JP2000343005A - 粉末供給装置 - Google Patents

粉末供給装置

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マームード、アースラノーク
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    • B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1404—Arrangements for supplying particulate material
    • B05B7/144—Arrangements for supplying particulate material the means for supplying particulate material comprising moving mechanical means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末樹脂を正確に供給し計量してねじ付ファ
スナーへスプレー塗布すると共に、優れた汎用性を提供
する簡単で効率的な振動供給装置を提供すること。 【解決手段】 粉末貯蔵器を画成するハウジング、前記
粉末樹脂を前記貯蔵器へ配給するため設けた出口を有す
る粉末貯蔵ホッパー、一つ又はそれ以上の概ね垂直の充
填管を有する粉末分配ブロック、前記貯蔵器から前記分
配ブロック中の前記充填管へ延出する複数の排出ポー
ト、及び前記ハウジングが取付けられた振動装置、によ
り本装置を構成する。前記充填管は粉末樹脂を伝送する
ための個々のスプレーノズルと連通しており、前記ハウ
ジングは排出ポートへの粉末樹脂流を制御し計量するダ
ムとして機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に粉末搬送装置
に関する。より詳細には本発明は粉末樹脂を粉末樹脂ス
プレーノズルに配給するのに使用する粉末供給及び計量
装置に向けられている。本発明は粉末樹脂をファスナー
に塗布するためのプロセスに特別に有利な応用を見つけ
出している。
【０００２】
【先行技術】本技術分野では多年に亘り各種の振動粉末
供給装置が知られている。かかる供給装置、1950年代か
ら1960年代に溯る、は回転式の振動ボウル及び線状振動
チャンネル又はトラフの両者を包含していた。
【０００３】ねじ付ファスナーの分野では、ファスナー
への粉末樹脂の塗布に有用な供給装置が要求されてい
る。これら粉末樹脂は一度塗布すると、固定、密封、又
はマスキングを含むいくつかの機能のどれかが働く。し
たがって、しばしば同じ供給装置が異なる粉末樹脂と共
に使用される。各粉末樹脂は独自の粒度分布、比重、摩
擦係数、及び多分その流動特性に影響を与える他の性質
を有する。さらに、同じ供給装置を多くの異なる大きさ
のファスナーに使用することができ、実質的にいろいろ
な粉末流速度が必要になる。又、本装置は１個、２個、
３個、又は４個のスプレーノズルでさえも使用して、い
ろいろなスプレー組立て体と共に使用することができ
る。
【０００４】この結果、粉末樹脂を正確に供給し計量し
てねじ付ファスナーへスプレー塗布すると共に、優れた
汎用性を提供する簡単で効率的な振動供給装置が要求さ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した要求
に応え得る振動粉末供給及び計量装置を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】発明の装置は一般的に、
粉末貯蔵器を画成するハウジング、前記粉末樹脂を前記
貯蔵器へ配給するため設けた出口を有する粉末貯蔵ホッ
パー、一つ又はそれ以上の概ね垂直の充填管を有する粉
末分配ブロック、前記貯蔵器から前記分配ブロック中の
前記充填管へ延出する複数の排出ポート、及び前記ハウ
ジングが取付けられた振動装置、を含む。典型的には前
記充填管は粉末樹脂を伝送するための個々のスプレーノ
ズルと連通している。ハウジングは排出ポートへの粉末
樹脂流を制御し計量するダムとして機能する。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の特性である新規な特徴は
添付する請求の範囲に述べられているが、本発明自体
は、さらなる目的及び付随する利点と共に、図面を参照
する以下の説明により良く理解されるであろう。
【０００８】
【実施例】図面に示したように、本発明の粉末供給及び
計量装置は一般的には参照番号10で示され、ハウジング
12、貯蔵又は供給ホッパー14、及び分配ブロック16を含
む。ハウジング12は壁22と24の間の概ね水平に方向づけ
られた床20を有する粉末樹脂貯蔵器18を画成する。端部
壁24を通って複数の概ね水平に方向づけられた排出ポー
ト26が延出する。各ポートは貯蔵器18と外端部32に連通
する内端部30を有する。ハウジング12は又概ね垂直で調
節可能なバリヤー34を支持する。バリヤー34はハウジン
グの床20と共に、粉末樹脂が流れる計量オリフィスを画
成する。代替的にはバリヤー34を床20に直ぐ隣接させて
配設することができ、又粉末を計量するための一つ又は
それ以上の計量開口を設けることができる。
【０００９】供給ホッパー14は粉末樹脂を貯蔵器18に配
給するため配設した出口15を有する。この粉末配給の形
は普通「流し充填」（flood fill）技術として知られ、
多年粉末移送装置に使用されてきた。本技術では周知の
ように、貯蔵器18における粉末レベルは出口15の底部の
レベルに保持される。
【００１０】粉末分配ブロック16はハウジング12に取付
けられる。分配ブロック16は共通通路42及び一つ又はそ
れ以上の粉末充填管44を含むことができ、各管は通路42
に連通している。各充填管の上部粉末受承端部45には排
出ポート26の外端部32から出る粉末樹脂が供給される。
充填管の下部粉末分配端部46は通常の粉末スプレーノズ
ルの粉末供給ポートに連通していて粉末をファスナーへ
塗布するため配給する。分配ブロックは特定の数の充填
