JP2000348293A - 動態管理システム - Google Patents

動態管理システム

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JP2000348293A
JP2000348293A JP15682599A JP15682599A JP2000348293A JP 2000348293 A JP2000348293 A JP 2000348293A JP 15682599 A JP15682599 A JP 15682599A JP 15682599 A JP15682599 A JP 15682599A JP 2000348293 A JP2000348293 A JP 2000348293A
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polling
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JP15682599A
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Kanji Kataoka
完二 片岡
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局の台数が多くなったとしても、システ
ム全体のレスポンスを保持することのできる動態管理シ
ステムを提供すること。 【解決手段】 移動局1にはナビゲーション装置が装備
され、基地局14が、移動局1の位置情報のポーリング
を行い、移動局1の位置情報を取得することによって、
各移動局1の配車等を行う動態管理システムにおいて、
移動局1に動態入力手段23を備え、基地局14が、動
態入力手段23から入力された動態情報を受信すること
ができるようにし、受信した動態情報が停止(現着、帰
署等)を表している場合には、移動局1に対して位置情
報のポーリングを行わないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動態管理システムに
関し、より詳細には、基地局が移動局(例えば、救急車
や消防車等の緊急車両、タクシー)の位置情報を取得す
ることによって、各移動局の配車等を効率良く行うこと
のできる動態管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来における動態管理システム
の要部を概略的に示したブロック図である。図中1は移
動局を示しており、移動局1には、マイコン2、走行距
離を取得するための車速センサ3、進行方向を取得する
ためのジャイロセンサ4、アンテナ6を介して衛星から
のGPS信号を受信するためのGPS受信機5、電子地
図データ等が記憶されたCD−ROM8から電子地図デ
ータ等を取り込むことのできるCDドライブ7、操作手
段としてのリモコン装置9、表示画面10aを有した表
示装置としてのディスプレイ10、及び基地局14との
通信を行うための無線機12とアンテナ13とを含んで
構成された通信手段11が装備されている。
【0003】マイコン2は、取得した走行距離や、進行
方向や、GPS信号に基づいて自車位置を割り出し、割
り出した自車位置と電子地図データとを合わせる(いわ
ゆる、マップマッチング処理を行う)ことによって、自
車位置が正確に示された地図をディスプレイ10aへ表
示するようになっている。
【0004】また、マイコン2は、後述するポーリング
シーケンスを受信すると、移動局1の位置情報を通信手
段11を介して、基地局14へ送信したり、操作手段と
してのリモコン装置9から入力された情報等を通信手段
11を介して、基地局14へ送信するようになってい
る。
【0005】基地局14には、マイコン15、アンテナ
17を介して衛星からのGPS信号を受信するためのG
PS受信機16、移動局1への指令等を入力するための
指令入力手段18、表示画面19aを有した表示装置と
してのディスプレイ19、及び移動局1との通信を行う
ための無線機21とアンテナ22とを含んで構成された
通信手段20が装備されている。
【0006】マイコン15は、通信手段20を介して、
移動局1に対してマイコン2で求められた位置情報のポ
ーリング(通信を行う相手にポーリングシーケンスを送
信して、相手に所望のデータを送信するよう勧誘するこ
と)を行い、移動局1の位置情報を取得することによっ
て、各移動局1の配車等を行うようになっている。ま
た、マイコン15は、GPSの誤差情報、渋滞情報、道
路規制情報、指令入力手段18から入力された指令情報
等の各種情報を通信手段20を介して、移動局1へ送信
するようになっている。
【0007】GPSに誤差があることは既に知られてい
るが、この誤差は、緯度、経度が確認された基地局14
で取得したGPS情報の測位結果と実際の位置データと
を照合することによって取得することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、基地局14にお
ける位置情報のポーリングは、通信回線のトラフィッ
ク、すなわち通信回線の混雑具合に関係なく一定周期
(例えば、1回/1秒)で行われていた。
【0009】前記ポーリングを行う対象となる移動局の
台数が少ないときには、上記したように、1回/1秒の
ペースで前記ポーリングを行ったとしても、トラフィッ
クはさほど大きくならないので問題は生じない。
【0010】ところが、前記移動局の台数が多くなる
と、トラフィックが増大してしまい、前記位置情報以外
の通信(例えば、災害現場の位置情報や、災害状況等の
情報の通信)ができなくなったり、リアルタイムな処理
が不可能になるといった問題がある。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、前記移動局の台数が多くなったとしても、システ
ム全体のレスポンスを保持することのできる動態管理シ
ステムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る動態管理システム(1)
は、移動局には、基地局との通信を行うための第1の通
信手段と、前記移動局の位置情報を算出する位置情報算
出手段とが装備され、前記基地局には、前記移動局との
通信を行うための第2の通信手段と、前記移動局から前
記位置情報算出手段により求められた位置情報のポーリ
ングを行うポーリング手段とが装備された動態管理シス
テムにおいて、前記移動局が、該移動局の動態情報を前
記第1の通信手段を介して前記基地局へ送信するための
動態情報送信制御手段を備え、前記基地局が、前記第2
の通信手段を介して受信した前記動態情報に応じて、前
記ポーリング手段による前記ポーリングを行わせるか否
かの判断を行う判断手段を備えていることを特徴として
いる。
【0013】また、本発明に係る動態管理システム
(2)は、上記動態管理システム(1)において、前記
移動局が、使用者が前記移動局の動態情報を入力するた
めの動態入力手段を備え、前記動態情報送信制御手段
が、前記動態入力手段からの動態情報を前記基地局へ送
信するものであることを特徴としている。
【0014】また、本発明に係る動態管理システム
(3)は、上記動態管理システム(1)において、前記
動態情報送信制御手段が、前記移動局側のパーキングブ
レーキのON/OFF状態を前記動態情報として、前記
基地局へ送信するものであることを特徴としている。
【0015】また、本発明に係る動態管理システム
(4)は、上記動態管理システム(1)〜(3)のいず
れかにおいて、前記判断手段が、前記受信した動態情報
が前記移動局の停止を表している場合に、前記ポーリン
グ手段による前記ポーリングを行わせないようにするも
のであることを特徴としている。
【0016】また、本発明に係る動態管理システム
(5)は、上記動態管理システム(1)〜(4)のいず
れかにおいて、前記判断手段が、前記受信した動態情報
が前記移動局の停止を表していない場合に、前記ポーリ
ング手段による前記ポーリングを行わせるようにするも
のであることを特徴としている。
【0017】上記動態管理システム(1)〜(5)のい
ずれかによれば、前記基地局は前記移動局の動態情報を
取得することができ、取得した動態情報(例えば、前記
移動局が停止しているか否かといったこと)に応じて、
前記移動局の位置情報のポーリングを前記移動局に対し
て行うか否かの判断を行うことができる。
【0018】例えば、前記移動局が停止している場合に
は、前記位置情報に変化はないので、前記移動局に対し
て前記ポーリングを行う必要がない。従って、前記動態
情報が前記移動局の停止を表している場合には、前記移
動局に対して、前記ポーリングを行わないようにするこ
とによって、トラフィックを軽減することができる。こ
れによって、出動している移動局の台数が多い状態にあ
ったとしても、システム全体のレスポンスを保持するこ
とができる。
【0019】また、停止していた移動局が再び走行する
ようになった場合には、前記移動局に対して前記ポーリ
ングを行う必要があるので、前記動態情報が前記移動局
の停止を表していない場合には、前記移動局に対して、
前記ポーリングを行うようにする。これによって、前記
移動局の位置情報が更新される状態になったら、自動的
に前記ポーリングを行うことができるので、使用者に余
計な手を煩わせることなく、前記位置情報の取得を開始
することができる。
【0020】救急車や、消防車等の緊急車両に、車両の
動態情報、例えば、出動、現着(現場到着)、現出(現
場からの出発)、帰署等を使用者が入力するための動態
入力手段が装備されている場合には、前記動態入力手段
からの動態情報を前記移動局から前記基地局へ送信する
ことによって、前記基地局は前記動態情報を取得するこ
とができる。
【0021】また、前記動態入力手段が装備されていな
いタクシー等の場合には、前記移動局のパーキングブレ
ーキのON/OFF状態を前記動態情報として、前記移
動局から前記基地局へ送信することによって、前記基地
局は前記動態情報を取得することができる。
【0022】また、本発明に係る動態管理システム
(6)は、移動局には、基地局との通信を行うための第
1の通信手段と、前記移動局の位置情報を算出する位置
情報算出手段とが装備され、前記基地局には、前記移動
局との通信を行うための第2の通信手段と、前記移動局
から前記位置情報算出手段により求められた位置情報の
ポーリングを行うポーリング手段とが装備された動態管
理システムにおいて、前記基地局が、前記ポーリングを
行う対象となる移動局の台数を検出する移動局台数検出
手段と、該移動局台数検出手段により検出された台数に
基づいて、前記ポーリング手段による前記ポーリングを
行う間隔を変更する変更手段とを備えていることを特徴
としている。
【0023】また、本発明に係る動態管理システム
(7)は、上記動態管理システム(6)において、前記
変更手段が、前記移動局検出手段により検出された台数
が所定台数以上の場合に、前記間隔を通常時よりも広げ
るようにするものであることを特徴としている。
【0024】上記動態管理システム(6)又は(7)に
よれば、前記基地局は、前記ポーリングを行う対象とな
る移動局の台数に基づいて、前記ポーリングを行う間隔
を変更することができる。
【0025】例えば、前記ポーリングを行う対象となる
移動局(例えば、出動している救急車や消防車)の台数
が所定台数以上の場合に、通常時と同じように、1回/
1秒のペースで前記ポーリングを行うと、「発明が解決
しようとする課題」の項目で説明したように、トラフィ
ックが増大してしまい、前記位置情報以外の通信(例え
ば、災害現場の位置情報や、災害状況等の情報の通信)
ができなくなったり、リアルタイムな処理が不可能にな
ってしまうので、前記台数が所定台数以上の場合には、
前記ポーリングを行う間隔を通常時よりも広げる(例え
