JP2000341908A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

Info

Publication number
JP2000341908A
JP2000341908A JP11151557A JP15155799A JP2000341908A JP 2000341908 A JP2000341908 A JP 2000341908A JP 11151557 A JP11151557 A JP 11151557A JP 15155799 A JP15155799 A JP 15155799A JP 2000341908 A JP2000341908 A JP 2000341908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrostatic bearing
electric machine
rotor
stator
rotating electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11151557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4023031B2 (ja
Inventor
Mitsuo Ueda
光郎 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP15155799A priority Critical patent/JP4023031B2/ja
Publication of JP2000341908A publication Critical patent/JP2000341908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4023031B2 publication Critical patent/JP4023031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子の曲げ剛性を高めて回転子をクリチカ
ルを上げること、機内の冷却効率を高めること、冷却液
系統の構成を簡単にすることなどが可能な回転電機を提
供する。 【解決手段】 固定子鉄心44の軸方向中間部に中間静
圧軸受45を設ける。また、潤滑油が、ギャップ部56
を軸方向両側へと流れ、固定子コイル42の両端部を通
り、フレーム内周部と固定子鉄心外周部との間の戻り流
路52を通って軸方向中間部側へと流れるように構成す
る。また、両側の静圧軸受32,33の潤滑油も、固定
子コイルの両端部へと流入し、ここで中間静圧軸受の潤
滑液と合流して、ともに流れるように構成する。また、
中間静圧軸受は径方向に外輪と内輪とに分割し、内輪は
周方向に複数のセグメントに分割して外輪の内側から外
輪に装着可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機に関し、特
に、極低慣性高速回転電機に適用して有用なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】回転子の慣性は回転子径の4乗に比例
し、回転子の軸方向長さの1乗に比例する。よって、極
低慣性高速回転電機では回転子を極低慣性にするために
回転子径を極力小さく設計するが、このことにより、コ
イル部の発熱密度が極端に大きくなる。そこで、かかる
極低慣性高速回転電機においては、固定子部では固定子
外周のフレームをウォータジャケットにし、また、回転
子部では回転軸の中心に設けた流路にシール装置を介し
て冷却水を流すことにより、コイル部の高発熱密度に対
応している。
【0003】特に、自動車関連製品の開発、試験におい
ては、エンジンと同等の低慣性、高速、大トルクの回転
電機(ダイナモメータ)の出現が望まれている。図13
にはその一例を示す。同図に示す回転電機1は三相誘導
電動機であり、固定子2の外周のフレーム3は流路3a
が形成されてウォータジャケットとなっており、冷却水
が流路3aの一端側から供給されて他端側から排出され
るようになっている。また、回転子4の回転軸5の中心
部には2重の流路5a,5bが設けられており、冷却水
が内側の流路5bを左端側から右端側へと流れた後、外
側の流路5aを右端側から左端側へと流れて排出される
ようになっている。
【0004】また、直接冷却式の回転電機としては、図
14に示すような構成のものが従来から知られている。
即ち、図14に示す回転電機11では、固定子12に流
路13が形成されており、冷却液(水又は油)が、フレ
ーム14の一端側から機内へ供給され、固定子12と回
転子15との間のギャップ部16と流路13とに分流し
て軸方向にそれぞれ流れた後、合流して、フレーム14
の他端側から排出されるようになっている。また、回転
軸19の両端部を回転自在に支持する軸受17,18に
対しても、潤滑油を循環させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示す回転電機1では、次の〜の問題点を有してい
る。
【0006】 回転子4の冷却水(流路5a,5bを
流れる冷却水)と回転子4との接触面積が小さくて、熱
