JP2000332821A - 音声パケット伝送装置 - Google Patents

音声パケット伝送装置

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JP2000332821A
JP2000332821A JP11138355A JP13835599A JP2000332821A JP 2000332821 A JP2000332821 A JP 2000332821A JP 11138355 A JP11138355 A JP 11138355A JP 13835599 A JP13835599 A JP 13835599A JP 2000332821 A JP2000332821 A JP 2000332821A
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Toru Kikuchi
徹 菊地
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話前、或いは通話中の音声符号化方式の切
り換え時にも適切な補間方式へ切り換えることが可能な
音声パケット伝送装置を提供する。 【解決手段】 音声信号をパケット網を介して伝送する
音声パケット伝送装置において、パケット網102より
パケットを受信し、音声フレームに分解するパケット受
信手段108と、複数の符号化方式の何れかで音声フレ
ームを音声信号に復号化する音声復号化手段109と、
音声復号化手段109が複数の符号化方式のうちのどの
符号化方式で音声フレームを復号化するかに応じて損失
音声フレームの補間を行う補間手段602−1〜602
−Nと、音声復号化手段109に適切な補間手段602
−i(i=1、...、N)を選択し動作させるように制御
する制御手段112を備える構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号をパケッ
ト網を介して伝送する音声パケット伝送装置に関し、特
にパケット伝送におけるパケット損失による音声フレー
ム損失の補間処理を行う音声パケット伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、音声符号化方式として様々な方式
が提案、標準化され、ITU−T勧告H.323に見ら
れるように、音声符号化方式を通話直前、或いは通話中
に選択的に切り替える方法が示されている。特開平8−
8933号公報には、セル化された音声信号を受信し、
それぞれ異なる方法で補間を行う複数の補間回路を有
し、伝送路上でセル廃棄が行われた場合、補間処理に伴
う誤差が最小となる補間回路を選択する方式が示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通話直
前の音声符号化方式の選択後に誤差算出を行った場合、
接続処理が遅延してしまい、且つ、通話中に切り替える
場合に、再度誤差計算を行っている間は切り換えを待た
せるか、或いは、誤差算出による適切な補間方式を選択
している間は、前に用いていた必ずしも適正ではない補
間方式が使用されるという問題がある。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、通話前、或いは通話中の音声符号化方式の切り換え
時にも適切な補間方式へ切り換えることが可能な音声パ
ケット伝送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係わる音声パケット伝送装置
は、音声信号をパケット網を介して伝送する音声パケッ
ト伝送装置において、前記パケット網よりパケットを受
信し、音声フレームに分解するパケット受信手段と、複
数の符号化方式の何れかで前記音声フレームを音声信号
に復号化する音声復号化手段と、前記音声復号化手段が
前記複数の符号化方式のうちのどの符号化方式で前記音
声フレームを復号化するかに応じて損失音声フレームの
補間を行う補間手段と、前記音声復号化手段に適切な前
記補間手段を選択し動作させるように制御する制御手段
とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項1に係わる音声パケット伝送装置において、
前記音声復号化手段は、復号化手段がそれぞれ異なる複
数の音声復号化手段と、前記複数の音声復号化手段の1
つを選択する音声復号化選択手段とを有することを特徴
とする。
【0007】請求項3に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項1に係わる音声パケット伝送装置において、
前記補間手段は、パケット損失に伴う損失音声フレーム
の補間を行う複数の補間手段と、前記音声復号化手段が
前記複数の符号化方式のうちのどの符号化方式で前記音