ば、1回/5秒)ことによって、トラフィックを軽減す
ることができる。これによって、出動している移動局の
台数が多くなったとしても、システム全体のレスポンス
を保持することができる。
【0026】また、本発明に係る動態管理システム
(8)は、上記動態管理システム(1)〜(7)のいず
れかにおいて、前記ポーリング手段によるポーリング
が、通常時における動作と異なった状態である場合に
は、該状態を使用者に告知するための第1の告知手段を
備えていることを特徴としている。
【0027】上記動態管理システム(8)によれば、前
記ポーリングが通常時における動作と異なった状態であ
ることを、使用者に告知することによって、使用者の混
乱を防止することができる。
【0028】また、本発明に係る動態管理システム
(9)は、移動局には、基地局との通信を行うための第
1の通信手段と、前記移動局の位置情報を算出する位置
情報算出手段とが装備され、前記基地局には、前記移動
局との通信を行うための第2の通信手段と、前記移動局
から前記位置情報算出手段により求められた位置情報の
ポーリングを行うポーリング手段と、指令情報や渋滞情
報等の各種情報を前記第2の通信手段を介して前記移動
局へ送信するための各種情報送信制御手段とが装備され
た動態管理システムにおいて、前記基地局が、前記ポー
リングを行う対象となる移動局の台数を検出する移動局
台数検出手段と、該移動局台数検出手段により検出され
た台数に基づいて、前記各種情報送信制御手段による情
報の送信に制限を加える制限手段とを備えていることを
特徴としている。
【0029】また、本発明に係る動態管理システム(1
0)は、上記動態管理システム(9)において、前記制
限手段が、前記移動局検出手段により検出された台数が
所定台数以上の場合に、前記各種情報に優先順位を設
け、前記各種情報のうち優先順位の低い情報を送信しな
いようにするものであることを特徴としている。
【0030】また、本発明に係る動態管理システム(1
1)は、上記動態管理システム(9)において、前記制
限手段が、前記移動局検出手段により検出された台数が
所定台数以上の場合に、前記各種情報に優先順位を設
け、前記各種情報のうち優先順位の低い情報の送信間隔
を通常時よりも広げるようにするものであることを特徴
としている。
【0031】また、本発明に係る動態管理システム(1
2)は、上記動態管理システム(9)〜(11)のいず
れかにおいて、前記各種情報送信制御手段による情報の
送信が、通常時における動作と異なった状態である場合
には、前記状態を使用者に告知するための第2の告知手
段を備えていることを特徴としている。
【0032】上記動態管理システム(9)〜(12)の
いずれかによれば、前記基地局は、前記ポーリングを行
う対象となる移動局の台数に基づいて、前記各種情報の
送信に制限を加えることができる。
【0033】例えば、前記ポーリングを行う対象となる
移動局(例えば、出動している救急車や消防車)の台数
が多くなってくると、トラフィックが増大してしまい、
前記位置情報以外の通信(例えば、災害現場の位置情報
や、災害状況等の情報の通信)ができなくなったり、リ
アルタイムな処理が不可能になってしまうので、前記台
数が所定台数以上の場合には、前記各種情報のうち優先
順位の低い情報を送信しないようにしたり、又は優先順
位の低い情報の送信間隔を通常時よりも広げることによ
って、トラフィックを軽減することができる。これによ
って、出動している移動局の台数が多くなったとして
も、システム全体のレスポンスを保持することができ
る。
【0034】また、前記各種情報の送信が通常時におけ
る動作と異なった状態であることを、使用者に告知する
ことによって、使用者の混乱を防止することができる。
【0035】また、本発明に係る動態管理システム(1
3)は、上記動態管理システム(1)〜(12)のいず
れかにおいて、前記判断手段、前記変更手段、及び/又
は前記制限手段による制御を行わせるか否かを、使用者
が選択することのできる第1の選択手段と、該第1の選
択手段からの選択に応じて、これら手段による制御の稼
働制御を行う第1の稼働制御手段とを備えていることを
特徴としている。
【0036】また、本発明に係る動態管理システム(1
4)は、上記動態管理システム(13)において、前記
第1の選択手段により選択された選択状態が記憶される
記憶手段を備えると共に、前記第1の稼働制御手段が、
前記記憶手段に記憶された選択状態に基づいて、これら
手段による制御の稼働制御を行うものであり、前記記憶
手段へはバックアップ電源からの電力が供給されるよう
になっていることを特徴としている。
【0037】上記動態管理システム(13)又は(1
4)によれば、使用者の用件に応じて、これら制御の適
用範囲を選択することができるので、使用勝手の良いシ
ステムとすることができる。
【0038】また、使用者の用件に応じて選択された選
択状態は、バックアップ電源からの電力が供給される前
記記憶手段に記憶されるので、いわゆる主電源がOFF
されたとしても、前記選択状態を前記記憶手段に記憶さ
せておくことができる。従って、主電源のON/OFF
の度に、選択設定をし直す必要がないので、システムの
利便性の向上を図ることができる。
【0039】また、本発明に係る動態管理システム(1
5)は、上記動態管理システム(1)〜(14)のいず
れかにおいて、前記判断手段、前記変更手段、及び/又
は前記制限手段による制御の対象となる移動局を所定の
条件に基づいて設定する設定手段と、該設定手段により
設定された設定状態に応じて、対象となる移動局に対し
て、これら手段による制御の稼働制御を行う第2の稼働
制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0040】また、本発明に係る動態管理システム(1
6)は、上記動態管理システム(1)〜(14)のいず
