1示の装置10
を用いた電極1の製造方法を説明する。先ず、図2
(a)に示すように、供給ローラ17の回転によりセパ
レータ4が所定の長さ送り出されると、該供給ローラ1
7が停止し、第1折目形成部材18と第2折目形成部材
19とによって折目形成工程が行われる。即ち、図2
(b)に示すように、第1折目形成部材18が下降して
セパレータ4を下方に押圧する。同時に第2折目形成部
材19がセパレータ4を挟んで上方に押し上げる。これ
により、第1折目形成部材18が押圧した部分に第1の
折目5が形成され、同時に第2折目形成部材19により
押し上げられた部分に第2の折目6が形成される。この
とき、第1折目形成部材18と第2折目形成部材19と
の間に位置するセパレータ4は前記仕切部7(図4参
照)とされる。
【0027】該折目形成工程は、前記供給ローラ17が
セパレータ4を仕切部72枚分送り出して停止したとき
に行われ、これによって、セパレータ4には所定間隔
(即ち仕切部71枚分の間隔)を存して第1の折目5と
第2の折目6とが交互に形成され、所謂折り癖が付けら
れる。その後、第1折目形成部材18と第2折目形成部
材19とが元の位置に戻り、供給ローラ17が作動して
セパレータ4を送り出す。
【0028】該供給ローラ17はセパレータ4を仕切部
71枚分送り出す毎に一時停止する間欠的な送り出しを
行う。従って、図1に示すように、第1の折目5と第2
の折目6とが交互に形成されたセパレータ4は該折目
5,6一つ毎に間欠的に前記位置決めケース12に供給
される。
【0029】そして、該位置決めケース12において
は、図1に示すように、陽極電極素子移載装置14と陰
極電極素子移載装置15とによって電極素子挿入工程が
行われる。該電極素子挿入工程においては、先ず、図3
(a)に示すように、前記位置決めケース12がレール
21の右端側に位置され、前記セパレータ4の最初の仕
切部7が前記位置決めケース12の内部に載置される。
該位置決めケース12がレール21の右端側に向かって
移動している間には、前記陽極電極素子移載装置14の
吸着パッド29が陽極電極素子貯留部22(図1参照)
から陽極電極素子2を吸着保持する作動が行われる。
【0030】そして、図1及び図3(a)に示すよう
に、位置決めケース12がレール21の右端側に位置し
たとき、前記進退ロッド27が積層位置11に向かって
進出し、続いて、第1昇降フレーム24が下降すること
によって陽極電極素子2が吸着パッド29に保持された
状態で位置決めケース12に収納される。そして、吸着
パッド29が陽極電極素子2の吸着を解除し、第1昇降
フレーム24が上昇して吸着パッド29が進退ロッド2
7を介して後退される。これにより、位置決めケース1
2のセパレータ4上に陽極電極素子2が載置される。こ
のような陽極電極素子2の載置は前記供給ローラ17が
停止しているときに行われる。
【0031】次いで、前記供給ローラ17がセパレータ
4を送り出すと同時に、図3(b)に示すように、位置
決めケース12がレール21の左端側に移動される。セ
パレータ4は、第1の折目5によって折り癖が付けられ
ているので、位置決めケース12が移動するだけで該第
1の折目5を狭める方向に自重で折れ曲がる。
【0032】そして、図3(c)に示すように、位置決
めケース12がレール21の左端側に位置したとき、セ
パレータ4が第1の折目5を介して折り返されて仕切部
7が陽極電極素子2上に載置される。該位置決めケース
12が停止したとき、前記供給ローラ17によるセパレ
ータ4の供給も同時に停止される。そして該セパレータ
4の供給が停止されている間に、前記陽極電極素子2の
移載と同様にして、陰極電極素子3の移載が行われる。
即ち、図1及び図3(c)に示すように、前記進退ロッ
ド35が第2昇降フレーム32から進出し、続いて、第
2昇降フレーム32が下降して、陰極電極素子3が吸着
パッド36に保持された状態で位置決めケース12に収
納される。そして、吸着パッド36が陰極電極素子3の
吸着を解除すると、第2昇降フレーム32及び進退ロッ
ド35の作動によって後退される。これにより、位置決
めケース12のセパレータ4上に陰極電極素子3が載置
される。
【0033】その後、前記供給ローラ17がセパレータ
4を送り出したと同時に、図3(d)に示すように、位
置決めケース12がレール21の右端側に移動される。
このときにも、セパレータ4には第2の折目6によって
折り癖が付けられているので、位置決めケース12の移
動に伴って自重で折れ曲がり、陰極電極素子3上に仕切
部7が載置される。
【0034】その後、以上の電極素子挿入工程が繰り返
して行なわれ、位置決めケース12内に所定の枚数の電
極素子2,3の移載が終了したときには、図示しないカ
ッターが位置決めケース12の上方位置に進出して、最
上層の陰極電極素子3に載置されたセパレータ4の仕切
部7の一端側に位置する第2の折目6に沿って切断され
る。これにより、位置決めケース12内にセパレータ4
を介して複数の電極素子2,3が積層されてなる、図4
に示した形状の電極1が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実現する一実施形態の装置を模
式的に示す説明図。
【図2】図1の装置における折目形成工程を示す説明
図。
【図3】図1の装置における電極素子挿入工程を示す説
明図。
【図4】本実施形態によって製造された電極の説明的斜
視図。
【図5】従来の電極の製造方法の一部を示す説明図。
【符号の説明】
1…電極、2…陽極電極素子(電極素子)、3…陰極電
極素子(電極素子)、4…セパレータ、5…第1の折
目、6…第2の折目、29…吸着パッド(第1電極素子
保持手段)、36…吸着パッド(第2電極素子保持手
段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛇腹状に折り曲げられた連続するセパレー
    タを介して複数の電極素子を交互に積み重ねて積層され
    た電極を形成する電気二重層コンデンサの電極製造方法
    であって、 帯状のセパレータの長手方向に所定間隔を存して互いに
    逆方向に折り曲げられた第1の折目と第2の折目とを交
    互に形成する折目形成工程と、 該折目形成工程により複数の第1の折目と複数の第2の
    折目とが交互に形成された前記セパレータを、前記複数
    の電極素子が積層される積層位置に向かって供給するセ
    パレータ供給工程と、 該積層位置に供給された前記セパレータの第1の折目を
    介して対向するセパレータの間と第2の折目を介して対
    向するセパレータの間とに交互に前記電極素子を挿入す
    る電極素子挿入工程とを備えることを特徴とする電気二
    重層コンデンサの電極製造方法。
  2. 【請求項2】前記電極素子挿入工程は、前記電極素子を
    解除自在に吸着保持する第1電極素子保持手段を、前記
    積層位置に供給された前記セパレータの一側面側から第
    1の折目の内側に向かって進出させて第1の折目を介し
    て対向するセパレータの間に前記電極素子を挿入する工
    程と、前記電極素子を解除自在に吸着保持する第2電極
    素子保持手段を、前記積層位置に供給された前記セパレ
    ータの他側面側から第2の折目の内側に向かって進出さ
    せて第2の折目を介して対向するセパレータの間に前記
    電極素子を挿入する工程とが交互に行われることを特徴
    とする請求項1記載の電気二重層コンデンサの電極製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009088280A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nippon Chemicon Corp 電気二重層キャパシタの製造方法

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