JP2000334264A - 排ガス処理方法及び装置 - Google Patents

排ガス処理方法及び装置

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JP2000334264A
JP2000334264A JP11152313A JP15231399A JP2000334264A JP 2000334264 A JP2000334264 A JP 2000334264A JP 11152313 A JP11152313 A JP 11152313A JP 15231399 A JP15231399 A JP 15231399A JP 2000334264 A JP2000334264 A JP 2000334264A
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adsorbent
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inlet
side shelf
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Sumiomi Matsumoto
純臣 松本
Chizuho Kusama
千津穂 草間
Yoneo Tamura
米生 田村
Yoshiro Tanaka
義郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応後の吸着剤をガラス原料として使用し、
廃棄物ゼロ化、排ガスの圧力損失の低減を可能とする。 【解決手段】 吸着剤4としてガラス原料を使用し、排
ガスを該吸着剤4に処理槽1内で接触させ、排ガスに含
まれている塩化水素と吸着剤4とを化学反応させ、ガラ
ス原料となる塩素含有物質を生成させる。吸着剤4を充
填する空間4aを処理室1d内に千鳥掛状に配置された
入口側棚板2と出口側棚板3とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾式処理法に属す
る排ガス処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、耐熱ガラス製品等を製造
するために、ガラス溶融炉でガラス原料を溶融する過程
で発生する排ガスは、その成分中に有害な塩化水素(H
Cl)が含まれているため、これをそのまま大気中に放
出することができず、塩化水素(HCl)を除去した後
に排出されている。
【0003】排ガスの処理方法の一に乾式処理法があ
り、さらに、乾式処理法には、排ガス中に吸着剤を噴霧
するか、あるいは吸着剤の中に排ガスを吹き込むかのい
ずれかにより、排ガス中の特定の成分を吸着剤と反応さ
せて除去する方法が主であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の排ガス中
に含まれる特定の成分を吸着剤を用いて除去する方法
(乾式処理法)では、排ガスと吸着剤との反応による生
成物は、通常、廃棄処分されていた。例えば、ある種の
ガラス製品の製造において、ガラス溶融炉で発生する排
ガスには塩化水素(HCl)が含まれており、塩化水素
(HCl)を乾式処理法で除去する場合、反応後の吸着
剤は廃棄されることが前提となっている。一部では、吸
着剤を再生して使用することも行われているが、くり返
し使用されるうちに吸着剤が次第に微粉化して再生が困
難となり、最終的には廃棄されている。
【0005】従来の乾式処理法のうち、排ガス中に吸着
剤を噴霧する方法は、排ガスと吸着剤との接触が不完全
となり易いため、処理効率が低く、信頼性に乏しい点で
問題があった。一方、吸着剤の中に排ガスを吹き込む方
法は、吸着剤を配置する領域の前後に、吸着剤の粒径よ
りも目が細かく、通気性を有する濾布や金網等を設置し
て吸着剤が流出しないように担持させているため、排ガ
スの圧力損失が大きいという問題があった。また、排ガ
スと吸着剤との反応が飽和状態に達すると、濾布や金網
等に目詰まりが起き、導入される排ガスの流動性が低下
して処理槽内で排ガスの圧力損失が発生するという問題
があった。この方法では、排ガス処理系統の上流側に排
ガスの圧力損失の影響が及び、ガラス溶融炉の炉内圧に
