JP2000346804A - 画像表示方法および装置 - Google Patents

画像表示方法および装置

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JP2000346804A JP2000081153A JP2000081153A JP2000346804A JP 2000346804 A JP2000346804 A JP 2000346804A JP 2000081153 A JP2000081153 A JP 2000081153A JP 2000081153 A JP2000081153 A JP 2000081153A JP 2000346804 A JP2000346804 A JP 2000346804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに対応する複数の測定箇所を有する複数
の画像間において、各測定箇所における測定結果とこれ
に対応する測定箇所の画像との対応付けを容易に行う。 【解決手段】 2種類の検体A,Bの標識物質で標識さ
れたcDNAをスポットしてハイブリダイズした試験片
1,1′を用いて、標識物質から放出される2種類の標
識データS1,S2を得、これを解析して測定結果を表
す複数のリストからなる測定結果表Hを作成し、モニタ
15に表示する。測定結果表Hにおける所望とするリス
トを選択すると、そのリストにおけるスポット位置に対
応する画像がモニタ15に表示される。オペレータは表
示された画像および測定結果表Hを観察することによ
り、測定結果とその測定結果が得られたスポット位置と
を容易に確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDNAの解
析や免疫学的解析に用いられる試験片によって生体由来
物質を検出することにより得られる画像およびこの画像
の測定結果をリストとして表した測定結果表をCRT等
の表示手段に表示する画像表示方法および装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、遺伝子工学分野における技術が急
速に発展し、10万個にも及ぶと考えられているヒトゲ
ノムの塩基配列を解読することを1つの目的とするヒト
ゲノムプロジェクトが展開されている。
【0003】一方、抗原抗体反応を利用する酵素免疫測
定法や蛍光抗体法等が診断や研究のために利用され、ま
た各種遺伝子疾患に影響を与えているDNAを探索する
研究も進んでおり、その1つの方法としてアレイ技術が
注目されている。
【0004】このアレイ技術は、図1に示すような、既
に解読されている互いに異なる既知の多数のcDNA
(特異的結合物質の一例)がメンブレンフィルタやスラ
イドガラス等の坦体2上にマトリックス状に高密度に予
め配置されたアレイチップ(DNAチップと称するもの
もあるが、ここでは総称してアレイチップとする)を試
験片1として用いる技術であり、例えば、蛍光色素や放
射性同位体からなる標識物質で標識された健常者Aの細
胞由来のcDNA(生体由来物質の一例)および上記標
識物質で標識された、遺伝子疾患を有する検体Bの細胞
由来のcDNAをそれぞれ別個のアレイチップに滴下し
て、各検体A,BのcDNAとアレイチップ上のcDN
Aとをハイブリダイズさせ、後に各アレイチップ上の各
cDNAに、各標識物質を励起するレーザ光を走査して
各cDNA毎に放出される蛍光や放射線を光検出器で検
出し、アレイチップ上における発光位置(スポット位
置)に対応付けられたこの検出結果を表す標識信号を
得、各検体のcDNAがいずれのcDNAとハイブリダ
イズされているかを求め、両検体間において得られる標
識信号の比あるいは差を求めることにより、両検体間に
おいてハイブリダイズされたcDNAを比較して、上記
疾病により発現した遺伝子または欠損した遺伝子(以下
発現の変化とする)を特定する技術である。この際、標
識信号により表される2つの画像をプリント出力あるい
はモニタに出力して、目視により確認することにより発
現の変化を特定することができる。一方、両検体から得
られる標識信号の比は、発現の変化がある位置において
得られるものほど大きく(あるいは小さく)なることか
ら、各検体間における標識信号の比が大きい方から(あ
るいは小さい方から)順に例えば50箇所分の標識信号
の比を、その信号が得られた位置と対応付けて測定結果
を表す測定結果表として出力し、この測定結果表とモニ
タに表示された画像とに基づいて標識信号が得られた位
置を求め、発現の変化を特定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た試験片におけるスポット位置は少ないもので500箇
所、多いものでは数万箇所もあるため、測定結果を表と
して出力しても、標識信号により表される画像において
その測定結果に対応するスポット位置を目視により探す
ことは非常に困難であった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、測定結果とこれに対応するスポット位置のような測
定箇所の画像とを容易に対応付けることができる画像表
示方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画像
表示方法は、互いに対応する複数の測定箇所を有する少
なくとも2つの画像と、該各画像の各測定箇所における
測定結果を表す複数のリストからなる測定結果表とを表
示手段に表示する画像表示方法であって、前記測定結果
表における所望とするリストの選択に応じて、前記各画
像における選択されたリストに対応する測定結果が得ら
れた対応測定箇所の画像を前記表示手段に選択的に表示
することを特徴とするものである。
【0008】ここで、「測定結果」とは、少なくとも2
つの画像の、互いに対応する複数の測定箇所における測
定結果を表すものであり、各画像における互いに対応す
る複数の測定箇所毎に測定結果を表すリストが作成さ
れ、このリストを所定の順序で並べることにより測定結
果表が作成される。
【0009】「画像」としては、得られた画像をそのも
のであってもよく、得られた画像の測定結果に基づい
て、測定箇所の濃度値をカラーで段階付けしたり、画像
間の濃度比率を段階付けした疑似カラー画像であっても
よい。
【0010】「対応測定箇所を選択的に表示する」と
は、対応測定箇所の画像のみを切り出して表示するもの
であってもよく、これを拡大して表示するものであって
も、対応測定箇所とその周辺の画像とを切り出して表示
するものであってもよい。なお、対応測定箇所は各画像
毎に存在することから、各画像の測定箇所が同時に表示
手段に表示されることとなる。
【0011】なお、本発明による第1の画像表示方法に
おいては、前記対応測定箇所を特定するマーク、さらに
は前記選択されたリストを特定するマークをさらに表示
することが好ましい。
【0012】ここで、「対応測定箇所を特定するマー
ク」としては、対応測定箇所を矢印で示すもの、他の部
分と色を異ならしめるもの、対応測定箇所を点滅表示さ
せるもの、対応測定箇所を反転表示させるもの等、対応
測定箇所と他の測定箇所とを識別することができれば、
いかなるものをも用いることができる。
【0013】また、「選択されたリストを特定するマー
ク」としては、選択されたリストを矢印で示すもの、他
