JP2000334650A - 光ファイバコネクタの研磨装置 - Google Patents

光ファイバコネクタの研磨装置

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JP2000334650A
JP2000334650A JP14500699A JP14500699A JP2000334650A JP 2000334650 A JP2000334650 A JP 2000334650A JP 14500699 A JP14500699 A JP 14500699A JP 14500699 A JP14500699 A JP 14500699A JP 2000334650 A JP2000334650 A JP 2000334650A
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Japan
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optical fiber
polishing
connector
film
fiber connector
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JP14500699A
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English (en)
Inventor
Hiromi Seki
廣実 関
Masao Hirakuri
正雄 平栗
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨の作業性が高いと共に研磨砥粒により研
磨面を傷めない。 【解決手段】 ロール状の研磨フィルム3を引き出して
一方向に研磨フィルム3を移動させながら光ファイバコ
ネクタ2の端面4を研磨するようにした光ファイバコネ
クタ2の研磨装置1において、研磨フィルム3の移動路
中に光ファイバコネクタ2を複数個保持するコネクタ保
持部材5を設けると共に、研磨フィルム3を間に挟んだ
光ファイバコネクタ2の反対側にフィルム受け部材6を
配置し、尚かつコネクタ保持部材5を研磨フィルム3と
平行に研磨フィルム3の移動方向Xと異なる方向Yに往
復移動させるコネクタ往復移動手段7を設けて、光ファ
イバコネクタ2の端面4をフィルム受け部材6による裏
当てを受けながら研磨フィルム3に押し付けた状態で研
磨フィルム3を移動させながら光ファイバコネクタ2を
往復移動させることにより光ファイバコネクタ2の端面
4を研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバコネク
タ(いわゆるフェルール)の端面を研磨する光ファイバ
コネクタの研磨装置に関する。更に詳述すると、本発明
は、研磨手法を改良した光ファイバコネクタの研磨装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを接続するコネクタ部分での
光透過率を向上させるために、光ファイバコネクタの端
面を球面状に研磨するいわゆる垂直研磨を行うようにす
る。この研磨手法としては、円盤に円形の研磨フィルム
を水で貼り付けて回転させる。そして、前加工により端
面を球面状にした数本の光ファイバコネクタを治具に平
行に装着する。さらに、光ファイバコネクタの端面を研
磨フィルムに押圧しながら、この治具を光ファイバコネ
クタに平行な線を中心に回転させる。ここで、円盤と治
具との各回転中心は平行にして同軸ではないようにして
いる。これにより、各光ファイバコネクタは治具により
自転しながら円盤に対しては相対的に公転することにな
り、光ファイバコネクタの端面が研磨フィルムとの摩擦
により研磨される。
【0003】また、光ファイバコネクタの端面と研磨フ
ィルムとの間では研磨砥粒が発生するので、この研磨砥
粒が端面を傷つけないように、研磨作業中には研磨液と
して水等を研磨部分に供給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た光ファイバコネクタの研磨方法では、研磨フィルムを
円盤に貼り付けて使用しているので、例えば1〜3回程
度の研磨作業で研磨フィルムが使用できなくなる度に研
磨フィルムを貼り換えて清掃しなければ成らず、面倒な
交換作業が頻繁にあり作業性が悪い。
【0005】また、研磨フィルムに対して複数の光ファ
イバを自転および公転させながら押圧しているので、光
ファイバは研磨フィルムの一定範囲内で繰り返し研磨さ
れることになり、一度光ファイバが通過した軌跡上を再
び光ファイバが通過してしまう。このため、軌跡上に残
っていた研磨砥粒が次に通過した光ファイバの端面を傷
めてしまうおそれがある。しかも、研磨フィルムの一定
範囲以外の部分は使用されないまま廃棄されてしまうの
で、研磨フィルムの使用効率が悪い。
【0006】さらに、研磨液を供給する対象である研磨
