JP2000329322A - 廃棄物ガス化発電方法および装置 - Google Patents

廃棄物ガス化発電方法および装置

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JP2000329322A
JP2000329322A JP11140514A JP14051499A JP2000329322A JP 2000329322 A JP2000329322 A JP 2000329322A JP 11140514 A JP11140514 A JP 11140514A JP 14051499 A JP14051499 A JP 14051499A JP 2000329322 A JP2000329322 A JP 2000329322A
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power generation
concentration
waste
sulfur
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Yuji Fukuda
祐治 福田
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Babcock Hitachi KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/12Heat utilisation in combustion or incineration of waste

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固形廃棄物をガス化して発電を行なう際に熱
交換器の高温腐食を最小限に抑え、より高効率の発電を
行なう。 【解決手段】 ごみを含む各種廃棄物を熱分解してガス
化した熱分解ガスを燃焼させて生じた燃焼ガスを熱交換
器に通し、熱交換した蒸気を利用して発電を行なう廃棄
物ガス化発電装置において、硫黄含有燃料を燃焼炉内に
導き、前記熱分解ガス中の二酸化硫黄濃度を200pp
m以上にして燃焼させる。燃焼は例えば熱分解ガスを燃
焼させるバーナによって行う。その際、熱交換器を設け
た部位の二酸化硫黄濃度を検出するモニタを設け、この
モニタ出力に応じて硫黄含有燃料の供給量を制御すると
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可燃性の固体廃
棄物をガス化し、得られた生成物を燃焼させて熱回収す
ることにより発電を行なう廃棄物ガス化発電方法および
その方法を使用した発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ごみや各種廃棄物(以下、単に「ご
み」と称する場合もある)の処理方法が種々開発されて
いる。この種の処理方法として例えば1つのシステム内
でごみを熱分解し、生成した熱分解ガスやチャーを熱源
として灰を溶融したり、発電を行なうシステムが特開平
9−287441号公報に提案されている。
【0003】この発明は基本的には、図4に示すように
ガス化炉1でごみを燃やしてガス化し、そのガスを燃焼
炉21に送り込んで燃焼させ、ボイラ22で蒸気を生成
して蒸気タービン23を駆動して発電を行なうように構
成されている。ガス化炉1は流動層炉からなり、ごみは
給じん器2の底部からスクリューフィーダ3によってガ
ス化炉1のごみ投入口4に投入される。炉内に投入され
たごみは熱分解部5で熱分解され、熱分解ガス28が発
生する。発生した熱分解ガス28は第1のガス排出口1
1から空気予熱器17に導かれる。一方、分解されなか
った残部は炉の底部に導かれ、炉の底部に配置された散
気管9から供給される空気を混合して燃焼し、部分酸化
ガス29となって一部は前記熱分解部5に導かれて当該
部分の雰囲気温度を熱分解温度に上昇させ、他部は第2
のガス排出口12から排出される。
【0004】この部分酸化ガス29はすべて第2のガス
排出口12から排出された後、サイクロン14に送り込
まれ、未燃チャー15およびダスト16と可燃ガスとに
分離される。可燃ガスはバーナ19に送り込まれ、未燃
チャー15はガス化炉1に戻され、再度、可燃物として
使用される。ダスト16は未燃物8と同様に灰溶融炉な
どで処理される。第1のガス排出口11から空気予熱器
17に導かれた可燃ガスは空気予熱器17を経てバグフ
ィルタ18で塵埃類を除去した後、燃焼炉21のバーナ
19に導入される。また、押し込み送風機20によって
空気予熱器17側に送り込まれた空気は、空気予熱器1
7で加熱される。加熱された空気の一部はバーナ19に
送られ、残りは流動化空気として散気管9に送り込まれ
