JP2000343364A - 真空吸引装置 - Google Patents
真空吸引装置Info
- Publication number
- JP2000343364A JP2000343364A JP11194883A JP19488399A JP2000343364A JP 2000343364 A JP2000343364 A JP 2000343364A JP 11194883 A JP11194883 A JP 11194883A JP 19488399 A JP19488399 A JP 19488399A JP 2000343364 A JP2000343364 A JP 2000343364A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- compressed air
- air
- vacuum
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被吸引物及び大気中のゴミ異物を吸いこまな
い機構にしゴミ異物吸い込み対策用のフィルター等を不
要とし、また、圧縮空気による真空ポンプ部と真空吸引
部を一体化する。 【構成】本体１の一方の端面または側面の圧縮空気入口
３から圧縮空気をとり入れ、内側に設けた空気穴４，５
を通り他方の端末に設けられた空気室６に圧縮空気を導
く、そして、本体１の空気室６側端面外形より小さい外
形の吸引板２を本体１と隙間を持たせて固定し、空気室
６の圧縮空気をこの隙間から噴出させ、吸引板２に被吸
引物を吸引させる真空吸引装置。
い機構にしゴミ異物吸い込み対策用のフィルター等を不
要とし、また、圧縮空気による真空ポンプ部と真空吸引
部を一体化する。 【構成】本体１の一方の端面または側面の圧縮空気入口
３から圧縮空気をとり入れ、内側に設けた空気穴４，５
を通り他方の端末に設けられた空気室６に圧縮空気を導
く、そして、本体１の空気室６側端面外形より小さい外
形の吸引板２を本体１と隙間を持たせて固定し、空気室
６の圧縮空気をこの隙間から噴出させ、吸引板２に被吸
引物を吸引させる真空吸引装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気の噴射に
より、大気圧に対して負圧となる真空を吸引部に発生さ
せ、被吸引物を吸引させる真空吸引装置に関する。
より、大気圧に対して負圧となる真空を吸引部に発生さ
せ、被吸引物を吸引させる真空吸引装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、圧縮空気を用いた被吸引物を真空
吸引する装置の代表的なものは、圧縮空気を細い管に送
り圧縮空気を高速に流し真空部を創りここに外部の空気
を吸い込む真空エジェクタ等と呼ばれる、真空を発生さ
せるいわゆる真空ポンプ部と、吸引部、そしてポンプ部
と吸引部を連結する配管から成り、真空ポンプ側に吸引
部の空気を吸い込み、吸引部を真空とし被吸引物を真空
吸引する。
吸引する装置の代表的なものは、圧縮空気を細い管に送
り圧縮空気を高速に流し真空部を創りここに外部の空気
を吸い込む真空エジェクタ等と呼ばれる、真空を発生さ
せるいわゆる真空ポンプ部と、吸引部、そしてポンプ部
と吸引部を連結する配管から成り、真空ポンプ側に吸引
部の空気を吸い込み、吸引部を真空とし被吸引物を真空
吸引する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の、吸引部より空
気を吸い込む真空吸引装置では （イ）大気中より空気を吸い込み被吸引物を吸引する
為、大気中及び被吸引物にゴミ異物がある場合、異物の
吸い込みがある。その異物が真空発生部等に詰まるのを
防ぐためには、異物除去用のフィルター等の対策手段が
必要である。 （ロ）フィルターは溜まった異物除去のため、取り替
え、掃除等の保守管理が必要となる。 （ハ）圧縮空気による真空ポンプ部と吸引部を連結する
配管及びフィルターによる真空の圧力損失は避けられな
い。配管が長くなるほど、そして、細くなるほど圧力損
失は大きくなる。そのため、圧力損失を小さく押さえよ
うとし、かつ太い配管が使えない時など、ポンプ部及び
フィルターはあまり遠くに置けず設置に制約が生ずる場
合もあった。 本発明はこれらの解決のためになされたものである。
気を吸い込む真空吸引装置では （イ）大気中より空気を吸い込み被吸引物を吸引する
為、大気中及び被吸引物にゴミ異物がある場合、異物の
吸い込みがある。その異物が真空発生部等に詰まるのを
防ぐためには、異物除去用のフィルター等の対策手段が
必要である。 （ロ）フィルターは溜まった異物除去のため、取り替
