JP2000337934A - 流量計測方法及び装置並びに電子式ガスメータ - Google Patents
流量計測方法及び装置並びに電子式ガスメータInfo
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Abstract
ることなく精度良く計測できる流量計測方法及び装置並
びにガス使用量を正確に積算表示できる電子式ガスメー
タを提供すること。 【解決手段】 脈動周期推定手段14a−1は、流量計
測手段14a−3により第1のサンプリング周期T1で
所定期間の間流量をサンプリング計測し、流量の脈動周
期T2を推定する。サンプリング周期決定手段14a−
2は、脈動周期T2から流量計測手段14a−3におけ
る第2のサンプリング周期T3(=T2/n,ただし、
n≧2)を求める。流量計測手段14a−3は、第2の
サンプリング周期T3で脈動周期の整数倍の期間の間流
量をサンプリング計測し、平均流量を求め、流量積算手
段14a−4は、流量計測手段14a−3からの平均流
量を積算して積算流量を求める。表示手段15は、流量
積算手段14a−4からの積算流量値を表示する。
Description
の流量を計測する流量計測方法及び装置、並びに、流体
としてのガスの流量を計測して積算し積算流量を表示す
る電子式ガスメータに関するものである。
平7−119638号公報において提案されている超音
波式流量計測装置が知られている。提案の装置は、ガス
流路内に一定距離だけ離れて配置された超音波周波数で
作動する例えば圧電式振動子からなる2つの音響トラン
スジューサを有し、一方のトランスジューサの発生する
超音波信号を他方のトランスジューサに受信させる動作
を交互に行って、超音波信号がトランスジューサ間でガ
ス流方向とガス流方向と逆方向に伝搬される時間をそれ
ぞれ計測し、この計測した2つの伝搬時間に基づいてガ
ス流路内を流れているガスの流速を間欠的に求め、この
流速にガス流路の断面積を乗じて瞬時流量を求める演算
処理を行うようになっている。この瞬時流量に間欠的な
計測時間、すなわちサンプリング周期を乗じて通過流量
を求め、更にこの通過流量を積算して求めた積算流量を
表示することによって、電子式ガスメータを構成するこ
とができる。
来の流量計測では、サンプリング周期は、ガス流路内の
ガス流の有無に関係なく予め定められた一定の関数にて
決定されていた。このため、ガス流路内にガス流があっ
てそれに変動が生じているときと、夜間などのようにガ
ス流が存在しないときを区別せず、同じサンプリング周
期で計測を行うことが行われていた。なお、ガス流の変
動は、例えばGHP(ガスヒートポンプ)の場合に生
じ、その使用によってガス圧に約15mmH2 Oの変動
を10〜20Hzの周波数で生じさせてガス流に脈流が
重畳するようになり、脈動となる。
れに脈動が生じているときには、サンプリング周期が長
すぎて変動した流量を十分に捕捉することができず、計
測精度が上がらないという問題がある。
ング周期を常に小さくすればよいが、このようにすると
消費電力が多くなってしまい、電池を電源とした電子式
ガスメータの場合には、電池を交換しなければならなく
なる期間が短くなるという新たな問題を生じるようにな
る。また、夜間などのようにガス流が存在しないときに
も、一定のサンプリング周期にてガス流量の計測を行う
ようになっているが、実際にガス流量を計測しなくても
よいときにガス流のあるときと同じ多くの電力が消費さ
れるが、このことも電池寿命の観点から好ましくない。
の少ない流量測定を行うことができる従来技術の1つと
して、たとえば、特開平9−15006号がある。
流量計のアナログフローセンサが、取り付けられている
ガス配管を流れるガスの流量を計測する。また、ガス流
量読出手段は、アナログフローセンサから所定の第1サ
ンプリング時間(たとえば、6秒)毎に計測値を読み取
りデジタル変換する。また、ガス消費量算出手段は、ガ
ス流量読出手段が読み出したデジタル値から所定期間に
おけるガスの消費量を算出する。ここで、ガス流量読出
手段の平均値演算手段は、第1サンプリング時間に、所
定計測時間(たとえば、50msec)内で第2のサン
プリング時間(たとえば、50μsec)毎にアナログ
フローセンサの計測値を読み出しデジタル変換して、そ
の平均値を演算しており、ガス消費量算出手段が、平均
値演算手段が演算した平均値を用いてガス消費量を算出
しているので、ガス配管で脈動が発生した場合でも、ガ
ス消費量を正確に算出することができる。
ートポンプが配設されている場合、ガス配管に10〜2
1Hzの周波数の大きな圧力変動が発生する。しかし、
平均値演算手段が、平均値を演算するための計測時間
が、ガスエンジンヒートポンプの振動周期の少なくとも
1周期分(21Hzに対応する場合約50msec)を
含んでいるので、ガスエンジンヒートポンプにより発生
する圧力変動がガス流量計に与える影響を排除すること
ができ、ガス流量を正確に算出することができる。ここ
で、望ましくは、ガスエンジンヒートポンプの最長振動
