JP2000348194A - 仮想空間制御データ受信装置、仮想空間制御データ送受信システム、仮想空間制御データ受信方法、および仮想空間制御データ受信プログラム記録媒体 - Google Patents

仮想空間制御データ受信装置、仮想空間制御データ送受信システム、仮想空間制御データ受信方法、および仮想空間制御データ受信プログラム記録媒体

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JP2000348194A
JP2000348194A JP2000074219A JP2000074219A JP2000348194A JP 2000348194 A JP2000348194 A JP 2000348194A JP 2000074219 A JP2000074219 A JP 2000074219A JP 2000074219 A JP2000074219 A JP 2000074219A JP 2000348194 A JP2000348194 A JP 2000348194A
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control data
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stream
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JP2000074219A
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English (en)
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Yoshiyuki Mochizuki
義幸 望月
Toshiya Naka
俊弥 中
Shigeo Asahara
重夫 浅原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インターネットなどのネットワー
クをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、音
声、テキストによって表現される動的な仮想空間におい
て、リアルタイムに仮想空間を再現できるばかりでな
く、閲覧者が選択的に物体を制御できる仮想空間制御デ
ータ受信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 動的な仮想空間を制御するための複数の
ストリーム形式のデータをその種類に応じて受信するス
トリームデータ受信手段と、仮想空間中で制御する対象
の制御データを入力する手動データ入力手段と、前記手
動データ入力手段で制御される対象に対しては前記手動
データ入力手段で入力された制御データを出力し、それ
以外の対象に対しては前記ストリームデータ受信手段で
受信したストリームデータを出力する制御データ出力手
段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのネットワークをベースとした3次元コンピュータグ
ラフィックス(以降、3次元CGと称す)や静止画像、
動画像、音声、テキストによって表現される動的な仮想
空間を制御するための仮想空間制御データ受信装置、仮
想空間制御データ送受信システム、仮想空間制御データ
受信方法、および仮想空間制御データ受信プログラム記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、3次元CGの利用分野として、W
WW(World Wide Web)などのインターネット上での仮
想商店(Virtual Mall)、電子取引(Electric Commerc
e)およびそれに関連する各種ホームページなどが注目
されている。特に、インターネットの急速な発達によっ
て、ゲームや映画などの比較的高品位の3次元CGを家
庭内で手軽に扱う環境が整いつつある。従来のWWWで
は、インターネットを介して、パーソナルコンピュータ
やワークステーションなどのサーバと呼ばれるマシン
に、パーソナルコンピュータなどの複数のクライアント
と呼ぶマシンが接続されており、クライアントからの要
求に応じて、サーバが提供する画像、音声、テキストお
よびウィンドー配置の情報などのデータをダウンロード
し、クライアント側で再構築することで、必要な情報を
得ることができる。このサーバとクライアント間の通信
には、TCP/IP(Transmission Control/Internet
Protocol)に基づく通信方法が採用されている。
【0003】従来、サーバ側から提供されるデータは、
主として、テキストデータおよび画像データのみであっ
たが、最近ではVRML(Virtual Reality Modeling L
anguage)や、VRMLのブラウザの標準化が進み、シ
ーンを構成する形状やテキスチャデータなどの3次元C
Gデータそのものを転送しようとする動きがある。
【0004】ここで、上記VRMLについて簡単に説明
する。HTML(Hyper Text Markup Language)などの
ように、画像およびテキストを主体とする従来のデータ
形式では、画像データ、特に、動画データを転送するの
に膨大な転送時間と転送コストが必要である。そのた
め、現状のシステムでは、ネットワークトラフィックの
制約がある。これに対し、従来の3次元CGでは、形状
を含めて視点情報や光源情報などの全てを3次元データ
で処理していた。3次元CG技術が進歩するにつれて、
生成画像の画質が急速に向上し、3次元CGデータをそ
のまま転送する方がデータ量の点からも非常に効率が良
くなっている。通常では、同等の画像データを転送する
場合の1/100以上のデータ圧縮率である。そこで、
ネットワークを介した3次元CGデータの転送方法を標
準化する動きが起こりつつある。その一つの取り組とし
て、VRMLと呼ぶ3次元CGデータの標準化が提案さ
れている(VRML Ver2.0)。VRML Ver2.0では、
プリミティブと呼ぶ形状データ、および各種の光源デー
タ、視点データ、テクスチャデータなどのデータフォー
マット、並びに剛体の移動の指定方法などを規定してい
る。
【0005】一方、従来の3次元CG分野で最近注目さ
れているのが、リアルタイムで画像を生成するアニメー
ション技術である。このリアルタイムのアニメーション
技術を用いることで、CMや映画を中心に3次元CGキ
ャラクタのリアルな動きを再現する工夫がなされてい
る。その一つとして人間などの複雑な形状を骨格構造で
表し、時々刻々変化する骨格の関節の移動量を定義する
ことで、複雑な動きを自然に再現できる。
【0006】しかし、VRMLを中心とする従来のイン
ターネット上での3次元CGモデリング言語では、人間
などの複雑な構造を持つ形状にリアルタイムで動作を設
定することができなかった。また、電話回線などの狭帯
域のネットワークを介して人間のようにリアルな動きを
する3次元CGキャラクタの動作データをリアルタイム
で送受信できないのが実情である。そこで、この問題を
解決すべく、3次元CGキャラクタの動作データをリア
ルタイムで送受信できる多次元ストリームデータの送受
信装置を提供することを目的として、例えば、特願平10
-203007号などの発明がなされた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
明においてはストリームデータ通りのシーンの再現をリ
アルタイムで行うことは可能であるが、閲覧者がそのシ
ーンに相互作用的に参加して、生成シーンそのものを制
御することができない。例えば、仮想空間中の物体を制
御してみたいと思っても、その物体は仮想空間の作成者
の意図通り、つまり、ストリームデータの通りには動く
ものの、その物体を閲覧者が操作することはできないと
いう問題を有していた。また、閲覧者が制御を行いたい
という物体を変えたいという要求にも答えることができ
ないという問題も有している。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、インターネットなどのネットワークをベースとした
3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによっ
て表現される動的な仮想空間において、リアルタイムに
仮想空間を再現できるばかりでなく、閲覧者が選択的に
物体を制御できる仮想空間制御データ受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る仮想空間制御データ受信装
置は、動的な仮想空間を制御するための複数のストリー
ム形式のデータをその種類に応じて受信するストリーム
データ受信手段と、仮想空間中で制御する対象の制御デ
ータを入力する手動データ入力手段と、前記手動データ
入力手段で制御される対象に対しては前記手動データ入
力手段で入力された制御データを出力し、それ以外の対
象に対しては前記ストリームデータ受信手段で受信した
ストリームデータを出力する制御データ出力手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2に係る仮想空間制
御データ受信装置は、動的な仮想空間を制御するための
複数のストリーム形式のデータをその種類に応じて受信
するストリームデータ受信手段と、仮想空間中で制御す
る対象を選択する選択データと選択された対象の制御デ
ータを入力する手動データ入力手段と、前記手動データ
入力手段で選択された対象に対しては前記手動データ入
力手段で入力された制御データを出力し、それ以外の対
象に対しては前記ストリームデータ受信手段で受信した
ストリームデータを出力する制御データ出力手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項3に係る仮想空間制
御データ受信装置は、請求項2に記載の仮想空間制御デ
ータ受信装置において、前記手動データ入力手段で入力
された制御データを前記手動データ入力手段で選択され
た対象に応じた制御データに変換する手動制御データ変
換手段を備え、前記制御データ出力手段が、前記手動デ
ータ入力手段で選択された対象に対しては前記手動制御
データ変換手段で変換された制御データを出力し、それ
以外の対象に対しては前記ストリームデータ受信手段で
受信したストリームデータを出力することを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の請求項4に係る仮想空間制
御データ受信装置は、請求項2に記載の仮想空間制御デ
ータ受信装置において、前記手動データ入力手段で入力
された選択データと制御データを他の仮想空間制御デー
タ受信装置に送信する手動データ送信手段と、他の仮想
空間制御データ受信装置で入力された選択データと制御
データを受信する手動データ受信手段と、を備え、前記
制御データ出力手段が、前記手動データ入力手段で選択
された対象に対しては前記手動データ入力手段で入力さ
れた制御データを出力し、前記手動データ受信手段にお
ける選択データで制御される対象に対しては前記手動デ
ータ受信手段で受信した制御データを出力し、それ以外
の対象に対しては前記ストリームデータ受信手段で受信
したストリームデータを出力することを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項5に係る仮想空間制
御データ受信装置は、請求項3に記載の仮想空間制御デ
ータ受信装置において、前記手動データ入力手段で入力
された選択データと制御データを他の仮想空間制御デー
タ受信装置に送信する手動データ送信手段と、他の仮想
空間制御データ受信装置で入力された選択データと制御
データを受信する手動データ受信手段と、を備え、前記
手動制御データ変換手段が、前記手動データ入力手段と
前記手動データ受信手段から出力される制御データを選
択データで制御される対象に応じた制御データに変換
し、前記制御データ出力手段が、前記手動データ入力手
段で選択された対象や前記手動データ受信手段における
選択データで制御される対象に対しては、前記手動制御
データ変換手段で変換された制御データを出力し、それ
以外の対象には前記ストリームデータ受信手段で受信し
たストリームデータを出力することを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項6に係る仮想空間制
御データ受信装置は、請求項1ないし5のいずれかに記
載の仮想空間制御データ受信装置において、前記制御デ
ータ出力手段から出力されたデータから仮想空間を構成
するシーンデータを生成するシーンデータ生成手段と、
前記シーンデータ生成手段で生成されたシーンデータに
基づき画像データを生成する描画手段と、前記描画手段
で生成された画像データを表示する表示手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0015】また、本発明の請求項7に係る仮想空間制
御データ受信装置は、請求項6に記載の仮想空間制御デ
ータ受信装置において、前記制御データ出力手段から出
力されたデータに基づき音声を出力する音声出力手段を
備えたことを特徴とする。
【0016】また、本発明の請求項8に係る仮想空間制
御データ受信装置は、請求項1ないし4のいずれかに記
載の仮想空間制御データ受信装置において、前記制御デ
ータ出力手段が、前記手動データ入力手段で入力したデ
ータで制御する対象に対する制御データと、それ以外の
対象に対するストリームデータとを時間的に同期させな
がら出力することを特徴とする。
【0017】また、本発明の請求項9に係る仮想空間制
御データ受信装置は、ストリーム形式のデータを受信
し、動作ストリームデータとそれ以外のストリームデー
タとに分けて出力するストリームデータ受信手段と、手
動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する動作デー
タを入力する手動制御データ入力手段と、前記手動制御
データ入力手段で入力された動作データで制御を行う物
体や物体の部位に対しては、前記手動制御データ入力手
段から出力された動作データをシーン生成動作データと
して出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前
記ストリームデータ受信手段から出力された動作ストリ
ームデータをシーン生成動作データとして出力する動作
制御データ出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、本発明の請求項10に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項9に記載の仮想空間制御
データ受信装置において、手動で動作制御を行う物体や
物体の部位を選択するための選択データの入力を行う制
御対象選択手段を備え、前記手動制御データ入力手段
が、前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部
位に対する動作データを入力し、前記動作制御データ出
力手段は、前記制御対象選択手段で選択された物体や物
体の部位に対しては前記手動制御データ入力手段から出
力された動作データをシーン生成動作データとして出力
し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記ストリ
ームデータ受信手段から出力された動作ストリームデー
タをシーン生成動作データとして出力することを特徴と
する。
【0019】また、本発明の請求項11に係る仮想空間
制御データ受信装置は、ストリーム形式のデータを受信
し、動作ストリームデータとそれ以外のストリームデー
タとに分けて出力するストリームデータ受信手段と、手
動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する制御デー
タを入力する手動制御データ入力手段と、前記手動制御
データ入力手段で入力された制御データを制御を行う物
体や物体の部位に適合した動作データに変換する手動制
御データ変換手段と、前記手動制御データ入力手段で入
力された制御データで制御を行う物体や物体の部位に対
しては前記手動制御データ変換手段から出力された動作
データをシーン生成動作データとして出力し、それ以外
の物体や物体の部位に対しては前記ストリームデータ受
信手段から出力された動作ストリームデータをシーン生
成動作データとして出力する動作制御データ出力手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0020】また、本発明の請求項12に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項11に記載の仮想空間制
御データ受信装置において、手動で動作制御を行う物体
や物体の部位を選択するための選択データの入力を行う
制御対象選択手段を備え、前記手動制御データ入力手段
が、前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部
位に対する制御データを入力し、前記動作制御データ出
力手段が、前記制御対象選択手段で選択された物体や物
体の部位に対しては前記手動制御データ変換手段から出
力された動作データをシーン生成動作データとして出力
し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記ストリ
ームデータ受信手段から出力された動作ストリームデー
タをシーン生成動作データとして出力することを特徴と
する。
【0021】また、本発明の請求項13に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項9に記載の仮想空間制御
データ受信装置において、前記手動制御データ入力手段
で入力された制御対象の物体や物体の部位に対する動作
データを外部へ送信する手動制御データ送信手段と、外
部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に対
する動作データを受信する手動制御データ受信手段と、
を備え、前記動作制御データ出力手段が、前記手動制御
データ入力手段で制御される物体や物体の部位に対して
は前記手動制御データ入力手段から出力された動作デー
タをシーン生成動作データとして出力し、前記手動制御
データ受信手段で受信した動作データで制御される物体
や物体の部位に対しては前記手動制御データ受信手段で
受信した動作データをシーン生成動作データとして出力
し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記ストリ
ームデータ受信手段から出力された動作ストリームデー
タをシーン生成動作データとして出力することを特徴と
する。
【0022】また、本発明の請求項14に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項10に記載の仮想空間制
御データ受信装置において、前記手動制御データ入力手
段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対する動
作データを外部へ送信する手動制御データ送信手段と、
外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
対する動作データを受信する手動制御データ受信手段
と、前記制御対象選択手段で入力された選択データを外
部に送信する選択データ送信手段と、外部から送信され
てくる選択データを受信する選択データ受信手段と、を
備え、前記動作制御データ出力手段が、前記制御対象選
択手段で選択された物体や物体の部位に対しては前記手
動制御データ入力手段から出力された動作データをシー
ン生成動作データとして出力し、前記選択データ受信手
段の選択データで選択された物体に対しては前記手動制
御データ受信手段で受信した動作データをシーン生成動
作データとして出力し、それ以外の物体や物体の部位に
対しては前記ストリームデータ受信手段から出力された
動作ストリームデータをシーン生成動作データとして出
力することを特徴とする。
【0023】また、本発明の請求項15に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項11に記載の仮想空間制
御データ受信装置において、前記手動制御データ入力手
段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対する制
御データを外部へ送信する手動制御データ送信手段と、
外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
対する制御データを受信する手動制御データ受信手段
と、を備え、前記手動制御データ変換手段が、前記手動
制御データ入力手段で入力された制御データや前記手動
制御データ受信手段で受信した制御データを制御を行う
物体や物体の部位に適合した動作データに変換し、前記
動作制御データ出力手段が、前記手動制御データ入力手
段で入力された制御データで制御を行う物体や物体の部
位に対してや、前記手動制御データ受信手段で受信した