伝達抵抗が大きい。 固定子2の冷却水(フレーム3の流路3aを流れる
冷却水)から発熱源である固定子コイル6までの距離が
長くて、熱伝導抵抗が大きい。 上記,の理由により冷却能力が低いため、回転
電機1の高出力化が図れない。 低慣性にするために回転子4を細長くしているた
め、回転子4の曲げ剛性が小さくて回転子4のクリチカ
ル、即ち、危険速度(固有振動数)が低くなる。 このため、回転数使用範囲の制約を受けて高回転とする
ことができない。換言すれば、高回転とするには曲げ剛
性を維持するために回転軸5をあまり細長くすることが
できず、低慣性化の限界をきたしていた。
【0007】一方、図14に示す回転電機11では、冷
却液(水又は油)と回転子16との接触面積が大きく、
また、固定子コイル20を直接冷却するため、上記〜
の問題点は概ね解決することができるが、上記の問
題点は有している。また、次の,の問題点も有して
いる。
【0008】 機内の冷却液はギャップ部16と流路
13とに分流されて固定子側と回転子側とをそれぞれ冷
却するため、機内の冷却効率が悪い。 機内の冷却油系統と軸受17,18の冷却油(潤滑
油)系統とが完全に分離されているため、冷却油系統の
構成が複雑である。
【0009】従って本発明は上記従来技術に鑑み、回転
子の曲げ剛性を高めて回転子のクリチカルを上げるこ
と、機内の冷却効率を高めること、潤滑液系統の構成を
簡単にすることなどが可能な回転電機を提供することを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の回転電機は、固定子と回転子とを有し、回転軸の
軸方向両端部を軸受により回転自在に支持した回転電機
において、固定子鉄心の軸方向中間部に、前記回転子の
軸方向中間部を回転自在に支持する中間静圧軸受を設け
たことを特徴とする。
【0011】また、第2発明の回転電機は、第1発明の
回転電機において、前記中間静圧軸受に対して外部から
供給される潤滑液が、前記中間静圧軸受の外周面側から
前記中間静圧軸受に形成した流路を通って前記中間静圧
軸受の内周面側へと供給された後、分流して、前記固定
子と前記回転子とのギャップ部を軸方向両側へとそれぞ
れ流れ、固定子コイルの両端部をそれぞれ通って前記固
定子鉄心の外周部へと至り、フレーム内周部と前記固定
子鉄心外周部との間に形成した戻り流路を通って軸方向
中間部へと流れ、ここで合流して、外部へと排出される
ように構成したことを特徴とする。
【0012】また、第3発明の回転電機は、第2発明の
回転電機において、前記軸方向両端部の軸受は静圧軸受
であり、これらの静圧軸受に対して外部から供給される
潤滑油が、同静圧軸受の外周面側から同静圧軸受に形成
した流路を通って同静圧軸受の内周面側へと供給された
後、前記固定子コイルの両端部へとそれぞれ流入し、こ
こで前記中間静圧軸受に供給された潤滑液と合流して、
この潤滑液とともに流れるように構成したことを特徴と
する。
【0013】また、第4発明の回転電機は、第1、第2
又は第3発明の回転電機において、前記中間静圧軸受は
径方向に外輪と内輪とに分割し、前記外輪にはオープン
スロットを設け、前記内輪は周方向に複数のセグメント
に分割して前記外輪の内側から前記外輪に装着可能に構
成したことを特徴とする。
【0014】また、第5発明の回転電機は、第4発明の
回転電機において、前記セグメントの分割面は、それぞ
れ平行を成すようにしたことを特徴とする。
【0015】また、第6発明の回転電機は、第4発明の
回転電機において、前記セグメントの分割面は、径方向
に沿った放射状とするとともに、前記セグメントを前記
外輪の内側から前記外輪に装着する際に前記セグメント
同士が相互に干渉しない程度の間隔を有することを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0017】[実施の形態1]図1は本発明の実施の形
態1に係る回転電機の断面図、図2は図1のA部拡大
図、図3は図1のB部拡大図、図4は図1のC部拡大
図、図5は中間静圧軸受の正面図、図6(a)は図5の
D−D線矢視断面図、図6(b)は図5のE−E線矢視
断面図、図7は固定子コイルの斜視図である。
【0018】<構成>図1に示す回転電機1は三相誘導
電動機であり、固定子22と回転子23とを有してい
る。回転子23は、回転軸26に固定された回転子鉄心
(積層鉄心)25のスロット(貫通孔)29に回転子バ
ー24を貫通させ、この回転子バー24の両端をエンド
リング59,60で短絡してなるかご形の回転子であ
る。そして、図1及び図2に示すように、回転子鉄心2
5の軸方向中間部には回転子鉄心25と同芯、同径に製
作された静圧軸受ジャーナル27が設けられている。回
転子バー24は静圧軸受ジャーナル27のスロット(貫
通孔)28も貫通している。
【0019】また、図1に示すように、回転軸26の軸
方向両端部にも静圧軸受ジャーナル30,31がそれぞ
れ設けられており、これの静圧軸受ジャーナル30,3
1を介して、回転軸26の軸方向両端部が直結側静圧軸
受32と反直結側静圧軸受33とにより回転自在に支持
されている。
【0020】図3に示すように、直結側静圧軸受32に
は、外周面側から内周面側へと通じる径方向の流路34
が形成され、直結側のブラケット57には、外側から内