管のための形状を有し、例えば第３図及び第４図に示さ
れるように、異なる数の充填管を有するブロック17及び
19のような、他の分配ブロックと交換可能とすることも
できる。かくして本発明の装置は１個、２個、３個、４
個、又はそれ以上の数のスプレーノズルと共に使用する
ことができる。分配ブロック40は共通通路42と連通する
一つ又はそれ以上の通気ポート48を含むことがでる。今
日使用している多くの普通のスプレーノズルは粉末を運
ぶため高圧空気供給を使用している。これらノズルは粉
末供給に負圧を発生させるものとして知られている。換
言すれば、ノズルは粉末供給装置から粉末を吸引する傾
向がある。ポート48は、スプレーノズルによる吸引効果
による排出ポートを出る粉末の流量の増加を防止する。
【００１１】ハウジング12は例えば当業者に周知の従来
の線状振動装置49に取付けられる。典型的にはかかる振
動装置は振動作用の調節ができる周波数及び／又は振幅
制御を含む。
【００１２】いくつかの塗布作業では、各ノズルへの粉
末樹脂の正確な計量が重要であるが、ハウジング床20及
び排出ポート26の内孔を同じ高さにして、各ポート26へ
の粉末流を概ね同じにすることが望ましい。そのため
に、視覚的レベルインジケーター50を端壁24に取付け水
準調節を容易にする。
【００１３】代替的実施例として、水平プラットフォー
ム52をバリヤー34に取付けることができる。このプラッ
トフォームは粉末流をまず壁22に向け、ついで床20に向
け、さらにバリヤー34の下側の床20に沿って排出ポート
26に向ける。この配列は低容積流量に望ましいことが判
明した。
【００１４】本発明にしたがって、広い範囲に亘る粉末
樹脂材料及び流量が適応することができる。振動レベ
ル、貯蔵器の中の粉末高さ、及びバリヤー計量開口を調
節することにより流量は効果的に制御することができ
る。１時間当たり約0.15グラムから１時間当たり約22.5
グラムの流量を達成することができる。
【００１５】勿論、ここに開示した好ましい実施例への
多くの改変と修正は当業者にとって明らかであることは
理解すべきである。かかる改変と修正は付随する利点を
減ずることなくなし得ることである。したがって、かか
る改変と修正が以下の請求の範囲の記載によりカバーさ
れるよう意図している。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の粉末供給及び計量装置の側面図
であり、概略的に典型的な粉末スプレーノズルへの粉末
樹脂の供給を説明している。
【図２】図２は図１の装置の端面図であり、４個のノズ
ルと共に使用する粉末分配ブロックを有する。
【図３】図３は端面図で、１個のノズルと共に使用する
分配ブロックを示す。
【図４】図４は端面図で、２個のノズルと共に使用する
分配ブロックを示す。
【符号の説明】
10 粉末供給装置 12 ハウジング 14 供給ホッパー 16 分配ブロック 18 粉末樹脂貯蔵器 19 分配ブロック 20 床 22，24 壁 26 排出ポート 30 内端部 32 外端部 34 バリヤー 42 共通通路 44 粉末充填管 45 上部粉末受承端部 46 下部粉末分配端部 48 通気ポート 49 線状振動装置 50 視覚的レベルインジケーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー、デマイオ アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 01832、ヘイバリル、ハーモン・アベニュ ー ６ Ｆターム(参考） 4F033 QA01 QB05 QC06 QE01 QE23 QF23 QH05 QH11 4F042 AA13 AB03 BA12 CB19 CB24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 粉末樹脂を粉末スプレイノズルへ供給し
    計量し、これにより樹脂をファスナーに塗布する装置に
    して、 線状振動装置に取付けられ、概ね水平に方向づけられた
    床を有する、粉末貯蔵器を画成するハウジングと、 前記粉末樹脂を前記貯蔵器へ配給するため設けた出口を
    有する粉末貯蔵ホッパーと、 前記ハウジングに取付けられ、上部粉末受承端部及び下
    部分配端部を備える、少なくとも一つの概ね垂直の充填
    管を有する粉末分配ブロックと、及び前記ハウジングの
    壁を通って延出する複数の概ね水平に方向づけられた排
    出ポートにして、各排出ポートは前記貯蔵器、及び前記
    粉末樹脂を粉末充填管の前記受承端部に供給するよう位
    置する外端部と連通する内端部を有し、前記粉末充填管
    分配端部は前記粉末スプレイノズルへの粉末供給と連通
    している、前記排出ポートと、を含むことを特徴とする
    前記装置。
  2. 【請求項２】 前記ハウジングに取付けたバリヤーにし
    て、前記バリヤー及び前記ハウジングの底部は共に前記
    排出ポートへの粉末流を制御するよう働く、前記バリヤ
    ーをさらに含む請求項１の装置。
  3. 【請求項３】 前記バリヤーは前記ハウジングに調節可
    能に取付けられる、請求項２の装置。
  4. 【請求項４】 前記分配ブロックは前記ハウジングに調
    節可能に取り付けられる請求項１の装置。
  5. 【請求項５】 前記分配ブロックは各粉末充填管と結合
    した少なくとも一つの通気ポートを有する請求項１の装
    置。
  6. 【請求項６】 各排出ポートは前記貯蔵器の床に隣接し
    て位置する、請求項１の装置。
  7. 【請求項７】 複数の分配ブロックにして、各ブロック
    は前記ハウジングに交換可能に取付けることができ、か
    つ他の分配ブロックの充填管とは異なる、多数の充填管
    を有する、前記分配ブロックをさらに含む、請求項１の
    装置。
  8. 【請求項８】 前記排出ポート同士の水平レベルの視覚
    的インジケーターをさらに含む、請求項１の装置。
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