JP2000347528A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2000347528A
JP2000347528A JP11154170A JP15417099A JP2000347528A JP 2000347528 A JP2000347528 A JP 2000347528A JP 11154170 A JP11154170 A JP 11154170A JP 15417099 A JP15417099 A JP 15417099A JP 2000347528 A JP2000347528 A JP 2000347528A
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rotator
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JP11154170A
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Tetsuro Ito
哲朗 伊藤
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着回転体上の離型剤の量を、定着回転体に
傷を付けたり、離型剤の部分的なむらが生じたりしない
で精度よく検出できるようにする。 【解決手段】 定着回転体対3により記録材2上の画像
1を定着しながら、離型剤供給機構4により定着回転体
3a上に離型剤10を供給して画像1との離型を図る一
方、離型剤量検出手段5により定着回転体3a上の離型
剤10の量を検出するのに、定着回転体3aの定着面3
a1の摩擦抵抗の変化に応じた従動回転体6の従動回
転、および従動変移の2つの従動状態を得て、回転状
態、変移状態各検出手段8、9によるそれら2つの従動
状態の検出結果から、離型剤量判定手段11にて定着回
転体3a上の離型剤10の量を判定することにより、上
記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着な画像が形
成された記録材にその画像を定着回転体対間を通して定
着する定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真方式を採用する画像形
成装置では、像担持体としての感光体上の潜像をトナー
現像して顕像化し、顕像化したトナー画像を直接または
中間転写体を介して記録材上に静電転写し、この静電転
写により未定着なトナー画像を保持した記録材を定着回
転体対の間に送り込んで挟持搬送しながら、前記未定着
なトナー画像を定着処理し画像を最終し上げしている。
【0003】この定着動作において、定着回転体の表面
に画像を形成したトナーとの離型を図る離型剤を塗布す
ることが行われている。カラー画像は3色または4色の
トナー画像を溶融させて合成し、かつモノクロ画像より
も高い光沢を得るために、モノクロ画像の場合よりも溶
融性が良く粘着性の高いトナーが用いられることで、ト
ナーが多重に付着してその付着量が多くなることも相ま
ち、定着回転体との離型性が悪くなり、定着の際に定着
回転体の表面にトナーが付着しこれが後続の記録材上に
逆転写され画像汚れを招きやすい。このため、カラー画
像を形成する場合は定着回転体にトナーとの十分な離型
性を確保する離型剤を塗布することがほぼ必須になって
いる。
【0004】定着回転体に塗布する離型剤の不足は分離
不良、過剰は記録材の離型剤によるオイル汚れを招く。
そこで従来、図6に示すように、供給される離型剤aを
定着回転体対bの一方の定着回転体b1との接触部に向
け移送し定着回転体b1に塗布する離型剤塗布手段cに
対し、定着回転体b1に向け移送する離型剤aの量を規
制する離型剤量規制部材dを設けている。離型剤量規制
部材dは例えば図6に示すような弾性ブレードであり、
その先端のエッジd1を例えば回転体である離型剤塗布
手段cの表面に圧接させ、その圧接力の設定によって定
着回転体b1との接触部に向け移送される離型剤aの量
を規制し、定着回転体b1に塗布する離型剤aの量を調
整するようにしている。
【0005】ところで、カラー画像を定着する定着回転
体b1、b2は例えば、アルミニウム製の基材fの表面
