JP2000341612A - 再生装置、記録再生装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

再生装置、記録再生装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000341612A
JP2000341612A JP11150025A JP15002599A JP2000341612A JP 2000341612 A JP2000341612 A JP 2000341612A JP 11150025 A JP11150025 A JP 11150025A JP 15002599 A JP15002599 A JP 15002599A JP 2000341612 A JP2000341612 A JP 2000341612A
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Akio Fujii
昭雄 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像記録再生装置のサーチ時に、画像の動き
に応じて適切な再生速度で再生することにより、ユーザ
が再生画像の内容を判り易くする。 【解決手段】 メモリ101の画像データは、DCT、
量子化及び動き補償された後、可変長符号化されると共
に、動き検出回路112でフレーム間の動き情報が検出
される。上記可変長符号化データと動き情報とは多重化
された後、ディスク、磁気テープ等の記録媒体118に
記録される。サーチ時には、記録媒体118の再生デー
タから上記動き情報が検出され、この動き情報に基づい
て、ディスクのトラックジャンプ量や磁気テープの速度
を制御することにより、再生速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生装置、記録再
生装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】動画像データをディジタル信号処理し、
ディジタルデータで記録媒体に記録するディジタルVT
R、DVD等の画像記録再生装置が普及している。この
ような画像記録再生装置においては、画像信号をディジ
タル化した後、DCT(離散コサイン直交変換)等を用
いて2次元空間から2次元周波数軸上へ変換し、量子化
した後、可変長符号化し、さらに誤り訂正処理等の記録
のために必要な処理を施した後、ディスク、テープ等の
記録媒体に記録するようにしている。
【0003】再生時には、ディスク等の記録媒体から読
み出された再生データを誤り訂正し、可変長符号の復号
化を行い、復号されたデータを逆量子化し、逆量子化さ
れたデータを逆DCTして2次元空間軸上の復号された
画像データを得、TVモニタ、液晶モニタ等で視聴す
る。
【0004】このような動画像を記録した記録媒体を視
聴する場合、その記録媒体に何が記録されているかを予
め確認するためにサーチ(特殊再生)を行う。サーチ時
には、設定された再生速度(例えばユーザが再生速度を
設定する)に応じて記録媒体のトラックの送り量を決め
て再生を行い、ユーザはTVモニタ、液晶モニタ等で再
生画像を確認する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、サーチ時、記録されている動画像の動きや場
面の変化とは全く無関係に、設定された再生速度に応じ
て記録媒体のトラックの送り量を決めて再生するので、
画像に速い動きのある時や場面の変化が大きい時は、表
示される場面間の相関が小さく、画面変化が早過ぎて記
録されている内容を充分に把握することが難しく、ま
た、逆に動きの少ない画像、場面変化の小さい画像の時
は、表示されている画面が変化せず、ユーザには不必要
な待ち時間として感じられてしまい、記録媒体に記録さ
れている画像の内容を適切に早く知ることができないと
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、サーチ等の再生時に画像の動きに応じて
適切な再生速度で再生できるようにすることを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による再生装置においては、画像データ及
び上記画像データに係る画像の動きを示す動きデータと
を記録媒体から再生する再生手段と、上記再生手段によ
り再生された動きデータに従って上記再生手段による上
記画像データの再生速度を制御する制御手段とを備えて
いる。
【0008】また、本発明による記録再生装置において
は、入力画像データの画面間の動きを検出して動きデー