側へと通じる軸方向の流路35が形成されている。ま
た、ブラケット57には直結側静圧軸受32の流路34
に通じる給油孔37が設けられている。図4に示すよう
に、反直結側静圧軸受33には、外周面側から内周面側
へと通じる径方向の流路38が形成され、反直結側のブ
ラケット58には、外側から内側へと通じる軸方向の流
路39が形成されている。また、ブラケット58には反
直結静圧軸受33の流路38に通じる給油孔41が設け
られている。
【0021】一方、図1に示すように、固定子22は固
定子鉄心(積層鉄心)44に形成されたオープンスロッ
ト(コイル幅とほぼ同じ開口幅のスロット)43に固定
子コイル42を嵌合してなるものである。固定子コイル
42は、図7に示すように予め亀甲形に形成されたフル
コイル式のものであり、固定子鉄心44の内側からオー
プンスロット43に嵌め込まれる。このオープンスロッ
ト43に嵌め込んだ固定子コイル42は図示しないクサ
ビをオープンスロット43に軸方向から打ち込んで固定
する。
【0022】そして、図1及び図2に示すように、固定
子鉄心44の軸方向中間部には、回転子23の軸方向中
間部を回転自在に支持する中間静圧軸受45が設けられ
ている。この中間静圧軸受45にもオープンスロット4
6が形成されており、固定子コイル42は、このオープ
ンスロット46にも嵌合されている。なお、中間静圧軸
受45及び静圧軸受ジャーナル27は、これらが交番磁
界中にあるため材質を非磁性(銅合金、テフロン等)と
し、且つ、中間静圧軸受45の内周面と静圧軸受ジャー
ナル27の外周面とを平滑にして万一接触しても大事に
至らないように配慮されている。
【0023】また、図5及び図6に示すように、中間静
圧軸受45は裏金部である外輪47と軸受ブッシュ部で
ある内輪48とに分割されている。外輪47の内周部に
は前述のオープンスロット46が形成されている。一
方、内輪48は周方向に4つのセグメント48a,48
a,48c,48dに分割され、且つ、これらのセグメ
ント48a,48b,48c,48dの分割面48a−
1,48b−1,48c−1,48d−1はそれぞれ平
行を成している。このため、内輪48は固定子鉄心44
の内側から装着することができる。
【0024】つまり、内輪48を外輪47に装着する場
合、固定子鉄心44と外輪47のオープンスロット4
3,46に固定子コイル42を嵌合した後、固定子鉄心
44の内側(外輪47の内側)から、まず、セグメント
48a,48bを装着し、その後、他のセグメント48
c,48dも、セグメント48a,48bと干渉するこ
となく、図5中に一点鎖線で示す状態から実線で示す状
態に装着することができる。また、内輪48の内周面に
は図6に示すように油圧ポケット(凹部)54が形成さ
れている。
【0025】なお、内輪48の各セグメント48a,4
8b,48c,48dの分割面同士及び内輪48と外輪
47は、オープンスロット43,46に嵌合した固定子
コイル42に樹脂を含浸させるときに同樹脂によって接
着される。
【0026】また、中間静圧軸受45には、外周面側か
ら内周面側へと通じる径方向の流路49が4箇所に形成
されている。これらの流路49は、図1に示すようにフ
レーム50に設けられた給油孔51に通じている。な
お、図1中の53は油漏れを防ぐためのOリングであ
る。
【0027】また、図1及び図2に示すように、フレー
ム50の内周部と固定子鉄心44の外周部との間には潤
滑油の戻り流路(溝)52が軸方向に沿って複数形成さ
れている。この戻り流路52はフレーム50に設けられ
た排油孔55に通じている。なお、戻り流路52は、図
示例ではフレーム50側に形成しているが、固定子鉄心
44側に形成してもよい。
【0028】また、図1及び図2に示すように、中間静
圧軸受45の内周には油圧ポケット54が設けられてい
て、その両端部は固定子鉄心44の内周面よりも回転子
側に僅かに突出している。従って、この部分が固定子2
2と回転子23とのギャップ部56において最も狭くな
っており、同部分で静圧を維持している。但し、同部分
の隙間は直結側静圧軸受32及び反直結側静圧軸受33
のクリアランス部36,40よりも広くしておくほうが
よい。これは、直結側静圧軸受側及び反直結側静圧軸受
側の流路抵抗よりも、中間静圧軸受側の流路抵抗の方が
小さくなるようにして、中間静圧軸受側に供給される潤
滑油のほうが多くなるようにすることにより、機内の冷
却に必要な流量を確保するためである。
【0029】また、固定子鉄心44の内周面及び回転子
鉄心25の外周面は、潤滑油の粘性による動力損を低減
するために極力凹凸をなくして平滑にする。
【0030】また、油圧ポケット54内の油圧を一定値
以上に保持するため、供給する潤滑油の量を必要に応じ
て増減する。このため、フレーム50の給油孔51及び
中間静圧軸受45の流路49は4箇所に限らず、予備も
設けておくことが望ましい。
【0031】<作用・効果>上記構成の回転電機1によ
れば、固定子鉄心44の軸方向中間部に、回転子23の
軸方向中間部を回転自在に支持する中間静圧軸受45を
設けたため、両側の直結側静圧軸受32と反直結静圧軸
受33のみによって回転子23を支持する場合に比べ
て、回転子23の曲げ剛性が著しく高くなり、回転子2
