JP2000330977A - 文書作成装置、文書作成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書作成装置、文書作成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000330977A
JP2000330977A JP11135006A JP13500699A JP2000330977A JP 2000330977 A JP2000330977 A JP 2000330977A JP 11135006 A JP11135006 A JP 11135006A JP 13500699 A JP13500699 A JP 13500699A JP 2000330977 A JP2000330977 A JP 2000330977A
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Yutaka Miyoshi
豊 三好
Koji Shibata
幸治 柴田
Shinji Takase
津司 高瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すでに印刷された定型用紙(帳票)を利用し
て、文字および罫線を含む定型文書を容易にかつ効率的
に作成し、作成した文書を有効活用すること。 【解決手段】 あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み
取る原稿読み取り部301と、読み取られた原稿に印刷
されていた罫線を表示する表示部302と、表示された
罫線により定められる領域に文字を入力する文字入力部
303と、入力された文字と前記領域との位置関係に関
する情報を記憶する記憶部304と、記憶された位置関
係に関する情報に基づいて、文字入力部303により入
力された文字を印刷する印刷部305、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字および罫線
を含む定型文書を作成する文書作成装置、文書作成方法
およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、申請書、見積書、請求書等の定型
用紙を用いて書類を文書作成装置によって作成する場合
は、いわゆるあてうち印刷によるものであった。あてう
ち印刷とは、定型用紙の印刷すべき領域を操作者が予想
し、その領域の位置に合致するように文字を入力し、入
力した文字を定型用紙に印刷することにより、あらかじ
め印刷された罫線や文字と入力した文字を合体させ、定
型用紙の入力欄への文字を埋めるものである。
【0003】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、入力した文字や数字が入力すべき領
域(入力欄)に対してずれてしまう場合が考えられ、印
刷された状態を確認した上で、修正作業を何度も繰り返
すことにより、ずれを修正する必要がある。このため、
修正に手間がかかるだけでなく、所望の入力位置を得る
ために多くのミス印刷の用紙を発生させてしまうという
問題点があった。
【0004】また、従来技術によって作成されたデータ
は、入力された部分のみであり、定型用紙にあらかじめ
印刷されている情報(たとえば、項目名等)について
は、データ化されていないため、作成されたデータとあ
らかじめ印刷されている情報との関連付けが明確になさ
れておらず、そのデータを有効活用することができない
という問題点があった。
【0005】この発明は、上述した問題点を解消するた
め、すでに印刷された定型用紙(帳票)を利用して、文
字および罫線を含む定型文書を容易にかつ効率的に作成
し、作成した文書を有効活用することが可能な文書作成
装置、文書作成方法およびその方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる文
書作成装置は、文字および罫線を含む定型文書を作成す
る文書作成装置において、あらかじめ罫線が印刷された
原稿を読み取る原稿読み取り手段と、前記原稿読み取り
手段により読み取られた原稿に印刷されていた罫線を表
示する表示手段と、前記表示手段により表示された罫線
により定められる領域に文字を入力する文字入力手段
と、前記文字入力手段により入力された文字と前記領域
との位置関係に関する情報を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段により記憶された位置関係に関する情報に基づ
いて、前記文字入力手段により入力された文字を印刷す
る印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、入力された文字とその
文字が入力された領域との位置関係に関する情報に基づ
いているので、入力された文字がその文字と入力された
領域とがずれて印刷されることを防止することができ
る。
【0008】また、請求項2にかかる文書作成装置は、
文字および罫線を含む定型文書を作成する文書作成装置
において、あらかじめ文字および罫線が印刷された原稿
を読み取る原稿読み取り手段と、前記原稿読み取り手段
により読み取られた原稿に印刷されていた文字を認識す
る文字認識手段と、前記原稿読み取り手段により読み取
られた原稿に印刷されていた罫線をトレースする罫線ト
レース手段と、前記文字認識手段により認識された文字
および前記罫線トレース手段によりトレースされた罫線
を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された
罫線により定められる領域に文字を入力する文字入力手
段と、前記文字入力手段により入力された文字と前記領
域との位置関係に関する情報を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段により記憶された位置関係に関する情報に基
づいて、前記文字入力手段により入力された文字、およ
び/または、前記文字認識手段により認識された文字お
よび前記罫線トレース手段によりトレースされた罫線を
印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、文字および罫線をコー
ドとして認識しているので、入力された文字との統一を
図ることができ、かつ、データとしての再利用を図るこ
とができる。
【0010】また、請求項3にかかる文書作成装置は、
請求項1または2に記載の発明において、さらに、前記
文字入力手段により入力された文字の前記領域ごとの文
字数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数さ
れた文字数および前記領域の大きさに基づいて前記文字
の文字間隔および/または行間隔および/または文字サ
イズを決定する決定手段と、を備え、前記記憶手段が、
前記文字入力手段により入力された文字と前記領域との
位置関係に関する情報を記憶するとともに、前記決定手
段により決定された文字の文字間隔および/または行間
隔および/または文字サイズを記憶することを特徴する
請求項1または2に記載の文書作成装置。
【0011】この発明によれば、領域ごとに最適な文字
を入力することができ、文書全体の統制を図ることがで
き、定型文書の体裁を容易に整えることができる。
【0012】また、請求項4にかかる文書作成装置は、
あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み取る原稿読み取
り装置および文書を印刷する印刷装置とに接続され、罫
線を含む定型文書を作成する文書作成装置において、前
記原稿読み取り装置に読み取られた原稿の画像データを
入力する画像データ入力手段と、前記画像データ入力手
段により入力された画像データにかかる原稿に印刷され
ていた罫線を表示する表示手段と、前記表示手段により
表示された罫線により定められた領域に文字を入力する
文字入力手段と、前記文字列入力手段により入力された
文字と前記領域との位置関係に関する情報を記憶する記
憶手段と、前記印刷装置に対して、前記画像データ、前
記文字入力手段により入力された文字のデータととも
に、前記記憶手段により記憶された位置関係に関する情
報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、入力された文字とその
文字が入力された領域との位置関係に関する情報に基づ
いているので、入力された文字がその文字と入力された
領域とがずれて印刷されることを防止することができ
る。
【0014】また、請求項5にかかる文書作成装置は、
あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み取る原稿読み取
り装置および文書を印刷する印刷装置とに接続され、罫
線を含む定型文書を作成する文書作成装置において、前
記原稿読み取り装置に読み取られた原稿の画像データを
入力する画像データ入力手段と、前記画像データ入力手
段により入力された画像データにかかる原稿に印刷され
ていた文字を認識する文字認識手段と、前記画像データ
入力手段により入力された画像データにかかる原稿に印
刷されていた罫線をトレースする罫線トレース手段と、
前記文字認識手段により認識された文字および前記罫線
トレース手段によりトレースされた罫線を表示する表示
手段と、前記表示手段により表示された罫線により定め
られた領域に文字を入力する文字入力手段と、前記文字
列入力手段により入力された文字と前記領域との位置関
係に関する情報を記憶する記憶手段と、前記印刷装置に
対して、前記文字入力手段により入力された文字のデー
タ、および/または、前記文字認識手段により認識され
た文字のデータおよび前記罫線トレース手段によりトレ
ースされた罫線のデータとともに、前記記憶手段により
記憶された位置関係に関する情報を出力する出力手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、文字および罫線をコー
ドとして認識しているので、入力された文字との統一を
図ることができ、かつ、データとしての再利用を図るこ
とができる。
【0016】また、請求項6にかかる文書作成装置は、
請求項4または5に記載の発明のおいて、さらに、前記
文字入力手段により入力された文字の前記領域ごとの文
字数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数さ
れた文字数および前記領域の大きさに基づいて前記文字
の文字間隔および/または行間隔および/または文字サ
イズを決定する決定手段と、を備え、前記記憶手段が、
前記文字入力手段により入力された文字と前記領域との
位置関係に関する情報を記憶するとともに、前記決定手
段により決定された文字の文字間隔および/または行間
隔および/または文字サイズを記憶することを特徴す
る。
【0017】この発明によれば、領域ごとに最適な文字
を入力することができ、文書全体の統制を図ることがで
き、定型文書の体裁を容易に整えることができる。
【0018】また、請求項7にかかる文書作成方法は、
文字および罫線を含む定型文書を作成する文書作成方法
において、あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み取る
原稿読み取り工程と、前記原稿読み取り工程により読み
取られた原稿に印刷されていた罫線を表示する表示工程
と、前記表示工程により表示された罫線により定められ
る領域に文字を入力する文字入力工程と、前記文字入力
工程により入力された文字と前記領域との位置関係に関
する情報に基づいて、前記文字入力工程により入力され
た文字を印刷する印刷工程と、を含んだことを特徴とす
る。
【0019】この発明によれば、入力された文字とその
文字が入力された領域との位置関係に関する情報に基づ
いているので、入力された文字がその文字と入力された
領域とがずれて印刷されることを防止することができ
る。
【0020】また、請求項8にかかる文書作成方法は、
文字および罫線を含む定型文書を作成する文書作成方法
において、あらかじめ文字および罫線が印刷された原稿
を読み取る原稿読み取り工程と、前記原稿読み取り工程
により読み取られた原稿に印刷されていた文字を認識す
る文字認識工程と、前記原稿読み取り工程により読み取
られた原稿に印刷されていた罫線をトレースする罫線ト
レース工程と、前記文字認識工程により認識された文字
および前記罫線トレース工程によりトレースされた罫線
を表示する表示工程と、前記表示工程により表示された
罫線により定められる領域に文字を入力する文字入力工
程と、前記文字入力工程により入力された文字と前記領
域との位置関係に関する情報に基づいて、前記文字入力
