JP2000339298A - 文書蓄積装置 - Google Patents

文書蓄積装置

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JP2000339298A
JP2000339298A JP11145193A JP14519399A JP2000339298A JP 2000339298 A JP2000339298 A JP 2000339298A JP 11145193 A JP11145193 A JP 11145193A JP 14519399 A JP14519399 A JP 14519399A JP 2000339298 A JP2000339298 A JP 2000339298A
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JP11145193A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tsurubayashi
健 鶴林
Chuichi Kikuchi
忠一 菊池
Masashi Sugano
昌志 菅野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙文書及び電子文書を混在させて蓄積でき、
蓄積文書を参照するときに、文書IDを付したページを
光学的に読み取らせて対象文書を取得できる文書蓄積装
置を提供する。 【解決手段】 文書データが紙の場合に電子文書データ
に変換する電子文書変換部102と、電子文書データのペ
ージに文書IDを可視情報として付加して登録データを
作成する登録データ作成部103と、この文書IDを取得
して登録データ作成部に渡す文書ID管理部104と、文
書ID管理部の要求に応じて文書IDを作成する文書I
D生成部105と、登録データを登録する登録部106と、登
録された文書ID付き電子文書データを蓄積する文書デ
ータ蓄積部107とを設ける。文書ID入力部108から文書
IDをキー入力したり、文書IDを付したページをスキ
ャナなどで読み取らせて対象文書を参照することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般オフィス等で
大量に発生する文書を管理する文書蓄積装置に関し、特
に、効率的な文書の蓄積、読み出しを可能にしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにはPCが浸透し、イン
ターネットの普及もあいまって計算機上で電子文書を作
成する機会が増加した。こうした環境の変化に伴い、グ
ループウエアなどの文書管理システムや、紙面で保存さ
れている紙文書のためのファイリングシステムなどが提
供されている。
【0003】従来より、紙文書の電子的なイメージデー
タとワープロ等で作成した電子文書とを混在させて蓄積
管理する文書管理システムが存在する。このシステムで
は、電子文書はそのままの電子データとして、また、紙
文書はスキャナを用いて紙面イメージの電子データを作
成してデータベースに蓄積していた。蓄積文書を参照す
るときは、パーソナルコンピュータなどの端末から文書
を検索して、参照対象文書をディスプレイへ表示した
り、紙面に印刷したりしており、また、紙文書の場合に
は、文書登録時にその文書の1ページ目の紙面に文書I
Dを付加してスキャナなどで光学的に読み込ませ、文書
を参照するときは、1ページ目の紙面の文書IDを光学
的に認識させて参照対象文書を決定することが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、(1)電子文書を登録し、パーソナルコンピュータ
の端末から検索して対象文書データを取得する、(2)
紙文書を登録し、前記登録された文書の先頭ページをス
キャナなどで光学的に読み取って文書IDをシステムに
与えて対象文書データを取得する、(3)紙文書を登録
し、登録時に付加された文書IDや書誌情報をパーソナ
ルコンピュータの端末から検索して対象文書データを取
得する、という処理が可能であったが、(4)電子文書
を登録し、この登録された文書の文書IDが付された先
頭ページをプリントアウトして保管し、この電子文書を
参照するときに、プリントアウトした先頭ページをスキ
ャナなどで光学的に読み取り、文書IDをシステムに与
えて対象文書データを取得する、という組み合わせの処
理は実現されていない。
【0005】本発明は、こうした従来の課題を解決する
ものであり、紙文書及び電子文書を混在させて蓄積する
ことができ、また、蓄積された紙文書及び電子文書を参
照するときに、文書IDを付したページをスキャナなど
で光学的に読み取らせて、対象文書データを取得するこ
とができる文書蓄積装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の文書蓄
積装置では、登録する文書データが紙文書の場合に電子
文書データに変換する電子文書変換部と、電子文書デー
タのページに文書IDを可視情報として付加して登録デ
ータを作成する登録データ作成部と、この文書IDを取
得して登録データ作成部に渡す文書ID管理部と、文書
ID管理部の要求に応じて文書IDを作成し文書ID管
理部に渡す文書ID生成部と、登録データ作成部が作成
した登録データを登録する登録部と、登録された文書I
D付き電子文書データを蓄積する文書データ蓄積部とを
設けている。
【0007】そのため、紙文書及び電子文書を混在させ
て蓄積することができ、また、登録された文書データを
参照するとき、文書IDをキー入力したり、予め印刷さ
れた文書IDが付されたページをスキャナなどで光学的