3のクリチカルを上げることができる。このため、回転
子23は従来の回転子よりも細長くすることができ、更
なる低慣性化と高速化とを実現することができる。
【0032】また、図1、図2、図3、図4に矢印で示
すように外部の図示しないポンプから直結側静圧軸受3
2、反直結静圧軸受33及び中間静圧軸受45に潤滑油
(圧油)が供給される。
【0033】直結側静圧軸受32に供給された潤滑油
(圧油)は、給油孔37から流入し、直結側静圧軸受3
2の外周面側から流路34を通って直結側静圧軸受32
の内周面側へと供給された後、分流して、直結側静圧軸
受32と静圧軸受ジャーナル30との間の僅かなクリア
ランス部36を周方向に旋回しながら軸方向両側にそれ
ぞれ流れ、その一方が直接固定子コイル42の端部へと
流入し、他方も流路35を経て固定子コイル42の端部
へと流入する。
【0034】反直結静圧軸受33に供給された潤滑油
は、給油孔41から流入し、反直結静圧軸受33の外周
面側から流路38を通って反直結静圧軸受33の内周面
側へと供給された後、分流して、反直結側静圧軸受33
と静圧軸受ジャーナル31との間の僅かなクリアランス
部40を周方向に旋回しながら軸方向両側にそれぞれ流
れ、その一方が直接固定子コイル42の端部へと流入
し、他方も流路39を経て固定子コイル42の他端部へ
と流入する。
【0035】そして、中間静圧軸受45に供給された潤
滑油は、給油孔51から流入し、中間静圧軸受45の外
周面側から流路49を通って中間静圧軸受45の内周面
側へと供給された後、分流して、固定子22と回転子2
3とのギャップ部56を周方向に旋回しながら軸方向両
側へと流れ、固定子コイル42の両端部をそれぞれ通っ
て固定子鉄心44の外周部へと至る。このとき、直結側
静圧軸受32及び反直結側静圧軸受33に供給された潤
滑油も、中間静圧軸受45に供給された潤滑油と固定子
コイル42に両端部において合流し、固定子コイル42
の両端部をそれぞれ通って固定子鉄心44の外周部へと
至る。
【0036】その後、これらの潤滑油は、フレーム50
の内周部と固定子鉄心44の外周部との間の戻り流路5
2を通って軸方向中間部へと流れ、ここで合流して、排
油孔55から外部へと排出される。排出された潤滑油は
図示しない空冷等の冷却装置で冷却された後、再び上記
ポンプによって中間静圧軸受45、直結側静圧軸受32
及び反直結側静圧軸受33に供給される。勿論、この中
間静圧軸受45等に供給される潤滑油の流量は、軸受部
の潤滑以外に固定子コイル42等の冷却を行うのに十分
な流量とする。
【0037】このように、本回転電機21は、発熱源で
ある固定子コイル42や発熱部近傍の固定子鉄心44及
び回転子鉄心25を潤滑油によって直接冷却するため、
冷却能力が高い。しかも、中間静圧軸受45に供給され
た潤滑油全体によって固定子コイル42等を直接冷却す
ることができる。更には、潤滑油が軸方向中間部から軸
方向両側へと流れた後、軸方向中間部へと戻る系統構成
であることから、潤滑油との接触面積も大きい。このた
め、冷却効率が高くなって、冷却能力が更に向上する。
【0038】また、直結側静圧軸受32及び反直結側静
圧軸受33の潤滑油を機内(固定子コイル42の端部)
に排出し、この潤滑油でも固定子コイル42等を直接冷
却する構成であるため、機内の冷却能力が更に高まると
ともに、冷却油(潤滑油)系統の構成が極めて簡単とな
る。なお、この場合には中間静圧軸受45に供給する潤
滑油と直結側静圧軸受32及び反直結側静圧軸受33に
供給する潤滑油とを同一種のものにする必要があり、且
つ、機内で攪拌される際の動力損の低減を図るために低
粘度の潤滑油を用いる必要がある。
【0039】ところで、潤滑油としては高粘度のものの
ほうが望ましいことから、直結側静圧軸受32及び反直
結側静圧軸受33には高粘度の潤滑油を用いたい場合に
は、これらの潤滑油系統と、中間静圧軸受45の潤滑油
系統とを分離してもよい。換言すれば、直結側静圧軸受
32及び反直結側静圧軸受33にも低粘度の潤滑油を用
いることができる場合には、上記のように構成すること
によって冷却能力の向上と冷却油(潤滑油)系統の構成
の簡単化とを図ることができる。
【0040】また、中間静圧軸受45を外輪47と内輪
48とに分割するとともに、内輪48は4つのセグメン
ト48a,48b,48c,48dに分割し、且つ、こ
れらのセグメント48a,48b,48c,48dの分
割面48a−1,48b−1,48c−1,48d−1
はそれぞれ平行を成すようして、内輪48を外輪47の
内側から外輪47に装着することができるようにしたた
め、固定子鉄心44のスロットをオープンスロット46
にして、これらのオープンスロット46にフルコイル式
の固定子コイル42を固定子鉄心44の内側から嵌め込
むことができる。このため、ハーフコイル式の固定子コ
イルを軸方向から挿入する場合(詳細は実施の形態3参
照)に比べて、コイル装着作業が非常に容易である。
【0041】[実施の形態2]図8は本発明の実施の形
態2に係る中間静圧軸受の正面図である。
【0042】<構成>図8に示すように、中間静圧軸受
61は、裏金部である外輪62と軸受ブッシュ部である
内輪63とに分割されている。外輪62の内周部にはオ
ープンスロット64が形成されている。一方、内輪63