る。
【0005】バーナ19に送り込まれた可燃ガスは、空
気とともに燃焼炉21で燃焼させ、高温の燃焼ガスを発
生させる。高温の燃焼ガスはボイラ22で蒸気を発生さ
せ、バグフィルタ24で除塵された後、誘引送風機25
を経て煙突26から大気中に放出される。なお、バグフ
ィルタ24の上流側で、消石灰サイロ30から消石灰を
添加し、塩分および散成分を除去する。これは熱分解ガ
ス28のバーナ19への供給経路でも同様である。ボイ
ラ22で過熱された蒸気は蒸気タービン23を駆動さ
せ、さらに蒸気タービン23によって発電機を駆動して
発電が行なわれる。
【0006】なお、図4中、符号13は仕切り板、7は
分級機であって、FeやAlなどの金属分6を回収す
る。31はエゼクタ、32は部分酸化ガスのサイクロン
導入経路に設けられた砂ビットである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムに
おいては、燃焼灰をサイクロン14によって除去し、ガ
ス化された可燃ガスのみを燃焼炉21に供給するように
構成しているが、サイクロン14における灰捕集効率は
高くとも90%程度であり、ある程度の灰がボイラ22
内に飛散するのは避けることができない。燃焼灰には、
NaClやKClなど多量の塩化物とNa2SO4やK2
SO4などの多量の硫酸塩が含まれ、さらに燃焼ガス中
には例えば1000ppm近くものHClガスが含まれ
ており、その含有量は非常に多い。このため、ボイラ2
2に設置される伝熱管では500℃以下の低融点化合物
とガス中のHClの複合作用により激しい高温腐食が発
生する。これを避けるために、従来のこの種のシステム
では、蒸気温度が400℃以下になるような発電効率の
悪い低温での運転を余儀なくされている。
【0008】発電効率をあげるために、例えば、 過熱蒸気管の材質をAlloy625などの耐食材
料とし、過熱蒸気温度を500℃まで高める方法 腐食の一要因であるHClガスを中和するため、炉
内にNa2CO3やCaCO3などのアルカリ性物質を噴
霧する方法 腐食原因物質である媒塵を少なくする方法 腐食原因物質である媒塵が蒸気管璧に付着しにくく
するための燃焼技術やボイラの改善 最も腐食しやすい過熱蒸気管を消耗部品として交換
しやすくする方法 などの各方法が検討され、導入されている。
【0009】しかし、これらのいずれの方法を採用して
も根本的な解決策にはなっていない。すなわち、上記の
いずれの方法でも腐食を防止することは根本的に困難で
あり、しかも、設備の建設費や維持費が高くなるからで
ある。
【0010】一方、ごみ中の硫黄含有量を増加させる
と、腐食が大きく低下するということも知られている。
これは、管表面に付着する燃焼灰中の塩化物濃度が低下
するためであろうと考えられている。この一例として、
腐食を少なくするために必要な硫黄量としては材料にS
US316を使用した場合には、0.75%、炭素鋼を
使用した場合で1.0%となっている。しかし、ごみ中
に硫黄を添加してガス化した場合には、多量の硫化水素
(H2S)が発生するため、硫化水素による高温腐食が
発生するというという問題がある。
【0011】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、その目的は、固形廃棄物をガス
化して発電を行なう際に熱交換器の高温腐食を最小限に
抑え、より効率の高い発電を行なうことが可能な方法お
よび装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ごみを含む各種廃棄物を熱分解してガス
化した熱分解ガスを燃焼させて生じた燃焼ガスを熱交換
器に通し、熱交換した蒸気を利用して発電を行なう廃棄
物ガス化発電方法において、前記熱分解ガス中の二酸化
硫黄濃度を200ppm以上として燃焼させるようにし
た。
【0013】また、本発明は、ごみを含む各種廃棄物を
熱分解してガス化した熱分解ガスを燃焼させて生じた燃
焼ガスを熱交換器に通し、熱交換した蒸気を利用して発
電を行なう廃棄物ガス化発電装置において、硫黄含有燃
料を燃焼炉内に導き、前記熱分解ガス中の二酸化硫黄濃
度を200ppm以上にして燃焼させる手段を設けた。
【0014】この場合、前記燃焼させる手段は例えば前
記熱分解ガスを燃焼させるバーナからなり、このバーナ
に硫黄含有燃料を供給する。また、前記熱交換器を設け
た部位の二酸化硫黄濃度を検出する手段と、この検出す
る手段の検出結果に基づいて二酸化硫黄濃度を制御する
手段と設け、燃焼炉内の二酸化硫黄濃度をモニタしなが
ら適切な濃度で燃焼させる。この濃度制御には、例えば
硫黄含有燃料を供給する配管に流量制御弁を設け、この
弁開度制御によって二酸化硫黄の濃度制御を行なう。