タを得る動き検出手段と、上記動きデータに従って上記
入力画像データを符号化する符号化手段と、上記符号化
された画像データと上記動きデータとを記録媒体に記録
する記録手段と、上記記録媒体から上記符号化された画
像データを上記動きデータとを再生する再生手段と、上
記再生手段により再生された動きデータに従って上記再
生された画像データを復号する復号手段と、上記再生手
段により再生された動きデータに従って上記再生手段に
よる上記画像データの再生速度を制御する制御手段とを
備えている。
【0009】また、本発明による記憶媒体においては、
画像データ及び上記画像データに係る画像の動きを示す
動きデータとを記録媒体から再生する再生処理と、上記
再生手段により再生された動きデータに従って上記再生
手段による上記画像データの再生速度を制御する制御処
理とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
による記録装置を示し、図2は本発明の第1の実施の形
態による再生装置を示す。
【0011】図1において、100は画像データの入力
端子、101はメモリ、102は減算器、103はスイ
ッチ、104はDCT回路、105は量子化回路、10
6は逆量子化回路、107は逆DCT回路、108は加
算回路、109はメモリ、110はスイッチ、111は
動き補償予測回路、112は動き検出回路、113は可
変長符号化回路、114は多重化回路、115はバッフ
ァ、116は誤り訂正回路、117は符号化のレート制
御回路、118は記録媒体119に対して信号を記録す
る記録回路である。
【0012】図2において、200は図6の記録媒体1
19から信号を再生する再生回路、201は誤り訂正符
号の復号回路、202はバッファ、203は分離回路、
204は可変長符号復号化回路、205は逆量子化回
路、206は逆DCT回路、207は加算回路、208
はスイッチ、209はメモリ、210は動き補償回路、
211はメモリ、212は再生画像の出力端子、213
は動き検出回路、214はトラックジャンプ制御回路、
215はモード設定回路である。
【0013】次に動作について説明する。図1におい
て、まず、入力端子100にデジタル化された画像デー
タが入力され、メモリ101に記憶される。例えばフレ
ーム間符号化のI,P,Bフレームの構成が、イントラ
フレームのIフレームの後、3フレームおきにPフレー
ム、その間はBフレームが2つという構成で符号化され
るとすると、 図4に示すように、撮影画像がフレーム
zj-1,Bzj,Ia0,Ba0,Ba1,Pa0,Ba2,Ba3
a1…の時間順に入力され、入力順にそれぞれがB,
B,I,B,B,P,B,B,P…フレームに符号化さ
れるとすると、メモリ101は、Bzj-1,Bzj,Ia0
a0,Ba1,Pa0,Ba2,Ba3,Pa1…の順に画像を取
り込み、Ia0,B zj-1,Bzj,Pa0,Ba0,Ba1
a1,Ba2,Ba3…の順に画像データを出力する。
【0014】まず、メモリ101がフレームIa0の画像
データをk×l(例えば8×8)画素のブロック単位に
読み出してスイッチ103の端子aと減算器102にデ
ータを供給する。スイッチ103は画像データがIフレ
ームの時は端子aを選択し、画像データがP,Bフレー
ムの時は端子bを選択する。従って、スイッチ103は
端子aを選択し、ブロック化されたフレームIa0の画像
データをDCT回路104に供給する。DCT回路10
4は、スイッチ103から供給される画像データをk×
l画素単位にDCTして周波数軸上のデータに変換し、
量子化回路105に供給する。
【0015】量子化回路105では、DCT回路104
から供給される周波数空間に変換された画像データを量
子化して可変長符号化回路113、逆量子化回路106
にそれぞれ供給する。可変長符号化回路113は、量子
化回路105から供給される量子化データをランレング
ス等を用いて可変長符号化し、多重化回路114に送
る。
【0016】一方、逆量子化回路106では、量子化回
路105から供給される量子化データを逆量子化して逆
量子化データを逆DCT回路107に供給する。逆DC
T回路107では、逆量子化回路106から供給された
逆量子化されたデータを逆DCTし、周波数軸上のデー
タから2次元空聞上のデータに変換して加算回路108
に供給する。
【0017】加算回路108は、逆DCT回路107か
らの逆DCTされたデータにスイッチ110からのデー
タを加算するのであるが、ここでスイッチ110は、I
フレームの時には端子bを選択して加算回路108に0
データを供給するので、何も加算されなかったのと同じ