れかにおいて、前記判断手段、前記変更手段、及び/又
は前記制限手段による制御の対象となる移動局を、前記
基地局側の使用者が選択することのできる第2の選択手
段と、該第2の選択手段からの選択に応じて、対象とな
る移動局に対して、これら手段による制御の稼働制御を
行う第3の稼働制御手段とを備えていることを特徴とし
ている。
【0041】上記動態管理システム(15)又は(1
6)によれば、所定の条件に基づいて、又は前記基地局
側の使用者の選択に応じて、前記判断手段、前記変更手
段、及び/又は前記制限手段による制御の対象となる移
動局を決定することができるので、必要な情報を、必要
な移動局だけに送信することが可能になる。
【0042】例えば、火災現場に指令車と、消防ポンプ
や放水銃等を備えた消防車と、救急車とで向かう場合に
は、指令車にさえ伝えておけば十分な情報もあるので、
そのような情報は各消防車や救急車には送信しないよう
にすることによって、トラフィックを軽減することがで
きる。これによって、出動している移動局の台数が多く
なったとしても、システム全体のレスポンスを保持する
ことができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る動態管理シス
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0044】図1は、実施の形態(1)に係る動態管理
システムの要部を概略的に示したブロック図である。こ
こでは、図8に示した動態管理システムと同様の構成部
分については同符号を付し、その説明を省略する。
【0045】図中23は、使用者が移動局1の動態情
報、例えば、出動、現着(現場到着)、現出(現場から
の出発)、帰署を入力するための動態入力手段を示して
おり、動態入力手段23はマイコン2に接続されてい
る。マイコン2は、動態入力手段23からの動態情報を
通信手段11を介して、基地局14へ送信するようにな
っている(動態情報送信制御手段の動作に相当)。
【0046】基地局14側のマイコン15は、通信手段
20を介して受信した動態情報に応じて、移動局1にお
ける位置情報のポーリングを行うか否かの判断を行うよ
うになっている(判断手段の動作に相当)。
【0047】次に、実施の形態(1)に係る動態管理シ
ステムにおけるマイコン15の動作を図2に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、移動局1からの
動態情報を受信したか否かを判断する(S1)。前記動
態情報を受信したと判断すれば、移動局1の位置情報の
ポーリングを行っているか否かを示すフラグf1 (行っ
ている場合:f1 =1)が1であるか否かを判断する
(S2)。
【0048】S2の判断で、フラグf1 が1であると判
断すれば、すなわち、移動局1の位置情報のポーリング
を行っている場合には、前記動態情報が現着又は帰署
(すなわち、移動局1が停止状態)であるか否かを判断
し(S3)、移動局1が停止状態であると判断すれば、
移動局1に対する位置情報のポーリングを中止し(S
4)、フラグf1 を0にする(S5)。
【0049】一方、S2の判断で、フラグf1 が1でな
いと判断すれば、すなわち、位置情報のポーリングを行
っていない場合には、前記動態情報が出動又は現出(す
なわち、移動局1が移動中)であるか否かを判断し(S
6)、移動局1が移動中であると判断すれば、移動局1
に対する位置情報のポーリングを開始し(S7)、フラ
グf1 を1にする(S8)。
【0050】上記実施の形態(1)に係る動態管理シス
テムによれば、基地局14は移動局1の動態情報(出
動、現着、現出、帰署)を取得することができ、取得し
た動態情報に応じて、前記ポーリングを移動局1に対し
て行うか否かの判断を行うことができる。
【0051】前記動態情報が現着又は帰署であるとき、
すなわち移動局1が停止している場合には、前記位置情
報に変化はないので、移動局1に対して前記ポーリング
を行う必要がない。従って、前記動態情報が現着又は帰
署である場合には、移動局1に対して、前記ポーリング
を行わないようにすることによって、トラフィックを軽
減することができる。これによって、出動している移動
局の台数が多い状態にあったとしても、システム全体の
レスポンスを保持することができる。
【0052】また、停止していた移動局1が走行するよ
うになった場合には、前記ポーリングを行う必要がある
ので、前記動態情報が出動又は現出である場合には、移
動局1に対して、前記ポーリングを行うようにする。こ
れによって、移動局1の位置情報が更新される状態にな
ったら、自動的に前記ポーリングを行うことができるの
で、使用者に余計な手を煩わせることなく、前記位置情
報の取得を開始することができる。
【0053】図3は、実施の形態(2)に係る動態管理
システムの要部を概略的に示したブロック図である。こ
こでは、図8に示した動態管理システムと同様の構成部
分については同符号を付し、その説明を省略する。
【0054】図中24は、移動局1のパーキングブレー
キSWを示しており、パーキングブレーキSW24はマ
イコン2に接続されている。パーキングブレーキSW2
4はパーキングブレーキのON/OFF状態を示すもの
であり、パーキングブレーキのON状態は移動局1の停
止を示し、OFF状態は移動局1が移動中であることを
示す。
【0055】マイコン2は、パーキングブレーキSW2
4から出力される信号に対応した、移動局1の動態情報
を通信手段11を介して、基地局14へ送信するように
なっている(動態情報送信制御手段の動作に相当)。
【0056】次に、実施の形態(2)に係る動態管理シ
ステムにおけるマイコン15の動作を図4に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、移動局1からの
動態情報を受信したか否かを判断する(S11)。前記
動態情報を受信したと判断すれば、移動局1の位置情報