の部分と色を異ならしめるもの、選択されたリストを点
滅表示させるもの、選択されたリストを反転表示させる
もの等、選択されたリストと他のリストとを識別するこ
とができれば、いかなるものをも用いることができる。
【0014】さらに、本発明による第1の画像表示方法
においては、前記対応測定箇所に対する評価を、前記リ
ストに入力可能とすることが好ましい。
【0015】この場合、前記評価の入力後、所定の動作
により前記所望とするリストとは異なるリストを選択
し、該異なるリストに対応する測定結果が得られた測定
箇所を前記表示手段に選択的に表示することが好まし
く、前記異なるリストは、前記所望とするリストに隣接
するリストであることが好ましい。
【0016】また、この場合、前記評価の入力後、所望
とする評価が入力されたリストのみを前記表示手段に表
示することが好ましく、前記表示手段に表示されたリス
トに対応する測定結果が得られた対応測定箇所を特定す
るマークをさらに表示することが好ましい。
【0017】ここで、「表示された測定箇所に対する評
価」とは、対応測定箇所の画像と測定結果のリストとを
参照して、オペレータがその測定結果に対して行う評価
のことである。
【0018】「所定の動作」としては、評価の入力を確
定させるための動作のことであり、例えば評価の入力に
キーボードを使用する場合には、評価の入力後にこれを
確定するためにリターンキーを押下する動作、あるいは
単に評価を入力する動作のことをいう。
【0019】また、「所望とするリストに隣接するリス
ト」とは、測定結果表において上下方向にリストが並べ
られているとすると、所望とするリストの1段下または
上のリストのことをいう。
【0020】さらに、本発明による第1の画像表示方法
においては、前記少なくとも2つの画像を、坦体上の所
定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的結合物
質が配置された少なくとも2つの試験片における前記特
異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの検体
の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ結合
せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質から放
出される標識信号により表される画像とし、前記測定結
果を、前記各試験片間において、前記標識信号の検出結
果を比較した比較結果としてもよい。
【0021】ここで、「担体」とは、特異的結合物質を
安定に結合、点着できるものであればよく、例えばメン
ブレンフィルタやスライドガラス板等である。これらの
担体は特異的結合物質を安定に結合するために、前処理
がなされているものであってもよい。
【0022】「特異的結合物質」とは、ホルモン類、腫
瘍マーカー、酵素、抗体、抗原、アブザイム、その他の
タンパク、核酸、cDNA、DNA、RNA等であっ
て、生体由来物質と特異的に結合可能な物質を意味す
る。「既知の」とは、特異的結合物質によって異なる
が、例えば核酸であればその塩基配列や塩基の長さ等
が、タンパクであればアミノ酸の組成等が分かっている
ことを意味する。ここで、担体の所定の複数位置に配置
される特異的結合物質は、各位置毎に1種類の特異的結
合物質が配置されていることを意味する。なお、各試験
片における互いに対応する位置には同一の特異的結合物
質が配置される。
【0023】「生体由来物質」とは、担体上の所定の位
置に配置された既知の特異的結合物質と特異的に結合す
る物質であって、生体から抽出、単離等された物質を意
味するが、生体から直接抽出されたものだけでなく、こ
れらを化学処理、化学修飾等したものも含まれる。例え
ばホルモン類、腫瘍マーカー、酵素、抗体、抗原、アブ
ザイム、その他のタンパク、核酸、cDNA、DNA、
mRNA等の物質である。
【0024】「標識物質」とは、生体由来物質から情報
を得るためにこれらの一部を改変し、あるいはこれらに
直接付加される、目印となる物質を意味する。標識物質
は、標識物質から放出される標識信号が検出でき、かつ
生体由来物質に取り込まれる規則性が予め分かっている
ものであれば特に限定されるものではない。例えばサイ
バーグリーンII、Cy5、フルオレセインイソチオシア
ネート等の蛍光色素や 32P、33P等の放射性同位体
を用いることが好ましい。
【0025】「標識信号」とは、例えば標識物質が蛍光
色素である場合には蛍光、標識物質が放射性同位体であ
る場合には放射線のように、標識物質から放出、あるい
は出力されるものを光検出器あるいは放射線検出器にお
いて検出することにより得られる信号のことをいう。
【0026】「生体由来物質を特異的結合物質に結合」
とは、例えばDNAやRNA等で見られる相補的なヌク
レオチド配列の間に安定な二重鎖が形成されるような場
合(ハイブリダイゼーション)や、抗原と抗体、ビオチ
ンとアビジン等のように、特定の物質とのみ選択的に反
応する極めて特異性の高い結合を意味する。なお、各試
験片における互いに対応する位置の特異的結合物質には
同一種類の生体由来物質が結合される。
【0027】「標識信号の検出結果を比較する」とは、
各試験片において互いに対応する位置から得られる標識
信号の比あるいは差を求めることであり、この求められ
た比あるいは差が比較結果すなわち測定結果となる。具
体的には、試験片全体において得られる標識信号に対し
て、特異的結合物質が配置された位置を特定するための
テンプレートを用いて、各位置における信号値を求め、
試験片間において互いに対応する位置における信号値の
比あるいは差を求め、これを比較して比較結果を算出す
るものである。なお、比較結果は例えば比の大きいもの
から順に、標識信号が得られた位置と対応付けられて測
定結果表として出力される。
【0028】本発明による第2の画像表示方法は、互い
に対応する複数の測定箇所を有する少なくとも2つの画
像と、該各画像の各測定箇所における測定結果を表す複
数のリストからなる測定結果表とを表示手段に表示する
画像表示方法であって、前記少なくとも2つの画像のい
ずれかの画像における所望とする測定結果が得られた測
定箇所の選択に応じて、前記測定結果表における該選択
された測定箇所に対応する測定結果を表すリストを前記
表示手段に選択的に表示することを特徴とするものであ
る。
【0029】なお、本発明による第2の画像表示方法に
おいては、前記選択された測定箇所を特定するマーク、
さらには前記対応する測定結果を表すリストを特定する
マークをさらに表示することが好ましい。
【0030】また、本発明による第2の画像表示方法に
おいては、前記選択された測定箇所に対する評価を、前
記リストに入力可能とすることが好ましい。
【0031】さらに、本発明による第2の画像表示方法
においては、前記少なくとも2つの画像は、坦体上の所
定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的結合物
質が配置された少なくとも2つの試験片における前記特
異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの検体
の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ結合
せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質から放
出される標識信号により表される画像であり、前記測定
結果は、前記各試験片間において、前記標識信号の検出
結果を比較した比較結果であることが好ましい。
【0032】本発明による第1の画像表示装置は、互い
に対応する複数の測定箇所を有する少なくとも2つの画
像と、該各画像の各測定箇所における測定結果を表す複
数のリストからなる測定結果表とを表示手段に表示する
画像表示装置であって、前記測定結果表における所望と
するリストの選択に応じて、前記各画像における選択さ
れたリストに対応する測定結果が得られた対応測定箇所
の画像を前記表示手段に選択的に表示する表示制御手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0033】なお、本発明による第1の画像表示装置に
おいては、前記表示制御手段は、前記対応測定箇所を特
定するマーク、さらには前記選択されたリストを特定す
るマークをさらに表示する手段であることが好ましい。
【0034】また、本発明による第1の画像表示装置に
おいては、前記対応測定箇所に対する評価を、前記リス
トに入力する入力手段をさらに備えることが好ましい。
【0035】この場合、前記表示制御手段は、前記評価
の入力後、所定の動作により前記所望とするリストとは
異なるリストを選択し、該異なるリストに対応する測定
結果が得られた測定箇所を前記表示手段に選択的に表示
する手段であることが好ましく、前記異なるリストは、
前記所望とするリストに隣接するリストであることが好
ましい。
【0036】さらに、本発明による第1の画像表示装置
においては、前記表示制御手段は、前記評価の入力後、
所望とする評価が入力されたリストのみを前記表示手段
に表示する手段であることが好ましく、この場合、前記
表示手段に表示されたリストに対応する測定結果が得ら
れた対応測定箇所を特定するマークをさらに表示する手
段であることが好ましい。
【0037】さらにまた、本発明による第1の画像表示
装置においては、前記少なくとも2つの画像を、坦体上
の所定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的結
合物質が配置された少なくとも2つの試験片における前
記特異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの検
体の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ結
合せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質から
放出される標識信号により表される画像とし、前記測定
結果を、前記各試験片間において、前記標識信号の検出
結果を比較した比較結果としてもよい。
【0038】本発明による第2の画像表示装置は、互い
に対応する複数の測定箇所を有する少なくとも2つの画
像と、該各画像の各測定箇所における測定結果を表す複
数のリストからなる測定結果表とを表示手段に表示する
画像表示装置であって、前記少なくとも2つの画像のい
ずれかの画像における所望とする測定結果が得られた測
定箇所の選択に応じて、前記測定結果表における該選択
された測定箇所に対応する測定結果を表すリストを前記
表示手段に選択的に表示する表示制御手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0039】なお、本発明による第2の画像表示装置に
おいては、前記表示制御手段は、前記対応測定箇所を特
定するマーク、さらには前記対応する測定結果を表すリ
ストを特定するマークをさらに表示する手段であること
が好ましい。
【0040】また、本発明による第2の画像表示装置に
おいては、前記対応測定箇所に対する評価を、前記リス
トに入力する入力手段をさらに備えることが好ましい。
【0041】さらに、本発明による第2の画像表示装置
においては、前記少なくとも2つの画像は、坦体上の所
定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的結合物
質が配置された少なくとも2つの試験片における前記特
異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの検体
の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ結合
せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質から放
出される標識信号により表される画像であり、前記測定
結果は、前記各試験片間において、前記標識信号の検出
結果を比較した比較結果であることが好ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明による第1の画像表示方法および
装置によれば、少なくとも2つの画像と、各画像の各測
定箇所における測定結果を表す測定結果表とを表示手段
に表示する際に、測定結果表における所望とするリスト
を選択すると、各画像におけるこのリストに対応する測
定結果が得られた対応測定箇所の画像が表示手段に表示
されることとなる。一方、本発明による第2の画像表示
方法および装置によれば、少なくとも2つの画像と、各
画像の各測定箇所における測定結果を表す測定結果表と
を表示手段に表示する際に、いずれかの画像における所
望とする測定結果が得られた測定箇所を選択すると、測
定結果表におけるこの選択測定箇所に対応する測定結果
を表すリストが表示手段に選択的に表示されることとな
る。このため、測定箇所が多数ある場合にも、その測定
結果と測定結果が得られた測定箇所の画像と同時に表示
手段に表示することができ、これにより測定結果と画像
との確認を効率よく行うことができる。
【0043】この際、対応測定箇所あるいは選択された
測定箇所を特定するマークを表示することにより、対応
測定箇所あるいは選択された測定箇所をより容易に確認
することができる。
【0044】また、選択されたリストあるいは対応する
測定結果を表すリストを特定するマークを表示すること
により、対応測定箇所あるいは選択された測定箇所をよ
り容易に確認することができる。
【0045】また、対応測定箇所に対する評価をリスト
に入力可能とすることにより、後にリストを参照すれば
その測定結果の評価を確認することができる。
【0046】さらに、評価の入力後に、所望とするリス
トとは異なるリストを選択し、この異なるリストに対応
する測定結果が得られた測定箇所を表示すれば、連続し
て測定結果とその測定結果が得られた対応測定箇所の画
像とを確認することができ、これにより一層効率よく測
定結果と画像との確認を行うことができる。
【0047】この際、異なるリストを所望とするリスト
に隣接するリストとすることにより、一連の確認作業を
流れ作業的に行うことができるため、一層効率よく画像
の確認を行うことができる。
【0048】また、評価の入力後、所望とする評価が入
力されたリストのみを表示手段に表示することにより、
それ以外の評価が入力されたリストを測定結果表から除
くことができるため、所望とする評価が入力されたリス
トの確認を効率よく行うことができる。
【0049】この場合、表示手段に表示されたリストに
