JP2000329469A - 穀物乾燥機の集塵装置 - Google Patents

穀物乾燥機の集塵装置

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JP2000329469A
JP2000329469A JP2000104513A JP2000104513A JP2000329469A JP 2000329469 A JP2000329469 A JP 2000329469A JP 2000104513 A JP2000104513 A JP 2000104513A JP 2000104513 A JP2000104513 A JP 2000104513A JP 2000329469 A JP2000329469 A JP 2000329469A
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dust
cyclone
grain dryer
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stand
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JP2000104513A
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Tsuneo Kaneko
常雄 金子
Seiji Nishida
聖二 西田
Hiroyuki Mitsuki
宏之 三ツ木
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Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵袋をサイクロンの下端側から被せるだけ
でワンタッチで確実に装着でき、また集塵後の集塵袋を
取り外しも塵埃の飛散を伴うことなく簡単にできる穀物
乾燥機の集塵装置を提供する。 【解決手段】 穀物乾燥機の排風口または排塵機の排塵
口から排出される排風を導入して旋回させながら塵埃を
分離するサイクロン1をスタンド10で垂直姿勢に保持
する。サイクロン1の下端部に集塵袋の止め保持する膨
出部8を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物乾燥機と併用
して、穀物乾燥機の排風口または穀物乾燥機に付設した
排塵機の排塵口から排出される排風中の塵埃を分離して
集塵袋に収集する穀物乾燥機の集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穀物を通風乾燥する穀物乾燥機におい
て、被乾燥穀物層を通過して排風口から排出される排風
には、藁屑、穀物の殻、穎、毛茸、泥あるいは埃などの
塵埃が多く含まれている。また、穀物乾燥機には、被乾
燥穀物に混入している塵埃を除去する排塵機を付設する
こともあるが、この排塵機の排塵口からも排風にともな
って多くの塵埃が排出される。
【0003】従来から、一般農家においては、図8に示
すように、穀物乾燥機aの排風口bまたは付設した排塵
機cの排風口dにダクトe,fを接続して屋外に導き、
それらの排風口b,dから塵埃を含んだ排風をダクト
e,fを通してそのまま屋外に排出することが多く行わ
れている。
【0004】しかしながら、穀物乾燥機aの排風口b,
dから排出される排風を、ダクトe,fで屋外に導いて
排出すると、塵埃による周辺の環境悪化が避けられない
ので、一般農家においても、穀物乾燥機に併設して用い
る集塵装置の需要が高まっており、その需要に応えるべ
く、湿式または乾式の集塵装置が種々開発されている。
【0005】例えば、特開昭59−41776号公報ま
たは特開昭59−77287号公報は、穀物乾燥機の集
塵装置の一例を示している。すなわち、その集塵装置
は、集塵用排風機の排風口にダクトを介してサイクロン
コレクターを接続したものであって、排風中に含まれる
塵埃をサイクロンコレクターで捕集したうえ、その下に
配置した集塵箱に集積するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開昭59
−41776号公報または特開昭59−77287号公
報に示す集塵装置のように、塵埃を集塵箱に集積する
と、集積した塵埃を処理するにあたって、それを別の集
塵袋や容器等に移し替えなければならないので、作業に
手間取るうえ、塵埃の移し替え時に塵埃の一部が飛散し
て、作業環境を悪くすることが避けられないのが実情で
ある。
【0007】このため、穀物乾燥機においては、捕集し
た塵埃を、ポリエチレン製などの密閉した集塵袋にその
まま収集して封止めできるとともに、この種の集塵袋を
ワンタッチで確実に装着でき、また集塵後の取り外しも
