JP2000327016A - 缶飲料容器の飲み口ガード - Google Patents

缶飲料容器の飲み口ガード

Info

Publication number
JP2000327016A
JP2000327016A JP11136775A JP13677599A JP2000327016A JP 2000327016 A JP2000327016 A JP 2000327016A JP 11136775 A JP11136775 A JP 11136775A JP 13677599 A JP13677599 A JP 13677599A JP 2000327016 A JP2000327016 A JP 2000327016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective seal
tap
canned beverage
container
beverage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11136775A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Isaka
孝太郎 伊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISAKA KOGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
ISAKA KOGAKU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISAKA KOGAKU KENKYUSHO KK filed Critical ISAKA KOGAKU KENKYUSHO KK
Priority to JP11136775A priority Critical patent/JP2000327016A/ja
Publication of JP2000327016A publication Critical patent/JP2000327016A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶飲料容器の飲み口を清潔に保護することが
できるようにする。 【解決手段】 粘着テープにより構成された保護シール
10を、缶容器飲料の容器本体12のプルトップ14部
分から容器本体12の側面12aの飲み口及びその周囲
に該当する部分まで覆うように容器本体12に貼付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶飲料容器の飲み
口及びその周囲を呑む直前まで衛生的に保護する缶飲料
容器の飲み口ガードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の缶飲料容器は、缶飲料容器の上面
のほぼ中央部に不分離レバータブやプルトップが固定さ
れており、これらプルトップ等を引っ張り上げると、上
面に形成されている切目予定線が破断されて、注出口が
開口されて飲み口となる。このように、缶飲料容器の飲
み口部分には何も設けられておらず、露出した状態にな
っている。
【0003】また、缶飲料容器の多くは容量が150〜
350ml程度であるが、中にはビ−ル容器等のように
1000mlを越えるものもある。これらの缶飲料容器
においては、一度に飲み切れずに残りを保存しておきた
い場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の缶飲料容器では、製造工場を出荷後は、運
送業者の手を介し、受け入れ先の様々な店舗や自動販売
機等に陳列されるため、容器の飲み口部分は不特定多数
の人の手や様々な環境にさらされているという問題があ
る。このため、自動販売機などで販売されているビー
ル、ジュース、その他の飲料用缶容器は、直接飲み口に
口をつけて内容液を飲むことが多いため、飲む人の口に
缶容器の表面のほこり又は人体に有害な物等が付着して
しまう恐れもあり、衛生的であるとはいい難い。
【0005】また、上記のように缶飲料容器の場合は、
一度開口してしまうと、再度開口部を塞ぐ手段がないた
め、ラップ等により開口部を被覆することもあるが、缶
飲料容器内へのほこり等の進入は防止できても、ビ−ル
や炭酸飲料等の発泡飲料については開口部の密閉度が不
十分で、味が直ぐに変わってしまうという問題がある。
また、外出先ではラップ等もなく、開口部が開口したま
まではほこりが進入したり、また中身がこぼれてしまう
等持ち歩きにも不便なため、飲みきれない場合には中身
を捨ててしまうという問題がある。
【0006】本発明は、このような課題を解決するた
め、缶飲料容器の飲み口及びその周囲を呑む直前まで衛
生的に保護する衛生的な飲み口ガードを提供するもので
ある。また、本発明は、飲み残した場合にも、開口部を
確実に密閉封止できる飲み口ガードを提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、プルト
ップ等を開けることにより開口する缶飲料容器の飲み口
及びその周囲を被覆可能な大きさである保護シールを缶
飲料容器に設けたことを特徴とするものである。