にシリコーンゴムなどのソフト層gを形成したソフトロ
ーラが用いられる。このソフト層gには離型剤aとして
のシリコーンオイルなどを含浸させて、ソフト層g自体
にてある程度の離型性を確保できるようにしておき、離
型剤aを補助的に塗布する程度で、上記離型性と離型剤
によるオイル汚れ防止との相容れない問題に対応してい
る。
【0006】これによって、離型剤aが過剰になってオ
イル汚れが発生するようなことは防止しやすくなるが、
連続定着枚数が多いとか、一定時間当たりの定着頻度が
多いとかにより離型剤aが多く消費されてときとして不
足し、定着回転体b1、b2のソフト層g自体に含浸し
ている離型剤aの量が徐々に減少し分離不良を生じるこ
とがある。
【0007】特公昭59−53549号公報は定着ロー
ラ表面に板ばねなどにより保持した摺動部材を当接さ
せ、この摺動部材が定着ローラとの摩擦により変移した
位置の違いによって定着ローラ表面へのオイルの量を判
定する技術を開示している。また、特公昭61−396
66号公報は定着ローラ表面の接触摩擦に応じて回転ま
たは停止状態となる検知ローラを設けて、この検知ロー
ラの回転状態から定着ローラ表面のオイルの量を判定す
る技術を開示している。いずれの場合にも判定したオイ
ルの量を基にオイルの塗布量を制御して定着ローラ表面
上のオイルの量を制御することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各公報が
開示している従来の定着装置では、例えば定着ローラ表
面に摺動部材を当接させる前者の場合では、定着ローラ
上のオイルがこの摺動部材の当接部で部分的にせき止め
られて溜り、さらにはこの溜まったオイルが溢れ出てし
まうことでオイルむらが生じる原因になる。この場合、
定着ローラ上のオイル塗布量が十分な場合は目立たない
が、オイル塗布量が少ない場合には、オイルの漏れだし
部分だけオイルが筋状に多く塗布される状態が生じるた
め、定着ローラ対の間に通される記録材上にスジ状のオ
イル汚れが発生してしまう。摺動部材は長期に使用する
と定着ローラ表面に摺接するエッジ部分など同一箇所に
紙粉などの異物がオイルとともに蓄積して次第に凝着し
硬化するので、定着ローラ表面に傷が生じてしまう。
【0009】また、定着ローラ表面の接触摩擦に応じて
回転または停止状態になる検知ローラを設ける後者の場
合には、定着ローラ上のオイル塗布量を検知ローラの回
転状態から把握するため、検知ローラの回転にどれだけ
の力が加わり回転しているのかを把握することはできな
い。従って、オイル塗布量が少ない状態では、検知ロー
ラが十分回転することになるが、オイル塗布が全く行わ
れていない場合でも、検知ローラが十分に回転するた
め、この違いを把握することができず、定着ローラ表面
全体が十分なオイルで覆われるような場合はよいが、定
着ローラ表面を部分的に覆うような少量のオイル塗布を
行うような場合には、必要な精度で検出できずオイル塗
布量の制御が正確に行えないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、定着回転体上の離型剤の
量を、定着回転体に傷を付けたり、離型剤の部分的なむ
らが生じたりしないで精度よく検出できる定着装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の定着装置は、未定着な画像が形成
された記録材を相互間に通してその画像を前記記録材に
定着する定着回転体対と、一方の定着回転体の記録材に
接する定着面に離型剤を供給する離型剤供給機構と、定
着回転体対の少なくとも一方の定着回転体の定着面上の
離型剤量を検出する離型剤量検出手段とを備え、離型剤
量検出手段が、離型剤検出対象である定着回転体の定着
面の摩擦抵抗の変化に応じて定着回転体に従動回転およ
び従動変移する従動回転体と、この従動回転体の従動変
移に抗する方向に従動回転体を付勢する付勢手段と、前
記従動回転体の従動回転状態を検出する回転状態検出手
段と、前記従動回転体の従動変移状態を検出する変移状
態検出手段と、前記従動回転体の従動回転状態および従
動変移状態から定着回転体上の離型剤量を判定する離型
剤量判定手段とを有していることを主たる特徴としてい
る。