のポーリングを行っているか否かを示すフラグf1 (行
っている場合:f1 =1)が1であるか否かを判断する
(S12)。
【0057】S12の判断で、フラグf1 が1であると
判断すれば、すなわち、移動局1の位置情報のポーリン
グを行っている場合には、前記動態情報が移動局1の停
止を表しているか否かを判断し(S13)、移動局1の
停止を表していると判断すれば、移動局1に対する位置
情報のポーリングを中止し(S14)、フラグf1 を0
にする(S15)。
【0058】一方、S12の判断で、フラグf1 が1で
ないと判断すれば、すなわち、位置情報のポーリングを
行っていない場合には、前記動態情報が移動局1の移動
中を表しているか否かを判断し(S16)、移動局1の
移動中を表していると判断すれば、移動局1に対する位
置情報のポーリングを開始し(S17)、フラグf1
1にする(S18)。
【0059】上記実施の形態(2)に係る動態管理シス
テムによれば、基地局14は移動局1の動態情報を取得
することができ、取得した動態情報に応じて、前記ポー
リングを移動局1に対して行うか否かの判断を行うこと
ができる。
【0060】移動局1が停止している場合には、前記位
置情報に変化はないので、移動局1に対して前記ポーリ
ングを行う必要がない。従って、前記動態情報が移動局
1の停止を表している場合には、移動局1に対して、前
記ポーリングを行わないようにすることによって、トラ
フィックを軽減することができる。これによって、出動
している移動局の台数が多くなったとしても、システム
全体のレスポンスを保持することができる。
【0061】また、停止していた移動局1が走行するよ
うになった場合には、前記ポーリングを行う必要がある
ので、前記動態情報が移動局1の移動中を表している場
合には、移動局1に対して、前記ポーリングを行うよう
にする。これによって、移動局1の位置情報が更新され
る状態になったら、自動的に前記ポーリングを行うこと
ができるので、使用者に余計な手を煩わせることなく、
前記位置情報の取得を開始することができる。
【0062】次に、実施の形態(3)に係る動態管理シ
ステムについて説明する。実施の形態(3)に係る動態
管理システムのシステム構成図は、図1に示した動態管
理システムと同様であるので、ここではその説明を省略
する。
【0063】マイコン2は、動態入力手段23からの動
態情報を通信手段11を介して、基地局14へ送信する
ようになっており、基地局14側のマイコン15は、通
信手段20を介して受信した動態情報(出動、帰署)に
基づいて、位置情報のポーリングを行う対象となる移動
局の台数を検出するようになっている(移動局台数検出
手段の動作に相当)。すなわち、「出動」という動態情
報を受けた場合、プラス1とし、「帰署」という動態情
報を受けた場合、マイナス1とする。
【0064】また、マイコン15は、前記ポーリングを
行う対象となる移動局の台数に基づいて、前記ポーリン
グを行う間隔を変更するようになっている(変更手段の
動作に相当)。
【0065】次に、実施の形態(3)に係る動態管理シ
ステムにおけるマイコン15の動作を図5に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。但し、ここでのカウン
タCは、位置情報のポーリングを行う対象となる移動局
の台数を示す。
【0066】まず、移動局1からの動態情報を受信した
か否かを判断する(S21)。前記動態情報を受信した
と判断すれば、次に、前記動態情報が出動であるか否
か、すなわち、移動局1が位置情報のポーリングを行う
対象に新たに加わったものであるか否かを判断し(S2
2)、移動局1が前記対象に新たに加わったと判断すれ
ば、カウンタCに1を加える(S23)。
【0067】次に、カウンタCが所定値C’以上である
か否かを判断し(S24)、所定値C’以上であると判
断すれば、前記ポーリングを行う間隔を1回/5秒に変
更する(S25)。
【0068】一方、S22の判断で、移動局1が前記対
象に新たに加わったものでないと判断すれば、次に、前
記動態情報が帰署であるか否か、すなわち、移動局1が
位置情報のポーリングを行う対象から外れたものである
か否かを判断し(S26)、移動局1が前記対象から外
れたものと判断すれば、カウンタCから1を差し引く
(S27)。
【0069】次に、カウンタCが所定値C’未満である
か否かを判断し(S28)、所定値C’未満であると判
断すれば、前記ポーリングを行う間隔を1回/1秒に変
更する(S29)。
【0070】上記実施の形態(3)に係る動態管理シス
テムによれば、基地局14は、前記ポーリングを行う対
象となる移動局の台数Cに基づいて、前記ポーリングを
行う間隔を変更することができる。
【0071】前記ポーリングを行う対象となる移動局
(出動している救急車や消防車)の台数Cが所定台数
C’以上の場合に、通常時と同じように、1回/1秒の
ペースで前記ポーリングを行うと、「発明が解決しよう
とする課題」の項目で説明したように、トラフィックが
増大してしまい、前記位置情報以外の通信ができなくな
ったり、リアルタイムな処理が不可能になってしまうの
で、台数Cが所定台数C’以上の場合には、前記ポーリ
ングを行う間隔を通常時よりも広げる(1回/5秒)こ
とによって、トラフィックを軽減することができる。こ
れによって、出動している移動局の台数が多くなったと
しても、システム全体のレスポンスを保持することがで
きる。
【0072】ここでは、前記ポーリングを行う対象とな
る移動局を「出動」と「帰署」とに基づいて検出するよ
うにしているが、「現出」、「現着」、パーキングブレ
ーキのON/OFF状態等を考慮することによって、前
記対象となる移動局が少なくなるように絞り込んでもよ
い。
【0073】上記実施の形態(1)〜(3)のいずれか
に係る動態管理システムにおいて、前記ポーリングが、
