JP2000330836A - 構築済みデータベースの変更方式 - Google Patents

構築済みデータベースの変更方式

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JP2000330836A
JP2000330836A JP11140931A JP14093199A JP2000330836A JP 2000330836 A JP2000330836 A JP 2000330836A JP 11140931 A JP11140931 A JP 11140931A JP 14093199 A JP14093199 A JP 14093199A JP 2000330836 A JP2000330836 A JP 2000330836A
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Hidetoshi Ono
秀俊 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションソフトウェアによって既に
データベース上に構築されている表の設定やデータを、
別の実行プログラム配布すること無しに、変更可能にし
た構築済みデータベースの変更方式を提供する。 【解決手段】 アプリケーションソフトウェアによって
構築された情報を有するデータベース3における前記情
報の変更が必要の場合に、所定条件を備えた文字情報か
らなるファイル群2を配布し、前記データベースの情報
を更新するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構築済みデータベ
ースの変更方式に関し、特にアプリケーションソフトウ
ェアによって既にデータベース上に構築されている表の
設定やデータを変更する場合に、別の実行プログラムを
配布しないでも、前記変更をすることが可能な構築済み
データベースの変更方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、アプリケーションにより既に構
築されているデータベースの内容(表やデータ等の情
報)を変更する場合に、データベースの内容を変更する
為の実行プログラムを配布し実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術には、次のような問題点があった。第1の問題点
は、前記実行プログラムの配布後に発生した変更を含め
て、統合して管理できないということである。その理由
は、データベースを更新するプログラムは、既存のデー
タベースを変更するために配布されるものなので、アプ
リケーション側で後に変更されるデータベースのバージ
ョンの管理を一元管理する機能を持たないためである。
【0004】第2の問題点は、データベースの変更のみ
の場合であっても、配布プログラムをセットアップ(イ
ンストール)する必要があるということである。その理
由は、プログラムは一般にセットアップを行った後に利
用するものであるためである。
【0005】第3の問題点は、配布プログラムは、文字
情報で構成されたファイルと比較した場合に、通信(例
えば、ダウンロード)を用いた配布に適さない(多大な
時間を要する)ということである。その理由は、文字情
報であるファイル(例えば、数Kバイト)に比べ、プロ
グラムは容量が大きいためである(例えば、200Kバ
イト)。
【0006】第4の問題点は、配布プログラムは、簡単
に作成できないということである。その理由は、プログ
ラムは一般にソースコードを記述し、コンパイルを行っ
た後にセットアップを作成する必要があるためである。
【0007】そこで本発明の課題は、アプリケーション
ソフトウェアによって既にデータベース上に構築されて
いる表の設定やデータを、別の実行プログラム配布する
こと無しに、変更可能にした構築済みデータベースの変
更方式を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、アプリケーションソフトウェアによって構
築した情報を有するデータベースと、該データベースの
前記情報の変更が必要になった際に配布される所定条件
