JP2000330088A - 液晶表示装置用駆動装置 - Google Patents

液晶表示装置用駆動装置

Info

Publication number
JP2000330088A
JP2000330088A JP11137774A JP13777499A JP2000330088A JP 2000330088 A JP2000330088 A JP 2000330088A JP 11137774 A JP11137774 A JP 11137774A JP 13777499 A JP13777499 A JP 13777499A JP 2000330088 A JP2000330088 A JP 2000330088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
liquid crystal
data
crystal display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11137774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000330088A5 (ja
Inventor
Toshiharu Murai
俊晴 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11137774A priority Critical patent/JP2000330088A/ja
Publication of JP2000330088A publication Critical patent/JP2000330088A/ja
Publication of JP2000330088A5 publication Critical patent/JP2000330088A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス幅変調方式を用いた階調表示を行う際
に、駆動回路の規模および高価格化を抑制し、シャドー
イング補正を実現すること。 【解決手段】 複数の走査電極を順次選択すると共に、
走査電極に交差するように配置された複数のデータ電極
に対し、選択画素の表示データに基づいて電圧を印加す
ることにより、液晶表示パネル16に画像を表示する液
晶表示装置用駆動装置において、中間調画素をパルス幅
変調し、1走査期間中の電圧遷移回数が1になるように
駆動電圧をデータ電極に印加し、最低または最高階調画
素に対しては1走査期間内で所定時間だけ、画素データ
に対応した電圧とは異なる電圧をデータ電極に印加する
駆動回路1aを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単純マトリクス型
液晶表示装置に利用される液晶表示装置用駆動装置に関
し、より詳細には、回路規模および高価格化を抑制させ
た上で、シャードイング補正を実現する液晶表示装置用
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータや携帯端
末装置などのディスプレイ、デジタルカメラ用などのモ
ニタ表示画面など各種の機器に、軽量かつ薄型で電池駆
動も可能な液晶表示装置(単純マトリクス型)が広く利
用され、多くの関連技術が開示されている。
【0003】そのうち、本発明の単純マトリクス型の液
晶表示装置に関連する参考技術文献として、たとえば特
許第2792146号公報の「液晶パネルの駆動方法並
びに駆動回路」、特開平8−94997号公報の「液晶
表示装置」が開示されている。上記特許第279214
6号公報(以下、第1の従来例という)では、シャドー
イング(文字クストロークとも呼称される表示ムラ)を
補正するための方法として、各信号電極毎に時系列的に
入力される隣接画素データと比較し、同一の場合は通常
の電圧を印加し、異なっている場合は所定の電圧に設定
された補正電圧を印加している。
【0004】また、特開平8−94997号公報(以
下、第2の従来例という)では、白黒交互のストライプ
部に生じるシャドーイング(文字ストローク、上記公報
におけるBタイプのクロストーク)補正方法として、1
走査ラインの駆動期間中に少なくとも1回、信号電極駆
動電圧が変化するようにして印加電圧の波形なまりが略
一定になるようにしている。具体的には上記第1の従来
例と同様に、時系列的に入力される隣接画素データを比
較し、2走査ライン以上にわたって同一データが連続す
る場合、表示データを1走査期間中の所定時間だけ反転
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような第1および第2の従来例にあっては、画
素データがONあるいはOFFの2値の場合に対しての
み考慮されているので、PWM(Pulse Widt
h Modulation:パルス幅変調)を用いた階
調表示を行う装置、いわゆる中間調に対しては適用する
ことができない。たとえば、中間調が続く場合、本来は
駆動電圧に遷移が発生する期間であるからそれなりの対
応が必要であるにもかかわらず、画素データの比較結果
が同一であるために逆に遷移のない期間であるとみなさ
れてしまうことになる。
【0006】さらに、上記第1および第2の従来例の両
者を比較すると、第1の技術では駆動周波数が上がるこ
とはないのでフレーム周波数をある程度上げてもON/
OFFのしきい値が変化する心配はなく、駆動電圧が上
昇することなく良好な表示品質が得られるという利点が
ある一方で、駆動電圧入力数が増加し出力段のスイッチ
ング回路の構成が複雑化するため、駆動回路が大型化
し、かつ高価格化を招来させるという問題点があった。
また、第2の技術では、上述とは反対に、駆動電圧入力
数が増加することはなく出力段の構成も変わらないが、
最大駆動周波数(同一の表示データが連続するとき)が
2倍になる(図3参照)という問題点があった。
【0007】また、複数の走査電極が同時に選択される
たとえばMLA(Multi Line Addres
sing:複数ライン同時選択)などと呼称されている
方式の場合、同時選択されている電極数をLとすると、