通常時における動作と異なった状態である場合には、マ
イコン15が表示画面19aへ前記状態を表したアイコ
ン等で表示するようにしてもよい。これによって、前記
ポーリングが通常時における動作と異なった状態である
ことを、使用者に告知することによって、使用者の混乱
を防止することができる。
【0074】次に、実施の形態(4)に係る動態管理シ
ステムについて説明する。実施の形態(4)に係る動態
管理システムのシステム構成図は、図1に示した動態管
理システムと同様であるので、ここではその説明を省略
する。
【0075】マイコン2は、動態入力手段23からの動
態情報を通信手段11を介して、基地局14へ送信する
ようになっており、基地局14側のマイコン15は、通
信手段20を介して受信した動態情報(出動、帰署)に
基づいて、位置情報のポーリングを行う対象となる移動
局の台数を検出するようになっている(移動局台数検出
手段の動作に相当)。すなわち、「出動」という動態情
報を受けた場合、プラス1とし、「帰署」という動態情
報を受けた場合、マイナス1とする。
【0076】また、マイコン15は、「従来の技術」の
項目で説明したように、GPSの誤差情報、渋滞情報、
道路規制情報、指令入力手段18から入力された指令情
報等の各種情報を通信手段20を介して、移動局1へ送
信するようになっているが、前記ポーリングを行う対象
となる移動局の台数に基づいて、これら情報の送信に制
限を加えるようになっている(制限手段の動作に相
当)。
【0077】次に、実施の形態(4)に係る動態管理シ
ステムにおけるマイコン15の動作を図6に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、移動局1からの
動態情報を受信したか否かを判断する(S31)。前記
動態情報を受信したと判断すれば、次に、前記動態情報
が出動であるか否か、すなわち、移動局1が位置情報の
ポーリングを行う対象に新たに加わったものであるか否
かを判断し(S32)、移動局1が前記対象に新たに加
わったと判断すれば、カウンタCに1を加える(S3
3)。
【0078】次に、カウンタCが所定値C’以上である
か否かを判断し(S34)、所定値C’以上であると判
断すれば、(予め設定しておいた各種情報の優先順位に
基づいて)優先順位の低い情報の送信間隔を広げる(S
35)。
【0079】一方、S32の判断で、移動局1が前記対
象に新たに加わったものでないと判断すれば、次に、前
記動態情報が帰署であるか否か、すなわち、移動局1が
位置情報のポーリングを行う対象から外れたものである
か否かを判断し(S36)、移動局1が前記対象から外
れたものと判断すれば、カウンタCから1を差し引く
(S37)。
【0080】次に、カウンタCが所定値C’未満である
か否かを判断し(S38)、所定値C’未満であると判
断すれば、優先順位の低い情報の送信間隔を通常時の間
隔に戻す(S39)。
【0081】上記実施の形態(4)に係る動態管理シス
テムによれば、基地局14は、前記ポーリングを行う対
象となる移動局の台数Cに基づいて、これら情報(GP
Sの誤差情報、渋滞情報、道路規制情報等)の送信に制
限を加えることができる。
【0082】前記ポーリングを行う対象となる移動局
(出動している救急車や消防車)の台数Cが多くなって
くると、トラフィックが増大してしまい、前記位置情報
以外の通信(例えば、災害現場の位置情報や、災害状況
等の情報の通信)ができなくなったり、リアルタイムな
処理が不可能になってしまうので、台数Cが所定台数
C’以上の場合には、これら情報のうち優先順位の低い
情報の送信間隔を広げることによって、トラフィックを
軽減することができる。これによって、出動している移
動局の台数が多くなったとしても、システム全体のレス
ポンスを保持することができる。
【0083】例えば、GPSの誤差情報は通常、1回/
1秒のペースで送信されているが、1回/5秒のペース
で送信したとしても、大きな問題にはならないので、G
PSの誤差情報は優先順位の低い情報として扱ってもよ
い。
【0084】また、ここでは優先順位の低い情報の送信
間隔を広げることによって、トラフィックの軽減を図っ
ているが、送信しなくてもさほど問題とならない場合に
は、全く送信しないようにしてもよい。
【0085】また、これら情報の送信が、通常時におけ
る動作と異なった状態である場合には、マイコン15が
表示画面19aへ前記状態を表したアイコン等で表示す
るようにしてもよい。これによって、これら情報の送信
が通常時における動作と異なった状態であることを、使
用者に告知することによって、使用者の混乱を防止する
ことができる。
【0086】ここでは、前記ポーリングを行う対象とな
る移動局を「出動」と「帰署」とに基づいて検出するよ
うにしているが、「現出」、「現着」、パーキングブレ
ーキのON/OFF状態等を考慮することによって、前
記対象となる移動局が少なくなるように絞り込んでもよ
い。
【0087】図7は、実施の形態(5)に係る動態管理
システムの要部を概略的に示したブロック図である。こ
こでは、図1に示した動態管理システムと同様の構成部
分については同符号を付し、その説明を省略する。
【0088】図中25は、移動局1からの動態情報に応
じた、移動局1の位置情報のポーリングを行うか否かの
判断(制御A)、ポーリングを行う対象となる移動局の
台数Cに基づいた、前記ポーリングを行う間隔の変更
(制御B)、及び前記ポーリングを行う対象となる移動
局の台数に基づいた、各種情報の送信の制限(制御
C)、これら制御A〜Cを行わせるか否かを、使用者が
選択することのできる選択手段を示しており、選択手段
25はマイコン15に接続されている。
【0089】選択手段25により選択された選択状態
は、メモリ26に記憶されるようになっている。また、
メモリ26は、バックアップ電源から電力が供給される
ようになっているマイコン15は、メモリ26に記憶さ