フィルムは回転する円盤に水で貼り付けられているの
で、多量の研磨液を与えることは研磨液の排出や研磨フ
ィルムの貼り付け強度の点から好ましくない。このた
め、十分な量の研磨液を与えることができず、研磨砥粒
が研磨面を傷めるおそれがある。
【0007】そこで、本発明は、研磨の作業性が高いと
共に研磨砥粒により研磨面を傷めることのない光ファイ
バコネクタの研磨装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ロール状の研磨フィルムを
引き出して一方向に研磨フィルムを移動させながら光フ
ァイバコネクタの端面を研磨するようにした光ファイバ
コネクタの研磨装置において、研磨フィルムの移動路中
に光ファイバコネクタを複数個保持するコネクタ保持部
材を設けると共に、研磨フィルムを間に挟んだ光ファイ
バコネクタの反対側にフィルム受け部材を配置し、尚か
つコネクタ保持部材を研磨フィルムと平行に研磨フィル
ムの移動方向と異なる方向に往復移動させるコネクタ往
復移動手段を設けて、光ファイバコネクタの端面をフィ
ルム受け部材による裏当てを受けながら研磨フィルムに
押し付けた状態で研磨フィルムを移動させながら光ファ
イバコネクタを往復移動させることにより光ファイバコ
ネクタの端面を研磨するようにしている。
【0009】したがって、光ファイバコネクタの端面を
研磨フィルムに押し付けると、押し付けた部分の裏側か
らフィルム受け部材によるバックアップを受ける。この
状態で研磨フィルムを移動させながら、コネクタ往復移
動手段により光ファイバコネクタを往復移動させる。こ
れにより、光ファイバコネクタの端面を研磨することが
できる。
【0010】そして、研磨フィルムをロール状にして一
方向に移動させていると共に、コネクタ往復移動手段に
よる光ファイバコネクタの往復移動方向を研磨フィルム
の移動方向と異ならせているので、一度光ファイバコネ
クタが通過した軌跡上を再び光ファイバコネクタが通過
することを防止できる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光ファイバコネクタの研磨装置において、コネクタ
保持部材よりも研磨フィルムの上流側に研磨液供給部を
設けると共に、コネクタ保持部材よりも研磨フィルムの
下流側に研磨液排出部を設けて、研磨液供給部から研磨
液排出部にかけての研磨フィルムの移動路を研磨液排出
部側が低くなるように傾斜させている。
【0012】したがって、光ファイバコネクタの端面の
研磨作業中に研磨液供給部から研磨液を供給すると、研
磨液は研磨フィルム上を研磨液排出部に向けて流れる。
そして、研磨液は光ファイバコネクタの研磨部分を通る
ので、研磨砥粒を流し出して研磨面の損傷を防止するこ
とができる。
【0013】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の光ファイバコネクタの研磨装置におい
て、コネクタ保持部材は、光ファイバコネクタをそれぞ
れ独立した付勢手段により研磨フィルムに付勢した状態
で研磨フィルムの幅方向に沿って複数個保持するように
している。
【0014】したがって、各光ファイバコネクタはそれ
ぞれ独立した付勢手段により研磨フィルムに付勢されて
いるので、各光ファイバコネクタの研磨フィルムへの付
勢力を均一化することができる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の光ファイバコネクタの研磨装置において、コネクタ
保持部材は、光ファイバコネクタを研磨フィルムに付勢
した付勢状態と研磨フィルムから離隔した離隔状態とに
切換可能にしている。
【0016】したがって、コネクタ保持部材に光ファイ
バコネクタを装着するときは、コネクタ保持部材を離隔
状態にする。これにより、光ファイバコネクタは研磨フ
ィルムに当たらないので、光ファイバコネクタをコネク
タ部材に容易に装着することができる。そして、光ファ
イバコネクタの装着後には、コネクタ保持部材を付勢状
態にする。これにより、光ファイバコネクタが研磨フィ
ルムに付勢されるので、光ファイバコネクタの端面を研
磨することができる。
【0017】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
から4までのいずれか記載の光ファイバコネクタの研磨
装置において、光ファイバコネクタは、コネクタ保持部
材にそれぞれ単独に着脱可能に保持されるようにしてい
る。
【0018】したがって、複数の光ファイバコネクタを
コネクタ保持部材に対してそれぞれ別個に着脱すること
ができる。
【0019】一方、請求項6記載の発明は、請求項1か
ら5までのいずれか記載の光ファイバコネクタの研磨装
置において、フィルム受け部材は光ファイバコネクタの
端面の形状にならう硬さを有する回転ローラであると共
に、コネクタ往復移動手段は回転ローラの軸方向に直線
往復移動するようにしている。
【0020】したがって、研磨フィルムの移動に伴い回
