JP2000336458A - 高アプローチ角のダイスによる伸線加工性に優れた線材および鋼線の製造方法 - Google Patents

高アプローチ角のダイスによる伸線加工性に優れた線材および鋼線の製造方法

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JP2000336458A
JP2000336458A JP14780999A JP14780999A JP2000336458A JP 2000336458 A JP2000336458 A JP 2000336458A JP 14780999 A JP14780999 A JP 14780999A JP 14780999 A JP14780999 A JP 14780999A JP 2000336458 A JP2000336458 A JP 2000336458A
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也康 室賀
Tsugunori Nishida
世紀 西田
Atsuhiko Yoshie
淳彦 吉江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次伸線加工での高アプローチ角のダイスに
よる伸線加工性に優れた高炭素鋼線材とその製造方法を
提供すること。 【解決手段】 重量%で、C:0.60%〜1.20
%、Si:0.2%〜1.2%、Mn:0.2%〜1.
0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる
鋼であって、熱間圧延されて得られた線材の横断面にM
gO、SiO2 、Al2 3 、MnO、CaO、TiO
2 を主成分とする酸化物系介在物が、平均組成の含有量
の多い上位3成分の三元状態図から求まる融点が、Si
2 >50%で1500℃以上になるものを除き、15
00℃以上の高硬度の場合、または、長径lと短径dの
関係がl/d≦1.25となる非延性な場合、その長径
が6μm以上となる酸化物系介在物が実質的に存在しな
い伸線加工性に優れた線材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチールコードなど
に使用される高強度、高延性、かつ高アプローチ角のダ
イスを用いて高減面率の伸線加工を可能とする高炭素鋼
線材、ならびに高アプローチ角のダイスを用いて高減面
率の伸線加工により得られる鋼線の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スチールコードなどに使用される高炭素
鋼極細用線材は、通常必要に応じて熱間圧延した後に調
整冷却した直径5.0〜5.5mmの線材を通常8〜14
度のアプローチ角のダイスを用いて、平均減面率15%
前後で1次伸線加工後、最終パテンティング処理を行
い、その後ブラスメッキ処理をへて最終湿式伸線加工に
より製造されている。そして、得られた極細線用線材
は、撚線加工により、スチールコードに形成されるな
ど、製品に加工されている。
【0003】しかし、経済性、生産性を向上するために
は、18〜30度のより高アプローチ角ダイスを用い、
より高い減面率を得、伸線回数を減少することが必要で
ある。このため使用するこれらの線材に対してはより高
アプローチ角のダイスによる伸線加工に耐え、断線を起
こさないものが期待されている。例えば、スチールコー
ド用線材は、最終線径が0.35〜0.15mm程度まで
伸線加工される。このため圧延ならびに伸線加工時に延
伸しない酸化物系介在物が有害であり、特に介在物のサ
イズが大きな物ほど有害性を増し、加工時の断線原因と
なり問題となる。
【0004】このため特開昭57−114606号公報
においては、溶鋼中のAl量を低減してAl2 3 系酸
化物系介在物のほとんどない清浄鋼の製造法が開示され
ているが、より高アプローチ角のダイスによる伸線加工
では線材中心部に引張応力が働き、一次伸線加工におい
ても少量の介在物でも硬質であれば、クラックの原因と
なり断線しやすくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した問題点を解決するもので、一次伸線加工において高
アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優れた
高炭素鋼線材、ならびに高アプローチ角のダイスを用い
て各パスの減面率が20〜45%の伸線加工により得ら
れる高強度高延性鋼線の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。 (1) 重量%で C:0.60%以上、1.20%以下 Si:0.2%以上、1.2%以下 Mn:0.2%以上、1.0%以下 を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼で