は周方向に4つのセグメント63a,63a,63c,
63dに分割され、且つ、これらのセグメント63a,
63a,63c,63dの分割面63a−1,63a−
1,63c−1,63d−1は、径方向に沿った放射状
とするとともに、同セグメント63a,63a,63
c,63dを外輪62の内側から外輪62に装着する際
に同63a,63a,63c,63d同士が相互に干渉
しない程度の間隔を有している。また、中間静圧軸受6
1には、外周面側から内周面側へと通じる径方向の流路
66が4箇所に形成されている。
【0043】つまり、本実施の形態2の中間静圧軸受6
1は上記実施の形態1の中間静圧軸受45と比べて内輪
63の分割の仕方が異なっており、その他は同様の構成
である。そして、内輪63の各セグメント63a,63
a,63c,63dを外輪62に装着する場合には、例
えば、外輪62の内側から、まず、セグメント63a,
63bを装着し、その後、他のセグメント63c,63
dも、セグメント63a,63bと干渉することなく、
図8中に一点鎖線で示す状態から実線で示す状態に装着
することができる。
【0044】各セグメント63a,63b,63c,6
3dの分割面同士及び内輪63と外輪62は、オープン
スロットに嵌合した固定子コイルに樹脂を含浸させると
きに同樹脂によって接着される。図8中の65はコイル
含浸時にセグメント間にモールドされた樹脂である。
【0045】なお、この中間静圧軸受61は上記実施の
形態1の中間静圧軸受45に代えて設けることができ、
回転電機全体の構成については上記実施の形態1と同様
であるため、ここでの説明及び図示は省略する(図1参
照)。
【0046】<作用・効果>従って、上記構成の中間静
圧軸受61を備えた回転電機においても、上記実施の形
態1と同様の作用・効果を奏する。
【0047】即ち、中間静圧軸受61を外輪62と内輪
63とに分割するとともに、内輪63は周方向に4つの
セグメント63a,63b,63c,63dに分割し、
且つ、これらのセグメント63a,63b,63c,6
3dの分割面63a−1,63b−1,63c−1,6
3d−1は、径方向に沿った放射状とするとともに、同
セグメント63a,63b,63c,63dを外輪62
の内側から外輪62に装着する際に同セグメント63
a,63b,63c,63d同士が相互に干渉しない程
度の間隔を有することにより、内輪63を外輪62の内
側から装着することができるようにしたため、固定子鉄
心のスロットをオープンスロットにして、これらのオー
プンスロットにフルコイル式の固定子コイルを固定子鉄
心の内側から嵌め込むことができる。このため、ハーフ
コイル式の固定子コイルを軸方向から挿入する場合(詳
細は実施の形態3参照)に比べて、コイル装着作業が非
常に容易である。
【0048】なお、中間静圧軸受の内輪の分割方法は、
必ずしも上記実施の形態1,2に限定するものではな
く、内輪を外輪の内側から外輪に装着することが可能な
分割方法であればよい。
【0049】[実施の形態3]図9は本発明の実施の形
態3に係る回転電機の要部断面図(図2に相当する断面
図)、図10は中間静圧軸受の斜視図、図11及び図1
2は固定子コイルの装着作業の説明図である。
【0050】<構成>図9及び図10に示すように、固
定子鉄心44の軸方向中間部には中間静圧軸受71が設
けられているが、この中間静圧軸受71は銅合金やテフ
ロン等を用いて一体的に形成されたものである。中間静
圧軸受71には外周面側から内周面側へと通じる径方向
の流路73が4箇所に形成されており、これらの流路7
3はフレーム50の給油孔51に通じている。また、中
間静圧軸受71の内周面には油圧ポット74が形成され
ている
【0051】そして、この中間静圧軸受71にはトンネ
ル式のスロット(貫通孔)72が形成されるとともに、
固定子鉄心44には半開放スロット82が形成されてお
り、これらのスロット72,82には図11に示すよう
なハーフコイル式の固定子コイル80が装着される。
【0052】即ち、図11に示すように、固定子鉄心4
4の軸方向中間部に中間静圧軸受71を挟み込み、カシ
メ板83で強固に一体化した後、ハーフコイル式の固定
子コイル80を、固定子鉄心44の半開放スロット82
及び中間静圧軸受71のスロット72に軸方向から挿入
する。そして、図12に示すように、半開放スロット8
2から突き出た固定子コイル80のエナメル線81を、
渡り線を残して全て一本一本接続した後、絶縁を施して
コイル装着が完了する。
【0053】なお、図中のその他の構成については上記
実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付し、重
複する詳細な説明は省略する。また、回転電機全体の構
成についても、上記実施の形態1と同様であるため、こ
こでの説明及び図示は省略する(図1参照)。
【0054】<作用・効果>従って、本実施の形態3の
回転電機においても、上記実施の形態1と同様の作用・
効果を得ることができる。
【0055】即ち、中間静圧軸受71を設けたため、回
転子23の曲げ剛性が著しく高くなり、回転子23のク
リチカルを上げることができる。このため、回転子23
は従来の回転子よりも更に細長くすることができ、更な