を備えた文字情報からなるファイル群と、該ファイル群
の所定条件を満足する場合に、前記データベースの情報
を更新するデータベース更新手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】このようにすれば、データベースの情報の
変更が必要な際に配布されるファイル群は文字情報なの
で、例えばダウンロードする際の情報量が少なくて済む
と共にシステムエンジニアではなく一般ユーザが更新作
業を行うことができ、システムエンジニアがバージョン
チェック等の作業をする必要がないので、この作業の際
の所謂ポカミス(ケアレスミス)を防止することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。
【0011】[I]第1実施例 (1)構成 図1を参照すると、本実施例は、アプリケーションソフ
トウェアに含まれプログラム制御により動作するデータ
ベース更新処理装置1と、必要に応じてユーザに配布
(例えば、ダウンロードにより)される「文字情報」か
らなる配布ファイル群2と、アプリケーションによって
構築済みのアプリケーション用データベース3と、アプ
リケーションによって構築済みのバージョン管理部4
と、キーボート等の入力装置5と、ディスプレイ装置等
の出力装置6と、作業内容を記録するログ情報7とを含
む。
【0012】データベース更新処理装置1 データベース更新処理装置1は、定義ファイル解釈手段
11と、SQL(Structured Query Language)ファイ
ルアクセス手段12と、データベースアクセス手段13
と、バージョン情報アクセス手段14と、ログ情報出力
手段15とを備える。
【0013】定義ファイル解釈手段11は定義ファイル
23に逐次記述されている内容を元に、アプリケーショ
ン用データベース3を更新する。更新の際には次に説明
する条件確認用SQL21、条件実行用SQL22、実
行用SQL24から更新内容の情報を取得する。また、
定義ファイル23に記述されている内容(例えば、更新
情報等)を元に、バージョンの確認や変更を行う。実行
結果はログ情報7に出力される。
【0014】SQLファイルアクセス手段12は、次に
説明する条件確認用SQL21と条件実行用SQL2
2、および実行用SQL24の内容を定義ファイル解釈
手段11の指示に基づき読み出す。
【0015】データベースアクセス手段13は、定義フ
ァイル解釈手段11の指示に基づきアプリケーション用
データベース3を参照・更新する。これは使用するデー
タベースにより、データベースが用意するミドルウェア
も含まれる。バージョン情報アクセス手段14は、定義
ファイル解釈手段11の指示に基づきバージョン管理部
4を参照・更新する。ログ情報出力手段15は、定義フ
ァイル解釈手段11の実行内容をログ情報7に出力す
る。
【0016】配布ファイル群2 配布ファイル群2は、前述の条件確認用SQL21と、
条件実行用SQL22と、定義ファイル23と、実行用
SQL24とを備える。条件確認用SQL21は、条件
実行用SQL22を実行する条件となる戻り値をアプリ
ケーション用データベース3に問合せるSQLを記述す
る。
【0017】条件実行用SQL22は、定義ファイル解
釈手段11が条件確認用SQL21を使用してアプリケ
ーション用データベース3より取得した値と定義ファイ
ル23に記述されている内容を比較し、条件が合致した
場合にアプリケーション用データベース3に対して実行
するSQLを記述する。
【0018】定義ファイル23は、定義ファイルヘッダ
部と定義ファイル実行部で構成される。定義ファイルヘ
ッダ部には、その定義ファイル名とバージョン情報、実
行可能なバージョンの条件等が記述される。定義ファイ
ル実行部には、アプリケーション用データベースを更新
する内容やバージョンを参照・更新する内容、およびユ
ーザに対する問合せの情報を逐次記述する。実行用SQ
L24は、アプリケーション用データベース3に対して
実行するSQLを記述する。
【0019】アプリケーション用データベース3 アプリケーション用データベース3は、アプリケーショ