に読み取らせることによって対象文書を取得することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電子文書データを蓄積する文書蓄積装置において、
登録する文書データが紙文書の場合に電子文書データに
変換する電子文書変換部と、電子文書データのページに
文書IDを可視情報として付加して登録データを作成す
る登録データ作成部と、この文書IDを取得して登録デ
ータ作成部に渡す文書ID管理部と、文書ID管理部の
要求に応じて文書IDを作成し文書ID管理部に渡す文
書ID生成部と、登録データ作成部が作成した登録デー
タを登録する登録部と、登録された文書ID付き電子文
書データを蓄積する文書データ蓄積部とを設けたもので
あり、登録された文書データを参照する際に、文書ID
をキー入力したり、予め印刷された文書IDが付された
ページをスキャナなどで光学的に読み取らせることによ
って対象文書を取得することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、電子文書変換
部、登録データ作成部、文書ID管理部、文書ID生成
部、登録部及び文書データ蓄積部で1つのユニットを構
成し、文書ID管理部が、他ユニットの文書ID管理部
と情報交換し他ユニットの文書ID生成部が生成した文
書IDを取得して登録データ作成部に渡すようにしたも
のであり、文書データを各ユニットに分散して蓄積する
ことができ、その場合に、登録する文書に対して重複す
ること無く文書IDを付すことができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、文書IDを、そ
の文書IDを生成したニットのユニットIDを含む一意
のコードで構成し、文書IDを生成したユニットの文書
ID管理部が、文書IDと、その文書IDの付された文
書データを蓄積するユニットのユニットIDとをペアに
して保持するようにしたものであり、文書IDから、そ
の文書の蓄積先を問い合わせる問い合わせ先が分かる。
【0011】請求項4に記載の発明は、参照対象文書デ
ータの文書IDを受け付ける文書ID入力部と、この文
書IDによって特定される文書データを文書データ蓄積
部から抽出する文書データ抽出部とを設け、文書データ
抽出部は、文書IDに含まれるユニットIDが自ユニッ
トのユニットIDと一致しないとき、そのユニットID
を有するユニットの文書ID管理部に、文書IDが付さ
れた文書データを蓄積するユニットのユニットIDを問
い合わせ、知らされたユニットIDのユニットの文書デ
ータ蓄積部から該当する文書データを取得するようにし
たものであり、各ユニットに分散して蓄積された文書デ
ータを、文書IDを指定して参照することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、文書データを登
録するユニットのユニットIDを指定するユニットID
指定部を設け、登録データ作成部によって作成された登
録データを、このユニットID指定部の示すユニットの
登録部に送信するようにしたものであり、任意のユニッ
トに文書を登録することができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、文書ID管理部
が、文書登録処理に先立って他ユニットから1個以上の
文書IDを取得して内部に保持し、登録データ作成部か
ら文書IDが要求されたとき、内部に保持している文書
IDを登録データ作成部に渡すようにしたものであり、
登録データ作成部に対して文書IDを迅速に渡すことが
できる。
【0014】請求項7に記載の発明は、文書ID管理部
が、自ユニットでの文書IDの消費率に応じて、他ユニ
ットから文書登録処理に先立って取得する文書IDの数
を増減するようにしたものであり、自ユニットでの文書
IDの消費率、つまり、文書の登録頻度に応じて、先行
取得する文書ID数を調整することによって、文書ID
数が不足したり、余分に取り過ぎたりする事態を防ぐこ
とができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0016】(第1の実施形態)図1は、第1の実施形
態における文書蓄積装置の単独ユニットの構成を示して
いる。
【0017】この装置は、蓄積対象の紙面または電子化
された文書データ101を入力とし、その文書データ101が
紙文書の場合に電子文書データに変換する電子文書変換
部102と、電子文書変換部102から得た文書の電子データ
の先頭ページに後述する文書ID管理部104から取得す
る文書IDを可視情報として付加し、後述する登録部10
6が受け付ける形式の電子化されたデータを作成する登
録データ作成部103と、登録データ作成部103が登録デー
タ作成時に使用する文書IDを準備し登録データ作成部
103に渡す文書ID管理部104と、文書ID管理部104の
要求に応じて文書IDを作成し文書ID管理部104に渡
す文書ID生成部105と、登録データ作成部103が文書デ
ータと文書IDとを用いて作成した登録データを受け付
けて文書データ蓄積部107への登録を行う登録部106と、
登録部106からの文書ID付き文書データを受け付けて
蓄積する文書データ蓄積部107と、文書データ蓄積部107
内の文書データを参照するにあたって参照対象文書デー
タの文書ID入力を受け付ける文書ID入力部108と、
文書ID入力部108が受け付けた文書IDの文書データ
を文書データ蓄積部107から抽出し、文書データ110とし
て出力する文書データ抽出部109とを備えている。
【0018】この明細書では、図1で登録文書データ10
