JP2000344008A - 作業用車両 - Google Patents

作業用車両

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JP2000344008A
JP2000344008A JP11158127A JP15812799A JP2000344008A JP 2000344008 A JP2000344008 A JP 2000344008A JP 11158127 A JP11158127 A JP 11158127A JP 15812799 A JP15812799 A JP 15812799A JP 2000344008 A JP2000344008 A JP 2000344008A
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driver
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blind spot
spot area
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Tomoya Kumagai
知哉 熊谷
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Komatsu Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q2800/00Features related to particular types of vehicles not otherwise provided for
    • B60Q2800/20Utility vehicles, e.g. for agriculture, construction work

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】運転者の前方にエンジンフ−ドを有してなる各
種作業用車両において、作業環境によって異なる照明装
置の設置位置を共通化して同車体の生産工程を汎用化す
るとともに、同照明装置をエンジンフ−ド上の付属設備
によって必然的に生じる死角領域に配置して、新たに死
角領域を発生させることのない照明装置を配した作業用
車両を提供する。 【解決手段】運転室の前方にエンジンフ−ド(2) 、マフ
ラスタック(4) を有し、作業機、照明装置(7) 等を備え
てなる建設・土木工事用、農作業用等の各種の作業用車
両にあって、前記照明装置(7) が運転者の両眼とエンジ
ンフ−ド(2) 或いはマフラスタック(4) との位置関係か
ら生ずる運転者死角領域に配置される。前記照明装置が
複数のランプ(70a,70b) を有する場合であって、死角領
域内の設置部位の幅が十分でないときは、前記複数のラ
ンプ(70a,70b) を縦に配列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種のブルドーザ、
トラクタショベル、締固め車両、モータグレーダ等の建
設・土木工事用車両や、コンバイン等の農作業用車両の
各種の作業用車両に関し、特に、車種により照明装置の
設置位置の変更を要しない各種の作業用車両に関する。
【0002】
【従来の技術】建設・土木・農作業用等として使用され
る各種の作業用車両には、作業内容又は作業環境によっ
て付帯される設備の構成、配置が異なり、足場周りの環
境によって、キャタピラに代表される履帯式あるいはタ
イヤに代表される車輪式等の各種車両駆動方式が採られ
るほか、森林作業現場のように作業用車両の運転室への
立ち木等の侵入を防止する防護枠、いわゆるスイーパを
取り付けた林業用仕様の作業用車両がある。
【0003】通常の建設・土木・農作業用等の作業用車
両においては、運転室の後部両端部に立脚する支柱に取
り付けられ、運転者の雨避け及び日避けとしての機能を
もつキャノピル−フを運転室上方に有するが、これに対
し、林業用の車両においては、前記キャノピル−フに加
えて、前記運転室の側面及び後面を金網状に覆う他、エ
ンジンフ−ド前面の左右両隅部から立ち上がり、キャノ
ピル−フの前面左右端に向かって延びる2本のスイ−パ
を設けており、このスイーパがエンジンフ−ドの上方空
間及び運転室を周辺の障害物から防護し、運転者を保護
すると共に、運転室からみて前方に位置するエンジンフ