え、掃除等の保守管理が必要となる。 （ハ）圧縮空気による真空ポンプ部と吸引部を連結する
配管及びフィルターによる真空の圧力損失は避けられな
い。配管が長くなるほど、そして、細くなるほど圧力損
失は大きくなる。そのため、圧力損失を小さく押さえよ
うとし、かつ太い配管が使えない時など、ポンプ部及び
フィルターはあまり遠くに置けず設置に制約が生ずる場
合もあった。 本発明はこれらの解決のためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の真空吸引装置は、本体１の一方の端面または側面の
圧縮空気入口３から圧縮空をとり入れ、内側に設けた空
気穴４，空気穴５を通り他方の端末に設けられた空気室
６に圧縮空気を導く、そして、本体１の空気室６側端面
外形より小さい外形の吸引板２を本体１と隙間を持たせ
て固定し、空気室６の圧縮空気をこの隙間から噴出さ
せ、吸引板に被吸引物を吸引させる真空吸引装置であ
る。
明の真空吸引装置は、本体１の一方の端面または側面の
圧縮空気入口３から圧縮空をとり入れ、内側に設けた空
気穴４，空気穴５を通り他方の端末に設けられた空気室
６に圧縮空気を導く、そして、本体１の空気室６側端面
外形より小さい外形の吸引板２を本体１と隙間を持たせ
て固定し、空気室６の圧縮空気をこの隙間から噴出さ
せ、吸引板に被吸引物を吸引させる真空吸引装置であ
る。
【０００５】
【発明実施の形態】以下本発明の実施の形態について説
明する。 ［実施例１］本発明の実施例が図１〜図２に示されてい
る。図１〜図２において、体１の一方の端面の圧縮空気
入口３から圧縮空をとり入れ、内側に設けた空気穴４，
空気穴５を通り他方の端末に設けられた空気室６に圧縮
空気を導く、そして、本体１の空気室６側端面外形より
小さい外形の吸引板２を本体１と隙間を持たせて固定
し、空気室６の圧縮空気をこの隙間から噴出させ、吸引
板に被吸引物を吸引させる真空吸引装置
明する。 ［実施例１］本発明の実施例が図１〜図２に示されてい
る。図１〜図２において、体１の一方の端面の圧縮空気
入口３から圧縮空をとり入れ、内側に設けた空気穴４，
空気穴５を通り他方の端末に設けられた空気室６に圧縮
空気を導く、そして、本体１の空気室６側端面外形より
小さい外形の吸引板２を本体１と隙間を持たせて固定
し、空気室６の圧縮空気をこの隙間から噴出させ、吸引
板に被吸引物を吸引させる真空吸引装置
【０００６】［実施例２］本発明の実施例２が図３に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、実施例
１の圧縮空気入口３を軸端面でなく軸の側面から入れら
れるようにしたものである。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、実施例
１の圧縮空気入口３を軸端面でなく軸の側面から入れら
れるようにしたものである。
【０００７】［実施例３］本発明の実施例３が図４に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、圧縮空
気噴出後の空気の流れを変えるため本体２の端面角部に
曲面を設けたものである。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、圧縮空
気噴出後の空気の流れを変えるため本体２の端面角部に
曲面を設けたものである。
【０００８】［実施例４］本発明の実施例４が図５に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、球等平
面でない被吸引物の吸引を容易にするため、本体１の空
気室６側端面、及び、吸引板２を変形させたものであ
る。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、球等平
面でない被吸引物の吸引を容易にするため、本体１の空
気室６側端面、及び、吸引板２を変形させたものであ
る。
【０００９】［実施例５］本発明の実施例５が図６に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、実施例
１において、表面が滑らかな吸引対象物を吸引したとき
吸引解除を容易とするため、また、吸引時に被吸引物の
位置ずれを防止するために、吸引板２に凹凸を設けたも
のである。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、実施例
１において、表面が滑らかな吸引対象物を吸引したとき
吸引解除を容易とするため、また、吸引時に被吸引物の
位置ずれを防止するために、吸引板２に凹凸を設けたも
のである。