1と抽出文書データ110とを除く部分をユニットと呼ぶ。
各ユニットは、他のユニットと区別するためユニットI
Dを識別子として持つ。図1のユニットA(111)はユ
ニットIDとして00AB7を有している。
【0019】また、このユニットの文書ID管理部104
は、図5に示すように、登録データ作成部103から文書
ID要求を受け取る登録データ作成部I/O部501と、
他のユニットの文書ID管理部104から文書ID要求を
受け取る文書ID管理部I/O部503と、ユーザによっ
て指定された、文書IDを要求するユニットのユニット
IDが保持された文書ID取得ユニットID指定部506
と、自ユニットの文書ID生成部105に対する文書ID
生成の要求が出力される文書ID生成部I/O部502
と、自ユニットのユニットIDを保持する自ユニットI
D保持部508と、文書データを蓄積するユニットのユニ
ットIDと文書IDとがペアで記録される文書ID−ユ
ニットID保持部504と、問い合わせを受けて文書ID
−ユニットID保持部504を参照する文書ID−ユニッ
トID参照部505と、文書ID管理部104における文書I
Dの取得動作を制御する文書ID取得制御部507とを具
備している。
【0020】この実施形態では、このユニットが単体ま
たは複数連携して動作する例について説明する。
【0021】図2は、このユニットを単独運用する時の
登録処理フローを示している。
【0022】ステップ1:電子文書変換部102は、登録
対象文書データ101を検知すると、 ステップ2:登録対象文書データ101が紙面文書である
か電子文書であるかを確認する。紙面文書の場合には、 ステップ3:電子文書変換部102は、各ページの紙面イ
メージ電子データを作成し、登録データ作成部103にこ
の電子データを渡す。
【0023】また、登録対象文書データ101がワープロ
等で作成された電子文書の場合には、電子文書変換部10
2は、与えられた電子データをそのまま登録データ作成
部103に渡す。
【0024】ステップ4:登録データ作成部103は、登
録対象の電子文書データを受け付けると、 ステップ5:文書ID管理部104に文書IDを要求す
る。
【0025】ステップ6:文書ID管理部104は、文書
ID取得ユニットID指定部506に記録された文書ID
取得ユニットIDに基づいて、どのユニットの文書ID
生成部105を使用して文書IDを取得するかを識別し、 ステップ7:自ユニット内の文書ID生成部105を使用
する場合には、自ユニットの文書ID生成部105に文書
IDを要求し、 ステップ8:他のユニットの文書ID生成部を使用する
場合には、そのユニットの文書ID管理部に文書IDを
要求する。
【0026】ステップ9:文書IDの生成要求を受けた
文書ID生成部105は、図4に示される形式の文書ID
文字列データを作成し、これを文書ID管理部104に返
す。この文書IDは半角英数文字で構成され、先頭5文
字はユニットID文字列、続く14文字は文書IDを作
成した西暦年月日時分秒、続く5文字は00000〜9
9999までの数字、で構成される。前記数字は文書I
Dを生成するたびに値が1増加し、99999の次は0
0000に変化する。
【0027】文書ID管理部104は、文書ID生成部105
からこの文書IDを取得すると、登録データ作成部103
に返し、 ステップ10:登録データ作成部103は、文書ID管理部1
04から新しい文書IDを取得すると、 ステップ11:電子文書変換部102から得た文書の電子デ
ータの先頭ページに前記取得した文書IDを可視情報と
して付加し、登録部106が受理する登録データを作成し
て登録部106に渡す。
【0028】ステップ12:登録部106は、前記登録デー
タを受け付けると、文書データ蓄積部107に登録データ
を登録する。文書データ蓄積部107は、例えば計算機の
オペレーティングシステムのファイルシステムで、前記
文書IDをフルパスのファイル名、文書の電子データを
ファイルの実体として格納し管理する。このとき文書I
Dは前記の手順で作成されるためユニークであり、文書
データ蓄積部107内の他の既存データと衝突を起こすこ
とはない。
【0029】ここで、ステップ6、7、8、9で行われ
る文書ID管理部104の処理について、図3の文書ID
管理部104の処理フローと図5の文書ID管理部104の構
成図とを用いて、さらに詳しく説明する。
【0030】ステップ21:文書ID管理部104が、登録
データ作成部103からの文書ID要求を登録データ作成
部I/O部501を通じて受け取ると、文書ID取得制御
部507は、前記要求が文書ID管理部104を含むユニット
(自ユニット)内の登録データ作成部103からのもので
あるかどうか調べる。ユニットが複数連携して動作する
場合には、他のユニットの文書ID管理部104からの文
書ID要求である場合があり得る。この時、文書ID要
求は、登録データ作成部I/O部501からではなく、文
書ID管理部I/O部503で受け取られる。ユニット複
数連携については後述するので、今は自ユニットの登録
データ作成部103が文書ID要求を発し、登録データ作
成部I/O部501が前記要求を受け取ったものとする。
【0031】ステップ22:文書ID取得制御部507は、
文書ID取得ユニットID指定部506の記録から、文書
IDの生成に自ユニットの文書ID生成部105を使用す
るか否かについて調べる。この文書ID取得ユニットI
D指定部506には、文書IDを取得するユニットについ
てユーザが指定した文書ID取得ユニットIDが保持さ
れている。
【0032】ユニットが複数連携する場合には、文書I
D取得ユニットID指定部506に自ユニットID以外の