に入力と同じ値が復号データとして出力されてメモリ1
09に供給され、メモリ109は所定のアドレスに供給
された復号データを書き込む。
【0018】フレームIa0の符号化が終わると次にメモ
リ101はフレームBzj-1,Bzjを読み出して処理する
が、これはフレームBa0,Ba1の処理と同じなので、後
述するフレームBa0,Ba1の処理で詳述する。
【0019】次に、メモリ101はフレームPa0の画像
データをk×l画素のブロック単位に読み出し、減算器
102、動き補償予測回路111に供給する。動き補償
予測回路111は、メモリ101から供給されたk×l
画素のブロックデータに対して、メモリ109に記憶さ
れている復号されたフレームIa0の画像データを探索し
て最も予測誤差の小さくなるデータ(ブロック)の動き
ベクトルを求め、メモリ109からその動きベクトルの
指し示す復号データを予測データとして読み出し、減算
器102とスイッチ110に供給し、求めた動きベクト
ルは多重化回路114と動き検出回路112に出力す
る。
【0020】減算器102は、メモリ101から供給さ
れたフレームPa0の画像データと動き補償予測回路11
1がメモリ109から読み出して減算器102に供給し
た予測データとを減算し、スイッチ103に供給する。
スイッチ103は端子bを選択して、減算器102から
の出力をDCT回路104に供給する。DCT回路10
4は、スイッチ103からのデータをDCTして空間軸
上から周波数軸上のデータに変換し、量子化回路105
に出力する。量子化回路105は、DCT回路104か
ら供給されたDCT変換されたデータを量子化し、可変
長符号化回路113と逆量子化回路106に供給する。
【0021】可変長符号化回路113は、量子化回路1
05から供給される量子化されたデータをランレングス
等を用いて可変長符号化し、多重化回路114に送る。
逆量子化回路106は、量子化回路105から供給され
る量子化されたデータを逆量子化し、逆DCT回路10
7に供給する。逆DCT回路107では、逆量子化回路
106から供給された逆量子化されたデータを逆DCT
し、周波数軸上のデータから2次元空間上のデータに変
換して加算回路108に供給する。
【0022】加算回路108は、逆DCT回路107か
らの逆DCTされたデータにスイッチ110からのデー
タを加算する。ここでスイッチ110は端子aを選択し
ており、上記で説明した動き補償予測回路111が、メ
モリ109から読み出したフレームIa0からの予測デー
タを加算回路108に出力しているので、加算回路10
8は、逆DCT回路107からの逆DCTされたデータ
にこのデータを加算し、復号データとしてメモリ109
に供給する。メモリ109は、加算回路108から供給
された復号データを所定のアドレスに記憶する。
【0023】動き検出回路112は、フレームPa0の画
像データの符号化が終わると、動き補償予測回路111
から供給された動きベクトルの絶対値の総和を求め、場
面の動きの情報として多重化回路114に供給する。多
重化回路114は、可変長符号化回路113から供給さ
れる可変長符号データに、動き補償予測回路111から
の動きベクトルと動き検出回路112から供給される動
き情報とを多重する。動き情報は、例えばフレームIa0
の可変長符号データ列がシーン0 とすると、図5に示す
ように、各シーンの符号列は適当な長さで分割され、各
分割されたシーン0 ,0 、シーン0 ,1 、シーン0 ,2
…のヘッダ内に付加情報V0 として多重する。
【0024】フレームPa0の符号化が終わると、次にメ
モリ101はフレームBa0を読み出し、上述したフレー
ムPa0の処理と同様の処理を行う。ただし、ここで動き
補償予測回路111は、メモリ109に記憶されている
復号データ、フレームIa0,Pa0の両方から予測を行う
ことができる。フレームBa0が符号化し終わると、動き
検出回路112は、動き補償予測回路111から供給さ
れた動きベクトルの絶対値の総和を求め、場面の動き情
報として多重化回路114に供給し、上記と同様に多重
化回路114は、フレームBa0の可変長符号データ列
に、動き補償予測回路111からの動きベクトルと動き
検出回路112からの動きの情報とを多重する。
【0025】フレームBa0と同様にフレームBa1が処理
され、次にフレームPa1が処理されるが、フレームPa1
の処理では動き補償予測回路111は、フレームPa1
復号データから予測を行い、動きベクトルを求め、動き
検出回路112と多重化回路114、動き検出回路11
2に供給する。動き検出回路112は、フレームPa1