【0012】このような構成では、定着回転体対は未定
着な画像が形成された記録材を通してその画像を相互間
で記録材上に定着しながら、離型材供給機構により定着
回転体上に離型剤を供給して定着回転体と画像との離型
を図る一方、定着回転体上の離型剤の量を制御などする
ため、離型剤量検出手段により定着回転体上の離型剤の
量を検出するが、特に、定着回転体の定着面の摩擦抵抗
の変化に応じた従動回転体の従動回転、および従動変移
の2つの従動状態を得て、回転状態、変移状態各検出手
段によるそれら2つの従動状態の検出結果から、離型剤
量判定手段が定着回転体上の離型剤の量を判定するの
で、1つの従動状態だけから判定する従来の場合よりも
判定精度が向上する。従って、離型剤供給機構による離
型剤の供給量を検出される離型剤量に応じた制御手段に
よる調整にて定着回転体上の離型剤の量を正確に制御す
ることができる。しかも、従動回転体は従動回転するこ
とにより定着回転体上の離型剤をせき止めて溜らせるよ
うなことがないので、定着回転体上の離型剤のむらや離
型剤による筋状のオイル汚れが解消するし、紙粉などの
異物が離型剤とともに同一箇所に蓄積して凝着し硬化す
るようなことがないので、定着回転体に傷がつくような
ことも回避できる。
【0013】離型剤供給機構が、定着回転体に接して回
転により離型剤を塗布する離型剤塗布手段と、離型剤塗
布手段にその回転方向に対し順方向に接触して離型剤塗
布手段上の離型剤量を調整する離型剤量規制部材とを備
えたものであるとき、離型剤供給量制御手段が、離型剤
塗布手段に接触する離型剤量規制部材の接触圧力を増減
させて、離型剤の塗布量を応答性よく制御することがで
きる。
【0014】離型剤量検出手段により検出される離型剤
量に応じて、記録材を通すタイミングを変更する制御手
段を有していると、離型剤の消費量を記録材を通すタイ
ミングによって調整して離型剤の量の変動に対応し過不
足ない離型剤量を確保しながら適正に定着することがで
きる。
【0015】離型剤量検出手段により検出される離型剤
量が設定値を下回ったとき、記録材を通すことを禁止す
るとともに定着回転体を離間させる制御手段を有するも
のであると、記録材を通すタイミングを調整するだけで
は対応できない離型剤の不足に対し、記録材を通さない
ことにより定着の失敗の防止を図りながら、定着回転体
の離間によって一方の定着回転体に離型剤を供給する場
合の他方の定着回転体への移行を防止して定着回転体上
での離型剤量を早期に立ち上げ短時間で定着を再開でき
るようになる。
【0016】上記の場合、離型剤量検出手段が定着回転
体対の双方に設けられ、上記制御手段が、各々の離型剤
量検出手段により検出される離型剤量の差分が設定値を
上回ったときは、記録材を通すことを禁止するとともに
定着回転体対を接触回転させると、定着回転体の一方に
離型剤を塗布するだけの場合でも、記録材を通さないこ
とにより離型剤が消費されないようにして一方の定着回
転体で離型剤を増量させながらそれを接触回転しあう他
方の定着回転体に転移されるようにして、他方の定着回
転体上の離型剤量を早期に立ち上げ、記録材の両面にお
いてそれに接する定着回転体との離型を図れるようにす
るので、定着回転体対の双方に離型性が求められる両面
画像形成の際の定着に好適である。
【0017】また、両面画像形成条件での定着未処理な
第2面に画像が形成されるときの定着処理済の第1面に
接する定着回転体に離型剤量検出手段が設けられ、上記
制御手段が、離型剤量検出手段により検出される離型剤
量が設定値を下回り、かつ両面画像形成の信号があった
ときは、記録材を通すことを禁止するとともに、定着回
転体対を接触回転させるようにすると、記録材の定着未
処理な面に接する一方の側の定着回転体に離型剤を塗布
する場合でも、両面画像形成の信号があり、かつ他方の
側で検出される離型剤の量が設定値を下回ったときに、
記録材を通すのを禁止することにより離型剤が消費され
ないようにして一方の定着回転体で離型剤を増量させな
がらそれを接触回転しあう他方の定着回転体に転移され
るようにして、他方の定着ローラ対での離型剤量を早期
に立ち上げ、記録材の両面においてそれに接する定着回
転体との離型を図れるようにするので、定着回転体対の
双方に離型性が求められる両面画像形成の際の定着に好