【0008】これにより、製造工場を出荷されてから消
費者に飲まれるまで缶飲料容器は不特定多数の人の手に
触れたり様々な環境の中におかれるが、消費者が保護シ
ールを剥すまでは飲み口及びその周囲は常に保護シール
により覆われているため、ほこり等が付着することな
く、飲む直前まで飲み口を常に清潔な状態に保つことが
できる。
【0009】本発明のうち請求項2記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記保護シールは、所定以下
の力では剥すことができないことを特徴とするものであ
る。
【0010】これにより、所定以上の力で引っ張らない
と剥がれないようにしたので、保護シールが簡単に取れ
てしまうことがなく、飲む直前まで清潔な状態に保つこ
とができる。
【0011】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、請求項1又は2記載の発明において、前記保護シー
ルは、開口後、飲み口部分を覆うように容器に繰り返し
貼ることができる粘着テープであることを特徴とするも
のである。
【0012】これにより、飲み口部分を覆うように粘着
テープを容器に貼るだけで簡単に飲み口を保護すること
ができる。これにより、ジュース、ビ−ル等の飲料を飲
み残した場合、保護シ−ルを開口部に載せ、周囲を押圧
して開口部周縁部に接着させておくことにより、開口部
は密閉され、容器内にほこりが進入するのを防止し、且
つビ−ル等の気が抜けることを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に第1の実施の形態を示す。
缶飲料容器は、容器本体12の上面のほぼ中央部に不分
離レバータブやプルトップ(以下,プルトップという)
14が固定されており、これらプルトップ14を引っ張
り上げると、上面蓋に形成されている切目予定線が破断
されて、注出口が開口されて飲み口となる。本発明は、
飲み口及びその周囲を被覆可能な大きさである保護シー
ル10を缶飲料容器に設けたものである。
【0014】保護シール10は、粘着テープにより構成
されており、缶飲料容器の容器本体12のプルトップ1
4部分から容器本体12の側面12aの飲み口に該当す
る部分まで覆うような形状に形成されている。保護シー
ル10の容器本体12の側面12aを覆う部分の右側端
部には半円状のつまみ10aが一体に形成されており、
つまみ10a部分には接着剤が設けられておらず常に缶
から剥がれた状態になっている。保護シール10のつま
み10a付近には、保護シール10を容器本体12から
剥す際に保護シール10の引っ張る方向を示す矢印10
bが設けられている。
【0015】保護シール10の表面基材は特殊加工紙や
ポリエステルフィルム、アルミシ−ト等が好ましい。保
護シール10の裏面に塗布される接着剤の種類は、シ−
ルの表面基材及び缶容器の材質に応じて適宜決定される
が、その場合特に人体に全く影響のない物が選定される
必要がある。また、接着剤は一旦剥がした後も、繰り返
し貼付できるような粘着性を保持するものが好ましい。
接着剤としては、これに限らず、繰り返し貼付の必要の
ない場合等には、一度保護シール10を剥がすと、2度
と容器本体12に貼着できないような性質のものであっ
ても良い。このような接着剤とすることにより、飲み口
部分を安全且つ衛生的に保護することができる。
【0016】さらに、保護シール10は、飲み口だけで
なく、缶飲料容器の裏面全体を被覆するような保護シー
ル10を併せて貼っておくようにしても良い。裏面の保
護シールは、一度保護シール10を剥がすと保護シール
10の一部が破れて、剥がしたことが分かるようにして
おくと良い。これにより、最近の毒物混入事件等を予防
することができ、より消費者にも安心感を与えることが
できる。
【0017】次に、第1の実施の形態の作用について説
明する。容器本体12から保護シール10を剥す際に
は、手でつまみ10aを持ち所定以上の力で矢印10b
方向に引っ張る。これにより、容器本体12から保護シ
ール10が簡単に剥がれ、飲み口部分が露出する。所定
以上の力で引っ張らないと剥がれないようにしたので、
保護シール10が簡単に取れてしまうことがない。
【0018】また、飲む時に剥がした後、飲み残した場
合には、保護シール10を飲み口に貼っておく。これに
より、飲み口を密封でき、缶飲料容器内へのほこり等の
進入を防止し、さらに、ビ−ルや炭酸飲料等の発泡飲料
であっても密閉度が十分なため、味が直ぐに変わってし
まうというもない。また、外出先でも単に保護シール1
0を貼付するだけで、飲み口を閉鎖できるので、ほこり
の進入を防止し、且つ中身がこぼれてしまうこともない
ので、持ち運びにも非常に便利であり、外出先でも所望
の時に缶飲料容器の中身を飲むことができる。さらに、
飲みきれない場合には中身を捨ててしまうという無駄を
なくすことができる。
【0019】次に、図2に第2の実施の形態を示す。保
護シール16は、缶飲料容器の容器本体12の上面12
b全体と、側面12aの飲み口に該当する高さ位置まで
の部分の全周とを覆う透明、半透明又は不透明のフィル
ムである。図中正面中央部に下方に突出するつまみ16