あって、熱間圧延されて得られた線材の中心軸に垂直な
横断面において、MgO、SiO2 、Al2 3、Mn
O、CaO、TiO2 を主成分とする酸化物系介在物の
平均組成の含有量の多い上位3成分の擬似三元状態図か
ら求まる融点が、1500℃以上で、且つ、SiO2
50%の場合、または、前記融点が1500℃未満で、
且つ、長径l短径dの関係がl/d≦1.25の場合、
前記両者の場合で、その長径lが6μm以上となる酸化
物系介在物が実質的に存在しないことを特徴とする高ア
プローチ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優れた線
材。 (2) 重量%で S:0.01%以下 P:0.02%以下 を含有することを特徴とする(1)に記載の高アプロー
チ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優れた線材。 (3) 重量%で Cr:0.05%以上、1.0%以下 を含有することを特徴とする(1)または(2)に記載
の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優
れた線材。 (4) 重量%で Cu:0.05%以上、1.0%以下 を含有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか
1項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線
加工性に優れた線材。 (5) 重量%で Ni:0.05%以上、1.0%以下 を含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか
1項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線
加工性に優れた線材。 (6) 重量%で B:0.01%以下 を含有することを特徴とする(1)〜(5)のいずれか
1項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線
加工性に優れた線材。 (7) 不可避的不純物であるAlが0.002%(重
量%)以下であることを特徴とする(1)〜(6)のい
ずれか1項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能
な伸線加工性に優れた線材。 (8) O:30ppm 以下 を含有することを特徴とする(1)〜(7)のいずれか
1項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線
加工性に優れた線材。 (9) (1)〜(8)のいずれか1項に記載の線材
を、高アプローチ角のダイスにより、各パスの減面率が
20〜45%で伸線加工することを特徴とする高強度高
延性鋼線の製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の鋼成分の限定理由は下記
の通りである。Cは鋼の強度向上のための有効な強化元
素であり、高強度の鋼線を得るために0.60%以上必
要であり、逆に含有量が多すぎると、偏析部の初析セメ
ンタイトの析出が抑えられなくなり、延性が低下し伸線
性が低下するので、1.20%以下とする。Siはセメ
ンタイト成長の抑制と亜鉛めっき時の強度低下防止する
作用があり、その効果は0.2%未満では十分ではな
い。Si量の増加とともに顕著な効果を示すが、1.2
%を超えると鋼片加熱炉での脱炭が著しくなり伸線前に
皮むき行程が必要となるため、生産性が低下するので、
上限を1.2%とする。Mnは鋼の焼き入れ性の確保す
るために少なくとも0.2%以上必要であるが、1.0
%を超えると偏析が大となり伸線性を害するので、上限
を1.0%とする。
【0008】本発明の高炭素鋼線材は、以上の各元素を
基本成分とし、残部鉄および不可避的不純物からなるも
のであるが、必要に応じてCr、Cu、Ni、B等を含
有しても良いし、あるいは、S、P、Al、Oを規制す
ることが望ましい。これらの元素を含有させるときの、
作用および適切な含有量は以下の通りである。
【0009】SとPはともに鋼の靭延性を低下させる元
素であり、また偏析しやすい元素であるので、Sは0.
01%以下、Pは0.02%以下に規制するのが望まし
い。Crは高炭素鋼の強度を上げるので、その効果の現
れる0.05%以上添加し、過剰に添加すると変態が遅
れミクロマルテンが発生しやすくなるので、1.0%以
下とする必要がある。Cuは耐食性を高めるためにその
効果が有効に発揮される0.05%以上添加し、添加し