データ電極駆動電圧としては(L+1)レベルが必要と
なる。そして、電圧の遷移の仕方は走査電極に印加され
る選択電圧を規定する直交関数と画像データの配列とに
より、あらゆる組み合わせが存在する。したがって、波
形なまりによる実効電圧の減少も1通りではなく、レベ
ル間によって異なってくる、このような状況で、上記第
2の従来例では実効電圧減少分をすべてのレベル間で一
定にすることはできないのでシャドーイング補正を行う
ことができない。
【0008】また、上記第1の従来例の方法でシャドー
イング補正を行うと、データ電極駆動電圧の全てのレベ
ルに対して補正電圧も同時に必要となる。このため、入
力電圧数および出力段のスイッチング素子数が飛躍的に
増大し、場合によっては実用化が困難になるほど回路が
大型化し、かつ高価格化を招来させるという問題点があ
った。
【0009】また、上記従来例において、最低あるいは
最高階調画素に対し、同じ階調画素が連続する場合とた
とえば最低階調画素と最高階調画素が交互に並んでいる
場合などでは、同じ階調画素の間に依然実効電圧差があ
り、完全に表示ムラのない画像を得るまでには至ってい
ないという問題点があった。これは、非選択電圧に対し
て実効電圧が一定になるように補正をかけても、その補
正量の選択電圧に対しても最適になるとは限らないから
である。すなわち非選択電圧に対する波形なまりの影響
と選択電圧に対する波形なまりの影響が異なるためであ
る。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、パルス幅変調方式を用いた階調表示を行う際に、
駆動回路の規模および高価格化を抑制し、シャドーイン
グ補正を実現することを第1の目的とする。また、異な
る種類の液晶パネルや、同じ種類であっても個々の特性
のばらつきで時定数が異なる場合などにも柔軟に対応可
能とすることを第2の目的とする。
【0011】また、MLA方式を用いて液晶表示パネル
を駆動表示する際に、入力電圧数や出力段のスイッチン
グ素子数を増やすことなくシャドーイング補正を実現す
ることを第3の目的とする。また、1フレーム周期内に
どの走査電極も選択されない期間をカウントするカウン
タの小型化を図り、データ電極駆動素子の小型化および
低価格化を実現することを第4の目的とする。
【0012】また、最低あるいは最高階調画素の場合、
データ電極駆動電圧が遷移している1走査期間の最初の
部分は選択期間であっても走査電極電圧を非選択電圧と
し、遷移がおさまって安定した後に選択電圧を印加する
ことにより、非選択期間での波形なまりの影響と選択期
間での波形なまりの影響を一致させ、いかなる画像にお
いても完全に均一な表示品質を得ることを第5の目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る液晶表示装置用駆動装置にあって
は、複数の走査電極を順次選択すると共に、前記走査電
極に交差するように配置された複数のデータ電極に対
し、選択画素の表示データに基づいて電圧を印加するこ
とにより、液晶表示装置に画像を表示する液晶表示装置
用駆動装置において、中間調画素をパルス幅変調し、1
走査期間中の電圧遷移回数が1になるように駆動電圧を
前記データ電極に印加し、最低または最高階調画素に対
しては1走査期間内で所定時間だけ、画素データに対応
した電圧とは異なる電圧を前記データ電極に印加する駆
動手段を備えたものである。
【0014】この請求項1によれば、最低または最高階
調画素が連続する場合には、データ電極駆動電圧を所定
時間だけ反転させるなどの駆動制御を行って波形なまり
による実効電圧の低下分を中間画素と同じように制御す
ることにより、PWM方式において駆動電圧入力数を増
やすことのないシャドーイング補正が実現する。
【0015】また、請求項2に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記所定時間および前記データ電極へ
の駆動電圧は、前記液晶表示装置の特性に対応させて調
整可能とするものである。
【0016】この請求項2によれば、データ電極に印加
すべき適正な電圧は、液晶セルの容量成分や電極の抵抗
成分などに起因する時定数に依存するため、これらの特
性を考慮して調整することにより、異なる種類の液晶パ
ネルや、同じ種類であっても個々のばらつきで時定数が
異なる場合にも柔軟に対応することが可能となる。
【0017】また、請求項3に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、複数の走査電極を順次選択すると共
に、前記走査電極に交差するように配置された複数のデ
ータ電極に対し、選択画素の表示データに基づいて電圧
を印加することにより、液晶表示装置に画像を表示する
際、1フレーム周期内にどの走査電極も選択されない非
選択期間を設け、前記非選択期間に、前記データ電極毎
に1フレーム中の電圧遷移回数に応じた電圧を印加する
液晶表示装置用駆動装置であって、複数の走査電極が同
時に選択される場合、前記データ電極毎に、駆動電圧の
各遷移においてその電圧差による重み付けを行って遷移
回数に換算し、1フレーム中の前記換算された遷移回数
の合計に応じた電圧を前記非選択期間に印加する駆動手
段を備えたものである。
【0018】この請求項3によれば、MLA方式のよう
に複数の走査電極が同時に選択される場合、データ電極
毎に、駆動電圧の各遷移においてその電圧差による重み
付けを行って遷移回数に換算し、1フレーム中の換算さ
れた遷移回数の合計に応じた電圧を非選択期間に印加す
ることにより、MLA方式において駆動電圧入力数やス
イッチング素子数を増やすことないシャドーイング補正
を行うことが可能となる。
【0019】また、請求項4に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記非選択期間に印加される電圧を、
複数のデータ電極の駆動電圧のうちの一つを前記換算さ
れた遷移回数の合計に応じた時間幅だけ印加するもので
ある。
【0020】この請求項4によれば、請求項3におい