制御データで制御される物体や物体の部位に対しては前
記手動制御データ変換手段から出力された動作データを
シーン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や
物体の部位に対しては前記ストリームデータ受信手段か
ら出力された動作ストリームデータをシーン生成動作デ
ータとして出力することを特徴とする。
【0024】また、本発明の請求項16に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項12に記載の仮想空間制
御データ受信装置において、前記手動制御データ入力手
段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対する制
御データを外部へ送信する手動制御データ送信手段と、
外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
対する制御データを受信する手動制御データ受信手段
と、前記制御対象選択手段で入力された選択データを外
部に送信する選択データ送信手段と、外部から送信され
てくる選択データを受信する選択データ受信手段と、を
備え、前記手動制御データ変換手段が、前記手動制御デ
ータ入力手段で入力された制御データや前記手動制御デ
ータ受信手段で受信した制御データを前記制御対象選択
手段や前記選択データ受信手段の選択データで選択され
た物体や物体の部位に適合した動作データに変換し、前
記動作制御データ出力手段が、前記制御対象選択手段や
前記選択データ受信手段の選択データで選択された物体
や物体の部位に対しては前記手動制御データ変換手段か
ら出力された動作データをシーン生成動作データとして
出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記ス
トリームデータ受信手段から出力された動作ストリーム
データをシーン生成動作データとして出力することを特
徴とする。
【0025】また、本発明の請求項17に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項9ないし12のいずれか
に記載の仮想空間制御データ受信装置において、前記動
作制御データ出力手段が、前記手動制御データ入力手段
で入力したデータで制御する物体や物体の部位に対する
シーン生成動作データと、それ以外の物体や物体の部位
に対するシーン生成動作データとを時間的に同期させな
がら出力することを特徴とする。
【0026】また、本発明の請求項18に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項13ないし16のいずれ
かに記載の仮想空間制御データ受信装置において、前記
動作制御データ出力手段が、前記手動制御データ入力手
段で入力したデータで制御する物体や物体の部位と、前
記手動制御データ受信手段で受信したデータで制御する
物体や物体の部位に対するシーン生成動作データと、そ
れ以外の物体や物体の部位に対するシーン生成動作デー
タとを時間的に同期させながら出力することを特徴とす
る。
【0027】また、本発明の請求項19に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項11,12,15,及び
16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置に
おいて、前記手動制御データ変換手段が、入力された制
御データを物体や物体の部位の動作データに変換する際
に、テーブル化された変換データを用いることを特徴と
する。
【0028】また、本発明の請求項20に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項11,12,15,及び
16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置に
おいて、前記手動制御データ変換手段が、入力された制
御データを物体や物体の部位の動作データに変換する際
に、テーブル化されたキー変換データを補間することを
特徴とする。
【0029】また、本発明の請求項21に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項11,12,15,及び
16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置に
おいて、前記手動制御データ変換手段が、入力された制
御データを物体や物体の部位の動作データに変換する際
に、予め学習しておいたニューラルネットを用いること
を特徴とする。
【0030】また、本発明の請求項22に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項11,12,15,及び
16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置に
おいて、前記手動制御データ変換手段が、入力された制
御データを物体や物体の部位の動作データに変換する際
に、選択された物体や物体の部位の物理特性を表す物理
計算を用いることを特徴とする。
【0031】また、本発明の請求項23に係る仮想空間
制御データ受信装置は、請求項9ないし22のいずれか
に記載の仮想空間制御データ受信装置において、前記動
作制御データ出力手段から出力されたシーン生成動作デ
ータとシーンを生成するのに必要な他のコンピュータ・
グラフィックスデータからシーンデータを生成するシー
ン生成手段と、前記シーン生成手段で生成されたシーン
データから画像生成を行う描画手段と、前記描画手段で
生成した画像を表示する表示手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0032】また、本発明の請求項24に係る仮想空間
制御データ送受信システムは、動的な仮想空間を制御す
るための複数のストリーム形式のデータをその種類に応
じて送信する仮想空間制御データ送信装置と、複数の仮
想空間制御データ受信装置で構成される仮想空間制御デ
ータ送受信システムにおいて、前記仮想空間制御データ
受信装置が、前記仮想空間制御データ送信装置から送信
されたストリーム形式のデータをその種類に応じて受信
するストリームデータ受信手段と、仮想空間中で制御す
る対象を選択する選択データと選択された対象の制御デ
ータを入力する手動データ入力手段と、前記手動データ
入力手段で入力された選択データと制御データを他の仮
想空間制御データ受信装置に送信する手動データ送信手
段と、他の仮想空間制御データ受信装置で入力された選
択データと制御データを受信する手動データ受信手段
と、前記手動データ入力手段で選択された対象に対して
は前記手動データ入力手段で入力された制御データを出
力し、前記手動データ受信手段における選択データで選
択された対象に対しては前記手動データ受信手段で受信
した制御データを出力し、それ以外の対象には前記スト
リームデータ受信手段で受信したストリームデータを出
力する制御データ出力手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0033】また、本発明の請求項25に係る仮想空間
制御データ送受信システムは、動的な仮想空間を制御す
るための複数のストリーム形式のデータをその種類に応
じて送信する仮想空間制御データ送信装置と、複数の仮
想空間制御データ受信装置と、手動制御データ転送手段
とで構成される仮想空間制御データ送受信システムにお
いて、前記仮想空間制御データ受信装置が、前記仮想空
間制御データ送信装置から送信されたストリーム形式の
データをその種類に応じて受信するストリームデータ受
信手段と、仮想空間中で制御する対象を選択する選択デ
ータと選択された対象の制御データを入力する手動デー
タ入力手段と、前記手動データ入力手段で入力された選
択データと制御データを前記手動制御データ転送手段に
転送する手動データ送信手段と、前記手動制御データ転
送手段から送信されてきた他の仮想空間制御データ受信
装置で入力された選択データと制御データを受信する手
動データ受信手段と、前記手動データ入力手段で選択さ
れた対象に対しては前記手動データ入力手段で入力され
た制御データを出力し、前記手動データ受信手段におけ
る選択データで選択された対象に対しては前記手動デー
タ受信手段で受信した制御データを出力し、それ以外の
対象には前記ストリームデータ受信手段で受信したスト
リームデータを出力する制御データ出力手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0034】また、本発明の請求項26に係る仮想空間
制御データ受信方法は、動的な仮想空間を制御するため
の複数のストリーム形式のデータをその種類に応じて受
信するストリームデータ受信ステップと、仮想空間中で
制御する対象の制御データを入力する手動データ入力ス
テップと、前記手動データ入力ステップで制御される対
象に対しては前記手動データ入力ステップで入力された
制御データを出力し、それ以外の対象に対しては前記ス
トリームデータ受信ステップで受信したストリームデー
タを出力する制御データ出力ステップと、を備えたこと
を特徴とする。
【0035】また、本発明の請求項27に係る仮想空間
制御データ受信方法は、動的な仮想空間を制御するため
の複数のストリーム形式のデータをその種類に応じて受
信するストリームデータ受信ステップと、仮想空間中で
制御する対象を選択する選択データと選択された対象の
制御データを入力する手動データ入力ステップと、前記
手動データ入力ステップで選択された対象に対しては前
記手動データ入力ステップで入力された制御データを出
力し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデータ
受信ステップで受信したストリームデータを出力する制
御データ出力ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0036】また、本発明の請求項28に係る仮想空間
制御データ受信方法は、ストリーム形式のデータを受信
し、動作ストリームデータとそれ以外のストリームデー
タとに分けて出力するストリームデータ受信ステップ
と、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する動
作データを入力する手動制御データ入力ステップと、前
記手動制御データ入力ステップで入力された動作データ
で制御を行う物体や物体の部位に対しては、前記手動制
御データ入力ステップから出力された動作データをシー
ン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体
の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステップか
ら出力された動作ストリームデータをシーン生成動作デ
ータとして出力する動作制御データ出力ステップと、を
備えたことを特徴とする。
【0037】また、本発明の請求項29に係る仮想空間
制御データ受信方法は、ストリーム形式のデータを受信
し、動作ストリームデータとそれ以外のストリームデー
タとに分けて出力するストリームデータ受信ステップ
と、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する制
御データを入力する手動制御データ入力ステップと、前
記手動制御データ入力ステップで入力された制御データ
を制御を行う物体や物体の部位に適合した動作データに
変換する手動制御データ変換ステップと、前記手動制御
データ入力ステップで入力された制御データで制御を行
う物体や物体の部位に対しては前記手動制御データ変換
ステップから出力された動作データをシーン生成動作デ
ータとして出力し、それ以外の物体や物体の部位に対し
ては前記ストリームデータ受信ステップから出力された
動作ストリームデータをシーン生成動作データとして出
力する動作制御データ出力ステップと、を備えたことを
特徴とする。
【0038】また、本発明の請求項30に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体は、動的な仮想空間
を制御するための複数のストリーム形式のデータをその
種類に応じて受信するストリームデータ受信ステップ
と、仮想空間中で制御する対象の制御データを入力する
手動データ入力ステップと、前記手動データ入力ステッ
プで制御される対象に対しては前記手動データ入力ステ
ップで入力された制御データを出力し、それ以外の対象
に対しては前記ストリームデータ受信ステップで受信し
たストリームデータを出力する制御データ出力ステップ
と、を含む、仮想空間を制御するためのデータを受信す
る仮想空間制御データ受信プログラムを記録したことを
特徴とする。
【0039】また、本発明の請求項31に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体は、動的な仮想空間
を制御するための複数のストリーム形式のデータをその
種類に応じて受信するストリームデータ受信ステップ
と、仮想空間中で制御する対象を選択する選択データと
選択された対象の制御データを入力する手動データ入力
ステップと、前記手動データ入力ステップで選択された
対象に対しては前記手動データ入力ステップで入力され
た制御データを出力し、それ以外の対象に対しては前記
ストリームデータ受信ステップで受信したストリームデ
ータを出力する制御データ出力ステップと、を含む、仮
想空間を制御するためのデータを受信する仮想空間制御
データ受信プログラムを記録したことを特徴とする。
【0040】また、本発明の請求項32に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体は、ストリーム形式
のデータを受信し、動作ストリームデータとそれ以外の
ストリームデータとに分けて出力するストリームデータ
受信ステップと、手動で動作制御を行う物体や物体の部
位に対する動作データを入力する手動制御データ入力ス
テップと、前記手動制御データ入力ステップで入力され
た動作データで制御を行う物体や物体の部位に対して
は、前記手動制御データ入力ステップから出力された動
作データをシーン生成動作データとして出力し、それ以
外の物体や物体の部位に対しては前記ストリームデータ
受信ステップから出力された動作ストリームデータをシ
ーン生成動作データとして出力する動作制御データ出力
ステップと、を含む、仮想空間を制御するためのデータ
を受信する仮想空間制御データ受信プログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0041】また、本発明の請求項33に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体は、ストリーム形式
のデータを受信し、動作ストリームデータとそれ以外の
ストリームデータとに分けて出力するストリームデータ
受信ステップと、手動で動作制御を行う物体や物体の部
位に対する制御データを入力する手動制御データ入力ス
テップと、前記手動制御データ入力ステップで入力され
た制御データを制御を行う物体や物体の部位に適合した
動作データに変換する手動制御データ変換ステップと、
前記手動制御データ入力ステップで入力された制御デー
タで制御を行う物体や物体の部位に対しては前記手動制
御データ変換ステップから出力された動作データをシー
ン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体
の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステップか
ら出力された動作ストリームデータをシーン生成動作デ
ータとして出力する動作制御データ出力ステップと、を
含む、仮想空間を制御するためのデータを受信する仮想
空間制御データ受信プログラムを記録したことを特徴と
する。
【0042】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
第1の実施の形態の仮想空間制御データ受信装置につい
て、図面を参照しながら説明する。但し、動的仮想空間
とは、3次元CGと音声で構築された仮想空間で、仮想
空間中の構成物に動的なもの、つまり、時間経過ととも
に移動したり、変形したり、構成物が変更されたり、マ
ッピングされているテクスチャが変更されたり(動画マ
ッピングを含む)、音声が変わったりするなどの時間経
過に依存して変化する要素が含まれている仮想空間と定
義する。また、3次元CGについては、通常の3次元C
G技術に加え、3次元CGアニメーション技術を含むも
のとする。図1は本発明の第1の実施の形態における仮
想空間制御データ受信装置の構成を示すものである。1
はストリームデータ受信手段、2は手動データ入力手
段、3は手動制御データ変換手段、4は制御データ出力
手段、5はシーンデータ生成手段、6は描画手段、7は
表示手段、8は音声出力手段である。図2は制御データ
出力手段の構成および同期動作を示す説明図である。図
において、9は上書きバッファ、10は音声情報とシー
ン情報の識別手段、11はFIFO(メモリ)、12は
同期出力手段である。
【0043】以上のように構成された仮想空間制御デー
タ受信装置の各処理について詳細に説明を行う。ストリ
ームデータ受信手段1には、外部装置より複数のストリ
ーム形式のデータが入力される。このストリーム形式の
データをストリームデータと呼び、ストリームデータの
種類に応じて、それぞれのストリームデータにはチャネ
ルが割り当てられ、各チャネルには一意的なチャネル番
号が付加される。ストリームデータのフォーマットの例
を図9−(a),(b)に示す。ストリームデータはパ
ケットと呼ばれる単位でデータが送信される。パケット
にはチャネル定義パケットとデータパケットの2種類が
ある。図9−(a)はこの2つのパケットの内部構成を
表したもので、どちらもヘッダ部とデータ部から構成さ
れる。チャネル定義パケットの場合、ヘッダ部は、チャ
ネル定義パケットかデータパケットかを示すパケット識
別子と、このパケットが生成された、ある基準時からの
時刻を表すタイムスタンプ、送信できるチャネルの総数
Tc、送るデータの圧縮方法を示した圧縮方法識別子
(圧縮方法が複数の場合にはチャネル毎に規定)、パケ
ットの大きさを表すパケットサイズで構成される。チャ
ネル定義パケットのデータ部は、1つのチャネルに対し
て、チャネル番号を示すチャネル識別子と、そのチャネ
ルのデータサイズ、そのチャネルのデータの種類(ベク
トルタイプのデータとかスカラータイプのデータなど)
を表すチャネルタイプ、そのチャネルのデータの名前を
示すチャネル名で構成され、これがチャネル総数Tc分
ある。同様に、データパケットのヘッダ部は、自身がデ
ータパケットであることを示すパケット識別子と、この
パケットが生成された、ある基準時からの時刻を表すタ
イムスタンプ、自身が送信するチャネル総数Dc(但
し、Dc≦Tc)で構成され、データ部は1つのチャネ
ルに対して、チャネル番号を表すチャネル識別子と、送
信するデータそのものである、圧縮又は非圧縮のデータ
(チャネルデータと呼ぶ)のパケットサイズ分で構成さ
れ、これがチャネル総数Dc分ある。このデータパケッ
トは、送信単位として一般に用いられるブロックと呼ば
れる単位と同等である。図9(b)はこれらのパケット
の送信方法を示したもので、最初にチャネル定義パケッ
トを送信し、そのチャネル定義パケットに対応したデー
タパケットを送信する。チャネル定義を送信中に変更し
たい場合には、変更内容を定義した新たなチャネル定義
パケットを送信し、その後、新たなチャネル定義パケッ
トに対応したデータパケットを送信する。
【0044】ストリームデータ受信手段1は、上述のデ
ータストリームを受信し、チャネル定義パケット及びデ
ータパケットを受信し、このデータを元のストリームデ
ータに再構成した受信後ストリームデータを制御データ
出力手段4に出力する。なお、入力されたストリームデ
ータが圧縮されている場合には、その圧縮方法に応じた
伸長を行った上でストリームデータを再構成する。
【0045】手動データ入力手段2は、制御対象の選択
と制御データの入力を行うものであって、入力された選
択データを手動制御データ変換手段3と制御データ出力
手段4に出力し、入力された制御データ(入力制御デー
タ)を手動制御データ変換手段3に送る。手動データ入
力装置2としては、現状の技術では例えば、マウス、キ
ーボード、ジョイスティック、ジョイパッド、データグ
ラフ、リアルタイム・モーションキャプチャリングシス
テムなどが使用できる。また、音声などが入力対象とな
る場合には、マイクや鍵盤等が使用できる。操作者が手
動で動的に制御を行える対象物に予め識別子(又は番
号)を与えておき、その識別子そのものを選択データと
して入力する。また、表示手段7と手動データ入力手段
2が連動している場合には、表示画面中の制御対象を表
示する領域の内部点を選択し、その内部点データから制
御対象の識別子を算出してもよい。
【0046】手動制御データ変換手段3は、手動データ
入力手段2で入力された制御データを制御対象の制御デ
ータに変換する。この変換された制御データは、変換後