ンにより既に構築されているデータベースであり、配布
ファイル群2の更新対象である。
【0020】バージョン管理部4は、アプリケーショ
ンソフトウェアにより構築されており、バージョン情報
を格納する。バージョン管理部4の所在の例として、ア
プリケーション用データベースに含まれる場合と、レジ
ストリデータベースに含まれる場合と、ファイルに記録
されている場合等がある。
【0021】ログ情報7は、定義ファイル解釈手段1
1の実行内容を記録する。ログ情報の所在の例として、
任意のファイルや、アプリケーション用データベース3
等がある。
【0022】(2)動作 次に、図1〜図13を参照して本実施例の全体の動作に
ついて詳細に説明する。
【0023】全体の概略動作 図2は本実施例の全体動作を示す概略フローチャートで
ある。データベース更新処理装置1が起動されると、図
2の処理が定義ファイル解釈手段11で実行される。即
ち、定義ファイル解釈手段11は、アプリケーション用
データベース3に接続する。接続するユーザの設定方法
はアプリケーションにより規定される(ステップA0
1)。次に、実行可能な定義ファイルの所在を確認する
(ステップA02)。規定値の位置に定義ファイルが存
在しない場合、利用者にその所在を問合せる。
【0024】定義ファイル23が発見された場合は、そ
の定義ファイルヘッダ部より定義ファイル23の名称と
動作可能なバージョン情報を取得する(ステップA0
3)。ここで定義ファイル23のヘッダ部に必要なSQ
Lファイル一覧も記述し、使用するファイルの存在チェ
ックを行ってもよい。定義ファイル解釈手段11はバー
ジョン情報アクセス手段14を利用して、バージョン管
理部4の情報を読み出す。定義ファイル23より読み出
したバージョン情報とバージョン管理部4から読み出し
た情報が合致した場合、実行可能として出力装置6より
利用者に表示する(ステップA04、および、ステップ
A05)。
【0025】実行不可の場合でも、実行不可として利用
者に表示したほうがよい。利用者は表示された一覧の中
より実行する定義ファイルを選択する(ステップA0
6)。定義ファイル解釈手段11は、選択された定義フ
ァイルの実行部を逐次読み出し、実行する(ステップA
07)。読み出し可能な定義ファイルの実行部がなくな
ると、処理は終了する。
【0026】図3は、定義ファイル23の実行部の読
み出しである。図3において、ステップB01で、定義
ファイルの実行部の1行を読み出す。ステップB02に
て、読み出せたか確認する。読み出せた場合は、ステッ
プB03で、実行可能行であるか確認する。本実施例の
場合、実行可能でない行とは、空白行、コメント行、ラ
ベル行、不正な行を指す。ステップB04で、読み出し
た内容を実行し、ステップB01へ戻る。ステップB0
2にて読み出せない場合は、終了する。
【0027】図4は、読み出した定義ファイル23の
行がバージョンの確認である場合の処理である。ステッ
プC01で、ステップB03にて読み出された情報よ
り、バージョン情報の名称と、その条件、および、分岐
先のラベル情報を取得する。ステップC02で、バージ
ョン情報アクセス手段14を利用し、ステップC01で
読み出されたバージョン情報の名称よりバージョンを取
得する。
【0028】ステップC03にて、定義ファイルのバー
ジョンの条件とバージョン管理部のバージョン情報を比
較する。本実施例では、比較は等号、不等号(=、<、
>、>=、<=、!=)が使用され、バージョン情報が
文字列の場合は、その文字コードにて比較を行う。条件
が合致した場合は、ステップC04にて定義ファイルの
読み出し位置をステップC01にて読み出したラベル情
報の位置に移動し終了する。合致しない場合は、そのま
ま終了する。
【0029】図5は、ステップB03にて読み出した
定義ファイル23の行がバージョンの変更である場合の
処理である。ステップD01で、ステップB03にて読
み出された情報より、バージョン管理部4の追加・変更
の内容を取得する。ステップD02にて、バージョン情
報アクセス手段14を介し、バージョン情報を追加・修
正する。
【0030】図6は、ステップB03にて読み出した
定義ファイルの行が、条件で実行されるSQLである場