て、非選択期間に印加される電圧を、複数のデータ電極
の駆動電圧のうちの一つを換算された遷移回数の合計に
応じた時間幅だけ印加することにより、MLA方式にお
いて駆動電圧入力数やスイッチング素子数を増やすこと
ないシャドーイング補正を行うことが可能となる。
【0021】また、請求項5に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記非選択期間は、1フレームの中で
k個(k>1)の期間に分割され、各非選択期間/k期
間に、前の非選択期間/k期間後から前記換算された遷
移回数の合計に応じた電圧が印加されるものである。
【0022】この請求項5によれば、非選択期間をカウ
ントするカウンタを小型し、かつ非選択期間を駆動周波
数に支障のない範囲で分割することにより、ゲート数を
削減する。
【0023】また、請求項6に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記データ電極の駆動電圧および前記
非選択期間に印加される電圧は、前記液晶表示装置の特
性に対応させて調整可能とするものである。
【0024】この請求項6によれば、液晶セルの容量成
分や電極の抵抗成分などに起因する時定数を考慮し、デ
ータ電極の駆動電圧および非選択期間に印加される電圧
を、液晶表示装置の特性に対応させて調整することによ
り、異なる種類の液晶パネルや、同じ種類であっても個
々のばらつきで時定数が異なる場合にも柔軟に対応する
ことが可能となる。
【0025】また、請求項7に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記走査電極に印加される選択電圧
を、1走査期間の最初の所定時間だけ、非選択電圧とす
るものである。
【0026】この請求項7によれば、最低あるいは最高
階調画素の場合、データ電極の駆動電圧が遷移している
1走査期間の最初の部分は選択期間であっても走査電極
を非選択電圧とし、遷移がおさまって安定した後に選択
電圧を印加することにより、非選択期間での波形なまり
の影響と選択期間での波形なまりの影響を一致させ、い
かなる画像であっても完全に均一な表示品質を得られる
ようにする。
【0027】また、請求項8に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記1走査期間の最初の所定時間およ
び前記データ電極への駆動電圧は、前記液晶表示装置の
特性に対応させて調整可能とするものである。
【0028】この請求項8によれば、液晶セルの容量成
分や電極の抵抗成分などに起因する時定数を考慮し、1
走査期間の最初の所定時間およびデータ電極への駆動電
圧を、液晶表示装置の特性に対応させて調整することに
より、異なる種類の液晶パネルや、同じ種類であっても
個々のばらつきで時定数が異なる場合にも柔軟に対応す
ることが可能となる。
【0029】また、請求項9に係る液晶表示装置用駆動
装置にあっては、前記走査電極の非選択電圧の制御は、
前記データ電極の駆動とは別個に、前記走査電極を駆動
する回路に対して表示を一斉にOFFする制御信号を、
1走査期間の最初の所定時間だけ肯定することで行うも
のである。
【0030】この請求項9によれば、走査電極への印加
電圧を全て強制的に非選択電圧にしてパネル表示を一斉
にOFFする働きをする制御信号は、市販の駆動素子の
ほとんどに設けられているので、これを用いることに簡
単に実現することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置用駆
動装置の実施の形態について添付図面を参照し、詳細に
説明する。
【0032】図1は、本発明の実施の形態に係る液晶駆
動回路系の第1の構成を、M本のデータ電極とN本の走
査電極よりなる液晶表示パネル16に接続した状態で示
す説明図である。また、図2は図1の動作および図4の
フローチャートに対応するタイミングチャートである。
まず、この図1および図2を用いて構成・動作について
説明する。
【0033】図1において、この駆動回路1aは、後述
するように、メモリ10と、コントローラ11と、パル
ス幅調整回路12と、データ電極駆動回路13と、電源
回路14と、走査電極駆動回路15と、を備え、データ
電極駆動回路13と走査電極駆動回路15とが液晶表示
パネル16に接続されている。
【0034】電源回路14は、走査電極駆動用電圧±V
r、データ電極駆動正負電圧±Vs、および駆動の0V
電圧(=非選択電圧)であるVcomを生成し出力す
る。ここで、データ電極駆動電圧Vsは、通常は最適バ
イアス法に基づいて下記数1で示される式によって設定
される。
【0035】
【数1】
【0036】なお、ここでは電圧遷移の波形のなまりに
よる実効電圧の変動を考慮し、非選択期間に対して波形
なまりによる実効電圧の減少分を完全に補償するよう
な、上記値に対し若干大きめの値に設定されている。
【0037】コントローラ11は、CPU(図示せず)
からの水平/垂直同期信号Hsync/Vsyncを受
け取ると、表示データDIをメモリ10に書き込む。な
お、このメモリ10への書き込みは、信号R/−Wが
“L”(ローレベル)のときにADDRによって指定さ
れたアドレスに行われる。
【0038】また、コントローラ11は、適当なタイミ
ングでデータの読み出しを開始し、液晶表示パネル16
に適した形式に処理し、同期クロックXPに同期させて
データ電極駆動回路13に出力する(XD)。なお、こ
こでのデータの読み出しは、信号R/−Wが“H”(ハ
イレベル)のときにADDRによって指定されたアドレ
スに行われる。
【0039】また、コントローラ11からの信号Mは駆
動電圧の極性の切り替え信号であり、1フレーム毎にト
グルする。コントローラ11はラッチパルスLPの立ち
下がり遷移の前に1ライン分のデータ転送を完了する。
データ電極駆動回路13は、信号XPの立ち下がりでデ
ータを順次取り込み、ラッチパルスLPの立ち下がりで
一斉に駆動電圧を出力する。したがって、たとえばl
(エル)ライン目のデータ転送は(l−1)番目のLP
の立ち下がりとl番目のLPの立ち下がりの間になる。