ユニットIDが指定される場合がある。
【0033】ステップ23:文書ID取得ユニットID指
定部506に自ユニットIDが記されている場合には、文
書ID取得制御部507は、文書ID生成部I/O部502を
通じて、自ユニット内の文書ID生成部105に文書ID
生成を要求する。なお、自ユニットのユニットIDは、
自ユニットID保持部508に保持されている。
【0034】ステップ24:文書ID取得制御部507は、
文書ID生成部105が生成した文書IDを文書ID生成
部I/O部502を通じて受け取ると、この文書IDを付
加して文書データを蓄積するユニットのユニットIDと
前記文書IDとをペアにして文書ID−ユニットID保
持部504に格納する。
【0035】単独ユニット構成の場合、前記ユニットI
Dは自ユニットIDとなるが、ユニット複数連携時は他
ユニットのユニットIDの場合がある。図6は文書ID
−ユニットID保持部504のデータ構造の例を示す。
【0036】ステップ25:続いて、文書ID取得制御部
507は、この文書ID要求が自ユニットの登録データ作
成部103からの要求であった場合には、 ステップ29:今回取得した文書IDを登録データ作成部
I/O部501に送り、登録データ作成部I/O部501から
登録データ作成部103に返す。
【0037】また、ユニットが複数連携する場合であっ
て、他のユニットから文書ID要求を受けている場合に
は、 ステップ26:今回取得した文書IDを文書ID管理部I
/O部503に送り、文書ID管理部I/O部503から、要
求元の他のユニットの文書ID管理部104に返す。
【0038】ステップ28:要求元の他のユニットの文書
ID管理部104は、この文書IDを受信して、 ステップ29:自ユニットの登録データ作成部103に返
す。
【0039】また、ステップ22において、文書ID取得
ユニットID指定部506に、他のユニットが記録されて
いる場合には、 ステップ27:指定されたユニットの文書ID管理部に、
自ユニットIDを添えた文書ID要求を送信する。
【0040】このユニットが複数連携する場合について
は、後にさらに詳しく説明する。
【0041】次に、文書データ蓄積部107に格納された
文書データを参照する動作について説明する。
【0042】まず、文書ID入力部108から、参照の対
象となる文書データ110に付与されている文書IDを入
力する。この文書IDの入力には、キーボードを用いる
方法と、参照対象文書の1ページ目を印刷した紙面、即
ち、登録データ作成部103が文書IDを付加したペー
ジ、をスキャナで光学的に読み取る方法がある。
【0043】文書IDを受け付けた文書ID入力部108
は、前記文書IDを文書データ抽出部109に渡す。参照
対象文書IDを受け取った文書データ抽出部109は、文
書ID管理部104に自ユニットIDを問い合わせて、参
照対象文書IDに含まれるユニットIDが自ユニットI
Dであることを確認すると、文書データ蓄積部107か
ら、フルパスのファイル名がこの文書IDに一致する文
書データを検出し、参照を要求された文書データ110と
して紙面あるいはディスプレイ上に出力する。
【0044】次に、複数のユニットが連携して行う登
録、参照の各動作について、順に説明する。
【0045】図8は複数ユニットの文書登録時の連携構
成図である。ユニットが複数連携する場合、文書登録時
には各ユニットの文書ID管理部104が、他のユニット
の文書ID管理部104と情報を交換する。この情報の交
換を行うのは、文書ID管理部104の文書ID管理部I
/O部503同士である。
【0046】文書登録処理の際、前記文書ID生成部10
5を含むユニットB(802)をマスタユニットと呼び、マ
スタユニットの文書ID生成部105が生成した文書ID
の提供を受けるユニットA(801)をスレーブユニット
と呼ぶことにし、マスタユニットの文書IDのスレーブ
ユニットへの分配について説明する。
【0047】なお、文書登録における文書ID分配処理
以外の処理は、単独ユニット時の文書登録処理と同様で
ある。
【0048】ユニット複数連携時、スレーブユニット80
1の文書ID取得ユニットID指定部506には、マスター
ユニット802のユニットID、例えば00AAAが記される。
【0049】図7は、文書ID管理部の文書ID取得制
御部の処理フローを示している。
【0050】この時、文書ID取得要求を登録データ作
成部I/O部501に受けたスレーブユニット801の文書I
D取得制御部507は(ステップ31のCaseA)、自ユ
ニットID保持部508の内容と文書ID取得ユニットI
D指定部506の内容とを比較して、自ユニットがスレー
ブユニットであることを知り(ステップ32のNo)、文
書ID取得ユニットID指定部506が示すマスターユニ
ットへの文書ID要求をマスターユニットのユニットI
Dを添えて文書ID管理部I/O部503に指示する。こ
れに呼応して前記文書ID管理部I/O部503は、マス
ターユニットのユニットIDが示すユニット802の文書
ID管理部I/O部503に文書IDを要求する。
【0051】前記要求を受けたマスターユニット802の
文書ID管理部I/O部503は、要求の到着をマスター
ユニット802の文書ID取得制御部507に通知し、これに
呼応して文書ID取得制御部507は、ユニット単体構成
時と同様の手順で、新しい文書IDを文書ID生成部10
5から取得し(ステップ31のCaseB、ステップ3
3)、文書ID−ユニットID保持部504に記録する(ス
テップ34)。
【0052】このとき、取得した文書ID内のユニット
IDにはマスタユニット802のユニットIDが記されて
いる。また、文書ID−ユニットID保持部504に記録