転ローラが回転するので、研磨フィルムとフィルム受け
部材との摩擦を小さくすることができる。このため、研
磨フィルムの給送を小さい力で円滑に行うことができ
る。また、回転ローラは光ファイバコネクタの端面の形
状にならう硬さを有しているので、一次加工により球面
状に形成された光ファイバコネクタの端面の形状を維持
したままで表面の研磨だけを行うことができる。
【0021】さらに、コネクタ往復移動手段は回転ロー
ラの軸方向に直線往復移動するので、光ファイバコネク
タの移動方向と研磨フィルムの搬送方向とを直交させる
ことができる。このため、一度光ファイバコネクタが通
過した軌跡上を再び光ファイバコネクタが通過しないよ
うに設定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1〜図
8に本発明の光ファイバコネクタの研磨装置1の一実施
形態を示す。この光ファイバコネクタ2の研磨装置1
は、ロール状の研磨フィルム3を引き出して一方向に研
磨フィルム3を移動させながら光ファイバコネクタ2の
端面4を研磨するものである。
【0023】この光ファイバコネクタ2の研磨装置1
は、図1に示すように研磨フィルム3の移動路中に設け
られると共に光ファイバコネクタ2を複数個保持するコ
ネクタ保持部材5と、研磨フィルム3を間に挟んだ光フ
ァイバコネクタ2の反対側に設けられるフィルム受け部
材6と、コネクタ保持部材5を研磨フィルム3と平行に
研磨フィルム3の移動方向Xと異なる方向Yに往復移動
させるコネクタ往復移動手段7とを備えている。そし
て、光ファイバコネクタ2の端面4を研磨するときは、
コネクタ保持部材5に光ファイバコネクタ2を保持さ
せ、その光ファイバコネクタ2の端面4をフィルム受け
部材6による裏当て、即ちバックアップを受けさせなが
ら研磨フィルム3に押し付ける。この状態で研磨フィル
ム3を移動させながら、コネクタ往復移動手段7により
光ファイバコネクタ2を往復移動させる。これにより、
光ファイバコネクタ2の端面4が、フィルム受け部材6
による裏当てを受けながら研磨フィルム3により研磨さ
れる。このため、図2に示すように研磨フィルム3をロ
ール状にして一方向(図中矢印Xで示す)に移動させて
いると共に、コネクタ往復移動手段7による光ファイバ
コネクタ2の往復移動方向(図中矢印Yで示す)を研磨
フィルム3の移動方向Xと異ならせているので、一度光
ファイバコネクタ2が通過した軌跡8上を再び光ファイ
バコネクタ2が通過することを防止でき、端面4を研磨
砥粒により傷めることを防止できる。
【0024】この光ファイバコネクタ2の研磨装置1で
は、図1に示すようにロール状の研磨フィルム3を挟ん
で保持する2つのローラを有するフィルムホルダ9と、
この研磨フィルム3を引き出して移動路中を移動させる
ことにより光ファイバコネクタ2の端面4を研磨する巻
き出しローラ10とが設けられている。巻き出しローラ
10は、ベルト37で連結された駆動モータ11により
駆動される。このため、研磨フィルム3をロール状にし
て自動搬送できるので、研磨する度に交換する必要が無
く、作業性を向上することができる。例えば、従来は光
ファイバコネクタ2を約30本研磨する毎に研磨フィル
ムを交換していたものを、本実施形態によれば約200
00本研磨する毎に交換すれば良くなる。
【0025】また、本実施形態では、フィルムホルダ9
からの移動路はほぼ鉛直に下方に延びているが、その下
端部で方向転換ローラ12によりほぼ直角に曲げられて
いる。
【0026】そして、コネクタ保持部材5よりも研磨フ
ィルム3の上流側に研磨液供給部13が設けられると共
に、コネクタ保持部材5よりも研磨フィルム3の下流側
に研磨液排出部14が設けられている。さらに、研磨液
供給部13から研磨液排出部14にかけての研磨フィル
ム3の移動路を、研磨液排出部14側が低くなるように
傾斜させている。このため、光ファイバコネクタ2の端
面4の研磨中に研磨液供給部13から水等の研磨液を供
給すると、研磨液は研磨フィルム3上を研磨液排出部1
4に向けて流れる。そして、光ファイバコネクタ2の研
磨部分に多量の研磨液を供給することができるので、研
磨砥粒を十分に流し出して研磨面の損傷を防止すること
ができる。
【0027】本実施形態では、光ファイバコネクタ2の
研磨装置1の上流側の脚15を下流側の脚15より長く
することにより、装置1の全体を研磨液排出部14側が
低くなるように傾斜させている。但し、研磨フィルム3
に傾斜を与えるためには装置1の全体を傾斜させること
には限られず、光ファイバコネクタ2の研磨装置1自体
は水平に設置しながらも、方向転換ローラ12よりも端
面4を低く設けると共に端面4よりも巻き出しローラ1
0を低く設けて研磨液排出部14側が低くなるようにし
ても良い。
【0028】また、研磨液供給部13は、図3に示すよ
うに研磨フィルム3のほぼ全幅に亘って配置されるマニ
ホールド管38と、該マニホールド管38に接続されて