声フレームを復号化するかに応じて前記複数の補間手段
の1つを選択する補間選択手段とを有することを特徴と
する。
【0008】請求項4に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項1に係わる音声パケット伝送装置において、
前記音声復号化手段は、復号化手段がそれぞれ異なる複
数の音声復号化手段と、前記複数の音声復号化手段の1
つを選択する音声復号化選択手段とを有し、前記補間手
段は、パケット損失に伴う損失音声フレームの補間を行
う複数の補間手段と、前記音声復号化選択手段による音
声復号化手段の選択に応じて前記複数の補間手段の1つ
を選択する補間選択手段とを有することを特徴とする。
【0009】請求項5に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項1に係わる音声パケット伝送装置において、
音声信号をディジタル化された音声フレームへ変換する
音声符号化手段と、音声フレームをパケット化しパケッ
ト網へ送信するパケット送信手段とを更に有することを
特徴とする。
【0010】請求項6に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項1に係わる音声パケット伝送装置において、
パケット網におけるパケット損失を検出するパケット損
失検出手段を更に有することを特徴とする。
【0011】請求項7に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項1に係わる音声パケット伝送装置において、
補間手段を選択的に切り換える補間切替手段と、符号化
手段にとって適切な補間手段の対応づけを行う補間処理
選択手段とを備え、制御手段は、復号化切替手段の切替
制御に応じて、補間処理選択手段により補間処理を選択
し補間切替制御を行うことを特徴とする。
【0012】請求項8に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項6に係わる音声パケット伝送装置において、
音声復号化手段と該音声復号化手段に適切な補間手段を
固定的に接続し、制御手段は、パケット損失検出手段と
復号化切換手段の結果に基づき、対応する補間手段によ
る補間処理を制御することを特徴とする。
【0013】請求項9に係わる音声パケット伝送装置
は、請求項6に係わる音声パケット伝送装置において、
パケット損失検出手段は、検出結果に基づき音声フレー
ムの損失を示す制御フレームを挿入し、補間手段は前記
制御フレームを検出することにより損失した音声フレー
ムの補間処理を行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る音声パケット伝送装置の実施の形態を示すブロック図
である。
【0016】図1において、101は、音声信号をパケ
ット化して伝送する音声パケット伝送装置、102は、
TCP/IP( Transmisson Control Protocol/Inter
netProtocol)ネットワークに代表されるパケット網、
103は、マイクや電話回線等の音声入力部、104
は、音声入力部103からの音声信号を音声パケット伝
送装置101内部で処理するためのディジタル信号へ変
換するAD変換部、105は、ディジタル信号へ変換さ
れた音声データを音声圧縮処理した音声フレームを生成
する音声圧縮部、106は、1つ或いは複数の音声フレ
ームをパケット網102へ送信可能なパケットに組み立
て送信するパケット送信部、107は、パケット網との
物理的なインターフェースを備えるパケット網インタフ
ェース部、108は、パケット網インタフェース部10
7を介してパケット網102からパケットを受信し、音
声フレームに分解するパケット受信部、109は、音声
フレームを伸張し音声データを生成する音声伸長部、1
10は、ディジタルの音声データを音声出力部111か
ら出力可能なアナログの音声信号へ変換するDA変換
部、111は、スピーカ、ヘッドフォン、電話回線等の
音声出力部である。
【0017】図2は、図1に示す音声パケット伝送装置
の音声圧縮部105のブロック図である。図2におい
て、201−1〜201−Nは、それぞれ音声圧縮方式
の異なる音声圧縮器、202−1は、音声圧縮制御部1
12からの制御信号に基づきAD変換部104からの音
声データを適切な音声圧縮器201−1〜201−Nに
振り分ける音声圧縮器切換部1、202−2は、音声圧
縮器201−1〜201−Nによって圧縮された音声フ
レームを音声圧縮制御部112からの制御信号に基づき
パケット送信部106へ転送する音声圧縮器切換部2で
ある。
【0018】図3は、図1に示す音声パケット伝送装置
のパケット送信部106のブロック図である。図3にお
いて、301は、音声圧縮部105からの音声フレーム
をパケット組立のために一時的に貯える音声フレームバ
ッファ、302は、音声フレームバッファ301から音
声フレームを1つ或いは複数取り出し、タイムスタンプ
情報、シーケンス番号等のヘッダ情報を付加し、パケッ
トとして組み立てるパケット組立部、303は、パケッ
ト網インタフェース部107での処理遅延を吸収するパ
ケット送信バッファである。
【0019】図4は、図1に示す音声パケット伝送装置
のパケット受信部108のブロック図である。図4にお
いて、401は、パケット分解部402の処理遅延を吸
収すると共に到着パケットのヘッダ情報内のシーケンス
番号を参照し、到着順序の反転等を補正するためのパケ
ット受信バッファ、402は、パケット受信バッファ4
01から入力されるパケットからヘッダ情報を取り除き
音声フレームに分解するパケット分解部、403は、音
声伸長部109の処理遅延を吸収する音声フレームバッ
ファ、404は、ヘッダ情報に含まれるシーケンス番号
の連続性をチェックすることによりパケット損失を検出
するパケット損失検出部、405は、音声フレームの損
失を示す制御フレームを生成し、音声フレームバッファ
403へ挿入する制御フレーム挿入部である。
【0020】図5は、図4に示す制御フレーム挿入部4
05のブロック図である。図5において、502は、音
声フレームの損失を示す制御フレームを生成する制御フ
レーム生成部、501は、パケット損失検出部404か
らのパケット損失を検出した旨の信号に基づき、音声フ
レームの損失期間中、制御フレーム生成部502から得
られる制御フレームを音声フレームバッファ403へ挿
入する音声補間制御部である。
【0021】図6は、図1に示す音声パケット伝送装置
の音声伸長部109のブロック図である。図6におい
て、601−1〜601−Nは、音声圧縮部201−1
〜201−Nの音声圧縮方式にそれぞれ対応した音声伸
張器、602−1〜602−Nは、音声伸張器601−
1〜601−Nにそれぞれ対応し、音声フレームを一時
的に貯え、音声フレームの損失を示す制御フレームに基
づいて補間音声フレームで置き換える補間処理を行う音
声フレーム補間処理バッファ、603−1は、音声圧縮
切換制御部112からの制御信号に基づき、パケット受
信部108からの受信パケットを適切な音声フレーム補
間処理バッファへ転送する音声伸張器切換部1、603
−2は、音声圧縮切換制御部112からの制御信号に基
づき、音声伸張器601−1〜601−Nの中の適切な
音声伸張器からの音声フレームをDA変換部110へ転
送する音声伸張器切換部2である。
【0022】上述したように、音声パケット伝送装置1
01は、音声信号をディジタル化された音声フレームへ
変換する音声符号化手段104と、音声フレームを音声
信号へ復号化する復号化方式がそれぞれ異なる複数の音
声復号化手段201−1〜201−Nと、音声フレーム
をパケット化しパケット網102へ送信するパケット送
信手段106と、パケット網102よりパケットを受信
し音声フレームに分解するパケット受信手段108と、
パケット網102におけるパケット損失を検出するパケ
ット損失検出手段404と、パケット損失に伴う損失音
声フレームの補間を行う複数の補間手段602−1〜6
02−Nと、音声復号化手段201−1〜201−Nを
選択的に切り換えることが可能な復号化切換手段202
−1、22−2と、音声復号化手段201−1〜201
−Nに適切な補間手段602−i(i=1、・・・、N)を
選択し、動作させるよう制御する制御手段112とを備
え、通話前、或いは通話中の音声符号化方式の切換時に
も、適切な補間方式へ切り換えるように動作する。
【0023】次に、図7乃至図9のフローチャートを用
いて音声パケット伝送装置の動作を説明する。図7は、
図1に示す音声パケット伝送装置の送信処理のフローチ
ャート、図8は、図1に示す音声パケット伝送装置の受
信処理のフローチャート、図9は、図1に示す音声パケ
ット伝送装置のパケット損失検出処理のフローチャート
である。
【0024】図7に示す送信処理ステップS700にお
いて、AD変換周期のときには(ステップS701)A
D変換部104により音声入力部103から入力された
音声信号のAD変換を行い(ステップS711)、音声
圧縮部105へ音声データの転送を行い(ステップS7
12)、音声圧縮周期のときには(ステップS702)
音声圧縮器201−1〜201−Nの中から音声圧縮切
換制御部112からの制御信号に基づく音声圧縮切換部
202−1、202−2の切換動作により適切な音声圧
縮器による音声圧縮処理により音声フレームが生成され
(ステップS721)、パケット送信部106の音声フ
レームバッファ301へ音声フレームが転送され(ステ
ップS722)、パケット組立周期のときには(ステッ
プS703)音声フレームバッファ301からパケット
組み立てに必要な音声フレームを取り出し、ヘッダ情報
を付加してパケット組立部302においてパケットを組
み立て(ステップS731)、パケット送信バッファ3
03へ組み立てたパケットを転送し(ステップS73
2)、パケット送信周期のときには(ステップS70
4)パケット送信バッファ303からパケットを取り出
し、パケット網インタフェース部107を介してパケッ
トをパケット網102に送信する(ステップS74
1)。
【0025】次に、図8に示す受信処理ステップS80
0において、パケット網インタフェース部107におい
てパケット受信が検出されると(ステップ801)、パ
ケット受信バッファ401へ受信パケットが転送され
(ステップS811)、パケット分解周期のときには
(ステップS802)、パケット分解部402にてパケ
ット受信バッファ401より得られる受信パケットから
音声フレームを取り出し(ステップS821)、音声フ
レームバッファ403へ音声フレームを転送し(ステッ
プS822)、音声伸張周期のときには(ステップS8
03)、予め通信前に送信側から通知された音声圧縮器
201−i(i=1、・・・、N)の種別情報を取得し(ス
テップS834)、取得した情報に基づき適切な音声伸
張器601−i(i=1、・・・、N)、音声フレーム補間
処理バッファ602i(i=1、・・・、N)を選択し(ス
テップS835)、選択した音声フレーム補間処理バッ
ファ602−i(i=1、・・・、N)内に存在する制御フ
レームに基づいて補間フレームを算出して置換を行い
(ステップS831)、選択した音声伸張器601−i
(i=1、・・・、N)において音声フレーム補間処理バッ
ファ602i(i=1、・・・、N)から音声フレームを取
り出して伸張処理を行い(ステップS832)、伸張さ
れた音声データをDA変換部110へ転送することによ
り(ステップS833)、音声出力部111に音声信号
が出力される。パケット損失検出部404によりパケッ
ト損失が検出された場合(ステップS804)、図9に
示すパケット損失処理ステップS900へ移行する(ス
テップS841)。
【0026】図9に示すパケット損失検出処理ステップ
S900において、パケット損失の始まりを示す場合
(ステップS901)、音声補間制御部501を制御フ
レームの挿入開始状態へ遷移させ(ステップS91
1)、パケット損失区間が終了した場合(ステップS9
02)、制御フレームの挿入終了状態へ遷移させ(ステ
ップS921)、音声伸張周期において(ステップS9
03)、音声補間制御部501は、制御フレーム挿入状
態の場合(ステップS931)、制御フレーム生成部5
02より制御フレームを取得し音声フレームバッファ4
03に挿入する(ステップS932)。
【0027】(第2の実施の形態)図10乃至図12
は、本発明に係る音声パケット伝送装置の第2の実施の
形態を示すブロック図である。尚、第1の実施の形態と
同一の構成要素についての説明は省略する。
【0028】図10は、図1に示す音声パケット伝送装
置のパケット受信部108のブロック図、図11は、図
10に示す音声フレーム補間部1005のブロック図、
図12は、図1に示す音声パケット伝送装置の音声伸長
部109のブロック図である。
【0029】図10において、1005は、パケット損
失部404からのパケット損失に伴う信号に基づき音声
フレームの損失を示す制御フレームを挿入すると共に制
御フレーム列に対応する補間音声フレームを算出し置換
を行う音声フレーム補間部である。
【0030】図11において、1103は、パケット損
失検出部404からのパケット損失を示す制御信号に基
づき、損失を示す制御フレームを音声フレームバッファ
403へ挿入し、当該音声フレームバッファ403内の
制御フレームを音声圧縮切換制御部112からの制御信
号に基づく音声フレーム補間器1101−i(i=1、・・
・、M)により補間音声フレームを演算して置換する制御
を行う音声補間制御部、1101−1、1101−2
は、音声圧縮方式に適切な補間器の組み合わせをテーブ
ルとして備え、音声圧縮切換制御部112の音声圧縮方
式を示す制御信号に基づき、それに適切な音声フレーム
補間器1101−i(i=1、・・・、M)へ切り換えを行う
音声フレーム補間切換部である。図12において、12
01−1〜1201−Nの音声伸張器は、パケット受信
部108の音声フレームバッファ403から音声フレー
ムを取り出し伸張処理を行う。
【0031】次に、図13、図14に示すフローチャー
トを用いて動作を説明する。
【0032】図13は、図1に示す音声パケット伝送装
置の受信処理のフローチャート、図14は、図1に示す
音声パケット伝送装置のパケット損失検出処理のフロー
チャートである。