合の処理である。ステップE01で、ステップB03に
て読み出された情報より、条件確認用SQL21のファ
イル名と、その条件と、条件実行用SQL22のファイ
ル名を取得する。ステップE02で、SQLファイルア
クセス手段12を介し、条件確認用SQL21の内容を
読み出す。
【0031】ステップE03にて、データベースアクセ
ス手段13を介し、条件確認用SQL21を実行し、そ
の結果を取得する。ステップE04にて、取得した結果
とステップE01にて取得した条件とを比較する。比較
が合致した場合は、ステップE05で、条件実行用SQ
L22を読み出し、アプリケーション用データベース3
に対して実行し終了する。条件が合致しない場合は、終
了する。
【0032】図7は、ステップB03にて読み出した
定義ファイルの行が無条件に実行されるSQLである場
合の処理である。ステップF01で、ステップB03に
て読み出された情報より、実行用SQL24のファイル
名を取得する。ステップF02で、ステップF01で取
得したファイル名で実行用SQL24の内容を取得す
る。次にステップF02にて、データベースアクセス手
段13を介し、アプリケーション用データベース2に対
してSQLを実行する。
【0033】図8は、ステップB03にて読み出した
定義ファイルの行が利用者への問合せである場合の処理
である。ステップG01で、ステップB03にて読み出
された情報より、メッセージの内容と、問合せ形式を取
得する。ステップG02で、問合せ形式が分岐のもので
あれば、分岐先のラベル情報を取得する。ステップG0
3で、利用者に対しメッセージを表示し、問合せ形式に
応じた入力部を出力装置6に表示する。利用者は内容を
確認し、入力する。ステップG04で、入力された内容
が肯定(「はい」「OK」)である場合、定義ファイル
の読み出し位置をステップG02にて読み出したラベル
情報の位置に移動し終了する。その他が選択された場合
は、終了する。
【0034】図9は、ステップB03にて読み出した
定義ファイル23の行が定義ファイル読み出し行の移動
である場合の処理である。ステップH01で、ステップ
B03にて読み出された情報より、移動先のラベル名称
を取得する。ステップH02で定義ファイルの読み出し
位置をステップH01にて読み出したラベル情報の位置
に移動し終了する。
【0035】(3)次に、具体例を用いて説明する。 例えば、図10に示すようなアプリケーション用データ
ベースと、バージョン管理部と、定義ファイルと、条件
確認用SQLと、条件実行用SQLと、実行用SQLが
用意されたとする。定義ファイルは、一文字目が「#」
であるものをコメント行と定義する。また、「:」で始
まる行をラベル行と定義する。[HEDDER]、[EX
ECUTE]は、処理部を宣言するものと定義する。そ
の他の行は、「要素」で構成される行と定義し、要素は
「,」で区切られているものとする。区切られた要素
は、左から順に番号を割り当てる。
【0036】第一要素が「T」であるものを定義ファイ
ルのタイトル行とし、第二要素をタイトルの文字列と定
義する。第一要素が「C」であるものをバージョン確認
情報とし、第二要素をシステム名、第三要素を比較詞、
第四要素を比較情報と定義する。第一要素が「VC」で
あるものは、バージョンの確認の情報の行とし、第二要
素をシステム名、第三要素を比較詞、第四要素を比較情
報、第五要素を合致時の移動先ラベルと定義する。
【0037】第一要素が「V」の行はバージョンの記述
情報の行であり、第二要素がシステム名、第3要素がバ
ージョン情報と定義する。第一引数が「SC」である行
は条件SQLの情報の行とし、第一要素が条件確認用S
QLファイル名、第二要素が比較詞、第三要素が比較条
件、第四要素が条件実行用SQLファイル名と定義す
る。
【0038】第一引数が「S」の行は、SQLの実行の
情報が記述されており、第二要素が実行用SQLファイ
ル名と定義する。第一要素が「Q」である場合は利用者
への問合せに関する情報が記述されており、第二要素が
メッセージ内容、第3要素が問合せ形式、第四要素が移
動先ラベルと定義する。第三要素は「1」が「確認」形