画像データの符号化が終わると、動き補償予測回路11
1から供給された動きベクトルの絶対値の総和を求め、
場面の動きの情報として多重化回路114に供給し、多
重化回路114は、フレームPa0の可変長符号データ列
に、動き補償予測回路111からの動きベクトルと動き
検出回路112からの動きの情報とを多重する。
【0026】多重化回路114は、多重化データをバッ
ファ115に供給する。バッファ115は、供給された
データをバッファして誤り訂正回路116に供給する。
誤り訂正回路116は、記録媒体118に適した誤り訂
正符号を生成し、データに付加して出力し、出力データ
は記録回路118により記録媒体119に記録される。
【0027】また、レート制御回路117は、バッファ
115の充足度を観測し、記録媒体119への記録レー
トが一定になるように、量子化回路105の量子化ステ
ップを制御する。
【0028】上記で説明したのと同様に、次はフレーム
a2,Ba3の順に逐次処理され、記録媒体118に記録
されていく。
【0029】次に、記録媒体119から信号を再生する
場合について説明する。図2の再生回路201により記
録媒体119から記録データが再生され、誤り訂正復号
回路201に供給される。誤り訂正復号回路201は、
記録媒体118からの再生データの誤りを訂正し、バッ
ファ202に供給する。バッファ202は、再生データ
を復号処理に合わせてデータをバッファして分離回路2
03に再生データを供給する。分離回路203は、バッ
ファ202から供給される再生データから可変長符号デ
ータと動きベクトル、動き情報とを分離し、それぞれ可
変長符号復号化回路204、動き補償回路210、動き
検出回路213に供給する。
【0030】可変長符号復号化回路204は、分離回路
203から供給された可変長符号データを復号し、逆量
子化回路205に出力する。逆量子化回路205は、可
変長符号復号化回路204から供給された復号データを
逆量子化し、逆DCT回路206に供給する。逆DCT
回路206は、逆量子化回路205から供給された逆量
子化されたデータを逆DCTし、周波数軸上のデータか
ら2次元空間上のデータに変換して加算回路207に供
給する。
【0031】加算回路207は、逆DCT回路206か
ら供給されるデータとスイッチ208から供給されるデ
ータを加算する。ここでスイッチ208は、イントラフ
レームIのデータが再生されてくる時は端子aを選択し
て、0データを加算回路207に供給し、P,Bフレー
ムのデータが再生された場合は端子bを選択して、動き
補償回路210からのデータを加算回路207に供給す
る。
【0032】従って、Ia0の再生データが再生されてき
た場合は、スイッチ208は端子aを選択して0データ
を加算回路207に供給し、加算回路207は、逆DC
T回路206から供給されたデータと同じ値のデータを
復号データとして出力し、メモリ209とメモリ211
に供給する。メモリ209、211は、加算回路207
から供給された復号データを所定のアドレスに記憶す
る。
【0033】フレームIa0の復号が終わると、次にフレ
ームBzj-1,Bzjのデータが再生されてくるが、これは
フレームBa0,Ba1と処理が同じなので、後述するフレ
ームBa0,Ba1の処理で詳述する。
【0034】次に、フレームPa0のデータが記録媒体1
18から再生されて誤り訂正復号回路201に供給さ
れ、上記と同様に誤り訂正復号回路201、バッファ回
路202、分離回路203、可変長符号復号化回路20
4、逆量子化回路205、逆DCT回路206で処理さ
れ、加算回路207に逆DCTされたデータを供給す
る。
【0035】ここで動き補償回路210は、分離回路2
03から供給された再生された動きベクトルの示すフレ
ームIa0の復号データをメモリ209から読み出し、ス
イッチ208の端子bに供給する。スイッチ208は端
子bを選択しており、加算回路207に動き補償回路2
10からのデータを出力する。加算回路207は、逆D
CT回路206から供給されたデータにスイッチ208
からのデータを加算してメモリ209、211に供給
し、メモリ209、211は、所定のアドレスに供給さ
れたデータを記憶する。
【0036】次に、フレームBa0が記録媒体118から
再生され、誤り訂正復号回路201に供給され、上記と
同様に誤り訂正復号回路201、バッファ回路202、
分離回路203、可変長符号復号化回路204、逆量子
化回路205、逆DCT回路206で処理され、加算回
路207に逆DCTされたデータを供給する。
【0037】ここで動き補償回路210は、分離回路2
03から供給された再生された動きベクトルの示すフレ