適である。
【0018】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は、それ単独で、あるいは可能な限り種々な
組み合わせで複合して用いることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の代表的な実施の形態
についてその実施例とともに図1〜図5を参照しながら
詳細に説明し、本発明の理解に供する。
【0020】本実施の形態は、主として樹脂製の粉体ト
ナーを用いて感光体上の静電潜像を現像して顕像化し、
顕像化したトナー画像を直接または間接に記録材上に静
電転写し、転写された記録材上の未定着なトナー画像を
定着回転体対間に通すことにより定着処理し、モノクロ
画像や合成画像、カラー画像を形成する場合の一例であ
る。しかし、本発明はこれに限られることはなく、粉体
や液体などの各種のトナーを用いて記録材上に未定着な
画像として間接にまたは直接に画像が形成される各種の
場合に適用して有効であり、複写機、プリンタ、ファク
シミリ、マイクロフィルムのリーダプリンタなどに適用
できる。
【0021】本実施の形態は図1に示すように、未定着
な画像1が形成された記録材2にその画像1を相互間で
定着させる定着回転体対3の一方、例えば定着回転体3
aにシリコーンオイルなどの適宜な離型剤10を供給す
る離型剤供給機構4と、定着回転体対3の少なくとも一
方の定着回転体3aの定着面3a1上の離型剤量を検出
する離型剤量検出手段5とを備えている。離型剤量検出
手段5は、離型剤検出対象である定着回転体3aの定着
面3a1の摩擦抵抗の変化に応じて定着回転体3aに従
動回転および従動変移する従動回転体6と、この従動回
転体6の従動変移に抗する方向に従動回転体を付勢する
付勢手段7と、前記従動回転体6の従動回転状態を検出
する回転状態検出手段8と、前記従動回転体6の従動変
移状態を検出する変移状態検出手段9と、前記従動回転
体6の従動回転状態および従動変移状態から定着回転体
3a上の離型剤量を判定する離型剤量判定手段11とを
有している。
【0022】図1、図2に示す実施例では、定着回転体
3aは定着回転体対3を構成する今1つの定着回転体3
bとともにローラメンバであって、カラー画像の定着の
ためにアルミニウム基材21の上にシリコーンゴム22
を設けたソフトローラとしてあり、離型剤10がシリコ
ーンゴム22に含浸している。離型剤供給機構4は、定
着回転体3aと接して回転することにより離型剤10を
定着回転体3aに塗布する離型剤塗布手段23と、離型
剤塗布手段23にその回転方向に対し順方向に接触して
離型剤塗布手段23上の離型剤量を調整する離型剤量規
制部材24と、容器31に収容された離型剤10に下部
を浸漬して回転され離型剤10を離型剤塗布手段23と
の接触部に向け移送して離型剤塗布手段23に供給する
離型剤供給手段32とを備えている。
【0023】離型剤塗布手段23はシリコーンゴムより
なるローラメンバ、離型剤供給手段32はアルミニウム
よりなるローラメンバである。離型剤量規制部材24は
ステンレス鋼やフッ素ゴムなどよりなる弾性ブレードで
あって、離型剤塗布手段23の回転方向に対し順方向か
らエッジ24aを圧接させ、その圧接力により離型剤塗
布手段23が前記供給された離型剤10を定着回転体3
aに向け移送する量を規制する。
【0024】従動回転体6はその回転軸6aが定着回転
体3aの回転中心に対して同心な円弧溝37によってガ
イドし、定着回転体3aの定着面3a1に前記従動回転
および従動変移のための適当な圧接度合いを保って、従
動回転および従動変移できるようにしてある。しかし、
その支持は種々な方式および機構を適宜に選択して行う
ことができる。付勢手段7はばねであって図1に示す実
施例のように従動回転体6の回転軸6aに直接働かせる
か、図2に示す実施例のように回転軸6aの軸受け6b
に働かせるかすると特別な部材が不要になって好適であ
る。
【0025】回転状態検出手段8は、従動回転体6の回
転軸6aに固定したエンコーダ板41とこのエンコーダ
板41の穴や遮光部が通過する都度検出するフォトカプ
ラ42とから構成され、従動回転体6の回転速度や回転
量などから、定着回転体3aの離型剤10の量の違いに