【００１０】［実施例６］本発明の実施例６が図７に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、本体１
の内側に吸引板２の胴体部が貫通して挿入され、止め金
８により固定されている。吸引板２の吸引部の中ほどに
空気穴１０を設け空気穴１１に連結する。Ｏリング９は
空気穴１０空気穴１１の密閉用である。空気穴１１に圧
力計を接続し真空圧力の読み取り、あるいは、圧力スイ
ッチを接続し真空吸引確認等をおこなう。また、バルブ
等を接続し、真空開放穴としても用いられる。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、本体１
の内側に吸引板２の胴体部が貫通して挿入され、止め金
８により固定されている。吸引板２の吸引部の中ほどに
空気穴１０を設け空気穴１１に連結する。Ｏリング９は
空気穴１０空気穴１１の密閉用である。空気穴１１に圧
力計を接続し真空圧力の読み取り、あるいは、圧力スイ
ッチを接続し真空吸引確認等をおこなう。また、バルブ
等を接続し、真空開放穴としても用いられる。
【００１１】［実施例７］本発明の実施例７が図８に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、本体１
の内側に吸引板２の胴体部が貫通して挿入され軸方向に
摺動することが出きるよう本体１は、止め金８とストッ
パー１２により固定された圧縮バネ１３により吸引板２
側に押し付けられている。このことにより、圧縮空気の
圧力が低く流量が少ないときは圧縮空気の噴出する本体
１と吸着板２との隙間は小さくなる。すなわち噴出す圧
縮空気の圧力が低くく流量が少ない場合に、低い圧力に
適合する小さな隙間にし、よりその圧力に相応したより
速い流速を得られるようにする。噴出す圧縮空気の流速
が速いほど真空度が大きくなるからである。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、本体１
の内側に吸引板２の胴体部が貫通して挿入され軸方向に
摺動することが出きるよう本体１は、止め金８とストッ
パー１２により固定された圧縮バネ１３により吸引板２
側に押し付けられている。このことにより、圧縮空気の
圧力が低く流量が少ないときは圧縮空気の噴出する本体
１と吸着板２との隙間は小さくなる。すなわち噴出す圧
縮空気の圧力が低くく流量が少ない場合に、低い圧力に
適合する小さな隙間にし、よりその圧力に相応したより
速い流速を得られるようにする。噴出す圧縮空気の流速
が速いほど真空度が大きくなるからである。
【００１２】また、圧縮空気の圧力が高くなれば本体１
は圧縮空気入口側に押され圧縮バネ１３が縮み本体１と
吸引板２の圧縮空気の噴出する隙間は大きくなる。ある
圧縮空気の圧力にたいして噴出する隙間が小さすぎても
大き過ぎても、適切な隙間の場合に比べ、噴出する圧縮
空気の流速は低下する。そこで、圧縮空気の圧力の変化
に圧縮空気の噴出隙間を適切な幅に巧み変化させる圧縮
バネ１３を設けることにより、噴出する圧力の変化に対
して、連続的によりよい真空度を得られるようにした例
である。
は圧縮空気入口側に押され圧縮バネ１３が縮み本体１と
吸引板２の圧縮空気の噴出する隙間は大きくなる。ある
圧縮空気の圧力にたいして噴出する隙間が小さすぎても
大き過ぎても、適切な隙間の場合に比べ、噴出する圧縮
空気の流速は低下する。そこで、圧縮空気の圧力の変化
に圧縮空気の噴出隙間を適切な幅に巧み変化させる圧縮
バネ１３を設けることにより、噴出する圧力の変化に対
して、連続的によりよい真空度を得られるようにした例
である。
【００１３】［実施例８］本発明の実施例８が図９に示
されている。本例は、実施例１の変更例であり、吸引板
２の吸引側に突起物を設けドーナツ状の中空の被吸引物
等の案内及び位置決めをおこなった。
されている。本例は、実施例１の変更例であり、吸引板
２の吸引側に突起物を設けドーナツ状の中空の被吸引物
等の案内及び位置決めをおこなった。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、吸引のために本吸引装
置内に大気中の空気とり込まず、大気中に放出し被吸引
物を吸引する機構のため、被吸引物及び大気中のゴミ異
物等が本装置内に入り込まない。従って被吸引物及び大
気中のゴミ異物対策用のフィルター等は不要である。ま
た、本機構のみにて圧縮空気による真空ポンプ部と真空
吸引部の両者の機能を備えおり、従来のような圧縮空気
による真空ポンプ及びフィルターの設置場所が不要とな
った。
置内に大気中の空気とり込まず、大気中に放出し被吸引
物を吸引する機構のため、被吸引物及び大気中のゴミ異