研磨液を自動的に供給する供給ポンプ(図示せず)とを
備えている。このため、研磨作業時に研磨液を自動的か
つ連続的に供給することができるので、供給忘れが無
く、また作業性を向上することができる。しかも、マニ
ホールド管38が研磨フィルム3の全幅に亘って設けら
れているので、いずれの光ファイバコネクタ2について
も研磨面の損傷を防止することができる。
【0029】そして、図1に示すように研磨液排出部1
4は、コネクタ保持部材5と巻き出しローラ10との間
で研磨フィルム3を下方に押し下げて屈曲させる押し下
げローラから成る。これにより、光ファイバコネクタ2
を研磨した後の研磨フィルム3が研磨液排出部14によ
り押し下げられるので、研磨フィルム3の両側部から研
磨液が流れ落ちる。さらに、光ファイバコネクタ2の研
磨装置1の下部には、研磨フィルム3から流れ落ちる研
磨液を回収する回収トレイ16と、この回収トレイ16
の最下部に設けられた排液管17とが設けられている。
このため、研磨液排出部14やそれ以外の箇所で研磨フ
ィルム3から研磨液が流れ落ちると、回収トレイ16に
回収される。ここで、光ファイバコネクタ2の研磨装置
1は全体として傾斜しているので、回収トレイ16に流
れ落ちた研磨液は回収トレイ16内で最下部に流れて排
液管17から流れ出る。
【0030】また、研磨フィルム3を挟んで光ファイバ
コネクタ2に向き合うフィルム受け部材6は、光ファイ
バコネクタ2の端面4の形状にならう硬さの弾性体から
成る回転ローラであるようにしている。このフィルム受
け部材6は、ベルト37により駆動モータ11に連結さ
れて回転するようにすることができる。この場合、研磨
フィルム3の移動に伴いフィルム受け部材6が回転する
ので、フィルム受け部材6が回転しない場合に比べて研
磨フィルム3とフィルム受け部材6との摩擦を小さくす
ることができる。よって、研磨フィルム3の給送を確実
かつ円滑に行うことができる。しかも、フィルム受け部
材6は光ファイバコネクタ2の端面4の形状にならう硬
さを有しているので、図4に示すように一次加工により
球面状に形成された光ファイバコネクタ2の端面4の球
面形状を維持したままで、曲率を変えたり芯ずれを起こ
すことなく表面の研磨だけを行うことができる。
【0031】本実施形態では、フィルム受け部材6を表
面がシリコンゴム製の回転ローラとしている。そして、
このフィルム受け部材6の硬さとしては、例えばショア
硬さ90度程度にすることが好ましい。但し、フィルム
受け部材6の硬さは、研磨フィルム3の材質や移動速
度、光ファイバコネクタ2と研磨フィルム3へとの接触
圧、研磨時間等の研磨条件の全てを考慮して設定する必
要がある。
【0032】一方、コネクタ保持部材5を往復移動させ
るコネクタ往復移動手段7は、図1及び図3に示すよう
にコネクタ保持部材5を支持する支持プレート18と、
支持プレート18を研磨フィルム3の幅方向Yに移動可
能に支持するレール状の支持ガイド19と、支持プレー
ト18の一部に形成されると共に研磨フィルム3の移動
方向に沿って切り込まれた形状のカム溝20と、該カム
溝20に係合していわゆる確動カムとして作動する偏芯
カム21と、偏芯カム21を回転させる駆動モータ22
とを備えている。
【0033】そして、駆動モータ22を回転することに
より、偏芯カム21が回転してカム溝20を介して支持
プレート18を研磨フィルム3の幅方向Yに往復移動さ
せる。これにより、コネクタ保持部材5が研磨フィルム
3の幅方向Y、即ちフィルム受け部材6の軸方向に沿っ
て往復移動される。よって、図2に示すように、光ファ
イバコネクタ2の移動方向Yと研磨フィルム3の搬送方
向Xとが直交するので、一度光ファイバコネクタ2が通
過した軌跡8上を再び光ファイバコネクタ2が通過する
ことを防止できる。
【0034】また、コネクタ保持部材5は、光ファイバ
コネクタ2を研磨フィルム3に付勢した付勢状態(図5
に示す)と研磨部フィルム3から離隔した離隔状態(図
6に示す)とに切換可能にしている。このため、コネク
タ保持部材5に光ファイバコネクタ2を装着するとき
は、コネクタ保持部材5を図6に示すように離隔状態に
して光ファイバコネクタ2が研磨フィルム3に当たらな
いようにしてから装着することにより、装着作業を容易
にすることができる。そして、光ファイバコネクタ2の
装着後にコネクタ保持部材5を図5に示すように付勢状
態にして、光ファイバコネクタ2を研磨フィルム3に付
勢することにより、光ファイバコネクタ2の端面4を研
磨することができる。なお、図中符号39は、光ファイ
バコネクタの保持装置を示す。
【0035】コネクタ保持部材5は、図1及び図7に示
すように付勢状態と離隔状態とを切り換えるための切換
機構23に取り付けられている。この切換機構23は、
コネクタ保持部材5と支持プレート18との間に介在さ
れており、コネクタ保持部材5を支持プレート18に支
持すると共に研磨フィルム3に対して近接または離隔す
る方向に昇降可能にする昇降部材24と、コネクタ保持