対応する測定結果が得られた対応測定箇所を特定するマ
ークをさらに表示することにより、所望とする評価がな
された測定箇所を表示手段上において効率よく確認する
ことができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0051】図1は本発明の実施形態に用いられる試験
片を示す図である。図1に示すように、本実施形態に用
いられる試験片1は、メンブレンフィルタやスライドガ
ラス等の坦体2の所定の複数位置に互いに異なる複数の
既知のcDNA(特異的結合物質として)が配置されて
なるものである。なお、坦体2に配置されるcDNAは
既にその塩基配列が解読されている互いに異なるDNA
にそれぞれ対応したものであり、坦体2上におけるその
配置位置は予め定められている。また、坦体2に配置さ
れるcDNAの位置(以下スポット位置とする)は、試
験片1のメーカー毎に異なるものとされている。
【0052】次に図2を用いて、図1に示した試験片1
の読取装置について説明する。図示の読取装置100
は、後述する2種類の試験片1,1′の読取装置の一実
施形態であり、上述した多数の既知の互いに異なるcD
NAが配置されている2つの試験片1,1′のそれぞれ
に、互いに異なる2つの検体A,Bの蛍光色素で標識さ
れたcDNA(生体由来物質として)をハイブリダイズ
させたものを載置して所定の位置に設置する透明な試料
台20と、蛍光色素を励起するのに適した発光波長のレ
ーザ光L1を発光するレーザ光源21と、試験片1,
1′の蛍光色素が励起されて発光した蛍光を光電的に検
出するフォトマルチプライヤ(以下PMTという)90
と、レーザ光源21から出射されたレーザ光L1を、試
料台20に載置された試験片1,1′に照射させるとと
もに、この照射により試験片1,1′から出射する蛍光
K1,K2をPMT90に導光させる光学ヘッド50
と、光学ヘッド50を矢印X方向に等速移動させる主走
査手段60と、レーザ光源21、光学ヘッド50および
PMT90を一体的に矢印Y方向(矢印X方向に直行す
る方向)に移動させる副走査手段70と、PMT90に
より検出された検出信号を対数増幅する増幅器91と、
この増幅された検出信号をA/D変換して標識データS
1,S2を得るA/D変換器92と、試験片1,1′間
において、互いに対応するスポット位置における標識デ
ータS1,S2を比較して比較結果を算出する解析装置
93と、レーザ光L1を出射させる制御を行うコントロ
ールユニット95とを備えた構成である。なお、標識デ
ータS1,S2は試験片1,1′における検体A,Bが
ハイブリダイズされた各スポット位置において得られる
信号値の全体を総称するものである。
【0053】検体Aは健常者であり、検体Bは所定の遺
伝子疾病を有する者である。各試験片1,1′には上述
したように、多数の既知の互いに異なるcDNAが所定
スポット位置に配置されており、さらにこの試験片1,
1′に上記各検体A,Bの細胞由来の各cDNAがピペ
ット等でスポットされ、試験片1,1′上の多数のcD
NAのうち、各検体A,Bの各cDNAに対応する(相
補的な)cDNAはこれらのcDNAとハイブリダイズ
されている。そして所定の溶液で、いずれかの検体のc
DNAとハイブリダイズされたcDNAを残して、いず
れの検体のcDNAともハイブリダイズされていないc
DNAは洗浄されている。
【0054】ここで、レーザ光源21は例えば波長633n
mのレーザ光L1を出射するHe−Neレーザ、波長532nmの
レーザ光L1を出射するSHGレーザ、波長473nmのレ
ーザ光L1を出射するSHGレーザを用いることができ
る。波長633nmのレーザ光L1は、例えばCy5という
蛍光色素を励起するのに適し、波長532nmのレーザ光L
1は、例えばCy3という蛍光色素を励起するのに適
し、波長473nmのレーザ光L1は、例えばFloresceinと
いう蛍光色素を励起するのに適している。
【0055】次に本実施形態の読取装置100の動作に
ついて説明する。
【0056】試料台20上に、検体Aの蛍光色素で標識
されたcDNAがハイブリダイズされた試験片1が載置
され、コントロールユニット95はレーザ光L1を出射
させるようにレーザ光源21を制御し、これにより、レ
ーザ光源21からレーザ光L1が出射される。レーザ光
源21から出射されたレーザ光L1は矢印X方向に進
む。光学ヘッド50の平面ミラー51に入射したレーザ
光L1は図示上方に反射され、孔開きミラー52の小孔
52aを通過してレンズ53に入射し、レンズ53を通
って試料台20上に載置された試験片1の微小領域を照
射する。このとき光学ヘッド50は、主走査手段60に
より高速にかつ等速度で矢印X方向に移動させられてお
り、レーザ光L1は試験片1を矢印X方向に主走査する
ため、この主走査中に、レーザ光L1が照射された微小
領域に存在するcDNAに対しては、照射されたレーザ
光L1により蛍光色素が励起されて蛍光K1を発光す
る。
【0057】レーザ光L1で発光した蛍光K1は試験片
1の下面から広がって出射し、出射した蛍光K1は、光
学ヘッド50のレンズ53により図示下方のビームとさ
れ、同じく光学ヘッド50の孔開きミラー52に入射す
る。蛍光K1は孔開きミラー52の反射面で反射され、
矢印X方向に沿った方向に進行する。矢印X方向に進行
した蛍光K1はPMT90に入射する。PMT90に入
射した蛍光K1は、それぞれPMT90により増幅され
て光電検出され、対応する電気信号として読み取られ、
対数増幅器91により増幅され、A/D変換器92によ
りデジタル信号化される。
【0058】このようにして1主走査による読取りが終
了すると、光学ヘッド50は主走査手段60により元の
位置まで戻され、一方その間に、副走査手段70がレー
ザ光源21、光学ヘッド50およびPMT90を一体的
に矢印Y方向に副走査させる。そして、以上の主走査と
副走査とを繰り返すことにより、試験片1の全面に亘っ
てレーザ光L1が照射され、試験片1の各スポット位置
に対応した蛍光K1がデジタル信号化され標識データS
1として取得され、解析装置93に入力される。
【0059】主走査、副走査を終え試験片1から標識デ
ータS1が取得されると、光学ヘッド50は最初の位置
まで戻され、次に検体Bの蛍光色素で標識されたcDN
Aがハイブリダイズされた試験片1′が試料台20上に
載置され、試験片1と同様に読取りが行われて標識デー
タS2が取得され、解析装置93に入力される。
【0060】図3は解析装置93の構成を示す概略ブロ
ック図である。図3に示すように解析装置93は、標識
データS1,S2を読み込む読込手段10と、標識デー
タS1,S2を解析して測定結果表Hを出力する解析手
段11と、解析手段11において解析を行う際に必要と
なるテンプレートTを複数記憶したテンプレート記憶手
段12と、後述するようにテンプレートTによりアドレ
スが対応付けられた標識データS1,S2を格納する画
像格納手段13と、測定結果表Hを格納する測定結果格
納手段14と、測定結果表Hおよび画像を表示するモニ
タ15と、種々の入力を行うキーボードおよびマウスか
らなる入力手段16と、後述するように選択された測定
結果に対応するスポット位置の画像を画像データS4,
S5として画像格納手段13から読出す読出手段17と
を備える。
【0061】テンプレート記憶手段12には、試験片
1,1′のスポット位置に対応する複数の円形のROI