【0040】走査電極駆動回路15は、ラッチパルスL
Pの立ち下がりで選択する走査電極を順次シフトする。
選択した電極には信号Mの値に基づいて、選択電圧Vr
あるいは−Vrを印加し、その他の非選択電極には非選
択電極Vcomを印加する。
【0041】パルス幅調整回路12は、コントローラ1
1からのラッチパルスLPを受入れ、ラッチパルスLP
の立ち下がりで“H”(ハイレベル)になりT1時間後
に“L”(ローレベル)に戻るパルスSLTと、ラッチ
パルスLPの立ち下がりで“L”(ローレベル)になり
T2時間後に“H”(ハイレベル)に戻るパルス−VR
STを生成・出力する。
【0042】信号−DOFFRは、走査電極駆動回路1
5の全ての出力を強制的に非選択電圧にするための制御
信号であり、“L”(ローレベル)でアクティブになる
負論理とする。この信号−DOFFRは、任意に液晶パ
ネル表示をOFFさせる別の制御信号(図示せず)と信
号−VRSTとの論理和出力とする。したがって、選択
された走査電極への印加電圧は、図2に示すように、1
走査期間の最初のT2時間は非選択電圧となる。
【0043】つぎに、データ電極駆動回路13に含まれ
るM個の各電極駆動回路の動作を、図4に示すフローチ
ャートおよび図2を用いて説明する。なお、この動作例
における階調数を4とする。まず、ラッチパルスLPの
立ち下がりでデータを取り込み(ステップS11、S1
2)、取り込んだデータが最低または最高階調のデータ
であるか否かを判断する(ステップS13)。ここで、
最低または最高階調のデータではなく、中間調データで
あると判断した場合、直前の走査期間の終りの駆動電圧
がOFF画素に対応するレベル(たとえば選択電圧が+
Vrのとき+Vs)かどうかを判断する(ステップS1
4)。ここで、直前の走査期間の終りの駆動電圧がOF
F画素に対応するレベルであれば、OFF画素に対応す
る電圧をい出力すると共に、画像データを“1”カウン
トアップする(ステップS15、S17)。
【0044】一方、ステップS14において、前走査期
間終了時点の駆動電圧がON画像レベルであると判断し
た場合、ON画像に対応する電圧をデータ電極に印加す
ると共に、画像データの反転データを“1”カウントア
ップする(ステップS16、S17)。
【0045】続いて、カウント値が最高階調データであ
るか否かを判断し(ステップS18)、カウント値が最
高階調データでなければステップS14に戻り、カウン
ト値が最高階調データであれば、印加電圧を反転する
(ステップS18)。これ以降はLP1の立ち下がり遷
移毎に上記カウントアップを繰り返し、カウント値が
“3h”に達すると、つぎのLP1の立ち下がりで電圧
を反転させる。
【0046】一方、ステップS13において、取り込ん
だデータが最低または最高階調のデータである場合は、
直前の走査期間の終りの駆動電圧が、いま読み込まれた
データに対応した電圧(たとえば最低階調データならば
OFF画素レベル)であるか否かを判断する(ステップ
S22)。ここで、前走査期間終了時点の駆動電圧に対
応したデータでなければ、画素データに対応した電圧を
データ電極に印加し(ステップS24)、ステップS2
0に移る。また、前走査期間終了時点の駆動電圧に対応
したデータであれば信号SLTによって定められたT1
時間だけデータに対応する電圧とは反対極性の電圧を出
力し(ステップS23)、ステップS20に移る。
【0047】図3は、図2および図4で説明したように
駆動するデータ電極駆動回路13における任意のデータ
電極kに印加される駆動電圧Vskの波形パターンを示
す説明図であり、任意のデータ電極kに対する画像デー
タXDKと対応させて示したものである。
【0048】図5は、図1におけるパルス幅調整回路1
2の構成例を示す説明図である。このパルス幅調整回路
12では、信号SLTが共に単安定マルチバイブレータ
(74LS123)17で生成され、信号−VRSTが
単安定マルチバイブレータ(74LS123)18で生
成されるように構成されている。そして、パルス幅はそ
れぞれボリュームVR1の抵抗値とコンデンサC1によ
る時定数およびボリュームVR2の抵抗値とコンデンサ
C2による時定数で個別の設定可能となっている。
【0049】図6は、図1における電源回路14の±V
s生成に関わる部分の構成例を示す回路図である。信号
SLTは抵抗R3とコンデンサC3で形成されるローパ
スフィルタ(LPF)で直流電圧V1に変換される。こ
の直流電圧V1は増幅器OP1によって抵抗R4および
R5の値で決まる適当な増幅率で増幅される。上記直流
電圧V1の増幅出力V2は、差動増幅器OP2で基準電
圧−Vrefとの差をとられ、結局(V2+Vref)
となって出力され、電圧+Vsとなる。さらにOP3に
よる+Vsの反転出力が−Vsとなる。
【0050】波形なまりが大きくなると信号SLTのパ
ルス幅を広くする必要があるが、図6の回路構成では、
信号SLTのパルス幅が広がるとV1が大きくなってV
sが大きくなるようになっている。すなわち、信号SL
Tのパルス幅とVsの値が連動して調整できるようにな
っている。なお、基準電圧−Vrefは内部で生成され
る負電圧で、通常は前述の最適バイアス法に基づいて設
定される。
【0051】図7は、本発明の実施の形態に係る液晶駆
動回路系の第2の構成例を、M本のデータ電極とN本の
走査電極よりなる液晶表示パネル16に接続した状態で
示す説明図である。この駆動回路1bは、4ライン同時
選択のMLA方式による駆動を基本としている。
【0052】この図7に示す駆動回路1bは、図1に示
した駆動回路1aに対し、まず、データ電極駆動要電圧
として±Vs1および±Vs2が電源回路14において
生成・出力される(Vs2>Vs1)部分が異なる。ま
た、図7の駆動回路1bは、後述するクロック信号CP
をデータ電極駆動回路13に出力する可変発振器25を
設け、該可変発振器25と走査電極駆動回路15からデ
ータ電極駆動回路13に出力される信号Fが追加された
部分が異なる。したがって、他の構成要素およびその機
能は上記異なる要素および関連信号以外は図1と基本的