よる定着面3a1の摩擦抵抗の違いを従動回転体6の従
動回転状態の違いとして検出する。変移状態検出手段9
は、近接センサや測距センサなどを用いた従動回転体6
との距離変化から、定着回転体3aの離型剤10の量の
違いによる定着面3a1の摩擦抵抗の違いを従動回転体
6の従動変移状態の違いとして検出する。従動回転体6
の従動変移は、回転軸6aなどそれ自体の一部、あるい
は前記従動変移に連動する軸受け6bなど他の部材との
間で検出することもできる。しかし、これらの検出も種
々な方法や具体的機構を選択して達成すればよい。
【0026】定着回転体対3は未定着な画像1が形成さ
れた記録材2を通してその画像1を相互間で記録材2上
に定着する。図1に示す実施例では定着回転体3a、3
bの少なくとも一方に設けたヒータ33による加熱と、
定着回転体3a、3bどうしの圧接による加圧とで定着
を行う。加熱と加圧の一方だけでも定着はできる。定着
回転体3a、3bどうしの圧接は少なくとも一方を可動
に支持してばねなどにより他方に向け付勢すればよい。
この定着動作に際し、離型剤供給機構4により離型剤1
0を定着回転体3aに供給、塗布し、主として定着回転
体3aと上記定着される画像1との離型を図ってオフセ
ットを防止している。定着回転体3aに塗布した離型剤
10は定着回転体3bにも移行し定着回転体3bと記録
材2との間でも同様な離型を図ることができる。定着回
転体3bにも必要に応じて離型剤10を塗布するように
もできる。
【0027】このように定着回転体3a、3bに塗布さ
れる離型剤10の量を離型剤量制御手段5によって、そ
の時々の、あるいは一定した定着条件に応じたものに制
御するのに、離型剤量検出手段5により定着回転体3a
上の離型剤10の量を検出するが、本実施の形態では特
に、定着回転体3aの定着面3a1の摩擦抵抗の変化に
応じた従動回転体6の従動回転、および従動変移の2つ
の従動状態を得て、回転状態、変移状態各検出手段8、
9によるそれら2つの従動状態の検出結果から、離型剤
量判定手段11が定着回転体3a上の離型剤10の量を
判定するので、1つの従動状態だけから判定する従来の
場合よりも判定精度が向上する。
【0028】従って、離型剤供給機構4による離型剤1
0の供給量を検出される離型剤10の量に応じて離型剤
量制御手段5により調整し、定着回転体3a上の離型剤
10の量を正確に制御することができる。しかも、従動
回転体6は従動回転することにより定着回転体3a上の
離型剤10をせき止めて溜らせるようなことがないの
で、定着回転体3a上の離型剤10のむらや離型剤10
による筋状のオイル汚れが解消するし、紙粉などの異物
が離型剤10とともに定着回転体6の同一箇所に蓄積し
て凝着し硬化するようなことがないので、定着回転体3
aに傷がつくようなことも回避できる。
【0029】離型剤量制御手段51は、離型剤塗布手段
23に圧接する離型剤量規制部材24の接触圧力を増減
することによって、定着回転体3aへの離型剤10の塗
布量を応答性よく制御する。このため図1に示す実施例
では、離型剤量制御手段51は離型剤量規制部材24を
軸35を中心に回動できるように支持してカムフォロア
38との間に働かせたばね36により離型剤塗布手段2
3に圧接させるように付勢し、カム137の回転によっ
てカムフォロア38を軸39を中心に弧回動させて前記
ばね36による付勢力を調整し、離型剤量規制部材24
の離型剤塗布手段4への圧接力を増減できるようにして
いる。しかし、このような圧接力の増減は各種の方式お
よび機構を選択して行える。
【0030】なお、オイル塗布量と定着回転体3aの定
着面3a1の従動回転体6に対する摩擦抵抗とは図5の
(a)に示すような相関関係を有し、図5の(b)に示
すような従動回転体6の従動回転と離型剤塗布量との関
係、図5の(c)に示すような従動回転体6の従動変移
と離型剤塗布量との関係を示す。これらの関係は実測し
ておくことができるし、条件設定に基づき演算すること
もできる。もっとも、それらの関係には離型オイルの使
用温度による粘度の違いが影響する。例えば、離型剤1
0にジメチルシリコーンオイル(300cSt)を用い
ると、定着装置が停止中の常温25℃程度では粘度が3
00cStであるのに対し、定着装置が定着動作中の温
度150℃程度では粘度が80cSt程度となる。上記
図の関係は離型剤10の粘度が80cSt程度となる定
着動作中におけるものである。なお、離型剤10の塗布
量は通常A4で5mg〜15mg程度が好適である。
【0031】これらを基に、離型剤量判定手段11は従
動回転体6の従動回転および従動変移との2つの従動状
態から定着回転体3aの定着面3a1上の離型剤10の
量を演算し判定することができる。予め従動回転体6の
従動回転および従動変移と離型剤塗布量との相関関係を
テーブル化しておき、離型剤量判定手段11はそのテー
ブルに従い離型剤10の量を判定するのが便利であり、
判定結果に応じて離型剤量制御手段51を動作制御すれ
ばよい。
【0032】本実施の形態では上記のような制御のため
にCPUなどの制御装置52を用いている。図1に示す
実施例では本実施の形態の定着装置を装備した画像形成
装置、特にカラー複写機の動作を制御するCPUを共用
している。しかし、これに限られることはなく、専用の
ものでも、他の動作制御用のものと共用するものでもよ
い。上記離型剤量判定手段11は制御装置52の内部機
能を利用しているが、これに限られることはなく、専用
のものでも、あるいは他の動作制御と共用されるもので
もよい。
【0033】制御装置52は操作パネル53からのスタ
ート信号によって動作を開始し、初期設定や操作パネル
53で設定された各種の設定条件と、内部の、または外
部の記憶手段に記憶されたプログラム54とに従って複
写動作を制御し、その複写動作の一部である定着処理動
作に併せ、上記の従動回転体6、回転状態検出手段8、
変移状態検出手段9、離型剤量判定手段11による、定
着回転体3a上の離型剤10の量のモニタと制御とを行
う。
【0034】これら制御のために制御装置52は、定着
回転体3a、3bに設けたヒータ33、定着回転体対3
の駆動モータ55、離型剤供給機構4の駆動モータ5
6、離型剤量制御手段51の駆動モータ57、その他必
要なものそれぞれをドライバを介し適時に駆動するよう
にしてある。また、回転状態検出手段8および変移状態
検出手段9の各検出結果はアンプ58、59を介して制
御装置52に入力し、これを前記離型剤量判定手段11
が利用できるようにする。
【0035】本実施の形態ではさらに、離型剤量検出手
段5により検出される離型剤10の量に応じて、記録材
2を通すタイミングを変更する通紙制御手段61を有し
ている。図1に示す実施例では通紙制御手段61は制御
装置52の内部機能を利用しており、離型剤10の消費
量を記録材2を通すタイミングによって調整して離型剤
10の量が変動しても過不足ない離型剤量を確保しなが
ら適正に定着することができる。
【0036】また、通紙制御手段61は離型剤量検出手
段5により検出される離型剤10の量が設定値を下回っ
たとき、記録材2を通すことを禁止するとともに定着回
転体3a、3bを離間させる。これにより記録材2を通
すタイミングを調整するだけでは対応できない離型剤1
0の不足に対し、記録材2を通さないことにより定着の
失敗の防止を図りながら、定着回転体3a、3bの離間
によって一方の定着回転体3aに離型剤10を塗布する
場合の他方の定着回転体3bへの移行を防止して定着回
転体3a上での離型剤10の量を早期に立ち上げ短時間
で定着を再開できるようにする。
【0037】このような制御のために図1に示す実施例
では、定着回転体3bを支持したレバー62を軸63を
中心に回動できるように支持してカムフォロア64との
間に働かせたばね65により定着回転体3aに圧接させ
るように付勢し、カム66の回転によってカムフォロア
64を軸67を中心に弧回動させて前記ばね65による
付勢力を調整し、定着回転体3bの定着回転体3aへの
圧接力の増減に加え、圧接、離間が行えるようにしてあ
り、カム66の駆動モータ68を制御装置52により駆
動制御して、前記圧接の調整および圧接、離間の切換え
を行う。
【0038】このような実施例において、離型剤量検出
手段5が定着回転体3a、3bの双方に設けられ、通紙
制御手段61が、各々の離型剤量検出手段5により検出
される離型剤量の差分が設定値を上回ったときは、記録
材2を通すことを禁止するとともに定着回転体対3を接
触回転させると、図1に示す実施例のように定着回転体