するユニットIDにはスレーブユニット801のユニット
IDを記録する。
【0053】続いて文書ID取得制御部507は、取得し
た文書IDを文書ID管理部I/O部503に返し(ステ
ップ36)、文書ID管理部I/O部503は、文書IDを
要求したスレーブユニット801の文書ID管理部I/O
部503に前記文書IDを返す。
【0054】スレーブユニット801では、文書ID管理
部I/O部503の文書ID受信に続いて、ユニット単体
構成時と同様の文書登録処理が継続する(ステップ3
8)。
【0055】次に、以上の手順で登録されたユニット複
数連携時の文書データの参照について説明する。
【0056】図9は、複数ユニットの文書参照時の連携
構成図を示す。ここで文書IDを生成したユニットB
(901)をマスタユニットと呼び、文書データを蓄積し
ているユニットA(902)を蓄積スレーブユニットと呼
び、文書データを参照しようとしているユニットC(90
3)を参照スレーブユニットと呼ぶことにする。
【0057】参照スレーブユニット903の文書ID入力
部108から参照対象文書の文書IDが単体ユニット時と
同様の方法で入力されると、同ユニットの文書データ抽
出部109は、入力された文書IDのユニットIDと自ユ
ニットIDとが同一か否かを調べる。自ユニットIDは
自ユニットの文書ID管理部104に問い合わせて、取得
する。
【0058】この両方のユニットIDが異なる場合に
は、文書データ抽出部109は、入力された文書IDに含
まれるユニットIDが示すユニット、つまりマスタユニ
ット901に、この文書IDが付された文書データの格納
先の蓄積スレーブユニットのユニットIDを問い合わせ
る。
【0059】この問い合わせは、マスターユニット901
の文書ID管理部104の文書ID−ユニットID参照部5
05で受け付けられる。文書ID−ユニットID参照部50
5は、マスタユニット901の文書ID−ユニットID保持
部504に記録されているデータの中から、この問い合わ
せ時に参照スレーブユニット903の文書データ抽出部109
から渡された文書IDとペアで記録されているユニット
ID、つまり蓄積スレーブユニット902のユニットID
を検出し、そのユニットIDを参照スレーブユニット90
3の文書データ抽出部109に返す。
【0060】これに呼応して、参照スレーブユニット90
3の文書データ抽出部109は、取得した蓄積スレーブユニ
ット902の文書データ蓄積部107を参照し、フルパスファ
イル名が前記文書IDで登録された文書データを検出す
る。
【0061】なお、先の説明では、入力されたユニット
IDと自ユニットIDとが異なる場合、としたが、参照
スレーブユニットがマスタユニットである場合には、前
記両ユニットIDは同一となる。この場合には、文書デ
ータ抽出部109は自ユニットの文書ID管理部104に問い
合わせて蓄積スレーブユニットのユニットIDを取得す
る。
【0062】以上の説明から明らかなように、この実施
形態の文書蓄積装置は、ユニット単体構成、複数連携構
成の如何にかかわらず、登録する文書に対して、重複す
ることのない文書IDを発行することができる。また、
文書データを複数のユニットに分散して蓄積することが
できるため、一カ所だけに蓄積するときのように、大規
模な蓄積装置を必要としない。
【0063】(第2の実施形態)第2の実施形態の文書
蓄積装置では、文書の登録先のユニットを指定すること
ができる。
【0064】この装置は、図10に示すように、ユーザ
が文書データの蓄積先を指定する蓄積先ユニットID指
定部1002を備えている。また、それに伴い、登録データ
作成部1001、文書ID管理部1003及び登録部1004の機能
が第1の実施形態と相違している。
【0065】また、文書ID管理部1003は、図11に示
すように、蓄積先ユニットID指定部1002から蓄積先ユ
ニットIDの指定を受け付ける蓄積先ユニットID指定
部I/O部1101を具備している。
【0066】その他の点は第1の実施形態と変わりがな
い。
【0067】この文書蓄積装置の文書登録の動作につい
て説明する。
【0068】まず、ユーザは、登録する文書データ101
を電子文書変換部102に与える時、蓄積先のユニットI
Dを蓄積先ユニットID指定部1002に与える。電子文書
変換部102は、第1の実施形態と同様に作用し、登録デ
ータ作成部1001に電子化された文書データを渡す。登録
データ作成部1001は、文書ID管理部1003に文書IDを
要求する。
【0069】文書ID管理部1003は、登録データ作成部
1001からの文書ID要求を登録データ作成部I/O部50
1で受け付けると、文書ID生成部I/O部502を通じて
文書ID生成部105に文書IDを要求し、新しい文書I
Dを受け取る。ここまでの動作は第1の実施形態と同じ
である。
【0070】続いて、文書ID−ユニットID保持部50
4への書き込みの際に、文書ID取得制御部1102は、蓄
積先ユニットID指定部I/O部1101を通して蓄積先ユ
ニットID指定部1002から指定された文書蓄積ユニット
のユニットIDを図6のユニットIDとして格納するよ
うに制御する。
【0071】その後、登録データ作成部1001に文書ID
を返す処理は、第1の実施形態と同じである。
【0072】登録データ作成部1001における、前記文書
IDと文書の電子データとを用いた登録データ作成処理
は、第1の実施形態と同様である。蓄積先ユニットID
指定部1002に自ユニットIDが指定されていた場合に
は、文書IDを取得し登録データを準備した登録データ
作成部1001は、自ユニットの登録部1004に登録データを
