JP2000337715A - 地熱蒸気温水器 - Google Patents
地熱蒸気温水器Info
- Publication number
- JP2000337715A JP2000337715A JP11186242A JP18624299A JP2000337715A JP 2000337715 A JP2000337715 A JP 2000337715A JP 11186242 A JP11186242 A JP 11186242A JP 18624299 A JP18624299 A JP 18624299A JP 2000337715 A JP2000337715 A JP 2000337715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- water
- vapor
- pipe
- metal mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/10—Geothermal energy
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[課題] 地熱のあるところをボーリング
しても、温泉が出ずに、熱蒸気及び熱気のみが出てくる
場合がある。これらの熱蒸気はほとんどが利用されず
に、その莫大なエネルギーをむだにしている。そこでこ
の熱蒸気の規模に応じて、沢水等をお湯に変え有効に利
用しようとする課題をもって研究を進めた。 [解決手段] 本発明は、地熱蒸気を有効に利
用するために、地熱蒸気のある地中にボーリングをし、
金属パイプを装着し、金属パイプより熱蒸気を導き、球
形の金型の下部より蒸気を球形金型内部に送り込む。同
時に、蒸気排出口を設け、排出口に調整バルブを装着
し、球形金型内部の圧力及び温度を適度なものに調整す
る。その球形金型内部に、らせん状、又は曲線状のパイ
プを装着し、球形金型の上部にパイプの入水口を設け、
それより下部に出水口を設ける。そのパイプに沢水等を
入れ、出水口よりお湯を取り出すものである。
しても、温泉が出ずに、熱蒸気及び熱気のみが出てくる
場合がある。これらの熱蒸気はほとんどが利用されず
に、その莫大なエネルギーをむだにしている。そこでこ
の熱蒸気の規模に応じて、沢水等をお湯に変え有効に利
用しようとする課題をもって研究を進めた。 [解決手段] 本発明は、地熱蒸気を有効に利
用するために、地熱蒸気のある地中にボーリングをし、
金属パイプを装着し、金属パイプより熱蒸気を導き、球
形の金型の下部より蒸気を球形金型内部に送り込む。同
時に、蒸気排出口を設け、排出口に調整バルブを装着
し、球形金型内部の圧力及び温度を適度なものに調整す
る。その球形金型内部に、らせん状、又は曲線状のパイ
プを装着し、球形金型の上部にパイプの入水口を設け、
それより下部に出水口を設ける。そのパイプに沢水等を
入れ、出水口よりお湯を取り出すものである。
Description
【0001】〈発明の属する技術分野〉この発明は、球
形の金型の室内にらせん状、もしくは曲線のパイプを設
け、入水口と出水口を設け、球形金型内部に地熱蒸気を
入れ、パイプ内部を通る水をお湯にする温水器に関する
ものである。
形の金型の室内にらせん状、もしくは曲線のパイプを設
け、入水口と出水口を設け、球形金型内部に地熱蒸気を
入れ、パイプ内部を通る水をお湯にする温水器に関する
ものである。
【0002】〈従来の技術〉従来の地熱を利用する温水
器は、地熱のある所に金型を直接埋め、地熱によって金
型全体を暖め、内部を通る水を温めるものであった。
又、地熱を利用しない温水器は、電気・ガス等を使用し
た、経費のかかる物がほとんどであった。
器は、地熱のある所に金型を直接埋め、地熱によって金
型全体を暖め、内部を通る水を温めるものであった。
又、地熱を利用しない温水器は、電気・ガス等を使用し
た、経費のかかる物がほとんどであった。
【0003】〈発明が解決しようとする課題〉地熱のあ
るところをボーリングしても、温泉が出ずに、熱蒸気及
び熱気のみが出てくる場合がある。これらの熱蒸気はほ
とんどが利用されずに、その莫大なエネルギーをむだに
している。そこでこの熱蒸気の規模に応じて、沢水等を
お湯に変え有効に利用しようとする課題をもって研究を
進めた。
るところをボーリングしても、温泉が出ずに、熱蒸気及
び熱気のみが出てくる場合がある。これらの熱蒸気はほ
とんどが利用されずに、その莫大なエネルギーをむだに
している。そこでこの熱蒸気の規模に応じて、沢水等を
お湯に変え有効に利用しようとする課題をもって研究を
進めた。
【0004】〈課題を解決するための手段〉本発明は、
地熱蒸気を有効に利用するために、地熱蒸気のある地中
にボーリングをし、金属パイプを装着し、金属パイプよ
り熱蒸気を導き、球形の金型の下部より蒸気を球形金型
内部に送り込む。同時に、蒸気排出口を設け、排出口に
調整バルブを装着し、球形金型内部の圧力及び温度を適
度なものに調整する。その球形金型内部に、らせん状、
又は曲線状のパイプを装着し、球形金型の上部にパイプ
の入水口を設け、それより下部に出水口を設ける。その
パイプに沢水等を入れ、出水口よりお湯を取り出すもの
である。内部が高温・高圧となる可能性があるため、金
型の形状は球形が理想的であるが、地熱蒸気が弱く、さ
ほど高温・高圧でない場合、球形にこだわらず、別の形
状でも可能である。
地熱蒸気を有効に利用するために、地熱蒸気のある地中
にボーリングをし、金属パイプを装着し、金属パイプよ
り熱蒸気を導き、球形の金型の下部より蒸気を球形金型
内部に送り込む。同時に、蒸気排出口を設け、排出口に
調整バルブを装着し、球形金型内部の圧力及び温度を適
度なものに調整する。その球形金型内部に、らせん状、
又は曲線状のパイプを装着し、球形金型の上部にパイプ
の入水口を設け、それより下部に出水口を設ける。その
パイプに沢水等を入れ、出水口よりお湯を取り出すもの
である。内部が高温・高圧となる可能性があるため、金