れた選択状態、すなわち、選択手段25により選択され
た選択状態に基づいて、これら制御を行うか否かを決定
するようになっている。
【0090】上記実施の形態(5)に係る動態管理シス
テムによれば、使用者の用件に応じて、これら制御の適
用範囲を選択することができるので、使用勝手の良いシ
ステムとすることができる。
【0091】また、使用者の用件に応じて選択された選
択状態は、バックアップ電源からの電力が供給されるメ
モリ26に記憶されるので、いわゆる主電源がOFFさ
れたとしても、前記選択状態をメモリ26に記憶させて
おくことができる。従って、主電源のON/OFFの度
に、選択設定をし直す必要がないので、システムの利便
性の向上を図ることができる。
【0092】また、上記実施の形態(1)〜(5)のい
ずれかに係る動態管理システムにおいて、制御A、制御
B、及び/又は制御Cの対象となる移動局を所定の条件
に基づいて決定するようにしてもよい。
【0093】例えば、火災現場に指令車と、消防ポンプ
や放水銃等を備えた消防車と、救急車とで向かう場合に
は、指令車にさえ伝えておけば十分な情報もあるので、
そのような情報は、指令車だけに送信するようにし、各
消防車や救急車には送信しないようにする。これによっ
て、トラフィックを軽減することができ、出動している
移動局の台数が多くなったとしても、システム全体のレ
スポンスを保持することができる。
【0094】また、制御A、制御B、及び/又は制御C
の対象となる移動局の決定を、使用者が任意に選択する
ことができるように、選択手段を設け、該選択手段から
の選択に応じて、マイコン15を稼働させるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る動態管理シス
テムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る動態管理システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図3】実施の形態(2)に係る動態管理システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
【図4】実施の形態(2)に係る動態管理システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図5】実施の形態(3)に係る動態管理システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図6】実施の形態(4)に係る動態管理システムにお
けるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図7】実施の形態(5)に係る動態管理システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
【図8】従来の動態管理システムの要部を概略的に示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 移動局 2、15 マイコン 11、20 通信手段 14 基地局 23 動態入力手段 24 パーキングブレーキSW 25 選択手段 26 メモリ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局には、基地局との通信を行うため
    の第1の通信手段と、前記移動局の位置情報を算出する
    位置情報算出手段とが装備され、 前記基地局には、前記移動局との通信を行うための第2
    の通信手段と、前記移動局から前記位置情報算出手段に
    より求められた位置情報のポーリングを行うポーリング
    手段とが装備された動態管理システムにおいて、 前記移動局が、該移動局の動態情報を前記第1の通信手
    段を介して前記基地局へ送信するための動態情報送信制
    御手段を備え、 前記基地局が、前記第2の通信手段を介して受信した前
    記動態情報に応じて、前記ポーリング手段による前記ポ
    ーリングを行わせるか否かの判断を行う判断手段を備え
    ていることを特徴とする動態管理システム。
  2. 【請求項2】 前記移動局が、使用者が前記移動局の動
    態情報を入力するための動態入力手段を備え、 前記動態情報送信制御手段が、前記動態入力手段からの
    動態情報を前記基地局へ送信するものであることを特徴
    とする請求項1記載の動態管理システム。
  3. 【請求項3】 前記動態情報送信制御手段が、前記移動
    局側のパーキングブレーキのON/OFF状態を前記動
    態情報として、前記基地局へ送信するものであることを
    特徴とする請求項1記載の動態管理システム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段が、前記受信した動態情報
    が前記移動局の停止を表している場合に、前記ポーリン
    グ手段による前記ポーリングを行わせないようにするも
    のであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項
    に記載の動態管理システム。
  5. 【請求項5】 前記判断手段が、前記受信した動態情報
    が前記移動局の停止を表していない場合に、前記ポーリ
    ング手段による前記ポーリングを行わせるようにするも
    のであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項
    に記載の動態管理システム。
  6. 【請求項6】 移動局には、基地局との通信を行うため
    の第1の通信手段と、前記移動局の位置情報を算出する
    位置情報算出手段とが装備され、 前記基地局には、前記移動局との通信を行うための第2
    の通信手段と、前記移動局から前記位置情報算出手段に