【0015】さらに、燃焼炉で燃料した燃焼ガスを導
き、伝熱管を介して熱交換を行なうボイラの排ガスの一
部を前記伝熱管配設位置近傍に供給し、二酸化硫黄濃度
が200ppm以上という条件を保持するようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施形態に係る廃棄物ガス
化発電システムのシステム構成を示す図である。この実
施形態は、前述の図4に示した従来例に対して燃焼炉2
1で可燃性ガスを燃焼させるためのバーナ19に硫黄含
有燃料燃料タンク41から導かれる燃料配管40を接続
し、ガス化炉1から導かれた熱分解ガス28や部分酸化
ガス29からなる可燃性ガスに混入して燃焼炉21で燃
焼させるもので、その他の各部は全て前述の図4に示し
た従来例を同等に構成されている。
【0018】このように構成すると、ガス化炉1でガス
化された熱分解ガス28や部分酸化ガス29からなる可
燃性ガスはバグフィルタ18で媒塵類が除去され、ある
いはサイクロン14で灰と分離された後、燃焼炉21に
設置されたバーナ19に供給される。バーナ19には前
述のように燃料配管40が接続されているので、バーナ
19に導かれた可燃性ガスは燃料配管40から供給され
た硫黄含有燃料とともに燃焼炉21で燃焼させる。燃焼
炉21で発生した高温の燃焼ガスはボイラ22で蒸気を
発生させ、バグフィルタ24および誘引通風機25を経
て煙突26から大気中に放出される。その他、硫黄含有
燃料を可燃性ガスとともに燃焼させることおよび燃焼温
度条件が異なることを除いて前記従来例と同様の運転が
行なわれる。この実施形態では、過熱器50出口の蒸気
条件は500℃×100ataで、過熱器50の管材料
にはSUS310(25Cr20Ni)を使用してい
る。
【0019】熱交換器(過熱器50)を設置する部位を
流れる排ガス中にSO2ガスが添加されると、熱交換器
表面に付着する灰中に含まれる塩化物が硫酸塩に変化
し、灰の融点を上昇させるとともに燃焼排ガス中に含ま
れるHClが腐食性の強いCl2ガスに変化するのを防
止することができ、500℃の高温の蒸気による発電が
可能になる。
【0020】図5に排ガス中のSO2濃度と腐食量との
関係を示す。腐食量は実機の熱交換器の伝熱管に付着し
ていた灰を採取してSTBA24とSUS347H表面
に塗布し、SO2濃度を0ppmから1000ppmま
で変化させた1000ppmHCl−10%O2−10
%CO2−20%H2O−bal.N2ガスを通気して測
定した。試験温度は550℃、試験時間は20時間であ
る。この測定結果から、腐食量はガス中のSO2濃度が
200ppm以上から低下し、1000ppmSO2
はSTBA24においても非常に少なくなっているのが
分かる。なお、通常の廃棄物を燃焼させた場合に発生す
るガス中のSO2濃度は50ppm前後であり、この程
度の低いSO2濃度では腐食抑制効果はない。このこと
も図5から明らかである。
【0021】このように腐食抑制効果を得るために必要
なガス中のSO2濃度は200ppm以上であるので、
燃焼ガス中のSO2濃度が少なくとも200ppm以上
になるように硫黄含有燃料を可燃性ガスとともに燃焼さ
せる必要がある。バーナ19に供給される硫黄含有燃料
の硫黄量は同時に供給される可燃性ガスの硫黄含有量と
の和となるので、特に硫黄含有燃料の供給量や硫黄含有
燃料の硫黄の含有量を限定するものではなく、可燃性ガ
スの硫黄含有量と硫黄含有燃料の硫黄含有量に応じて適
宜硫黄含有燃料の供給量は設定される。
【0022】燃料の形態としては重油や残査油などの液
体燃料やオイルコークスや石炭などの固体燃料、あるい
はこれらの混合物が使用される。特に、残査油やオイル
コークスは硫黄含有率が5%程度と高く、腐食を防止す
るのに必要なSO2濃度を達成するのに使用料が少なく
て済む。また、燃料自体も安価であり、コスト上これら
の燃料を使用することが好ましい。
【0023】硫黄含有燃料の供給量は、使用する燃料の
硫黄含有量が燃料材によって異なることから、使用する
燃料の種類や成分に応じて制御する必要がある。そこ
で、図1に示したシステムでは、燃料の種類や成分のデ
ータから燃焼炉21中のSO2量を推測して硫黄含有燃
料の供給量を決定している。これに対し、図2に示した
他の実施形態では、ボイラ22の過熱器50の近傍の燃
焼炉21内にSO2濃度を計測するためのモニタ61を
設置し、このモニタ61からの信号からSO2濃度を検
出するように構成している。これにより、正確にSO2
濃度に基づいて硫黄含有燃料の供給量を制御することが
できる。この制御のために燃料タンク41からバーナ1
9に硫黄含有燃料を供給する燃料配管40には流量調整
弁42が設けられ、流量制御器62はモニタ61からの
検出信号に応じて流量調整弁42の開度を設定する。な
お、図2は他の実施形態に係る廃棄物ガス化発電システ
ムの燃焼炉およびボイラ部の構成を示す概略断面図であ
る。
【0024】このように制御することによってガス化す
るごみ質の変動に対応して常にボイラ22内を流れる排
ガス中のSO2が200ppm以上になるように制御す
ることが可能になる。
【0025】図3はさらに他の実施形態に係る廃棄物ガ
ス化発電システムの燃焼炉およびボイラ部の構成を示す
概略断面図である。この実施形態は、過熱器50のうち
最も高温になる部位の近傍にボイラ22からの排ガスを
再び導入するようにしたもので、排ガスはボイラ22か
らの排ガス配管71から排ガス導入配管72を分岐し、
ボイラ22内の排ガス炉内供給装置73に導くようにな
っている。このように構成すると、ガスの偏流などによ
ってボイラ炉内においてSO2の濃度分布が不均一にな
った場合でも、最も腐食が激しくなる過熱器50の伝熱
管表面のSO2濃度を200ppm以上に保持すること
が可能になり、腐食が防止される。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二酸化硫
黄濃度が少なくとも200ppm以上の環境下に過熱器
が位置することになり、蒸気温度が400℃以上であっ
ても高温腐食が抑制される。その結果、過熱器を高温高
圧の状態で運転することが可能となり、高効率発電を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る廃棄物ガス化発電シス
テムのシステム系統を示す図である。
【図2】排ガス濃度モニタを備えた本発明の他の実施形
態に係る燃焼炉とボイラとの関係を示す図である。
【図3】ボイラ排ガスを過熱器近傍に戻す本発明のさら
に他の実施形態に係る燃焼炉とボイラとの関係を示す図
である。
【図4】従来例に係る廃棄物ガス化発電システムのシス
テム系統を示す図である。
【図5】二酸化硫黄濃度と2種の材料の腐食量との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 ガス化炉 5 熱分解部 9 散気管 19 バーナ 21 燃焼炉 22 ボイラ 23 蒸気タービン 28 熱分解ガス 29 部分酸化ガス 40 燃料配管 41 燃料タンク 42 流量調整バルブ 50 過熱器 51 過熱器最高温度部 61 SO2モニタ 62 流量制御器 71 ボイラ排ガス配管 72 排ガス導入配管 73 排ガス炉内供給装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを含む各種廃棄物を熱分解してガス
    化した熱分解ガスを燃焼させて生じた燃焼ガスを熱交換
    器に通し、熱交換した蒸気を利用して発電を行なう廃棄
    物ガス化発電方法において、 前記熱分解ガス中の二酸化硫黄濃度を200ppm以上
    として燃焼させることを特徴とする廃棄物ガス化発電方
    法。
  2. 【請求項2】 ごみを含む各種廃棄物を熱分解してガス
    化した熱分解ガスを燃焼させて生じた燃焼ガスを熱交換
    器に通し、熱交換した蒸気を利用して発電を行なう廃棄
    物ガス化発電装置において、 硫黄含有燃料を燃焼炉内に導き、前記熱分解ガス中の二
    酸化硫黄濃度を200ppm以上にして燃焼させる手段
    を備えていることを特徴とする廃棄物ガス化発電装置。
  3. 【請求項3】 前記燃焼させる手段が前記熱分解ガスを
    燃焼させるバーナであることを特徴とする請求項2記載
    の廃棄物ガス化発電装置。
  4. 【請求項4】 前記熱交換器を設けた部位の二酸化硫黄
    濃度を検出する手段と、 この検出する手段の検出結果に基づいて二酸化硫黄濃度
    を制御する手段と、を備えていることを特徴とする請求
    項2記載の廃棄物ガス化発電装置。
  5. 【請求項5】 前記二酸化硫黄濃度を制御する手段が、
    硫黄含有燃料を供給する配管に設けられた流量制御弁で
    あることを特徴とする請求項2記載の廃棄物ガス化発電
    装置。
  6. 【請求項6】 前記燃焼炉で燃料された燃焼ガスが導か
    れ、伝熱管を介して熱交換を行なうボイラの排ガスの一
    部を前記伝熱管配設位置近傍に供給する配管が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2記載の廃棄物ガス化発
    電装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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