変動を来たすため、排ガス処理を中断して、飽和状態の
吸着剤を交換する必要があり、排ガスの処理効率を低下
させていた。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題に鑑みて提
案されたものであって、その目的とするところは、排ガ
スと反応した後の吸着剤をガラス原料として使用して、
廃棄物のゼロ化を図り、かつ、排ガスの圧力損失の低減
を可能とする排ガス処理方法及び排ガス処理装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の排ガス処理方法
は、ガラス溶融炉から排出される排ガスに含まれる塩化
水素(HCl)を吸着剤で排ガス中から分離除去する排
ガス処理方法において、吸着剤としてガラス原料を使用
し、排ガスを吸着剤に接触させ、排ガス中の塩化水素
(HCl)と吸着剤とを化学反応させてガラス原料とな
る塩素含有物質を生成させることを特徴とするものであ
る。この方法によれば、排ガスと反応後の吸着剤をガラ
ス原料として使用することができ、廃棄物ゼロ化を図る
ことができる。
【0008】また、本発明の排ガス処理方法は、吸着剤
として炭酸ナトリウム(Na2 CO 3 )を使用したこと
を特徴とする。この方法によれば、排ガス中に含まれる
塩化水素(HCl)を吸着剤に接触させて、HCl+N
2 CO3 →2NaCl+CO2 +H2 Oの化学反応に
より、塩素(Cl)を含有するガラス原料である塩化ナ
トリウム(NaCl)を生成させ、他の生成物は電気集
塵機等により容易に除去あるいは無害化処理することが
できる。
【0009】また、本発明の排ガス処理装置は、排ガス
を導入する入口と、排ガスを排出する出口とを有し、排
ガスの入口側に、排ガスの通過間隙を隔てて上下方向に
多段配置され、各段が排ガスの流動方向下流側に向かっ
て下向きに傾斜した入口側棚板と、排ガスの出口側に、
入口側棚板と対向して排ガスの通過間隙を隔てて上下方
向に多段配置され、各段が排ガスの流動方向下流側に向
かって上向きに傾斜した出口側棚板と、入口側棚板と出
口側棚板とによって内部を仕切られ、外部から導入した
排ガスを入口側棚板の排ガスの通過間隙から出口側棚板
の排ガスの通過間隙を通過させて外部へ排出する処理槽
と、処理槽内で入口側棚板と出口側棚板との間に形成さ
れる空間に充填された吸着剤とを備え、入口側棚板と出
口側棚板とを上下方向に位置をずらせて千鳥掛状に配置
したことを特徴とする。この構成によれば、吸着剤がジ
グザグ運動をしながら流下するため、排ガスと吸着剤と
の接触域を大きくすることができ、吸着剤の吸着性能を
十分に発揮させることができる。
【0010】さらに、本発明の排ガス処理装置は、入口
側棚板と出口側棚板とで形成される空間の下部から吸着
剤を一定量ずつ取出す吸着剤取出し手段と、前記空間の
上部から吸着剤を供給する吸着剤供給手段とを備えてい
ることを特徴とする。この構成により、吸着剤を一定時
間毎に一定量ずつ交換して吸着性能を保持するので、排
ガス処理装置の長期間連続運転を可能とすることができ
る。
【0011】また、本発明の排ガス処理装置は、吸着剤
取出し手段によって取出された吸着剤を再生して吸着剤
供給手段に供給する吸着剤循環手段を備えていることを
特徴とする。この構成によって、吸着剤の反復使用が可
能となり、処理コストの低減が図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の排ガス処理装置の概略図で
あって、1は処理槽、2は入口側棚板、3は出口側棚
板、4は吸着剤、5は吸着剤取出し手段、6は吸着剤供
給手段、7は吸着剤循環手段、8は微粒子分離手段をそ
れぞれ示している。
【0014】処理槽1は、角筒状をなし、上端が天板1
aで閉じられ、下部に角錐状の排出ホッパー部1bが連
設され、中間底板1cで内部が上下に仕切られて複数の
空間が形成されている。天板1aと中間底板1cとの間
の空間を処理室1dとし、処理室1dの入口側に排ガス
導入管1eが、出口側に排ガス排出管1fがそれぞれ接
続されている。
【0015】入口側棚板2と出口側棚板3は、処理槽1
の処理室1d内を入口側と出口側とに仕切るように対向
して設置されており、入口側棚板2と出口側棚板3との