渡す。蓄積先ユニットID指定部1002に他ユニットのユ
ニットIDが指定されていた場合には、登録データ作成
部1001は、指定されたユニットの登録部1004に登録デー
タを渡す。
【0073】このように登録部1004は、自ユニットの登
録データ作成部1001による登録データの受け付けに加え
て、他ユニットの登録データ作成部1001による登録デー
タも受け付けて、文書データ蓄積部107に文書データを
登録する。
【0074】以上のように、登録先ユニットのユニット
IDを指定する蓄積先ユニットID指定部1002と、蓄積
先ユニットID指定部が保持するユニットIDを文書登
録先として文書IDとともに保持する文書ID管理部10
03と、ユニットID指定部1002が保持するユニットID
の登録部1004に対して登録データを渡す登録データ作成
部1001と、自ユニットのみならず他ユニットの登録デー
タ作成部1001からの登録データも受け付ける登録部1004
とを設けることにより、ユニット連携構成時に任意のユ
ニットを文書格納先として指定することができる。
【0075】この文書蓄積装置では、例えば、会員以外
には見せたくない文書データを、ネットワーク上からは
見えない、特定の文書データ蓄積部に格納することなど
が可能になる。
【0076】(第3の実施形態)第3の実施形態の文書
蓄積装置は、マスタユニットから文書IDを予め多めに
貰い、その文書IDを蓄積する文書に1つずつ付与す
る。
【0077】この文書蓄積装置の文書ID管理部は、図
12に示すように、マスタユニットから多めに貰った文
書IDを保持する文書ID保持部1201を具備している。
また、それに伴って、文書ID取得制御部1202及び文書
ID管理部I/O部1203の機能が第1の実施形態と異な
っているが、その他の点は第1の実施形態と変わりがな
い。
【0078】この文書蓄積装置の文書登録の動作につい
て説明する。この場合、文書ID管理部1204における処
理以外は第1の実施形態と同様である。
【0079】図13は、この文書ID管理部1204の文書
ID制御部1102の処理フローを示している。
【0080】ステップ41:まず、文書ID取得制御部12
02は、文書IDの要求を登録データ作成部I/O部501
で受け付けたのか(CaseA)、文書ID管理部I/
O部1203で受け付けたのか(CaseB)を判定する。
登録データ作成部I/O部501で受け付けた場合は、自
ユニットの登録データ作成部103から文書ID取得要求
が伝えられたことを意味し、また、文書ID管理部I/
O部1203で受け付けた場合は、自ユニットがマスタユニ
ットで、他ユニットで生じた文書ID要求がマスタユニ
ットの文書ID管理部I/O部1203に伝えられたことを
意味する。
【0081】ステップ45:登録データ作成部I/O部50
1で受け付けた場合には、文書ID取得制御部1202は、
自ユニットの文書ID生成部105から文書IDを取得す
るか他ユニットから文書IDを取得するかを判定する。
【0082】自ユニットの文書ID生成部105を使用す
る場合には、それ以降の手順(ステップ46、47、49)は
第1の実施形態(図7のステップステップ33、34、38)
と同様となる。
【0083】ステップ48:他ユニットから文書IDを取
得する場合には、文書ID保持部1201から文書IDを1
つ取得し、 ステップ49:登録データ作成部I/O部501を通して、
取得した文書IDを登録データ作成部103に返す。
【0084】文書ID保持部1201は、文書ID管理部I
/O部1203によって定期的に保持する文書ID数がチェ
ックされる。保持する文書ID数が一定数より少なくな
ると、文書ID管理部I/O部1203は、1個以上の文書
IDをマスタユニットの文書ID管理部I/O部1203に
要求する。
【0085】ステップ42:この要求に呼応して、マスタ
ユニットの文書ID管理部の文書ID制御部1202は、自
ユニットの文書ID生成部105から、指定された1個以
上の数の文書IDを取得し、 ステップ43:取得したすべての文書IDと実際に文書を
蓄積するユニットのユニットIDとをペアにして文書I
D−ユニットID保持部504に書き込み、 ステップ44:取得した全ての文書IDを、文書ID管理
部I/O部503を通して、文書IDを要求したユニット
の文書ID管理部に送る。
【0086】文書IDを受け取った文書ID管理部I/
O部1203は、受け取った1個以上の文書IDを文書ID
保持部1201に補充する。
【0087】以上のように、この実施形態の文書蓄積装
置では、マスタユニットから事前に取得した文書IDを
1個以上保持する文書ID保持部1201と、前記文書ID
保持部1201が保持する文書IDの数が減るとマスタユニ
ットから1個以上の文書IDを取得する文書ID管理部
I/O部1202と、自ユニットの文書ID生成部105から
文書IDを取得するか他ユニット、つまりマスタユニッ
ト、が生成した文書IDを使用するかを判断し、また自
ユニットがマスタユニットの場合、文書ID管理部I/
O部1203の要求に応じて1個以上の文書IDを自ユニッ
トの文書ID生成部105から取得する文書ID取得制御
部1202とを設けることにより、他ユニットから文書ID
を取得する際のユニット間通信のオーバヘッドを短縮
し、他ユニットからの文書IDをより高速に登録データ
作成部103に返すことができる。
【0088】(第4の実施形態)第4の実施形態の文書
蓄積装置は、マスタユニットに予め要求する文書IDの
数を、実際の文書IDの消費率に基づいて調整する。
【0089】この文書蓄積装置の文書ID管理部は、図
14に示すように、時間を計時する時計部1402と、前回
マスタユニットに1個以上の文書IDを要求した時刻を
記憶する時刻保持部1403と、マスタユニットへの文書I
D要求の基準間隔時間を記憶する時間保持部1404と、前
回マスタユニットに要求した文書ID数を記憶する要求
数保持部1405とを備えており、それに伴って、文書ID
管理部I/O部1401の機能が第3の実施形態とは異なっ
ている。その他の構成は第3の実施形態と変わりがな
い。
【0090】この文書蓄積装置の文書登録の動作につい
て説明する。この装置では、文書ID管理部1406におけ
る処理以外は第3の実施形態と同様である。
【0091】この文書ID管理部1406の文書ID管理部
I/O部1401は、文書ID保持部1201が保持する文書I
D数を定期的にチェックする。保持する文書ID数が一
定数より少なくなると、文書ID管理部I/O部1401
は、時刻保持部1403が保持する前回マスタユニットに1
個以上の文書IDを要求した際の時刻と、時計部1402か
ら得られる現在の時刻とから、前回の文書ID要求時か
らの経過時間を算出し、文書ID保持部1201から使用さ
れた文書ID数と比較して、単位時間あたりの文書ID
消費率を得る。
【0092】続いて、文書ID管理部I/O部1401は、
時間保持部1404に保持されるマスタユニットへの文書I
D要求基準間隔時間と、算出した経過時間とを比較し、
経過時間の方が基準時間より短い場合には、要求数保持
部1405から得られる前回マスタユニットに要求した文書
ID数より多い数の文書IDを文書ID管理部I/O部
1401を通してマスタユニットに要求し、逆に長い場合に
は、少ない数の文書IDを文書ID管理部I/O部1401
を通してマスタユニットに要求する。
【0093】マスタユニットからの文書ID取得に続
き、文書ID管理部I/O部1401は、今回の文書ID取
得数を要求数保持部1405に、現在の時刻を時刻保持部14
03に記録し、次回のマスタユニットへの文書ID要求処
理に備える。
【0094】なお、上記で省略した時計部1402と時刻保
持部1403と時間保持部1404と要求数保持部1405と文書I
D管理部I/O部1401を除く文書ID管理部1406内の処
理は、第3の実施形態と同様である。
【0095】以上のように、この実施形態の文書蓄積装
置では、現在時刻を取得する時計部1402と、前回のマス
タユニットへの文書ID実施時刻を保持する時刻保持部
1403と、マスタユニットへの文書ID要求間隔時間の標
準値となる時間を保持する時間保持部1404と、前回マス
タユニットに要求した文書ID数を保持する要求数保持
部1405と、文書IDの消費率に応じてマスタユニットへ
の文書ID要求数を増減する文書ID管理部I/O部14
01とを設けることにより、文書登録が頻繁に発生するユ
ニットであっても文書IDをマスタユニットに要求する
回数を一定に保つことができる。また、文書登録の発生
回数が少ないユニットでは、多すぎる数の文書IDを貯
め込むことが防止できる。その結果、文書IDを効率的
に利用することができる。
【0096】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の文書蓄積装置は、紙文書と電子文書とを入力データと
して受け付け、両者に統一的な文書IDを割り振ること
ができ、ユニット単体でもユニット連携構成時にも文書
IDのユニーク性を保証するとともに、キーボードから
の文書ID入力に加え、紙文書の1ページ目、即ち文書
IDが印刷されたページからの光学的な文書ID読み取
りによっても、自ユニットあるいは他ユニットに蓄積さ
れる文書データを参照することができる。また、複数ユ
ニット間で文書データを共有することができる。
【0097】また、蓄積先ユニットID指定部を設けた
装置では、他ユニットへの文書データ登録も可能であ
る。
【0098】また、文書ID管理部に文書ID保持部を
設けた装置では、文書登録に先立って他ユニット、つま
りマスタユニットから1個以上の文書IDを取得するこ
とにより、文書登録時のマスタユニットから文書IDを
取得する時間を削減することができる。
【0099】また、文書ID管理部に時計部と時刻保持
部と時間保持部と要求数保持部とを設けた装置では、文
書登録が行われる頻度、すなわち文書ID保持部に蓄積
された文書IDの消費率に応じて、一度にマスタユニッ
トへ要求し取得する文書IDの数を変更することによっ
て、マスタユニットへの文書ID要求の頻度を減少させ
ることができ、また、登録頻度の低いユニットに必要数
以上の文書IDを事前配布して文書ID資源を無駄に使
うことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の単独ユニットの構成図、
【図2】第1の実施形態のユニット単独運用時の登録処
理フロー、
【図3】第1の実施形態の文書ID管理部の処理フロ
ー、
【図4】第1の実施形態の文書IDの例、
【図5】第1の実施形態の文書ID管理部の構成図、
【図6】第1の実施形態の文書ID−ユニットID保持
部のデータ構造、
【図7】第1の実施形態の文書ID取得制御部の処理フ
ロー、
【図8】第1の実施形態の複数ユニットの文書登録時の
連携構成図、
【図9】第1の実施形態の複数ユニットの文書参照時の
連携構成図、
【図10】第2の実施形態のユニット構成図、
【図11】第2の実施形態の文書ID管理部の構成図、
【図12】第3の実施形態の文書ID管理部の構成図、
【図13】第3の実施形態の文書ID取得制御部の処理
フロー、
【図14】第4の実施形態の文書ID管理部の構成図で
ある。
【符号の説明】
