JP2000346597A - 飛翔体 - Google Patents
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Abstract
2の後部に複数枚の安定翼14がヒンジ構造16によっ
て放射状に取り付けられている。そして、飛翔体10が
航空機に搭載されている間は安定翼14を折り畳んで後
述する容器に収容しておき、航空機から射出されると安
定翼14が放射状に展開する構造とされている。飛翔体
本体12の軸方向ほぼ中央位置において段差部12aが
設けられ、飛翔体本体の前部12bが後部12cよりも
大きな径に形成されている。
Description
れる飛翔体に関し、一層詳細には、飛翔体はほぼ円筒形
状であって胴体外周後方に飛行姿勢を安定にするための
折り畳み展開構造の安定翼を有するとともに飛翔体内に
は電波を送受するアンテナと、電源と、制御用電子回路
とが備えられ、航空機に搭載されている間は飛翔体を射
出する射出手段とともに航空機に設けられた容器に飛翔
体の外周面を沿わせて収容される飛翔体に関する。
て攻撃された場合の防御手段として、従来、チャフと呼
ばれるアルミ箔状のものを空中に散布してミサイルから
放射される電波をこのチャフで反射して航空機に代わる
囮とすることが行なわれている。
反射波で誘導されるミサイルに対しては有効であるが、
高速に移動する目標物をドップラ周波数を測定して追尾
して飛翔するミサイルに対しては効果がないという問題
点がある。これに対して、航空機から囮としての飛翔体
を射出し、この飛翔体がミサイルの放射電波の反射波に
相当する電波を放射する機構のものも採用されている。
に、通常、飛翔体の胴体後部に複数枚の安定翼が取り付
けられる。安定翼の取り付け形式には、胴体後部に放射
状に固定する形式と、飛翔体が航空機に搭載されている
間は例えば胴体外周面に沿わせて折り畳んで容器に収容
する形式等がある。前者の安定翼を胴体後部に放射状に
固定する形式の場合、航空機の内部に広い格納空間が必
要であり搭載効率が良くない。一方、後者の安定翼を折
り畳んで容器に収容する形式の場合、通常、安定翼の折
り畳み展開機構を別途容器内に装備する必要があり、容
器が大型化し、このために広い容器の格納空間が必要で
あり、やはりこの場合においても、搭載効率が良くな
い。
翼の折り畳み展開の機構を簡単かつ小型化できるととも
に展開した安定翼の固定を強固にして飛翔体の発射姿勢
の自由度を高めることのできる飛翔体の安定翼折り畳み
展開構造を既に提案している。特開平6−74696公
報に示す上記飛翔体1は、図12に示すように、飛翔体
1の円筒状の胴体2の後部に複数枚の安定翼3が放射状
に取り付けられている。そして、飛翔体1が航空機に搭
載されている間は破線で示すように安定翼3を折り畳ん
でおき、航空機から射出されると実線で示すように安定
翼3が放射状に展開する構造とされている。
胴体2の後部の外周面、例えば、角筒状に形成された各
頂点部に胴体中心軸に平行なヒンジ軸4を有するヒンジ
結合とされ、そのヒンジ軸4で結合される前後2箇所の
胴体側ヒンジ5aおよび安定翼側ヒンジ5b(図13参
照)の互いに接する端面形状はヒンジ回転面に対して例
えば45度の角度で傾斜する斜面状に形成されるととも
に、ヒンジ軸4と同軸上に前部の胴体側ヒンジ5aと後
部の安定翼側ヒンジ5bとの間に配置され安定翼側ヒン
ジ5bを胴体側ヒンジ5aに向けて常時付勢する例えば
圧縮スプリング7を設けて取り付けられている。ここ
で、参照符号9は火薬室およびピストン等から構成され
る飛翔体を射出する射出手段を示す。
ている間は図13に示すように安定翼3を折り畳んでカ
ートリッジ(容器)8に収容しておき、航空機から発射
された後には胴体2の外周面から放射状に展開し固定す
ることができる。
飛翔体1の場合、飛翔体1の円筒状の胴体2の後部の外
周面にヒンジ結合を介して安定翼3を取り付ける構造で