工程により入力された文字、および/または、前記文字
認識工程により認識された文字および前記罫線トレース
工程によりトレースされた罫線を印刷する印刷工程と、
を含んだことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、文字および罫線をコー
ドとして認識しているので、入力された文字との統一を
図ることができ、かつ、データとしての再利用を図るこ
とができる。
【0022】また、請求項9にかかる文書作成方法は、
請求項7または8に記載の発明において、さらに、前記
文字入力工程により入力された文字の前記領域ごとの文
字数を計数する計数工程と、前記計数工程により計数さ
れた文字数および前記領域の大きさに基づいて前記文字
の文字間隔および/または行間隔および/または文字サ
イズを決定する決定工程と、を含み、前記印刷手段が、
前記文字入力工程により入力された文字と前記領域との
位置関係に関する情報、および、前記決定工程により決
定された文字の文字間隔および/または行間隔および/
または文字サイズに基づいて、前記文字入力工程により
入力された文字、および/または、前記文字認識工程に
より認識された文字および前記罫線トレース工程により
トレースされた罫線を印刷することを特徴する。
【0023】この発明によれば、領域ごとに最適な文字
を入力することができ、文書全体の統制を図ることがで
き、定型文書の体裁を容易に整えることができる。
【0024】また、請求項10に記載の発明にかかる記
憶媒体は、請求項7〜9に記載された方法をコンピュー
タに実行させるプログラムを記録したことで、そのプロ
グラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求
項7〜9の動作をコンピュータによって実現することが
可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる文書作成装置、文書作成方法およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0026】〔実施の形態1〕 (文書作成装置のシステム構成)まず、実施の形態1よ
る文書作成装置のシステム構成について説明する。図1
は、この発明の実施の形態1にかかる文書作成装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【0027】図1において、101は、パーソナル・コ
ンピュータ等の情報処理装置であり、102は、画像デ
ータ読み取り(スキャナー)機能および印刷機能を備え
たディジタル複写機であり、103は、図面原稿等の画
像データを読み取るスキャナーであり、104は、文
字、画像等からなる文書を印刷するレーザプリンタであ
り、105は、画像を撮影するディジタルスチルカメラ
であり、106は、水平インサータプリンタである。
【0028】文書作成装置のシステムは、上記のパーソ
ナル・コンピュータ101と、各装置102〜106と
の組み合わせにより構成され、たとえば、パーソナル・
コンピュータ101とディジタル複写機102を組み合
わせてシステムAを構築することができ、また、パーソ
ナル・コンピュータ101にスキャナー103とレーザ
プリンタ104を組み合わせてシステムBを構築するこ
ともできる。さらに、上記システムAまたはシステムB
にインサータプリンタ106を付加するように構成する
こともできる。
【0029】(文書作成装置のハードウエア構成)つぎ
に、実施の形態1にかかる文書作成装置のハードウエア
構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかる
文書作成装置のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【0030】図2の文書作成装置において、201はシ
ステム全体を制御するCPUを、202はブートプログ
ラム等を記憶したROMを、203はCPU201のワ
ークエリアとして使用されるRAMを、204はCPU
201の制御にしたがってHD(ハードディスク)20
5に対するデータのリード/ライトを制御するHDD
(ハードディスクドライブ)を、205はHDD204
の制御で書き込まれたデータを記憶するHDをそれぞれ
示している。
【0031】また、206はCPU201の制御にした
がってFD(フロッピーディスク)207に対するデー
タのリード/ライトを制御するFDD(フロッピーディ
スクドライブ)を、207はFDD206の制御で書き
込まれたデータを記憶する着脱自在のFDをそれぞれ示
している。
【0032】また、208はカーソル、アイコンあるい
はツールボックスをはじめ、ドキュメント、画像、機能
情報等のデータに関するウインドウを表示するディスプ
レイを、209は通信回線210を介してネットワーク
NETに接続され、そのネットワークNETと内部のイ
ンターフェイスを司るインターフェイス(I/F)をそ
れぞれ示している。
【0033】また、211は文字、数値、各種指示等の
入力のための複数のキーを備えたキーボードを、212
はカーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移
動やサイズの変更、アイコンの選択、移動等をおこなう
マウスを示している。また、213は上記各部を接続す
るためのバスを示している。
【0034】(文書作成装置の機能的構成)つぎに、文
書作成装置の機能的構成について説明する。図3および
図4は、実施の形態1にかかる文書作成装置の構成を機
能的に示す機能ブロック図である。
【0035】図3において、文書作成装置は、画像読み
取り部301と、表示部302と、文字入力部303
と、記憶部304と、印刷部305と、計数部306
と、決定部307と、から構成される。
【0036】画像読み取り部301は、あらかじめ罫線
が印刷された原稿を読み取る。画像読み取り部301
は、たとえばディジタル複写機102の原稿読み取り部
や、スキャナー103等によって実現される。
【0037】表示部302は、原稿読み取り部301に
より読み取られた原稿に印刷されていた罫線を表示す
る。表示部302は、たとえばCRTや液晶ディスプレ
イ等のディスプレイ208等によって実現される。
【0038】文字入力部303は、表示部302により
表示された罫線により定められる領域に文字を入力す
る。文字入力部303は、たとえばキーボード211や
マウス212等によって実現される。
【0039】記憶部304は、文字入力部303により
入力された文字と上記領域との位置関係に関する情報を
記憶する。記憶部304は、たとえばハードディスク
(HD)205やフロッピーディスク(FD)207等
の記憶媒体と、その記憶媒体からデータの読み出し/書
き込みをおこなうディスクドライブ(HDD204、F
DD)206等によって実現される。
【0040】印刷部305は、記憶部304により記憶
された位置関係に関する情報に基づいて、前記文字入力
部303により入力された文字を印刷する。印刷部30
5は、たとえばディジタル複写機102の画像形成部
や、レーザプリンタ104、インサータプリンタ106
等によって実現される。
【0041】計数部306は、文字入力部303により
入力された文字の前記領域ごとの文字数を計数する。決
定部307は、計数部306により計数された文字数お
よび前記領域の大きさに基づいて、文字の文字間隔およ
び/または行間隔および/または文字サイズを決定す
る。
【0042】その際、記憶部304は、文字入力部30
1により入力された文字と領域との位置関係に関する情
報を記憶するとともに、決定部307により決定された
文字の文字間隔および/または行間隔および/または文
字サイズを記憶する。
【0043】なお、画像読み取り部301、表示部30
2、文字入力部303、記憶部304、印刷部305、
計数部306は、それぞれ、ROM202、RAM20
3またはハードディスク(HD)205、フロッピーデ
ィスク(FD)207等の記録媒体に記録されたプログ
ラムに記載された命令にしたがってCPU201等が命
令処理を実行することにより、各部の機能を実現するよ
うにしてもよい。
【0044】また、図4は、実施の形態1にかかる文書
作成装置の構成を機能的に示す別の機能ブロック図であ
る。図4における機能ブロック図にあっては、図3にお
ける機能ブロック図の各構成部に加え、文字認識部40
1および罫線トレース部402を含む構成となってい
る。
【0045】ここで、文字認識部401は、原稿読み取
り部301により読み取られた原稿に印刷されていた文
字を認識する。文字認識部401は、たとえば、OCR
(Optical Character Reade
r)等公知の技術により文字の認識をおこなうものであ
り、その詳細な説明については省略する。
【0046】また、罫線トレース部402は、前記原稿
読み取り手段により読み取られた原稿に印刷されていた
罫線をトレースする。具体的には、画像データを認識
し、認識した画像データに基づいて、罫線データを生成
する。
【0047】(文書作成装置の概要)つぎに、実施の形
態1にかかる文書作成装置の概要について説明する。図
5は、実施の形態1にかかる文書作成装置の概要を示す
説明図である。また、図6は、文書、たとえば申請書の
新規作成の流れを示す説明図である。
【0048】図6において、申請書を新規に作成する場
合、申請書の作成方法を選択する(ステップS60
1)。ここで、テンプレートを使う場合は、テンプレー
トを選択する(ステップS602)。その後、属性の変
更、たとえばフォントや位置等を変更し(ステップS6
03)、ステップS612へ移行する。
【0049】一方、テンプレートを使わない場合は、
「テンプレートを使わない」を選択し(ステップS60
4)、申請書の背景を作成する(ステップS605)。
つぎに、イメージを使う場合は、背景の読込みをおこな
う(ステップS606)。背景の読込みは具体的には、
スキャナーで読み込んだり、すでに読込まれた画像デー
タが記憶されているファイルを読み出すことによりおこ
なうことができる。
【0050】つぎに、罫線等の追加、すなわち直線等の
追加をおこない(ステップS607)、その後、領域の
作成をおこなう(ステップS608)。さらに、領域の
追加、すなわち領域のさらなる認識したり、涼気を追加
したりすることにより実行する(ステップS609)。
【0051】つぎに、属性の設定をおこない(ステップ
S601)、印刷位置の調整をして(ステップS61
1)、ステップS612へ移行する。ステップS612
では、入力領域にデータが入力され(ステップS61
2)、データの入力をし(ステップS614)、その
後、申請書の印刷を実行する(ステップS614)。
【0052】ここで、定型用紙に印刷する場合は、入力
データのみを印刷する(ステップS615)。また一
方、白紙に印刷する場合は、背景と入力データを印刷す
る(ステップS616)。
【0053】つぎに、申請書を保存する場合に、申請書
自体(データの中身を含む)のほぞをおこなう。ここで
申請書自体を保存する場合は、フォームファイルに保存
される(ステップS618)。一方、申請書をテンプレ
ートとして保存する場合は、テンプレートファイルを作
成する(ステップS619)。
【0054】(背景の作成手順)つぎに背景の作成手順
について説明する。背景を作成するには以下の手順でお
こなう。
【0055】(1)背景のイメージをスキャナーあるい
はファイルから読込む。
【0056】(2)読込んだイメージの方向が違うとき
には、[編集]−[背景イメージの編集]メニューを選
択し、その中の以下のサブメニューから機能を選択して
修正する。 右90度回転 左90度回転 180度回転
【0057】(3)読込んだイメージが傾いている場合
は、同じく[編集]−[背景イメージの編集]メニュー
のサブメニューである[傾きの修正]を選択して補正す
る。
【0058】(4)読込んだイメージが希望する大きさ
ではないときには、[編集]−[背景イメージの編集]
メニューの[変倍]サブメニューにより希望する倍率を
選択する。
【0059】(5)読込んだイメージの表示位置を調整
するには、[編集]−[背景イメージの編集]メニュー
の[イメージの移動]を選択し、位置を調整する。
【0060】(6)読込んだイメージに不要な部分があ
るときは、[編集]−[背景イメージの編集]メニュー
から[イメージの部分消去]を選択し、不要部分を削除
する。
【0061】(背景イメージの読込み)ディジタル複写
機102またはスキャナー103、またはファイルから
背景(申請書)を読込む。つぎに、[ファイル]−[背
景イメージの読込み]メニューを選択すると、図7に示
すようなサブメニュー700を表示する。