−ド上面に起立するマフラスタック等の付帯設備をも保
護している。
【0004】また、通常の建設・土木・農作業用等の車
両ではエンジンフ−ドの前面左右両隅部に取り付けられ
る照明装置であっても、林業用の車両においては前記ス
イ−パの基端をエンジンフ−ド前面の左右両隅部に取り
付け金具により固設するため、同位置に配置することが
困難となり、前記キャノピル−フの前面左右端で、且つ
前記スイ−パの内側に設置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように作業用車両
においては、その使用用途及び作業環境により付帯設備
の構成、配置が異なるが、特に付帯設備のうち照明装置
に関しては、通常の建設・土木・農作業用等の車両で
は、エンジンフ−ドの前面左右隅部にエンジンフ−ドと
一体に取り付けられるのに対し、落石等を受けやすい作
業現場における建設・土木用車両や前記林業用車両等で
は、防護枠の内側空間或いは運転室上方のキャノピル−
フの前面に備え付けられるため、車種によっては照明装
置の設計変更や設置位置の変更を余儀なくされる他に、
照明装置の設置部位の形状変更が必要となり、生産工程
数も増加する。
【0006】また、照明装置の設置位置変更により、エ
ンジンル−ム内に配される配線類も他部所への変更が余
儀なくされ、他の付帯設備に比べ設置位置の変更による
生産コストに与える影響が大きい。この問題を解決する
ためには、照明装置の設置を各種作業用車両において同
一位置とし、前記生産コストの増加要因となる照明装置
及びエンジンフ−ドの設計を標準化するとともに、照明
装置本体の取付工程、配線工程、エンジンフ−ドの取付
工程を共通の車両組立ラインに設け汎用化して、林業用
車両においては、スイ−パ及び運転室側面・後面の金網
の取り付けを補助ラインとする等、通常の建設・土木・
農作業用等の作業用車両との生産工程を可能な限り互換
性のあるものとする必要がある。
【0007】前記各種作業用車両の照明装置を標準化し
て運転者の前方にあるエンジンフード上に配置する場
合、通常の建設・土木・農作業用等の車両においては、
その配置によっては照明装置による新たな死角領域が発
生する。一方、この種の作業用車両にあっては、運転者
の前方に、車両本体による死角領域と、車両本体に装備
された付帯設備による死角領域とがそもそも存在する。
これらの死角領域は、作業用車両の操作性を阻害する。
【0008】本発明は、かかる従来の課題を解決すべく
なされたものであり、その具体的な目的は、運転室の前
方にエンジンフードを備え、作業の種類により同エンジ
ンフード周辺の設置位置の変更を余儀なくされる照明装
置を備える同一型式からなる各種の作業用車両にあっ
て、前記照明装置の設置を固定位置として、多様な作業
用車両に対応できると同時に運転者の前方視界が確保さ
れる作業用車両を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】かかる目的
を達成するには、従来と同様の照明範囲を確保すると共
に、用途の変更により設計変更を余儀なくされることの
ない部位に照明装置を設置することが肝要である。一
方、エンジンフードが運転室の前方に設置される作業用
車両にあっては、照明装置の設置場所をエンジンフード
の上面であって可能な限り前部領域とすることが好まし
い。かかる領域であっても、照明装置を設置したときに
運転者の視界を妨げるようであってはならない。
【0010】しかして、上述のようにこの種の作業用車
両にあっては、例えば前述のエンジンフード、或いは同
エンジンフードから上方に立ち上がるマフラスタックが
存在する。これを運転者側から見たとき、エンジンフー
ドの上面前端縁から先ではエンジンフードが視界の妨げ
となり、その前端縁より前方下方領域が死角領域とな
り、また前記マフラスタックの前方も同様に死角領域を
もっている。これらの死角領域は回避し得ない領域であ
る。照明装置をこれらの死角領域内に包含するように設
置すれば、新たな視界領域を形成せずに、同時に所要の
照明範囲も確保できると考えた。
【0011】こうして創出された本件請求項1に係る発
明は、運転室の前方にエンジンフードを有し、作業機、
照明装置等を備えてなる建設・土木工事用、農作業用等
の各種の作業用車両にあって、前記エンジンフードの上
方空間の運転者の死角領域内に前記照明装置を設けてな