部材5を研磨フィルム3から離隔する方向に付勢する例
えば圧縮コイルばねから成る戻りばね25と、コネクタ
保持部材5を研磨フィルム3に近接する方向に移動させ
てロック可能なトグル機構26と、トグル機構26を操
作する操作レバー27とを備えている。このため、操作
レバー27を操作してトグル機構26を折り曲げること
により、図7中実線で示すように戻りばね25の作用で
コネクタ保持部材5が研磨フィルム3から離隔して離隔
状態になる。また、操作レバー27を操作してトグル機
構26を直線状に延ばすことにより、図7中二点鎖線で
示すように戻りばね25に抗してコネクタ保持部材5が
研磨フィルム3に近接して付勢状態になる。
【0036】さらに、コネクタ保持部材5は、光ファイ
バコネクタ2をそれぞれ独立した付勢手段28により研
磨フィルム3に付勢した状態で研磨フィルム3の幅方向
Yに沿って複数個保持するようにしている。このため、
各光ファイバコネクタ2をコネクタ保持部材5に一体化
して研磨フィルム3に付勢する場合に比べて、各光ファ
イバコネクタ2ごとの取付誤差等の影響を受けなくなる
ので各光ファイバコネクタ2について研磨フィルム3へ
の付勢力を均一化することができる。よって、端面4の
研磨精度を均一化することができる。また、光ファイバ
コネクタ2は、コネクタ保持部材5にそれぞれ単独に着
脱可能に保持される。このため、複数の光ファイバコネ
クタ2をコネクタ保持部材5に対してそれぞれ別個に着
脱することができるので、着脱の作業性を向上すること
ができる。
【0037】そして、付勢手段28は、図5〜図8に示
すようにコネクタ保持部材5に保持位置(図8中、実線
で示す)と離間位置(図8中、二点鎖線で示す)との間
で回動可能に取り付けられたクランプ部材29と、クラ
ンプ部材29を押圧方向に付勢するばね部材30とを備
えている。本実施形態では、クランプ部材29として金
属製の板ばねを使用すると共に、ばね部材30として圧
縮コイルばねを使用している。クランプ部材29には、
光ファイバコネクタ2に係合して保持するための切り欠
き部29aが形成されている。
【0038】また、コネクタ保持部材5は、光ファイバ
コネクタ2を挿入可能な挿入孔31と、クランプ部材2
9が保持位置にあるときにクランプ部材29に当接する
支点部32とを備えている。さらに、研磨フィルム3に
光ファイバコネクタ2の端面4を押圧するときは、支点
部32を支点としてクランプ部材29が光ファイバコネ
クタ2の端面4を研磨フィルム3に押圧するようにして
いる。すなわち、コネクタ保持部材5の挿入孔31に光
ファイバコネクタ2を挿入して保持位置にあるクランプ
部材29により支持させた状態でコネクタ保持部材5を
付勢状態にして光ファイバコネクタ2の端面4を研磨フ
ィルム3に押圧すると、各光ファイバコネクタ2はクラ
ンプ部材29を介してばね部材30に抗してコネクタ保
持部材5の挿入孔31に押し込まれる。ここで、クラン
プ部材29は光ファイバコネクタ2により押圧される箇
所を力点として支点部32を支点とすることにより、ば
ね部材30に蓄勢する箇所を作用点として作用する。よ
って、支点部32を設けずにばね部材30により光ファ
イバコネクタ2へ付勢する場合に比べて、各ばね部材3
0の寸法誤差や取付誤差等を吸収して光ファイバコネク
タ2の研磨フィルム3への押圧力を均一化することがで
きる。
【0039】また、コネクタ保持部材5には、クランプ
部材29とばね部材30とを取り付けるためのねじ軸3
3が設けられている。すなわち、クランプ部材29はね
じ軸33を中心に揺動する。このねじ軸33の取付位置
は、挿入孔31と支点部32との中間部にしている。さ
らに、ねじ軸33には、螺合によりばね部材30を介し
てクランプ部材29を押圧するナット部材34と、ばね
部材30により押圧されたクランプ部材29を受ける受
け部35とが設けられている。このため、ナット部材3
4を回転させてばね部材30の初期長さを調整できるの
で、光ファイバコネクタ2の研磨フィルム3への押圧力
を調整することができる。
【0040】本実施形態では、挿入孔31に筒状の保持
治具36を設けて、この保持治具36により光ファイバ
コネクタ2を保持している。このため、保持治具36に
より光ファイバコネクタ2の保持長さを長く確保できる
と共に保持する孔の径を高精度に加工できるので、光フ
ァイバコネクタ2を保持したときの傾き等を抑えること
ができる。
【0041】また、コネクタ保持部材5に10個の挿入
孔31を設けると共に挿入孔31にそれぞれ対応させて
ねじ軸33を設けて複数の光ファイバコネクタ2を個別
に着脱可能にしている。このため、複数の光ファイバコ
ネクタ2が個別に着脱可能であるので、着脱の作業性を
向上することができる。但し、挿入孔31の数量として
は10個に限られないのは勿論である。
【0042】ここで、受け部35と支点部32との各高
さは、付勢状態にあるコネクタ保持部材5に保持された
光ファイバコネクタ2がクランプ部材29により押圧さ