間に吸着剤4を充填する空間4aが形成されている。
【0016】図1及び図2(B)に示すように、入口側
棚板2は、排ガスの通過間隙g1 を隔てて上下方向に多
段配置され、各段が排ガスの流動方向下流側に向かって
下向きに傾斜した状態で取付けられている。
【0017】出口側棚板3は、入口側棚板2に対向して
配置され、排ガスの通過間隙g2 を隔てて上下方向に多
段配置され、各段が排ガスの流動方向下流側に向かって
上向きに傾斜した状態で取付けられている。そして、入
口側棚板2と出口側棚板3とは、上下方向に位置をずら
せて千鳥掛状に配置されている。入口側棚板2の排ガス
通過間隙g1 と、出口側棚板3の排ガス通過間隙g2
は、同一でもよく、異ならせてもよい。出口側棚板3の
排ガスの流動方向下流側の端部には吸着剤4の外部流出
を防止するために、通気性を有する濾布や金網等からな
る吸着剤流出防止手段9が張設されている。
【0018】吸着剤4は、所定の粒径を有するガラス原
料であって、入口側棚板2と出口側棚板3との間に形成
される空間4aに充填される。本発明で使用する吸着剤
4は、排ガス中の塩化水素(HCl)と反応し、塩素
(Cl)を含有するガラス原料を生成させるものであれ
ばよく、例えば、ソーダ灰とも称される炭酸ナトリウム
(Na2 CO3 )が使用できる。
【0019】吸着剤取出し手段5は、処理槽1内の中間
底板1cの下部に設置され、処理室1d内の入口側棚板
2と出口側棚板3との間に形成される空間4aの下部に
取付けられたロータリーバルブ5aと、排出ホッパー部
1bの下部出口に取付けられた排出バルブ5bとで構成
されている。ロータリーバルブ5aは、図2(A)に示
すように、外周に、シール面5a0 と、適当数(図は2
個の場合を例示)の計量凹部5a1 とが形成された円柱
形回転部材5a2 と、図2(B)に示すように、円筒形
のバルブケーシング5a3 とを備えている。バルブケー
シング5a3 は、上部に空間4aの下部に連通する入口
開口5a4 を、下部に出口開口5a5 をそれぞれ備えて
おり、バルブケーシング5a3 内に円柱形回転部材5a
2 が回転可能に挿入され、バルブケーシング5a3 の入
口開口5a4 から計量凹部5a1に流入した吸着剤4
を、円柱形回転部材5a2 をモータ等のアクチュエータ
(図示省略)で一定時間毎に回転させて、出口開口5a
5 から排出ホッパー部1bに取出すように制御される。
また、図1に示す排出バルブ5bは、ロータリーバルブ
5aと同様の構成からなり、処理室1dからの排ガスの
漏洩を防止するため、ロータリーバルブ5aとは異なる
時点で開閉し、排出ホッパー部1bに取出された吸着剤
4を下方に排出するものである。
【0020】吸着剤供給手段6は、処理槽1の上部に設
置され、処理槽1内の入口側棚板2と出口側棚板3との
間に形成される空間4aの上部から吸着剤4を供給する
ためのもので、図1では、上下方向のシュート6aと供
給バルブ6bとで構成した場合を示している。
【0021】吸着剤循環手段7は、排出ホッパー部1b
から取出した吸着剤4を吸着剤供給手段6に輸送するた
めのものであって、図1では、排出ホッパー部1bの下
部に設置した吸着剤受け容器7aと、吸着剤受け容器7
aから吸着剤供給手段6に向けて吸着剤4を輸送する空
気輸送管7bとで構成した場合を示している。
【0022】微粒子分離手段8は、吸着剤循環手段7に
よって吸着剤供給手段6に輸送される吸着剤4の中から
微粒子化した吸着剤4を分離するためのものであって、
図1では、吸着剤供給手段6のシュート6aの上部に設
置されたサイクロン8aと、サイクロン8aの中心上部
から微粒子吸引管8bを介して微粒子化した吸着剤4を
吸引するブロワー8cとで構成した場合を示しており、
吸着剤循環手段7の空気輸送管7bの先端を、微粒子分
離手段8のサイクロン8aに接線方向から吸着剤4を流
入させるように接続している。また、ブロワー8cの排
出管8dは、処理槽1の排ガス排出管1fに合流させ
て、微粒子化した吸着剤4を排ガスと共に後続の電気集
塵機等により集塵浄化処理させるようにしている。
【0023】本発明の排ガス処理装置は以上の構成から
なり、次にその動作を説明する。例えば、ガラス溶融炉
で発生する排ガスは、煙道を通り送風機等(図示省略)