塵埃の飛散を伴うことなく簡単にできることが強く要望
されるところである。
【0008】そこで、本発明は、その要望に応えるべ
く、穀物乾燥機の排風口または排塵機の排塵口から排出
される排風を導入して旋回させながら塵埃を分離するサ
イクロンをスタンドで垂直姿勢に保持した構成とすると
ともに、サイクロンの下端部に膨出部を形成したことに
より、薄いポリエチレン製のような集塵袋であっても、
それをサイクロンの下端側から被せるだけでワンタッチ
で確実に装着でき、また集塵後の集塵袋を取り外しも塵
埃の飛散を伴うことなく簡単にできる穀物乾燥機の集塵
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成した、すなわち、本発明の
請求項1に係る穀物乾燥機の集塵装置は、穀物乾燥機の
排風口または穀物乾燥機に付設した排塵機の排塵口に接
続して、穀物乾燥機の排風口または排塵機の排塵口から
排出される排風中の塵埃を分離して収集する集塵装置で
あって、穀物乾燥機の排風口または排塵機の排塵口から
排出される排風を導入して旋回させながら塵埃を分離す
るサイクロンと、このサイクロンを垂直姿勢に保持する
スタンドとを備えて構成されており、上記サイクロンは
その下端部が膨出部を成していて、サイクロンにはその
下端側から集塵袋を被せて膨出部に止め保持するように
構成されていることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項2に係る穀物乾燥機
の集塵装置は、請求項1の構成において、サイクロンを
垂直姿勢に保持するスタンドは、その設置面とサイクロ
ンの下端部との間隔を集塵袋の満量態様における上下高
さと略同等に構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る集塵装置の一
実施の形態を示す全体斜視図、図2は図1のものに集塵
袋を止め保持した態様を示す全体斜視図、図3は要部断
面図、図4は集塵袋を止め保持した態様を示す要部断面
図、図5は図4の態様から集塵袋を取り外した態様を示
す要部断面図、図6は本発明に係る集塵装置を穀物乾燥
機に付設した態様を示す全体正面図、図7は図6の側面
図である。
【0012】図1ないし図4において、本発明に係る集
塵装置は、サイクロン1とそれを垂直姿勢に保持するス
タンド10とを備えて構成されている。サイクロン1
は、円錐筒体2とそれを包囲する円筒状の外筒体3から
成っており、円錐筒体2の上端は外筒体3の上部で一体
に連結されていて、外筒体3の円錐筒体2との連結部、
すなわち円錐筒体2の上端側の上方は、円筒状の旋回部
4を成している。外筒体3の旋回部4には、穀物乾燥機
に付設した排塵機(図示せず)の排塵口からの排風を接
線方向に導入する排風送込口5が接続されており、外筒
体3の閉じた上端面には筒状の排風口6が設けられてい
る。
【0013】上記サイクロン1を構成する円錐筒体2の
下端は塵埃落下口7となっており、外筒体3の下端も開
口している。円錐筒体2を包囲する外筒体3は、その全
長が円錐筒体2の最上端の外径と等しい内径の直円筒体
であって、外筒体3の下端縁には、その全周にわたって
外方に滑らかな曲面を成して膨出する膨出部8が一体に
形成されている。この膨出部8は、サイクロン1の下端
側から被せた集塵袋9を止め保持するためのものであ
る。
【0014】使用する集塵袋9は特に限定されるもので
ないが、一般には薄いポリエチレン製のものが用いられ
る。しかして、集塵袋9が薄いポリエチレン製である場
合には、引っ張り方向の強度は大であっても裂けやすい
ので、集塵袋9を被せて止め保持する外筒体3は、集塵
袋9が裂けるのを防止するうえで外周面が膨出部8を含
めて全体に滑らかな面を成していることが望ましい。本
発明に係る集塵装置1においては、種々の実施の形態に
かかわらず外筒体3をそのように構成している。
【0015】上記のように、円錐筒体2とそれを包囲す
る外筒体3から成るサイクロン1は、スタンド10に垂
直姿勢を保持するように取り付けられており、スタンド
10は、その設置面とサイクロン1の下端との間隔、す
なわちU字状の足部11とサイクロン1の下端との間隔
を集塵袋9の満量態様における上下高さと略同等である
ことが好ましいので、図示の実施の形態においては、ス
タンド10の支柱部12が、集塵袋9の大きさ等に応じ
て高さを調節できるように成っている。そして、スタン
ド10を上記のように構成することにより、サイクロン
1にその下端側から被せる集塵袋9の装着が容易である
うえ、集塵後の集塵袋9の取り外しも容易にできる。ま
た、集塵袋9に塵埃が充満してその重量が大となって
も、集塵袋9の姿勢が安定し、かつスタンド10の姿勢
も不安定になることがない。
【0016】集塵袋9はその開口端側を、図5に示すよ