る低慣性化と高速化とを実現することができる。
【0056】また、発熱源である固定子コイル80や発
熱部近傍の固定子鉄心44及び回転子鉄心25を潤滑油
によって直接冷却するため、冷却能力が高く、しかも、
中間静圧軸受71に供給された潤滑油全体によって固定
子コイル80等を直接冷却することができ、更には、潤
滑油が軸方向中間部から軸方向両側へと流れた後、軸方
向中間部へと戻る系統構成であることから、潤滑油との
接触面積も大きいため、冷却効率が高くなり、冷却能力
が更に向上する。
【0057】また、直結側静圧軸受32及び反直結側静
圧軸受33の潤滑油を機内(固定子コイル42の端部)
に排出し、この潤滑油でも固定子コイル80等を直接冷
却する構成であるため、機内の冷却能力が更に高まると
ともに、冷却油(潤滑油)系統の構成が極めて簡単とな
る。
【0058】但し、本実施の形態3の回転電機では一体
成形された中間静圧軸受71を用いているため、コイル
装着の際にはハーフコイル式の固定子コイル80を用い
なければならず、エナメル線81の接続作業に手間がか
かる。従って、この点では上記実施の形態1の回転電機
21の方が、フルコイル式の固定子コイル42を用いる
ことができてエナメル線の接続作業が不要となるため、
コイル装着の作業性が改善されて非常に有利である。
【0059】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1発明の回転電機によれば、固定子
鉄心の軸方向中間部に、回転子の軸方向中間部を回転自
在に支持する中間静圧軸受を設けたため、軸方向両側の
軸受のみによって回転子を支持する場合に比べて、回転
子の曲げ剛性が著しく高くなり、回転子のクリチカルを
上げることができる。このため、本回転子は従来の回転
子よりも細長くすることができ、更なる低慣性化を実現
することができる。
【0060】また、第2発明の回転電機によれば、中間
静圧軸受に対して外部から供給される潤滑液が、中間静
圧軸受の外周面側から中間静圧軸受に形成した流路を通
って中間静圧軸受の内周面側へと供給された後、分流し
て、固定子と回転子とのギャップ部を軸方向両側へとそ
れぞれ流れ、固定子コイルの両端部をそれぞれ通って固
定子鉄心の外周部へと至り、フレーム内周部と固定子鉄
心外周部との間に形成した戻り流路を通って軸方向中間
部へと流れ、ここで合流して、外部へと排出されるよう
に構成したことにより、発熱源である固定子コイルや発
熱部近傍の固定子鉄心及び回転子鉄心を潤滑液によって
直接冷却するため、冷却能力が高い。しかも、中間静圧
軸受に供給された潤滑液全体によって固定子コイル等を
直接冷却することができ、更には、潤滑液が軸方向中間
部から軸方向両側へと流れた後、軸方向中間部へと戻る
系統構成であることから、潤滑液との接触面積も大きい
ため、冷却効率が高くなって、冷却能力が更に向上す
る。
【0061】また、第3発明の回転電機によれば、軸方
向両側の静圧軸受に対して外部から供給される潤滑液
も、同静圧軸受の外周面側から同静圧軸受に形成した流
路を通って同静圧軸受の内周面側へと供給された後、固
定子コイルの両端部へとそれぞれ流入し、ここで中間静
圧軸受に供給された潤滑液と合流して、この潤滑液とと
もに流れるように構成したことにより、機内の冷却能力
が更に高まるとともに、冷却液(潤滑液)系統の構成が
極めて簡単となる。
【0062】また、第4、第5又は第6発明の回転電機
によれば、中間静圧軸受は径方向に外輪と内輪とに分割
し、外輪にはオープンスロットを設け、内輪は周方向に
複数のセグメントに分割して前記外輪の内側から外輪に
装着可能に構成したことにより、固定子鉄心のスロット
をオープンスロットにして、これらのオープンスロット
にフルコイル式の固定子コイルを固定子鉄心の内側から
嵌め込むことができる。このため、ハーフコイル式の固
定子コイルを軸方向から挿入する場合に比べて、コイル
装着作業が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る回転電機の断面図
である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】図1のC部拡大図である。
【図5】中間静圧軸受の正面図である。
【図6】(a)は図5のD−D線矢視断面図、(b)は
図5のE−E線矢視断面図である。
【図7】固定子コイルの斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る中間静圧軸受の正
面図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る回転電機の要部断
面図である。
【図10】中間静圧軸受の斜視図である。
【図11】固定子コイルの装着作業の説明図である。
【図12】固定子コイルの装着作業の説明図である。
【図13】従来の回転電機の断面図である。
【図14】従来の他の回転電機の断面図である。
【符号の説明】