ることを特徴とする作業用車両にある。
【0012】かかる構成によれば、照明装置はエンジン
フ−ドの上方空間にある運転者の死角領域内に配置され
るため、同一型式であって異種の作業用車両にあって、
従来の照明装置の設置位置を一律にしても、そのことに
より新たな死角領域が発生することはなく、しかも各種
作業用車両に共通の死角領域内の同一箇所に設置するに
あたり、車種により照明装置の設計を変更する必要がな
くすべからく標準化され、且つ作業用車両の生産ライン
も照明装置の設置工程までは少なくとも共通ラインを使
うことができる。
【0013】すなわち、従来は、作業用車両の種類によ
って前記照明装置がエンジンフ−ド前面やキャノピル−
フ前方などの異なる位置に取り付ける必要があったた
め、その取付位置の違いによって照明装置の構造・配線
経路、或いはエンジンフ−ドの構造も変更を余儀なくさ
れていたが、本件発明における照明装置のように、その
設置位置を各種車両に共通化すると共に、照明装置を車
両の構造から必然的に発生する運転者の死角領域内に配
するようにすれば、照明装置の形式や構造の変更も回避
できて統一化でき、しかも照明装置の生産・取付、照明
装置の配線或いはエンジンフ−ドの製造・設置といった
従来各車両ごとに異なっていたこれらの工程も一本化す
ることができる。
【0014】したがって、本件請求項1に係る発明を採
用することによって、新たに視界を大きく妨げるような
死角領域の発生を伴うことがなく、照明装置の標準化、
作業用車両の生産ラインの共通化を図ることができる。
なお、本発明にあって照明装置の形態や設置位置、高さ
などの制限を受けて、照明装置が前記死角領域から僅か
にはみ出る場合もあるが、その大部分が前記死角領域に
あること、視界を大きく妨げるものとはならないことか
ら、通常の照明機能に支障を来すこともなく、その場合
は本発明における死角領域内への照明装置の設置にあた
る。
【0015】本件請求項2に係る発明にあっては、前記
死角領域が、運転者の両眼位置とエンジンフ−ドの前面
左右隅部とを結んだ延長線、運転者の両眼位置と前記エ
ンジンフ−ドの運転室側の上端縁にあって運転者から最
も至近距離にある点とを結んだ直線、及び前記至近距離
にある点と前記エンジンフ−ドの前面左右隅部とを結ん
だ延長線により囲まれる空間であり、同空間に照明装置
を配置するものである。
【0016】かかる構成によれば、前記死角領域は、請
求項1に係るエンジンフ−ド上方空間の運転者の死角領
域にあって、エンジンフ−ドの存在により必然的に生じ
る領域であって、そもそもが運転時において運転者にと
っては、運転者の両眼位置と前記エンジンフ−ドの前面
左右隅部とを結んだ延長線の下側の空間は死角領域にな
り、各種作業用車両で同死角領域内の同一箇所に照明装
置を配置しても、その照明装置によって運転者の視界が
妨げられることはない。しかも、請求項1に係る発明と
同様に、照明装置の標準化、作業用車両の生産工程の汎
用化を図ることができる。
【0017】また本件請求項3に係る発明にあっては、
請求項1に示される死角領域が、前記運転者の両眼位置
から前記運転室前方に起立する前記マフラスタックの周
面と接して前方に水平に延びる左右の延長線を含む左右
の鉛直面により挟まれる前記エンジンフ−ド上面上の空
間である。この種の作業用車両にあって、マフラスタッ
クはエンジンフードから上方に立ち上がって設けられて
おり、排除することが不可能であり、運転者の視界から
外すことも不可能である。
【0018】そこで、本発明では照明装置の設置場所の
一つとして、前記マフラスタックの前方の視界を遮る領
域、即ち死角領域内を選択したものである。こうして排
除することができない死角領域内に照明装置を設置すれ
ば、請求項3と同様に照明装置の設置による新たな死角
領域が発生せず、しかも異なる用途の作業用車両にあっ
ても照明装置を同一箇所に設置することができ、照明機
能も確保される。
【0019】本件請求項4に係る発明にあっては、前記
照明装置は、縦配列された複数の照明ランプを有するも
のである。前記マフラスタック前方の前記死角領域は、
運転者の両眼とマフラスタックとの位置関係からおのず
とマフラスタック側ほど幅が狭く、またエンジンフ−ド
前方側ほど広くなっている。その死角領域内に照明装置
を設置したとき、新たに死角領域を生じさせないように
するには、照明装置が前記死角領域からはみ出さないよ