に制御データとして制御データ出力手段4に送られる。
手動データ入力手段2から出力される入力制御データ
は、必ずしも制御対象の制御データそのものではないた
め手動制御データ変換手段3が必要になる。また、制御
対象が複数あるので制御対象毎の制御データに変換する
必要がある。例えば、手動データ入力手段2での入力デ
ータが8ビットの数値データで制御対象が角度制御の場
合、この8ビットのデータを角度のデータに変換する必
要がある。また、制御対象が移動のスピードの制御の場
合には速度データに変更する必要が生じる。一方、例え
ばオン・オフで制御されるようなものだけが制御対象の
場合には、手動データ入力手段2が2ビット入力できる
ものであれば、そのデータそのものを送れば良いので、
手動制御データ変換手段3は必要ない。つまり、制御対
象が全て同一の制御データで制御でき、入力制御データ
を変換する必要がない場合には、この手動制御データ変
換手段3は省略できる。
【0047】制御データ出力手段4は、手動データ入力
手段2で入力された選択データにより選ばれた制御対象
に対しては、手動制御データ変換手段3から出力される
変換後制御データを、それ以外のものに対してはストリ
ームデータ受信手段1から送られてくる受信後ストリー
ムデータを出力する。例えば、移動する物体が複数ある
場合、この移動制御を手動で行うと選択された制御対象
には、変換後制御データを出力し、それ以外の移動物体
に対しては受信後ストリームを出力する。出力されるデ
ータは、その種類に応じて、音声データの場合には音声
出力手段8に音声情報として送信され、3次元CGによ
る仮想空間のシーン構成を行うためのデータの場合はシ
ーン情報としてシーンデータ生成手段5に送られる。制
御データ出力手段4はいわゆるスイッチャであることか
ら、制御対象に対する識別子とその対象が音声情報によ
るものなのか、シーン情報によるものなのかを示したテ
ーブルを用意しておき、そのテーブルに基づいて出力デ
ータ及び出力先を決定できる。
【0048】次に制御データ出力手段4の同期動作につ
いて説明する。上書きバッファ9は、フレーム再生時刻
間に手動制御データ変換手段3から受け取った変換後制
御データを更新しながら書き込み保存し、最後に書き込
まれたデータを出力する。音声情報とシーン情報の識別
手段10は、ストリームデータ受信手段1から受け取っ
た受信後ストリームデータを識別し、音声情報を音声出
力手段8に送り、シーン情報をFIFO11に書き込
む。同期出力手段12は、同期信号が入ると、上書きバ
ッファ9に書き込まれたデータとFIFO11からデー
タを読み出し、シーン情報を出力する。その際、FIF
O11のシーン情報の中に上書きバッファ9に書き込ま
れた変換後制御データと重複するものが存在すれば、上
書きバッファ9から変換後制御データを出力し、重複す
るシーン情報をFIFO11から出力しない。
【0049】シーンデータ生成手段5では、各フレーム
時刻毎のシーンを制御データ出力手段4から送られてく
るシーン情報と、予め保持している仮想空間を構成する
ための3次元CGデータとから構成する。
【0050】描画手段6は3次元CG画像の生成を行う
ためのもので、生成した3次元CG画像は表示手段7に
よって表示される。現在では、描画手段6としては3次
元CG描画ボードとして市販されているものが利用で
き、また、表示手段としてはCRTや液晶ディスプレー
などが利用できる。
【0051】音声出力手段8は入力される音声情報に基
づき、音声を外部出力するためのもので、例えば、一般
に市販されているサウンドボードとスピーカーや、音声
情報がMIDI信号の場合はMIDIボードと音源デー
タとスピーカーなどが利用できる。
【0052】なお、ストリームデータはパケット単位で
送信されてくるため、入力データをバッファリングして
伸長を行う処理と、それ以降の処理である描画や表示の
ための処理、音声出力処理とを図10−(a)に示すよ
うにマルチプロセス処理またはマルチスレッド処理する
ことは処理速度の点で有効である。また、ダブルバッフ
ァの場合は、図10−(b)に示したように、バッファ
1とバッファ2を切替ながらバッファリングと伸長を行
うことにより、ストリームの連続性をより強固に保証で
きる。
【0053】このように、本発明の第1の実施の形態に
おける仮想空間制御データ受信装置は、動的な仮想空間
を制御するための複数のストリーム形式のデータをその
種類に応じて受信するストリームデータ受信手段と、仮
想空間中で制御する対象を選択する選択データと選択さ
れた対象の制御データを入力する手動データ入力手段
と、手動データ入力手段で選択された対象に対しては手
動データ入力手段で入力された制御データを出力し、そ
れ以外の対象に対しては前記ストリームデータ受信手段
で受信したストリームデータを出力する制御データ出力
手段と、を備えたことにより、インターネットなどのネ
ットワークをベースとした3次元CGや静止画像、動画
像、音声、テキストによって表現される動的な仮想空間
において、閲覧者が制御の対象となる物体を自由に選択
して意図通りに動かすことができる。
【0054】また、本発明の第1の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、手動データ入力手段で
入力された制御データを手動データ入力手段で選択され
た対象に応じた制御データに変換する手動制御データ変
換手段を備え、制御データ出力手段が、手動データ入力
手段で選択された対象に対しては手動制御データ変換手
段で変換された制御データを出力し、それ以外の対象に
対してはストリームデータ受信手段で受信したストリー
ムデータを出力することにより、インターネットなどの
ネットワークをベースとした3次元CGや静止画像、動
画像、音声、テキストによって表現される動的な仮想空
間において、閲覧者が制御する対象となる複数の物体を
全て同一の制御データを入力することで制御できる。
【0055】また、本発明の第1の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、制御データ出力手段か
ら出力されたデータから仮想空間を構成するシーンデー
タを生成するシーンデータ生成手段と、シーンデータ生
成手段で生成されたシーンデータに基づき画像データを
生成する描画手段と、描画手段で生成された画像データ
を表示する表示手段と、を備えたことにより、インター
ネットなどのネットワークをベースとした3次元CG、
静止画像、動画像、テキストなどのデータに基づいて動
的な仮想空間を表現できる。
【0056】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態における仮想空間制御データ受信装置の構成を
示すものである。21はストリームデータ送信手段、2
2はクライアント装置A、23はクライアント装置B、
24はデータ送受信線、25はストリームデータ受信手
段、26は手動データ入力手段、27は手動データ送信
手段、28は手動データ受信手段、29は手動制御デー
タ変換手段、30は制御データ出力手段、31はシーン
データ生成手段、32は描画手段、33は表示手段、3
4は音声出力手段である。
【0057】なお、クライアント装置B23はクライア
ント装置A22と同様の構成であり、また、第2の実施
の形態ではクライアント装置を2台として各処理の説明
を行うが、クライアント装置が2台以上の場合でも処理
の内容は同じである。従って、本発明の第2の実施の形
態はクライアント装置が2台以上の場合の構成を含む。
【0058】また、シーンデータ生成手段31、描画手
段32、表示手段33、音声出力手段34は、それぞれ
本発明の第1の実施の形態のシーンデータ生成手段5、
描画手段6、表示手段7、音声出力手段8と同様であ
る。
【0059】以上のように構成された仮想空間制御デー
タ受信装置の各処理について詳細に説明を行う。ストリ
ームデータ送信手段21は、前述のストリーム形式のデ
ータをパケット単位でクライアント装置A22、クライ
アント装置B23に送信する。送信方法としては、例え
ば、ブロードキャスティング方法を用い、データ送受信
線24を介して行う。データ送受信線24は、例えばイ
ンターネットや、電話回線、専用回線、イーサネット
(登録商標)などのネットワーク回線を使用する。クラ
イアント装置A22では、ストリームデータ受信手段2
5が、ストリームデータ送信手段21でブロードキャス
ティングされたストリームデータを、本発明の第1の実
施の形態のストリームデータ受信手段1と同様に受信す
る。受信したストリームデータは、本発明の第1の実施
の形態のストリームデータ受信手段1と同様の処理を行
った後、受信後ストリームデータとして、制御データ出
力手段30へ出力される。
【0060】手動データ入力手段26は、本発明の第1
の実施の形態の手動データ入力手段2と同様に制御対象
の選択データとその制御データの入力を行うものであ
る。入力した選択データは、手動データ送信手段27、
手動制御データ変換手段29、及び制御データ出力手段
30に出力される。入力制御データは手動データ送信手
段27、手動制御データ変換手段29に出力される。
【0061】手動データ送信手段27は手動データ26
から出力された選択データと入力制御データを受けとっ
た後、データ送受信線24を介して、他のクライアント
装置、本発明の第2の実施の形態ではクライアント装置
B23に送信するものである。なお、入力制御データを
圧縮して送信する場合には手動データ送信手段27で圧
縮する。送信方法は、図13−(a)、(c)に示した
形式の選択データパケットと制御データパケットをパケ
ット(ブロック)を用いて行う。これら2つのデータパ
ケットを総称して送信手動データと呼ぶ。選択データパ
ケットのヘッダ部は、送信するクライアント装置の識別
番号で、例えばTCP/IPアドレスなどのクライアン
ト識別子と、選択データパケットであることを示すパケ
ット識別子、制御対象を特定するための制御対象識別
子、このパケットが生成された、ある基準時からの時刻
を表すタイムスタンプ、送信できるチャネル総数Tc、
送る制御データの圧縮方法を示した圧縮方法識別子(圧
縮方法が複数の場合はチャネル毎に規定)、パケットの
大きさを示すパケットサイズで構成される。選択データ
パケットのデータ部は、1つのチャネルに対して、チャ
ネル番号を示すチャネル識別子と、そのチャネルのデー
タサイズ、そのチャネルのデータの種類(ベクトルタイ
プのデータとかスカラータイプのデータなどを表す)を
表すチャネルタイプ、そのチャネルのデータの名前を示
すチャネル名で構成され、これがチャネル総数Tc分あ
る。同様に、制御データパケットのヘッダ部は、クライ
アント識別子と、自身が制御データパケットであること
を示すパケット識別子と、このパケットが生成された、
ある基準時からの時刻を表すタイムスタンプ、自身が送
信するチャネル総数Dc(但し、Dc≦Tc)で構成さ
れ、データ部は1つのチャネルに対して、チャネル番号
を表すチャネル識別子と、送信するデータそのものであ
る、圧縮又は非圧縮のデータのパケットサイズ分で構成
され、これがチャネル総数Dc分ある。図13−(d)
はこれらのパケットの送信方法を示したもので、最初に
選択データパケットを送信し、それに続いて制御データ
パケットを、随時、送信する。もし、制御対象の変更が
行われた時は、新たな制御対象に対する選択データパケ
ットを送り、同様にその制御対象の制御データパケット
を送信する。
【0062】手動データ受信手段28では、他のクライ
アント装置、本発明の第2の実施の形態ではクライアン
ト装置B23から送られてくる、受信手動データを受信
する。受けとった受信手動データは、選択データパケッ
トから制御対象を指定する受信選択データを手動制御デ
ータ変換手段29と制御データ出力手段30へ出力し、
受けとった受信手動データの制御データパケットから、
その制御対象に対する制御データである受信制御データ
を手動制御データ変換手段29へ出力する。なお、受信
手動データが圧縮されている場合は、手動データ受信手
段28で伸長を行う。
【0063】手動制御データ変換手段29は、本発明の
第1の実施の形態の手動制御データ変換手段3と同様の
処理を行い、変換後制御データを制御データ出力手段3
0へ出力する。但し、処理対象は手動データ入力手段2
6により出力された制御データに加え、手動データ受信
手段28により出力された受信制御データも含まれる。
なお、本発明の第2の実施の形態ではクライアント装置
B23からの受信データしかないが、台数が更に増えた
場合はその受信制御データに対しても本発明の第1の実
施の形態の手動制御データ変換手段3と同様の処理を行
う。
【0064】制御データ出力手段30は、手動データ入
力手段26で入力された選択データにより、選ばれた制
御対象と、手動データ受信手段28から出力された受信
選択データにより選ばれた制御対象に対しては、手動制
御データ変換手段29から出力される変換後制御データ
を、それ以外のものに対してはストリームデータ受信手
段25から送られてくる受信後ストリームデータを、本
発明の第1の実施の形態の制御データ出力手段4と同様
に、シーン情報をシーンデータ生成手段31に、音声情
報を音声出力手段34に出力する。
【0065】このように、本発明の第2の実施の形態に
おける仮想空間制御データ受信装置は、手動データ入力
手段で入力された選択データと制御データを他の仮想空
間制御データ受信装置に送信する手動データ送信手段
と、他の仮想空間制御データ受信装置で入力された選択
データと制御データを受信する手動データ受信手段と、
を備え、制御データ出力手段が、手動データ入力手段で
選択された対象に対しては手動データ入力手段で入力さ
れた制御データを出力し、手動データ受信手段における
選択データで制御される対象に対しては手動データ受信
手段で受信した制御データを出力し、それ以外の対象に
対しては前記ストリームデータ受信手段で受信したスト
リームデータを出力することにより、インターネットな
どのネットワークをベースとした3次元CGや静止画
像、動画像、音声、テキストによって表現される動的な
仮想空間において、他の仮想空間制御データ受信装置で
制御される物体の動きを再現できる。
【0066】(実施の形態3)図4は、本発明の第3の
実施の形態における仮想空間制御データ送受信システム
の構成を示すものである。51はストリームデータ送信
手段、52はクライアント装置A、53はクライアント
装置B、54は手動制御データ転送手段、55はデータ
送受信線、56はストリームデータ受信手段、67は手
動データ入力手段、58は手動データ送信手段、59は
手動データ受信手段、60は手動制御データ変換手段、
61は制御データ出力手段、62はシーンデータ生成手
段、63は描画手段、64は表示手段、65は音声出力
手段である。なお、クライアント装置B53はクライア
ント装置A52と同様の構成である。また、第3の実施
の形態ではクライアント装置を2台として各処理の説明
を行うが、クライアント装置が2台以上の場合でも処理
の内容は同じである。従って、本発明の第3の実施の形
態はクライアント装置が2台以上の場合の構成を含む。
【0067】また、シーンデータ生成手段62、描画手
段63、表示手段64、音声出力手段65は、それぞれ
本発明の第1の実施の形態のシーンデータ生成手段5、
描画手段6、表示手段7、音声出力手段8と同様であ
る。
【0068】以上のように構成された仮想空間制御デー
タ送受信システムの各処理について詳細に説明を行う。
ストリームデータ送信手段51の処理は、本発明の第2
の実施の形態のストリームデータ送信手段21と同様
で、データ送受信線55を介してストリームデータを送
信する。
【0069】クライアント装置A52では、ストリーム
データ受信手段56が、データ送受信線55を介して送
られてくるストリームデータを本発明の第2の実施の形
態のストリームデータ受信手段25と同様に受けとって
処理を行い、受信後ストリームデータとして制御データ
出力手段61に出力する。
【0070】手動データ入力手段57は、本発明の第2
の実施の形態の手動データ入力手段26と同様に、入力
した選択データは手動データ送信手段58と手動制御デ
ータ変換手段60、制御データ出力手段61に出力し、
入力制御データは手動データ送信手段58と手動データ
変換手段60に出力する。
【0071】手動データ送信手段58は手動データ57
から出力された選択データと入力制御データを受けとっ
た後、データ送受信線55を介して、送信手動データを
手動制御データ転送手段54に送信する。送信手動デー
タについては本発明の第2の実施の形態で説明したもの
と同様である。
【0072】手動制御データ転送手段54は、本発明の
第3の実施の形態ではクライアント装置A52とクライ
アント装置B53から送信されてくる送信手動データを
受信し、送信してきたクライアント装置以外の複数のク
ライアント装置に受信手動データとして転送を行う。な
お。本発明の第3の実施の形態では、例えばクライアン
ト装置A52から送信された送信手動データはクライア
ント装置B53、1台に送られることになるが、排他処
理を行えば2台以上の場合でも対応できる。
【0073】手動データ受信手段59では、手動制御デ
ータ転送手段54から送られてくる、受信手動データを
受信する。受けとった受信手動データは、本発明の第2
の実施の形態の手動データ受信手段28と同様に、選択
データパケットから制御対象を指定する受信選択データ
を手動制御データ変換手段60と制御データ出力手段6
1へ出力し、受けとった受信手動データの制御データパ
ケットから、その制御対象に対する制御データである受
信制御データを手動制御データ変換手段60へ出力す
る。なお、受信手動データが圧縮されている場合は、手
動データ受信手段59で伸長を行う。
【0074】手動制御データ変換手段60は、本発明の
第2の実施の形態の手動制御データ変換手段29と同様
の処理を行い、制御データ出力手段61へ変換後制御デ
ータを出力する。
【0075】制御データ出力手段61は、手動データ入
力手段57で入力された選択データにより、選ばれた制
御対象と、手動データ受信手段59から出力された受信
選択データにより選ばれた制御対象に対しては、手動制
御データ変換手段60から出力される変換後制御データ
を、それ以外のものに対してはストリームデータ受信手
段56から送られてくる受信後ストリームデータを、本
発明の第2の実施の形態の制御データ出力手段30と同
様に、シーン情報をシーン生成手段62に、音声情報を
音声出力手段65に出力する。
【0076】なお、本発明の第1、第2、第3の実施の
形態での各処理を、時間同期しながら行うことができる
が、特に制御データ出力手段4、制御データ出力手段3
0、制御データ出力手段61で同期処理を行うことは、
音声と仮想空間の同期制御を行う上で有効に作用する。
また、本発明の第1、第2の実施の形態とサーバークラ
イアントモデルのサーバーコンピュータとを組み合わせ
ることで仮想空間制御データ送受信システムの実現は可
能である。
【0077】このように、本発明の第3の実施の形態の
仮想空間制御データ送受信システムは、動的な仮想空間
を制御するための複数のストリーム形式のデータをその
種類に応じて送信する仮想空間制御データ送信装置と、
複数の仮想空間制御データ受信装置と、仮想空間制御デ
ータ受信装置で入力された選択データおよび制御データ
を転送する手動制御データ転送手段と、を備え、手動制
御データ転送手段が排他処理を行うので、2以上の仮想
空間制御データ受信装置を接続することも可能となり、
インターネットなどのネットワークをベースとした3次
元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによって表
現される動的な仮想空間において、他の仮想空間制御デ
ータ受信装置で制御される物体の動きを再現できるばか
りでなく、閲覧者が制御の対象となる物体を意図通りに
動かすことができる。
【0078】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態の仮想空間制御データ受信装置について、図面
を参照しながら説明する。図5は本発明の第4の実施の
形態における仮想空間制御データ受信装置の構成を示す
ものである。71はストリームデータ受信手段、72は
手動制御データ入力手段、73は手動制御データ変換手
段、74は動作制御データ出力手段、75はシーンデー
タ生成手段、76は描画手段、77は表示手段である。
【0079】以上のように構成された各処理について詳
細に説明を行う。ストリームデータ受信手段71は、チ
ャネル定義パケット及びデータパケットを受信し、チャ
ネル定義パケットの記述内容から動作ストリームデータ
に相当するチャネルとそれ以外のチャネルを判別する。
判別後、動作ストリームデータに相当するチャネルのデ
ータパケットから動作ストリームデータを再構成し、動
作制御データ出力手段74に出力する。それ以外のもの
については別の処理系へ転送する。チャネル定義パケッ
トが再送されるまでは、チャネル定義に変更がないの
で、動作ストリームデータに対応するチャネルは固定さ
れ、その固定したチャネルのデータに対して動作ストリ
ームデータの再構成を行う。チャネル定義パケットが再
び送られてきた時には、再送されてきたチャネル定義パ