れると共に離隔状態にあるコネクタ保持部材5に保持さ
れた光ファイバコネクタ2がクランプ部材29から解放
されるように設定している。すなわち、コネクタ保持部
材5が離隔状態にあると共にクランプ部材29が保持位
置にあるときは、保持された光ファイバコネクタ2は切
り欠き部29aに引っ掛かって抜け落ちることはないも
のの、コネクタ保持部材5に対してクランプ部材29の
付勢を受けずに支持される。
【0043】このため、コネクタ保持部材5に光ファイ
バコネクタ2を装着するときは、コネクタ保持部材5を
離隔状態にしておき、クランプ部材29を離間位置に位
置させて光ファイバコネクタ2をコネクタ保持部材5の
挿入孔31に挿入する。そして、クランプ部材29を回
動して保持位置に位置させて、光ファイバコネクタ2に
切り欠き部29aを引っ掛けて保持する。このとき、保
持された光ファイバコネクタ2はコネクタ保持部材5に
対してクランプ部材29の付勢を受けずに支持されるの
で、切り欠き部29aを容易に引っ掛けることができ、
装着作業を容易にすることができる。
【0044】そして、コネクタ保持部材5を付勢状態に
して光ファイバコネクタ2の端面4を研磨フィルム3に
押圧すると、各光ファイバコネクタ2はクランプ部材2
9を介してばね部材30に抗してコネクタ保持部材5の
挿入孔31に押し込まれる。このとき、何らかの理由に
より、光ファイバコネクタ2の端面4がばね部材30を
最も圧縮した状態よりも更に押し込まれるように付勢さ
れた場合は、クランプ部材29が板ばねとして変形して
光ファイバコネクタ2が更に奥に押し込まれる。これに
より、光ファイバコネクタ2の押圧による破損を防止す
ることができるので、光ファイバコネクタ2の歩留まり
を向上することができる。
【0045】また、コネクタ保持部材5から光ファイバ
コネクタ2を取り外すときは、コネクタ保持部材5を離
隔状態にしてクランプ部材29を保持位置から離間位置
に回動させて、光ファイバコネクタ2をコネクタ保持部
材5の挿入孔31から引き抜く。よって、光ファイバコ
ネクタ2のコネクタ保持部材5への着脱は、工具を用い
ることなくワンタッチで行うことができるので、作業性
を向上することができる。
【0046】上述した光ファイバコネクタ2の研磨装置
1の作用を以下に説明する。
【0047】光ファイバコネクタ2の研磨を行う前に、
光ファイバコネクタ2をコネクタ保持部材5に装着す
る。この装着は、上述のようにコネクタ保持部材5を離
隔状態にすると共にクランプ部材29を離間位置に位置
させてから行う。装着後はコネクタ保持部材5を付勢状
態にして、光ファイバコネクタ2を研磨フィルム3に付
勢する。
【0048】そして、駆動モータ11を駆動して研磨フ
ィルム3を搬送すると共に、駆動モータ22を駆動して
コネクタ往復移動手段7を作動させて光ファイバコネク
タ2を往復移動させる。これにより、一度光ファイバコ
ネクタ2が通過した軌跡8上を再び光ファイバコネクタ
2が通過することを防止できるので、端面4を研磨砥粒
により傷めることを防止できる。
【0049】また、研磨液供給部13を作動させて研磨
部分に研磨液を供給する。このため、光ファイバコネク
タ2の研磨部分に多量の研磨液を供給することができる
ので、研磨砥粒を十分に流し出して研磨面の損傷を防止
することができる。
【0050】研磨作業の終了後は、コネクタ保持部材5
を離隔状態にすると共にクランプ部材29を離間位置に
回動して、光ファイバコネクタ2をコネクタ保持部材5
から取り外す。
【0051】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、上述した実施形態では光ファイバコネク
タ2を研磨フィルム3の幅方向Yに往復移動させるよう
にしているが、研磨フィルム3の搬送方向Xと光ファイ
バコネクタ2の往復移動方向とが直交することには限ら
れず、円形状や8の字状に運動させたり、あるいは研磨
フィルム3と平行に研磨フィルム3の移動方向Xと異な
る方向に往復移動させるようにすることができる。これ
によれば、一度光ファイバコネクタ2が通過した軌跡8
上を再び光ファイバコネクタ2が通過しないように、又
はほとんど通過しないように設定することができる。
【0052】また、上述した実施形態ではフィルム受け
部材6をシリコンゴム製の回転ローラとしているが、こ
れには限られずウレタン製等の弾性体から成る回転ロー
ラとしても良い。この場合も、フィルム受け部材6を光
ファイバコネクタ2の端面4の球面形状にならう硬さに
できるので端面4の形状を変えずに研磨できると共に、
研磨フィルム3の移動に伴ってフィルム受け部材6が回
転するので研磨フィルム3との摩擦を小さくすることが
できる。
【0053】さらに、上述した実施形態ではフィルム受
け部材6を回転ローラとしているが、これには限られず
回転しない平板状の板材や棒材としても良い。この場合
も、フィルム受け部材6を例えばゴム等の樹脂製にする