あるため、安定翼3およびヒンジ結合の外周面がカート
リッジ8の内周面と接するようにしてカートリッジ8に
収容した状態において、安定翼3およびヒンジ結合の部
分の空間容積を確保するために胴体2の径をカートリッ
ジ8の内径よりも小さくする必要があり、したがって,
胴体2の前部とカートリッジ8との間に隙間を生じる不
具合がある(図13参照)。
ッジ8の内径に近い寸法まで大きくすることができない
ため、胴体2の前部のアンテナ6や電子回路等(図示せ
ず。)の実装空間容積が小さくなり、アンテナ6や電子
回路等を胴体2の軸方向に長尺に設ける必要がある。こ
のため、飛翔体1の重心を前方位置に設けることができ
ず、また、荷重が重心を中心に胴体2の軸方向に分散さ
れて慣性モーメントの大きな状態となり、飛翔安定性を
より向上させようとする場合の障害となる。ここで、飛
翔安定性とは、航空機から垂直に下方に向けて発射され
た飛翔体1が飛行姿勢を気流に対向する水平方向に変え
て気流に乗った安定した飛翔姿勢(風見安定)を示すこ
とをいう。
体をさらに改良するためになされたものであり、飛翔体
の重心を前方位置に設けることができ、また、荷重が重
心を中心に胴体の軸方向に集中されて慣性モーメントの
小さな状態となり、したがって、飛翔安定性に優れる飛
翔体を提供することを目的とする。
航空機から射出される飛翔体であって、飛翔体本体はほ
ぼ円筒に形成され、該飛翔体本体の後部には航空機に搭
載されている間はヒンジ構造によって折り畳まれるとと
もに航空機から射出されると付勢部材に付勢されて放射
状に展開する構造の安定翼を有し、該飛翔体本体内には
電波を送受するアンテナと、電源と、電子回路とが備え
られ、該航空機に搭載されている間は飛翔体を射出する
射出手段とともに該航空機に設けられた容器に該飛翔体
本体の外周面を沿わせて収容される飛翔体において、該
飛翔体本体は前部の径が後部の径より大きい段差円筒形
状であることを特徴とする(請求項1記載の発明)。
きな寸法に形成された容器に安定翼を折り畳んで収容す
る際に、飛翔体本体の前部が後部よりも大きな径に形成
されているため、この飛翔体本体の前部に電子回路等を
円筒の軸方向に短尺形状に設けることによって飛翔体の
重心を前方位置に設けることができ、また、荷重が重心
を中心に円筒の軸方向に集中されて慣性モーメントの小
さな状態となり、したがって、飛翔安定性に優れる飛翔
体を得ることができる。
電源および電子回路は、前記飛翔体本体の内周面にほぼ
近接するように該飛翔体本体の径方向に長尺に形成され
るとともに軸方向に短尺に形成されて該飛翔体本体の前
記径の大きな前部にほぼ収容され、飛翔体の重心が前方
に位置するとともに、重心近傍に荷重が集中するように
構成されると(請求項2に係る発明)、上記した本発明
の効果を好適に奏することができる。
アンテナは、所定の空間容積を占め、前記飛翔体本体の
前記前部の径とほぼ同一になるように該飛翔体本体の径
方向に長尺に形成されるとともに軸方向に短尺に形成さ
れ、該飛翔体本体の該前部の前方に収容されると(請求
項3に係る発明)、アンテナを前方に備える前方用の飛
翔体において、上記した本発明の効果を一層好適に奏す
ることができる。また、アンテナの径が大きいため、ア
ンテナ性能が良好である。
電子回路は、電源から供給される電力を制御する電力制
御用回路を有し、該電力制御用回路は、基板と該基板上
に搭載される電子部品と該基板の裏面に形成される放熱
用の金属板とから構成され、該基板には折り曲げ部が設
けられ、該電子部品搭載面を外側に向けて該折り曲げ部
で該基板が折り曲げられて、該金属板が接合されること
を特徴とする(請求項4に係る発明)。
力制御用回路は、電子部品から発生する熱を効率的に放
熱するために格別に放熱用のモジュールケースに収容し
た後、このモジュールケースを飛翔体本体内に収容して
いたため嵩だかとなり、したがって一定の実装空間容積
を確保するためには基板(およびモジュールケース)を
飛翔体の軸方向に長尺に設ける必要があったが、本発明
によれば、モジュールケースを設ける代わりに空間容積
を占める比率の小さな金属板を設けるために、モジュー
ルケースを設ける場合と比べて必要な空間容積を小さく
することができるとともにさらに基板の両面に電子部品
が搭載されて実装効率が高くなることによっても必要な
空間容積を小さくすることができ、このため基板を飛翔
体の軸方向に短尺に形成され、上記した本発明の効果を
好適に奏することができる。また、モジュールケースを
設けない分軽量化されるため、例えば、軽量化された分
をバランサーとして飛翔体の先端部に設ける等によって
容易に重心位置を前方に設けることができる。
成され、前記金属板の端部は飛翔体に接続されて、飛翔
体より外部に放熱可能とされていると(請求項5に係る
発明)、金属板の熱を飛翔体を介して一層効率的に放熱
することができる。この場合、さらにまた、前記電力制
御用回路の折り曲げ部に、折り曲げ方向に沿ったスリッ
ト、折り曲げ方向と直交する方向に沿ったアール状の切
り欠き部および折り曲げ方向と直交する方向に沿った折
り癖のうち少なくともいずれかひとつが形成されると
(請求項6に係る発明)、折り曲げ部で容易に折り曲げ
ることができて、好適である。
電気回路に設けられる外部信号接続用端子が前記飛翔体
本体の開放端において該飛翔体本体の内周面から外周面
に向けて折り曲げられて外周面に該外部信号接続用端子
の端部が固着され、該外部信号接続用端子の折り曲げ部
分が平面部を形成し、飛翔体が容器に収容される状態に
おいては該平面部が外部信号を供給する外部電極と面接
触するとともに飛翔体が射出される際には該外部信号接
続用端子と該外部電極とが分離されることを特徴とする
(請求項7に係る発明)。
アンビュリカルコネクタ等で行なっており、飛翔体射出
の際は、ケーブルを切断し、アンビュリカルコネクタ等
を分離することにより行なっていた。しかしながら、こ
の場合、ケーブルやアンビュリカルコネクタ等がアンテ
ナ周囲に残ってしまい、飛翔体の飛翔安定性に支障を与
えることがあり、また、アンテナからの電波の放射に支
障を与えることがあった。本発明の場合、外部信号接続
用端子は折り曲げられて飛翔体本体の外周面に固着され
ており、またその平面部が外部電極に面接触するため、
外部信号接続用端子が飛翔体の飛翔安定性に影響するこ
とがなく、また、飛翔体を容器に収容した状態において
は図示しない外部電極と確実に通電可能であり、また、
飛翔体が射出された状態においては通電が断たれるとと
もに外部信号接続用端子がアンテナの周囲を覆うことが
ないためアンテナからの電波の放射に支障を与えること
がない。
の形態(以下、本実施の形態例という。)について、図
を参照して、以下に説明する。まず、本実施の形態例に
係る飛翔体として、アンテナを前方に備えた前方用飛翔
体について、図1に安定翼を広げた状態を示し、図2に
安定翼を折り畳んだ状態を示し、図3にこの前方用飛翔
体を容器に収容した状態を示す。
に飛翔体という。)10の外観形状は、基本的には前記
した従来の飛翔体1とほぼ同様である。すなわち、飛翔
体10のほぼ円筒状の飛翔体本体(胴体)12の後部に
複数枚の安定翼14がヒンジ構造(ヒンジ結合)16に
よって放射状に取り付けられている。そして、飛翔体1
0が航空機に搭載されている間は図2に示すように安定
翼14を折り畳んで後述する容器に収容しておき、航空
機から射出されると図1に示すように安定翼14が放射
状に展開する構造とされている。ここで、参照符号18
は、比重量の大きなタングステン材料からなるアンテナ
を示す。
るのは、ほぼ円筒形状の飛翔体本体12の軸方向ほぼ中
央位置において段差部12aが設けられ、飛翔体本体の
前部12bの径D1が後部12cの径D2よりも大きく
形成されている点である(図2参照)。したがって、図
3に示すように、航空機に搭載される間、直方体状の容
器20に収容された状態において、飛翔体本体12の前
部12bの径は容器20の内周の径とほぼ同一とされて
おり、飛翔体本体12の前部12bと容器20との間に
は従来の飛翔体1の場合のような隙間はほとんどない。
すなわち、従来の飛翔体1の場合前記したように円筒状
の胴体2の後部の外周面に安定翼3を取り付けた構造で
あるため、安定翼3を収容するための格別の空間部が必
要となり、径が一定のカートリッジ(容器)8に収容す
る場合、胴体2の前部とカートリッジ8の内周面との間
に隙間を生じていたが、本発明の飛翔体10の場合、飛
翔体本体12の後部12cは縮径されており、この縮径
されて確保した空間部に安定翼14が収容されるため、
同一寸法の容器20に飛翔体1、10が収容される場合
において、本発明のものは従来のものより飛翔体本体1
2の前部12bの径を大きく形成することができる。こ
れにより、一定の空間容積を必要とするアンテナ18が
従来のアンテナ6に比べて飛翔体10の長さ方向に短尺
に設けられるとともに、後述する電子回路等についても
従来のものに比べて飛翔体の長さ方向に短尺に形成して
容器に収容することができる。
のと同じ火薬室およびピストン等から構成される飛翔体
を射出する射出手段を示す。つぎに、飛翔体10の組立
構造を説明する。図4に示す飛翔体10の分解斜視図に
おいて、飛翔体10は、上記した安定翼14を有する飛
翔体本体12およびアンテナ18を有するとともに、飛
翔体10の後端部には重心位置を微調整するためのバラ
ンサー24が設けられ、さらに飛翔体本体12の内部に
もバランサー26が設けられる。飛翔体本体12の内部
には、以下の電子回路等が収容される。
所定の信号を受けて通電されて発熱するヒータと、ヒー
タの発熱によって発電し電力を各電子回路に出力する電
源とが内蔵されている(図示せず。)。円筒状の鉄心に
巻回される遅延線30は遅延増幅出力を所定の送信周期
で発射するためのものである。電子回路は、送受する電
波を制御する電波制御用回路32と熱電池28から供給
される電力を制御して電波制御用回路32に出力するた
めの電力制御用回路34とから構成される。電波制御用
回路32は送信用電子回路32aと変調用電子回路32
bと受信用電子回路32cとが積層されて一体化した構
成とされており、それぞれアルミニウム材料から形成さ
れる。
て図5を参照して説明する。電力制御用回路34はフレ
キシブル基板(以下、単に基板という。)36と基板3
6に実装される電子部品38とから略構成される(図5
(a))。基板36にはほぼ中央に折り曲げ部40が設
けられており、折り曲げ部40の両端には折り曲げ方向
と直交する方向に沿って、例えば、アール状の切り欠き
部41が形成されている。基板36の裏面(電子部品3
8実装面と反対側の面)には折り曲げ部40の個所を除
いて2枚の例えばアルミニウム等からなる金属板42が
貼付されている。なお、参照符号44は、後述する外部
信号接続用端子を示す。
5(b))、電子部品38搭載面を外側に向けて折り曲
げ部40で基板36が折り曲げられ、金属板42がエポ
キシ樹脂等を用いて接合されて電力制御用回路34が完
成する。なお、電子部品38はワイヤボンディングまた
はリフローはんだ付け等により基板36のパターンに配
線される。また、防湿対策として樹脂コーティングが施
される。
4は、樹脂コーティングが施されて容易に防湿性が確保
されているため防湿を目的としてモジュールケースを設
ける必要がなく、また、完成状態において基板36の両
面に電子部品38が実装されており実装効率が高いた
め、大きな空間容積を必要としない。また、基板36の
裏面に金属板42が貼付されているため、高密度に実装
された電子部品38から発生する熱は金属板42を介し
て容易に放熱されるとともに、金属板42によって電力
制御用回路34の剛性が確保される。なお、高密度実装
するために基板の両面に電子部品を実装することは一般
的にも行なわれるが、この場合、片面を高温はんだで実
装した後他の片面を低温はんだで実装すると両面で許容
温度別に電子部品を配置することになるため実装密度が
必ずしも向上しないという不具合があり、また、この不
具合を避ける為に電子部品を冶具で固定した状態で一度
にはんだ付けするとやはり実装密度が必ずしも向上しに
くいという不具合がある。
にアール状の切り欠き部42が形成されているため、容
易に基板36を折り曲げることができる。なお、フレキ
シブル基板36に本発明の折り曲げ部40を設けること
なくそのまま折り曲げることも可能であるが、この場合
は、折り曲げる際の曲率が小さいと折り曲げにくく、ま
た、この折り曲げにくさを解消するためにフレキシブル
基板36の厚みを薄くするとフレキシブル基板36に形
成するパターンの厚みやパターン数が制限され実装密度
を高くすることができないという不具合がある。
欠き部42を形成するかわりに、図6に示すように折り
曲げ部40に折り癖46を形成し、あるいは、図7に示
すように折り曲げ方向に沿ってスリット48を形成する
ことによっても、容易に基板36を折り曲げることがで
きる。飛翔体10を組み立てるときは、まず、電波制御
用回路32にケーブルアッセンブリ50を取り付けた
後、電波制御用回路32の上面に電力制御用回路34を
配置し、さらに電波制御用回路32の前後端部を取り付
け部材52で挟んだ状態で、電力制御用回路34と取り
付け部材52とをネジ54で止めて固着する。このとき
前端部には上記したバランサー54が取り付けられる。
御用回路34を遅延線30で外嵌した後、遅延線30の
後端部に熱電池28を取り付ける。そして一体化された
これらの構成部品を飛翔体本体12の内部に収容した
後、飛翔体本体12の前方にアンテナ18を取り付け、
後端部にバランサー24を取り付けることにより、飛翔
体10が完成する。
に説明する。電力制御用回路34を構成するプリント基
板36の端部には先に図5に示したように外部信号接続
用端子44が設けられており、この外部信号接続用端子
44は銅箔から形成される。外部信号接続用端子44の
設けられたプリント基板36の分岐した複数の端部は、
図8に示すように、飛翔体本体12の内周面に沿って円
筒状に折り曲げられている。そして、外部信号接続用端
子44の先端は飛翔体本体12の開放端を覆うように外
側に折り曲げられ、平面部44aが形成される。
ビュリカルコネクタ等で行なっており飛翔体射出の際
は、ケーブルを切断し、アンビュリカルコネクタ等を分
離することにより行なっていた。しかしながら、この場
合、ケーブルやアンビュリカルコネクタ等がアンテナ周
囲に残ってしまい、飛翔体の飛翔安定性に支障を与える
ことがあり、また、アンテナからの電波の放射に支障を
与えることがあった。本発明の場合、図3に示すよう
に、外部信号接続用端子44は折り曲げられて飛翔体本
体12の外周面に固着されており、またその平面部44
aが外部電極を構成する射出手段22のピストン22a
に面接触するため、外部信号接続用端子44が飛翔体1
0の飛翔安定性に影響することがなく、また、飛翔体1
0を容器に収容した状態においては図示しない外部電極
と確実に通電可能であり、また、飛翔体10が射出され
た状態においては通電が断たれるとともに外部信号接続
用端子44がアンテナ18の周囲を覆うことがないため
アンテナ18からの電波の放射に支障を与えることがな
い。
の内部構造の概略を図8および図9に示す。前記したよ
うに飛翔体10の長さ方向(軸方向、図8中左右方向)
と直交する方向(径方向、例えば図8中上下方向)の飛
翔体本体12の径は前部12bが後部12cよりも大き
く形成されており、したがって電波制御用回路32およ
び電力制御用回路34から構成される電子回路は、この