21 回転電機 22 固定子 23 回転子 24 回転子バー 25 回転子鉄心 26 回転軸 27,30,31 静圧軸受ジャーナル 28,29,72 スロット(貫通孔) 32 直結側静圧軸受 33 反直結側静圧軸受 34,35,38,39,49,66,73 流路 36,40 クリアランス部 37,41,51 給油孔 42,80 固定子コイル 43,46,64 オープンスロット 44 固定子鉄心 45,61,71 中間静圧軸受 47,62 外輪 48,63 内輪 48a,48b,48c,48d セグメント 48a−1,48b−1,48c−1,48d−1 分
割面 63a,63a,63c,63d セグメント 63a−1,63a−1,63c−1,63d−1 分
割面 50 フレーム 52 戻り流路 53 Oリング 54,74 油圧ポケット 55 排油孔 56 ギャップ部 57,58 ブラケット 59,60 エンドリング 65 モールド樹脂 81 エナメル線 82 半開放スロット 83 カシメ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J102 AA02 BA03 BA17 CA06 CA07 CA09 EA03 EA06 EA09 EA22 GA13 5H605 AA01 BB05 BB10 CC01 CC04 DD13 EB01 EB24 5H607 AA02 BB01 BB06 BB14 BB26 CC01 DD01 DD03 FF24 GG13 GG15 5H609 BB02 PP02 PP06 PP11 QQ04 QQ05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子と回転子とを有し、回転軸の軸方
    向両端部を軸受により回転自在に支持した回転電機にお
    いて、 固定子鉄心の軸方向中間部に、前記回転子の軸方向中間
    部を回転自在に支持する中間静圧軸受を設けたことを特
    徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する回転電機において、 前記中間静圧軸受に対して外部から供給される潤滑液
    が、前記中間静圧軸受の外周面側から前記中間静圧軸受
    に形成した流路を通って前記中間静圧軸受の内周面側へ
    と供給された後、分流して、前記固定子と前記回転子と
    のギャップ部を軸方向両側へとそれぞれ流れ、固定子コ
    イルの両端部をそれぞれ通って前記固定子鉄心の外周部
    へと至り、フレーム内周部と前記固定子鉄心外周部との
    間に形成した戻り流路を通って軸方向中間部へと流れ、
    ここで合流して、外部へと排出されるように構成したこ
    とを特徴とする回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する回転電機において、 前記軸方向両端部の軸受は静圧軸受であり、これらの静
    圧軸受に対して外部から供給される潤滑液も、同静圧軸
    受の外周面側から同静圧軸受に形成した流路を通って同
    静圧軸受の内周面側へと供給された後、前記固定子コイ
    ルの両端部へとそれぞれ流入し、ここで前記中間静圧軸
    受に供給された潤滑液と合流して、この潤滑液とともに
    流れるように構成したことを特徴とする回転電機。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載する回転電機
    において、 前記中間静圧軸受は径方向に外輪と内輪とに分割し、前
    記外輪にはオープンスロットを設け、前記内輪は周方向
    に複数のセグメントに分割して前記外輪の内側から前記
    外輪に装着可能に構成したことを特徴とする回転電機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する回転電機において、 前記セグメントの分割面は、それぞれ平行を成すように
    したことを特徴とする回転電機。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載する回転電機において、 前記セグメントの分割面は、径方向に沿った放射状とす
    るとともに、前記セグメントを前記外輪の内側から前記
    外輪に装着する際に前記セグメント同士が相互に干渉し
    ない程度の間隔を有することを特徴とする回転電機。
JP15155799A 1999-05-31 1999-05-31 回転電機 Expired - Fee Related JP4023031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15155799A JP4023031B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15155799A JP4023031B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000341908A true JP2000341908A (ja) 2000-12-08
JP4023031B2 JP4023031B2 (ja) 2007-12-19

Family