【0033】図13に示す受信処理ステップS1300
において、音声伸張周期のときには(ステップS80
3)、音声伸張器1201−i(i=1、・・・、N)は、パ
ケット受信部108の音声フレームバッファ403から
音声フレームを取り出し、通信前に送信側から通知され
た音声圧縮器201−i(i=1、・・・、N)の種別情報に
基づき適切な音声伸張器1201−i((i=1、・・・、
N)を選択し、伸張処理を行い(ステップS133
1)、DA変換部110へ音声データの転送を行う(ス
テップS833)。
【0034】図14に示すパケット損失検出処理ステッ
プS1400において、パケット損失区間が終了した場
合(ステップS902)、制御フレームの挿入終了状態
へ遷移させ(ステップS921)、予め通信前に送信側
から通知された音声圧縮器201−i(i=1、・・・、N)
の種別情報を取得し(ステップS834)、取得した情
報に基づき音声フレーム補間器切換部1102−i(i
=1、2)を切換制御し(ステップS1423)、音声
補間制御部1103は、音声フレームバッファ403内
の制御フレームを音声圧縮切換制御部112からの制御
信号に基づく音声フレーム補間器1101−i(i=1、
・・・、M)により補間音声フレームを演算して置換する
(ステップS1422)。
【0035】尚、本実施の形態によれば、音声フレーム
補間器1101−i(i=1、・・・、M)の数Mを、音声圧
縮方式(音声圧縮器201−i、音声伸張器601−
i、1201−i(i=1、・・・、N))の数Nよりも少な
くすることが可能となり、資源の有効利用が可能とな
る。
【0036】以上の第1及び第2の実施の形態では、通
信前に送信側から通知された音声圧縮方式に応じて補間
フレームバッファ602、音声フレーム補間器1101
を選択したが、通信中にも音声圧縮方式が切り換えら
れ、送信側から新たな音声圧縮方式が通知された場合
も、受信側では補間フレームバッファ602、音声フレ
ーム補間器1101を選択する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音声パケ
ット伝送装置によれば、音声パケット伝送システムを、
音声信号をディジタル化された音声フレームへ変換する
音声符号化手段と、前記音声フレームを音声信号へ復号
化する、復号化方式がそれぞれ異なる複数の音声復号化
手段と、音声フレームをパケット化しパケット網へ送信
するパケット送信手段と、パケット網よりパケットを受
信し音声フレームへ分解するパケット受信手段と、パケ
ット網におけるパケット損失を検出するパケット損失検
出手段と、パケット損失に伴う損失音声フレームの補間
を行う複数の補間手段と、前記音声復号化手段を選択的
に切り替えることが可能な復号化切換手段と、前記音声
復号化手段に適切な前記補間手段を選択し動作させるよ
う制御する制御手段を備えることにより、通話前、或い
は通話中の音声符号化方式の切り換え時にも、適切な補
間方式へ切り換えることが可能となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声パケット伝送装置の実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す音声パケット伝送装置の音声圧縮部
のブロック図である。
【図3】図1に示す音声パケット伝送装置のパケット送
信部のブロック図である。
【図4】図1に示す音声パケット伝送装置のパケット受
信部のブロック図である。
【図5】図4に示す制御フレーム挿入部のブロック図で
ある。
【図6】図1に示す音声パケット伝送装置の音声伸長部
のブロック図である。
【図7】図1に示す音声パケット伝送装置の送信処理の
フローチャートである。
【図8】図1に示す音声パケット伝送装置の受信処理の
フローチャートである。
【図9】図1に示す音声パケット伝送装置のパケット損
失検出処理のフローチャートである。
【図10】図1に示す音声パケット伝送装置のパケット
受信部のブロック図である。
【図11】図10に示す音声フレーム補間部のブロック
図である。
【図12】図1に示す音声パケット伝送装置の音声伸長
部のブロック図である。
【図13】図1に示す音声パケット伝送装置の受信処理
のフローチャートである。
【図14】図1に示す音声パケット伝送装置のパケット
損失検出処理のフローチャートである。
【符号の説明】
101 音声パケット伝送装置 105 音声圧縮部 106 パケット送信部 108 パケット受信部 109 音声伸長部 112 音声圧縮切換制御部 404 パケット損失検出部 405 制御フレーム挿入部 501 音声補間制御部 601−1〜601−N 音声伸張器 602−1〜602−N 音声フレーム補間処理バッフ
ァ 1005 音声フレーム補間部 1101−1〜1101−N 音声フレーム補間部 1102−1、1102−2 音声フレーム補間器切換