式、「2」が「はい」「いいえ」形式、「3」が「O
K」「キャンセル」形式とし、「1」の場合は第四要素
は必要無いものと定義する。第一要素が「J」の行は移
動に関する記述がされており、第二要素が移動先のラベ
ルと定義する。
【0039】定義ファイル解釈手段11はステップA0
2で定義ファイルを確認し、ステップA03で定義ファ
イルのヘッダ部より定義ファイル名とバージョン確認情
報を取得する。具体的には1行目([ 1]の行)より読
み込み、[ 1]行の「#」で始まる行はコメント行とし
て次の行を読み込む。次の[ 2]行で「[HEDDE
R]」を発見し、以下がヘッダ情報と認識する。次の
[3]行を読み、第一要素が「T」で始まるものをタイト
ル情報と認識し記憶する。次の[ 4]行を読み、第一要
素が「C」で始まるものをバージョン確認情報として読
み込み記憶する。
【0040】同様に次の[5]行も読み込み、記憶する。
次の行および[6]行は空行とコメント行のため読み飛ば
す。次の[7]行で「[EXECUTE]」を読み込み、ヘ
ッダ部が終了したことを認識する。次にステップA04
にてバージョン管理部と比較する。
【0041】具体的には、一つ目のバージョン確認情
報、「販売管理システム」のバージョンが、「1.1」
「以上(=)」であるので、合致する。二つ目の「販売管
理システムアドオン」はバージョン管理部に存在しない
ので、バージョン情報アクセス手段は空文字を返すが、
文字比較を行う場合は空文字の方が小さくなるため、二
つ目のバージョン確認情報も合致する。全てのバージョ
ン確認情報が合致するので、ステップA05で利用者に
実行可能な設定ファイルとして表示する。複数の設定フ
ァイルがある場合は、同様に設定ファイルのヘッダ部を
確認し、利用者に対する一覧中に表示する。ステップA
06で、利用者は設定ファイルを選択し、実行する。
【0042】実行されると、ステップB01で定義ファ
イルを1行読み込む。具体的には、[ 8]行が読み込ま
れ、ステップB02、ステップB03で実行可能な行と
認識する。ステップB04で第一要素がVCであるもの
はバージョンの確認であると認識する。従って、ステッ
プC01から実行し、「販売管理システムアドオン」の
バージョンが「1.0」「より小さい(<)」か確認す
る。 ここでもバージョン情報アクセス手段は空文字を
返すので、条件に合致するため、ステップC04で「M
S」ラベルへ定義ファイルの読み込み位置を変更する。
「:」で始まる行がラベルであるので、読み込み位置は
「:MS」の[16]行に変更される。次の[17]行を読
み込み、第一要素が「Q」であるため、ステップG01
でメッセージと問合せ形式と取得する。
【0043】問合せ形式「2」が「はい」「いいえ」形
式であるので、ステップG02で第四要素「V1」をラ
ベル情報として読み込む。利用者に第二要素のメッセー
ジおよび「はい」「いいえ」の入力部分を出力装置6に
出力する。ステップG04にて利用者が「いいえ」を選
択した場合は、ラベルへの移動は行われずに[18]行を
経て処理は終了する。利用者が「はい」を選択した場合
は、ラベル情報に従い、定義ファイルの読み込み位置を
[13]行に変更する(ステップG05)。
【0044】次に[14]行を読み込むと、第一要素が
「SC」であるため条件SQLの実行を行う情報がある
と認識し、各要素を読み込む(ステップE01)。ステ
ップE02で条件確認用SQL「CHECK.SQL」
を読み込み(ステップE02)、SQLをアプリケーシ
ョン用データベース3に対して実行する(ステップE0
3)。アプリケーション用データベース3はSQLを実
行し、該当テーブルが無いため、「0」を返す。この結
果と比較し、合致するので、第四要素の「C_TABL
E.SQL」が実行される(ステップE04、ステップ
E05)。実行結果を図11に示す。
【0045】次の[15]行を読み込むと、第一引数が
「J」であるので、移動の情報が記述されていると認識
する。第二要素を読み込み、(ステップH01)移動先
ラベル「GO」より[ 9]行へ定義ファイルの読み出し
位置を変更する。(ステップH02)次の[10]行を読
み込むと、第一要素が「S」であるので、SQLの実行