を有するテンプレートTが複数記憶されている。すなわ
ち、試験片1,1′におけるスポット位置は試験片1,
1′の製造メーカーによって種々異なるものであり、使
用される試験片1,1′の種類に応じて例えば図4から
図6に示すように複数のテンプレートTがテンプレート
記憶手段12に記憶されている。なお、図4から図6に
示すテンプレートTにおいて円形部分がスポット位置に
対応するROIとなっている。
【0062】また、テンプレートTの各ROIにはアド
レス番号が付与されている。例えば図4に示すテンプレ
ートにおいては、テンプレートTがField1〜6の6つ
のフィールドに分割されており、各フィールドにおいて
4×4のROIブロックが16×24個存在する。この
ROIブロックにはXY両方向においてそれぞれa〜
p、1〜24のアドレス番号が付与されており、このR
OIブロックの位置は各フィールドにおいて例えばa−
1として表すことができる。さらに、ROIブロックに
は8種類のcDNAが1組ずつ配置されており、同一の
cDNAが配置されたスポット位置には同一のパターン
番号が付与されている。したがって、例えばROIブロ
ックにおけるパターン番号が「2」であった場合、図4
に示すテンプレートにおいては、ROIは例えば「Fiel
d1,a−1,2」をアドレス番号としてその位置を特
定することができる。
【0063】また、図5に示すテンプレートは、Field
1,2の2つのフィールドに分割されており、各フィー
ルドがさらにA〜Hの8つの領域に分割されている。各
領域においては12×30個のROIが存在する。この
ROIにはXY両方向においてそれぞれa〜l、1〜3
0のアドレス番号が付与されており、図5に示すテンプ
レートにおいて、ROIは例えば「Field1,B,a−
1」をアドレス番号としてその位置を特定することがで
きる。
【0064】さらに、図6に示すテンプレートは、A〜
Fの6つの領域に分割されており、各領域においては2
×14個のROIブロックがX方向に7組存在する。R
OIブロックにおいてはY方向にa〜mのアドレス番号
が付与されており、ROIブロックはX方向に1〜7の
アドレス番号が付与されている。なお、図6に示すテン
プレートにおいては、ROIブロックの番号が同一の場
合はそこは同一のcDNAが配置されてなるものであ
る。したがって、図6に示すテンプレートにおいて、R
OIは例えば「A,1−a」をアドレス番号としてその
位置を特定することができる。
【0065】次いで、解析装置93の動作について説明
する。まず、解析手段11において、試験片1,1′の
スポット位置に対応するROIが配置されたテンプレー
トTをテンプレート記憶手段12から読出し、標識デー
タS1,S2により表される画像上にテンプレートTを
それぞれ配置する。なお、本実施形態においては図4に
示すテンプレートに対応する試験片1,1′を使用した
ものとして説明する。そして、テンプレートTにおける
円形のROIが画像上のスポット位置に適合するように
テンプレートTの位置を調節するフィッティングを行
う。すなわち、試験片1,1′においてはスポット位置
に対応するようにスポットが行われるが、スポット毎に
若干の位置ずれが生じることがある。したがって、各ス
ポット位置における測定を正確に行うためにROIをス
ポット位置に合わせる操作を行う。具体的にはテンプレ
ートTを回転、左右上下方向へ移動、拡大縮小すること
により、ROIの位置とスポット位置とを合わせる。こ
のフィッティングは自動で行ってもよいが、標識データ
S1,S2およびテンプレートTをモニタ15に表示
し、入力手段16のマウスを操作して手動で行ってもよ
い。なお、このフィッティングの前に、標識データS
1,S2をモニタ15に表示し、検体A,Bを試験片
1,1′にスポットした際のスポットのぼけ、にじみ、
蛍光の発光量が大きいこと、上述したように所定の溶液
で洗浄した際に残存する検体のむら等に起因する、各ス
ポット位置の信号値に異常を有する異常箇所を除去する
ことが好ましい。そしてこのフィッティングにより、各
スポット位置にはテンプレートのアドレス番号に対応す
るアドレス番号が付与されることとなる。また、標識デ
ータS1,S2により表される画像においては、各画素
の位置を座標値として表すことができるため、アドレス
番号とアドレス番号の中心位置を表す画像上の座標値と
の対応付けがなされ、この対応付け結果を表す対応付け
情報が標識データS1,S2に付与される。
【0066】そしてこのようにフィッティングが行われ
ると、入力手段16からの指示により各スポット位置に
おける濃度の測定が行われる。具体的には、ROIによ
り囲まれる領域の信号値を積算し、この積算した信号値
をそのスポット位置における濃度値として検出する。こ
の際、背景の濃度値すなわち試験片1,1′の坦体2の
濃度値を検出された濃度値から除去することが好まし
い。そして、標識データS1,S2に設定された全ての
ROIにおいて濃度値が検出されると、標識データS
1,S2間において互いに対応するスポット位置におい
て得られた濃度値の比を求める。ここで、標識データS
1の特定スポット位置において得られる濃度値をN1、
標識データS2においてこの特定スポット位置に対応す
るスポット位置において得られる濃度値をN2とする
と、この比はN2/N1として求められる。そして、こ
の比が大きい順に例えば50箇所分のスポット位置のア
ドレス番号と比の値とを対応付けた測定結果表Hを作成
し、これを測定結果格納手段14に格納する。また、標
識データS1,S2は上記対応付け情報が付与されて画
像格納手段13に格納される。
【0067】次いで、入力手段16から測定結果表Hを
表示する指示がなされると、測定結果格納手段14から
測定結果表Hが読出されてモニタ15に表示される。図
7は測定結果表Hの表示状態を示す図である。図7に示
すようにモニタ15のウィンドウ40には測定結果表H
のうち上位7つまでのリストが表示され、スクロールバ
ー40Aを操作することにより全てのリストをウィンド
ウ40に表示することができる。なお、測定結果表Hに
は、そのリストの番号(No.)、フィールド番号(Fi
eld)、XY両方向のアドレス番号(X,Y)、パター
ン番号(Pattern)、求められた比(Ratio)および判断
(Judge)の各項目が設けられている。なお、Judgeの項
目は空欄となっており、ここにオペレータの評価を入力
するものである。
【0068】このようにして測定結果表Hがモニタ15
に表示されると、オペレータにより所望とするリストが
選択される。この選択はマウスにより所望とするリスト
をクリックする等の動作により行う。これにより、選択
されたリストが反転表示される。このようにして所望と
するリストが選択されると、読出手段17が標識データ
S1,S2において、選択されたリストにおけるアドレ
ス番号に対応するスポット位置が存在するスポットブロ
ックを中心に含む所定範囲の画像を表す画像データS
4,S5(画像データS4が標識データS1に、画像デ
ータS5が標識データS2にそれぞれ対応する)を標識
データS1,S2からそれぞれ切り出す。
【0069】この際、スポット位置と標識データS1,
S2により表される画像上の座標値とは対応付け情報に
より対応付けられているため、選択されたリストにおけ
るアドレス番号に基づいてこのアドレス番号に対応する
スポット位置の画像上における座標値が特定され、さら
にこのスポット位置が存在するスポットブロックの画像
上における座標値の範囲が特定される。そしてこの特定
された座標値の範囲を中心とした所定範囲の画素を切り
出すことにより、画像データS4,S5が得られる。そ
して、得られた画像データS4,S5は画像格納手段1
3から読出されてモニタ15に入力される。これによ
り、図8に示すようにこのリストに対応するスポット位
置が存在するスポットブロックがその周辺の画像ととも
にモニタ15のウィンドウ41,42に画像G1,G2
としてそれぞれ表示される。なお、図8においてはN
o.3のリストが選択され、このリストにおけるスポッ
ト位置であるField2、n−13の位置におけるROI
ブロックに対応するスポットブロックの画像がウィンド
ウ41,42に表示された状態を示している。この場
合、ウィンドウ41,42の外枠に表示されているスポ
ットブロックに対応するアドレス番号を表示することが
好ましい。また、リストNo.3においてはパターン番
号は2であるため、図4に示すパターン番号2に対応す
るスポット位置には矢印が表示される。なお、この矢印
に代えて、対応するスポット位置を反転表示してもよ
く、またこのスポット位置の色を変更してもよい。さら
に、このスポット位置を点滅表示させるようにしてもよ
い。また、選択されたリストを反転表示しているが、矢
印を表示してもよく、また選択されたリストの色を変更
してもよい。さらに、選択されたリストを点滅表示させ
るようにしてもよい。
【0070】オペレータはこのように表示された測定結
果表Hおよび画像G1,G2を観察し、その評価を測定
結果表HのJudgeの欄に入力する。なお、この評価とし
ては測定結果と画像の状態とから目的の遺伝子が発現し
ていることを表す「Good」、目的の遺伝子が発現し
ていないことを表す「NG」および判断が付かないこと
を表す「?」の文字を入力手段16から入力することに
より行う。ここで、評価の入力は例えばキーボードの
「G」を押下すると「Good」と入力され、「N」を
押下すると「NG」と入力されるようにすることが好ま
しい。そして、リターンキーを押下する等により入力し
た評価を確定すると、選択されたリストがNo.3から
No.4へ移動し、これによりリストNo.4における
スポット位置であるField1、a−15の位置における
ROIに対応するスポットブロックの画像を上記と同様
にウィンドウ41,42に表示する。そして、オペレー
タによる評価の入力に応じてリストが番号順に選択さ
れ、最後のリストにおける評価を入力して処理を終了す
る。
【0071】なお、評価を入力することなく、単に画像
と測定結果とを確認するようにしてもよい。この場合は
例えばキーボードのリターンキーを押下することによ
り、選択されたリストが番号順に移動し、これに応じて
そのリストにおけるスポット位置の画像がウィンドウ4
1,42に表示されることとなる。
【0072】このように、本実施形態によれば、測定結
果表Hにおける所望とするリストを選択することによ
り、このリストに対応する測定結果が得られたスポット
位置の画像をモニタ15に表示するようにしたため、ス
ポット位置が多数ある場合にも、容易にその測定結果が
得られたスポット位置の画像を確認することができ、こ
れにより測定結果および画像の確認を効率よく行うこと
ができる。
【0073】この際、図8に示すように測定結果が得ら
れたスポット位置を特定する矢印などのマークを表示す
ることにより、より容易にスポット位置を確認すること
ができる。
【0074】なお、上記実施形態においては、特異的結
合物質としてcDNAを、生体由来物質としてcDNA
を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0075】また、上記実施形態においては、解析装置
93において標識データS1,S2の比を求めている
が、標識データS1,S2の差を求め、この差が大きい
順に50箇所分のスポット位置と差の値とを対応付けた
測定結果表Hを作成してもよい。
【0076】さらに、上記実施形態においては、2つの
試験片1,1′を用いて解析を行っているが、多数の既
知の互いに異なるcDNAが2組配置された1つの試験
片を用いて2種類の検体A,Bについて解析を行うよう
にしてもよい。
【0077】さらにまた、上記実施形態においては、2
種類の検体A,Bについて解析を行っているが、3種類
以上の検体についても上記と同様に試験片1,1′の読
取り、解析および測定結果表Hと画像との表示を行うこ
とが可能である。例えば、4種類の検体について測定結
果表Hを求めた場合には、モニタ15の表示形態は図9
に示すものとなる。
【0078】また、上記実施形態においては、標識物質
として蛍光色素を用いたが、放射性同位体を用いること
も可能である。
【0079】さらに、上記実施形態においては、試験片
1,1′から得られた標識データS1,S2に基づいて
測定結果表Hを作成し、この測定結果表Hと選択された
リストにおけるスポット位置に対応する画像とをモニタ
15に表示しているが、これに限定されるものではな
く、互いに対応する複数の測定箇所を有する2つの画像
と、各画像の各測定箇所における測定結果を表す複数の
リストからなる測定結果表Hとをモニタ15に表示する
場合にも、本発明を適用することができる。
【0080】また、上記実施形態においては、全てのリ
ストにおける評価を入力した後、所望とする評価(例え
ば「Good」)が入力されたリストのみを選択し、こ
の選択されたリストのみをモニタ15に表示するように
してもよい。この場合、選択されたリストのパターン番
号に対応する全てのスポット位置に矢印、反転表示、色
変更、点滅表示等のマークを付するようにしてもよい。
【0081】さらに、上記実施形態においては標識デー
タS1,S2に基づく画像をモニタ15に表示している
が、得られた測定結果に基づいて、測定箇所の濃度値を
カラーで段階付けしたり、画像間の濃度比率を段階付け
した疑似カラー画像を表示してもよい。
【0082】さらにまた、上記実施形態においては、モ
ニタ15に先に測定結果表Hを表示して、この測定結果
表Hにおける所望とするリストをクリックすることによ
り、画像G1,G2を表示しているが、下記のように表
示することも可能である。以下これを本発明の他の実施
形態として説明する。なお、この他の実施形態において
は、各スポット位置における濃度の測定および測定結果
表Hの作成までは上記実施形態と同一であるため、詳細
な説明は省略する。
【0083】本発明の他の実施形態においては、入力手
段16から画像を表示する指示がなされると、読出手段
17が画像格納手段13に格納された標識データS1,
S2において、予め定められたスポットブロック(例え
ばテンプレートが図4に示すものであった場合には、Fi
eld2,p−1の位置におけるROIブロックに対応す
るスポットブロック)を中心に含む所定範囲の画像を表
す画像データS4,S5を標識データS1,S2からそ
れぞれ切り出す。
【0084】そして、得られた画像データS4,S5は
画像格納手段13から読出されてモニタ15に入力され
る。これにより、図10に示すようにField2,p−1
の位置におけるROIブロックに対応するスポットブロ
ックがその周辺の画像とともにモニタ15のウィンドウ
41,42に画像G1′,G2′としてそれぞれ表示さ
れる。なお、ウィンドウ41,42には、スクロールキ
ー41A,41B,42A,42Bが表示され、いずれ
か一方のウィンドウ41,42のスクロールキー41
A,41B,42A,42Bを使用して、画像G1′,
G2′をスクロールすることができる。この際、一方の
画像のスクロールにより他方の画像も同期されてスクロ
ールされる。
【0085】このようにしてモニタ15のウィンドウ4
1,42に画像G1′,G2′が表示されると、オペレ
ータは画像G1′,G2′をスクロールして、所望とす
るスポット位置を探索する。そして、所望とするスポッ
ト位置が見つかると、そのスポット位置を選択する。こ
の選択はマウスにより所望とするスポット位置をクリッ
クする等の動作により行う。このようにして所望とする
スポット位置が選択されると、図11に示すように測定
結果格納手段14から測定結果表Hが読出されてモニタ
15に表示されるが、この際、選択されたスポット位置
の測定結果を表すリストが測定結果表Hの最上段に反転
された状態で表示される。また、選択したスポット位置
には、そのスポット位置と対応する他のスポット位置と
ともに矢印が表示される。なお、矢印に変えて、反転表
示、スポット位置の色の変更、スポット位置の点滅表示
を行ってもよい。また、リストについても反転表示に代
えて、矢印の表示、スポット位置の色の変更、スポット
位置の点滅表示を行ってもよい。
【0086】オペレータはこのように表示された測定結
果表Hおよび画像G1,G2を観察し、その評価を上記
実施形態と同様にして測定結果表HのJudgeの欄に入力
する。そして、リターンキーを押下する等により入力し
た評価を確定すると、ウィンドウ41,42における画
像G1′,G2′がスクロール可能な状態となり、オペ
レータによる再度の所望とするスポット位置の探索を行
うことができる。
【0087】このように、本発明の他の実施形態におい
ては、ウィンドウ41,42に表示された画像G1′,
G2′における所望とするスポット位置を選択すること
により、このスポット位置に対応する測定結果表Hのリ
ストを表示するようにしたため、スポット位置が多数あ
る場合にも、容易にそのスポット位置と測定結果とを対
応付けることができ、これにより測定結果および画像の
確認を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に用いられる試験片を示す図
【図2】本実施形態に用いられる読取装置の構成を示す
【図3】解析装置の構成を示す概略ブロック図
【図4】テンプレートを示す図(その1)
【図5】テンプレートを示す図(その2)
【図6】テンプレートを示す図(その3)
【図7】測定結果表の表示状態を示す図
【図8】測定結果表および画像の表示状態を示す図
【図9】測定結果表および画像の表示状態を示す図
【図10】本発明の他の実施形態における画像の表示状
態を示す図
【図11】本発明の他の実施形態における測定結果表お
よび画像の表示状態を示す図
【符号の説明】
1,1′ 試験片 2 坦体 10 読込手段 11 解析手段 12 テンプレート記憶手段 13 画像格納手段 14 測定結果格納手段 15 モニタ 16 入力手段 17 読出手段 93 解析装置 100 読取装置

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対応する複数の測定箇所を有す
    る少なくとも2つの画像と、該各画像の各測定箇所にお
    ける測定結果を表す複数のリストからなる測定結果表と
    を表示手段に表示する画像表示方法であって、 前記測定結果表における所望とするリストの選択に応じ
    て、前記各画像における選択されたリストに対応する測
    定結果が得られた対応測定箇所の画像を前記表示手段に
    選択的に表示することを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記対応測定箇所を特定するマークを
    さらに表示することを特徴とする請求項1記載の画像表
    示方法。
  3. 【請求項3】 前記選択されたリストを特定するマー
    クをさらに表示することを特徴とする請求項1または2
    記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記対応測定箇所に対する評価を、前
    記リストに入力可能としたことを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか1項記載の画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記評価の入力後、所定の動作により
    前記所望とするリストとは異なるリストを選択し、該異
    なるリストに対応する測定結果が得られた測定箇所を前
    記表示手段に選択的に表示することを特徴とする請求項
    4記載の画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記異なるリストは、前記所望とする
    リストに隣接するリストであることを特徴とする請求項
    5記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記評価の入力後、所望とする評価が
    入力されたリストのみを前記表示手段に表示することを
    特徴とする請求項4から6のいずれか1項記載の画像表
    示方法。
  8. 【請求項8】 前記表示手段に表示されたリストに対
    応する測定結果が得られた対応測定箇所を特定するマー
    クをさらに表示することを特徴とする請求項7記載の画
    像表示方法。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも2つの画像は、坦体上
    の所定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的結
    合物質が配置された少なくとも2つの試験片における前
    記特異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの検
    体の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ結
    合せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質から
    放出される標識信号により表される画像であり、 前記測定結果は、前記各試験片間において、前記標識信
    号の検出結果を比較した比較結果であることを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか1項記載の画像表示方法。
  10. 【請求項10】 互いに対応する複数の測定箇所を有
    する少なくとも2つの画像と、該各画像の各測定箇所に
    おける測定結果を表す複数のリストからなる測定結果表
    とを表示手段に表示する画像表示方法であって、 前記少なくとも2つの画像のいずれかの画像における所
    望とする測定結果が得られた測定箇所の選択に応じて、
    前記測定結果表における該選択された測定箇所に対応す
    る測定結果を表すリストを前記表示手段に選択的に表示