部 1103 音声補間制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をパケット網を介して伝送する
    音声パケット伝送装置において、 前記パケット網よりパケットを受信し、音声フレームに
    分解するパケット受信手段と、 複数の符号化方式の何れかで前記音声フレームを音声信
    号に復号化する音声復号化手段と、 前記音声復号化手段が前記複数の符号化方式のうちのど
    の符号化方式で前記音声フレームを復号化するかに応じ
    て損失音声フレームの補間を行う補間手段と、 前記音声復号化手段に適切な前記補間手段を選択し動作
    させるように制御する制御手段とを備えることを特徴と
    する音声パケット伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 前記音声復号化手段は、復号化手段がそれぞれ異なる複
    数の音声復号化手段と、 前記複数の音声復号化手段の1つを選択する音声復号化
    選択手段とを有することを特徴とする音声パケット伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 前記補間手段は、パケット損失に伴う損失音声フレーム
    の補間を行う複数の補間手段と、 前記音声復号化手段が前記複数の符号化方式のうちのど
    の符号化方式で前記音声フレームを復号化するかに応じ
    て前記複数の補間手段の1つを選択する補間選択手段と
    を有することを特徴とする音声パケット伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 前記音声復号化手段は、復号化手段がそれぞれ異なる複
    数の音声復号化手段と、 前記複数の音声復号化手段の1つを選択する音声復号化
    選択手段とを有し、 前記補間手段は、パケット損失に伴う損失音声フレーム
    の補間を行う複数の補間手段と、 前記音声復号化選択手段による音声復号化手段の選択に
    応じて前記複数の補間手段の1つを選択する補間選択手
    段とを有することを特徴とする音声パケット伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 音声信号をディジタル化された音声フレームへ変換する
    音声符号化手段と、 音声フレームをパケット化しパケット網へ送信するパケ
    ット送信手段とを更に有することを特徴とする音声パケ
    ット伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 パケット網におけるパケット損失を検出するパケット損
    失検出手段を更に有することを特徴とする音声パケット
    伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 補間手段を選択的に切り換える補間切替手段と、 符号化手段にとって適切な補間手段の対応づけを行う補
    間処理選択手段とを備え、 制御手段は、復号化切替手段の切替制御に応じて、補間
    処理選択手段により補間処理を選択し補間切替制御を行
    うことを特徴とする音声パケット伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項6項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 音声復号化手段と該音声復号化手段に適切な補間手段を
    固定的に接続し、制御手段は、パケット損失検出手段と
    復号化切換手段の結果に基づき、対応する補間手段によ
    る補間処理を制御することを特徴とする音声パケット伝
    送装置。
  9. 【請求項9】 請求項6項に記載の音声パケット伝送装
    置において、 パケット損失検出手段は、検出結果に基づき音声フレー
    ムの損失を示す制御フレームを挿入し、補間手段は前記
    制御フレームを検出することにより損失した音声フレー
    ムの補間処理を行うことを特徴とする音声パケット伝送
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101013642B1 (ko) * 2005-12-21 2011-02-10 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 부호 변환 장치 및 이에 이용되는 부호 변환 방법 및 그 프로그램이 기록되어 있는 컴퓨터 판독 가능 기록 매체

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