周期である10Hzに対応できるように計測時間とし
て、100msec以上あるとさらに良い。また、圧力
変動周期推定手段は、アナログフローセンサの出力から
圧力変動の周期を推定する、そして、所定計測時間が、
圧力変動周期推定手段が推定した圧力変動の周期の1周
期分、またはその倍数を採用すると良い。そうすると、
配管に実際に配設されているガスエンジンヒートポンプ
による振動の影響を排除することができる。
技術でも、まだ次のような問題点が残っている。すなわ
ち、脈動周期は常に一定とは限らないので、固定された
第1サンプリング時間と固定された第2サンプリング時
間では、異なる脈動周期に対して平均流量を常に正確に
求めることができない。
動などによって変化する流体の流量を間欠的な計測によ
っても消費電力を増大することなく精度良く計測できる
流量計測方法及び装置を提供することを課題としてい
る。
欠的な計測によって推定計測したガスの通過流量を積算
して表示するようにした電子式ガスメータにおいて、脈
動などによって変化する流体の流量を間欠的に計測して
も消費電力を増大することなく精度良く計測し、通過流
量の誤差を低減してガス使用量を正確に積算表示できる
ようにした電子式ガスメータを提供することを課題とし
ている。
成された請求項1記載の発明は、流体の流量を間欠的に
計測する流量計測方法において、予め決められた第1の
サンプリング周期T1で所定期間の間流量をサンプリン
グして計測し、得られた計測データに基づいて流量の脈
動周期T2を推定する第1のステップ(S2,S3,S
4,S5,S6)と、推定された脈動周期T2から第2
のサンプリング周期T3(=T2/n,ただし、n≧
2)を求める第2のステップS7と、求められた第2の
サンプリング周期T3で上記脈動周期T2の整数倍の期
間の間流量をサンプリングして計測する第3のステップ
S8と、上記脈動周期T2の整数倍の期間の間計測され
た計測データから平均流量を求める第4のステップ(S
11,S12,S13)とからなる、ことを特徴とする
流量計測方法に存する。
予め決められた第1のサンプリング周期T1で所定期間
の間流量をサンプリングして計測し、得られた流量デー
タに基づいて流量の脈動周期T2を推定し、推定された
脈動周期T2から第2のサンプリング周期T3(=T2
/n,ただし、n≧2)を求め、求められた第2のサン
プリング周期T3で脈動周期の整数倍の期間の間流量を
サンプリングして計測し、脈動周期T2の整数倍の期間
の間計測された計測データから平均流量を求めている。
記載の発明は、請求項1記載の流量計測方法において、
前記第1のステップ(S2,S3,S4,S5,S6)
は、予め決められた第1のサンプリング周期T1で流量
をサンプリングして計測し、計測データD(n)を得る
ステップS2と、計測データの変化量ΔD(n)=D
(n−1)−D(n)を求めるステップS3と、変化量
が、条件ΔD(n−2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)
が成立する場合、周波数カウンタの周波数カウント値f
cを1だけインクリメントするステップS4と、条件Δ
D(n−2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)が成立する
場合の繰り返し数が所定数R1に達したか否かを判定
し、その答がノーならば、作業を測定データD(n)を
得るステップS2に戻すステップS5と、繰り返し数が
所定数R1に達したか否かを判定するステップS5の答
がイエスならば、脈動周波数f1(=周波数カウント値
fc/(サンプリング周期T1×繰り返し数R1))を
求めるステップS6と、を含むことを特徴とする流量計
測方法に存する。
第1のステップ(S2,S3,S4,S5,S6)は、
予め決められた第1のサンプリング周期T1で流量をサ
ンプリングして計測し、計測データD(n)を得るステ
ップS2と、計測データの変化量ΔD(n)=D(n−
1)−D(n)を求めるステップS3と、変化量が、条
件ΔD(n−2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)が成立
する場合、周波数カウンタの周波数カウント値fcを1
だけインクリメントするステップS4と、条件ΔD(n
−2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)が成立する場合の
繰り返し数が所定数R1に達したか否かを判定し、その
答がノーならば、作業を測定データD(n)を得るステ
ップS2に戻すステップS5と、繰り返し数が所定数R
1に達したか否かを判定するステップS5の答がイエス
ならば、脈動周波数f1(=周波数カウント値fc/
(サンプリング周期T1×繰り返し数R1))を求める
ステップS6とを含んでいる。
記載の発明は、請求項1または2記載の流量計測方法に
おいて、前記第3のステップS8で計測された前の流量
に対する現在の流量の流量変化が、予め決められたしき