径方向に電子部品の実装空間部を大きく確保されるた
め、飛翔体10の長さ方向には短尺に形成されており、
飛翔体本体12の前部12bにほぼ完全に収容されてい
る。
従来の場合に比べて荷重が重心の近傍に集中されて慣性
モーメントの小さな状態となり、したがって、前記した
アンテナ18の短尺化と相俟って重心が飛翔体10の前
方に位置すると共に、電子回路等の各構成部品の荷重が
重心近傍に集中した構成とされているため、飛翔体10
は飛翔安定性に優れる。また、アンテナ18の径が大き
く形成されているため、アンテナ性能が良好である。ま
た、電子部品38は高密度に集積されており使用時の発
熱量が大きいが、上記した金属板42に熱が伝達される
とともに、さらに、金属板42から金属板42の両端の
取り付け部材52、52を介して飛翔体本体12に熱が
伝達されて外部に放熱され、さらにまた、この飛翔体本
体12を介して熱容量の大きなアンテナ18に熱が伝達
され、その後外部に放熱される。なお、説明を省いた
が、発熱源となる電子部品38は金属板42に直付けさ
れており、良好に放熱される。
ンテナを後端部に設けた後方用飛翔体(以下、単に飛翔
体という。)60の分解斜視図を図11に示す。図11
中、飛翔体60の各構成要素(構成部品)のうち本実施
の形態例の飛翔体10と同一の構成要素に付いては本実
施の形態例と同一の参照符号を付し、その説明は省略す
る。
と異なるのは、アンテナ18が飛翔体本体12の後端部
に収容される点およびこれに関連して熱電池28が飛翔
体本体12の前方に配置されるとともに飛翔体本体12
の先端部にバランサー62を設けることによって飛翔体
60の重心位置を前方に確保している点である。この場
合においても、前方用の飛翔体10の場合と同様に電波
制御用回路32および電力制御用回路34から構成され
る電子回路は、飛翔体60の長さ方向は短尺に形成され
ており、飛翔体本体12の前部にほぼ完全に収容されて
おり、飛翔体60は飛翔安定性に優れる。また、電子回
路および熱電池28については、後方用と前方用とでは
単に配置を換えるだけで同一部品を共用することがで
き、製造コストが軽減される。
ら射出される飛翔体であって、飛翔体本体はほぼ円筒に
形成され、飛翔体本体の後部には航空機に搭載されてい
る間はヒンジ構造によって折り畳まれるとともに航空機
から射出されると付勢部材に付勢されて放射状に展開す
る構造の安定翼を有し、飛翔体本体内には電波を送受す
るアンテナと、電源と、電子回路とが備えられ、航空機
に搭載されている間は飛翔体を射出する射出手段ととも
に航空機に設けられた容器に飛翔体本体の外周面を沿わ
せて収容される飛翔体において、飛翔体本体は前部の径
が後部の径より大きい段差円筒形状であるため、飛翔体
の外形よりわずかに大きな寸法に形成された容器に安定
翼を折り畳んで収容する際に、後部よりも大きな径に形
成されている飛翔体本体の前部に電子回路等を円筒の軸
方向に短尺形状に設けることによって飛翔体の重心を前
方位置に設けることができ、また、荷重が重心を中心に
円筒の軸方向に集中されて慣性モーメントの小さな状態
となり、したがって、飛翔安定性に優れる飛翔体を得る
ことができる。
および電子回路は、飛翔体本体の内周面にほぼ近接する
ように飛翔体本体の径方向に長尺に形成されるとともに
軸方向に短尺に形成されて飛翔体本体の径の大きな前部
にほぼ収容され、飛翔体の重心が前方に位置するととも
に、重心近傍に荷重が集中するように構成されるため、
上記した本発明の効果を好適に奏することができる。
テナは、所定の空間容積を占め、飛翔体本体の前部の径
とほぼ同一になるように飛翔体本体の径方向に長尺に形
成されるとともに軸方向に短尺に形成され、飛翔体本体
の前部の前方に収容されるため、アンテナを前方に備え
る前方用の飛翔体において、上記した本発明の効果を一
層好適に奏することができる。また、アンテナの径が大