ームIa0又はフレームPa0の復号データをメモリ209
から読み出し、スイッチ208の端子bに供給する。ス
イッチ208は端子bを選択しており、加算回路207
に動き補償回路210からのデータを出力する。加算回
路207は、逆DCT回路206から供給されたデータ
にスイッチ208からのデータを加算してメモリ211
に供給し、メモリ211は所定のアドレスに供給された
データを記憶する。
【0038】上述したように以下フレームBa1,Pa1
a2,Ba3…と記録媒体から再生され、復号処理されて
いく。
【0039】メモリ211は、フレームの復号順 Ia0,Bzj-1,Bzj,Pa0,Ba0,Ba1,Pa1,Ba2
a3…をBzj-1,Bzj,Ia0,Ba0,Ba1,Pa0
a2,Ba3,Pa1…の表示順に読み出し、再生された画
像データを出力端子212に出力し、不図示のモニタ等
に表示する。次に、サーチモード時の動作について説明
する。
【0040】モード設定回路215がサーチモードに設
定されてた場合には、サーチモードの情報(例えばサー
チの速度の程度に関する情報Smode)が動き検出回路2
13に供給される。動き検出回路213は分離回路20
3から供給された動き情報Vxとモード設定回路215
から供給されるサーチモードの情報Smodeからトラック
のジャンプ量Mtを決定し、トラックジャンプ制御回路
214に供給する。
【0041】ジャンプ量Mtは、例えば Mt=(α×Smode)/Vx (αは係数) のように決める。ここで、Vxは動きベクトルに基づい
て決定する値であり、動きが大きい程大きい値となる。
また、動きなしの場合、Vx=1となる。従って、動き
が大きい画像である程、トラックジャンプ量が小さくな
る。また、α×S modeが当該サーチモードにおける基準
速度(トラックジャンプ数)となる。
【0042】トラックジャンプ制御回路214は、動き
検出回路213から供給されるトラックのジャンプ量M
tに従って、記録媒体118からの再生トラックの制御
を行う。例えば図6に示すように、再生ヘッドが記録媒
体118のトラックTriを再生し、フレームIa0,B
zj-1,Bzj,Pa0,Ba0,Ba1…の再生データを得てい
たとする。通常再生であれば、次はトラックTr(i+
1)を再生するが、サーチ再生の時はトラックジャンプ
制御回路214は、動き検出回路213から供給される
トラックのジャンプ量Mtに従って、Tr(i+Mt)
のトラックを再生するように再生ヘッドを制御して、T
r(i+Mt)のトラックの記録データを再生して復号
する。
【0043】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、記録する動画像データのフレーム毎の動きを検出し
て動き情報を得、上記動画像データを可変長符号化して
対応する上記動き情報と共に記録媒体に記録し、サーチ
(特殊再生)時には、上記記録媒体から再生されてくる
動き情報に基づいて記録媒体からの再生速度を制御して
再生するようにしたことにより、画像に速い動きのある
時や場面の変化が大きい時は、再生速度を遅くして表示
される画像の時間的間隔を密にすることができので、ユ
ーザは画像の内容をより捉え易くなる。
【0044】また、動きの小さい画像、場面の変化の小
さい画像の時は再生速度を速めて表示される画像の時間
的間隔を疎にすることができ、なるべく速く画面が切り
替わるようにして、ユーザが待ち時間と感じることな
く、適切なスピードで記録されている内容を知り得るよ
うになる。
【0045】また、記録する動きの検出に関し、フレー
ム間符号化の動き補償予測回路からの結果を利用して、
動きの検出を行うことでハード量、処理過程の簡略化が
可能となった。
【0046】尚、図1の動き検出回路112は、動き補
償予測回路111から供給される動きベクトルの総和を
とるようにしても同様の効果が得られる。また、記録媒
体117がディスクではなく、磁気テープであってもよ
い。磁気テープの場合は、テープ速度を制御することに
より再生速度を制御する。
【0047】(第2の実施の形態)図3は本発明の第2
の実施の形態による画像記録装置を示すもので、図1と
対応する部分には同じ番号を付して重複する説明を省略
する。尚、画像再生装置の構成は、図1と同一である。
図3において、300は不図示のカメラの撮像素子から
のデータの入力端子、301は入力されたデータを信号
処理するカメラ信号処理回路、302は動き検出回路で
ある。
【0048】次に動作について説明する。入力端子30
0から入力されたカメラの撮像素子からのデータは、カ
メラ信号処理回路301でホワイトバランス、γ補正等