物等が本装置内に入り込まない。従って被吸引物及び大
気中のゴミ異物対策用のフィルター等は不要である。ま
た、本機構のみにて圧縮空気による真空ポンプ部と真空
吸引部の両者の機能を備えおり、従来のような圧縮空気
による真空ポンプ及びフィルターの設置場所が不要とな
った。
【図１】実施例１の真空吸引装置の略体正断面図であ
る。
る。
【図２】実施例１の平面図である。
【図３】実施例２の真空吸引装置の略体正断面図である
【図４】実施例３の真空吸引装置の略体正断面図である
【図５】実施例４の真空吸引装置の略体正断面図である
【図６】実施例５の真空吸引装置の略体正断面図である
【図７】実施例６の真空吸引装置の略体正断面図である
【図８】実施例７の真空吸引装置の略体正断面図である
【図９】実施例８の真空吸引装置の略体正断面図である
１ 本体 ２ 吸引板 ３ 圧縮空気入口 ４ 空気穴 ６ 空気室
Claims (1)
- 【請求項１】 本体１の一方の端面または側面の圧縮空
気入口３から圧縮空気をとり入れ、内側に設けた空気穴
４，空気穴５を通り本体１他方の端末に設けられた空気
室６に圧縮空気を導く、そして、本体１の空気室６側端
面外形より小さい外形の吸引板２を本体１と隙間を持た
せて固定し、空気室６の圧縮空気をこの隙間から噴出さ
せ、吸引板に被吸引物を吸引させる真空吸引装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11194883A JP2000343364A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 真空吸引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11194883A JP2000343364A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 真空吸引装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000343364A true JP2000343364A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=16331917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11194883A Pending JP2000343364A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 真空吸引装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000343364A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006346783A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Myotoku Ltd | 非接触ハンド |
| JP2012131003A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 配線基板の非接触搬送装置、配線基板の製造方法 |
| CN117281684A (zh) * | 2023-11-24 | 2023-12-26 | 超目科技(北京)有限公司 | 眼球吸附装置和眼球吸附系统 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP11194883A patent/JP2000343364A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006346783A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Myotoku Ltd | 非接触ハンド |
| JP2012131003A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 配線基板の非接触搬送装置、配線基板の製造方法 |
| CN117281684A (zh) * | 2023-11-24 | 2023-12-26 | 超目科技(北京)有限公司 | 眼球吸附装置和眼球吸附系统 |
| CN117281684B (zh) * | 2023-11-24 | 2024-03-29 | 超目科技(北京)有限公司 | 眼球吸附装置和眼球吸附系统 |
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