3a、3bの一方に離型剤10を塗布するだけの場合で
も、記録材2を通さないことにより離型剤10が消費さ
れないようにして一方の定着回転体3aで離型剤10を
増量させながらそれを接触回転しあう他方の定着回転体
3bに転移されるようにして、他方の定着回転体3b上
の離型剤量を早期に立ち上げ、記録材2の両面において
それに接する定着回転体3a、3bとの離型を図れるよ
うにするので、定着回転体対3の双方に離型性が求めら
れる両面画像形成の際の定着に好適である。
【0039】また、両面画像形成条件での定着未処理な
第2面に画像が形成されるときの定着処理済の第1面に
接する例えば定着回転体3bに離型剤量検出手段5が設
けられ、上記通紙制御手段61が、離型剤量検出手段5
により検出される離型剤量が設定値を下回り、かつ操作
パネル53などから両面画像形成の信号があったとき
は、記録材2を通すことを禁止するとともに、定着回転
体対3を接触回転させるようにすると、図1に示す実施
例のように記録材2の定着未処理な面に接する一方の側
の定着回転体3aに離型剤10を塗布する場合でも、両
面画像形成の信号があり、かつ他方の定着回転体3b側
で検出される離型剤10の量が設定値を下回ったとき
に、記録材2を通すのを禁止することにより離型剤10
が消費されないようにして一方の定着回転体3aで離型
剤10を増量させながらそれを接触回転しあう他方の定
着回転体3bに転移されるようにして、他方の定着回転
体3bの離型剤量を早期に立ち上げ、記録材2の両面に
おいてそれに接する定着回転体3a、3bとの離型を図
れるようにするので、定着回転体対3の双方に離型性が
求められる両面画像形成の際の定着に好適である。
【0040】離型剤10の定着回転体3aなどへの塗布
量の調整は、離型剤10を供給側から被供給側へ供給ま
たは塗布する部材の回転速度、圧接部に形成しているニ
ップ幅などを変更することによっても行える。図3に示
す第2の実施例は、離型剤塗布手段23の定着回転体3
aへの圧接力を調整することにより、定着回転体3aに
塗布する離型剤10の量を制御するようにしてある。こ
の制御のために、離型剤塗布手段23を離型剤供給手段
32の回転中心のまわりに弧回動するレバー71により
支持し、カムフォロア72との間に働かせたばね73の
付勢によって離型剤塗布手段23を定着回転体3aに圧
接させ、カムフォロア72をカム74の回転によって押
圧位置を変更することにより前記圧接力を調整しニップ
幅を変更するようにしてある。
【0041】図4に示す第3の実施例は、離型剤供給機
構4の全体を軸81を中心に弧回動するレバー82に支
持し、ばね73によって離型剤塗布手段23を定着回転
体3aに圧接させておき、カム74の回転によるカムフ
ォロア72の動きによってレバー82をばね83を介し
てばね73に抗した引き戻し量を調整し、離型剤塗布手
段23の定着回転体3aへの圧接力、つまり双方のニッ
プ幅を制御するようにしている。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、上記の説明から明らか
なように、定着回転体の定着面の離型剤の量の多少によ
る摩擦抵抗の変化に応じた従動回転体の従動回転、およ
び従動変移の2つの従動状態から、1つの従動状態だけ
から判定する従来の場合よりも高い精度で定着回転体上
の離型剤の量を判定することができ、この判定に基づき
離型剤の供給量を調整して定着回転体上の離型剤の量を
正確に制御することができる。しかも、従動回転体は定
着回転体上の離型剤をせき止めて溜らせるようなことが
ないので、定着回転体上の離型剤のむらや離型剤による
筋状のオイル汚れが解消するし、紙粉などの異物が離型
剤とともに同一箇所に蓄積して凝着し硬化するようなこ
とがないので、定着回転体に傷がつくようなことも回避
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な一実施の形態に係る1つの実
施例を示す定着装置の概略構成図である。
【図2】図1の装置での従動回転体部分を示す背面図で
ある。
【図3】第2の実施例を示す離型剤供給機構の側面図で
ある。
【図4】第3の実施例を示す離型剤供給機構の側面図で
ある。
【図5】離型オイル塗布量と必要特性との関係を示すグ