101 文書データ 102 電子文書変換部 103、1001 登録データ作成部 104、1003、1103、1204、1406 文書ID管理部 105 文書ID生成部 106、1004 登録部 107 文書データ蓄積部 108 文書ID入力部 109 文書データ抽出部 110 文書データ 111、801、902 ユニットA 501 登録データ作成部I/O部 502 文書ID生成部I/O部 503、1203、1401 文書ID管理部I/O部 504 文書ID−ユニットID保持部 505 文書ID−ユニットID参照部 506 文書ID取得ユニットID指定部 507、1102、1202 文書ID取得制御部 508 自ユニットID保持部 802、901 ユニットB 903 ユニットC 1002 蓄積先ユニットID指定部 1005 ユニットX 1101 蓄積先ユニットID指定部I/O部 1201 文書ID保持部 1402 時計部 1403 時刻保持部 1404 時間保持部 1405 要求数保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 昌志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B009 SA03 SA12 SA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子文書データを蓄積する文書蓄積装置
    において、 登録する文書データが紙文書の場合に電子文書データに
    変換する電子文書変換部と、 電子文書データのページに文書IDを可視情報として付
    加して登録データを作成する登録データ作成部と、 前記文書IDを取得して前記登録データ作成部に渡す文
    書ID管理部と、 前記文書ID管理部の要求に応じて前記文書IDを作成
    し前記文書ID管理部に渡す文書ID生成部と、 前記登録データ作成部が作成した登録データを登録する
    登録部と、 登録された文書ID付き電子文書データを蓄積する文書
    データ蓄積部とを備えることを特徴とする文書蓄積装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電子文書変換部、登録データ作成
    部、文書ID管理部、文書ID生成部、登録部及び文書
    データ蓄積部が1つのユニットを構成し、前記文書ID
    管理部が、他ユニットの文書ID管理部と情報交換し他
    ユニットの文書ID生成部が生成した文書IDを取得し
    て前記登録データ作成部に渡すことを特徴とする請求項
    1に記載の文書蓄積装置。
  3. 【請求項3】 前記文書IDは、その文書IDを生成し
    たユニットのユニットIDを含む一意のコードから成
    り、文書IDを生成したユニットの前記文書ID管理部
    は、前記文書IDと、その文書IDが付された文書デー
    タを蓄積するユニットのユニットIDとをペアにして保
    持することを特徴とする請求項2に記載の文書蓄積装
    置。
  4. 【請求項4】 参照対象文書データの前記文書IDを受
    け付ける文書ID入力部と、この文書IDによって特定
    される文書データを前記文書データ蓄積部から抽出する
    文書データ抽出部とを具備し、前記文書データ抽出部
    は、前記文書IDに含まれるユニットIDが自ユニット
    のユニットIDと一致しないとき、そのユニットIDを
    有するユニットの文書ID管理部に、前記文書IDが付
    された文書データを蓄積するユニットのユニットIDを
    問い合わせ、知らされたユニットIDのユニットの前記
    文書データ蓄積部から該当する文書データを取得するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の文書蓄積装置。
  5. 【請求項5】 文書データを登録するユニットのユニッ
    トIDを指定するユニットID指定部を具備し、前記登
    録データ作成部によって作成された登録データが、前記
    ユニットID指定部の示すユニットの登録部に送信され
    ることを特徴とする請求項2に記載の文書蓄積装置。
  6. 【請求項6】 前記文書ID管理部が、文書登録処理に
    先立って他ユニットから1個以上の文書IDを取得して
    内部に保持し、前記登録データ作成部から文書IDが要
    求されたとき、内部に保持している前記文書IDを前記
    登録データ作成部に渡すことを特徴とする請求項2に記
    載の文書蓄積装置。
  7. 【請求項7】 前記文書ID管理部が、自ユニットでの
    文書IDの消費率に応じて、前記他ユニットから文書登
    録処理に先立って取得する文書IDの数を増減すること
    を特徴とする請求項6に記載の文書蓄積装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0937004A (ja) * 1995-06-27 1997-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書のディジタル・バージョンをアーカイブ化し、それらから高品質な印刷された文書を生成するシステムおよび方法
JPH09223130A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理システム
JPH10222526A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 簡易ファイリング装置

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