に関する情報が記述されている行と認識する。第二要素
を読み込み(ステップF01)、実行用SQL「DAT
A.SQL」を読み込み実行する(ステップF02)。
実行結果を図12に示す。
【0046】次の[11]行を読み込むと、第一要素が
「V」であるのでバージョンの変更の行であると認識す
る。各要素を読み込み、(ステップD01)バージョン
管理部の情報を変更する。(ステップD02)ここで、
バージョン管理部には「販売システムアドオン」の情報
が無いため、この情報は作成される。結果を図13に示
す。
【0047】[15]行で読み込み位置が移動し、定義フ
ァイルの読み込み対象が無くなるので処理を終了する
(ステップB01、ステップB02)。ここで利用者に
は一覧が再度表示されるが、[ 5]行の条件に合致しな
くなっているため、再度実行することはできない。
【0048】全ての処理の途中で更新に失敗した場合は
データベースをロールバックさせてもよい。ロールバッ
クさせる場合は、処理開始時にセーブポイントを発生さ
せたほうがよい。また、実行するSQLはロールバック
可能なSQLに限定される。
【0049】[II]第2実施例 次に、本発明の第2実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
【0050】図14を参照すると、本実施例は、データ
ベース更新処理装置8が、図1に示された実施例におけ
るデータベース更新処理装置1に加え、文字置換手段1
6とアプリケーション情報アクセス手段17を有する点
と、アプリケーション情報9を有する点が異なる。
【0051】アプリケーション情報9は、レジストリデ
ータベース、設定ファイル、アプリケーション用データ
ベース内の情報等、情報の取得場所は問わず、アプリケ
ーションによって情報の所在を規定する。アプリケーシ
ョン情報アクセス手段17は要求のあった置換文字列に
従い、アプリケーション情報より置換後文字列を取得す
る。文字置換手段16は、配布ファイル群2より読み込
まれた文字情報よりアプリケーションで規定されている
置換文字列を検索し置換する。
【0052】次に図15のフローチャートを参照して、
本実施例の動作について説明する。図15のフローチャ
ートは図2〜9のフローチャートの配布ファイル群が読
み込み時に適用される。
【0053】定義ファイル解釈手段11より配布ファイ
ル群2に読み取り要求が発生すると、文字置換手段16
は配布ファイルの要求個所を読み取る(ステップI0
1)。読み取られた文字列よりアプリケーションで規定
される置換文字列を検索する(ステップI02)。置換
文字列が発見されると(ステップI03)、 アプリケ
ーション情報アクセス手段17を経てアプリケーション
情報より置換後文字列を取得する(ステップI04)。
取得された置換後文字列と置換文字列を置換し(ステッ
プI05)、置換文字列が発見されなくなるまで処理を
繰り返す。置換文字列が全て変換されると、定義ファイ
ル解釈手段11に結果を戻す。
【0054】次に、具体例について説明する。図16の
具体例では、アプリケーションにより「%COM_NA
ME%」と「%APP_PATH%」が規定されてい
る。
【0055】定義ファイル解釈手段11が定義ファイル
より[3]行を実行する場合、図15のフローチャートが
開始される。文字置換手段16は[ 3]行を読み込み、
文字列「T,%COM_NAME%販売システムアドオン
VER1.1」を取得する(ステップI01)。取得さ
れた文字列より置換文字列を検索すると、「%COM_
NAME%」を発見する(ステップI02、ステップI0
3)。
【0056】発見された置換文字列よりアプリケーショ
ン情報アクセス手段17を経て置換後文字列「○○会
社」を取得する(ステップI04)。 取得文字列を置
換すると、「T,○○会社販売システムアドオンVER
1.1」の文字列が作成される(ステップI05)。作
成された文字列を再検索すると、置換文字列を発見でき
ないため、処理は終了し、定義ファイル解釈手段11に
置換後の文字列が渡される。同様に[14]行を読み込む
と、定義ファイル解釈手段11は、「SC,CHECK.