すぎるとメカニカルデスケーリングによる伸線において
ダイス寿命を悪化させるため1.0%以下とする必要が
ある。Niは捻回特性を高めるためにその効果が有効に
発揮される0.05%以上添加し、添加しすぎると焼き
入れ性が高くなりすぎるので1.0%以下とする必要が
ある。BはNによる時効脆性化の抑制のため、望ましく
は重量%でN:B=3:2の比で添加し、添加しすぎる
と伸線性を害するので、0.01%以下とする必要があ
る。Alは撚り線加工などの断線原因となる酸化物、す
なわちAl2 3 を主成分とする非延性介在物による延
性低下を避けるために0.002%以下とする必要があ
る。Oは30ppm を超えると酸化物性介在物が増加し、
延性に影響を与えるので、その影響が小さい30ppm 以
下とする必要がある。
【0010】前述の鋼成分に調整された鋼は、溶製され
た後に連続鋳造法によりブルームあるいはビレットとな
る。ブルームとされたものは、分塊圧延でビレットに熱
間圧延される。これらのビレットは熱間圧延で断面直径
5〜16mmに加工され、衝風冷却により調整冷却され線
材となる。
【0011】得られた線材の圧延方向に垂直の断面(横
断面)に観測される介在物はMgO、SiO2 、Al2
3 、MnO、CaO、TiO2 を主成分とする酸化物
系介在物であり、個々の各介在物の平均組成の上位3成
分の三元状態図から求まる融点が、1500℃以上とな
る高融点のものは、高硬度な介在物であり、その後の伸
線加工、とくにアプローチ角18〜30度のダイス、各
パスの減面率20〜45%の場合、断線の原因になる。
但し、融点が、1500℃以上のものでも、SiO2
50%のものは、脆く、加工時に砕けてしまうので、殆
ど無害であり、存在していても良い。
【0012】また、融点が、1500℃以下の介在物で
も、長径lと短径dの関係がl/d≦1.25となる非
延性な場合は、その後の伸線加工、とくにアプローチ角
18〜30度のダイス、各パスの減面率20〜45%の
場合、断線の原因になるためにこれもなくすべきであ
る。
【0013】しかし、上記の高融点、非延性の介在物に
おいて、介在物の長径が6μm以下の場合、その後の伸
線加工、とくにアプローチ角18〜30度のダイス、各
パスの減面率20〜45%の場合、断線に特に悪影響は
見られなかった。従って、有害な介在物は、上記の高融
点、あるいは、非延性の介在物の中で、介在物の長径l
が6μm以上のものであり、これらを極力少なくすべき
である。
【0014】例えば、本発明の規定する範囲外の5.5
mm線材を伸線前にボンデ処理を行った後、単頭伸線機を
用いてアプローチ角25度のダイス、減面率20〜25
%、仕上げ速度を50m/min 直径3.00mm、減面率で
70%まで伸線加工した場合、図1に示すように高硬
度、非延性の介在物の長径が6μm以上の介在物が存在
するので、加工途中で断線し、直径3.00mm、減面率
で70%に至らない。本発明に規定された線材では高硬
度、非延性の介在物の長径が6μm以下となるので直径
3.00mm、減面率で70%まで伸線可能であることが
わかる。
【0015】以上の線材を伸線前にボンデ処理を施し、
単頭伸線機を用いてアプローチ角18〜30度のダイ
ス、各パスの減面率を20〜45%の伸線加工をし、総
減面率が70%に至らずに断線に至ることなく、高強
度、高延性の鋼線を得ることが出来る。
【0016】通常、高炭素鋼線材は±2度の精度をもつ
8〜14度のアプローチ角のダイスを用いて、平均減面
率15%前後で1次伸線加工される。それに対し本発明
による線材では、より高減面率の伸線加工を行うことが
出来る。その効果を享受するために生産性を向上する観
点から、アプローチ角は18度(±2度)以上、アプロ
ーチ角が高すぎると引き抜き応力が高くなり断線に至る
ので現状では、30度のダイスまで使用することができ
る。また、減面率は生産性が向上する20%以上とする
ことが出来るが、減面率が高すぎると引き抜き応力が高
くなり断線に至るので45%まで可能である。
【0017】
【実施例】表1に炭素成分値が0.72%近傍の本発明
鋼および比較鋼の化学成分と特性値を示す。本発明鋼1
〜5は、本発明の成分範囲に調整され、線材の横断面に
観測される介在物が、本発明において、規定した有害と
する介在物の存在しない線材である。比較鋼6〜10
は、本発明に規定した有害介在物が存在する線材であ
る。
【0018】比較鋼8は、Oが30ppm 以下であるが、
介在物の最大長径が6μm以上となる線材である。これ
らの線材を伸線前にボンデ処理を行った後、単頭伸線機
を用いてアプローチ角25度のダイス、減面率20〜2
5%、仕上げ速度を50m/min で直径3.00mm、減面
率で70%まで伸線加工した。その結果を表1の「アプ
ローチ角25度のダイスでの伸線」欄に、○(直径3.