ことにより光ファイバコネクタ2の端面4の球面形状に
ならう硬さにできるので、端面4の形状を変えずに研磨
できる。
【0054】また、上述した実施形態ではフィルム受け
部材6を光ファイバコネクタ2の端面4の形状にならう
硬さの弾性体から成るようにしているが、これには限ら
れずフィルム受け部材6を弾性体とせずに端面4の押圧
によっても変形しない部材から成るようにすると共に端
面4の形状に一致する凹み部を有するようにしても良
い。この場合も、フィルム受け部材6が光ファイバコネ
クタ2の端面4の球面形状にならうので、端面4の形状
を変えずに研磨できる。
【0055】一方、上述した実施形態では付勢手段28
のばね部材30として圧縮コイルばねを使用しているが
これには限られず、ゴム等の弾性体を使用したり、エア
ー式アクチュエータを使用しても良い。また、上述した
実施形態では付勢手段28のクランプ部材29として金
属製の板ばねを使用しているがこれには限られず、樹脂
製の板ばねとしても良い。いずれの場合も、付勢手段2
8が光ファイバコネクタ2を研磨フィルム3側に付勢す
ることができる。
【0056】さらに、上述した実施形態では光ファイバ
コネクタ2の端面4が押し込まれるとばね部材30が完
全に圧縮されてからクランプ部材29が板ばねとして変
形するように設定しているが、これには限られず端面4
の押し込みに対してばね部材30とクランプ部材29と
が同様に変形するようにしたり、あるいは先にクランプ
部材29が変形してからばね部材30が変形するように
設定しても良い。いずれの場合も付勢手段28としてば
ね部材30とクランプ部材29とを備えているので、光
ファイバコネクタ2の押圧による破損を防止することが
できる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の光ファイバコネクタの研磨装置によれば、研磨
フィルムをロール状にして一方向に移動させていると共
に、コネクタ往復移動手段による光ファイバコネクタの
往復移動方向を研磨フィルムの移動方向と異ならせてい
るので、一度光ファイバコネクタが通過した軌跡上を再
び光ファイバコネクタが通過することを防止できる。こ
のため、端面を研磨砥粒により傷めることを防止でき
る。しかも、研磨フィルムの使用面積の比率を向上させ
ることができるので、使用効率を上げることができる。
【0058】また、研磨フィルムをロール状にして一方
向に移動させているので、研磨する度に交換する必要が
無く、作業性を向上することができる。しかも、コネク
タ保持部材を往復移動させるだけなので、自転させる場
合に比べて機構を簡素化することができる。
【0059】さらに、請求項2記載の光ファイバコネク
タの研磨装置によれば、光ファイバコネクタの研磨部分
に多量の研磨液を供給することができるので、研磨砥粒
を十分に流し出して研磨面の損傷を防止することができ
る。
【0060】そして、請求項3記載の光ファイバコネク
タの研磨装置によれば、各光ファイバコネクタはそれぞ
れ独立した付勢手段により研磨フィルムに付勢されてい
るので、各光ファイバコネクタの研磨フィルムへの付勢
力を均一化することができる。
【0061】また、請求項4記載の光ファイバコネクタ
の研磨装置によれば、コネクタ保持部材に光ファイバコ
ネクタを装着するときは、コネクタ保持部材を離隔状態
にして光ファイバコネクタが研磨フィルムに当たらない
ようにできるので、光ファイバコネクタをコネクタ部材
に容易に装着することができる。
【0062】さらに、請求項5記載の光ファイバコネク
タの研磨装置によれば、複数の光ファイバコネクタをコ
ネクタ保持部材に対してそれぞれ別個に着脱することが
できる。
【0063】そして、請求項6記載の光ファイバコネク
タの研磨装置によれば、研磨フィルムの移動に伴い回転
ローラが回転するので、研磨フィルムとフィルム受け部
材との摩擦を小さくすることができる。このため、研磨
フィルムの給送を確実かつ円滑に行うことができる。ま
た、回転ローラは光ファイバコネクタの端面の形状にな
らう硬さを有しているので、一次加工により球面状に形
成された光ファイバコネクタの端面の形状を維持したま
まで表面の研磨だけを行うことができる。さらに、光フ
ァイバコネクタの移動方向と研磨フィルムの搬送方向と
を直交させることができるので、一度光ファイバコネク
タが通過した軌跡上を再び光ファイバコネクタが通過し
ないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバコネクタの研磨装置を示す
側面図である。
【図2】光ファイバコネクタの研磨フィルムに対する軌
跡を示す平面図である。
【図3】光ファイバコネクタの研磨装置を示す平面図で
ある。
【図4】光ファイバコネクタと研磨フィルムとの接触部
分を拡大した側面図である。
【図5】付勢状態のコネクタ保持部材の主要部を示す側
面図である。
【図6】離隔状態のコネクタ保持部材の主要部を示す側
面図である。
【図7】光ファイバコネクタの研磨装置を示す正面図で