SQL,=,0,C:\APP\C_TABLE.SQL」を得
る。
【0057】図14を参照すると、本実施例では複数の
SQLファイルを使用し、全て同じデータベースユー
ザ、ステップA01で接続するユーザでSQLを実行す
るが、各SQLに実行ユーザを記述してもよい。記述個
所は設定ファイルの要素を増やすのが最もよい。またS
QLファイルに記述してもよい。記述内容は、ステップ
A01で接続するユーザを指定する方法と、直接ユーザ
名を記述する方法、共に指定できるのがよい。ステップ
A01で接続するユーザを使用する場合は、文字置換手
段16に含め、置換文字列でユーザ名を置換してもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏することができる。第1の効果は、バージ
ョンの違いや適用するシステムの間違いによるトラブル
を防ぐことができることにある。その理由は、適用する
システムとバージョンや配布ファイルのバージョンを確
認・比較を行う機能が備わっているためである。
【0059】第2の効果は、配布するファイル容量を小
さくできることにある。その理由は、配布ファイルに実
行プログラム等、容量の大きなファイルが含まれず、設
定情報の文字情報のみを配布するためである。
【0060】第3の効果は、既に構築されているアプリ
ケーションに対し、新しい実行プログラムを追加するこ
となくアプリケーション用データベースの内容を変更で
きることにある。その理由は、データベース更新処理装
置はアプリケーションに既に含まれており、必要な情報
は文字情報のみであるためである。
【0061】第4の効果は、保守が容易であり、短期間
に作成、修正できることにある。その理由は、配布ファ
イルが文字情報であるため、実行プログラムの作成が必
要無いためである。
【0062】第5の効果は、利用者の運用ミスを防げる
ことにある。その理由は、実行時に利用者が指示する内
容が、実行する設定ファイルの選択と、簡単な問合せ形
式に限定できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシステム構成図である。
【図2】同第1実施例の全体の概略フローチャートであ
る。
【図3】同第1実施例における定義ファイルの実行部の
読出しのフローチャートである。
【図4】図3の読出しにおいて、定義ファイルの行がバ
ージョンの確認である場合の処理である。
【図5】図3のステップB03にて読み出した定義ファ
イルの行がバージョンの変更である場合の処理である。
【図6】図3のステップB03にて読み出した定義ファ
イルの行が、条件で実行されるSQLである場合の処理
である。
【図7】図3のステップB03にて読み出した定義ファ
イルの行が無条件に実行されるSQLである場合の処理
である。
【図8】図3のステップB03にて読み出した定義ファ
イルの行が利用者への問合せである場合の処理である。
【図9】図3のステップB03にて読み出した定義ファ
イルの行が定義ファイル読み出し行の移動である場合の
処理である。
【図10】アプリケーション用データベースと、バージ
ョン管理部と、定義ファイルと、条件確認用SQLと、
条件実行用SQLと、実行用SQLの具体例である。
【図11】図10の実行結果を示す図である。
【図12】図10の別の実行結果を示す図である。
【図13】図10の更に別の実行結果を示す図である。
【図14】本発明の第2実施例のシステム構成図であ
る。
【図15】同第2実施例の動作フローチャートである。
【図16】同第2実施例の具体例を示す図である。
【符号の説明】 1 データベース更新処理装置 2 配布ファイル群 3 アプリケーション用データベース 4 バージョン管理部 5 入力装置 6 出力装置 11 定義ファイル解釈手段 12 SQLファイルアクセス手段 13 データベースアクセス手段 14 バージョン情報アクセス手段 15 ログ情報出力手段 21 条件確認用SQL 22 条件実行用SQL 23 定義ファイル 24 実行用SQL

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションソフトウェアによって
    構築された情報を有するデータベースにおける前記情報
    の変更が必要の場合に、所定条件を備えた文字情報から
    なるファイル群を配布し、前記データベースの情報を更
    新するようにしたことを特徴とする構築済みデータベー
    スの変更方式。
  2. 【請求項2】 前記配布されるファイル群は、条件確認
    用SQLと、条件実行用SQLと、定義ファイルと、実
    行用SQLとを備えてなることを特徴とする請求項1記
    載の構築済みデータベースの変更方式。
  3. 【請求項3】 前記データベースにおける更新した情報
    のバージョンを管理することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の構築済みデータベースの変更方式。
  4. 【請求項4】 前記文字情報の配布は、ダウンロードに
    より行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の構築済みデータベースの変更方式。
JP11140931A 1999-05-21 1999-05-21 構築済みデータベースの変更方式 Pending JP2000330836A (ja)

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