によって排ガス導入管1eを経て処理槽1内へ導入され
る。処理槽1内に導入された排ガスは、処理室1d内に
設けられた入口側棚板2の排ガス通過間隙g1 から空間
4aに流入した後、排ガス中に含まれる塩化水素(HC
l)が吸着剤4と接触して化学反応し、一部の成分はガ
ラス原料となる塩素(Cl)を含有する物質となり、他
の成分は出口側棚板3の排ガス通過間隙g2 から排ガス
排出管1fを経て外部に排出される。吸着剤取出し手段
5は、吸着剤4の吸着性能が飽和状態に達する前に吸着
剤4の交換を行うため、一定時間毎にロータリーバルブ
5aが回転するように制御され、これにより、空間4a
内に充填された吸着剤4が下部から一定量ずつ排出ホッ
パー部1bに取出される。この古い吸着剤4の取出しと
同時に、吸着剤供給手段6のシュート6aから新しい吸
着剤4が空間4aの上部から補充される。吸着剤取出し
手段5の取出しに連動して、微粒子分離手段8のブロワ
ー8cが駆動され、サイクロン8a内を減圧する。これ
により、吸着剤循環手段7の空気輸送管7bを通じて吸
着剤受け容器7a内の吸着剤4が吸引空気流により輸送
され、サイクロン8a内に接線方向から吸入されて旋回
運動する。サイクロン8a内では、比重の大きい、即
ち、粒径の大きい吸着剤4はサイクロン8aの外周側に
遠心分離されてサイクロン8a内に滞留し、比重の小さ
い、即ち、微粒子化した吸着剤4はサイクロン8aの中
心付近を旋回し、中心上部の微粒子吸引管8bから吸引
されてブロワー8cの排出管8dを経て処理槽1の排ガ
ス排出管1f内の排ガスと合流し、後続の電気集塵機等
により捕集され、回収される。吸着剤4は、吸着剤循環
手段7の空気輸送管7bでサイクロン8aに輸送される
際に、吸着剤4同士の衝突や摩擦によって、表面の吸着
成分が分離される。そして、吸着剤4から分離された成
分は、サイクロン8a内でサイクロン8aの中心上部の
微粒子吸引管8bから微粒子化された吸着剤4と共に吸
引されて回収される。微粒子分離手段8のブロワー8c
の駆動は、吸着剤供給手段6のシュート6a内の吸着剤
4の滞留量によって、例えば、吸着剤4が一定レベルに
なるように供給バルブ6bの開閉と併行して行われる。
また、吸着剤取出し手段5の排出バルブ5bは、排出ホ
ッパー部1b内の吸着剤4の滞留量によって開閉制御さ
れる。
【0024】吸着剤4として炭酸ナトリウム(Na2
3 )を使用した場合は、処理槽1内では、HCl+N
2 CO3 →2NaCl+CO2 +H2 Oの化学反応に
より、排ガスに含まれる塩化水素(HCl)を、塩素
(Cl)を含有するガラス原料である塩化ナトリウム
(NaCl)として分離することができ、他の生成物
は、排ガスと共に後続の電気集塵機等により容易に除去
あるいは無害化処理することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、排ガス中の成
分と吸着剤との反応により生じた生成物をガラス原料と
して使用することができ、廃棄物ゼロ化を図ることがで
きる。
【0026】請求項2の発明によれば、HCl+Na2
CO3 →2NaCl+CO2 +H2Oの化学反応によ
り、塩化水素(HCl)をガラス原料である塩化ナトリ
ウム(NaCl)として分離することができ、他の生成
物は、排ガスと共に電気集塵機等により容易に除去ある
いは無害化処理することができる。
【0027】請求項3の発明によれば、吸着剤のブリッ
ジ現象による目詰まりを防止して、吸着剤をスムーズに
流下させることができるため、吸着剤が反応熱で団塊状
にならず、排ガスの通気妨害を排除することができる。
この結果、排ガスの圧力損失を低減することができ、ガ
ラス溶融炉の操業条件に変動を来すことがない。
【0028】請求項4の発明によれば、吸着剤を一定時
間毎に一定量ずつ交換するため、排ガスと吸着剤との反
応が促進され、排ガス処理装置を長期間連続して運転す
ることが可能となる。
【0029】請求項5の発明によれば、吸着剤の反復使
用が可能となり、排ガス処理コストの低減が図れる。特
に、吸着剤として炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )を使
用すると、排ガスと吸着剤との反応により生成する物質