い値以上か否かを判定する第5のステップS10を含
み、予め決められたしきい値以上であれば、前記第1の
ステップ(S2,S3,S4,S5,S6)に戻り、予
め決められたしきい値以上でなければ、前記第4のステ
ップ(S11,S12,S13)に進む、ことを特徴と
する流量計測方法に存する。
第3のステップS8で計測された前の流量に対する現在
の流量の流量変化が、予め決められたしきい値以上か否
かを判定する第5のステップS10を含み、予め決めら
れたしきい値以上であれば、前記第1のステップ(S
2,S3,S4,S5,S6)に戻り、予め決められた
しきい値以上でなければ、前記第4のステップ(S1
1,S12,S13)に進む。
記載の発明は、図1(a)の基本構成図に示すように、
流体の流量を間欠的に計測する流量計測装置において、
予め決められた第1のサンプリング周期T1で所定期間
の間流量をサンプリングして計測し、得られた計測デー
タに基づいて流量の脈動周期T2を推定する脈動周期推
定手段14a−1と、推定された脈動周期T2から第2
のサンプリング周期T3(=T2/n,ただし、n≧
2)を求めるサンプリング周期決定手段14a−2と、
求められた第2のサンプリング周期T3で脈動周期の整
数倍の期間の間流量をサンプリングして計測し、得られ
た計測データから平均流量を求める流量計測手段14a
−3とを備えたことを特徴とする流量計測装置に存す
る。
脈動周期推定手段14a−1が、予め決められた第1の
サンプリング周期T1で所定期間の間流量をサンプリン
グして計測し、得られた計測データに基づいて流量の脈
動周期T2を推定する。サンプリング周期決定手段14
a−2は、推定された脈動周期T2から第2のサンプリ
ング周期T3(=T2/n,ただし、n≧2)を求め
る。流量計測手段14a−3は、求められた第2のサン
プリング周期T3で脈動周期の整数倍の期間の間流量を
サンプリングして計測し、計測データを平均化して平均
流量を求める。
記載の発明は、図1(b)の基本構成図に示すように、
ガスの流量を間欠的に計測する流量計測手段14a−3
と、間欠的に計測した流量を積算して積算流量を求める
流量積算手段14a−4と、求めた積算流量を表示する
表示手段15とを有する電子式ガスメータであって、上
記流量計測手段14a−3により予め決められた第1の
サンプリング周期T1で所定期間の間流量をサンプリン
グして計測し、得られた計測データに基づいて流量の脈
動周期T2を推定する脈動周期推定手段14a−1と、
推定された脈動周期T2から上記流量計測手段における
第2のサンプリング周期T3(=T2/n,ただし、n
≧2)を求めるサンプリング周期決定手段14a−2と
を備え、上記流量計測手段14a−3は、求められた第
2のサンプリング周期T3で脈動周期の整数倍の期間の
間流量をサンプリングして計測し、得られた計測データ
から平均流量を求め、上記流量積算手段14a−4は、
上記流量計測手段14a−3からの平均流量を積算して
積算流量を求めることを特徴とする電子式ガスメータに
存する。
は、脈動周期推定手段14a−1は、流量計測手段14
a−3により予め決められた第1のサンプリング周期T
1で所定期間の間流量をサンプリングして計測し、得ら
れた流量データに基づいて流量の脈動周期T2を推定す
る。サンプリング周期決定手段14a−2は、推定され
た脈動周期T2から上記流量計測手段における第2のサ
ンプリング周期T3(=T2/n,ただし、n≧2)を
求める。流量計測手段14a−3は、求められた第2の
サンプリング周期T3で脈動周期の整数倍の期間の間流
量をサンプリングして計測し、計測された流量から平均
流量を求め、流量積算手段14a−4は、流量計測手段
14a−3からの平均流量を積算して積算流量を求め
る。表示手段15は、流量積算手段14a−4からの積
算流量値を表示する。
に基づいて説明する。
用して構成した電子式ガスメータの一実施の形態を示し
ている。図示の電子式ガスメータは、超音波型として構
成されており、ガスを流すガスメータ中の流路としての
ガス流路10内にガス流方向において距離Lだけ離され
互いに対向して配置された超音波周波数で作動する例え
ば圧電式振動子からなる2つの音響トランスジューサT
D1及びTD2と、ガス流路10に連通した空所10a
内に距離lだけ離れた管壁10bに対向して配置された
音響トランスジューサTD3とを有する。ガス流路10
には、両音響トランスジューサTD1、TD2の上流側
に弁閉によってガス流路10を遮断する遮断弁10cが
設けられている。
D3は、それぞれ、トランスジューサインターフェース
(I/F)回路11a及び11bを介して送信回路12
及び受信回路13に接続されている。送信回路12は、
マイクロコンピュータ(μCOM)14の制御の下で、
トランスジューサTD1、TD2のうちの一方のトラン
スジューサを駆動して超音波信号を発生させる信号をパ
ルスバーストの形で送信し、このための発振回路(図示
せず)を内蔵している。受信回路13は、ガス流路10
を通過した超音波信号を受信した、トランスジューサT