    することを特徴とする画像表示方法。
  11. 【請求項11】 前記選択された測定箇所を特定する
    マークをさらに表示することを特徴とする請求項10記
    載の画像表示方法。
  12. 【請求項12】 前記対応する測定結果を表すリスト
    を特定するマークをさらに表示することを特徴とする請
    求項10または11記載の画像表示方法。
  13. 【請求項13】 前記選択された測定箇所に対する評
    価を、前記リストに入力可能としたことを特徴とする請
    求項10から12のいずれか1項記載の画像表示方法。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも2つの画像は、坦体
    上の所定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的
    結合物質が配置された少なくとも2つの試験片における
    前記特異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの
    検体の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ
    結合せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質か
    ら放出される標識信号により表される画像であり、 前記測定結果は、前記各試験片間において、前記標識信
    号の検出結果を比較した比較結果であることを特徴とす
    る請求項10から13のいずれか1項記載の画像表示方
    法。
  15. 【請求項15】 互いに対応する複数の測定箇所を有
    する少なくとも2つの画像と、該各画像の各測定箇所に
    おける測定結果を表す複数のリストからなる測定結果表
    とを表示手段に表示する画像表示装置であって、 前記測定結果表における所望とするリストの選択に応じ
    て、前記各画像における選択されたリストに対応する測
    定結果が得られた対応測定箇所の画像を前記表示手段に
    選択的に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とす
    る画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記表示制御手段は、前記対応測定
    箇所を特定するマークをさらに表示する手段であること
    を特徴とする請求項15記載の画像表示装置。
  17. 【請求項17】 前記表示制御手段は、前記選択され
    たリストを特定するマークをさらに表示する手段である
    ことを特徴とする請求項15または16記載の画像表示
    装置。
  18. 【請求項18】 前記対応測定箇所に対する評価を、
    前記リストに入力する入力手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項15から17のいずれか1項記載の画像
    表示装置。
  19. 【請求項19】 前記表示制御手段は、前記評価の入
    力後、所定の動作により前記所望とするリストとは異な
    るリストを選択し、該異なるリストに対応する測定結果
    が得られた測定箇所を前記表示手段に選択的に表示する
    手段であることを特徴とする請求項18記載の画像表示
    装置。
  20. 【請求項20】 前記異なるリストは、前記所望とす
    るリストに隣接するリストであることを特徴とする請求
    項19記載の画像表示装置。
  21. 【請求項21】 前記表示制御手段は、前記評価の入
    力後、所望とする評価が入力されたリストのみを前記表
    示手段に表示する手段であることを特徴とする請求項1
    8から20のいずれか1項記載の画像表示装置。
  22. 【請求項22】 前記表示制御手段は、前記表示手段
    に表示されたリストに対応する測定結果が得られた対応
    測定箇所を特定するマークをさらに表示する手段である
    ことを特徴とする請求項21記載の画像表示装置。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも2つの画像は、坦体
    上の所定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的
    結合物質が配置された少なくとも2つの試験片における
    前記特異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの
    検体の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ
    結合せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質か
    ら放出される標識信号により表される画像であり、 前記測定結果は、前記各試験片間において、前記標識信
    号の検出結果を比較した比較結果であることを特徴とす
    る請求項15から22のいずれか1項記載の画像表示装
    置。
  24. 【請求項24】 互いに対応する複数の測定箇所を有
    する少なくとも2つの画像と、該各画像の各測定箇所に
    おける測定結果を表す複数のリストからなる測定結果表
    とを表示手段に表示する画像表示装置であって、 前記少なくとも2つの画像のいずれかの画像における所
    望とする測定結果が得られた測定箇所の選択に応じて、
    前記測定結果表における該選択された測定箇所に対応す
    る測定結果を表すリストを前記表示手段に選択的に表示
    する表示制御手段を備えたことを特徴とする画像表示装
    置。
  25. 【請求項25】 前記表示制御手段は、前記対応測定
    箇所を特定するマークをさらに表示する手段であること
    を特徴とする請求項24記載の画像表示装置。
  26. 【請求項26】 前記表示制御手段は、前記対応する
    測定結果を表すリストを特定するマークをさらに表示す
    る手段であることを特徴とする請求項24または25記
    載の画像表示装置。
  27. 【請求項27】 前記対応測定箇所に対する評価を、
    前記リストに入力する入力手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項24から26のいずれか1項記載の画像
    表示装置。
  28. 【請求項28】 前記少なくとも2つの画像は、坦体
    上の所定の複数位置に互いに異なる複数の既知の特異的
    結合物質が配置された少なくとも2つの試験片における
    前記特異的結合物質に、互いに異なる少なくとも2つの
    検体の、標識物質で標識された生体由来物質をそれぞれ
    結合せしめ、該結合した前記生体由来物質の標識物質か
    ら放出される標識信号により表される画像であり、 前記測定結果は、前記各試験片間において、前記標識信
    号の検出結果を比較した比較結果であることを特徴とす
    る請求項24から27のいずれか1項記載の画像表示装
    置。
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