に同様であるので、同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0053】可変発振器25は、データ電極駆動回路1
3に対して後述するクロック信号CPを出力するもので
あり、コントローラ11から出力される制御信号OSC
TLによってクロック信号CPの周波数を任意に設定す
ることができるように構成されている。
【0054】また、走査電極駆動回路15からデータ電
極駆動回路13に出力される信号Fは、走査電極駆動回
路15が生成する直交関数の基づいた選択電圧のパター
ンデータである。走査電極駆動回路15は、信号LPの
立ち下がりで選択する4本の走査電極を順次シフトす
る。選択した電極にはあらかじめ定められた直交関数と
コントローラ11からの信号Mの値に基づいて、選択電
圧Vrあるいは−Vrを印加し、その他の非選択電極に
は非選択電圧Vcomを印加する。
【0055】図8は、図7におけるデータ電極駆動回路
13に含まれるM個の各電極駆動回路の概略構成を示す
ブロック図である。この場合、後述するカウンタ(1)
については全ての電極駆動回路において共通に用いるも
のとする。この電極駆動回路は、後述するように、カウ
ンタ(1)26と、フレームメモリ27と、レジスタ2
8と、クロックセレクタ29と、演算回路30と、カウ
ンタ(2)31と、出力セレクタ32と、出力回路33
と、を備えている。また、図9は、図8の電極駆動回路
を説明するためのタイミングチャートである。以下図9
を参照しながら図8の回路の動作を説明する。
【0056】カウンタ(1)26は、自身の出力N/4
が“L”(ローレベル)のとき信号LPの立ち下がりエ
ッジをカウントアップし、N/4個カウントすると出力
N/4を“H”(ハイレベル)にする。フレームメモリ
27は、対応する電極kのデータXDkを1フレーム分
記憶する。演算回路30は、フレームメモリ27から選
択された4ライン分のデータ4XDkを入力し、パター
ンデータFとの間で下記数2の演算を行って印加電圧を
算出し、選択データ信号SLVを出力する。
【0057】
【数2】
【0058】上記式において、Fi(t)は走査電極駆
動電圧であり、選択されている走査電極については直交
関数に基づいて+Vrあるいは−Vr、選択されていな
い走査電極についてはゼロとなる。
【0059】選択データ信号SLVは、後述する出力セ
レクタ32に入力されると共にレジスタ28に書き込ま
れる。選択データ信号SLVはたとえば3ビットのデー
タで、000binが−Vs2に対応し、データが1大
きくなるごとに対応する駆動電圧が1段階ずつ高くな
り、010binがVcom、そして100binが+
Vs2に対応するものとする。
【0060】演算回路30は、前走査期間に対応する選
択データ信号SLVをレジスタ28から入力し現在の選
択データ信号SLVと比較し、差分に応じた数のパルス
を出力する(TP)。クロックセレクタ29は、出力ク
ロック信号CLKとして、カウンタ(1)26の出力信
号N/4が“L”(ローレベル)のときはTPを、信号
N/4が“H”(ハイレベル)のときは信号CPを選択
して出力する。
【0061】カウンタ(2)31は、カウンタ(1)2
6の出力信号N/4の値を信号LP1の立ち下がりエッ
ジで内部のDFFに取り込み、その出力が“L”(ロー
レベル)のときは、CLK(=TP)の立ち下がりエッ
ジをカウントアップし、“H”(ハイレベル)になると
CLK(=CP)の立ち下がりエッジをカウントダウン
する。ただしカウント値がゼロになったらそれ以上のカ
ウントダウンは行わない。出力信号CNは、カウント値
がゼロのとき“L”(ローレベル)、ゼロ以外のとき
“H”(ハイレベル)となる。
【0062】出力回路33は、高耐圧のアナログスイッ
チで構成され、後述する出力セレクタ32からの信号S
0〜S2に基づいて±Vs1、±Vs2およびVcom
の入力電圧のうち、いずれかを駆動電圧Vskとして出
力する。
【0063】出力セレクタ32もカウンタ(1)26の
出力信号N/4の値を信号LP1の立ち下がりエッジで
内部のDFFに取り込み、その出力が“L”(ローレベ
ル)のときは、選択データ信号SLVと信号Mの値に基
づいて出力S0〜S2を設定し、“H”(ハイレベル)
のときは、信号CNが“H”(ハイレベル)の期間中は
信号Mの値から一義的に決定される出力S0〜S2を設
定し、信号CNが“L”(ローレベル)になるとVsk
をVcomとすべく出力S0〜S2を設定する。具体的
な値は上記説明より、010binとなる。
【0064】カウンタ(1)26は、信号LP1の立ち
下がりをN/4カウントしたつぎのLP1の立ち下がり
でリセットされ(出力N/4は“L”(ローレベル)に
遷移)、そのつぎのLP1からまたカウントアップす
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、PWM方式を用いた液晶表示装置用駆動装置におい
て最低または最高階調画素が連続する場合には、電圧遷
移の波形なまりによる実効電圧の変動を考慮し、データ
電極駆動電圧を所定時間だけ反転させるなどの駆動制御
を行って波形なまりによる実効電圧の減少分を中間画素
と同じように補償するため、PWM方式において駆動電
圧入力数を増やすことなくシャドーイング補正が実現
し、小型でコストパフォーマンスに優れた表示品質が得
られる。
【0066】また、請求項2によれば、データ電極に印
加すべき適正な電圧は、液晶セルの容量成分や電極の抵
抗成分などに起因する時定数に依存することを考慮し、
これらの特性に合わせて上記所定時間およびデータ電極
への駆動電圧を調整するため、異なる種類の液晶パネル
や、同じ種類であっても個々のばらつきで時定数が異な
る場合にも柔軟に対応することが可能となり、特に、種
々液晶表示装置に対して同一の構成で調整のみを必要に
応じて行えばよいので量産性および低コストが実現す
る。
【0067】また、請求項3によれば、MLA方式のよ
うに複数の走査電極が同時に選択され、電圧の遷移の仕
方が走査電極に印加される選択電圧を規定する直交関数
と画像データの配列とにより波形なまりによる実効電圧
の減少が1通りでなくても、複数の走査電極が同時に選