ID=15521137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15155799A Expired - Fee Related JP4023031B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4023031B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244742A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nidec Copal Electronics Corp 真空モータ、及びそれを備えた光偏向器
WO2019117229A1 (ja) * 2017-12-15 2019-06-20 イーグル工業株式会社 電動機
JP6912028B1 (ja) * 2020-03-18 2021-07-28 株式会社明電舎 回転機
WO2021187166A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23 株式会社明電舎 回転機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244742A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nidec Copal Electronics Corp 真空モータ、及びそれを備えた光偏向器
WO2019117229A1 (ja) * 2017-12-15 2019-06-20 イーグル工業株式会社 電動機
JPWO2019117229A1 (ja) * 2017-12-15 2020-12-03 イーグル工業株式会社 電動機
US11476736B2 (en) 2017-12-15 2022-10-18 Eagle Industry Co., Ltd. Electric motor
JP7214653B2 (ja) 2017-12-15 2023-01-30 イーグル工業株式会社 電動機
JP6912028B1 (ja) * 2020-03-18 2021-07-28 株式会社明電舎 回転機
WO2021187166A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23 株式会社明電舎 回転機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4023031B2 (ja) 2007-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6879069B1 (en) Rotating machine with cooled hollow rotor bars
CN109997296B (zh) 用于冷却电机的方法以及使用这种方法的电机
US4311932A (en) Liquid cooling for induction motors
JP5445675B2 (ja) 回転機
US3531668A (en) Induction motor having cooling arrangement
US20070210655A1 (en) Electric machine with improved water cooling system
US4647805A (en) Dynamoelectric machine
JPH04229049A (ja) 電気機械の回転子の液体冷却
JP2015104214A (ja) 回転電機
US2462451A (en) Dynamoelectric machine
JP2019161750A (ja) 回転電機のロータ
US20210265886A1 (en) Rotor assembly and method of cooling
US3591816A (en) Synchronous machine provided with comb-shaped magnetic poles
US2381122A (en) Cooling means for dynamoelectric machines
JP2000341908A (ja) 回転電機
EP1484518B1 (en) Bearing lubricating structure of electric motor
JP5892091B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
EP0904491A2 (en) Apparatus for providing pressurized liquid to a device, high speed flood cooled motor/generator therefor
CN215009955U (zh) 电机冷却结构及电机
JP3675363B2 (ja) 回転電機
US3294991A (en) Induced vaporization cooling of rotary electrical machines
US2315653A (en) Ventilated machine
JP4288838B2 (ja) 高速回転電機
CN113394937A (zh) 包括使冷却剂循环通过气隙的系统的轴向磁通电机
CN210120441U (zh) 转子及旋转电机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees