JP2000337599A - サイドフィッテング法による減圧蒸気地下配管ドレン回収装置 - Google Patents
サイドフィッテング法による減圧蒸気地下配管ドレン回収装置Info
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- JP2000337599A JP2000337599A JP11190871A JP19087199A JP2000337599A JP 2000337599 A JP2000337599 A JP 2000337599A JP 11190871 A JP11190871 A JP 11190871A JP 19087199 A JP19087199 A JP 19087199A JP 2000337599 A JP2000337599 A JP 2000337599A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業・環境機器に使用される減圧蒸気の圧力
は、0.48294kgf/cm3Aから0.0752
04kgf/cm3Aで、凝縮水を押す力は極めて弱
い、そのため地下配管の場合、しばしば凝縮水の貯まり
が配管内に出来、減圧蒸気管の閉塞を起こしていた。本
発明は、従来技術のリフトフィッテングに対してサイド
フィッテングを発明し、減圧蒸気管の閉塞を起こさない
様にした。目的はこの点にある。 【構成】 (7)の減圧蒸気地下配管ドレン溜まり、そ
の横に設けられた(8)のサイドフィッテング用トラッ
プ、(19)のドレン回収集合管、(20)の減圧蒸気
地下配管ドレン溜まり排出管、(10)の運動量移動型
真空ポンプ用ゼット弁、(11)の水封タンク、(1
2)の真空用高圧ポンプにより構成される。
は、0.48294kgf/cm3Aから0.0752
04kgf/cm3Aで、凝縮水を押す力は極めて弱
い、そのため地下配管の場合、しばしば凝縮水の貯まり
が配管内に出来、減圧蒸気管の閉塞を起こしていた。本
発明は、従来技術のリフトフィッテングに対してサイド
フィッテングを発明し、減圧蒸気管の閉塞を起こさない
様にした。目的はこの点にある。 【構成】 (7)の減圧蒸気地下配管ドレン溜まり、そ
の横に設けられた(8)のサイドフィッテング用トラッ
プ、(19)のドレン回収集合管、(20)の減圧蒸気
地下配管ドレン溜まり排出管、(10)の運動量移動型
真空ポンプ用ゼット弁、(11)の水封タンク、(1
2)の真空用高圧ポンプにより構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】産業用の加熱用熱源、或は空調用
熱源として広く用いられる蒸気に関するもので利用分野
は広い。
熱源として広く用いられる蒸気に関するもので利用分野
は広い。
【0002】
【従来の技術】減圧蒸気地下配管・床下配管の途中に特
別にトラップを設けた事例はなく、閉塞を起こした場合
は、床下・地下減圧配管に穴をあけ弁をつけ真空ポンプ
をつなぎ真空引きして凝縮水を引抜いていた。亦、圧力
1.3323kgf/cm3A以上の通常蒸気の場合、
圧力があるのでリフトフィッテング法を用い凝縮水を回
収し蒸気配管の閉塞を防いでいた。
別にトラップを設けた事例はなく、閉塞を起こした場合
は、床下・地下減圧配管に穴をあけ弁をつけ真空ポンプ
をつなぎ真空引きして凝縮水を引抜いていた。亦、圧力
1.3323kgf/cm3A以上の通常蒸気の場合、
圧力があるのでリフトフィッテング法を用い凝縮水を回
収し蒸気配管の閉塞を防いでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧力が1.03323
kgf/cm3A以上ある普通蒸気の場合、押出した
り、押し上げる圧力があるので、リフトフィッテング法
で凝縮水の回収は充分可能であるが、減圧蒸気の場合、
80℃で0.48294kgf/cm3A、40℃で
0.075204kgf/cm3Aと圧力が極めて低
く、凝縮水を1乃至2m程度でも押し上げる事が出来な
い言う欠点があった。従って地下配管の場合、一番低い
処に凝縮水が溜り、遂に閉塞を起こすという課題がっ
た。
kgf/cm3A以上ある普通蒸気の場合、押出した
り、押し上げる圧力があるので、リフトフィッテング法
で凝縮水の回収は充分可能であるが、減圧蒸気の場合、
80℃で0.48294kgf/cm3A、40℃で
0.075204kgf/cm3Aと圧力が極めて低
く、凝縮水を1乃至2m程度でも押し上げる事が出来な
い言う欠点があった。従って地下配管の場合、一番低い
処に凝縮水が溜り、遂に閉塞を起こすという課題がっ
た。
【0004】本発明はこの課題を解決するため、圧力が
1.03323kgf/cm3A以上のリフトフィッテ
ング法で地上1.5m位の処にトラップを設けて地下配
管内の凝縮水を回収する事、地下・床下配管に穴をあけ
て凝縮水を真空引きする事をやめ、次の手段で課題を解
決した。
1.03323kgf/cm3A以上のリフトフィッテ
ング法で地上1.5m位の処にトラップを設けて地下配
管内の凝縮水を回収する事、地下・床下配管に穴をあけ
て凝縮水を真空引きする事をやめ、次の手段で課題を解
決した。
【0005】
【課題を解決するための手段】一般に使用される減圧蒸
気は、圧力が0.48294kgf/cm3Aから0.
0075204kgf/cm3Aと弱く、減圧蒸気管を
地下埋設・床下配管した場合、減圧蒸気温度と地中或は
床下温度の差により、減圧蒸気は途中で冷却され凝縮を
起こし、凝縮水が一番配管の低い処に滞留すると言う課
題があった。本発明では予めこの部分に、図1(7)の
減圧蒸気地下配管ドレン溜りを設け、これに排出管を取
付け、その横に接近してサイドフィッテング用トラップ
を設け、溜まったドレンの回収を行う事にした。このト
ラップに接続された運動量移動型真空ポンプにより、凝
縮水は真空引きされ、(11)の水封タンクに回収され
るので減圧配管の閉塞は完全にシャットアウトされ課題
を解決した。
気は、圧力が0.48294kgf/cm3Aから0.
0075204kgf/cm3Aと弱く、減圧蒸気管を
地下埋設・床下配管した場合、減圧蒸気温度と地中或は
床下温度の差により、減圧蒸気は途中で冷却され凝縮を
起こし、凝縮水が一番配管の低い処に滞留すると言う課
題があった。本発明では予めこの部分に、図1(7)の
減圧蒸気地下配管ドレン溜りを設け、これに排出管を取
付け、その横に接近してサイドフィッテング用トラップ
を設け、溜まったドレンの回収を行う事にした。このト
ラップに接続された運動量移動型真空ポンプにより、凝
縮水は真空引きされ、(11)の水封タンクに回収され
るので減圧配管の閉塞は完全にシャットアウトされ課題
を解決した。
【0006】
【作用及び効果】本発明により、地下・床下配管で減圧
蒸気を送った場合、しばしば配管が凝縮水溜りにより閉
塞を起こし、この減圧蒸気を用いた機器・装置・空調機
の運転が中止されていたが、これ等の課題が一切無くな
り連続・無人運転が可能となった。亦、回収された凝縮
水はボイラー用水として直ちにボイラーに戻り、ボイラ
ー水として役立つと言う効果があった。
蒸気を送った場合、しばしば配管が凝縮水溜りにより閉
塞を起こし、この減圧蒸気を用いた機器・装置・空調機
の運転が中止されていたが、これ等の課題が一切無くな
り連続・無人運転が可能となった。亦、回収された凝縮
水はボイラー用水として直ちにボイラーに戻り、ボイラ
ー水として役立つと言う効果があった。
【0007】
【図1】サイドフィッテングによる減圧蒸気地下配管ド
レン回収法のフロシートである
レン回収法のフロシートである
1 蒸気(温度100〜175℃) 2 減圧弁 3 プロセス制御弁 4 第一トラップ弁 5 減圧蒸気ヘッダー 6 減圧蒸気(温度90〜40℃) 7 減圧蒸気地下配管ドレン溜り 8 サイドフィッテング用トラップ 9 ドレン回収管 10 運動量移動型真空ポンプ用ゼット弁 11 水封タンク 12 真空用高圧ポンプ 13 真空蒸発缶体 14 減速機 15 真空蒸気缶体ジャケット 16 ボイラー戻り水 17 給水管 18 床 19 ドレン回収集合管 20 減圧蒸気地下配管ドレン溜り排出管
Claims (1)
- 【請求項1】 (1)の蒸気(温度100〜175℃)
を、(2)の減圧弁、(3)のプロセス制御弁により減
圧した減圧蒸気(90〜40℃)は、床下で冷却されて
凝縮水を発生しつつ、(15)の真空蒸発缶体ジャケッ
トに送られる。この凝縮水を地下配管の末端に設けられ
た、(7)の減圧蒸気地下配管ドレン溜りに貯め、
(8)のサイドフィッテング用トラップを経て、(1
0)の運動量移動型真空ポンプ用ゼット弁で真空引き
し、減圧蒸気管路の閉塞を防ぎ円滑に蒸気移送を行うド
レン回収法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11190871A JP2000337599A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | サイドフィッテング法による減圧蒸気地下配管ドレン回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11190871A JP2000337599A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | サイドフィッテング法による減圧蒸気地下配管ドレン回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000337599A true JP2000337599A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=16265152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11190871A Pending JP2000337599A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | サイドフィッテング法による減圧蒸気地下配管ドレン回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000337599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102997040A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-03-27 | 南通原亚精密机械有限公司 | 一种防止堵塞且能观察水位的煤气排水器 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11190871A patent/JP2000337599A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102997040A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-03-27 | 南通原亚精密机械有限公司 | 一种防止堵塞且能观察水位的煤气排水器 |
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