択される場合、データ電極毎に、駆動電圧の各遷移にお
いてその電圧差による重み付けを行って遷移回数に換算
し、1フレーム中の換算された遷移回数の合計に応じた
電圧を、1フレーム周期内のどの走査電極も選択されな
い非選択期間に印加することにより、駆動電圧入力数や
スイッチング素子数を増やすことなくシャドーイング補
正を行うことが可能となるので、コントラストが高く、
かつ均一性に優れた表示品質の装置を、低価格、および
高密度実装により小型化が実現する。
【0068】また、請求項4によれば、請求項3におい
て、非選択期間に印加される電圧を、複数のデータ電極
の駆動電圧のうちの一つを換算された遷移回数の合計に
応じた時間幅だけ印加することにより、複数の走査電極
が同時に選択されるMLA方式を用いた場合にも駆動電
圧入力数やスイッチング素子数を増やすことなくシャド
ーイング補正を行うことが可能となるので、コントラス
トが高く、かつ均一性に優れた表示品質の装置を、低価
格、および高密度実装により小型化が実現する。
【0069】また、請求項5によれば、1フレームの中
でk個(k>1)の期間に分割され、各非選択期間/k
期間に、前の非選択期間/k期間後から換算された遷移
回数の合計に応じた電圧を印加することにより、各デー
タ電極毎に駆動電圧の遷移数をカウントするカウンタが
遷移回数の合計分であればよいので、1フレーム周期内
のどの走査電極も選択されない非選択期間をカウントす
るカウンタが小型となり、かつ非選択期間を駆動周波数
に支障のない範囲で分割するため、ゲート数の削減によ
ってデータ電極駆動素子が小型となり、かつ低コストが
実現する。
【0070】また、請求項6によれば、液晶セルの容量
成分や電極の抵抗成分などに起因する時定数をばらつき
を考慮し、データ電極の駆動電圧および非選択期間に印
加される電圧を、液晶表示装置の特性に対応させて調整
するため、異なる種類の液晶パネルや、同じ種類であっ
ても個々のばらつきで時定数が異なる場合にも柔軟に対
応することが可能となり、特に、種々液晶表示装置に対
して同一の構成で調整のみを必要に応じて行えばよいの
で量産性および低コストが実現する。
【0071】また、請求項7によれば、最低あるいは最
高階調画素の場合、データ電極の駆動電圧が遷移してい
る1走査期間の最初の部分は選択期間であっても走査電
極を非選択電圧とし、遷移がおさまって安定した後に選
択電圧を印加するため、非選択期間での波形なまりの影
響と選択期間での波形なまりの影響を一致させ、いかな
る画像であっても完全に均一な表示品質を得られる。
【0072】また、請求項8によれば、液晶セルの容量
成分や電極の抵抗成分などに起因する時定数のばらつき
を考慮し、1走査期間の最初の所定時間およびデータ電
極への駆動電圧を、液晶表示装置の特性に対応させて調
整することにより、異なる種類の液晶パネルや、同じ種
類であっても個々のばらつきで時定数が異なる場合にも
柔軟に対応することが可能となり、特に、種々液晶表示
装置に対して同一の構成で調整のみを必要に応じて行え
ばよいので量産性および低コストが実現する。
【0073】また、請求項9によれば、走査電極への印
加電圧を全て強制的に非選択電圧にしてパネル表示を一
斉にOFFする働きをする制御信号は、市販の駆動素子
のほとんどに設けられているので、本発明の液晶表示用
駆動装置を市販の駆動素子の上記信号としてそのまま用
いることで簡単に実現し、設計が容易となり、かつ共通
使用部分が増えるのでその分の製造コストが抑制され、
かつ実績のある市販の駆動素子を用いるので信頼性が高
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶駆動回路系の第1の構成を、M本のデータ
電極とN本の走査電極よりなる液晶表示パネルに接続し
た状態で示す説明図である。
【図2】図1の動作および図4のフローチャートに対応
するタイミングチャートである。
【図3】図2および図4で説明したように駆動するデー
タ電極駆動回路における任意のデータ電極kに印加され
る駆動電圧Vskの波形パターンを示す説明図である。
【図4】図1におけるデータ駆動電極回路に含まれるM
個の各電極駆動回路の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1におけるパルス幅調整回路の構成例を示す
説明図である。
【図6】図1における電源回路の±Vs生成に関わる部
分の構成例を示す回路図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る液晶駆動回路系の第
2の構成例を、M本のデータ電極とN本の走査電極より
なる液晶表示パネルに接続した状態で示す説明図であ
る。
【図8】図7におけるデータ電極駆動回路に含まれるM
個の各電極駆動回路の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図9】図8の電極駆動回路を説明するためのタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1a、1b 駆動回路 10 メモリ 11 コントローラ 12 パスス幅調整回路 13 データ電極駆動回路 14 電源回路 15 走査電極駆動回路 16 液晶表示パネル 25 可変発振機 26 カウンタ(1) 27 フレームメモリ 28 レジスタ 29 クロックセレクタ 30 演算回路 31 カウンタ(2) 32 出力セレクタ 33 出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA07 NA18 NA43 NA56 NB10 NB13 NB14 NC21 NC62 ND15 ND54 NF04 5C006 AA15 AC04 AC12 AC21 AC28 AF42 AF44 AF46 AF51 AF52 AF53 AF71 BF02 BF14 BF15 BF22 BF24 BF25 BF42 FA18 FA21 FA36 FA41 FA51 FA56 GA02 GA03 5C080 AA10 BB05 DD05 DD10 DD22 DD27 EE29 FF12 JJ02 JJ04 JJ07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査電極を順次選択すると共に、