きく形成されるため、アンテナ性能が良好である。
回路は、電源から供給される電力を制御する電力制御用
回路を有し、電力制御用回路は、基板と該基板上に搭載
される電子部品と基板の裏面に形成される放熱用の金属
板とから構成され、基板には折り曲げ部が設けられ、電
子部品搭載面を外側に向けて折り曲げ部で基板が折り曲
げられて、金属板が接合されるため、必要な空間容積を
小さくすることができるとともにさらに基板の両面に電
子部品が搭載されて実装効率が高くなることによっても
必要な空間容積を小さくすることができ、このため基板
を飛翔体の軸方向に短尺に形成され、上記した本発明の
効果を好適に奏することができる。また、従来設けてい
たモジュールケースを設けない分軽量化されるため、例
えば、バランサーを飛翔体の先端部に設ける等によって
容易に重心位置を前方に設けることができる。
成され、金属板の端部は飛翔体に接続されて、飛翔体よ
り外部に放熱可能とされているため、金属板の熱を飛翔
体を介して一層効率的に放熱することができる。この場
合、さらにまた、電力制御用回路の折り曲げ部に、折り
曲げ方向に沿ったスリット、折り曲げ方向と直交する方
向に沿ったアール状の切り欠き部および折り曲げ方向と
直交する方向に沿った折り癖のうち少なくともいずれか
ひとつが形成されるため、折り曲げ部で容易に折り曲げ
ることができる。
回路に設けられる外部信号接続用端子が飛翔体本体の開
放端において飛翔体本体の内周面から外周面に向けて折
り曲げられて外周面に外部信号接続用端子の端部が固着
され、外部信号接続用端子の折り曲げ部分が平面部を形
成し、飛翔体が容器に収容される状態においては平面部
が外部信号を供給する外部電極と面接触するとともに飛
翔体が射出される際には外部信号接続用端子と該外部電
極とが分離されるため、外部信号接続用端子が飛翔体の
飛翔安定性に影響することがなく、また、飛翔体を容器
に収容した状態においては図示しない外部電極と確実に
通電可能であり、また、飛翔体が射出された状態におい
ては通電が断たれるとともに外部信号接続用端子がアン
テナの周囲を覆うことがないためアンテナからの電波の
放射に支障を与えることがない。
状態を説明するためのものであり、(a)は飛翔体の正
面図であり、(b)は飛翔体の右側面図である。
状態を説明するためのものであり、(a)は飛翔体の正
面図であり、(b)は飛翔体の右側面図である。
状態を説明するためのものであり、(a)は容器の内部
を透視して飛翔体を示した正面図であり、(b)は容器
の内部を透視して飛翔体を示した右側面図である。
る。
るためのものであり、(a)はフレキシブル基板を展開
した状態を示し、(b)はフレキシブル基板に電子部品
を実装した状態を示し、(c)はフレキシブル基板を折
り畳んだ状態を示す。
ある。
例である。
部に電子回路等を収容した状態を説明するための、電子
回路等を透視して示した飛翔体の正面図である。
部に電子回路等を収容した状態を説明するためのもので
あり、図8中IX−IX線上断面図である。
本実施の形態例に係る飛翔体の構成要素の配置を示す図
である。
視図である。
(a)は飛翔体の斜視図であり、(b)は飛翔体を後方
から見た図である。
るためのものであり、(a)は容器の内部を透視して飛
翔体を示した正面図であり、(b)は容器の内部を透視
して飛翔体を示した右側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 航空機から射出される飛翔体であって、
飛翔体本体はほぼ円筒に形成され、該飛翔体本体の後部
には航空機に搭載されている間はヒンジ構造によって折
り畳まれるとともに航空機から射出されると付勢部材に
付勢されて放射状に展開する構造の安定翼を有し、該飛
翔体本体内には電波を送受するアンテナと、電源と、電
子回路とが備えられ、該航空機に搭載されている間は飛
翔体を射出する射出手段とともに該航空機に設けられた