00mmまで伸線加工ができたとき)、×(途中で断線が
生じたとき)で評価した。介在物の最大長径が6μm以
上の介在物が存在しない本発明鋼は、比較鋼に比べて、
高アプローチ角のダイスによる伸線加工性に優れている
ことがわかる。
【0019】次に、表2に炭素成分がそれぞれ異なる本
発明鋼と比較鋼を示す。本発明鋼11〜22は、本発明
の成分範囲に調整され、介在物の最大長径が6μm以下
となる線材である。比較鋼23〜28は、最大長径が6
μm以上となる線材である。比較鋼25は、Oが30pp
m 以下であるが、介在物の最大長径が6μm以上となる
線材である。これらの線材を伸線前にボンデ処理を行っ
た後、単頭伸線機を用いてアプローチ角25度のダイ
ス、減面率20〜25%、仕上げ速度を50m/min で直
径3.00mm、減面率で70%まで伸線加工した。その
結果を表2の「アプローチ角25度のダイスでの伸線可
能」欄に、○(3.00mmφまで伸線加工ができたと
き)、×(伸線途中で断線が生じたとき)で評価した。
表2から分かる如く、本発明鋼は、比較鋼に比べて高ア
プローチ角のダイスによる伸線加工性が優れていること
がわかる。
【0020】また、一次伸線は通常8〜12度のアプロ
ーチ角のダイスを用いて、平均減面率15%前後で行わ
れる。この伸線条件では介在物の最大長径によらずに
2.0mmまで伸線可能である。しかし、アプローチ角1
8〜30度のダイス、減面率20〜45%による伸線加
工では線材に大きな引き抜き力が加わる。このとき線材
に含まれる高硬度、非延性の酸化物系介在物の最大長径
が6μmを超えると伸線加工限界が低下するが、本発明
のように線材に含まれる高硬度、非延性の酸化物系介在
物の最大長径が6μm以下となる線材は、アプローチ角
18〜30度のダイス、減面率20〜45%の伸線加工
にも耐えられる。更に、Cr、Cu、Ni、Bなどを必
要に応じて規定量添加しても、本発明では同様にアプロ
ーチ角18〜30度のダイス、減面率20〜45%によ
る伸線加工性に優れた線材が得られる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】以上説明した本発明に係る線材で伸線加
工を行うと、高アプローチ角のダイスで加工しても断線
せず、生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】介在物長径と伸線総減面率の関係を示す図。
フロントページの続き (72)発明者 吉江 淳彦 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 Fターム(参考) 4E096 EA02 EA13 FA08 GA03 KA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で C:0.60%以上、1.20%以下 Si:0.2%以上、1.2%以下 Mn:0.2%以上、1.0%以下 を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼で
    あって、熱間圧延されて得られた線材の中心軸に垂直な
    横断面において、MgO、SiO2 、Al2 3、Mn
    O、CaO、TiO2 を主成分とする酸化物系介在物の
    平均組成の含有量の多い上位3成分の擬似三元状態図か
    ら求まる融点が、1500℃以上で、且つ、SiO2
    50%の場合、または、前記融点が1500℃未満で、
    且つ、長径l短径dの関係がl/d≦1.25の場合、 前記両者の場合で、その長径lが6μm以上となる酸化
    物系介在物が実質的に存在しないことを特徴とする高ア
    プローチ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優れた線
    材。
  2. 【請求項2】 重量%で S:0.01%以下 P:0.02%以下 を含有することを特徴とする請求項1に記載の高アプロ
    ーチ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優れた線材。
  3. 【請求項3】 重量%で Cr:0.05%以上、1.0%以下 を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の
    高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加工性に優れ
    た線材。
  4. 【請求項4】 重量%で Cu:0.05%以上、1.0%以下 を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加
    工性に優れた線材。
  5. 【請求項5】 重量%で Ni:0.05%以上、1.0%以下 を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加
    工性に優れた線材。
  6. 【請求項6】 重量%で B:0.01%以下 を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加
    工性に優れた線材。
  7. 【請求項7】 不可避的不純物であるAlが0.002
    %以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線
    加工性に優れた線材。
  8. 【請求項8】 O:30ppm 以下 を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1
    項に記載の高アプローチ角のダイスで伸線可能な伸線加
    工性に優れた線材。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の線
    材を、高アプローチ角のダイスにより、各パスの減面率
    が20〜45%で伸線加工することを特徴とする高強度
    高延性鋼線の製造方法。
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