ラフで、その(a)は定着回転体の定着面の摩擦抵抗と
の関係、その(b)は従動回転体と定着回転体の回転比
との関係、その(c)は従動回転体の変移量との関係を
示している。
【図6】従来の定着装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 画像 2 記録材 3 定着回転体対 3a、3b 定着回転体 4 離型剤供給機構 5 離型剤量検出手段 6 従動回転体 7 付勢手段 8 回転状態検出手段 9 変移状態検出手段 10 離型剤 11 離型剤量判定手段 23 離型剤塗布手段 24 離型剤量規制部材 32 離型剤供給手段 51 離型剤量制御手段 52 制御装置 53 操作パネル 54 プログラム 61 通紙制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未定着な画像が形成された記録材を相互
    間に通してその画像を前記記録材に定着する定着回転体
    対と、一方の定着回転体の記録材に接する定着面に離型
    剤を供給する離型剤供給機構と、定着回転体対の少なく
    とも一方の定着回転体の定着面上の離型剤量を検出する
    離型剤量検出手段とを備えた定着装置において、 離型剤量検出手段が、 離型剤検出対象である定着回転体の定着面の摩擦抵抗の
    変化に応じて定着回転体に従動回転および従動変移する
    従動回転体と、 この従動回転体の従動変移に抗する方向に従動回転体を
    付勢する付勢手段と、 前記従動回転体の従動回転状態を検出する回転状態検出
    手段と、 前記従動回転体の従動変移状態を検出する変移状態検出
    手段と、 前記従動回転体の従動回転状態および従動変移状態から
    定着回転体上の離型剤量を判定する離型剤量判定手段と
    を有していることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記離型剤量検出手段により検出される
    離型剤量に応じて、離型剤供給機構による離型剤の供給
    量を調整する離型剤量制御手段を備えた請求項1に記載
    の定着装置。
  3. 【請求項3】 離型剤供給機構は、 定着回転体に接して回転により離型剤を塗布する離型剤
    塗布手段と、 離型剤塗布手段にその回転方向に対し順方向に接触して
    離型剤塗布手段上の離型剤量を調整する離型剤量規制部
    材とを備え、 離型剤量制御手段は、離型剤塗布手段に接触する離型剤
    量規制部材の接触圧力の増減により離型剤供給量を変更
    する請求項2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 離型剤量検出手段により検出される離型
    剤量に応じて、記録材を通すタイミングを変更する制御
    手段を有した請求項3に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 離型剤量検出手段により検出される離型
    剤量が設定値を下回ったとき、記録材を通すことを禁止
    するとともに定着回転体を離間させる制御手段を有する
    請求項4に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 離型剤量検出手段が定着回転体対の双方
    に設けられ、上記制御手段は、各々の離型剤量検出手段
    により検出される離型剤量の差分が設定値を上回ったと
    きは、記録材を通すことを禁止するとともに定着回転体
    対を接触回転させる請求項4に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 両面画像形成条件での定着未処理な第2
    面に画像が形成されるときの定着処理済の第1面に接す
    る定着回転体に離型剤量検出手段が設けられ、制御手段
    は、離型剤量検出手段により検出される離型剤量が設定
    値を下回り、かつ両面画像形成の信号があったときは、
    記録材を通すことを禁止するとともに、定着回転体対を
    接触回転させる請求項5に記載の定着装置。
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