容器に該飛翔体本体の外周面を沿わせて収容される飛翔
体において、 該飛翔体本体は前部の径が後部の径より大きい段差円筒
形状であることを特徴とする飛翔体。 - 【請求項2】 前記電源および電子回路は、前記飛翔体
本体の内周面にほぼ近接するように該飛翔体本体の径方
向に長尺に形成されるとともに軸方向に短尺に形成され
て該飛翔体本体の前記径の大きな前部にほぼ収容され、 飛翔体の重心が前方に位置するとともに、重心近傍に荷
重が集中するように構成されることを特徴とする請求項
1 記載の飛翔体。 - 【請求項3】 前記アンテナは、所定の空間容積を占
め、前記飛翔体本体の前記前部の径とほぼ同一になるよ
うに該飛翔体本体の径方向に長尺に形成されるとともに
軸方向に短尺に形成され、該飛翔体本体の該前部の前方
に収容されることを特徴とする請求項1または2に記載
の飛翔体。 - 【請求項4】 前記電子回路は、電源から供給される電
力を制御する電力制御用回路を有し、 該電力制御用回路は、基板と該基板上に搭載される電子
部品と該基板の裏面に形成される放熱用の金属板とから
構成され、 該基板には折り曲げ部が設けられ、該電子部品搭載面を
外側に向けて該折り曲げ部で該基板が折り曲げられて、
該金属板が接合されることを特徴とする請求項1記載の
飛翔体。 - 【請求項5】 飛翔体は金属材料で形成され、前記金属
板の端部は飛翔体に接続されて、飛翔体より外部に放熱
可能とされていることを特徴とする請求項4記載の飛翔
体。 - 【請求項6】 前記電力制御用回路の折り曲げ部に、折
り曲げ方向に沿ったスリット、折り曲げ方向と直交する
方向に沿ったアール状の切り欠き部および折り曲げ方向
と直交する方向に沿った折り癖のうち少なくともいずれ
かひとつが形成されることを特徴とする請求項4または
5に記載の飛翔体。 - 【請求項7】 前記電気回路に設けられる外部信号接続
用端子が前記飛翔体本体の開放端において該飛翔体本体
の内周面から外周面に向けて折り曲げられて外周面に該
外部信号接続用端子の端部が固着され、該外部信号接続
用端子の折り曲げ部分が平面部を形成し、飛翔体が容器
に収容される状態においては該平面部が外部信号を供給
する外部電極と面接触するとともに飛翔体が射出される
際には該外部信号接続用端子と該外部電極とが分離され
ることを特徴とする請求項4記載の飛翔体。
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JP15851399A JP4237873B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 飛翔体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020122047A1 (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | ミツミ電機株式会社 | レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 |
JP2020095217A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | ミツミ電機株式会社 | レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 |
-
1999
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JP7295375B2 (ja) | 2018-12-14 | 2023-06-21 | ミツミ電機株式会社 | レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 |
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