うにしなければならない。一方、前述のごとく死角領域
の幅が前後で異なることから、同一幅の照明装置であっ
てもその設置部位を前後方向で異なせることにより前記
死角領域からはみ出したりはみ出さなかったりする。
【0020】前記死角領域にあっても、エンジンフ−ド
の前部上面に付帯設備が設置される場合には、そこに照
明装置を設置することができないため、照明装置をマフ
ラスタック側にできるだけ近づけようとすると、死角領
域の幅が狭まるため照明ランプの幅はマフラスタックの
幅に合わせるようにしなければならなくなる。このと
き、例えば単一のランプをもって照明しようとすると、
ランプケースの前面を拡散型レンズ状とする必要があ
り、製造コストに大きく影響する。そこで、本発明にあ
っては、通常の大きさのランプを上下方向に分離して配
し、それぞれのランプに左右方向の照明を司らせるよう
にする。このように配すると、一個のランプの大きさを
マフラスタックの太さとほぼ同一として、しかも格別の
設計変更を要することなく、左右を広い範囲で照明する
ことができるようになる。
【0021】既述したような理由で照明装置をマフラス
タック側に配置せざるを得ない場合に、各照明ランプを
縦配列とすれば照明ランプが標準品であっても前記死角
領域内に配置することができる。しかも、前記照明装置
に個々の照明ランプを左右に可動可能な機能をもたせれ
ば、横配列と同様の広角な照明領域を確保することがで
きる。
【0022】本件請求項5に係る発明にあっては、前記
照明装置が、横配列された複数の照明ランプを有するも
のである。マフラスタックによる死角領域内に他の付帯
設備が設置されていなければ、前記照明装置は前記死角
領域内の何処にも設置が可能である。従って、この場合
はエンジンフ−ド前部上面の十分な幅をもつ死角領域内
に配することができる。一方、標準寸法を有する複数の
照明ランプを横に配列しても、照明装置が前記死角領域
からはみ出すことがないのであれば、横に配列する方が
左右の照明範囲を拡げる上で都合がよい。また、この場
合、前記ランプとして標準品が使えるためコスト的にも
有利である。しかも複数のランプを死角領域のうち、で
きるだけ幅方向の端部側に配すれば、上述のごときラン
プの可動機能が備えていなくとも十分に広角な照明領域
が容易に確保できる。
【0023】なお、照明時には照明装置とエンジンフ−
ドの位置関係からエンジンフ−ドの前方には必然的に影
が生じるが、この影が運転者の車両前方の視界領域に含
まれないようにして運転者の視界を確保する必要があ
る。そもそもエンジンフ−ド前方であって、運転者の両
眼位置とエンジンフ−ドの前面上端縁とを結んだ延長線
の下方部分は死角領域となるが、本件発明のランプの横
配列では、エンジンフ−ド前面側の配置になるので前記
影ができにくく、照明装置による上下方向の照射範囲も
広げやすく、運転者の視界領域も広がる。
【0024】本件請求項6に係る発明は、前記照明装置
が、前記マフラスタックの前方側にマフラスタックと一
体化された断熱性を有する照明装置収納箱に設けられた
ものである。かかる構造によれば、マフラスタックと照
明装置収納箱が一体化されて、前記照明装置が配置され
るため、従来別個に行われていたマフラスタックと照明
装置の取付工程が一工程に集約されるほか、外観におい
も従来の照明装置には見られない斬新な形状であり意匠
的にも優れている。
【0025】なお、前記マフラスタックと前記照明装置
が一体であるため、照明装置の雰囲気温度が上昇して、
照明装置構成物品の耐熱温度を越える恐れがあるが、こ
れを回避するため照明装置収納箱は断熱性を有してお
り、前記構成物品を雰囲気温度上昇から保護している。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施の形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、
本実施形態では運転室の側面に金網状の側壁を有し、エ
ンジンフ−ドの前面左右隅部から運転室上方にあるキャ
ノピル−フの前面左右端に延びる枠体からなるスイ−パ
を装備した林業用のブルド−ザを例に挙げているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、運転室前方にマ
フラスタックを有する作業用車両であれば、例えばこの
他の用途に用いられるブルドーザ、締固め車両、モータ
グレーダなどの建設・土木工事用車両や、コンバイン、
トラクタなどの農作業用車両の各種の作業用車両などに
も適用できる。
【0027】図1は、本発明の代表的な実施形態である
マフラスタック前方に照明装置を設けた林業用車両1の
上部斜視図を示し、図2及び3は同林業用車両1の運転
者前方の死角領域を示したものである。
【0028】図1において、本実施形態における林業用
車両1の前方側には、同車両のエンジンを覆うエンジン
フ−ド2が設けられ、その後部には運転室3が設けられ
ている。前記エンジンフ−ド2の上面にはマフラスタッ
ク4が運転者の真正面を左側に外した位置に起立して設
置されている。前記マフラスタック4の上端は、車両の
作動時に排気ガスが運転室3に極力流れ込まないように
前記運転室3とは反対側の前方に曲げられている。
【0029】また、前記エンジンフ−ド2の前端上面の
左右隅部からは2本の枠材5a,5bがエンジンフ−ド
2と同等の幅を保ちながら起立し、途中から運転室3側
にく字状に屈曲しながら、前記キャノピル−フ6の同じ
高さまで延び、そこからキャノピル−フ6の前面左右端
まで略水平に延びて連結する。前記運転室3はその左右
に運転者が乗り降りするための足場を有しているためエ
ンジンフ−ド2よりも幅が広がっており、キャノピル−
フ6もこれに応じて幅が広がっている。このため2本の
スイ−パ5は、実施例に示す車両1においては、キャノ
ピル−フ6の付近でハの字型に屈折する。このスイ−パ
5によって、森林作業現場では周辺の立ち木などの障害
物を払い避けながら走行し、或いは伐採作業などを行
い、エンジンフ−ド2上面や運転席内に設置される附帯
設備、或いは運転者を保護している。したがって、前記
マフラスタック4は、スイ−パ5によって囲まれた障害
物からの防護領域からはみ出ないように高さが設定され
る。そして照明装置7は運転者からみて前記マフラスタ
ックに隠れる死角領域内で、且つ前記スイ−パ5による
防護領域内に入るように設置される。
【0030】従来の作業用車両にあっては、前記照明装
置7は、図1において点線で示すように通常の建設・土
木・農作業用として使用される車両では、前記エンジン
フ−ド2の前端左右隅部8に配置されているのに対し
て、林業用車両1ではエンジンフ−ド2の前端左右隅部
8に防護枠として2本の枠材5a,5bが基端を取り付
け金具に固設して起立しているおり、照明装置を前記前
端左右隅部8の位置に配置することが困難なため、例え
ば前記キャノピル−フ6の前面左右端9で、且つ前記ス
イ−パ5の内側に設置するようにしていた。
【0031】このように作業の種類によって、同一車両
本体の異なる位置に照明装置7を設置せざるを得なくな
ることが多く、その設置位置の変更に伴い照明装置7の
形態や構造をも変更せざるを得ず、更には照明装置7の
配線経路も変更を余儀なくされる。これらの変更は、照
明装置7に止まらず作業用車両の生産コストに大きく影
響する。このため各種車両で照明装置7の設置位置を統
一できれば、設計及び生産工程を共通化することがで
き、経済的効果も著しく増加する。とはいえ、照明装置
7の配置を従来の配置から変更することは運転者にとっ
ての新たな死角領域を発生させる原因にもなりかねない
ため、安易に変更することもできない。
【0032】ところで、この種の作業用車両において
は、運転者の前方にエンジンフ−ド2或いはエンジンフ
−ド2から立ち上がるマフラスタック4といった付帯設
備が配置されるため、おのずと運転者にとっての死角領
域がそもそも存在することになる。すなわち、エンジン
フ−ド2上の空間にあって運転者にとっての死角領域
は、図2、3にハッチで示すように、運転者の視界領域
がエンジンフ−ド2前面上端の上方にあるため、運転者
の両眼位置Eとエンジンフ−ド2の前面上端縁の左右端
CL,CRとを結んだ延長線、運転者の両眼位置Eと前
記エンジンフ−ド2の運転室5側の上端縁にあって運転
者から最も至近距離にある点NPとを結んだ直線、及び
前記至近距離にある点NPと前記エンジンフ−ド2の前
面上端縁の左右端CL,CRとを結んだ延長線により囲
まれる空間と、運転者の両眼位置Eから前記マフラスタ
ック4の周面と接して前方に広がって延びる左右の各延
長線を含む左右の鉛直面により挟まれる空間とである。
【0033】これら必然的に生じ、排除することができ
ない死角領域内にあって、各種車両で共通する領域に照
明装置の大部分が包含される限りは、照明装置の設置に
基づき運転者にとって大きく視界の妨げとなるような新
たな死角領域が生じるとも考えがたいところから、こう
した場合にも本発明でいう照明装置の標準化、作業用車
両の生産工程の共通化が実現されたといえる。
【0034】図1における本発明の第1の実施形態にあ
っては、図2に示される運転者の両眼位置Eとエンジン
フ−ド2の前端縁との関係によって生じる死角領域に前
記照明装置7が配置されるものである。前記死角領域
は、上述のように運転者の両眼位置Eとエンジンフ−ド
2の前面上端縁の左右端CL,CRとを結んだ延長線、
運転者の両眼位置Eと前記エンジンフ−ド2の運転室5
側の上端縁にあって運転者から最も至近距離にある点N
Pとを結んだ直線、及び前記至近距離にある点NPと前
記エンジンフ−ド2の前面上端縁の左右端CL,CRと
を結んだ延長線により囲まれる空間領域であり、運転者
からエンジンフ−ド2に向かって十分に幅が広がってお
り、運転者にとって視界の妨げとなるような新たな死角
を生じることなく照明装置7を前記領域に備えることが
比較的容易である。
【0035】通常、照明装置7は広角な照明領域を確保
するため複数のランプ70a,70bを有して横に配列
されるが、前記死角領域の幅は十分であるため同様に設
置しても特に支障をきたすことは少ない。この際、照明
時に生じる車両前方の影が運転者の視界領域に入らない
ようにするため、照明装置7を極力前方に配置したほう
が好都合である。また、前記死角領域に前記照明装置以
外の付帯設備を配置せざるを得ない場合であっても、前
記領域の広さは十分であり設置部位の制限を受けること
が少ない。
【0036】一方、エンジンフ−ド2の上面前端は運転
者の両眼位置Eよりも低いため、前記死角領域の上限は
前方に向けて低くなっている。それ故に、照明装置7を
エンジンフ−ド2の前端部に設置する以外に、例えば他
の付帯設備が前端側に設置されており、照明装置7のそ
の後方に設置せざるを得ない場合には、照明ランプ70
を設置するにあたって、照明によるエンジンフード2の
前方に生じる影が運転者の死角に入らないようにするに
は照明ランプ70による照射角度を鋭角にしなければな
らず、そのために必要な高さに設置せざるを得ない。こ
の場合、照明装置が前記死角領域から大きくはみ出し
て、運転者の視界の妨げとなるような新たな死角領域を
生じ易くなる。
【0037】したがって、この場合には、図3に示すマ
フラスタック4の前方にある死角領域に照明装置を配置
した方が有利である。かかる領域であれば運転者の両眼
位置Eよりもマフラスタック4が高いので、照明装置設
置に際しての高さ制限を受けることがない。
【0038】なお、前記マフラスタック4前方の死角領
域の幅方向は、運転者の両眼との位置関係からマフラス
タック4からエンジンフ−ド2の前方に向かって広角に
広がっているため、マフラスタック4側ほど狭くなって
いる。このため、照明装置7の設置部位を前後に異なら
せることによって、前記照明装置7が死角領域からはみ
出したり、はみ出さなかったりすることがある。前記死
角領域は車種によっては、前記の如く照明装置7以外の
付帯設備が備えられている場合があり、この場合は、マ
フラスタック4前方の死角領域であっても、照明装置7
の設置にあたっては位置的な制約を受けることになる。
【0039】特に、これら付帯設備がエンジンフ−ド2
の前面側に備えられていると、前記照明装置7は死角領
域の幅が狭くなっているマフラスタック4側に設置する
ことを余儀なくされる。この際、マフラスタック4の幅
寸法が照明装置7を包含するために十分でない場合に
は、運転者の視界領域を確保するためには標準品からな
る照明装置の幅寸法を変更せざるを得なくなる。照明ラ
ンプ70が単一であれば標準寸法であっても前記死角領
域からはみ出すことは少ないが、通常は、前記の如く複
数の照明ランプ70a,70bを有しており、ランプ7
0a,70bを幅方向に個々に離して設置しているのが
普通である。このような複数の照明ランプ70a,70
bを幅方向に個々に離して設置することは、特にエンジ
ンフ−ド2の前面側に他の付帯設備が設置される場合に
は、前記死角領域から照明装置7が大きくはみ出して、
運転者の視界の妨げとならないように照明装置7を配列
することが困難なものとなる。
【0040】かかる問題を解決するために、例えば単一
のランプ70をもって照明しようとすると、広角な照明
領域を確保することが難しくなるため運転者の有効な視
界領域を狭めたり、或いは単一のランプ70をもって照
明の広角性を確保しようとするとランプ70のケ−ス前
面を拡散型レンズ状とする必要があり製造コストに大き
く影響する。
【0041】そこで、これらの問題を解決するために、
本発明においては図4に示すごとく複数のランプ70
a,70bを縦に配列した照明装置を提案する。かかる
構成によれば、個々の照明ランプ70が前記マフラスタ
ック4の幅と同等以下のケース内に納まれば、マフラス
タック4の前方にある死角領域内で位置的な制約を受け
ずに、しかも個々のランプ70の寸法を変えることなく
配置することが可能になる。この際に、個々のランプ7
0に左右方向の照明を司らせるようにするか、或いは左
右に可動可能な機能をもたせれば、横配列と同様に広角
な照明領域を確保することができる。また、マフラスタ
ック4の近傍に前記照明装置7を設置する場合には、車
両前方にエンジンフ−ド2による影が長くでき易くなる
ため、照明装置7をこの影が運転者の車両前方の視界領
域に含まれないような高さに設置することが望ましい。
【0042】一方、マフラスタック4前方の死角領域内
に他の付帯設備が設置されていなければ、照明装置7の
設置のために前記死角領域を有効に利用することができ
る。すなわち、この場合にはエンジンフード2の前端側
上面にも照明装置7を設置することができるため、個々
のランプ70が標準寸法であって、図5に示すように複
数のランプ70a,70bを横に配列して、しかもその
死角領域の幅方向端部に配列した方が、前述の如くラン
プ70の左右可動機能を有していなくても広角な視界領
域が得られてより好適である。更に、照明装置を極力エ
ンジンフ−ド2の前面側に配置すればエンジンフ−ドに
よる車両前方の影も短くでき、照明効果が更に増すこと
になる。なお、前記死角領域のうち幅の狭いマフラスタ
ック4側に設置せざるを得ない場合は、前記領域の幅寸
法の制約から複数のランプ70a,70bが連続に横に
配列されて、照明領域の広角性が低減することにはなる
が、前記ランプ70a,70bの縦配列と同様に個々の
ランプ70に左右方向の照明を司らせるようにようにす
るか、或いは左右に可動可能な機能をもたせれば、十分
な照明効果が確保される。
【0043】前記死角領域への照明装置7の設置に際し
ては、図6〜8に好適な実施例を示すように、機能的或
いは意匠的な観点から様々な配置が考えられる。図6で
は、マフラスタック4と一体とした照明装置収納箱70
0aに照明装置7及びホ−ン700bを収納したものを
示している。従来の作業用車両にあっては、マフラスタ
ック4、照明装置7及びホ−ン700bをそれぞれ別個
に取り付けているが、これら付帯設備を一体に製作し、
取り付けを行えば、作業用車両の組立工程が簡略化され
生産性を高めるほか、前記死角領域に他の付帯設備が設
置されている場合であっても、それらの設置部位による
制約を受けることも少ない。更には、周辺からの障害物
の侵入に対して、ランプ70及びホ−ン700bが収納
箱700aによって保護されるため、本構造は機器の保
護上の観点からも有利である。
【0044】なお、前記照明装置収納箱700aは、側
面からみて上辺よりも底辺の方が長い略台形形状をして
おり、その前面はエンジンフ−ド2上面と形成する内角
を鋭角とする斜面となってエンジンフ−ド2の上面と接
合している。本照明装置収納箱700aを正面側からみ
ると滑らかにエンジンフ−ド2上面と接合して、しかも
ランプ70とホ−ン700bのスリット700cとが視
覚上融和して外観上の美観も起こさせるなど従来の照明
装置にない斬新な形状であり意匠的にも優れている。
一方で、前記マフラスタックと照明収納箱700aが一
体であるため、車両使用時は高温の排気ガスがマフラス
タック4を通って箱内の雰囲気温度が上昇して、照明装
置7及びホ−ン700bの耐熱温度を越えて機器を損傷
する恐れがある。これを回避するため照明装置収納箱7
00aに断熱材を使用して断熱性を与えるとともに、車
両運転時に照明装置収納箱700aの上記スリット部7
00cから流入した空気が前記収納箱700a内を流れ
て後方側の排気口700dから外部に排出するようにこ
せいすれば、照明装置7が効果的に冷却されて、前記収
納箱700a内の構成物品を雰囲気温度の上昇から保護