    前記走査電極に交差するように配置された複数のデータ
    電極に対し、選択画素の表示データに基づいて電圧を印
    加することにより、液晶表示装置に画像を表示する液晶
    表示装置用駆動装置において、 中間調画素をパルス幅変調し、1走査期間中の電圧遷移
    回数が1になるように駆動電圧を前記データ電極に印加
    し、最低または最高階調画素に対しては1走査期間内で
    所定時間だけ、画素データに対応した電圧とは異なる電
    圧を前記データ電極に印加する駆動手段を備えたことを
    特徴とする液晶表示装置用駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間および前記データ電極への
    駆動電圧は、前記液晶表示装置の特性に対応させて調整
    可能であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示
    装置用駆動装置。
  3. 【請求項3】 複数の走査電極を順次選択すると共に、
    前記走査電極に交差するように配置された複数のデータ
    電極に対し、選択画素の表示データに基づいて電圧を印
    加することにより、液晶表示装置に画像を表示する際、
    1フレーム周期内にどの走査電極も選択されない非選択
    期間を設け、前記非選択期間に、前記データ電極毎に1
    フレーム中の電圧遷移回数に応じた電圧を印加する液晶
    表示装置用駆動装置であって、 複数の走査電極が同時に選択される場合、前記データ電
    極毎に、駆動電圧の各遷移においてその電圧差による重
    み付けを行って遷移回数に換算し、1フレーム中の前記
    換算された遷移回数の合計に応じた電圧を前記非選択期
    間に印加する駆動手段を備えたことを特徴とする液晶表
    示装置用駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記非選択期間に印加される電圧を、複
    数のデータ電極の駆動電圧のうちの一つを前記換算され
    た遷移回数の合計に応じた時間幅だけ印加することを特
    徴とする請求項3に記載の液晶表示装置用駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記非選択期間は、1フレームの中でk
    個(k>1)の期間に分割され、各非選択期間/k期間
    に、前の非選択期間/k期間後から前記換算された遷移
    回数の合計に応じた電圧が印加されることを特徴とする
    請求項3または4に記載の液晶表示装置用駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記データ電極の駆動電圧および前記非
    選択期間に印加される電圧は、前記液晶表示装置の特性
    に対応させて調整可能であることを特徴とする請求項3
    〜5いずれか一つに記載の液晶表示装置用駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記走査電極に印加される選択電圧を、
    1走査期間の最初の所定時間だけ、非選択電圧とするこ
    とを特徴とする請求項1〜6いずれか一つに記載の液晶
    表示装置用駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記1走査期間の最初の所定時間および
    前記データ電極への駆動電圧は、前記液晶表示装置の特
    性に対応させて調整可能であることを特徴とする請求項
    7に記載の液晶表示装置用駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記走査電極の非選択電圧の制御は、前
    記データ電極の駆動とは別個に、前記走査電極を駆動す
    る回路に対して表示を一斉にOFFする制御信号を、前
    記1走査期間の最初の所定時間だけ肯定することで行う
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の液晶表示装
    置用駆動装置。
JP11137774A 1999-05-18 1999-05-18 液晶表示装置用駆動装置 Pending JP2000330088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11137774A JP2000330088A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 液晶表示装置用駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11137774A JP2000330088A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 液晶表示装置用駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000330088A true JP2000330088A (ja) 2000-11-30
JP2000330088A5 JP2000330088A5 (ja) 2005-09-15

Family

ID=15206534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11137774A Pending JP2000330088A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 液晶表示装置用駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000330088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2457552C1 (ru) * 2008-09-16 2012-07-27 Шарп Кабушики Каиша Устройство управления для жидкокристаллического дисплейного устройства, жидкокристаллическое дисплейное устройство, способ управления жидкокристаллическим дисплейным устройством, телевизионный приемник