ケットの記述内容を判別して、変更されたチャネル定義
に基づいて動作ストリームデータに相当するチャネルデ
ータから動作ストリームデータを再構成し、それ以外の
チャネルデータについては、前記と同様に、別の処理系
へ転送する。なお、送信されてきた動作ストリームデー
タに相当するチャネルデータが圧縮されている場合は、
動作ストリームデータを再構成する際に、その圧縮方法
に応じた伸長処理を行った上で動作ストリームデータを
再構成する。
【0080】ここで、図11−(a),(b),(c)
を用いて、物体及び物体の部位の手動制御について簡単
に説明する。図11−(a)は物体の手動制御の説明図
である。物体の移動は、例えばニュートン運動方程式で
記述できるので、物体移動を手動制御する場合、各時刻
位置そのものを与えるか、物体の速さと移動方向、また
は速度や加速度、外力などを与えればその物体の移動制
御が可能になる。ここでは、速さと移動方向の場合を考
えると、物体の移動方向は、3次元空間のベクトルの成
分として与えるか、その成分を極座標表示に変換して与
えればよい。図11−(a)は移動方向を極座標の2成
分(α,β)で与え、速さvで単位時間当たりの移動量
を与えている場合を示している。この場合、Δt後の物
体の位置を(x’,y’,z’)とし、現在の位置を
(x,y,z)とすると、 x’=x+vsinβcosα×Δt y’=y+vsinβsinα×Δt z’=z+vcosβ×Δt となる。
【0081】次に、物体の部位の制御について説明す
る。例えば平面拘束された、図11−(b)の1リンク
による回転運動の場合と図11−(c)に示した3リン
クの場合について説明する。図11−(b)は物体が本
体と1リンクの腕で構成されているような場合を示して
おり、物体の本体に図11−(b)に示したような局所
座標系を定義すると、リンクの先端部は関節角度θで記
述できる。つまり、リンクの長さをL、先端部の位置を
局所座標系の座標で(x,y)とすると、 x=Lcosθ y=Lsinθ なる関係で記述できる。このリンクで規定される回転変
換系に3次元CG形状データ(サーフェースデータな
ど)を連動させれば、その形状自体が動くことになる。
これが骨格アニメーションと呼ばれる、3次元CGアニ
メーションの制御方法の基本である。
【0082】図11−(c)はリンクが3つの場合で、
図の各関節角度θ1,θ2,θ3とすると、記述式は複雑
になるので割愛するが、一般にジョイントの位置や先端
部の位置と関節角度の関係は関節角度θ1,θ2,θ3を
用いた回転変換系列で記述できる。関節角度からジョイ
ント位置や先端部の位置を算出する方法は、順キネマテ
ィクスと呼ばれ、逆に、先端部の位置から関節角度デー
タを算出する方法は、逆キネマティクスと呼ばれ、一般
にコンピュータ・グラフィックス・アニメーションにお
ける骨格アニメーションやロボット工学などで知られた
方法である。一方、ジョイント位置や先端部の位置と関
節角度の関係は、時間を固定する毎に、静力学的に、例
えば、重力場におけるポテンシャル方程式でも書けるの
で、ポテンシャルエネルギー最小となる状態で安定とい
う条件を付加すれば、ジョイントの位置や先端部の位置
と関節角度は、どちらか一方が与えられればもう一方を
算出することができる。その他、動力学的な記述も可能
で、この場合はラグランジュ運動方程式やニュートン・
オイラー運動方程式でトルクと関節角度の関係を記述で
きる。この場合は各時刻のトルクが与えられると、その
運動方程式を解くことで関節角度が算出できる。前述の
ようにこのリンクで規定される回転変換系に3次元CG
形状データを連動させれば、その形状自体が動くことに
なる。例えば、人間の上肢や下肢腕などはこのように制
御できる。リンク数が増えても、以上の方法は一般に拡
張が可能である。また、記述例では簡単のために、2次
元平面に拘束された回転運動を挙げたが、3次元空間に
おける回転運動でも原理は同一で、各関節に局所座標系
を設定し、オイラー法やDenavit-Hartenbergによる記述
法を用いれば、数式は複雑になるが、数式として記述す
ることができる。
【0083】このような多リンク系の場合、一般に物体
の部位の各時刻の状態は、一般に順キネマティクスによ
る方法での算出が簡易であるため(回転変換系列で記述
できるから)、関節角度を動作データとすることが多
い。一方、腕や手足などの制御を行う場合、先端部の位
置が作用部位となることが多いことから、先端部の位置
を与える方がこれらの外界に対する作用を考えた場合、
制御が容易であることが多い。この先端部の位置から物
体の部位の状態を規定するためには関節角度(動作デー
タ)への変換が必要になる。従って、制御データとして
先端部の位置を入力する。
【0084】手動制御データ入力手段72は操作者の意
図通りに動かしたい物体や物体の部位の制御(手動制
御)を行うための制御データ(または動作データ)の入
力を行うためのものである。例えば、現状の技術では、
マウス、キーボード、ジョイスティック、ジョイパッ
ド、データグラフ、リアルタイム・モーションキャプチ
ャリングシステムなどである。
【0085】手動制御データ入力手段72で、動作デー
タそのものを直接入力する場合には、手動制御データ変
換手段73による変換は必要ないが、制御データが入力
される場合には、各時刻における物体の位置や物体の部
位の状態を算出するための動作データへの変換が必要に
なる。手動制御データ変換手段73は、この変換を行う
ものである。
【0086】例えば、図11−(a)の場合、最大速度
と最小速度や、α、βの範囲が決まっており、それらの
範囲内で値が量子化されて符号化されている場合を考え
る。この場合、この符号値が制御データとして手動制御
データ入力手段72で入力し、これを実際の物体の各時
刻における位置である動作データに、手動制御データ変
換手段73は変換しなければならない。この変換方法と
しては、例えば、符号値をテーブルの引数とし、それに
対応する速さの値、α、βの値をテーブル値として記述
したテーブルを予め用意しておく。手動制御データ入力
手段72で入力した制御データ(符号値)からテーブル
を参照し、速さの値とα、βの値を算出する。この算出
した値を用いて上述の物理運動方程式を解き、現在の時
刻における位置から、次の時刻への移動量を加算してい
くことで、動作データである各時刻における物体の位置
を得ることができる。
【0087】図11−(b)の場合は、先端部の位置ま
たは、関節角度θを動作データとして、(リンクの状態
そのものが記述されるので)、例えば、先端部の可動範
囲はリンク長が固定ならば局所座標系の中では有限なの
で、その有限領域を量子化し、符号化したものをテーブ
ルの引数として保持し、それに対応する先端位置をテー
ブル参照値として保持したテーブルを用意する。手動制
御データ入力手段72で符号値を制御データとして入力
し、手動制御データ変換手段73は入力された符号値を
引数としてテーブルを参照し、先端部の位置を算出でき
る。また、関節角速度や関節加速度が解れば、ニュート
ン運動方程式を解くことで各時刻の関節角を算出できる
ので(慣性モーメントは予め与えておく)、関節角速度
や関節角加速度を手動制御データ入力手段72で入力
し、手動制御データ変換手段73で運動方程式を解い
て、動作データである関節角データに変換してもよい。
またこの場合も、関節速度や関節角速度を有限範囲内に
限定し、量子化して符号化しておけば、図11−(a)
と同様の方法で変換が可能である。
【0088】図11−(c)の場合には、上述の理由か
ら制御データとして先端部の位置を入力する場合を考え
る。図11−(b)の場合と同様に、先端部の可動範囲
はリンク長が固定ならば局所座標の中では有限なので、
その有限領域を量子化し、符号化したものをテーブルの
引数として保持し、テーブルの参照値からその量子化し
た先端部の位置の状態における関節角度データ(動作デ
ータ)を算出しておく。このテーブル参照値の計算は、
例えば上述のポテンシャル方程式をポテンシャルエネル
ギーが最小という条件で算出することができる。手動制
御データ入力手段72で制御データ(符号値)を入力す
ると、手動制御データ変換手段73では、入力された符
号値からテーブルを参照して、関節角度に変換する。ま
た、先端部の可動範囲の代表位置をテーブルの引数と
し、その位置における関節角度を参照値として保持した
テーブルを用意しておき、手動制御データ入力手段72
で先端部の位置を制御データとして入力し、この入力値
の近傍の引数を求め、その引数のテーブル参照値を、入
力値と引数値の関係を利用して双線形補間やスプライン
関数による曲面補間を行うことで、その入力値に対する
関節角度を算出してもよい。また、テーブル化せずに、
代表位置に対する関節角度の算出をニューラルネットに
学習させておき、このニューラルネットに手動制御デー
タ入力手段72の制御データを入力すれば出力として関
節角度が得られる。一般にニューラルネットとしては、
入力層と中間層と出力層で構成される3層のバックプロ
パゲーション付きのものを利用すれば良い。
【0089】一方、テーブル参照値やニューラルネット
の学習値自体が、物理方程式を解いて得られたものなの
で、手動制御データ入力手段72で入力された先端部の
位置から物理方程式を直接解いて関節角度を算出するこ
ともできる。また、先端部の速度が入力または制御デー
タから算出できる場合には、いわゆる逆インバースキネ
マティクスを解くことで関節角度を得ることができる。
但し、このように物理方程式を直接といて変換を行う場
合には、計算時間との兼ね合いを考慮する必要がある。
【0090】動作制御データ出力手段74は、手動で制
御される物体や物体の制御部位に対しては手動制御デー
タ変換手段73から出力される動作データをシーン生成
動作データとして出力し、それ以外のものに対してはス
トリームデータ受信手段71から送られてくる動作スト
リームデータをシーン生成動作データとして出力する。
この場合、動作制御を行う物体や物体の部位のうち、手
動で制御を行うものは固定されているか、又は識別子で
識別可能としておく。
【0091】シーンデータ生成手段75では、動作制御
データ出力手段74から出力される、各フレーム時刻毎
のシーン生成動作データと外部から供給された、シーン
構成するのに必要な他のデータ(3次元形状データ、カ
メラデータ、テクスチャデータ、光源データ、バンプマ
ッピング用のデータ、照度マッピング用のデータなど)
からシーンデータを生成する。但し、シーン生成動作デ
ータとは、前述のように、各時刻における移動物体の位
置や骨格構造の状態を算出することができる時系列のデ
ータである動作データである。この動作データから変換
系列などを求め、制御物体を規定する3次元形状を変換
して各時刻における3次元形状の状態(3次元形状を構
成する各ポリゴンの頂点の位置など)を記述する。これ
に、他の制御対象外の物体の形状や、カメラの状態、テ
クスチャの貼り方、光源の状態を表した、他のコンピュ
ータグラフィックスデータを加えたものがシーンデータ
である。つまり、各時刻の3次元CG画像を生成するの
に必要なデータがシーンデータである。
【0092】描画手段76はシーンデータ生成手段75
から出力されたシーンデータから、3次元CG画像の生
成を行うためのものである。3次元CG画像の生成方法
としては、輝度値の計算方法として一般に知られた、フ
ォンシェーディング、グーロシェディングなどを用い、
隠れ面消去の方法としてはZバッファ法やスキャンライ
ンZバッファ法などを用いればよい。また、テクスチャ
マッピングやバンプマッピング、照度マッピング、シャ
ドウ・マッピング手法などを用いると、よりリアリティ
が増し、画像の品位が上がる。描画手段76で生成した
3次元CG画像の画像データは表示手段77によって表
示される。なお、現在では、描画手段76としては3次
元CG描画ボードとして市販されているものが利用で
き、また、表示手段77としてはCRTや液晶ディスプ
レーなどが利用できる。
【0093】なお、本発明の第4の実施の形態での各処
理は時間同期しながら行うものであり、特に、動作制御
データ出力手段74で同期処理を行うことはシーンデー
タの生成から画像データの表示に掛けての処理をパイプ
ライン化する上で有効である。
【0094】このように、本発明の第4の実施の形態に
おける仮想空間制御データ受信装置は、ストリーム形式
のデータを受信し、動作ストリームデータとそれ以外の
ストリームデータとに分けて出力するストリームデータ
受信手段と、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に
対する動作データを入力する手動制御データ入力手段
と、手動制御データ入力手段で入力された動作データで
制御を行う物体や物体の部位に対しては、手動制御デー
タ入力手段から出力された動作データをシーン生成動作
データとして出力し、それ以外の物体や物体の部位に対
してはストリームデータ受信手段から出力された動作ス
トリームデータをシーン生成動作データとして出力する
動作制御データ出力手段と、を備えたことにより、イン
ターネットなどのネットワークをベースとした3次元C
Gや静止画像、動画像、音声、テキストによって表現さ
れる動的な仮想空間において、閲覧者が制御する物体や
物体の部位を意図通りに動かすことができる。
【0095】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、手動制御データ入力手
段で入力された制御データを制御を行う物体や物体の部
位に適合した動作データに変換する手動制御データ変換
手段を備え、動作制御データ出力手段が、手動制御デー
タ入力手段で入力された制御データで制御を行う物体や
物体の部位に対しては手動制御データ変換手段から出力
された動作データをシーン生成動作データとして出力
し、それ以外の物体や物体の部位に対してはストリーム
データ受信手段から出力された動作ストリームデータを
シーン生成動作データとして出力することにより、イン
ターネットなどのネットワークをベースとした3次元C
Gや静止画像、動画像、音声、テキストによって表現さ
れる動的な仮想空間において、閲覧者が制御する物体や
物体の部位を全て同一の制御データを入力することで動
かすことができる。
【0096】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、動作制御データ出力手
段が、手動制御データ入力手段で入力したデータで制御
する物体や物体の部位に対するシーン生成動作データ
と、それ以外の物体や物体の部位に対するシーン生成動
作データとを時間的に同期させながら出力することによ
り、インターネットなどのネットワークをベースとした
3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによっ
て表現される動的な仮想空間に合わせて、閲覧者が制御
する物体や物体の部位の動きを再現できる。
【0097】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、手動制御データ変換手
段が、入力された制御データを物体や物体の部位の動作
データに変換する際に、テーブル化された変換データを
用いることにより、容易に制御データを動作データに変
換することができる。
【0098】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、手動制御データ変換手
段が、入力された制御データを物体や物体の部位の動作
データに変換する際に、テーブル化されたキー変換デー
タを補間することにより、容易に制御データを動作デー
タに変換することができる。
【0099】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、手動制御データ変換手
段が、入力された制御データを物体や物体の部位の動作
データに変換する際に、予め学習しておいたニューラル
ネットを用いることにより、容易に制御データを動作デ
ータに変換することができる。
【0100】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、手動制御データ変換手
段が、入力された制御データを物体や物体の部位の動作
データに変換する際に、選択された物体や物体の部位の
物理特性を表す物理計算を用いることにより、容易に制
御データを動作データに変換することができる。
【0101】また、本発明の第4の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、動作制御データ出力手
段から出力されたシーン生成動作データとシーンを生成
するのに必要な他のコンピュータ・グラフィックスデー
タからシーンデータを生成するシーン生成手段と、シー
ン生成手段で生成されたシーンデータから画像生成を行
う描画手段と、描画手段で生成した画像を表示する表示
手段と、を備えたことにより、インターネットなどのネ
ットワークをベースとした3次元CG、静止画像、動画
像、テキスト、音声などのデータに基づいて動的な仮想
空間を表現できる。
【0102】(実施の形態5)図6は本発明の第5の実
施の形態における仮想空間制御データ受信装置の構成を
示すものである。81はストリームデータ受信手段、8
2は制御対象選択手段、83は手動制御データ入力手
段、84は手動制御データ変換手段、85は動作制御デ
ータ出力手段、86はシーンデータ生成手段、87は描
画手段、88は表示手段である。
【0103】また、ストリームデータ受信手段81、シ
ーンデータ生成手段86、描画手段87、表示手段88
は、それぞれ本発明の第4の実施の形態のストリームデ
ータ受信手段71、シーンデータ生成手段75、描画手
段76、表示手段77と同様である。
【0104】以上のように構成された各処理について詳
細に説明を行う。制御対象選択手段82は、例えば、図
12−(a)のように仮想空間上に複数の制御対象とな
る物体A〜Eがあった場合、その中から制御対象となる
物体Bを選択したり、図12−(b)のように制御対象
となる物体の部位Cを選択するためのものである。この
ような選択は、制御対象となる物体や物体の部位に識別
子を予め与えておき、この識別子を指定することで実現
できる。この識別子は選択データとして、手動制御デー
タ変換手段84や動作制御データ出力手段85に送られ
る。また、選択の方法としては識別子そのものを入力し
たり、例えば、図12−(a),(b)のような画像上
から、選択する方法がある。但し、画像上から選択する
場合には、画像上で各制御対象が占める領域を識別する
機能、その領域を指定する機能、指定された領域から制
御対象を同定する機能、同定した制御対象から識別子を
算出する機能が必要である。このような機能は、一般に
コンピュータで行われているウインドウ管理の方法を使
えば実現できる。
【0105】また図14は、インターネットを利用した
ゲーム機として仮想空間制御データ受信装置を使用する
例を示したものである。サーバー装置(ストリームデー
タ送信手段)は、インターネット(データ送受信線)を
介して2つのクライアント装置(仮想空間制御データ受
信装置)と接続されており、これらに5つの物体の動画
データからなるストリームデータを送信する。クライア
ント装置A,Bは、ジョイスティック(手動制御データ
入力手段)から制御データが入力されなければ、ストリ
ームデータに基づいた画像を液晶ディスプレー(表示手
段)に表示するが、制御データが入力されれば、入力さ
れた制御データに基づいた画像を表示する。インターネ
ットを利用した対戦型ゲームにおいては、例えば最初に
選択した物体を以後操作するものとしておき、一人はク
ライアント装置AのジョイスティックAを用いて物体A
を操作し、もう一人はクライアント装置Bのジョイステ
ィックBを用いて物体Bを操作する。ここで、ジョイス
ティックAで操作する物体Aの動作は、液晶ディスプレ
ーAに表示されると同時に、液晶ディスプレーBにも表
示される。またジョイスティックBで操作する物体Bの
動作も同様に表示される。このように仮想空間制御デー
タ受信装置はゲーム機として利用できる。
【0106】手動制御データ入力手段83は本発明の第
4の実施の形態の手動制御データ入力手段72と同様で
ある。但し、複数の制御対象が、各々異なる制御データ
(または動作データ)で制御される場合は、操作者は予
め決めておいたルールに従って、制御対象選択手段82
で選択した制御対象に応じた制御データ(または動作デ
ータ)を入力する。
【0107】手動制御データ変換手段84は、手動制御
データ入力手段83で入力された制御データを、制御対
象選択手段82で選択した制御対象に応じた動作データ
に変換する。但し、手動性データ入力手段83で動作デ
ータそのものが入力された場合は、この変換は必要な
い。制御対象選択手段82から出力される選択データを
引数、変換方法をテーブル値とするテーブルを予め用意
しておき、そのテーブルで変換方法を確定し、本発明の
第4の実施の形態の手動制御データ変換手段73の説明
と同様に、確定した変換方法で制御データから動作デー
タへの変換を行う。
【0108】動作制御データ出力手段85は、制御対象
選択手段82から出力される選択データにより手動で制
御される物体や物体の制御部位を確定し、その制御対象