は塩化ナトリウム(NaCl)であり、塩化ナトリウム
(NaCl)は、吸着剤取出し手段で取出して自然放冷
させるだけで微粒子状に晶出し、サイクロン等によって
吸着剤から容易に分離され、微粒子化した吸着剤と共に
回収することができるため、特別な吸着剤再生手段が不
要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す排ガス処理装置の概略
図。
【図2】(A)はロータリーバルブを構成する回転部材
の側面図、(B)は入口側棚板と出口側棚板の配置状態
及びロータリーバルブのバルブケーシングとの関係を示
す側面説明図。
【符号の説明】
1 処理槽 1a 天板 1b 排出ホッパー部 1c 中間底板 1d 処理室 1e 排ガス導入管 1f 排ガス排出管 2 入口側棚板 3 出口側棚板 4 吸着剤 4a 空間 5 吸着剤取出し手段 5a ロータリーバルブ 5b 排出バルブ 6 吸着剤供給手段 6a シュート 7 吸着剤循環手段 7a 吸着剤受け容器 7b 空気輸送管 8 微粒子分離手段 8a サイクロン 8b 微粒子吸引管 8c ブロワー 8d 排出管 9 吸着剤流出防止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 米生 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 日本電 気硝子株式会社内 (72)発明者 田中 義郎 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 日本電 気硝子株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AA19 AC10 BA03 BA04 BA14 CA08 CA20 DA02 DA16 FA04 GA02 GA03 GB04 GB06 GB20 HA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス溶融炉から排出される排ガスに含
    まれる塩化水素を吸着剤で吸着して排ガス中から分離除
    去する排ガス処理方法において、 吸着剤としてガラス原料を使用し、前記排ガスを該吸着
    剤に接触させ、前記排ガス中の塩化水素と吸着剤とを化
    学反応させてガラス原料となる塩素含有物質を生成させ
    ることを特徴とする排ガス処理方法。
  2. 【請求項2】 吸着剤として炭酸ナトリウムを使用した
    ことを特徴とする請求項1に記載の排ガス処理方法。
  3. 【請求項3】 排ガスを導入する入口と、排ガスを排出
    する出口とを有し、排ガスの入口側に、排ガスの通過間
    隙を隔てて上下方向に多段配置され、各段が排ガスの流
    動方向下流側に向かって下向きに傾斜した入口側棚板
    と、排ガスの出口側に、前記入口側棚板と対向して排ガ
    スの通過間隙を隔てて上下方向に多段配置され、各段が
    排ガスの流動方向下流側に向かって上向きに傾斜した出
    口側棚板と、前記入口側棚板と出口側棚板とによって内
    部を仕切られ、外部から導入した排ガスを前記入口側棚
    板の排ガスの通過間隙から前記出口側棚板の排ガスの通
    過間隙を通過させて外部へ排出する処理槽と、該処理槽
    内で前記入口側棚板と前記出口側棚板との間に形成され
    る空間に充填された吸着剤とを備え、前記入口側棚板と
    前記出口側棚板とを上下方向に位置をずらせて千鳥掛状
    に配置したことを特徴とする排ガス処理装置。
  4. 【請求項4】 入口側棚板と出口側棚板とで形成される
    空間の下部から吸着剤を一定量ずつ取出す吸着剤取出し
    手段と、前記空間の上部から吸着剤を供給する吸着剤供
    給手段とを備えていることを特徴とする請求項3に記載
    の排ガス処理装置。
  5. 【請求項5】 吸着剤取出し手段によって取出された吸
    着剤を再生して吸着剤供給手段に供給する吸着剤循環手
    段を備えていることを特徴とする請求項4に記載の排ガ
    ス処理装置。
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