US8692942B2 (en) 2008-08-19 2014-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing apparatus, liquid crystal display device, television receiver, and data processing method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8692942B2 (en) 2008-08-19 2014-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing apparatus, liquid crystal display device, television receiver, and data processing method
US8982287B2 (en) 2008-08-19 2015-03-17 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing apparatus, liquid crystal display device, television receiver, and data processing method
RU2457552C1 (ru) * 2008-09-16 2012-07-27 Шарп Кабушики Каиша Устройство управления для жидкокристаллического дисплейного устройства, жидкокристаллическое дисплейное устройство, способ управления жидкокристаллическим дисплейным устройством, телевизионный приемник
US9093018B2 (en) 2008-09-16 2015-07-28 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing device, liquid crystal display device, television receiver, and data processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7109984B2 (en) Liquid crystal display having gray voltages with varying magnitudes and driving method thereof
CN100440277C (zh) 显示装置及显示用驱动电路
US6222516B1 (en) Active matrix liquid crystal display and method of driving the same
KR100777705B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 구동 방법
JP4683837B2 (ja) 複数の階調電圧を有する液晶表示装置、その駆動装置及び方法
US5625387A (en) Gray voltage generator for liquid crystal display capable of controlling a viewing angle
KR101498230B1 (ko) 표시장치 및 이의 구동방법
KR100517395B1 (ko) 표시장치와 전자 기기 및 구동 방법
JP2008532084A (ja) アクティブマトリックスディスプレイ装置及びその駆動方法
JP4378125B2 (ja) 液晶表示装置
JP2008122960A (ja) 表示装置及びその駆動装置
US11398202B2 (en) Display apparatus, data driver and display controller
KR100319039B1 (ko) 액정표시장치및동장치의구동방법
JP3167882B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法及び駆動装置
US5818411A (en) Liquid crystal display device
JPH0540451A (ja) 液晶駆動電圧発生回路
JP2004020657A5 (ja)
JP3770360B2 (ja) 液晶表示装置及びその制御回路並びに液晶表示パネル駆動方法
KR100825094B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 구동 방법
JP3674059B2 (ja) 液晶表示装置
JP2000330088A (ja) 液晶表示装置用駆動装置
JP4353711B2 (ja) 液晶表示装置の共通電極駆動回路
JP3253331B2 (ja) 画像表示装置
JP3010761B2 (ja) 液晶電気光学素子の駆動方法
JP2919850B2 (ja) 液晶表示装置の駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050329

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050329

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080212