に対しては手動制御データ変換手段84から出力される
動作データをシーン生成動作データとして出力し、それ
以外のものに対してはストリームデータ受信手段81か
ら送られてくる動作ストリームデータをシーン生成動作
データとして出力する。
【0109】このように、本発明の第5の実施の形態に
おける仮想空間制御データ受信装置は、手動で動作制御
を行う物体や物体の部位を選択するための選択データの
入力を行う制御対象選択手段を備え、手動制御データ入
力手段が、制御対象選択手段で選択された物体や物体の
部位に対する動作データを入力し、動作制御データ出力
手段は、制御対象選択手段で選択された物体や物体の部
位に対しては手動制御データ入力手段から出力された動
作データをシーン生成動作データとして出力し、それ以
外の物体や物体の部位に対してはストリームデータ受信
手段から出力された動作ストリームデータをシーン生成
動作データとして出力することにより、インターネット
などのネットワークをベースとした3次元CGや静止画
像、動画像、音声、テキストによって表現される動的な
仮想空間において、閲覧者が制御する物体や物体の部位
を自由に選択して意図通りに動かすことができる。
【0110】(実施の形態6)図7は本発明の第6の実
施の形態における仮想空間制御データ受信装置の構成を
示すものである。91はストリームデータ受信手段、9
2は手動制御データ入力手段、93は手動制御データ送
信手段、94は手動制御データ受信手段、95は手動制
御データ変換手段、96は動作制御データ出力手段、9
7はシーンデータ生成手段、98は描画手段、99は表
示手段である。
【0111】また、ストリームデータ受信手段91、シ
ーンデータ生成手段97、描画手段98、表示手段99
は、それぞれ本発明の第4の実施の形態のストリームデ
ータ受信手段71、シーンデータ生成手段75、描画手
段76、表示手段77と同様である。
【0112】以上のように構成された各処理について詳
細に説明を行う。手動制御データ入力手段92は、本発
明の第4の実施の形態の手動制御データ入力手段72と
同様に、制御データ(または動作データ)の入力を行
い、入力した制御データ(または動作データ)を手動制
御データ送信手段93と手動制御データ変換手段94に
送る。
【0113】手動制御データ送信手段93は、手動制御
データ入力手段92から送られてきた制御データ(また
は動作データ)を、本発明の第6の実施の形態と同様に
構成された外部の仮想空間制御データ受信装置へ送信す
る。また、手動制御データ受信手段94は、逆に、外部
の仮想空間制御データ受信装置から送信されてきた制御
データ(または動作データ)を受信し、手動制御データ
変換手段95へ出力する。
【0114】制御データの送受信方法について、図13
−(a),(b)を用いて以下に説明する。図13−
(a)は制御データパケットの形式を示したもので、こ
のパケット(ブロック)によって送受信を行う。制御デ
ータパケットはヘッダ部とデータ部で構成される。ヘッ
ダ部は、複数ある仮想空間制御データ受信装置に付けら
れたクライアント識別子と、自身が制御データパケット
であることを示すパケット識別子と、このパケットが生
成された、ある基準時からの時刻を表すタイムスタン
プ、自身が送信するチャネル総数Dcで構成され、デー
タ部は1つのチャネルに対して、チャネル番号を表すチ
ャネル識別子と、送信するデータそのものである、圧縮
又は非圧縮のデータのパケットサイズ分で構成され、こ
れがチャネル総数Dc分ある。図13−(b)はこれら
のパケットの送信方法を示したもので、制御データパケ
ットはパケット単位で随時、送受信される。
【0115】手動制御データ変換手段95は、手動制御
データ入力手段92や手動制御データ受信手段94から
送られてくる制御データを本発明の第4の実施の形態と
同様に動作データへ変換し、動作制御データ出力手段9
6へ出力する。但し、手動制御データ入力手段92や手
動制御データ受信手段94から動作データが送られてく
る時は、この変換は行わなくてよい。
【0116】動作制御データ出力手段96は、手動制御
データ入力手段92の制御データ(または動作データ)
で制御される物体や物体の制御部位や、手動制御データ
受信手段94の制御データ(または動作データ)で制御
される物体や物体の部位に対しては、その制御対象に相
当する手動制御データ変換手段95で変換され、出力さ
れた動作データをシーン生成動作データとして出力す
る。それ以外の制御対象に対してはストリームデータ受
信手段91から送られてくる動作ストリームデータをシ
ーン生成動作データとして出力する。この場合、動作制
御を行う物体や物体の部位のうち、手動で制御を行うも
のは固定されているか、又は識別子で識別可能としてお
く。
【0117】このように、本発明の第6の実施の形態に
おける仮想空間制御データ受信装置は、手動制御データ
入力手段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対
する制御データを外部へ送信する手動制御データ送信手
段と、外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の
部位に対する制御データを受信する手動制御データ受信
手段と、を備え、動作制御データ出力手段が、手動制御
データ入力手段で入力された制御データで制御を行う物
体や物体の部位に対してや、手動制御データ受信手段で
受信した制御データで制御される物体や物体の部位に対
しては手動制御データ変換手段から出力された動作デー
タをシーン生成動作データとして出力し、それ以外の物
体や物体の部位に対してはストリームデータ受信手段か
ら出力された動作ストリームデータをシーン生成動作デ
ータとして出力することにより、インターネットなどの
ネットワークをベースとした3次元CGや静止画像、動
画像、音声、テキストによって表現される動的な仮想空
間において、他の仮想空間制御データ受信装置で制御さ
れる物体の動きを再現できる。
【0118】また、本発明の第6の実施の形態における
仮想空間制御データ受信装置は、動作制御データ出力手
段が、手動制御データ入力手段で入力したデータで制御
する物体や物体の部位と、手動制御データ受信手段で受
信したデータで制御する物体や物体の部位に対するシー
ン生成動作データと、それ以外の物体や物体の部位に対
するシーン生成動作データとを時間的に同期させながら
出力することにより、インターネットなどのネットワー
クをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、音
声、テキストによって表現される動的な仮想空間に合わ
せて、他の仮想空間制御データ受信装置で制御される物
体や物体の部位の動き、および閲覧者が制御する物体や
物体の部位の動きを再現できる。
【0119】(実施の形態7)図8は本発明の第7の実
施の形態における仮想空間制御データ受信装置の構成を
示すものである。100はストリームデータ受信手段、
101は制御対象選択手段、102は選択データ送信手
段、103は選択データ受信手段、104は手動制御デ
ータ入力手段、105は手動制御データ送信手段、10
6は手動制御データ受信手段、107は手動制御データ
変換手段、108は動作制御データ出力手段、109は
シーンデータ生成手段、110は描画手段、111は表
示手段である。
【0120】また、ストリームデータ受信手段100、
シーンデータ生成手段109、描画手段110、表示手
段111は、それぞれ本発明の第4の実施の形態のスト
リームデータ受信手段71、シーンデータ生成手段7
5、描画手段76、表示手段77と同様である。
【0121】以上のように構成された各処理について詳
細に説明を行う。制御対象選択手段101は本発明の第
5の実施の形態と同様に、手動で制御を行う物体や物体
の部位の選択データの入力を行うためのものである。入
力された選択データは、選択データ送信手段102、手
動制御データ変換手段107、動作制御データ出力手段
108に送られる。
【0122】選択データ送信手段102は、制御対象選
択手段101から送られてきた選択データを、本発明の
第7の実施の形態と同様に構成された外部の仮想空間制
御データ受信装置へ送信する。また、選択データ受信手
段103は、逆に、外部の仮想空間制御データ受信装置
から送信されてきた選択データを受信し、手動制御デー
タ変換手段107と動作制御データ変換手段108へ出
力する。
【0123】手動制御データ入力手段104は、本発明
の第6の実施の形態の手動制御データ入力手段92と同
様で、制御データ(または動作データ)の入力を行い、
入力した制御データ(または動作データ)を手動制御デ
ータ送信手段105と手動制御データ変換手段107に
送る。
【0124】手動制御データ送信手段105は、手動制
御データ入力手段104から送られてきた制御データ
(または動作データ)を、本発明の第7の実施の形態と
同様に構成された外部の仮想空間制御データ受信装置へ
送信する。また、手動制御データ受信手段106は、逆
に、外部の仮想空間制御データ受信装置から送信されて
きた制御データ(または動作データ)を受信し、手動制
御データ変換手段107へ出力する。
【0125】ここで、選択データと制御データの送受信
方法について、図13を用いて以下に説明する。制御デ
ータパケットのデータ形式については前述と同様なの
で、選択データパケットのデータ形式について説明す
る。選択データパケットはヘッダ部とデータ部で構成さ
れる。ヘッダ部は、複数ある仮想空間制御データ受信装
置に付けられたクライアント識別子と、選択データパケ
ットであることを示すパケット識別子、制御対象を特定
するための制御対象識別子、このパケットが生成され
た、ある基準時からの時刻を表すタイムスタンプ、送信
できるチャネル総数Tc(但し、Dc≦Tc)、送る制
御データの圧縮方法を示した圧縮方法識別子(圧縮方法
が複数の場合はチャネル毎に規定)、パケットの大きさ
を示すパケットサイズで構成される。選択データパケッ
トのデータ部は、1つのチャネルに対して、チャネル番
号を示すチャネル識別子と、そのチャネルのデータサイ
ズ、そのチャネルのデータの種類(ベクトルタイプのデ
ータとかスカラータイプのデータなどを表す)を表すチ
ャネルタイプ、そのチャネルのデータの名前を示すチャ
ネル名で構成され、これがチャネル総数Tc分ある。図
13−(d)はこれらのパケットの送信方法を示したも
ので、最初に選択データパケットを送信し、それに続い
て制御データパケットを、随時、送信する。もし、制御
対象の変更が行われた時は、新たな制御対象に対する選
択データパケットを送り、同様にその制御対象の制御デ
ータパケットを送信する。
【0126】手動制御データ変換手段107は、手動制
御データ入力手段104や手動制御データ受信手段10
6から送られてくる制御データを、制御対象選択手段1
01や選択データ受信手段103から送られてきた選択
データで指定された制御対象の動作データに本発明の第
4の実施の形態と同様に変換し、動作制御データ出力手
段108へ出力する。但し、手動制御データ入力手段1
04や手動制御データ受信手段106から動作データが
送られてくる時は、この変換は行わなくてよい。動作制
御データ出力手段108は、制御対象選択手段101か
ら送られてきた選択データで指定された制御対象や選択
データ受信手段103から送られてきた選択データで指
定された制御対象には、その制御対象に相当する手動制
御データ変換手段107で変換され、出力された動作デ
ータをシーン生成動作データとして出力する。それ以外
の制御対象に対してはストリームデータ受信手段100
から送られてくる動作ストリームデータをシーン生成動
作データとして出力する。また、本発明の第4、第5、
第6、第7の実施の形態での各処理は、コンピュータ上
におけるソフトウェアでも実現できる。
【0127】このように、本発明の第7の実施の形態に
おける仮想空間制御データ受信装置は、制御対象選択手
段で入力された選択データを外部に送信する選択データ
送信手段と、外部から送信されてくる選択データを受信
する選択データ受信手段と、を備え、動作制御データ出
力手段が、制御対象選択手段や選択データ受信手段の選
択データで選択された物体や物体の部位に対しては手動
制御データ変換手段から出力された動作データをシーン
生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体の
部位に対してはストリームデータ受信手段から出力され
た動作ストリームデータをシーン生成動作データとして
出力することにより、インターネットなどのネットワー
クをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、音
声、テキストによって表現される動的な仮想空間におい
て、他の仮想空間制御データ受信装置で自由に選択され
て制御される物体の動きを再現できる。
【0128】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
仮想空間制御データ受信装置によれば、動的な仮想空間
を制御するための複数のストリーム形式のデータをその
種類に応じて受信するストリームデータ受信手段と、仮
想空間中で制御する対象の制御データを入力する手動デ
ータ入力手段と、前記手動データ入力手段で制御される
対象に対しては前記手動データ入力手段で入力された制
御データを出力し、それ以外の対象に対しては前記スト
リームデータ受信手段で受信したストリームデータを出
力する制御データ出力手段と、を備えたことにより、イ
ンターネットなどのネットワークをベースとした3次元
CGや静止画像、動画像、音声、テキストによって表現
される動的な仮想空間において、閲覧者が制御の対象と
なる物体を意図通りに動かすことができる。
【0129】また、本発明の請求項2に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、動的な仮想空間を制御する
ための複数のストリーム形式のデータをその種類に応じ
て受信するストリームデータ受信手段と、仮想空間中で
制御する対象を選択する選択データと選択された対象の
制御データを入力する手動データ入力手段と、前記手動
データ入力手段で選択された対象に対しては前記手動デ
ータ入力手段で入力された制御データを出力し、それ以
外の対象に対しては前記ストリームデータ受信手段で受
信したストリームデータを出力する制御データ出力手段
と、を備えたことにより、インターネットなどのネット
ワークをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、
音声、テキストによって表現される動的な仮想空間にお
いて、閲覧者が制御の対象となる物体を自由に選択して
意図通りに動かすことができる。
【0130】また、本発明の請求項3に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、請求項2に記載の仮想空間
制御データ受信装置において、前記手動データ入力手段
で入力された制御データを前記手動データ入力手段で選
択された対象に応じた制御データに変換する手動制御デ
ータ変換手段を備え、前記制御データ出力手段が、前記
手動データ入力手段で選択された対象に対しては前記手
動制御データ変換手段で変換された制御データを出力
し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデータ受
信手段で受信したストリームデータを出力することによ
り、インターネットなどのネットワークをベースとした
3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによっ
て表現される動的な仮想空間において、閲覧者が制御す
る対象となる複数の物体を全て同一の制御データを入力
することで制御できる。
【0131】また、本発明の請求項4に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、請求項2に記載の仮想空間
制御データ受信装置において、前記手動データ入力手段
で入力された選択データと制御データを他の仮想空間制
御データ受信装置に送信する手動データ送信手段と、他
の仮想空間制御データ受信装置で入力された選択データ
と制御データを受信する手動データ受信手段と、を備
え、前記制御データ出力手段が、前記手動データ入力手
段で選択された対象に対しては前記手動データ入力手段
で入力された制御データを出力し、前記手動データ受信
手段における選択データで制御される対象に対しては前
記手動データ受信手段で受信した制御データを出力し、
それ以外の対象に対しては前記ストリームデータ受信手
段で受信したストリームデータを出力することにより、
インターネットなどのネットワークをベースとした3次
元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによって表
現される動的な仮想空間において、他の仮想空間制御デ
ータ受信装置で制御される物体の動きを再現できるばか
りでなく、閲覧者が制御の対象となる物体を自由に選択
して意図通りに動かすことができる。
【0132】また、本発明の請求項5に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、請求項3に記載の仮想空間
制御データ受信装置において、前記手動データ入力手段
で入力された選択データと制御データを他の仮想空間制
御データ受信装置に送信する手動データ送信手段と、他
の仮想空間制御データ受信装置で入力された選択データ
と制御データを受信する手動データ受信手段と、を備
え、前記手動制御データ変換手段が、前記手動データ入
力手段と前記手動データ受信手段から出力される制御デ
ータを選択データで制御される対象に応じた制御データ
に変換し、前記制御データ出力手段が、前記手動データ
入力手段で選択された対象や前記手動データ受信手段に
おける選択データで制御される対象に対しては、前記手
動制御データ変換手段で変換された制御データを出力
し、それ以外の対象には前記ストリームデータ受信手段
で受信したストリームデータを出力することにより、イ
ンターネットなどのネットワークをベースとした3次元
CGや静止画像、動画像、音声、テキストによって表現
される動的な仮想空間において、他の仮想空間制御デー
タ受信装置で制御される物体の動きを再現できるばかり
でなく、閲覧者が制御の対象となる物体を自由に選択し
て意図通りに動かすことができる。
【0133】また、本発明の請求項6に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、請求項1ないし5のいずれ
かに記載の仮想空間制御データ受信装置において、前記
制御データ出力手段から出力されたデータから仮想空間
を構成するシーンデータを生成するシーンデータ生成手
段と、前記シーンデータ生成手段で生成されたシーンデ
ータに基づき画像データを生成する描画手段と、前記描
画手段で生成された画像データを表示する表示手段と、
を備えたことにより、インターネットなどのネットワー
クをベースとした3次元CG、静止画像、動画像、テキ
ストなどのデータに基づいて動的な仮想空間を表現でき
る。
【0134】また、本発明の請求項7に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、請求項6に記載の仮想空間
制御データ受信装置において、前記制御データ出力手段
から出力されたデータに基づき音声を出力する音声出力
手段を備えたことにより、インターネットなどのネット
ワークをベースとした3次元CG、静止画像、動画像、
テキスト、音声などのデータに基づいて動的な仮想空間
を表現できる。
【0135】また、本発明の請求項8に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、請求項1ないし4のいずれ
かに記載の仮想空間制御データ受信装置において、前記
制御データ出力手段が、前記手動データ入力手段で入力
したデータで制御する対象に対する制御データと、それ
以外の対象に対するストリームデータとを時間的に同期
させながら出力することにより、インターネットなどの
ネットワークをベースとした3次元CGや静止画像、動
画像、音声、テキストによって表現される動的な仮想空
間に合わせて、閲覧者が制御する物体や物体の部位の動
きを再現できる。
【0136】また、本発明の請求項9に係る仮想空間制
御データ受信装置によれば、ストリーム形式のデータを
受信し、動作ストリームデータとそれ以外のストリーム
データとに分けて出力するストリームデータ受信手段
と、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する動
作データを入力する手動制御データ入力手段と、前記手
動制御データ入力手段で入力された動作データで制御を
行う物体や物体の部位に対しては、前記手動制御データ
入力手段から出力された動作データをシーン生成動作デ
ータとして出力し、それ以外の物体や物体の部位に対し
ては前記ストリームデータ受信手段から出力された動作
ストリームデータをシーン生成動作データとして出力す
る動作制御データ出力手段と、を備えたことにより、イ
ンターネットなどのネットワークをベースとした3次元