    より求められた位置情報のポーリングを行うポーリング
    手段とが装備された動態管理システムにおいて、 前記基地局が、前記ポーリングを行う対象となる移動局
    の台数を検出する移動局台数検出手段と、該移動局台数
    検出手段により検出された台数に基づいて、前記ポーリ
    ング手段による前記ポーリングを行う間隔を変更する変
    更手段とを備えていることを特徴とする動態管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記変更手段が、前記移動局検出手段に
    より検出された台数が所定台数以上の場合に、前記間隔
    を通常時よりも広げるようにするものであることを特徴
    とする請求項6記載の動態管理システム。
  8. 【請求項8】 前記ポーリング手段によるポーリング
    が、通常時における動作と異なった状態である場合に
    は、該状態を使用者に告知するための第1の告知手段を
    備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの
    項に記載の動態管理システム。
  9. 【請求項9】 移動局には、基地局との通信を行うため
    の第1の通信手段と、前記移動局の位置情報を算出する
    位置情報算出手段とが装備され、 前記基地局には、前記移動局との通信を行うための第2
    の通信手段と、前記移動局から前記位置情報算出手段に
    より求められた位置情報のポーリングを行うポーリング
    手段と、指令情報や渋滞情報等の各種情報を前記第2の
    通信手段を介して前記移動局へ送信するための各種情報
    送信制御手段とが装備された動態管理システムにおい
    て、 前記基地局が、前記ポーリングを行う対象となる移動局
    の台数を検出する移動局台数検出手段と、該移動局台数
    検出手段により検出された台数に基づいて、前記各種情
    報送信制御手段による情報の送信に制限を加える制限手
    段とを備えていることを特徴とする動態管理システム。
  10. 【請求項10】 前記制限手段が、前記移動局検出手段
    により検出された台数が所定台数以上の場合に、前記各
    種情報に優先順位を設け、前記各種情報のうち優先順位
    の低い情報を送信しないようにするものであることを特
    徴とする請求項9記載の動態管理システム。
  11. 【請求項11】 前記制限手段が、前記移動局検出手段
    により検出された台数が所定台数以上の場合に、前記各
    種情報に優先順位を設け、前記各種情報のうち優先順位
    の低い情報の送信間隔を通常時よりも広げるようにする
    ものであることを特徴とする請求項9記載の動態管理シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記各種情報送信制御手段による情報
    の送信が、通常時における動作と異なった状態である場
    合には、前記状態を使用者に告知するための第2の告知
    手段を備えていることを特徴とする請求項9〜11のい
    ずれかの項に記載の動態管理システム。
  13. 【請求項13】 前記判断手段、前記変更手段、及び/
    又は前記制限手段による制御を行わせるか否かを、使用
    者が選択することのできる第1の選択手段と、該第1の
    選択手段からの選択に応じて、これら手段による制御の
    稼働制御を行う第1の稼働制御手段とを備えていること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の動
    態管理システム。
  14. 【請求項14】 前記第1の選択手段により選択された
    選択状態が記憶される記憶手段を備えると共に、 前記第1の稼働制御手段が、前記記憶手段に記憶された
    選択状態に基づいて、これら手段による制御の稼働制御
    を行うものであり、 前記記憶手段へはバックアップ電源からの電力が供給さ
    れるようになっていることを特徴とする請求項13記載
    の動態管理システム。
  15. 【請求項15】 前記判断手段、前記変更手段、及び/
    又は前記制限手段による制御の対象となる移動局を所定
    の条件に基づいて設定する設定手段と、該設定手段によ
    り設定された設定状態に応じて、対象となる移動局に対
    して、これら手段による制御の稼働制御を行う第2の稼
    働制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜
    14のいずれかの項に記載の動態管理システム。
  16. 【請求項16】 前記判断手段、前記変更手段、及び/
    又は前記制限手段による制御の対象となる移動局を、前
    記基地局側の使用者が選択することのできる第2の選択
    手段と、該第2の選択手段からの選択に応じて、対象と
    なる移動局に対して、これら手段による制御の稼働制御
    を行う第3の稼働制御手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1〜14のいずれかの項に記載の動態管理シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103971576A (zh) * 2014-05-11 2014-08-06 中国科学技术大学 一种地铁车站关键结合部位火灾烟气控制模拟实验平台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103971576A (zh) * 2014-05-11 2014-08-06 中国科学技术大学 一种地铁车站关键结合部位火灾烟气控制模拟实验平台

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