している。
【0045】また図7は、マフラスタック4の前方死角
領域に前記マフラスタック4から離れて別個に設置され
た照明装置収納箱700aを示したものである。本件発
明においては、前記収納箱700aに収納されたランプ
70が周辺の障害物から保護されるほか、マフラスタッ
ク4からは離れて設置されるため、収納箱700a内の
雰囲気温度の上昇は排気ガスの排出によるマフラスタッ
ク4周辺空間の温度上昇と照明装置7自体の照明時の温
度上昇に抑えられて、収納箱700a内の冷却を目的と
した通気口、排気口を備えたり、断熱性を有する必要も
なく、照明装置7の生産コストを下げることができる。
なお本件発明においてもホ−ン700b及びランプ70
と一緒に収納すれば前記と同様に意匠的な効果が得られ
ることは勿論である。
【0046】一方、周辺に障害物の少ない環境で作業用
車両を使用し、外観上の美観も必要ないのであれば、照
明装置7の固定方法を収納箱700aではなくて、もっ
と簡素な形状にすることも可能である。図8に示すよう
に単なる固定板700eによってランプ70を固定すれ
ば生産コストをより下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である照明装置とマフ
ラスタックを装備した作業用車両の斜視図である。
【図2】同作業用車両のエンジンフ−ド上にある運転者
両眼とエンジンフ−ドとの位置関係から生じる死角領域
の斜視図である。
【図3】同運転者両眼とマフラスタックとの位置関係か
ら生じる死角領域の斜視図である。
【図4】複数のランプを縦に配列した照明装置の正面図
である。
【図5】同複数のランプを横に配列した照明装置の斜視
図である。
【図6】マフラスタック及びホ−ンと一体に配置された
照明装置斜視図である。
【図7】マフラスタックと別置とした照明装置の側面図
である。
【図8】固定板にてランプを固定した照明装置の側面図
である。
【符号の説明】
1 林業用車両 2 エンジンフ−ド 3 運転室 4 マフラスタック 5a,5b スイ−パ 6 キャノピル−フ 7 照明装置 70a,70b ランプ 700a 照明装置収納箱 700b ホ−ン 700c スリット 700d 排気口 700e 照明ランプ置固定板 8 従来の建設、土木、農作業用車両の照
明装置位置 9 従来の林業用車両1の照明装置位置 E 運転者の両眼位置 CL エンジンフ−ドの前面上端縁の左端 CR エンジンフ−ドの前面上端縁の右端 NP エンジンフ−ドの運転室側の上端縁に
あって運転者から最も至近距離にある点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室の前方にエンジンフードを有し、
    作業機、照明装置等を備えてなる建設・土木工事用、農
    作業用等の各種の作業用車両にあって、 前記エンジンフードの上方空間の運転者の死角領域内に
    前記照明装置を設けてなることを特徴とする作業用車
    両。
  2. 【請求項2】 前記死角領域は、運転者の両眼位置とエ
    ンジンフ−ドの前面上端縁の左右端とを結んだ延長線、
    運転者の両眼位置と前記エンジンフ−ドの運転室側の上
    端縁にあって運転者から最も至近距離ある点とを結んだ
    直線、及び前記至近距離にある点と前記エンジンフ−ド
    の前面上端縁の左右端とを結んだ延長線により囲まれる
    空間である請求項1記載の作業用車両。
  3. 【請求項3】 前記死角領域は、前記運転者の両眼位置
    から水平に延びて前記運転室前方に起立する前記マフラ
    スタックの周面と接して前方に延びる左右の延長線を通
    る各鉛直面により挟まれる前記エンジンフ−ド上面上の
    空間である請求項1記載の作業用車両。
  4. 【請求項4】 前記照明装置は、縦配列された複数の照
    明ランプを有してなる請求項3記載の作業用車両。
  5. 【請求項5】 前記照明装置は、横配列された複数の照
    明ランプを有してなる請求項3記載の作業用車両。
  6. 【請求項6】 前記照明装置は、前記マフラスタックの
    前方側にマフラスタックと一体化された断熱性を有する
    照明装置収納箱に設けてなる請求項1〜5のいずれかに
    記載の作業用車両。
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