型の形状は球形が理想的であるが、地熱蒸気が弱く、さ
ほど高温・高圧でない場合、球形にこだわらず、別の形
状でも可能である。
【0005】〈発明の実施の形態〉本発明は、以上のよ
うな構成であるから、沢水等を地熱蒸気のある所で簡単
にお湯に変えることが出来、温泉の代わりの湯源とする
などのさまざまな利用が考えられる。
うな構成であるから、沢水等を地熱蒸気のある所で簡単
にお湯に変えることが出来、温泉の代わりの湯源とする
などのさまざまな利用が考えられる。
【0006】〈実施例〉重油ボイラーで蒸気を発生さ
せ、缶詰を高温高圧で殺菌させる容器を使い、その容器
内部に金属パイプを配管し、容器内を摂氏100度前後
にして、金属パイプの中に摂氏20度の水を送り込み、
摂氏54度のお湯を毎分10Kg取り出した。ただこれ
は、パイプをらせん状にするなどの効率を高める手段を
とらなかった為で、効率をよくすればより大量な水をお
湯に変えることができるデータを得た。
せ、缶詰を高温高圧で殺菌させる容器を使い、その容器
内部に金属パイプを配管し、容器内を摂氏100度前後
にして、金属パイプの中に摂氏20度の水を送り込み、
摂氏54度のお湯を毎分10Kg取り出した。ただこれ
は、パイプをらせん状にするなどの効率を高める手段を
とらなかった為で、効率をよくすればより大量な水をお
湯に変えることができるデータを得た。
【0007】〈発明の効果〉本発明は、以上のような構
成だから、地熱蒸気のある所では、地熱蒸気の規模の大
小にもよるが、たやすくお湯を得ることが出来る。熱源
に費用がかからないという利点を活かし、得られたお湯
を活かし、融雪、温室における花・きのこの栽培、風
呂、暖房、プール等の幅広い利用が考えられる。火山国
である日本にとっては大いに利用価値のあるものと考え
られる。
成だから、地熱蒸気のある所では、地熱蒸気の規模の大
小にもよるが、たやすくお湯を得ることが出来る。熱源
に費用がかからないという利点を活かし、得られたお湯
を活かし、融雪、温室における花・きのこの栽培、風
呂、暖房、プール等の幅広い利用が考えられる。火山国
である日本にとっては大いに利用価値のあるものと考え
られる。
【図1】本発明のタンク内の透視図
【図2】本発明の外観図
1.入水口 2.出湯口 3.パイプ 4.蒸気取入口
5.蒸気排出口 6.ドルン排出口 7.パイプ固定網 8.安全弁
9.バルブ 10.タンク
5.蒸気排出口 6.ドルン排出口 7.パイプ固定網 8.安全弁
9.バルブ 10.タンク
Claims (1)
- 【請求項1】球形の金属製の金型を作り、球形内部にら
せん状、もしくは曲線のパイプを設け、入水口を球形上
部に、出水口を入水口よりも球形下部に設ける。又、球
形金型の下部に地熱蒸気の吹き出し口を設ける。これに
より、球形金型の内部に地熱蒸気を一定量入れることに
よりパイプ内部を通る水をお湯に変えるものである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186242A JP2000337715A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 地熱蒸気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186242A JP2000337715A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 地熱蒸気温水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000337715A true JP2000337715A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=16184848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11186242A Pending JP2000337715A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 地熱蒸気温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000337715A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336035A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Nanko Bussan Kk | 地熱蒸気による温泉泥の製造方法 |
JP2020038045A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 株式会社アステックス | 温泉蒸気発電・製湯システム及び温泉蒸気発電・製湯装置 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11186242A patent/JP2000337715A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336035A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Nanko Bussan Kk | 地熱蒸気による温泉泥の製造方法 |
JP4533669B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2010-09-01 | 南光物産株式会社 | 地熱蒸気による温泉泥の製造方法 |
JP2020038045A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 株式会社アステックス | 温泉蒸気発電・製湯システム及び温泉蒸気発電・製湯装置 |
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