JP2000331511A - 車両用照明装置 - Google Patents

車両用照明装置

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JP2000331511A
JP2000331511A JP11139092A JP13909299A JP2000331511A JP 2000331511 A JP2000331511 A JP 2000331511A JP 11139092 A JP11139092 A JP 11139092A JP 13909299 A JP13909299 A JP 13909299A JP 2000331511 A JP2000331511 A JP 2000331511A
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JP
Japan
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light
ultraviolet ray
lamp
ultraviolet
light source
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JP11139092A
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Katsuhiro Murahashi
克広 村橋
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光エネルギーの有効利用。 【解決手段】 光源装置1の紫外線ランプや放電灯12
の紫外線UVを車両照明用蛍光ランプ43、44、45
の発光部431〜457の蛍光体により各機能色の可視
光線に変換されて各ランプ43、44、45の光源とし
て利用される。この結果、光源装置1の紫外線UVを利
用して、原理を同じくする蛍光灯と同様に発光効率が良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
光源装置の紫外線ランプや放電灯からの紫外線を紫外線
伝達路で車両の所定位置に伝達し、かつ、その紫外線を
蛍光体により可視光線に変換して車両の所定位置から外
部に照射する車両用照明装置に係り、特に、原理を同じ
くする蛍光灯と同様に発光効率が良い車両用照明装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用照明装置は、一般に、車
両に搭載された放電灯を光源とする光源装置と、その光
源装置と車両の所定位置との間に配線され、前記光源装
置の放電灯からの光を前記車両の所定位置伝達する光伝
達路と、前記車両の所定位置に配置され、前記光伝達路
で伝達された光を外部に照射する車両照明用ランプとを
備える。そして、前記光源装置の放電灯を点灯すると、
その光源装置の放電灯からの光は前記光伝達路により車
両の所定位置の車両照明用ランプに伝達され、かつ、そ
の光伝達路により伝達された光は車両照明用ランプから
外部に照射される。そして、この種の車両用照明装置と
しては、例えば、特開平5−81902号公報、特開平
6−48248号公報、特開平8−195103号公
報、特開平10−90506号公報等に記載のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用照明装置においては、紫外線フィルタが配設さ
れていて、光源装置の放電灯からの光のうち紫外線は、
紫外線フィルタでカットされて使用されていない。
【0004】本発明は、上述の車両用照明装置の改良に
係り、その目的とするところは、光源装置の紫外線ラン
プや放電灯の紫外線を利用して、原理を同じくする蛍光
灯と同様に発光効率が良い車両用照明装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、車両に搭載された紫外線ランプや放電
灯を光源とする光源装置と、前記光源装置と前記車両の
所定位置との間に配線され、前記光源装置からの紫外線
を前記車両の所定位置に伝達する紫外線伝達路と、前記
車両の所定位置に配置され、前記紫外線伝達路で伝達さ
れた紫外線を蛍光体により可視光線に変換して外部に放
出する車両照明用蛍光ランプと、を備えたことを特徴と
する。
【0006】この結果、本発明の車両用照明装置は、光
源装置の紫外線を有効利用して、原理を同じくする蛍光
灯と同様に発光効率が良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用照明装置の
一実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、図面
では、車両用照明装置のうち光源装置を除いた右側の部
分を図示する。
【0008】図において、1は車両(図示していない
が、この例では自動車)に搭載された1台の光源装置で
ある。この光源装置1は、中空形状のケーシング10
と、前記ケーシング10の内面にそれぞれ設けられた右
側反射面11R及び左側反射面11Lと、前記ケーシン
グ10内に配置された1個の光源12と、前記右側反射
面11R、前記左側反射面11Lにそれぞれ設けられた
右側投光口13R、左側投光口13L(例えば、円形を
なす)とから構成されている。
【0009】前記右側反射面11R及び前記左側反射面
11Lは、凹形の反射面で、かつ、後述する紫外線ラン
プや放電灯の光源12からの光L1、すなわち紫外線U
Vを反射させる反射面である。また、前記右側反射面1
1R及び前記左側反射面11Lは、第1焦点F1が前記
ケーシング10のほぼ中心の共通な1点に(若しくは1
点の近傍に)それぞれ位置し、かつ、右側第2焦点F2
R、左側第2焦点F2Lが前記右側投光口13R、前記
左側投光口13Lの近傍にそれぞれ位置する回転楕円面
の一部から構成されている。この反射面11R、11L
の回転楕円面は、光軸Z−Zを回転軸とする。なお、こ
の反射面11R、11Lは、上述の回転楕円面から構成
されているものの他に、第2焦点F2R、F2Lが光軸
Z−Zに複数個位置する複数個の回転楕円面から構成さ
れているもの、また、第1焦点F1及び第2焦点F2
R、F2Lがそれぞれ複数個位置する複数個の自由曲面
から構成されているものがある。
【0010】前記1個の光源12は、水銀を主封入物と
した紫外線ランプや放電灯から構成されており、前記右
側反射面11R、前記左側反射面11Lの長軸方向(光
軸Z−Z方向)に対して直交する方向にかつ水平方向に
配置されている(所謂横置き)。この紫外線ランプや放
電灯12の発光部は、前記右側反射面11R、前記左側
反射面11Lの共通第1焦点F1(若しくはその共通第
1焦点F1の近傍)に配置されている。
【0011】上述の光源装置1は、光源12を点灯する
と、この光源12からの光L1(すなわち、紫外線UV
であって、この例では、2537オングストロームを主
波長とする紫外線UV)が右側反射面11R、左側反射
面11Lで反射され、その反射光L1L、L1R(以
下、紫外線UVと称する)が左側投光口13L、右側投
光口13Rに集中され、かつ、その左側投光口13L、
右側投光口13Rから外部に投光される。
【0012】図において、2は前記光源装置1の投光口
13R、13Lに対向して配置された調光レンズ(紫外
線UVコリメーターレンズ)である。この調光レンズ2
は、例えば、石英ガラス等からなり、投光口13R、1
3Lから投光された紫外線UVを、光軸Z−Zに平行な
平行光とするものである。
【0013】図において、3は調光レンズ2と後述する
リヤーコンビネーションランプRCの各ランプ43、4
4、45との間に配線された紫外線伝達路としての紫外
線ガイドである。この紫外線ガイド3は、例えば、石英
ガラス等からなり、1個の紫外線入射端30と7個の紫
外線出射端31〜37とをそれぞれ有する。すなわち、
紫外線入射端30は、前記調光レンズ2に対向し、か
つ、前記光軸Z−Zに対して直交した状態で配置されて
おり、一方、紫外線出射端31〜37は、後述するリヤ
ーコンビネーションランプRCの各ランプ43、44、
45の所定の位置に配置されている。この紫外線ガイド
3は、前記調光レンズ2からの紫外線UVを紫外線入射
端30で入射し、かつ、この入射した紫外線UVを紫外
線出射端31〜37に伝達してこの紫外線出射端31〜
37から後述するリヤーコンビネーションランプRCの
各ランプ43、44、45に出射するものである。
【0014】図において、RCは車両の所定位置に配置
された車両照明用蛍光ランプである。この例では、自動
車の後部の左右両側に配置装備されたリヤーコンビネー
ションランプである。このリヤーコンビネーションラン
プRCは、テールストップランプ43と、ターンシグナ
ルランプ44と、バックアップ45とから組み合わせら
れている。このリヤーコンビネーションランプRCの各
ランプ43、44、45の所定位置には、前記紫外線ガ
イド3の光出射端31〜37がそれぞれ配置されてい
る。上述のテールストップランプ43は、赤色の光が得
られる蛍光体を有する3本の発光部431、432、4
33が内蔵されている。また、上述のターンシグナルラ
ンプ44は、アンバー色の光が得られる蛍光体を有する
3本の発光部444、445、446が内蔵されてい
る。さらに、上述のバックアップランプ45は、白色の
光が得られる蛍光体を有する1本の発光部457が内蔵
されている。この発光部431〜457に前記紫外線ガ
イド3の紫外線出射端31〜37がそれぞれ配置されて
いる。上述の発光部431〜457は、例えば、オプテ
ィカルロッドと、このオプティカルロッドを収納した紫
外線カットチューブと、オプティカルロッドの外面又は
及び紫外線カットチューブの内面に設けた前記蛍光体
と、オプティカルロッド及び紫外線チューブ及び紫外線
ガイド3を一体に保持するホルダー等から構成されてい
るものである。
【0015】なお、光源装置1の左側投光口13Lに
は、図1中の調光レンズ2、紫外線ガイド3、リヤーコ
ンビネーションランプRCと同様なものが配置、配線さ
れている。
【0016】この実施形態における本発明の車両用照明
装置は、以上の如き構成からなり、以下、その作用につ
いて説明する。まず、光源装置1の光源である紫外線ラ
ンプや放電灯12を点灯すると、紫外線UVが光源装置
1の投光口13R、13Lから調光レンズ2側に出射さ
れ、この紫外線UVは、紫外線ガイド3の紫外線入射端
30に入射する。
【0017】紫外線ガイド3の紫外線入射端30に入射
した紫外線UVは、紫外線ガイド3の紫外線出射端31
〜37の発光部431〜457の蛍光体により各機能色
の可視光線に変換される。この変換された各機能色の可
視光線は、上述の各ランプ43、44、45から外部に
所定の配光パターンで照射される。例えば、赤色の光は
テールストップランプ43から、アンバー色の光はター
ンシグナルランプ44から、白色の光はバックアップラ
ンプ45からそれぞれ外部に照射される。
【0018】このように、この実施形態における本発明
の車両用照明装置は、光源装置1の紫外線ランプや放電
灯12からの紫外線UVを利用することができるので、
原理を同じくする蛍光灯と同様に発光効率が良い。
【0019】特に、この実施形態においては、下記の作
用効果を達成することができる。すなわち、リヤーコン
ビネーションランプRCの各ランプ43、44、45の
点灯、消灯、点滅等を、別個の手段で行なうことによ
り、光源装置1の光源である紫外線ランプや放電灯12
を常時点灯することができ、蛍光灯の瞬時点灯の問題を
解決できる。また、リヤーコンビネーションランプRC
の各ランプ43、44、45の発光部は、紫外線ガイド
3の紫外線射出端31〜37と発光部431〜457と
からなるものであるから、その発光部には、電極や封入
ガス等がない。このために、機械的強度が大となり、機
械的強度の信頼性が大となる。さらに、電極や封入ガス
等の消耗部品がないので、寿命が長くなり、耐久性が大
となり、メンテナンスが不要となる。すなわち、フリー
メンテナンスとなる。しかも、紫外線ガイド3の紫外線
射出端31〜37と発光部431〜457とは、構造が
シンプルであるから、斬新なデザインの可能性が大とな
り、デザインの自由度が大となる。その上、リヤーコン
ビネーションランプRCの各ランプ43、44、45の
発光色は、発光部431〜457の蛍光体により、灯具
の目的に応じて、すなわち、各機能色に合せて、自由に
設定することができる効果がある。
【0020】なお、上述の実施形態においては、リヤー
コンビネーションランプRCの各ランプ43、44、4
5等の車両用照明装置(車両照明用蛍光ランプ)に使用
した例について説明したが、本発明の車両用照明装置
は、その他のランプ、例えば、室内灯、ヘッドランプ等
にも適用できる。また、本発明の車両用照明装置は、光
源装置1の光源12としては、紫外線ランプが最適であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の車両用照明
装置は、光源装置の紫外線ランプや放電灯の紫外線を利
用することができるので、原理を同じくする蛍光灯と同
様に発光効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用照明装置の一実施形態を示し、
模式的に描いた斜視図である。
【図2】光源装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1…光源装置、10…ケーシング、11R…右側反射
面、11L…左側反射面、12…1個の放電灯(光
源)、13R…右側投光口、13L…左側投光口、F1
…共通第1焦点、F2R…右側第2焦点、F2L…左側
第2焦点、Z−Z…光軸、L1、L1R、L1R…光
(紫外線)、UV…紫外線、2…調光レンズ、3…紫外
線ガイド(紫外線伝達路)、30…紫外線入射端、31
〜37…紫外線出射端、RC…リヤーコンビネーション
ランプ(車両照明用蛍光ランプ)、43…テールストッ
プランプ、44…ターンシグナルランプ、45…バック
アップランプ、431〜457…発光部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された紫外線ランプや放電灯
    を光源とする光源装置と、 前記光源装置と前記車両の所定位置との間に配線され、
    前記光源装置からの紫外線を前記車両の所定位置に伝達
    する紫外線伝達路と、 前記車両の所定位置に配置され、前記紫外線伝達路で伝
    達された紫外線を蛍光体により可視光線に変換して外部
    に放出する車両照明用蛍光ランプと、 を備えたことを特徴とする車両用照明装置。
JP11139092A 1999-05-19 1999-05-19 車両用照明装置 Pending JP2000331511A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021578A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Koito Mfg Co Ltd 車両用標識灯
DE102012107770A1 (de) * 2012-08-23 2014-05-15 Hella Kgaa Hueck & Co. Lichtmodul
DE102013002098A1 (de) 2013-02-05 2014-08-07 Volkswagen Ag Leuchtvorrichtung für ein Kraftfahrzeug

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