CGや静止画像、動画像、音声、テキストによって表現
される動的な仮想空間において、閲覧者が制御する物体
や物体の部位を意図通りに動かすことができる。
【0137】また、本発明の請求項10に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項9に記載の仮想空
間制御データ受信装置において、手動で動作制御を行う
物体や物体の部位を選択するための選択データの入力を
行う制御対象選択手段を備え、前記手動制御データ入力
手段が、前記制御対象選択手段で選択された物体や物体
の部位に対する動作データを入力し、前記動作制御デー
タ出力手段は、前記制御対象選択手段で選択された物体
や物体の部位に対しては前記手動制御データ入力手段か
ら出力された動作データをシーン生成動作データとして
出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記ス
トリームデータ受信手段から出力された動作ストリーム
データをシーン生成動作データとして出力することによ
り、インターネットなどのネットワークをベースとした
3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによっ
て表現される動的な仮想空間において、閲覧者が制御す
る物体や物体の部位を自由に選択して意図通りに動かす
ことができる。
【0138】また、本発明の請求項11に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、ストリーム形式のデータ
を受信し、動作ストリームデータとそれ以外のストリー
ムデータとに分けて出力するストリームデータ受信手段
と、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する制
御データを入力する手動制御データ入力手段と、前記手
動制御データ入力手段で入力された制御データを制御を
行う物体や物体の部位に適合した動作データに変換する
手動制御データ変換手段と、前記手動制御データ入力手
段で入力された制御データで制御を行う物体や物体の部
位に対しては前記手動制御データ変換手段から出力され
た動作データをシーン生成動作データとして出力し、そ
れ以外の物体や物体の部位に対しては前記ストリームデ
ータ受信手段から出力された動作ストリームデータをシ
ーン生成動作データとして出力する動作制御データ出力
手段と、を備えたことにより、インターネットなどのネ
ットワークをベースとした3次元CGや静止画像、動画
像、音声、テキストによって表現される動的な仮想空間
において、閲覧者が制御する物体や物体の部位を全て同
一の制御データを入力することで意図通りに動かすこと
ができる。
【0139】また、本発明の請求項12に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項11に記載の仮想
空間制御データ受信装置において、手動で動作制御を行
う物体や物体の部位を選択するための選択データの入力
を行う制御対象選択手段を備え、前記手動制御データ入
力手段が、前記制御対象選択手段で選択された物体や物
体の部位に対する制御データを入力し、前記動作制御デ
ータ出力手段が、前記制御対象選択手段で選択された物
体や物体の部位に対しては前記手動制御データ変換手段
から出力された動作データをシーン生成動作データとし
て出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記
ストリームデータ受信手段から出力された動作ストリー
ムデータをシーン生成動作データとして出力することに
より、インターネットなどのネットワークをベースとし
た3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによ
って表現される動的な仮想空間において、閲覧者が制御
する物体や物体の部位を自由に選択でき、全て同一の制
御データを入力することで意図通りに動かすことができ
る。
【0140】また、本発明の請求項13に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項9に記載の仮想空
間制御データ受信装置において、前記手動制御データ入
力手段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対す
る動作データを外部へ送信する手動制御データ送信手段
と、外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部
位に対する動作データを受信する手動制御データ受信手
段と、を備え、前記動作制御データ出力手段が、前記手
動制御データ入力手段で制御される物体や物体の部位に
対しては前記手動制御データ入力手段から出力された動
作データをシーン生成動作データとして出力し、前記手
動制御データ受信手段で受信した動作データで制御され
る物体や物体の部位に対しては前記手動制御データ受信
手段で受信した動作データをシーン生成動作データとし
て出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記
ストリームデータ受信手段から出力された動作ストリー
ムデータをシーン生成動作データとして出力することに
より、インターネットなどのネットワークをベースとし
た3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによ
って表現される動的な仮想空間において、他の仮想空間
制御データ受信装置で制御される物体の動きを再現でき
るばかりでなく、閲覧者が制御する物体や物体の部位を
意図通りに動かすことができる。
【0141】また、本発明の請求項14に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項10に記載の仮想
空間制御データ受信装置において、前記手動制御データ
入力手段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対
する動作データを外部へ送信する手動制御データ送信手
段と、外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の
部位に対する動作データを受信する手動制御データ受信
手段と、前記制御対象選択手段で入力された選択データ
を外部に送信する選択データ送信手段と、外部から送信
されてくる選択データを受信する選択データ受信手段
と、を備え、前記動作制御データ出力手段が、前記制御
対象選択手段で選択された物体や物体の部位に対しては
前記手動制御データ入力手段から出力された動作データ
をシーン生成動作データとして出力し、前記選択データ
受信手段の選択データで選択された物体に対しては前記
手動制御データ受信手段で受信した動作データをシーン
生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体の
部位に対しては前記ストリームデータ受信手段から出力
された動作ストリームデータをシーン生成動作データと
して出力することにより、インターネットなどのネット
ワークをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、
音声、テキストによって表現される動的な仮想空間にお
いて、他の仮想空間制御データ受信装置で制御される物
体の動きを再現できるばかりでなく、閲覧者が制御する
物体や物体の部位を自由に選択して意図通りに動かすこ
とができる。
【0142】また、本発明の請求項15に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項11に記載の仮想
空間制御データ受信装置において、前記手動制御データ
入力手段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対
する制御データを外部へ送信する手動制御データ送信手
段と、外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の
部位に対する制御データを受信する手動制御データ受信
手段と、を備え、前記手動制御データ変換手段が、前記
手動制御データ入力手段で入力された制御データや前記
手動制御データ受信手段で受信した制御データを制御を
行う物体や物体の部位に適合した動作データに変換し、
前記動作制御データ出力手段が、前記手動制御データ入
力手段で入力された制御データで制御を行う物体や物体
の部位に対してや、前記手動制御データ受信手段で受信
した制御データで制御される物体や物体の部位に対して
は前記手動制御データ変換手段から出力された動作デー
タをシーン生成動作データとして出力し、それ以外の物
体や物体の部位に対しては前記ストリームデータ受信手
段から出力された動作ストリームデータをシーン生成動
作データとして出力することにより、インターネットな
どのネットワークをベースとした3次元CGや静止画
像、動画像、音声、テキストによって表現される動的な
仮想空間において、他の仮想空間制御データ受信装置で
制御される物体の動きを再現できるばかりでなく、閲覧
者が制御する物体や物体の部位を意図通りに動かすこと
ができる。
【0143】また、本発明の請求項16に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項12に記載の仮想
空間制御データ受信装置において、前記手動制御データ
入力手段で入力された制御対象の物体や物体の部位に対
する制御データを外部へ送信する手動制御データ送信手
段と、外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の
部位に対する制御データを受信する手動制御データ受信
手段と、前記制御対象選択手段で入力された選択データ
を外部に送信する選択データ送信手段と、外部から送信
されてくる選択データを受信する選択データ受信手段
と、を備え、前記手動制御データ変換手段が、前記手動
制御データ入力手段で入力された制御データや前記手動
制御データ受信手段で受信した制御データを前記制御対
象選択手段や前記選択データ受信手段の選択データで選
択された物体や物体の部位に適合した動作データに変換
し、前記動作制御データ出力手段が、前記制御対象選択
手段や前記選択データ受信手段の選択データで選択され
た物体や物体の部位に対しては前記手動制御データ変換
手段から出力された動作データをシーン生成動作データ
として出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては
前記ストリームデータ受信手段から出力された動作スト
リームデータをシーン生成動作データとして出力するこ
とにより、インターネットなどのネットワークをベース
とした3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキスト
によって表現される動的な仮想空間において、他の仮想
空間制御データ受信装置で制御される物体の動きを再現
できるばかりでなく、閲覧者が制御する物体や物体の部
位を自由に選択して意図通りに動かすことができる。
【0144】また、本発明の請求項17に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項9ないし12のい
ずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置において、
前記動作制御データ出力手段が、前記手動制御データ入
力手段で入力したデータで制御する物体や物体の部位に
対するシーン生成動作データと、それ以外の物体や物体
の部位に対するシーン生成動作データとを時間的に同期
させながら出力することにより、インターネットなどの
ネットワークをベースとした3次元CGや静止画像、動
画像、音声、テキストによって表現される動的な仮想空
間に合わせて、閲覧者が制御する物体や物体の部位の動
きを再現できる。
【0145】また、本発明の請求項18に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項13ないし16の
いずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置におい
て、前記動作制御データ出力手段が、前記手動制御デー
タ入力手段で入力したデータで制御する物体や物体の部
位と、前記手動制御データ受信手段で受信したデータで
制御する物体や物体の部位に対するシーン生成動作デー
タと、それ以外の物体や物体の部位に対するシーン生成
動作データとを時間的に同期させながら出力することに
より、インターネットなどのネットワークをベースとし
た3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによ
って表現される動的な仮想空間に合わせて、他の仮想空
間制御データ受信装置で制御される物体や物体の部位の
動き、および閲覧者が制御する物体や物体の部位の動き
を再現できる。
【0146】また、本発明の請求項19に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項11,12,1
5,及び16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受
信装置において、前記手動制御データ変換手段が、入力
された制御データを物体や物体の部位の動作データに変
換する際に、テーブル化された変換データを用いること
により、容易に制御データを動作データに変換すること
ができる。
【0147】また、本発明の請求項20に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項11,12,1
5,及び16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受
信装置において、前記手動制御データ変換手段が、入力
された制御データを物体や物体の部位の動作データに変
換する際に、テーブル化されたキー変換データを補間す
ることにより、容易に制御データを動作データに変換す
ることができる。
【0148】また、本発明の請求項21に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項11,12,1
5,及び16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受
信装置において、前記手動制御データ変換手段が、入力
された制御データを物体や物体の部位の動作データに変
換する際に、予め学習しておいたニューラルネットを用
いることにより、容易に制御データを動作データに変換
することができる。
【0149】また、本発明の請求項22に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項11,12,1
5,及び16のいずれかに記載の仮想空間制御データ受
信装置において、前記手動制御データ変換手段が、入力
された制御データを物体や物体の部位の動作データに変
換する際に、選択された物体や物体の部位の物理特性を
表す物理計算を用いることにより、容易に制御データを
動作データに変換することができる。
【0150】また、本発明の請求項23に係る仮想空間
制御データ受信装置によれば、請求項9ないし22のい
ずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置において、
前記動作制御データ出力手段から出力されたシーン生成
動作データとシーンを生成するのに必要な他のコンピュ
ータ・グラフィックスデータからシーンデータを生成す
るシーン生成手段と、前記シーン生成手段で生成された
シーンデータから画像生成を行う描画手段と、前記描画
手段で生成した画像を表示する表示手段と、を備えたこ
とにより、インターネットなどのネットワークをベース
とした3次元CG、静止画像、動画像、テキスト、音声
などのデータに基づいて動的な仮想空間を表現できる。
【0151】また、本発明の請求項24に係る仮想空間
制御データ送受信システムによれば、動的な仮想空間を
制御するための複数のストリーム形式のデータをその種
類に応じて送信する仮想空間制御データ送信装置と、複
数の仮想空間制御データ受信装置で構成される仮想空間
制御データ送受信システムにおいて、前記仮想空間制御
データ受信装置が、前記仮想空間制御データ送信装置か
ら送信されたストリーム形式のデータをその種類に応じ
て受信するストリームデータ受信手段と、仮想空間中で
制御する対象を選択する選択データと選択された対象の
制御データを入力する手動データ入力手段と、前記手動
データ入力手段で入力された選択データと制御データを
他の仮想空間制御データ受信装置に送信する手動データ
送信手段と、他の仮想空間制御データ受信装置で入力さ
れた選択データと制御データを受信する手動データ受信
手段と、前記手動データ入力手段で選択された対象に対
しては前記手動データ入力手段で入力された制御データ
を出力し、前記手動データ受信手段における選択データ
で選択された対象に対しては前記手動データ受信手段で
受信した制御データを出力し、それ以外の対象には前記
ストリームデータ受信手段で受信したストリームデータ
を出力する制御データ出力手段と、を備えたことによ
り、インターネットなどのネットワークをベースとした
3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによっ
て表現される動的な仮想空間において、他の仮想空間制
御データ受信装置で制御される物体の動きを再現できる
ばかりでなく、閲覧者が制御の対象となる物体を自由に
選択して意図通りに動かすことができる。
【0152】また、本発明の請求項25に係る仮想空間
制御データ送受信システムによれば、動的な仮想空間を
制御するための複数のストリーム形式のデータをその種
類に応じて送信する仮想空間制御データ送信装置と、複
数の仮想空間制御データ受信装置と、手動制御データ転
送手段とで構成される仮想空間制御データ送受信システ
ムにおいて、前記仮想空間制御データ受信装置が、前記
仮想空間制御データ送信装置から送信されたストリーム
形式のデータをその種類に応じて受信するストリームデ
ータ受信手段と、仮想空間中で制御する対象を選択する
選択データと選択された対象の制御データを入力する手
動データ入力手段と、前記手動データ入力手段で入力さ
れた選択データと制御データを前記手動制御データ転送
手段に転送する手動データ送信手段と、前記手動制御デ
ータ転送手段から送信されてきた他の仮想空間制御デー
タ受信装置で入力された選択データと制御データを受信
する手動データ受信手段と、前記手動データ入力手段で
選択された対象に対しては前記手動データ入力手段で入
力された制御データを出力し、前記手動データ受信手段
における選択データで選択された対象に対しては前記手
動データ受信手段で受信した制御データを出力し、それ
以外の対象には前記ストリームデータ受信手段で受信し
たストリームデータを出力する制御データ出力手段と、
を備えたことにより、手動制御データ転送手段で排他処
理を行って2以上の仮想空間制御データ受信装置を接続
することも可能となり、インターネットなどのネットワ
ークをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、音
声、テキストによって表現される動的な仮想空間におい
て、他の仮想空間制御データ受信装置で制御される物体
の動きを再現できるばかりでなく、閲覧者が制御の対象
となる物体を自由に選択して意図通りに動かすことがで
きる。
【0153】また、本発明の請求項26に係る仮想空間
制御データ受信方法によれば、動的な仮想空間を制御す
るための複数のストリーム形式のデータをその種類に応
じて受信するストリームデータ受信ステップと、仮想空
間中で制御する対象の制御データを入力する手動データ
入力ステップと、前記手動データ入力ステップで制御さ
れる対象に対しては前記手動データ入力ステップで入力
された制御データを出力し、それ以外の対象に対しては
前記ストリームデータ受信ステップで受信したストリー
ムデータを出力する制御データ出力ステップと、を備え
たことにより、インターネットなどのネットワークをベ
ースとした3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキ
ストによって表現される動的な仮想空間において、閲覧
者が制御の対象となる物体を意図通りに動かすことがで
きる。
【0154】また、本発明の請求項27に係る仮想空間
制御データ受信方法によれば、動的な仮想空間を制御す
るための複数のストリーム形式のデータをその種類に応
じて受信するストリームデータ受信ステップと、仮想空
間中で制御する対象を選択する選択データと選択された
対象の制御データを入力する手動データ入力ステップ
と、前記手動データ入力ステップで選択された対象に対
しては前記手動データ入力ステップで入力された制御デ
ータを出力し、それ以外の対象に対しては前記ストリー
ムデータ受信ステップで受信したストリームデータを出
力する制御データ出力ステップと、を備えたことによ
り、インターネットなどのネットワークをベースとした
3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによっ
て表現される動的な仮想空間において、閲覧者が制御の
対象となる物体を自由に選択して意図通りに動かすこと
ができる。
【0155】また、本発明の請求項28に係る仮想空間
制御データ受信方法によれば、ストリーム形式のデータ
を受信し、動作ストリームデータとそれ以外のストリー
ムデータとに分けて出力するストリームデータ受信ステ
ップと、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対す
る動作データを入力する手動制御データ入力ステップ
と、前記手動制御データ入力ステップで入力された動作
データで制御を行う物体や物体の部位に対しては、前記
手動制御データ入力ステップから出力された動作データ
をシーン生成動作データとして出力し、それ以外の物体
や物体の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステ
ップから出力された動作ストリームデータをシーン生成
動作データとして出力する動作制御データ出力ステップ
と、を備えたことにより、インターネットなどのネット
ワークをベースとした3次元CGや静止画像、動画像、
音声、テキストによって表現される動的な仮想空間にお
いて、閲覧者が制御の対象となる物体を意図通りに動か
すことができる。
【0156】また、本発明の請求項29に係る仮想空間
制御データ受信方法によれば、ストリーム形式のデータ
を受信し、動作ストリームデータとそれ以外のストリー
ムデータとに分けて出力するストリームデータ受信ステ
ップと、手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対す
る制御データを入力する手動制御データ入力ステップ
と、前記手動制御データ入力ステップで入力された制御
データを制御を行う物体や物体の部位に適合した動作デ
ータに変換する手動制御データ変換ステップと、前記手
動制御データ入力ステップで入力された制御データで制
御を行う物体や物体の部位に対しては前記手動制御デー
タ変換ステップから出力された動作データをシーン生成
動作データとして出力し、それ以外の物体や物体の部位
に対しては前記ストリームデータ受信ステップから出力
された動作ストリームデータをシーン生成動作データと
して出力する動作制御データ出力ステップと、を備えた
ことにより、インターネットなどのネットワークをベー
スとした3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキス
トによって表現される動的な仮想空間において、閲覧者
が制御の対象となる物体を意図通りに動かすことができ
る。
【0157】また、本発明の請求項30に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体によれば、動的な仮
想空間を制御するための複数のストリーム形式のデータ
をその種類に応じて受信するストリームデータ受信ステ
ップと、仮想空間中で制御する対象の制御データを入力
する手動データ入力ステップと、前記手動データ入力ス
テップで制御される対象に対しては前記手動データ入力
ステップで入力された制御データを出力し、それ以外の
対象に対しては前記ストリームデータ受信ステップで受
信したストリームデータを出力する制御データ出力ステ
ップと、を含む、仮想空間を制御するためのデータを受
信する仮想空間制御データ受信プログラムを記録したこ
とにより、インターネットなどのネットワークをベース
とした3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキスト
によって表現される動的な仮想空間において、閲覧者が
制御の対象となる物体を意図通りに動かすことができ
る。
【0158】また、本発明の請求項31に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体によれば、動的な仮
想空間を制御するための複数のストリーム形式のデータ
をその種類に応じて受信するストリームデータ受信ステ
ップと、仮想空間中で制御する対象を選択する選択デー
タと選択された対象の制御データを入力する手動データ
入力ステップと、前記手動データ入力ステップで選択さ
れた対象に対しては前記手動データ入力ステップで入力
された制御データを出力し、それ以外の対象に対しては
前記ストリームデータ受信ステップで受信したストリー
ムデータを出力する制御データ出力ステップと、を含
む、仮想空間を制御するためのデータを受信する仮想空
間制御データ受信プログラムを記録したことにより、イ
ンターネットなどのネットワークをベースとした3次元
CGや静止画像、動画像、音声、テキストによって表現
される動的な仮想空間において、閲覧者が制御の対象と
なる物体を自由に選択して意図通りに動かすことができ
る。
【0159】また、本発明の請求項32に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体によれば、ストリー
ム形式のデータを受信し、動作ストリームデータとそれ
以外のストリームデータとに分けて出力するストリーム
データ受信ステップと、手動で動作制御を行う物体や物
体の部位に対する動作データを入力する手動制御データ
入力ステップと、前記手動制御データ入力ステップで入
力された動作データで制御を行う物体や物体の部位に対
しては、前記手動制御データ入力ステップから出力され
た動作データをシーン生成動作データとして出力し、そ
れ以外の物体や物体の部位に対しては前記ストリームデ
ータ受信ステップから出力された動作ストリームデータ
をシーン生成動作データとして出力する動作制御データ
出力ステップと、を含む、仮想空間を制御するためのデ
ータを受信する仮想空間制御データ受信プログラムを記
録したことにより、インターネットなどのネットワーク
をベースとした3次元CGや静止画像、動画像、音声、
テキストによって表現される動的な仮想空間において、
閲覧者が制御の対象となる物体を意図通りに動かすこと
ができる。
【0160】また、本発明の請求項33に係る仮想空間
制御データ受信プログラム記録媒体によれば、ストリー
ム形式のデータを受信し、動作ストリームデータとそれ
以外のストリームデータとに分けて出力するストリーム
データ受信ステップと、手動で動作制御を行う物体や物
体の部位に対する制御データを入力する手動制御データ
入力ステップと、前記手動制御データ入力ステップで入
力された制御データを制御を行う物体や物体の部位に適
合した動作データに変換する手動制御データ変換ステッ
プと、前記手動制御データ入力ステップで入力された制
御データで制御を行う物体や物体の部位に対しては前記
手動制御データ変換ステップから出力された動作データ
をシーン生成動作データとして出力し、それ以外の物体
や物体の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステ
ップから出力された動作ストリームデータをシーン生成
動作データとして出力する動作制御データ出力ステップ
と、を含む、仮想空間を制御するためのデータを受信す
る仮想空間制御データ受信プログラムを記録したことに
より、インターネットなどのネットワークをベースとし
た3次元CGや静止画像、動画像、音声、テキストによ
って表現される動的な仮想空間において、閲覧者が制御
の対象となる物体を意図通りに動かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における仮想空間制
御データ受信装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態における制御データ
出力手段の構成と同期動作を示す説明図
【図3】本発明の第2の実施の形態における仮想空間制
御データ受信装置の構成図
【図4】本発明の第3の実施の形態における仮想空間制
御データ送受信システムの構成図
【図5】本発明の第4の実施の形態における仮想空間制
御データ受信装置の構成図
【図6】本発明の第5の実施の形態における仮想空間制
御データ受信装置の構成図
【図7】本発明の第6の実施の形態における仮想空間制
御データ受信装置の構成図
【図8】本発明の第7の実施の形態における仮想空間制
御データ受信装置の構成図
【図9】(a)チャネル定義パケット及びデータパケッ
トの説明図 (b)チャネル定義パケット及びデータパケットの送信
方法の説明図
【図10】(a)ストリームデータのマルチプロセス
(マルチスレッド)処理の説明図 (b)ストリームデータのダブルバッファ処理の説明図
【図11】(a)移動する物体または物体の部位の制御
の説明図 (b)1リンクで構成される物体または物体の部位の制
御の説明図 (c)3リンクで構成される物体または物体の部位の制
御の説明図
【図12】(a)物体の選択の説明図 (b)物体の部位の選択の説明図
【図13】(a)制御データパケットの説明図 (b)制御データパケットの送信方法の説明図 (c)選択データパケットの説明図 (d)選択データパケット及び制御データパケットの送
信方法の説明図
【図14】インターネットを利用したゲームの説明図
【符号の説明】
1 ストリームデータ受信手段 2 手動データ入力手段 3 手動制御データ変換手段 4 制御データ出力手段 5 シーンデータ生成手段 6 描画手段 7 表示手段 8 音声出力手段 9 上書きバッファ 10 音声情報とシーン情報の識別手段 11 FIFO 12 同期出力手段 21 ストリームデータ送信手段 22 クライアント装置A 23 クライアント装置B 24 データ送受信線 25 ストリームデータ受信手段 26 手動データ入力手段 27 手動データ送信手段 28 手動データ受信手段 29 手動制御データ変換手段 30 制御データ出力手段 31 シーンデータ生成手段 32 描画手段 33 表示手段 34 音声出力手段 51 ストリームデータ送信手段 52 クライアント装置A 53 クライアント装置B 54 手動制御データ転送手段 55 データ送受信線 56 ストリームデータ受信手段 57 手動データ入力手段 58 手動データ送信手段 59 手動データ受信手段 60 手動制御データ変換手段 61 制御データ出力手段 62 シーンデータ生成手段 63 描画手段 64 表示手段 65 音声出力手段 71 ストリームデータ受信手段 72 手動制御データ入力手段 73 手動制御データ変換手段 74 動作制御データ出力手段 75 シーンデータ生成手段 76 描画手段 77 表示手段 81 ストリームデータ受信手段 82 制御対象選択手段 83 手動制御データ入力手段 84 手動制御データ変換手段 85 動作制御データ出力手段 86 シーンデータ生成手段 87 描画手段 88 表示手段 91 ストリームデータ受信手段 92 手動制御データ入力手段 93 手動制御データ送信手段 94 手動制御データ受信手段 95 手動制御データ変換手段 96 動作制御データ出力手段 97 シーンデータ生成手段 98 描画手段 99 表示手段 100 ストリームデータ受信手段 101 制御対象選択手段 102 選択データ送信手段 103 選択データ受信手段 104 手動制御データ入力手段 105 手動制御データ送信手段 106 手動制御データ受信手段 107 手動制御データ変換手段 108 動作制御データ出力手段 109 シーンデータ生成手段 110 描画手段 111 表示手段

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動的な仮想空間を制御するための複数の
    ストリーム形式のデータをその種類に応じて受信するス
    トリームデータ受信手段と、 仮想空間中で制御する対象の制御データを入力する手動
    データ入力手段と、 前記手動データ入力手段で制御される対象に対しては前
    記手動データ入力手段で入力された制御データを出力
    し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデータ受
    信手段で受信したストリームデータを出力する制御デー
    タ出力手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  2. 【請求項2】 動的な仮想空間を制御するための複数の
    ストリーム形式のデータをその種類に応じて受信するス
    トリームデータ受信手段と、 仮想空間中で制御する対象を選択する選択データと選択
    された対象の制御データを入力する手動データ入力手段
    と、 前記手動データ入力手段で選択された対象に対しては前
    記手動データ入力手段で入力された制御データを出力
    し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデータ受
    信手段で受信したストリームデータを出力する制御デー
    タ出力手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の仮想空間制御データ受
    信装置において、 前記手動データ入力手段で入力された制御データを前記
    手動データ入力手段で選択された対象に応じた制御デー
    タに変換する手動制御データ変換手段を備え、 前記制御データ出力手段は、 前記手動データ入力手段で選択された対象に対しては前
    記手動制御データ変換手段で変換された制御データを出
    力し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデータ
    受信手段で受信したストリームデータを出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の仮想空間制御データ受
    信装置において、 前記手動データ入力手段で入力された選択データと制御
    データを他の仮想空間制御データ受信装置に送信する手
    動データ送信手段と、 他の仮想空間制御データ受信装置で入力された選択デー
    タと制御データを受信する手動データ受信手段と、を備
    え、 前記制御データ出力手段は、 前記手動データ入力手段で選択された対象に対しては前
    記手動データ入力手段で入力された制御データを出力
    し、前記手動データ受信手段における選択データで制御
    される対象に対しては前記手動データ受信手段で受信し
    た制御データを出力し、それ以外の対象に対しては前記
    ストリームデータ受信手段で受信したストリームデータ
    を出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の仮想空間制御データ受
    信装置において、 前記手動データ入力手段で入力された選択データと制御
    データを他の仮想空間制御データ受信装置に送信する手
    動データ送信手段と、 他の仮想空間制御データ受信装置で入力された選択デー
    タと制御データを受信する手動データ受信手段と、を備
    え、 前記手動制御データ変換手段は、 前記手動データ入力手段と前記手動データ受信手段から
    出力される制御データを選択データで制御される対象に
    応じた制御データに変換し、 前記制御データ出力手段は、 前記手動データ入力手段で選択された対象や前記手動デ
    ータ受信手段における選択データで制御される対象に対
    しては、前記手動制御データ変換手段で変換された制御
    データを出力し、それ以外の対象には前記ストリームデ
    ータ受信手段で受信したストリームデータを出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の仮
    想空間制御データ受信装置において、 前記制御データ出力手段から出力されたデータから仮想
    空間を構成するシーンデータを生成するシーンデータ生
    成手段と、 前記シーンデータ生成手段で生成されたシーンデータに
    基づき画像データを生成する描画手段と、 前記描画手段で生成された画像データを表示する表示手
    段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の仮想空間制御データ受
    信装置において、 前記制御データ出力手段から出力されたデータに基づき
    音声を出力する音声出力手段を備えたことを特徴とする
    仮想空間制御データ受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれかに記載の仮
    想空間制御データ受信装置において、 前記制御データ出力手段は、 前記手動データ入力手段で入力したデータで制御する対
    象に対する制御データと、それ以外の対象に対するスト
    リームデータとを時間的に同期させながら出力すること
    を特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  9. 【請求項9】 ストリーム形式のデータを受信し、動作
    ストリームデータとそれ以外のストリームデータとに分
    けて出力するストリームデータ受信手段と、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する動作デ
    ータを入力する手動制御データ入力手段と、 前記手動制御データ入力手段で入力された動作データで
    制御を行う物体や物体の部位に対しては、前記手動制御
    データ入力手段から出力された動作データをシーン生成
    動作データとして出力し、それ以外の物体や物体の部位
    に対しては前記ストリームデータ受信手段から出力され
    た動作ストリームデータをシーン生成動作データとして
    出力する動作制御データ出力手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の仮想空間制御データ
    受信装置において、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位を選択するため
    の選択データの入力を行う制御対象選択手段を備え、 前記手動制御データ入力手段は、 前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部位に
    対する動作データを入力し、 前記動作制御データ出力手段は、 前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部位に
    対しては前記手動制御データ入力手段から出力された動
    作データをシーン生成動作データとして出力し、それ以
    外の物体や物体の部位に対しては前記ストリームデータ
    受信手段から出力された動作ストリームデータをシーン
    生成動作データとして出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  11. 【請求項11】 ストリーム形式のデータを受信し、動
    作ストリームデータとそれ以外のストリームデータとに
    分けて出力するストリームデータ受信手段と、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する制御デ
    ータを入力する手動制御データ入力手段と、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御データを
    制御を行う物体や物体の部位に適合した動作データに変
    換する手動制御データ変換手段と、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御データで
    制御を行う物体や物体の部位に対しては前記手動制御デ
    ータ変換手段から出力された動作データをシーン生成動
    作データとして出力し、それ以外の物体や物体の部位に
    対しては前記ストリームデータ受信手段から出力された
    動作ストリームデータをシーン生成動作データとして出
    力する動作制御データ出力手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の仮想空間制御デー
    タ受信装置において、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位を選択するため
    の選択データの入力を行う制御対象選択手段を備え、 前記手動制御データ入力手段は、 前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部位に
    対する制御データを入力し、 前記動作制御データ出力手段は、 前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部位に
    対しては前記手動制御データ変換手段から出力された動
    作データをシーン生成動作データとして出力し、それ以
    外の物体や物体の部位に対しては前記ストリームデータ
    受信手段から出力された動作ストリームデータをシーン