うに、予め縮径弾性輪(ゴム輪等)13aによって絞っ
たものであってもよい。そして、この態様の集塵袋9に
あっては、図4に示すように、絞られた開口端側を広げ
るようにしてサイクロン1の下端側から被せるだけで止
め保持ができるうえ、集塵袋9が満杯になった際には、
それをサイクロン1の下端側から引く抜くだけで図5に
示す態様に開口端側が略閉じるように絞られるので、収
集した塵埃が集塵袋9から漏出することがなく、塵埃袋
9に収集した塵埃の処理が簡便かつ衛生的にできる。
【0017】本発明に係る集塵装置は、図6および図7
に示すように、穀物乾燥機16に付設して使用するが、
単独で使用する場合もある。図6および図7に示す使用
態様においては、穀物乾燥機16の上部に設けた排塵機
17の排風口と本発明に係る集塵装置1の排風送込口5
とをダクト18によって接続しており、排塵機17から
排風とともに吹き出す塵埃を収集する構成と成ってい
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、穀物乾燥機の排風口ま
たは排塵機の排塵口から排出される排風を導入して旋回
させながら塵埃を分離するサイクロンをスタンドで垂直
姿勢に保持した構成とするとともに、サイクロンの下端
部に膨出部を形成したことにより、薄いポリエチレン製
のような集塵袋であっても、それをサイクロンの下端側
から被せるだけでワンタッチで確実に装着でき、また集
塵後の集塵袋を取り外しも塵埃の飛散を伴うことなく簡
単にできる穀物乾燥機の集塵装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集塵装置の一実施の形態を示す全
体斜視図である。
【図2】図1のものに集塵袋を止め保持した態様を示す
全体斜視図である。
【図3】図1の要部断面図である。
【図4】集塵袋を止め保持した態様を示す要部断面図で
ある。
【図5】図4の態様から集塵袋を取り外した態様を示す
要部断面図である。
【図6】本発明に係る集塵装置を穀物乾燥機に付設した
態様を示す全体正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】穀物乾燥機における従来の排塵態様を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 サイクロン 2 円錐筒体 3 外筒体 4 旋回部 5 排風送込口 6 排風口 7 塵埃落下口 8 膨出部 9 集塵袋 10 スタンド 11 U字状の足部 12 支柱部 13 弾性止め部材 13a 縮径弾性輪(ゴム輪等) 16 穀物乾燥機 17 排塵機 18 ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物乾燥機の排風口または穀物乾燥機に
    付設した排塵機の排塵口に接続して、穀物乾燥機の排風
    口または排塵機の排塵口から排出される排風中の塵埃を
    分離して収集する集塵装置であって、穀物乾燥機の排風
    口または排塵機の排塵口から排出される排風を導入して
    旋回させながら塵埃を分離するサイクロンと、このサイ
    クロンを垂直姿勢に保持するスタンドとを備えて構成さ
    れており、上記サイクロンはその下端部が膨出部を成し
    ていて、サイクロンにはその下端側から集塵袋を被せて
    膨出部に止め保持するように構成されていることを特徴
    とする穀物乾燥機の集塵装置。
  2. 【請求項2】 サイクロンを垂直姿勢に保持するスタン
    ドは、その設置面とサイクロンの下端部との間隔を集塵
    袋の満量態様における上下高さと略同等に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1項記載の穀物乾燥機の集塵
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247097A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd セパレータ及びセパレータの製造方法
WO2013047177A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 株式会社カシワバラ・コーポレーション 粉粒体分離処理装置及び粉粒体分離処理方法並びに粉粒体分離回収処理システム
JP2013071228A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Kashiwabara Corporation:Kk 粉粒体分離処理装置及び粉粒体分離処理方法

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