D1、TD2のうちの他方のトランスジューサからの信
号を入力して超音波信号を処理する前置増幅器(図示せ
ず)を内蔵している。トランスジューサTD3について
は、トランスジューサTD1及びTD2に対するとは別
のタイミングでμCOM14が送信回路12と受信回路
13を制御し、トランスジューサTD3を駆動して超音
波信号を発生させるように送信回路12を制御するとと
もに、同じトランスジューサTD3が管壁10bから反
射されてくる超音波信号を受信して発生する信号を入力
させるように受信回路13を制御する。
に、プログラムに従って各種の処理を行う中央処理ユニ
ット(CPU)14a、CPU14aが行う処理のプロ
グラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるRO
M14b、CPU14aでの各種の処理過程で利用する
ワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリア
などを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRA
M14cなどを内蔵し、これらがバスライン14dによ
って相互接続されている。
路12から信号を供給するトランスジューサと受信回路
13で超音波信号を受信するトランスジューサとを交互
に切り替える制御を行うと共に、2つのトランスジュー
サ間で交互に送受信した超音波信号の伝搬時間を測って
ガス流路10内を流れているガスの流速を間欠的に求め
るための流速演算処理の他に、この演算した流速とガス
流路10の断面積とに基づいて瞬時流量を求める流量演
算処理、演算した瞬間流量に間欠時間を乗じて通過流量
を演算する通過流量演算処理、通過流量を積算して積算
流量を求める流量積算処理、この流量積算処理によって
求めた流量積算値を表示器15に表示させる表示処理を
行う。これらはガスメータとしての本来の機能にかかわ
るものである。
流量計測の原理を以下に説明する。μCOM14の内蔵
するCPU14aは、送信回路12にトリガ信号を出力
してパルスバースト信号を発生させ、これをトランスジ
ューサTD1、TD2のうちの一方のトランスジューサ
に供給させて、この一方のトランスジューサに超音波信
号を発生させる。また、一方のトランスジューサから送
信された超音波信号を受信する他方のトランスジューサ
からの信号を受信回路13に受信させ、これに応じて受
信回路13が発生する信号を取り込む。その後、μCO
M14の内蔵するCPU14aは、超音波信号を発生す
るトランスジューサと超音波信号を受信するトランスジ
ューサを逆にして同じ動作をもう一度繰り返す制御を行
う。そして、μCOM14のCPU14aは、送信回路
12にトリガ信号を出力して一方のトランスジューサに
超音波信号を発生させて、この超音波信号を受信する他
方のトランスジューサが発生する信号を受信回路13を
介して取り込むまでの時間T1、T2をそれぞれ測り、
この測った時間T1、T2からガス流の流速を後述のよ
うにして求める。
ランスジューサTD1、TD2についての制御とは別の
タイミングで、トランスジューサTD3についての制御
を行い、送信回路12にトリガ信号を出力してパルスバ
ースト信号を発生させ、これをトランスジューサTD3
に印加させて、このトランスジューサTD3に超音波信
号を発生させる。また、CPU14aは、トランスジュ
ーサTD3から送信され管壁10bで反射された超音波
信号を受信する同じトランスジューサTD3からの信号
を受信回路13に受信させ、これに応じて受信回路13
が発生する信号を取り込む。そして、CPU14aは、
送信回路12にトリガ信号を出力してトランスジューサ
TD3に超音波信号を発生させて、この超音波信号の反
射の第1波と第2波を受信する同じトランスジューサT
D3が発生する信号を受信回路13を介して取り込むま
での時間Tr1、Tr2をそれぞれ測り、この測った時
間Tr1、Tr2からガス流路10内と同じ温度、圧
力、ガス種であるが、ガス流のない雰囲気における音速
を後述のようにして求める。
をc、ガス流の流速をvとすると、ガス流の順方向の超
音波信号の伝搬速度は(c+v)となる。トランスジュ
ーサTD1及びTD2間の距離をLとすると、トランス
ジューサTD1からの超音波信号がガス流と同じ方向に
進んでトランスジューサTD2に到達する時間T1と、
トランスジューサTD2からの超音波信号がガス流と逆
方向に進んでトランスジューサTD1に到達する時間T
2とは、 T1=L/(c+v) (1) T2=L/(c−v) (2) となる。(1)、(2)式より v=(L/2)・(1/T1−1/T2) =(L/2)・((T2−T1)/(T2・T1)) (3) となり、Lが既知であるときには、T1及びT2を計測
することによって流速vを求めることができる。
(c−v)=L2 /(c2 −v2 )であり、流速vは音
速cに比べて極めて小さな数値であるので、式中のv2
はc2 に比べて極めて小さく無視でき、T2・T1=L