の処理が施された後、画像データとしてメモリ101に
供給される。
【0049】さらに、カメラ信号処理回路301では、
手振れ補正のための処理が行われる。この処理は、例え
ばフレームを数個の小ブロックに分割し、各小ブロック
毎に前後のフレーム間で動きベクトルを検出し、このベ
クトルを用いて手振れ補正を行うものである。
【0050】カメラ信号処理回路301は、上記動きベ
クトルを動き検出回路302に供給する。動き検出回路
302は、カメラ信号処理回路301から供給された動
きベクトルの、例えば総和をとってそのフレームの動き
情報とし、多重化回路114に供給する。多重化回路1
14は、動き検出回路302から供給される動き情報を
対応する可変長符号データに多重して出力する。符号
化、記録の過程、再生の過程は第1の実施の形態と同様
である。
【0051】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、記録する動画像データのフレーム毎の動きを検出し
て動き情報を得、上記動画像データを可変長符号化して
対応する上記動き情報と共に記録媒体に記録し、サーチ
(特殊再生)時には、上記記録媒体から再生されてくる
動き情報に基づいて記録媒体からの再生速度を制御して
再生するようにしたことにより、画像に速い動きのある
時や場面の変化が大きい時は再生速度を遅くして表示さ
れる画像の時間的間隔を密にすることができるので、ユ
ーザは画像の内容をより捉え易くなる。
【0052】また、動きの小さい画像、場面の変化の小
さい画像の時は再生速度を速めて表示される画像の時間
的間隔を疎にすることができ、なるべく早く画面が切り
替わるようにして、ユーザが待ち時間と感じることな
く、適切なスピードで記録されている内容を知り得るよ
うになる。
【0053】さらに、記録する動きの検出に関し、カメ
ラ信号処理からの結果を利用して、動きの検出を行うこ
とにより、ハード量、処理過程の簡略化が可能となっ
た。
【0054】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。図1、図2、図3に示すシステ
ムは、ハードウェアで構成することもできるが、CPU
とメモリを含むコンピュータシステムで構成することが
できる。コンピュータシステムで構成する場合は、上記
メモリは本発明による記憶媒体を構成する。この記憶媒
体には、上記各実施の形態において説明した動作を制御
するための処理手順を実行するためのプログラムが記憶
される。
【0055】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気テープ、磁気カード、不揮発性メ
モリカード等に構成して用いてよい。
【0056】従って、この記憶媒体を図1、図2、図3
に示したシステムや装置以外の他のシステムや装置で用
い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し、実行するこ
とによっても、上記各実施の形態と同等の機能を実現で
きると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目
的を達成することができる。
【0057】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能
ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一
部又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の
機能を実現できると共に、同等の効果を得ることがで
き、本発明の目的を達成することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生画像データの動きに応じて再生速度を制御している
ので、再生画像の状態に応じた快適な画像再生を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態による記録装
置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による再生装置を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による記録装置を示
すブロック図である。
【図4】撮像された画像の時間的な順序を説明するため
のタイミングチャートである。
【図5】可変長符号データに動き情報を多重する様子を
説明するための構成図である。
【図6】記録媒体から再生するトラックの関係を説明す
るための構成図である。