    生成動作データとして出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の仮想空間制御データ
    受信装置において、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御対象の物
    体や物体の部位に対する動作データを外部へ送信する手
    動制御データ送信手段と、 外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
    対する動作データを受信する手動制御データ受信手段
    と、を備え、 前記動作制御データ出力手段は、 前記手動制御データ入力手段で制御される物体や物体の
    部位に対しては前記手動制御データ入力手段から出力さ
    れた動作データをシーン生成動作データとして出力し、
    前記手動制御データ受信手段で受信した動作データで制
    御される物体や物体の部位に対しては前記手動制御デー
    タ受信手段で受信した動作データをシーン生成動作デー
    タとして出力し、それ以外の物体や物体の部位に対して
    は前記ストリームデータ受信手段から出力された動作ス
    トリームデータをシーン生成動作データとして出力す
    る、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の仮想空間制御デー
    タ受信装置において、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御対象の物
    体や物体の部位に対する動作データを外部へ送信する手
    動制御データ送信手段と、 外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
    対する動作データを受信する手動制御データ受信手段
    と、 前記制御対象選択手段で入力された選択データを外部に
    送信する選択データ送信手段と、 外部から送信されてくる選択データを受信する選択デー
    タ受信手段と、を備え、 前記動作制御データ出力手段は、 前記制御対象選択手段で選択された物体や物体の部位に
    対しては前記手動制御データ入力手段から出力された動
    作データをシーン生成動作データとして出力し、前記選
    択データ受信手段の選択データで選択された物体に対し
    ては前記手動制御データ受信手段で受信した動作データ
    をシーン生成動作データとして出力し、それ以外の物体
    や物体の部位に対しては前記ストリームデータ受信手段
    から出力された動作ストリームデータをシーン生成動作
    データとして出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の仮想空間制御デー
    タ受信装置において、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御対象の物
    体や物体の部位に対する制御データを外部へ送信する手
    動制御データ送信手段と、 外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
    対する制御データを受信する手動制御データ受信手段
    と、を備え、 前記手動制御データ変換手段は、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御データや
    前記手動制御データ受信手段で受信した制御データを制
    御を行う物体や物体の部位に適合した動作データに変換
    し、 前記動作制御データ出力手段は、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御データで
    制御を行う物体や物体の部位に対してや、前記手動制御
    データ受信手段で受信した制御データで制御される物体
    や物体の部位に対しては前記手動制御データ変換手段か
    ら出力された動作データをシーン生成動作データとして
    出力し、それ以外の物体や物体の部位に対しては前記ス
    トリームデータ受信手段から出力された動作ストリーム
    データをシーン生成動作データとして出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の仮想空間制御デー
    タ受信装置において、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御対象の物
    体や物体の部位に対する制御データを外部へ送信する手
    動制御データ送信手段と、 外部から送信されてきた制御対象の物体や物体の部位に
    対する制御データを受信する手動制御データ受信手段
    と、 前記制御対象選択手段で入力された選択データを外部に
    送信する選択データ送信手段と、 外部から送信されてくる選択データを受信する選択デー
    タ受信手段と、を備え、 前記手動制御データ変換手段は、 前記手動制御データ入力手段で入力された制御データや
    前記手動制御データ受信手段で受信した制御データを前
    記制御対象選択手段や前記選択データ受信手段の選択デ
    ータで選択された物体や物体の部位に適合した動作デー
    タに変換し、 前記動作制御データ出力手段は、 前記制御対象選択手段や前記選択データ受信手段の選択
    データで選択された物体や物体の部位に対しては前記手
    動制御データ変換手段から出力された動作データをシー
    ン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体
    の部位に対しては前記ストリームデータ受信手段から出
    力された動作ストリームデータをシーン生成動作データ
    として出力する、 ことを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  17. 【請求項17】 請求項9ないし12のいずれかに記載
    の仮想空間制御データ受信装置において、 前記動作制御データ出力手段は、 前記手動制御データ入力手段で入力したデータで制御す
    る物体や物体の部位に対するシーン生成動作データと、
    それ以外の物体や物体の部位に対するシーン生成動作デ
    ータとを時間的に同期させながら出力することを特徴と
    する仮想空間制御データ受信装置。
  18. 【請求項18】 請求項13ないし16のいずれかに記
    載の仮想空間制御データ受信装置において、 前記動作制御データ出力手段は、 前記手動制御データ入力手段で入力したデータで制御す
    る物体や物体の部位と、前記手動制御データ受信手段で
    受信したデータで制御する物体や物体の部位に対するシ
    ーン生成動作データと、それ以外の物体や物体の部位に
    対するシーン生成動作データとを時間的に同期させなが
    ら出力することを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項11,12,15,及び16の
    いずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置におい
    て、 前記手動制御データ変換手段が、入力された制御データ
    を物体や物体の部位の動作データに変換する際に、テー
    ブル化された変換データを用いることを特徴とする仮想
    空間制御データ受信装置。
  20. 【請求項20】 請求項11,12,15,及び16の
    いずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置におい
    て、 前記手動制御データ変換手段が、入力された制御データ
    を物体や物体の部位の動作データに変換する際に、テー
    ブル化されたキー変換データを補間することを特徴とす
    る仮想空間制御データ受信装置。
  21. 【請求項21】 請求項11,12,15,及び16の
    いずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置におい
    て、 前記手動制御データ変換手段が、入力された制御データ
    を物体や物体の部位の動作データに変換する際に、予め
    学習しておいたニューラルネットを用いることを特徴と
    する仮想空間制御データ受信装置。
  22. 【請求項22】 請求項11,12,15,及び16の
    いずれかに記載の仮想空間制御データ受信装置におい
    て、 前記手動制御データ変換手段が、入力された制御データ
    を物体や物体の部位の動作データに変換する際に、選択
    された物体や物体の部位の物理特性を表す物理計算を用
    いることを特徴とする仮想空間制御データ受信装置。
  23. 【請求項23】 請求項9ないし22のいずれかに記載
    の仮想空間制御データ受信装置において、 前記動作制御データ出力手段から出力されたシーン生成
    動作データとシーンを生成するのに必要な他のコンピュ
    ータ・グラフィックスデータからシーンデータを生成す
    るシーン生成手段と、 前記シーン生成手段で生成されたシーンデータから画像
    生成を行う描画手段と、 前記描画手段で生成した画像を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信装
    置。
  24. 【請求項24】 動的な仮想空間を制御するための複数
    のストリーム形式のデータをその種類に応じて送信する
    仮想空間制御データ送信装置と、複数の仮想空間制御デ
    ータ受信装置で構成される仮想空間制御データ送受信シ
    ステムにおいて、 前記仮想空間制御データ受信装置が、 前記仮想空間制御データ送信装置から送信されたストリ
    ーム形式のデータをその種類に応じて受信するストリー
    ムデータ受信手段と、 仮想空間中で制御する対象を選択する選択データと選択
    された対象の制御データを入力する手動データ入力手段
    と、 前記手動データ入力手段で入力された選択データと制御
    データを他の仮想空間制御データ受信装置に送信する手
    動データ送信手段と、 他の仮想空間制御データ受信装置で入力された選択デー
    タと制御データを受信する手動データ受信手段と、 前記手動データ入力手段で選択された対象に対しては前
    記手動データ入力手段で入力された制御データを出力
    し、前記手動データ受信手段における選択データで選択
    された対象に対しては前記手動データ受信手段で受信し
    た制御データを出力し、それ以外の対象には前記ストリ
    ームデータ受信手段で受信したストリームデータを出力
    する制御データ出力手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ送受信シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 動的な仮想空間を制御するための複数
    のストリーム形式のデータをその種類に応じて送信する
    仮想空間制御データ送信装置と、複数の仮想空間制御デ
    ータ受信装置と、手動制御データ転送手段とで構成され
    る仮想空間制御データ送受信システムにおいて、 前記仮想空間制御データ受信装置が、 前記仮想空間制御データ送信装置から送信されたストリ
    ーム形式のデータをその種類に応じて受信するストリー
    ムデータ受信手段と、 仮想空間中で制御する対象を選択する選択データと選択
    された対象の制御データを入力する手動データ入力手段
    と、 前記手動データ入力手段で入力された選択データと制御
    データを前記手動制御データ転送手段に転送する手動デ
    ータ送信手段と、 前記手動制御データ転送手段から送信されてきた他の仮
    想空間制御データ受信装置で入力された選択データと制
    御データを受信する手動データ受信手段と、 前記手動データ入力手段で選択された対象に対しては前
    記手動データ入力手段で入力された制御データを出力
    し、前記手動データ受信手段における選択データで選択
    された対象に対しては前記手動データ受信手段で受信し
    た制御データを出力し、それ以外の対象には前記ストリ
    ームデータ受信手段で受信したストリームデータを出力
    する制御データ出力手段と、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ送受信シ
    ステム。
  26. 【請求項26】 動的な仮想空間を制御するための複数
    のストリーム形式のデータをその種類に応じて受信する
    ストリームデータ受信ステップと、 仮想空間中で制御する対象の制御データを入力する手動
    データ入力ステップと、 前記手動データ入力ステップで制御される対象に対して
    は前記手動データ入力ステップで入力された制御データ
    を出力し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデ
    ータ受信ステップで受信したストリームデータを出力す
    る制御データ出力ステップと、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信方
    法。
  27. 【請求項27】 動的な仮想空間を制御するための複数
    のストリーム形式のデータをその種類に応じて受信する
    ストリームデータ受信ステップと、 仮想空間中で制御する対象を選択する選択データと選択
    された対象の制御データを入力する手動データ入力ステ
    ップと、 前記手動データ入力ステップで選択された対象に対して
    は前記手動データ入力ステップで入力された制御データ
    を出力し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデ
    ータ受信ステップで受信したストリームデータを出力す
    る制御データ出力ステップと、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信方
    法。
  28. 【請求項28】 ストリーム形式のデータを受信し、動
    作ストリームデータとそれ以外のストリームデータとに
    分けて出力するストリームデータ受信ステップと、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する動作デ
    ータを入力する手動制御データ入力ステップと、 前記手動制御データ入力ステップで入力された動作デー
    タで制御を行う物体や物体の部位に対しては、前記手動
    制御データ入力ステップから出力された動作データをシ
    ーン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物
    体の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステップ
    から出力された動作ストリームデータをシーン生成動作
    データとして出力する動作制御データ出力ステップと、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信方
    法。
  29. 【請求項29】 ストリーム形式のデータを受信し、動
    作ストリームデータとそれ以外のストリームデータとに
    分けて出力するストリームデータ受信ステップと、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する制御デ
    ータを入力する手動制御データ入力ステップと、 前記手動制御データ入力ステップで入力された制御デー
    タを制御を行う物体や物体の部位に適合した動作データ
    に変換する手動制御データ変換ステップと、 前記手動制御データ入力ステップで入力された制御デー
    タで制御を行う物体や物体の部位に対しては前記手動制
    御データ変換ステップから出力された動作データをシー
    ン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体
    の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステップか
    ら出力された動作ストリームデータをシーン生成動作デ
    ータとして出力する動作制御データ出力ステップと、 を備えたことを特徴とする仮想空間制御データ受信方
    法。
  30. 【請求項30】 動的な仮想空間を制御するための複数
    のストリーム形式のデータをその種類に応じて受信する
    ストリームデータ受信ステップと、 仮想空間中で制御する対象の制御データを入力する手動
    データ入力ステップと、 前記手動データ入力ステップで制御される対象に対して
    は前記手動データ入力ステップで入力された制御データ
    を出力し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデ
    ータ受信ステップで受信したストリームデータを出力す
    る制御データ出力ステップと、 を含む、仮想空間を制御するためのデータを受信する仮
    想空間制御データ受信プログラムを記録したことを特徴
    とする仮想空間制御データ受信プログラム記録媒体。
  31. 【請求項31】 動的な仮想空間を制御するための複数
    のストリーム形式のデータをその種類に応じて受信する
    ストリームデータ受信ステップと、 仮想空間中で制御する対象を選択する選択データと選択
    された対象の制御データを入力する手動データ入力ステ
    ップと、 前記手動データ入力ステップで選択された対象に対して
    は前記手動データ入力ステップで入力された制御データ
    を出力し、それ以外の対象に対しては前記ストリームデ
    ータ受信ステップで受信したストリームデータを出力す
    る制御データ出力ステップと、 を含む、仮想空間を制御するためのデータを受信する仮
    想空間制御データ受信プログラムを記録したことを特徴
    とする仮想空間制御データ受信プログラム記録媒体。
  32. 【請求項32】 ストリーム形式のデータを受信し、動
    作ストリームデータとそれ以外のストリームデータとに
    分けて出力するストリームデータ受信ステップと、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する動作デ
    ータを入力する手動制御データ入力ステップと、 前記手動制御データ入力ステップで入力された動作デー
    タで制御を行う物体や物体の部位に対しては、前記手動
    制御データ入力ステップから出力された動作データをシ
    ーン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物
    体の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステップ
    から出力された動作ストリームデータをシーン生成動作
    データとして出力する動作制御データ出力ステップと、 を含む、仮想空間を制御するためのデータを受信する仮
    想空間制御データ受信プログラムを記録したことを特徴
    とする仮想空間制御データ受信プログラム記録媒体。
  33. 【請求項33】 ストリーム形式のデータを受信し、動
    作ストリームデータとそれ以外のストリームデータとに
    分けて出力するストリームデータ受信ステップと、 手動で動作制御を行う物体や物体の部位に対する制御デ
    ータを入力する手動制御データ入力ステップと、 前記手動制御データ入力ステップで入力された制御デー
    タを制御を行う物体や物体の部位に適合した動作データ
    に変換する手動制御データ変換ステップと、 前記手動制御データ入力ステップで入力された制御デー
    タで制御を行う物体や物体の部位に対しては前記手動制
    御データ変換ステップから出力された動作データをシー
    ン生成動作データとして出力し、それ以外の物体や物体
    の部位に対しては前記ストリームデータ受信ステップか
    ら出力された動作ストリームデータをシーン生成動作デ
    ータとして出力する動作制御データ出力ステップと、 を含む、仮想空間を制御するためのデータを受信する仮
    想空間制御データ受信プログラムを記録したことを特徴
    とする仮想空間制御データ受信プログラム記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012212267A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Kyocera Document Solutions Inc データ処理装置およびデータ処理プログラム

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