【0062】ここで、[スキャナーから]701を選択
するとディジタル複写機102またはスキャナ103の
読込みダイアログボックスを、[ファイルから]702
を選択するとファイル選択ダイアログボックスを表示す
る。スキャナーの読込みダイアログボックスは、使用す
るスキャナーのドライバに依存する。
【0063】[ファイルから]702を選択した場合、
図8に示すダイアログボックス800を表示し、希望す
るファイルを選択して読込むことができる。読込んだイ
メージは、編集領域の左上の位置に表示する。ダイアロ
グボックスのファイルの種類は2種類(ビットマップフ
ァイル(*.bmp)、すべてのファイル(*.*))
から選択が可能である。
【0064】また、読込んだイメージが間違っていた場
合、再度読込むと以前読込んだイメージを自動的に削除
する。また、読込んだイメージが現在設定されている用
紙サイズより大きい場合、はみ出た部分は表示しない。
また、 用紙サイズを変更するか、イメージを縮小す
るかまたは、イメージを回転させることにより、イメー
ジが用紙サイズに収まった場合には、全領域を表示す
る。
【0065】また、イメージの解像度が不明の場合に
は、200dpiとして扱う。また、読込むイメージは
モノクロ2値とし、カラーで読込んだ場合には、図9に
示すエラーメッセージのダイアログボックス900を表
示する。
【0066】(スキャナーの選択)使用するTWAIN
機器を選択する。[ファイル]−[スキャナーの選択]
メニューを選択すると、図10に示すダイアログボック
ス1000を表示する。リストボックス1001には、
システムに登録されているスキャナー一覧が表示され
る。スキャナー一覧から所望のスキャナーを1つ選択
し、「選択」ボタン1002を押下することによりスキ
ャナーの選択が完了する。
【0067】(背景イメージの編集) [編集]−[背景イメージの編集]メニューを選択する
と、図11に示すようなサブメニュー1100を表示す
る。
【0068】図11において、イメージの「移動」11
01とは、読込んだイメージの表示位置を調整するもの
である。この機能を選択すると背景イメージを選択状態
(イメージを四角で囲み、内部をグレーでハッチングす
る)にする。選択状態のイメージ上にマウス212を近
づけると移動カーソルに変更し、マウスの左ボタンを押
すとイメージを囲むラバーバンドを表示し、移動可能状
態になる。
【0069】この状態でマウス212をドラッグする
と、マウス212に追随してラバーバンドが動き、任意
の位置でボタンを放すと位置が確定(選択状態に戻る)
する。この機能のキャンセルはキーボード211のEs
cキー押下、またはマウス212の右クリックによりお
こなうことができる。
【0070】イメージの「部分消去」1102とは、読
込んだイメージの指定した領域を消去する機能である。
この機能を選択するとマウスカーソルを矢印に変更し、
消去する領域の選択状態になる。始点でマウスの左ボタ
ンを押し、終点までマウスをドラッグしてボタンを放す
と矩形領域が確定し、その矩形の領域内のイメージを消
去する。Escキー押下またはマウスを右クリックする
まで、または他の機能を選択するまで連続して消去する
ことができる。
【0071】イメージの「全消去」1103は、読込ん
だイメージをすべて削除する機能である。領域や罫線の
自動作成が終了し、背景としてのイメージが不要になっ
たときに使用する。イメージの全消去を選択すると図1
2に示すメッセージを表示する。イメージの全消去をお
こなうと、テンプレートファイルや申請書ファイルサイ
ズを小さくすることができる。
【0072】回転には「右90度回転」1104と、
「左90度回転」1105と、180度回転1106と
があり、読込んだイメージを回転する。回転することに
より編集領域をはみ出した部分は表示しない。
【0073】「変倍」1107は、読込んだイメージを
縦横独立に拡大/縮小できる機能である。変倍を選択す
ると図13に示すダイアログボックスを表示する。変倍
方法には用紙サイズを指定して変倍する用紙指定変倍
と、変倍前後の任意の2点間の距離を指定して変倍する
縦横独立変倍がある。デフォルトは用紙指定変倍であ
る。どちらの方法でも、変倍の倍率はダイアログボック
スの右下に表示する。
【0074】用紙指定変倍1201では、変倍前と後の
用紙サイズをコンボボックスから選択する。選択肢はそ
れぞれ、A3、B4、A4、B5、A5の5種類とし、
それぞれの組み合わせにより決まる倍率は図13の表に
示す。デフォルトは、変倍前後ともA4とする。
【0075】縦横独立変倍1202では、変倍前の任意
の2点間の縦横それぞれの方向の距離と、変倍後の距離
を入力する。入力できる値は1〜420mm(A3の長
辺)の整数とし、キーボード211またはスピンボタン
で指定する。デフォルトはすべて100mmとする。
【0076】「OK」ボタン1203を押下すると、変
倍後のイメージは編集領域の左上の位置に表示する。縦
横独立変倍の場合、変倍可能な倍率は縦、横ともに50
〜200%であり、倍率がその範囲外の場合は、図14
に示すエラーメッセージを表示する。
【0077】「傾きの修正」1108とは、一般にスキ
ュー補正と呼ばれるものであり、読込んだイメージの傾
きを補正するものである。傾きの修正を選択すると図1
5に示すダイアログボックス1500により自動/手動
の選択をすることができる。
【0078】「自動」ボタン1501を押下すると、直
ちに自動スキュー補正が動作する。また、「手動」ボタ
ン1502を押下すると、動スキュー補正モードとな
り、以下の手順で補正をする。このときのマウスカーソ
ルは、十字カーソルとなる。手動スキュー補正の中断は
Escキー押下またはマウスの右クリックによる。
【0079】(1)任意の始点でマウスの左ボタンを押
す。 (2)マウスをドラッグすると赤いラバーバンドを表示
する。 (3)希望する傾きのところでボタンを放す。 (4)指定した傾きでイメージを補正する。
【0080】また、「キャンセル」ボタン1503を押
下すると、傾きを変更せずにダイアログボックスを閉じ
る。
【0081】傾きの修正の基準線は水平方向、垂直方向
ともに可能である。また、傾きの修正可能な角度はプラ
ス/マイナス15度である。傾き修正可能な範囲外の角
度を指定した場合は、図16に示すエラーメッセージ1
600を表示する。
【0082】(領域の作成手順)領域を作成するには以
下の手順でおこなう。 (1)申請書をスキャナーまたはファイルから読込む。
(背景の作成を参照) (2)不足している罫線を[描画]メニューにより描画
する。 (3)[領域]−[自動作成]メニューを選択する。 (4)余分な領域をマウスでクリックして選択し、[編
集]−[消去]メニューまたはDelキー押下により削
除する。
【0083】(5)不足している領域は、[領域]−
[追加]メニューにより作成する。 (6)領域番号は作成順に付与されるが、必要ならば
[領域]−[領域番号の自動設定]メニューや[領域番
号の変更]メニューで変更する。 (7)すべての領域の属性は[領域]−[初期設定]メ
ニューにて設定してあるものに設定されているので、必
要に応じて[領域の設定]を選択して属性を設定する。
【0084】(自動作成)自動作成は、背景として読込
んだイメージと描画した線等を合成したイメージから、
領域や罫線を自動作成する機能である。このメニューを
選択すると図17に示すダイアログボックスを表示す
る。
【0085】「範囲指定」1702を選んだときに「O
K」ボタン1703を押下すると、マウスカーソルが矢
印に変更し、編集領域の範囲指定モードになる。始点で
マウスの左ボタンを押し、終点までマウスをドラッグし
てボタンを放すと作成を開始する。「全体」1701を
選んでいるときに「OK」ボタン1703を押下した場
合は、編集領域全体に対して作成を開始する。
【0086】「領域を自動作成する」1704のチェッ
クがONの場合、イメージから罫線で囲まれた領域を作
成する。作成した領域は、[領域]−[初期設定]メニ
ューにより設定された属性にしたがって作成する。領域
ごとに付与される番号は作成順に付与する。指定した範
囲にすでにある領域は削除する。デフォルトはチェック
ONとする。
【0087】「文字記入領域を作成する」1705は、
領域を自動作成するがチェックONの場合に有効であ
り、これをチェックONすると、文字が記入されている
領域も作成する。デフォルトはチェックOFFとする。
【0088】「罫線をトレースする」1706は、チェ
ックONの場合、イメージから罫線をトレースする。指
定した範囲にすでにある描画図形は削除する。デフォル
トはチェックOFFとする。
【0089】(領域作成)領域作成は、手動で領域を作
成する機能である。領域作成には、マウスで作成する方
法と、座標入力により作成する方法の2通りがある。
【0090】まず、マウスでの作成では、[領域]−
[追加]メニューを選択すると、マウスカーソルが十字
に変更する。作成する領域の始点でマウスの左ボタンを
押し、終点までマウスをドラッグしてボタンを放すと、
始点と終点を対角とする長方形の領域ができる。このと
きの領域の属性は、[領域]−[初期設定]メニューで
設定されているものになる。
【0091】領域の作成を選択すると、[領域]−[追
加]メニューの項目にチェックマークがつき、領域作成
モードになる。領域作成モード中は、連続して複数の領
域を作成することができる。領域作成モードを終了する
には、再度[領域]−[追加]メニューを選択するか、
Escキーを押下またはマウスを右クリックする。
【0092】(簡易文字入力)現在の領域作成手順を簡
略化した形でおこなうことができる。 (1) ツールバーの簡易文字入力ボタンが選択される
とマウスカーソルを十字に変更する。マウスボタンを押
し、始点を決定する。 (2) 図18に示すように、マウスをドラッグして領
域の矩形を描画する。
【0093】(3) マウスボタンが放されると、図1
9に示すように、領域内に入力カーソルを表示する。マ
ウスカーソルもIカーソル1901に変更する。すなわ
ち、入力モードに変更する。
【0094】この場合に作成される領域の属性は以下の
通りとする。 属性 :文字、複数行、固定文字 フォント:初期設定で指定されたフォント設定 間隔 :文字間0.5mm、行間1行(システムのデフォルト値) 配置 :上寄せ、左揃え(システムのデフォルト値)
【0095】作成後の領域は従来通りに作成した領域と
同様とする。また、テンプレートのロック時はボタンを
グレー表示とし領域を作成できない。
【0096】(領域の結合)複数の領域を結合して、1
個の領域に変換することができる。操作手順を以下に示
す。
【0097】(1)[領域]−[領域の結合]メニュー
が選択されるとカーソルを矢印にする。 (2)結合する領域を図20に示すようにラバーバンド
2001で囲むようにする。 (3)終了位置でマウスが放されると、図21に示す確
認メッセージを表示する。
【0098】(4)図21において、「OK」ボタン2
101が押下されると、図22に示すように選択された
領域2201、2202、2203、2204、220
5が結合される。ここで、選択されていた領域がすべて
含まれる大きさの領域を作成する。 (5)図21において、「キャンセル」ボタン2102
を押下した場合は、図20において示したラバーバンド
2001を消去して、領域の選択の前の状態に戻す。
【0099】(領域番号の自動設定)領域番号とは領域
すべてにつける番号で、同じページ内では重複する番号
は存在しない。
【0100】異なるページ間での領域番号の関連はな
い。タブキーで選択する領域を移るときは、この領域番
号の順番に移動する。また、計算式内で他の領域の情報
を参照するときには、この領域番号を使用する。すでに
領域番号を利用した計算式が設定してある状態で、領域
番号の変更をおこなったときは、計算式に使われている
領域番号には反映しない。
【0101】領域番号の自動設定は、領域番号を自動的
に揃える機能である。[領域]−[領域番号の自動設
定]メニューを選択すると、図23に示すようなダイア
ログボックス2300を表示する。
【0102】揃える方向のボタンを押下すると図24に
示すメッセージボックスを表示し、「OK」ボタン24
01を押下すると指定した順に全領域に対して自動的に
領域番号を更新する。図25に更新した結果の例を示
す。
【0103】領域番号の変更は、個々の領域に対して領
域番号を振り直す機能である。[領域]−[領域番号の
変更]メニューを選択すると、マウスカーソルを矢印に
変更し、領域番号の変更モードになる。すべての領域に
対して現在設定されている領域番号を表示し、マウスで
希望する領域の番号順にクリックすると、1番から順に
領域番号を振る。
【0104】途中からの変更や、途中の部分だけの変更
はサポートしない。領域番号の変更モード中は、[領
域]−[領域番号の変更]項目にチェックマークがつ
く。領域番号の変更モードを終了するには再度[領域]
−[領域番号の変更]メニューの選択、Escキーの押
下、マウスの右クリックのいずれかをおこなう。
【0105】(領域の整列)[配置]−[領域の整列]
メニューを選択すると、図26のサブメニュー2600
を表示する。サブメニュー2600からいずれかを選択
し、選択された領域群に対し位置揃えをおこなう。複数
の領域が選択されていない場合には、メニューがグレー
表示となり選択できない。
【0106】位置合わせの基準は以下のとおりである。
すなわち、上下に揃える場合は、選択された領域のう
ち、最も左にある領域を基準とする。また、左右に揃え
る場合:選択された領域のうち、最も上にある領域を基
準とする(以下基準領域と記述)。
【0107】(1)「上に揃える」2601は、選択さ
れた領域群を基準領域の上部に揃える。図27に示すよ
うに、整列対象の領域を選択し(図27(a))、[配
置]−[領域の整列]メニューより「上に揃える」26
01を選択すると、基準領域に合わせて整列をおこなう
(図27(b))。
【0108】(2)「下に揃える」2602は、選択さ
れた領域群を基準領域の下部に揃える。図28に示すよ
うに、整列対象の領域を選択し(図28(a))、[配
置]−[領域の整列]メニューより「下に揃える」26
02を選択すると、基準領域に合わせて整列をおこなう
(図28(b))。
【0109】(3)「左に揃える」2603は、選択さ
れた領域群を基準領域の左部に揃える。図29に示すよ
うに、整列対象の領域を選択し(図29(a))、[配
置]−[領域の整列]メニューより[左に揃える]を選
択すると、基準領域に合わせて整列をおこなう(図29
(b))。
【0110】(4)「右に揃える」2604は、選択さ
れた領域群を基準領域の右部に揃える。図30に示すよ
うに、整列対象の領域を選択し(図30(a))、[配
置]−[領域の整列]メニューより[右に揃える]を選
択すると、基準領域に合わせて整列をおこなう(図30
(b))。
【0111】(文字領域の参照)文字領域に対して他の
領域の内容を参照できるようにする。参照できる領域は
表のセルを含めてすべてのページのすべての領域を可能
とし、複数の領域は選択できないものとする。また表示
ページ以外のページのデータも参照可能である。参照し
た領域からのデータの更新は、再計算時または[領域]
−[参照データの更新]メニュー選択時のいずれかのタ
イミングとする。
【0112】参照領域の記入方法としては、文字領域に
対しても計算式ページを設定可能として、ここに参照領
域を設定する。計算式ページでは、以下のボタンだけが
使用可能である。「入力していない領域があれば計算し
ない」チェックボックスは使用することができない。
【0113】使用できるボタンは以下のとおりである。
“0”〜“9”、 “R(縦)”、 “C(横)”、
“[”、 “]”、“:”、 “+”、 “−”、
“BS”、 “Del”、 “AC”
【0114】領域の指定方法は計算式と同様で、ページ
指定、相対番号指定も可能である。また、参照する領域
の属性は問わない(数字、計算式の場合は編集後の内容
を更新する)。
【0115】エラーチェックとしては、参照領域は、参
照領域設定時とデータの更新をおこなう前に以下のチェ
ックをおこなう。 (1)計算式タブに記入した文字列が正しいか。 (2)指定した領域が存在するか。 (3)指定した領域が、他の領域を参照していないか。
【0116】つぎに、背景イメージの文字認識について
説明する。
【0117】(文字認識の設定)背景イメージから文字
認識をおこない、認識結果のデータを領域に入力する。
すでに領域に入力データがあればクリアして、認識結果
のデータを入力する。
【0118】[領域]−[文字認識の設定]メニューが
選択されると、図31に示すダイアログボックス310
0を表示して、文字認識をおこなう場合の認識条件の設
定をおこなう。設定内容はシステムに保存し、次回起動
時にも有効とする。
【0119】図31のダイアログボックス3100にお
いて、認識精度3101は、認識する精度を選択する。
高速モード3102に設定した場合、高精度モード31
03より認識速度が上がるが、低品質・低解像度のイメ
ージには適さない。高精度モード3103に設定した場
合、低品質・低解像度のイメージの認識率は上がるが、
認識速度が下がる。デフォルトは高精度モード3103
である。
【0120】半角への変換3104は、認識結果の変換
方法を指定する。文字の種類をチェックすると、認識結
果を半角文字に変換する。チェックしない場合には全角
文字に変換する。デフォルトは「アルファベット」31
05、「記号」3106、「数字」3107をチェック
した状態である。
【0121】領域の自動作成時に文字認識をおこなう3
108をチェックすると、領域の自動作成時に「文字記
入領域を自動作成する」がチェックされていた場合、作
成した領域内の文字認識をおこなう。デフォルトはチェ
ックした状態である。
【0122】文字認識後背景イメージを非表示にする3
109は、「領域の自動作成時に文字認識をおこなう」
にチェックされているときに有効な設定で、チェックす
ると、領域の自動作成時に文字認識をおこなった後、背
景を非表示にする。デフォルトはチェックなしの状態で
ある。
【0123】「OK」ボタン3110は、設定された内
容で文字認識の設定を変更する。また、「キャンセル」
ボタン3111は、文字認識の設定を変更せずにダイア
ログボックスを閉じる。
【0124】(選択領域内の文字認識)選択した領域内
の文字認識をおこない、認識結果のデータを領域に入力
する。操作手順を以下に示す。
【0125】(1)図32に示すように、文字認識をお
こなう領域を選択する。 (2)[領域]−[選択領域の文字認識]メニューが選
択されると、図33に示すような確認メッセージを表示
する。背景イメージがない場合と領域が選択されていな
い場合、メニューはグレー表示となり選択できない。
【0126】(3)「OK」ボタン3301が押される
と、選択されている領域内の文字認識をおこない、認識
結果のデータを領域 に入力する。選択されている領域
内にすでに文字が入力されている場合は、図34に示す
ように認識結果のデータと置きかえる。 (4)図33において、「キャンセル」ボタン3302
を押下した場合は、領域を選択した状態に戻る。
【0127】(文字認識をおこなった領域の属性)領域
の自動作成時または選択領域の文字認識をおこなった場
合、文字認識をおこなった領域の属性は図35に示すと
おりに設定する。
【0128】つぎに直接入力文字の作成について説明す
る。
【0129】(直接入力文字の作成)領域のように枠を
描画することなく、カーソルのクリック位置に文字を入
力できるようにする。
【0130】現在の簡易文字入力に代わる機能とし、簡
易文字入力は削除する。また、作成した文字は固定文字
とし、テンプレートロック中は編集できないが、ロック
中も直接入力文字の作成は可能とし、ロック中に作成し
た文字は編集可能である。
【0131】ロック時に編集可能かどうかを区別するた
めに、編集可能な直接入力文字の背景をグレーにする。
また、矢印カーソル(選択モード)でクリックすると、
文字を取り囲むようにハンドルが表示され、文字の移
動、削除、Cut&Pasteをおこなうことができ
る。
【0132】図36に示すように、文字の入力方法は以
下のとおりである。
【0133】(1)[描画]−[直接入力文字」メニュ
ーを選択すると、マウスをIカーソル(作成モード)に
変更する。[描画]−[座標入力による描画]メニュー
がチェックされている場合は、このメニューをグレー表
示にする。
【0134】(2)編集領域の任意の位置をクリックす
ると、その位置で入力カーソルが点滅する。
【0135】(3)文字入力をおこなう。入力できるの
は横書きの文字のみである。入力中にEnterキーを
押すとつぎの行へカーソルが移動し、複数行の入力がで
きる。
【0136】(4)Escキーを押下するか、他のツー
ルを選択すると文字入力が終了する。
【0137】また、文字の編集方法は以下のとおりであ
る。 (1)マウスがIカーソル(入力モード)の場合に直接
入力文字の上をクリックする。 (2)カーソルが点滅し編集可能な状態になる。
【0138】また、入力文字列の移動は以下の方法によ
りおこなう。 (1)矢印カーソル(選択モード)のときに、背景がグ
レーの直接入力文字をクリックする。 (2)グレーの領域を囲むようにハンドルを表示する。
【0139】(3)ハンドル内の任意の部分にマウスを
近づけると、マウスカーソルが に変わる。マウスボタ
ンを押してドラッグすると、グレーの領域を囲むように
ラバーバンドが表示され、任意の場所に移動することが
できる。このとき、移動前の文字列はそのまま表示す
る。
【0140】Escキーを押すと、移動をキャンセルす
る。また、上下左右矢印キーにより直接入力文字を移動
することもできる。この場合、グリッドの設定にかかわ
らず1mmずつ移動する。Ctrlキーを押しながら移
動すると、0.1mmずつ移動する。
【0141】(直接入力文字の設定) [描画]−[直接入力文字の設定]メニューを選択する
と図37に示すダイアログボックス3700を表示す
る。ここで設定された属性は、それ以降作成する直接入
力文字に反映する。
【0142】直接入力文字を選択または入力中に設定を
おこなった場合は、選択または入力中の直接入力文字に
反映する。また、選択ツールで直接入力文字をダブルク
リックしても、以下のダイアログボックスを表示するこ
とができる。
【0143】文字間隔3701は、文字間隔をミリ単位
で設定する。0.0〜594.0mmの範囲で設定可能
である。直接入力またはスピンボタンにより設定する。
デフォルトは0.5mmである。スピンボタンでは1m
m単位で値を増減する。直接入力の場合は0.1mm単
位で指定することができる。
【0144】行間隔3702は、行間隔をミリ単位で設
定する。0.0〜100.0mmの範囲で設定可能であ
る。直接入力またはスピンボタンにより設定する。デフ
ォルトは3.0mmである。スピンボタンでは1mm単
位で値を増減する。直接入力の場合は0.1mm単位で
指定することができる。
【0145】フォント3703は、フォントの種類、大
きさなどを設定する。領域の設定ダイアログボックスの
「フォント」ボタン3704を押下して表示されるフォ
ントの指定ダイアログボックスと同様の設定をおこなう
ことができる。
【0146】「OK」ボタン3705は、設定を反映し
てダイアログボックスを閉じる。また、「キャンセル」
ボタン3706は、設定を無効にしてダイアログボック
スを閉じる。
【0147】(直接入力文字の整列)選択されている直
接入力文字に対して位置揃えをおこなう。[配置]−
[直接入力文字の整列]メニューを選択すると、図38
に示すサブメニュー3800を表示する。複数の直接入
力文字が選択されていない場合には、メニューはグレー
表示となり選択できない。整列の基準や方法は[配置]
−[領域の整列]と同じであるので、その説明は省略す
る。
【0148】(申請書の印刷) [ファイル]−[印刷]メニューを選択すると、図39
に示す印刷ダイアログボックス3900を表示し、プリ
ンタの選択や印刷ページの指定をおこない、現在編集中
の申請書の印刷をおこなうことができる。
【0149】「プリンタ」3901は、出力するプリン
タの選択、プリンタのオプションの設定をおこなう。選
択されたプリンタの情報や状態を表示する。
【0150】「印刷範囲」3902は、印刷するページ
を指定する。現在の表示ページを「ページ指定」の欄3
904にデフォルトで表示する。総ページ数が1ページ
の場合は「すべて」の欄3903を選択する。
【0151】「印刷部数」3905は、印刷する部数を
指定する。また、「テスト印刷」3906は、テスト印
刷をおこなう場合にチェックする。また、「OK」ボタ
ン3907は、選択されたプリンタで、指定ページの印
刷をおこなう。印刷中は図33に示す印刷状況ダイアロ
グボックス3300を表示する。また、「キャンセル」
ボタン3908は、印刷ダイアログボックスを閉じる。
また、「詳細」ボタン3909は、印刷位置の調整をお
こなう、図40に示す印刷の詳細設定ダイアログボック
ス4000を表示する。
【0152】図40の印刷の詳細設定ダイアログボック
ス4000において、対象ページ番号4001は、印刷
位置の調整をおこなうページ番号を表示する。デフォル
トは現在の表示ページとする。「前ページ」ボタン40
02、「次ページ」ボタン4003が押下された場合
は、それにともない表示を変更する。
【0153】「前ページ」ボタン4002は、対象ペー
ジを1つ前のページに変更する。対象ページが先頭ペー
ジの場合はグレー表示とする。また、「次ページ」ボタ
ン4003は、対象ページを1つ後のページに変更す
る。対象ページが最終ページの場合はグレー表示とす
る。
【0154】「印刷位置の調整」4004は、ページ設
定でおこなうものと同一である。対象ページが指定され
ると、そのページに現在設定されている設定内容を表示
する。
【0155】「テンプレートの印刷設定」4005は、
ページ設定でおこなうものと同一である。対象ページが
指定されると、そのページに現在設定されている設定内
容を表示する。
【0156】「設定」ボタン4006は、設定された印
刷位置を保存し、ページ設定に反映する。一度に複数ペ
ージの設定が可能なため、「設定」ボタン4006の押
下によっては、ダイアログボックスは閉じない。また、
「閉じる」ボタン4007は、印刷位置の調整ダイアロ
グボックスを閉じて、印刷ダイアログボックスに戻る。
【0157】印刷ダイアログボックス3900において
「OK」ボタン3907が押下された場合、図41に示
す印刷状態ダイアログボックス4100を表示し、印刷
する申請書名・出力先プリンタ名、ポート名・印刷ペー
ジ数を表示する。ここで、印刷を中止する場合は「キャ
ンセル」ボタン4101を押下する。
【0158】印刷ダイアログボックス3900において
「テスト印刷」3906をチェックして印刷をおこなっ
た場合、申請書中の入力領域に仮のデータを挿入して印
刷をおこなう。定型用紙に印刷する場合は「テスト印
刷」をおこなって印刷位置を調整することができる。
【0159】テスト印刷できる領域の属性は、文字領
域、数字領域、計算式領域である。ただし、印刷禁止が
指定されている領域は除く。固定文字が指定されている
領域は、入力されている文字をそのまま印刷する。ま
た、印刷の内容については、図42に示すとおりであ
る。
【0160】[ファイル]−[印刷プレビュー]メニュ
ーを選択すると、図43に示す画面4300を表示し、
印刷イメージの表示をおこなう。画面4300には、
「印刷」ボタン4301、「次ページ」ボタン430
2、「前ページ」ボタン4303、「2ページ」ボタン
4304、「ズームイン」ボタン4305、「ズームア
ウト」ボタン4306、「閉じる」ボタン4307を備
える。
【0161】「印刷」ボタン4301は、印刷ダイアロ
グボックス3900を表示し、印刷の指定をおこなう。
また、「次ページ」ボタン4302は、次ページをプレ
ビューする。次ページがなければグレー表示とする。ま
た、「前ページ」ボタン4303は、前ページをプレビ
ューする。前ページがなければグレー表示とする。
【0162】「2ページ」ボタン4304は、1画面に
2ページ表示をおこなう。2ページ表示中はボタンは
「1ページ」に変更される。また、「ズームイン」ボタ
ン4305は、拡大表示をおこなう。最高2段階の拡大
が可能である。
【0163】「ズームアウト」ボタン4306は、縮小
表示をおこなう。最高2段階の縮小が可能である。ま
た、「閉じる」ボタン4307は、プレビュー画面を閉
じて編集画面に戻る。
【0164】(印刷の補正)定型用紙へのあてうちの印
刷をおこなう場合に、背景イメージと入力データの位置
が画面上では合っていても実際の印刷位置が少しずつず
れてしまうことがある。たとえば、イメージの拡大/縮
小などをおこなった場合である。
【0165】その際に、図44に示すように、最もずれ
た部分の位置とずれた値を指定することにより印刷位置
を補正する。補正は、用紙の左上を基準とする拡大・縮
小印刷で実現する。
【0166】累積誤差の補正値の設定は、図45、46
に示すページ設定ダイアログボックスまたは図47に示
す印刷の詳細設定ダイアログボックスでおこなう。
【0167】図46または図47において、印刷位置
は、最もずれて印刷された文字の位置を、用紙左上端か
らの位置で指定する。0.0〜594.0mmの範囲で
設定可能である。直接入力またはスピンボタンにより設
定する。スピンボタンでは1mm単位で値を増減する。
直接入力の場合は0.1mm単位で指定することができ
る。
【0168】また、補正値は、現在の印刷位置と、印刷
したい位置との差分を指定する。上方向・左方向に補正
したい場合には負の値を指定する。−100.0〜10
0.0mmの範囲で設定可能である。直接入力またはス
ピンボタンにより設定する。スピンボタンでは1mm単
位で値を増減する。直接入力の場合は0.1mm単位で
指定することができる。
【0169】ページ設定ダイアログボックスで「OK」
ボタンを押下、または印刷の詳細設定ダイアログボック
スで「設定」ボタンを押下すると、指定された印刷位置
と補正値を登録し、印刷時に拡大、縮小印刷をおこな
う。補正可能な範囲は縦、横ともに±20%であり、倍
率がその範囲外の場合には図48に示すエラーメッセー
ジを表示する。
【0170】(はみ出し文字の調整)領域やセルに入力
された文字列がはみ出している場合に文字間や文字サイ
ズなどを自動的に調整して、文字列がすべて表示される
ように設定する。調整する対象の領域は、表示ページ内
の選択された領域または、すべての領域のうち、文字が
はみ出ている領域とする。
【0171】選択されたオブジェクトに、領域や表・セ
ルが含まれているときに選択可能である。メニューを選
択すると、図49に示す確認メッセージを表示し、「O
K」ボタン4901を押下すると、はみ出し文字のある
領域に対して、調整をおこなう。
【0172】表示ページ内に、領域や表があるときに選
択可能である。メニューを選択すると、図50に示す確
認メッセージを表示し、「OK」ボタン5001を押下
すると、はみ出し文字のある領域に対して、調整をおこ
なう。
【0173】はみ出し文字の調整はつぎの手順でおこな
う。文字列がすべて収まった時点で終了とする。まず、
文字間隔を縮小して、文字列がすべて収まるようにす
る。(最小値は0mm)。また、行間隔指定をミリ指定
に変更し、行間隔を縮小して、文字列がすべて収まるよ
うにする。(最小値は0mm)さらに、フォントサイズ
を縮小し、文字列がすべて収まるようにする。(最小値
は1ポイント)。
【0174】図51は、はみ出し文字の調整処理の手順
を示すフローチャートである。図51のフローチャート
において、まず、条件1に該当するか否かを判断する
(ステップS5101)。
【0175】ここで、条件1に該当するとは、領域内の
文字列が自動改行されている、あるいは、文字の方向に
はみ出している、あるいは、左右の配置が均等以外であ
る場合である。
【0176】ステップS5101において、条件1に該
当する場合(ステップS5101肯定)は、つぎに、文
書間隔が0ではない、すなわち文書間隔>0であるか否
かを判断する(ステップS5102)。ここで、文書間
隔が0でない場合(ステップS5102肯定)は、つぎ
に、文字間隔を0.1mmだけ小さくする(ステップS
5103)。
【0177】つぎに、ステップS5103の処理によっ
て、領域内に収まっているか、あるいは自動改行がなく
なっているかを判断し(ステップS5104)、領域内
に収まっているか、あるいは、自動改行がなくなってい
る場合(ステップS5104肯定)は、処理を終了す
る。
【0178】一方、ステップS5104において、領域
内に収まっておらず、自動改行もなくなっていない場合
(ステップS5104否定)は、ステップS5102へ
移行し、ステップS5102〜ステップS5104の各
処理を繰り返しおこなう。
【0179】ステップS5101において条件1に該当
しない場合(ステップS5101否定)、または文字間
隔が0の場合(ステップS5102否定)は、つぎに、
条件2に該当するか否かを判断する(ステップS510
5)。
【0180】ここで、条件2とは、行方向にはみ出して
いる場合である。複数行の場合は自動改行されるので、
ステップS5103の処理によって収まらなければ、条
件2に該当する。
【0181】ステップS5105において、条件2に該
当する場合(ステップS5105肯定)は、つぎに、行
間隔が0ではない、すなわち行間隔>0であるか否かを
判断する(ステップS5106)。ここで、行間隔が0
でない場合(ステップS5106肯定)は、つぎに、行
間隔を0.1mmだけ小さくする(ステップS510
7)。
【0182】つぎに、ステップS5107の処理によっ
て、領域内に収まっているかを判断し(ステップS51
08)、領域内に収まっている場合(ステップS510
8肯定)は、処理を終了する。
【0183】一方、ステップS5108において、領域
内に収まっていない場合(ステップS5104否定)
は、ステップS5106へ移行し、ステップS5106
〜ステップS5108の各処理を繰り返しおこなう。
【0184】ステップS5105において条件2に該当
しない場合(ステップS5501否定)、または行間隔
が0の場合(ステップS5106否定)は、つぎに、フ
ォントサイズが1ポイントであるか否か、すなわちフォ
ントサイズ>1であるか否かを判断する(ステップS5
109)。
【0185】ステップS5109において、フォントサ
イズが1でない場合(ステップS5109肯定)は、フ
ォントサイズを1ポイントだけ小さくする(ステップS
5110)。
【0186】つぎに、ステップS5110の処理によっ
て、領域内に収まっているかを判断し(ステップS51
11)、領域内に収まっている場合(ステップS511
1肯定)は、処理を終了する。
【0187】一方、ステップS5111において、領域
内に収まっていない場合(ステップS5111否定)
は、ステップS5109へ移行し、ステップS5109
〜ステップS5111の各処理を繰り返しおこなう。な
お、ステップS5109において、フォントサイズが1
ポイントである場合(ステップS5109否定)も、こ
れ以上変更することができないので、すべての処理を終
了する。
【0188】上記は複数行の領域の場合について説明し
たが、単一行の場合も処理は同様であり、条件2につい
て、ステップS5103の処理をおこなってもいまだは
み出しているか否かをとし、ステップS5105におい
て、条件2に該当する場合に、フォントサイズを変更す
るようにすればよい。
【0189】(申請書の保存) [ファイル]−[上書き保存]メニューを選択すると、
現在開いている申請書やテンプレートを保存することが
できる。新規作成した申請書で、ファイル名を付けてい
ない場合は[ファイル]−[名前を付けて保存]と同じ
ダイアログボックスを表示する。
【0190】また、[ファイル]−[名前を付けて保
存]メニューを選択すると、図52に示すダイアログボ
ックス5200を表示し、現在編集中の申請書を別の名
前で保存したり、別の場所に保存することができる。
【0191】ファイルの場所5201は、ファイルを保
存するフォルダーを指定する。デフォルトは、現在開い
ているファイルがあればその場所を、なければ前回指定
した場所を表示する。また、ファイル名5202は、フ
ァイル名を入力する。選択されているときはそのファイ
ル名を表示する。現在開いているファイルがあればその
名前を表示する。ファイル名を付けていない場合は「無
題.rtd」のように表示する。
【0192】ファイルの種類5203は、保存するファ
イルの種類を以下の2種類から選択する(フォーム フ
ァイル(*.rtd)、テンプレートファイル(*.t
pl))。
【0193】「保存」ボタン5204は、ファイル名に
表示されている名前で保存してダイアログボックス52
00を閉じる。「キャンセル」ボタン5205は、保存
をおこなわずにダイアログボックス5204を閉じる。
【0194】作成中の申請書をテンプレートとして保存
する場合、以下の手順でおこなう。保存したテンプレー
トは、[ファイル]−[新規作成]メニューを選択した
ときに使用できるテンプレートとして選択が可能であ
る。編集中のテンプレートをそのまま保存する場合には
[ファイル]−[上書き保存]メニューを選択する。
【0195】[ファイル]−[新規作成]メニューで作
成した申請書をテンプレートとして保存する場合、まず
[ファイル]−[名前を付けて保存]メニューを選択す
る。ここで、ファイル名は、何も表示されていない。ま
た、ファイルの種類は、申請書ファイルが選択されてい
る。つぎに、「ファイルの種類」をテンプレートファイ
ルに変更する。さらに、保存したいファイル名を入力し
て「保存」ボタンを押下する。
【0196】また、[ファイル]−[開く]メニューで
開いた申請書をテンプレートとして保存する場合、ま
ず、[ファイル]−[名前を付けて保存]メニューを選
択する。ここで、ファイル名は、現在開いている申請書
のファイル名を表示する。また、ファイルの種類は、申
請書ファイルが選択されている。
【0197】つぎに、「ファイルの種類」をテンプレー
トファイルに変更する。さらに、保存したいファイル名
を入力して「保存」ボタンを押下する。
【0198】なお、申請書をテンプレートとして保存す
る場合には、領域に入力されたデータは保存しない。名
前を付けて保存ダイアログボックスで「保存」ボタン押
下時に図53に示すメッセージを表示する。
【0199】図53において、「OK」ボタン5301
を押下することにより、申請書をテンプレートとして保
存して編集画面に戻る。また、「キャンセル」ボタン5
302は、ファイルを保存せずに名前を付けて保存ダイ
アログボックスに戻る。
【0200】また、[ファイル]−[開く]メニューで
開いたテンプレートを名前を付けて保存する場合、ま
ず、[ファイル]−[名前を付けて保存]メニューを選
択する。ここで、ファイル名には、現在開いているテン
プレートのファイル名が表示されている。また、ファイ
ルの種類は、テンプレートファイルが選択されている。
つぎに、保存したいファイル名を入力して[保存]ボタ
ンを押下する。
【0201】(ファイルに保存されるデータ)フォーム
ファイル(*.rtd)、テンプレートファイル(*.
tpl)には図54に示す情報を保存する。図54のフ
ァイルに保存されるデータには、プロパティ、バージョ
ン等のファイル全体の情報である「ファイル情報」54
01と、グリッド、基準位置等の「設定値」5402、
用紙サイズ等ページごとに設定する「ページ情報」54
03、イメージの情報である「背景」5404、オブジ
ェクトの位置・属性、領域・セルに入力されたデータ等
に関する情報である「オブジェクト」5405等が含ま
れる。
【0202】(文書作成処理の終了)文書作成処理を終
了させる際、保存されていない申請書がある場合には、
図55に示すのメッセージの表示をおこない、保存もし
くは破棄の確認をおこなう。確認が終了した時点で文書
作成処理を終了する。
【0203】図55において、「はい」ボタンのとき
は、新規に作成した、ファイル名を付けていない申請書
の場合には、[ファイル]−[名前をつけて保存]メニ
ュー選択時と同じダイアログボックスを表示する。名前
の付いている申請書の場合には、上書き保存をおこな
う。
【0204】また、「いいえ」ボタンのときは、申請書
の保存をおこなわない。新規に作成したファイル名の付
けていない申請書の場合は破棄する。名前の付いている
申請書の場合には、変更を更新しない。また、「キャン
セル」ボタンのときは、確認メッセージを閉じて、編集
画面に戻る。
【0205】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、原稿読み取り部301が、あらかじめ罫線が印刷さ
れた原稿を読み取り、表示部302が、原稿読み取り部
301により読み取られた原稿に印刷されていた罫線を
表示し、文字入力部303が、表示部302により表示
された罫線により定められる領域に文字を入力し、記憶
部304が、文字入力部303により入力された文字と
前記領域との位置関係に関する情報を記憶し、印刷部3
05が、記憶部304により記憶された位置関係に関す
る情報に基づいて、文字入力部303により入力された
文字を印刷するので、入力された文字がその文字と入力
された領域とがずれて印刷されることを防止することが
できる。
【0206】これにより、すでに印刷された定型用紙
(帳票)を利用して、文字および罫線を含む定型文書を
容易にかつ効率的に作成し、作成した文書を有効活用す
ることが可能な、文字および罫線を含む定型文書を作成
することができる。
【0207】また、実施の形態1の発明によれば、原稿
読み取り部が、あらかじめ文字および罫線が印刷された
原稿を読み取り、文字認識部401が、原稿読み取り部
301により読み取られた原稿に印刷されていた文字を
認識し、罫線トレース部402が、原稿読み取り部30
1により読み取られた原稿に印刷されていた罫線をトレ
ースし、表示部302が、文字認識部401により認識
された文字および罫線トレース部402によりトレース
された罫線を表示し、文字入力部303が、表示部30
2により表示された罫線により定められる領域に文字を
入力し、記憶部304が、文字入力部301により入力
された文字と前記領域との位置関係に関する情報を記憶
し、印刷部305が、記憶部304により記憶された位
置関係に関する情報に基づいて、文字入力部303によ
り入力された文字、および/または、文字認識部401
により認識された文字および罫線トレース部402によ
りトレースされた罫線を印刷するので、文字および罫線
をコードとして認識することで、入力された文字との統
一を図ることができ、かつ、データとしての再利用を図
ることができる。
【0208】また、実施の形態1によれば、計数部30
6が、文字入力部303により入力された文字の前記領
域ごとの文字数を計数し、決定部307が、計数部30
6により計数された文字数および前記領域の大きさに基
づいて前記文字の文字間隔および/または行間隔および
/または文字サイズを決定し、記憶部304が、文字入
力部303により入力された文字と前記領域との位置関
係に関する情報を記憶するとともに、決定部307によ
り決定された文字の文字間隔および/または行間隔およ
び/または文字サイズを記憶するので、領域ごとに最適
な文字を入力することができ、文書全体の統制を図るこ
とができ、定型文書の体裁を容易に整えることができ
る。
【0209】〔実施の形態2〕さて、実施の形態1にお
いては、文書作成装置が、原稿読み取り機能および印刷
機能を備えたいたが、以下に説明する実施の形態2のよ
うに、原稿読み取り機能および印刷機能を備えた別の装
置に接続し、接続した原稿機能を備える装置から画像デ
ータを入力し、印刷機能を備えた装置に対して、作成し
た文書情報を出力するように構成してもよい。
【0210】したがって、実施の形態2においては、図
1で示した文書作成装置のシステム構成のうち、パーソ
ナル・コンピュータ等情報処理装置101により、文書
作成装置を構成する。
【0211】なお、その他、文書作成装置のハードウエ
ア構成について、特に図2に示した文書作成装置のハー
ドウエア構成については、実施の形態1による文書作成
装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0212】つぎに、文書作成装置の機能的構成につい
て説明する。図56および図57は、実施の形態2にか
かる文書作成装置の構成を機能的に示す機能ブロック図
である。
【0213】図56において、文書作成装置は、表示部
302と、文字入力部303と、記憶部304と、計数
部306と、決定部307と、さらに、入力部5501
と、出力部5502とから構成される。ここで、図3に
示した実施の形態1の各構成部と同様の構成部は、同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0214】また、図57は、実施の形態2にかかる文
書作成装置の構成を機能的に示す別の機能ブロック図で
ある。図57における機能ブロック図にあっては、図5
6における機能ブロック図の各構成部に加え、文字認識
部401および罫線トレース部402を含む構成となっ
ている。
【0215】入力部5501は、原稿読み取り装置に読
み取られた原稿の画像データを入力する。また、出力部
5502は、印刷装置に対して、画像データ、文字入力
部303により入力された文字のデータとともに、記憶
部304により記憶された位置関係に関する情報を出力
する。
【0216】なお、入力部5501、出力部5502
は、それぞれ、ROM202、RAM203またはハー
ドディスク(HD)205、フロッピーディスク(F
D)207等の記録媒体に記録されたプログラムに記載
された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実
行することにより、各部の機能を実現するようにしても
よい。
【0217】このように、実施の形態2によれば、文書
を作成するエンジン部分のみを持って文書作成装置とす
ることができ、これらは、コンピュータプログラムのみ
によって実現することができるものである。
【0218】なお、実施の形態1、2で説明した文書作
成方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ル・コンピュータやワークステーション等のコンピュー
タで実行することにより実現される。このプログラム
は、ハードディスク、フロッピーディスク、CD−RO
M、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記
録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から
読み出されることによって実行される。またこのプログ
ラムは、上記記録媒体を介して、インターネット等のネ
ットワークを介して配布することができる。
【0219】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、原稿読み取り手段が、あらかじめ罫線が
印刷された原稿を読み取り、表示手段が、前記原稿読み
取り手段により読み取られた原稿に印刷されていた罫線
を表示し、文字入力手段が、前記表示手段により表示さ
れた罫線により定められる領域に文字を入力し、記憶手
段が、前記文字入力手段により入力された文字と前記領
域との位置関係に関する情報を記憶し、印刷手段が、前
記記憶手段により記憶された位置関係に関する情報に基
づいて、前記文字入力手段により入力された文字を印刷
するので、入力された文字がその文字と入力された領域
とがずれて印刷されることを防止することができる。
【0220】これにより、すでに印刷された定型用紙
(帳票)を利用して、文字および罫線を含む定型文書を
容易にかつ効率的に作成し、作成した文書を有効活用す
ることが可能な、文字および罫線を含む定型文書を作成
する文書作成装置が得られるという効果を奏する。
【0221】また、請求項2に記載の発明によれば、原
稿読み取り手段が、あらかじめ文字および罫線が印刷さ
れた原稿を読み取り、文字認識手段が、前記原稿読み取
り手段により読み取られた原稿に印刷されていた文字を
認識し、罫線トレース手段が、前記原稿読み取り手段に
より読み取られた原稿に印刷されていた罫線をトレース
し、表示手段が、前記文字認識手段により認識された文
字および前記罫線トレース手段によりトレースされた罫
線を表示し、文字入力手段が、前記表示手段により表示
された罫線により定められる領域に文字を入力し、記憶
手段が、前記文字入力手段により入力された文字と前記
領域との位置関係に関する情報を記憶し、印刷手段が、
前記記憶手段により記憶された位置関係に関する情報に
基づいて、前記文字入力手段により入力された文字、お
よび/または、前記文字認識手段により認識された文字
および前記罫線トレース手段によりトレースされた罫線
を印刷するので、文字および罫線をコードとして認識す
ることで、入力された文字との統一を図ることができ、
かつ、データとしての再利用を図ることができる。
【0222】これにより、すでに印刷された定型用紙
(帳票)を利用して、文字および罫線を含む定型文書を
容易にかつ効率的に作成し、作成した文書を有効活用す
ることが可能な、文字および罫線を含む定型文書を作成
する文書作成装置が得られるという効果を奏する。
【0223】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、計数手段が、前
記文字入力手段により入力された文字の前記領域ごとの
文字数を計数し、決定手段が、前記計数手段により計数
された文字数および前記領域の大きさに基づいて前記文
字の文字間隔および/または行間隔および/または文字
サイズを決定し、前記記憶手段が、前記文字入力手段に
より入力された文字と前記領域との位置関係に関する情
報を記憶するとともに、前記決定手段により決定された
文字の文字間隔および/または行間隔および/または文
字サイズを記憶するので、領域ごとに最適な文字を入力
することができ、文書全体の統制を図ることができ、定
型文書の体裁を容易に整えることができる。
【0224】これにより、すでに印刷された定型用紙
(帳票)を利用して、文字および罫線を含む定型文書を
容易にかつ効率的に作成し、作成した文書を有効活用す
ることが可能な文書作成装置が得られるという効果を奏
する。
【0225】また、請求項4に記載の発明によれば、画
像データ入力手段が、前記原稿読み取り装置に読み取ら
れた原稿の画像データを入力し、表字手段が、前記画像
データ入力手段により入力された画像データにかかる原
稿に印刷されていた罫線を表示し、文字入力手段が、前
記表示手段により表示された罫線により定められた領域
に文字を入力し、記憶手段が、前記文字列入力手段によ
り入力された文字と前記領域との位置関係に関する情報
を記憶し、出力手段が、前記印刷装置に対して、前記画
像データ、前記文字入力手段により入力された文字のデ
ータとともに、前記記憶手段により記憶された位置関係
に関する情報を出力するので、入力された文字とその文
字が入力された領域との位置関係に関する情報に基づい
ているので、入力された文字がその文字と入力された領
域とがずれて印刷されることを防止することができる。
【0226】これにより、すでに印刷された定型用紙
(帳票)を利用して、文字および罫線を含む定型文書を
容易にかつ効率的に作成し、作成した文書を有効活用す
ることが可能な、あらかじめ罫線が印刷された原稿を読
み取る原稿読み取り装置および文書を印刷する印刷装置
とに接続され、罫線を含む定型文書を作成する文書作成
装置が得られるという効果を奏する。
【0227】また、請求項5に記載の発明によれば、画
像データ入力手段が、前記原稿読み取り装置に読み取ら
れた原稿の画像データを入力し、文書認識手段が、前記
画像データ入力手段により入力された画像データにかか
る原稿に印刷されていた文字を認識し、罫線トレース手
段が、前記画像データ入力手段により入力された画像デ
ータにかかる原稿に印刷されていた罫線をトレースし、
表示手段が、前記文字認識手段により認識された文字お
よび前記罫線トレース手段によりトレースされた罫線を
表示し、文字入力手段が、前記表示手段により表示され
た罫線により定められた領域に文字を入力し、記憶手段
が、前記文字列入力手段により入力された文字と前記領
域との位置関係に関する情報を記憶し、出力手段が、前
記印刷装置に対して、前記文字入力手段により入力され
た文字のデータ、および/または、前記文字認識手段に
より認識された文字のデータおよび前記罫線トレース手
段によりトレースされた罫線のデータとともに、前記記
憶手段により記憶された位置関係に関する情報を出力す
るので、文字および罫線をコードとして認識しているこ
とから、入力された文字との統一を図ることができ、か
つ、データとしての再利用を図ることができ、これによ
り、すでに印刷された定型用紙(帳票)を利用して、文
字および罫線を含む定型文書を容易にかつ効率的に作成
し、作成した文書を有効活用することが可能な文書作成
装置が得られるという効果を奏する。
【0228】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項4または5に記載の発明において、計数手段が、前
記文字入力手段により入力された文字の前記領域ごとの
文字数を計数し、決定手段が、前記計数手段により計数
された文字数および前記領域の大きさに基づいて前記文
字の文字間隔および/または行間隔および/または文字
サイズを決定し、前記記憶手段が、前記文字入力手段に
より入力された文字と前記領域との位置関係に関する情
報を記憶するとともに、前記決定手段により決定された
文字の文字間隔および/または行間隔および/または文
字サイズを記憶するので、領域ごとに最適な文字を入力
することができ、文書全体の統制を図ることができ、定
型文書の体裁を容易に整えることができ、これにより、
すでに印刷された定型用紙(帳票)を利用して、文字お
よび罫線を含む定型文書を容易にかつ効率的に作成し、
作成した文書を有効活用することが可能な文書作成装置
が得られるという効果を奏する。
【0229】また、請求項7に記載の発明のよれば、あ
らかじめ罫線が印刷された原稿を読み取る原稿読み取り
工程と、前記原稿読み取り工程により読み取られた原稿
に印刷されていた罫線を表示する表示工程と、前記表示
工程により表示された罫線により定められる領域に文字
を入力する文字入力工程と、前記文字入力工程により入
力された文字と前記領域との位置関係に関する情報に基
づいて、前記文字入力工程により入力された文字を印刷
する印刷工程と、を含むので、入力された文字がその文
字と入力された領域とがずれて印刷されることを防止す
ることができ、これにより、すでに印刷された定型用紙
(帳票)を利用して、文字および罫線を含む定型文書を
容易にかつ効率的に作成し、作成した文書を有効活用す
ることが可能な文書作成方法が得られるという効果を奏
する。
【0230】また、請求項8に記載の発明によれば、あ
らかじめ文字および罫線が印刷された原稿を読み取る原
稿読み取り工程と、前記原稿読み取り工程により読み取
られた原稿に印刷されていた文字を認識する文字認識工
程と、前記原稿読み取り工程により読み取られた原稿に
印刷されていた罫線をトレースする罫線トレース工程
と、前記文字認識工程により認識された文字および前記
罫線トレース工程によりトレースされた罫線を表示する
表示工程と、前記表示工程により表示された罫線により
定められる領域に文字を入力する文字入力工程と、前記
文字入力工程により入力された文字と前記領域との位置
関係に関する情報に基づいて、前記文字入力工程により
入力された文字、および/または、前記文字認識工程に
より認識された文字および前記罫線トレース工程により
トレースされた罫線を印刷する印刷工程と、を含むの
で、文字および罫線をコードとして認識していることか
ら、入力された文字との統一を図ることができ、かつ、
データとしての再利用を図ることができ、これにより、
すでに印刷された定型用紙(帳票)を利用して、文字お
よび罫線を含む定型文書を容易にかつ効率的に作成し、
作成した文書を有効活用することが可能な文書作成方法
が得られるという効果を奏する。
【0231】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項7または8に記載の発明において、さらに、前記文
字入力工程により入力された文字の前記領域ごとの文字
数を計数する計数工程と、前記計数工程により計数され
た文字数および前記領域の大きさに基づいて前記文字の
文字間隔および/または行間隔および/または文字サイ
ズを決定する決定工程と、を含み、前記印刷手段は、前
記文字入力工程により入力された文字と前記領域との位
置関係に関する情報、および、前記決定工程により決定
された文字の文字間隔および/または行間隔および/ま
たは文字サイズに基づいて、前記文字入力工程により入
力された文字、および/または、前記文字認識工程によ
り認識された文字および前記罫線トレース工程によりト
レースされた罫線を印刷するので、領域ごとに最適な文
字を入力することができ、文書全体の統制を図ることが
でき、定型文書の体裁を容易に整えることができ、これ
により、すでに印刷された定型用紙(帳票)を利用し
て、文字および罫線を含む定型文書を容易にかつ効率的
に作成し、作成した文書を有効活用することが可能な文
書作成方法が得られるという効果を奏する。
【0232】また、請求項10の発明によれば、請求項
7〜9に記載された方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み
取り可能となり、これによって、請求項7〜9の動作を
コンピュータによって実現することが可能な記録媒体が
得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる文書作成装置
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1にかかる文書作成装置のハードウ
エア構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1にかかる文書作成装置の構成を機
能的に示す機能ブロック図である。
【図4】実施の形態1にかかる文書作成装置の構成を機
能的に示す別の機能ブロック図である。
【図5】実施の形態1にかかる文書作成装置の概要を示
す説明図である。
【図6】実施の形態1にかかる文書作成装置の、文書、
たとえば申請書の新規作成の流れを示す説明図である。
【図7】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画面
に表示された表示内容の一例を示す説明図である。
【図8】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画面
に表示された表示内容の別の一例を示す説明図である。
【図9】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画面
に表示された表示内容の別の一例を示す説明図である。
【図10】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図11】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図12】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図13】実施の形態1にかかる文書作成装置の用紙指
定変倍の倍率のの組み合わせを示す説明図(表)であ
る。
【図14】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図15】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図16】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図17】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図18】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図19】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図20】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図21】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図22】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図23】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図24】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図25】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図26】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図27】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図28】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図29】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図30】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図31】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図32】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図33】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図34】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図35】実施の形態1にかかる文書作成装置の文字認
識をおこなった領域の属性を示す説明図である。
【図36】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図37】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図38】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図39】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図40】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図41】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図42】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図43】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図44】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図45】実施の形態1にかかる文書作成装置の印刷位