ある。
【図8】クランプ部材を示す平面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバコネクタの研磨装置 2 光ファイバコネクタ 3 研磨フィルム 4 端面 5 コネクタ保持部材 6 フィルム受け部材 7 コネクタ往復移動手段 13 研磨液供給部 14 研磨液排出部 28 付勢手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/00 335 G02B 6/00 335 6/36 6/36 Fターム(参考) 2H036 QA13 QA22 QA29 2H038 CA22 3C047 FF09 FF17 GG03 KK05 3C049 AA05 AB01 AB04 AB08 AC04 CA01 CA06 3C058 AA05 AA12 AA14 AB01 AB04 AB08 AC04 CA01 CB02 CB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状の研磨フィルムを引き出して一
    方向に前記研磨フィルムを移動させながら光ファイバコ
    ネクタの端面を研磨するようにした光ファイバコネクタ
    の研磨装置において、前記研磨フィルムの移動路中に前
    記光ファイバコネクタを複数個保持するコネクタ保持部
    材を設けると共に、前記研磨フィルムを間に挟んだ前記
    光ファイバコネクタの反対側にフィルム受け部材を配置
    し、尚かつ前記コネクタ保持部材を前記研磨フィルムと
    平行に前記研磨フィルムの移動方向と異なる方向に往復
    移動させるコネクタ往復移動手段を設けて、前記光ファ
    イバコネクタの端面を前記フィルム受け部材による裏当
    てを受けながら前記研磨フィルムに押し付けた状態で前
    記研磨フィルムを移動させながら前記光ファイバコネク
    タを往復移動させることにより前記光ファイバコネクタ
    の端面を研磨するようにしたことを特徴とする光ファイ
    バコネクタの研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ保持部材よりも前記研磨フ
    ィルムの上流側に研磨液供給部を設けると共に、前記コ
    ネクタ保持部材よりも前記研磨フィルムの下流側に研磨
    液排出部を設けて、前記研磨液供給部から前記研磨液排
    出部にかけての前記研磨フィルムの移動路を前記研磨液
    排出部側が低くなるように傾斜させたことを特徴とする
    請求項1記載の光ファイバコネクタの研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクタ保持部材は、前記光ファイ
    バコネクタをそれぞれ独立した付勢手段により前記研磨
    フィルムに付勢した状態で前記研磨フィルムの幅方向に
    沿って複数個保持することを特徴とする請求項1または
    2記載の光ファイバコネクタの研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記コネクタ保持部材は、前記光ファイ
    バコネクタを前記研磨フィルムに付勢した付勢状態と前
    記研磨フィルムから離隔した離隔状態とに切換可能なこ
    とを特徴とする請求項3記載の光ファイバコネクタの研
    磨装置。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバコネクタは、前記コネク
    タ保持部材にそれぞれ単独に着脱可能に保持されること
    を特徴とする請求項1から4までのいずれか記載の光フ
    ァイバコネクタの研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルム受け部材は前記光ファイバ
    コネクタの端面の形状にならう硬さを有する回転ローラ
    であると共に、前記コネクタ往復移動手段は前記回転ロ
    ーラの軸方向に直線往復移動することを特徴とする請求
    項1から5までのいずれか記載の光ファイバコネクタの
    研磨装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017525573A (ja) * 2014-08-18 2017-09-07 タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド 研磨装置
CN109015256A (zh) * 2018-08-15 2018-12-18 合肥五凡工程设计有限公司 一种铸铁件生产用打磨装置
CN115091269A (zh) * 2022-07-04 2022-09-23 东莞市新美洋技术有限公司 光纤段的双端面研磨方法

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