2 /c2とすることができる。そして、上式(3)は最
終的には、v=((T2−T1)・c2 )/2L =(T2−T1)・(c2 )・(1/2L) と書き直すことができる。ここで、Td=(T2−T
1)とすると、 v=Td・(c2 /2L) =Td・k (4) ただし、k=c2 /2Lとなる。
iはガス流路10の既知の断面積をS、物の構造その他
によって変化する補正係数をαとすると、 Qi=Td・α・S・k =K・Td (5) となり、瞬時流量Qiが求められる。ただし、 K=α・S・k (6) とする。なお、Kは上述の説明から明らかなように、音
速、ガス温度、ガス圧力など多くの要素を含んだ補正の
ための係数である。
ついては、図2に示したように、ガス流路10に連通し
ているが、ガス流路10中のガス流に影響されない静止
ガスの空所10a中において、第3の音響トランスジュ
ーサTD3から発した超音波信号が管壁10bで反射し
てトランスジューサに戻ってくるまでの時間を計測し、
この時間によってトランスジューサTD3から管壁10
bまでの往復距離2lを割ることによって求めることが
できるので、この計測を適宜行って求めた音速cを用い
るようにすればよい。
わち、サンプリングする毎に、この流量Qiに前回求め
た(サンプリングした)時点からの経過時間(サンプリ
ング間隔時間)を乗じることによって通過流量Qtが求
まり、これを積算することによって、積算したガス積算
流量Qs、すなわち、ガス供給量(ガス使用量)を求め
ることができるようになる。そして、この積算流量Qs
を表示器15に表示させることによって電子式ガスメー
タを構成することができる。
理に基づいて動作する電子式ガスメータにおいて、計測
すべきガスの流量に脈動変化が生じている場合、その脈
動周期を推定し、推定された脈動周期に応じて適切なサ
ンプリング間隔を求め、脈動周期が変化しても、それに
応じて常に最適なサンプリング周期で計測して平均流量
を求めるように動作させるものである。
M14内のCPU14aは、以下に説明するような処理
を行う。またRAM14cには、この処理を行うため
に、推定される脈動周期を格納する脈動周期格納エリ
ア、決定したサンプリング周期T3を格納するサンプリ
ング周期格納エリアサンプリング計測した流量を格納す
るサンプリング流量格納エリア、平均流量を格納する平
均流量格納エリア、全流量すなわち積算流量を格納する
全流量格納エリア、などが形成されている。
示すような脈動がある場合、CPU14aは、ガス流に
おいて予想される脈動周期(たとえば、ガス流路中では
約10〜20Hz程度の周波数の圧力変動が発生するこ
とがあり、この圧力変動の周波数に対応する周期が脈動
周期となる)をカバーするように予め決められた第1の
サンプリング周期T1(たとえば、10ms)で流量を
所定期間計測する。次いで、CPU14aは、得られた
計測データに基づいて脈動周期T2を推定する。
周期T2の間隔に応じて変化する第2のサンプリング周
期T3を決定する。この第2のサンプリング期間T3
は、推定された脈動周期T2の1/2以下(すなわち、
T3=T2/n,ただし、n≧2)になるように決定さ
れる。たとえば、図4(a)では、第2のサンプリング
期間T3は、推定された脈動周期T2のちょうど1/2
に決定されている。
のサンプリング周期T3によるサンプリング計測を脈動
周期T2の整数倍の期間、たとえば図4(a)では脈動
周期T2の2倍の計測期間、だけ実行する。次いで、C
PU14aは、この計測期間内に得られた計測データに
基づいて平均値計算を行い、得られた平均値を平均流量
値Qmとする。次いで、CPU14aは、平均流量値Q
mを前回までの積算流量値に積算し、今回の積算流量値
を求め、その積算流量値を表示器15に表示する。
示すような脈動があると仮定すると、この脈動周期は、
図4(a)の脈動周期に比べて長くなっている(換言す
ると、図4(b)の脈動周波数は、図4(a)の脈動周
波数よりも低い周波数になっている)。この場合も、C
PU14aは、同様に、まず第1のサンプリング周期T
1で所定期間計測した計測データに基づいて脈動周期T
2′を推定し、次いで、推定された脈動周期T2′の間
隔に応じた第2のサンプリング周期T3′を決定する。
この第2のサンプリング期間T3′は、推定された脈動
周期T2′の1/2以下、たとえば脈動周期T2のちょ
うど1/2に決定されるが、図4(a)に示す第2のサ
ンプリング期間T3より長くなっている。
のサンプリング周期T3′によるサンプリング計測を脈
動周期T2′の整数倍の期間、たとえば脈動周期T2′
の2倍の計測期間、の間だけ実行する。次いで、CPU
14aは、この計測期間内に得られた計測データに基づ
いて平均値計算を行い、得られた平均値を平均流量値Q
mとする。次いで、CPU14aは、平均流量値Qmを
前回までの積算流量値に積算し、今回の積算流量値を求
め、その積算流量値を表示器15に表示する。
の流量に脈動変化が生じている場合、その脈動周期を推
定し、それに応じて適切に可変されるサンプリング間隔
を求め、常に最適なサンプリング周期で脈動周期の整数
倍の期間の間計測して平均流量を求めるように動作す
る。したがって、異なる脈動周期を有する脈動が発生し
ているどのような計測環境に対しても、異なる脈動周期
に対応して適切に間隔が変わる第2のサンプリング周期
T3で平均流量計測を行うことができ、脈動の影響が低
減されかつ計測精度が向上する。また、第2のサンプリ
ング期間T3は、推定された脈動周期T2の1/2以下
(すなわち、T3=T2/n,ただし、n≧2)になる
ように決定されるので、サンプリング回数を低減するこ
とができ、従って、計測時の消費電力を低減することが
できる。
も一定流量で変化のない場合には、サンプリング周期が
長くなってサンプリング回数が低減するので消費電力が
抑えられる。これは、流体の流量を積算する場合、流体
が流れていないときには、サンプリング周期が長くても
誤差の影響が殆どなく、また流体が流れていても一定流
量であれば、サンプリング周期が長くても誤差が少ない
からであり、計測精度を損なうことなく、消費電力の削
減を図ることができる。
る装置、並びに電子式ガスメータの概略動作を説明した
が、CPU14aが行う処理の一例を示す図5のフロー
チャートを参照して、以下その詳細を説明する。
動作を開始し、初期設定される(ステップS1)。次い
で、適当な等間隔の第1のサンプリング周期(ガス流に
おいて予想される脈動の周期を考慮して設定される)、
たとえば10ms以下のサンプリング周期T1で流量D
(n)を測る(ステップS2)。次いで、計測したデー
タの変化量ΔD(n)=D(n−1)−D(n)を求め
る(ステップS3)。次いで、流量の変化が、条件ΔD
(n−2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)が成立する場
合、CPU14aに内蔵の周波数カウンタ(図示しな
い)の周波数カウント値fcを1だけインクリメント
(+1)する(ステップS4)。
2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)が成立する場合の繰
り返しの数が所定数R1に達したか否かを判定する(ス
テップS5)。この繰り返し数R1は、1脈動周期に対
応する2、またはそれ以上の数字が設定される。繰り返
し数R1を2以上にすると、1脈動周期以上の期間にわ
たって計測データが得られるので、脈動周期の推定の精
度が上がるが、推定に要する時間がかかりかつ消費電力
が増す。
S2に戻り、イエスならば、ステップS6に進む。
数カウント値fc/(サンプリング周期T1×繰り返し
数R1))を求める。次いで、第2のサンプリング周期
T2(=1/脈動周波数f1×繰り返し数R2=脈動周
期T2/繰り返し数R2)を求める(ステップS7)。
次いで、求められた第2のサンプリング周期で繰り返し
数R2だけ流量のサンプリング計測を行う(ステップS
8)。次いで、遅延を行う(ランダムに遅延時間を決め
る)(ステップS9)。次いで、流量変化、すなわち、
計測したデータの変化量ΔD(n)=D(n−1)−D
(n)がしきい値(流量の変化量がある範囲内に入って
いるかどうかを示す基準値として予め設定されるもので
あり、流量の変化量がこの値以上に大きく変化した場合
は異常とみなす)以上であるか否かを判定する(ステッ
プS10)。
変化が異常であることを表しているので、ステップS2
に戻り、脈動周期の推定から作業をやり直す。ステップ
S10の答がノーならば、ステップS11に進む。
を行う。次いで、繰り返し数R2に達したか否かを判定
し(ステップS12)、ノーならばステップS8に戻
り、イエスならばステップS13に進む。ステップS1
3で、平均流量(=積算流量/繰り返し数R2)を求
め、次いで作業を終了する。
作の説明から明らかなように、予め定めたプログラムに
従って動作するμCOM14内のCPU14aは、予め
決められた第1のサンプリング周期T1で所定期間の間
流量をサンプリングして計測し、得られた流量データに
基づいて流量の脈動周期T2を推定する脈動周期推定手
段14a−1と、推定された脈動周期T2から第2のサ
ンプリング周期T3(=T2/n,ただし、n≧2)を
求めるサンプリング周期決定手段14a−2としてそれ
ぞれ働いている。
流体の流量をサンプリング周期によって間欠的に計測す
る流量計測手段14a−3と、間欠的に計測した流量を
積算して積算流量を求める流量積算手段14a−4とし
てもそれぞれ働いている。
スメータでは、脈動周期推定手段14a−1として働い
ているCPU14aが、予め決められた第1のサンプリ
ング周期T1で所定期間の間流量をサンプリングして計
測し、得られた流量データに基づいて流量の脈動周期T
2を推定し、サンプリング周期決定手段14a−2とし
て働いているCPU14aが、推定された脈動周期T2
から上記流量計測手段における第2のサンプリング周期
T3(=T2/n,ただし、n≧2)を求め、流量計測
手段14a−3として働いているCPU14aは、求め
られた第2のサンプリング周期T3で脈動周期の整数倍
の期間の間流量をサンプリングして計測し、計測された
流量から平均流量を求め、流量積算手段14a−4とし
て働いているCPU14aは、平均流量を積算して積算
流量を求め、その積算流量値を表示手段に表示させ、脈
動周期の短い脈動を有する流量計測時には短いサンプリ
ング周期とし、脈動周期の長い脈動を有する流量計測時
には長いサンプリング周期とするので、積算流量を求め
るための各サンプリング毎の流量を精度よく求めつつ、
平均流量を求めることによって脈動の影響をなくし、精
度の良い積算流量値を表示することができる。
たが、本発明はこれに限らず、種々変形、応用が可能で
ある。
は、T3=推定された脈動周期T2/nで求められ、実
施の形態では図4に示すようにn=2の例を示している
が、これに限らず、2以上の数字にすることができる。
なお、nを2以上の数字にすると、サンプリング回数が
多くなり計測精度が上がるが消費電力が増すので、計測
精度と消費電力の兼ね合いを考慮して設定すると良い。
サンプリング周期T3で脈動周期T2の2倍の期間の間
サンプリング計測が行われて平均流量を求める例が説明
され、図5のフローチャートでは、1回の脈動周期T2
の間サンプリング計測が行われて平均流量を求める例が
説明されているが、これらに限らず、脈動周期T2の3
倍以上の期間の間、サンプリング計測を行っても良い。
なお、このサンプリング計測を行う期間が短いほど上述
のnの値を大きくし、サンプリング計測を行う期間が長
いほど上述のnの値を小さくするように設定しても良
い。
量測定手段14a−3が超音波式として構成されている
が、これはガス流路10中のガスの流速に応じて変化す
る物理量を間欠的に測定することのできるものであれ
ば、フルイディック式流量計など他の形式のものであっ
ても良い。
するようにしているが、本発明の流量計測方法及び装置
は、ガス以外の流体の流量を計測するものにも同等に適
用することができる。
明によれば、異なる脈動周期を有する脈動が発生してい
る計測環境に対して、異なる脈動周期に対応して間隔が
変わるサンプリング周期で平均流量計測を行うことがで
き、脈動の影響が低減され、計測精度が向上する。ま
た、第2のサンプリング期間が脈動周期に応じて適宜に
可変設定されるので、サンプリング回数を低減すること
ができ、従って、計測時の消費電力を低減することがで
きる。
の脈動周期T2を推定する第1のステップが、サンプリ
ング計測データの変化量を所定条件を満足する所定の繰
り返し数R1だけ観測することにより、流量の脈動周期
T2を推定するようにしているので、精度の良い推定が
行われる。また、消費電力の低減等の他の要件を斟酌し
ながら、繰り返し数R1を大きく設定することによっ
て、さらに精度の良い推定が行われる。
流量に対する現在の流量の流量変化が、予め決められた
しきい値以上か否かを判定し、しきい値以上の場合は、
計測異常として作業を脈動周期の推定からやり直すの
で、精度の良い計測が可能となっている。
る脈動周期を有する脈動が発生している計測環境に対し
て、異なる脈動周期に対応して間隔が変わるサンプリン
グ周期で平均流量計測を行うので、脈動などによって変
化する流体の流量を間欠的な計測によっても消費電力を
増大することなく精度良く計測できる流量計測装置が得
られる。
動周期の短い脈動を有する流量計測時には短いサンプリ
ング周期とし、脈動周期の長い脈動を有する流量計測時
には長いサンプリング周期とするので、積算流量を求め
るための各サンプリング毎の流量を精度よく求めつつ、
平均流量を求めることによって脈動の影響をなくし、消
費電力を増大することなく精度良く計測し、通過流量の
誤差を低減してガス使用量を正確に積算表示できるよう
にした電子式ガスメータが得られる。
計測装置を組み込んだ本発明の電子式ガスメータの基本
構成をそれぞれ示す図である。
す図である。
めのタイミング図である。
μCOMのCPUが行う処理を示すフローチャートであ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 流体の流量を間欠的に計測する流量計測
方法において、 予め決められた第1のサンプリング周期T1で所定期間
の間流量をサンプリングして計測し、得られた計測デー
タに基づいて流量の脈動周期T2を推定する第1のステ
ップと、 推定された脈動周期T2から第2のサンプリング周期T
3(=T2/n,ただし、n≧2)を求める第2のステ
ップと、 求められた第2のサンプリング周期T3で上記脈動周期
T2の整数倍の期間の間流量をサンプリングして計測す
る第3のステップと、 上記脈動周期T2の整数倍の期間の間計測された計測デ
ータから平均流量を求める第4のステップとからなる、 ことを特徴とする流量計測方法。 - 【請求項2】 前記第1のステップは、 予め決められた第1のサンプリング周期T1で流量をサ
ンプリングして計測し、計測データD(n)を得るステ
ップと、 計測データの変化量ΔD(n)=D(n−1)−D
(n)を求めるステップと、 変化量が、条件ΔD(n−2)<ΔD(n−1)>ΔD
(n)が成立する場合、周波数カウンタの周波数カウン
ト値fcを1だけインクリメントするステップと、 条件ΔD(n−2)<ΔD(n−1)>ΔD(n)が成
立する場合の繰り返し数が所定数R1に達したか否かを
判定し、その答がノーならば、作業を測定データD
(n)を得るステップに戻すステップと、 繰り返し数が所定数R1に達したか否かを判定するステ
ップの答がイエスならば、脈動周波数f1(=周波数カ
ウント値fc/(サンプリング周期T1×繰り返し数R
1))を求めるステップと、 を含むことを特徴とする請求項1記載の流量計測方法。 - 【請求項3】 前記第3のステップで計測された前の流
量に対する現在の流量の流量変化が、予め決められたし
きい値以上か否かを判定する第5のステップを含み、予
め決められたしきい値以上であれば、前記第1のステッ
プに戻り、予め決められたしきい値以上でなければ、前
記第4のステップに進む、 ことを特徴とする請求項1または2記載の流量計測方
法。 - 【請求項4】 流体の流量を間欠的に計測する流量計測
装置において、 予め決められた第1のサンプリング周期T1で所定期間
の間流量をサンプリングして計測し、得られた計測デー
タに基づいて流量の脈動周期T2を推定する脈動周期推
定手段と、 推定された脈動周期T2から第2のサンプリング周期T
3(=T2/n,ただし、n≧2)を求めるサンプリン
グ周期決定手段と、 求められた第2のサンプリング周期T3で脈動周期の整
数倍の期間の間流量をサンプリングして計測し、得られ
た計測データから平均流量を求める流量計測手段とを備
えたことを特徴とする流量計測装置。 - 【請求項5】 ガスの流量を間欠的に計測する流量計測
手段と、間欠的に計測した流量を積算して積算流量を求
める流量積算手段と、求めた積算流量を表示する表示手
段とを有する電子式ガスメータであって、 上記流量計測手段により予め決められた第1のサンプリ
ング周期T1で所定期間の間流量をサンプリングして計
測し、得られた計測データに基づいて流量の脈動周期T
2を推定する脈動周期推定手段と、 推定された脈動周期T2から上記流量計測手段における
第2のサンプリング周期T3(=T2/n,ただし、n
≧2)を求めるサンプリング周期決定手段とを備え、 上記流量計測手段は、求められた第2のサンプリング周
期T3で脈動周期の整数倍の期間の間流量をサンプリン
グして計測し、得られた計測データから平均流量を求
め、 上記流量積算手段は、上記流量計測手段からの平均流量
を積算して積算流量を求めることを特徴とする電子式ガ
スメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14606299A JP3666725B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 流量計測方法及び装置並びに電子式ガスメータ |
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JP3666725B2 JP3666725B2 (ja) | 2005-06-29 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006098183A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
JP2006098176A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
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JP2011128145A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-30 | Panasonic Corp | 超音波流量計 |
JP2013073497A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toshiba Corp | 階層型情報収集のためのシステム、装置、およびプログラム |
JP2015017948A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 | 脈動する流量を計測する方法及び装置 |
JP2021144005A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | オムロン株式会社 | 流量測定装置、流量測定装置を備えたガスメータ及び、ガスメータのための流量測定装置ユニット |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP14606299A patent/JP3666725B2/ja not_active Expired - Fee Related
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