置の補正の概要を示す説明図である。
【図46】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図47】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図48】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図49】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図50】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図51】実施の形態1にかかる文書作成装置のはみ出
し文字の調整処理の手順を示すフローチャートである。
【図52】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図53】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図54】実施の形態1にかかる文書作成装置のファイ
ルに保存されるデータの内容の一例を示す説明図であ
る。
【図55】実施の形態1にかかる文書作成装置の表示画
面に表示された表示内容の別の一例を示す説明図であ
る。
【図56】実施の形態2にかかる文書作成装置の構成を
機能的に示す機能ブロック図である。
【図57】実施の形態2にかかる文書作成装置の構成を
機能的に示す別の機能ブロック図である。
【符号の説明】
101 情報処理装置(パーソナル・コンピュータ) 102 ディジタル複写機 103 スキャナー 104 レーザプリンタ 105 ディジタルスチルカメラ 106 水平インサータプリンタ 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 I/F 210 通信回線 211 キーボード 212 マウス 214 バス 301 画像読み取り部 302 表示部 303 文字入力部 304 記憶部 305 印刷部 306 計数部 307 決定部 401 文字認識部 402 罫線トレース部 5501 入力部 5502 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 津司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C087 AA12 AA14 AB05 BA06 BB10 CA02 CA08 CB16 5B009 LA03 NA01 NB11 NC02 NC05 ND01 NF02 NF03 PA01 PB03 RC07 9A001 BB01 BB03 BB04 DD13 HH22 HH24 HH28 JJ25 JJ29 JJ35 KK37 KK42 LL05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字および罫線を含む定型文書を作成す
    る文書作成装置において、 あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み取る原稿読み取
    り手段と、 前記原稿読み取り手段により読み取られた原稿に印刷さ
    れていた罫線を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された罫線により定められる領
    域に文字を入力する文字入力手段と、 前記文字入力手段により入力された文字と前記領域との
    位置関係に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された位置関係に関する情報に
    基づいて、前記文字入力手段により入力された文字を印
    刷する印刷手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 文字および罫線を含む定型文書を作成す
    る文書作成装置において、 あらかじめ文字および罫線が印刷された原稿を読み取る
    原稿読み取り手段と、 前記原稿読み取り手段により読み取られた原稿に印刷さ
    れていた文字を認識する文字認識手段と、 前記原稿読み取り手段により読み取られた原稿に印刷さ
    れていた罫線をトレースする罫線トレース手段と、 前記文字認識手段により認識された文字および前記罫線
    トレース手段によりトレースされた罫線を表示する表示
    手段と、 前記表示手段により表示された罫線により定められる領
    域に文字を入力する文字入力手段と、 前記文字入力手段により入力された文字と前記領域との
    位置関係に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された位置関係に関する情報に
    基づいて、前記文字入力手段により入力された文字、お
    よび/または、前記文字認識手段により認識された文字
    および前記罫線トレース手段によりトレースされた罫線
    を印刷する印刷手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記文字入力手段により入力さ
    れた文字の前記領域ごとの文字数を計数する計数手段
    と、 前記計数手段により計数された文字数および前記領域の
    大きさに基づいて前記文字の文字間隔および/または行
    間隔および/または文字サイズを決定する決定手段と、 を備え、 前記記憶手段は、前記文字入力手段により入力された文
    字と前記領域との位置関係に関する情報を記憶するとと
    もに、前記決定手段により決定された文字の文字間隔お
    よび/または行間隔および/または文字サイズを記憶す
    ることを特徴する請求項1または2に記載の文書作成装
    置。
  4. 【請求項4】 あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み
    取る原稿読み取り装置および文書を印刷する印刷装置と
    に接続され、罫線を含む定型文書を作成する文書作成装
    置において、 前記原稿読み取り装置に読み取られた原稿の画像データ
    を入力する画像データ入力手段と、 前記画像データ入力手段により入力された画像データに
    かかる原稿に印刷されていた罫線を表示する表示手段
    と、 前記表示手段により表示された罫線により定められた領
    域に文字を入力する文字入力手段と、 前記文字列入力手段により入力された文字と前記領域と
    の位置関係に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記印刷装置に対して、前記画像データ、前記文字入力
    手段により入力された文字のデータとともに、前記記憶
    手段により記憶された位置関係に関する情報を出力する
    出力手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
  5. 【請求項5】 あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み
    取る原稿読み取り装置および文書を印刷する印刷装置と
    に接続され、罫線を含む定型文書を作成する文書作成装
    置において、 前記原稿読み取り装置に読み取られた原稿の画像データ
    を入力する画像データ入力手段と、 前記画像データ入力手段により入力された画像データに
    かかる原稿に印刷されていた文字を認識する文字認識手
    段と、 前記画像データ入力手段により入力された画像データに
    かかる原稿に印刷されていた罫線をトレースする罫線ト
    レース手段と、 前記文字認識手段により認識された文字および前記罫線
    トレース手段によりトレースされた罫線を表示する表示
    手段と、 前記表示手段により表示された罫線により定められた領
    域に文字を入力する文字入力手段と、 前記文字列入力手段により入力された文字と前記領域と
    の位置関係に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記印刷装置に対して、前記文字入力手段により入力さ
    れた文字のデータ、および/または、前記文字認識手段
    により認識された文字のデータおよび前記罫線トレース
    手段によりトレースされた罫線のデータとともに、前記
    記憶手段により記憶された位置関係に関する情報を出力
    する出力手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記文字入力手段により入力さ
    れた文字の前記領域ごとの文字数を計数する計数手段
    と、 前記計数手段により計数された文字数および前記領域の
    大きさに基づいて前記文字の文字間隔および/または行
    間隔および/または文字サイズを決定する決定手段と、 を備え、 前記記憶手段は、前記文字入力手段により入力された文
    字と前記領域との位置関係に関する情報を記憶するとと
    もに、前記決定手段により決定された文字の文字間隔お
    よび/または行間隔および/または文字サイズを記憶す
    ることを特徴する請求項4または5に記載の文書作成装
    置。
  7. 【請求項7】 文字および罫線を含む定型文書を作成す
    る文書作成方法において、 あらかじめ罫線が印刷された原稿を読み取る原稿読み取
    り工程と、 前記原稿読み取り工程により読み取られた原稿に印刷さ
    れていた罫線を表示する表示工程と、 前記表示工程により表示された罫線により定められる領
    域に文字を入力する文字入力工程と、 前記文字入力工程により入力された文字と前記領域との
    位置関係に関する情報に基づいて、前記文字入力工程に
    より入力された文字を印刷する印刷工程と、 を含んだことを特徴とする文書作成方法。
  8. 【請求項8】 文字および罫線を含む定型文書を作成す
    る文書作成方法において、 あらかじめ文字および罫線が印刷された原稿を読み取る
    原稿読み取り工程と、 前記原稿読み取り工程により読み取られた原稿に印刷さ
    れていた文字を認識する文字認識工程と、 前記原稿読み取り工程により読み取られた原稿に印刷さ
    れていた罫線をトレースする罫線トレース工程と、 前記文字認識工程により認識された文字および前記罫線
    トレース工程によりトレースされた罫線を表示する表示
    工程と、 前記表示工程により表示された罫線により定められる領
    域に文字を入力する文字入力工程と、 前記文字入力工程により入力された文字と前記領域との
    位置関係に関する情報に基づいて、前記文字入力工程に
    より入力された文字、および/または、前記文字認識工
    程により認識された文字および前記罫線トレース工程に
    よりトレースされた罫線を印刷する印刷工程と、 を含んだことを特徴とする文書作成方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記文字入力工程により入力さ
    れた文字の前記領域ごとの文字数を計数する計数工程
    と、 前記計数工程により計数された文字数および前記領域の
    大きさに基づいて前記文字の文字間隔および/または行
    間隔および/または文字サイズを決定する決定工程と、 を含み、 前記印刷手段は、前記文字入力工程により入力された文
    字と前記領域との位置関係に関する情報、および、前記
    決定工程により決定された文字の文字間隔および/また
    は行間隔および/または文字サイズに基づいて、前記文
    字入力工程により入力された文字、および/または、前
    記文字認識工程により認識された文字および前記罫線ト
    レース工程によりトレースされた罫線を印刷することを
    特徴する請求項7または8に記載の文書作成方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項7〜9のいずれか一つに記
    載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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