【符号の説明】
100 画像データの入力端子 101 メモリ 102 減算器 103 スイッチ 104 DCT回路 105 量子化回路 106 逆量子化回路 107 逆DCT回路 108 加算回路 109 メモリ 110 スイッチ 111 動き補償予測回路 112 動き検出回路 113 可変長符号化回路 114 多重化回路 115 バッファ 116 誤り訂正回路 117 レート制御回路 118 記録媒体、 201 誤り訂正復号化回路 202 バッファ 203 分離回路 204 可変長符号復号化回路 205 逆量子化回路 206 逆DCT回路 207 加算回路 208 スイッチ 209 メモリ 210 動き補償回路 213 動き検出回路 214 トラックジャンプ制御回路 215 モード設定回路 300 入力端子 301 カメラ信号処理回路 302 動き検出回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ及び上記画像データに係る画
    像の動きを示す動きデータとを記録媒体から再生する再
    生手段と、 上記再生手段により再生された動きデータに従って上記
    再生手段による上記画像データの再生速度を制御する制
    御手段とを備える再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は複数のトラックが形成さ
    れたディスク状記録媒体を含み、上記再生手段は上記デ
    ィスク状記録媒体から上記画像データ及び動きデータを
    再生するピックアップ手段を含むことを特徴とする請求
    項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は上記動きデータに従って
    上記ピックアップ手段のトラックジャンプ量を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は上記再生手段の基準再生
    速度と上記動きデータとを所定の関数に従って演算する
    ことにより上記トラックジャンプ数を決定することを特
    徴とする請求項3記載の再生装置。
  5. 【請求項5】 上記画像データは符号化されており、上
    記再生手段により再生された画像データを復号する復号
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の再生装
    置。
  6. 【請求項6】 上記復号手段は上記動きデータを用いて
    上記画像データを復号することを特徴とする請求項5記
    載の再生装置。
  7. 【請求項7】 上記画像データは画面間動き補償予測符
    号化されており、上記再生手段により再生された画像デ
    ータを上記動きデータを用いて復号する復号手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  8. 【請求項8】 上記記録媒体は磁気テープを含み、上記
    制御手段は上記動きデータに従って上記磁気テープの搬
    送速度を制御することを特徴とする請求項1記載の再生
    装置。
  9. 【請求項9】 上記動きデータは上記画像データの撮影
    時の手ぶれ情報に従って生成されたことを特徴とする請
    求項1記載の再生装置。
  10. 【請求項10】 入力画像データの画面間の動きを検出
    して動きデータを得る動き検出手段と、 上記動きデータに従って上記入力画像データを符号化す
    る符号化手段と、 上記符号化された画像データと上記動きデータとを記録
    媒体に記録する記録手段と、 上記記録媒体から上記符号化された画像データを上記動
    きデータとを再生する再生手段と、 上記再生手段により再生された動きデータに従って上記
    再生された画像データを復号する復号手段と、 上記再生手段により再生された動きデータに従って上記
    再生手段による上記画像データの再生速度を制御する制
    御手段とを備える記録再生装置。
  11. 【請求項11】 画像データ及び上記画像データに係る
    画像の動きを示す動きデータとを記録媒体から再生する
    再生処理と、 上記再生手段により再生された動きデータに従って上記
    再生手段による上記画像データの再生速度を制御する制
    御処理とを実行するためのプログラムを記憶したコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
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