aが一体に形成されている。また、保護シール16に
は、つまみ16aの両側端部から上方に向かって互いに
平行にミシン目16bが形成されており、また、保護シ
ール16の容器本体12の側面12aの上端部分には、
容器本体12の円周方向全周に渡って互いに平行にミシ
ン目16cが形成されている。ミシン目16bとミシン
目16cとは交差するように構成されており、ミシン目
16b及び16c付近には、保護シール16を容器本体
12から剥す際につまみ16aを引っ張る方向を示す矢
印16dが設けられている。
【0020】保護シール16の上面12bに相当する部
分の表面又は裏面側にメッセージ又はCM等を印刷する
こともできる。また、保護シール16と容器本体12の
上面12bとの隙間に、メッセージ又はCM等を印刷し
たカード等を挿入しておくこともできる。カードは2つ
折りにしても良い。また、保護シール16を、容器本体
12の底側にも設けるようにしても良い。これにより、
裏面の保護シール16は、一度保護シール16を剥がす
と保護シール16の一部が破れて、剥がしたことが分か
るようにしておくと良い。これにより、最近の毒物混入
事件等を予防することができ、より消費者にも安心感を
与えることができる。また、裏面側にもカード等を挿入
することができる。
【0021】次に、第2の実施の形態の作用について説
明する。容器本体12から保護シール16を剥す際に
は、手でつまみ16aを持ち所定以上の力で矢印16d
方向に引っ張る。これにより、保護シール16がミシン
目16b及び16cに沿って破れ、容器本体12から保
護シール16が簡単に剥がれ、飲み口部分が露出する。
【0022】なお、保護シールは、粘着テープやフィル
ムだけでなく、飲み口をガードするものであれば、ジッ
パ付きの蓋等であっても良い。
【0023】また、保護シールの形状は飲み口がガード
できるものであれば、第1及び第2の実施の形態に示し
たものに限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、消費者が保護シールを剥すまでは飲
み口は常に保護シールにより覆われているため、飲む直
前まで飲み口を常に清潔な状態に保つことができる。ま
た、簡易な構造であり、製造も容易にできる。
【0025】さらに、本発明のうち請求項2記載の発明
は、所定以上の力で引っ張らないと剥がれないようにし
たので、保護シールが簡単に取れてしまうことがなく、
飲む直前まで清潔な状態に保つことができる。
【0026】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、飲み口部分を覆うように粘着テープを容器に貼るだ
けで簡単に飲み口を保護することができ、飲み残した場
合にも、保護シ−ルを開口部に接着させておくだけで、
容器内にほこりが進入するのを防止し、且つ持ち運びも
便利になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 保護シール 12 容器本体 12a 側面 14 プルトップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プルトップ等を開けることにより開口す
    る缶飲料容器の飲み口及びその周囲を被覆可能な大きさ
    である保護シールを缶飲料容器に設けたことを特徴とす
    る缶飲料容器の飲み口ガード。
  2. 【請求項2】 前記保護シールは、所定以下の力では剥
    すことができないことを特徴とする請求項1記載の缶飲
    料容器の飲み口ガード。
  3. 【請求項3】 前記保護シールは、開口後、飲み口部分
    を覆うように容器に繰り返し貼ることができる粘着テー
    プであることを特徴とする請求項1又は2記載の缶飲料
    容器の飲み口ガード。
JP11136775A 1999-05-18 1999-05-18 缶飲料容器の飲み口ガード Withdrawn JP2000327016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136775A JP2000327016A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 缶飲料容器の飲み口ガード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136775A JP2000327016A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 缶飲料容器の飲み口ガード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000327016A true JP2000327016A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15183237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11136775A Withdrawn JP2000327016A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 缶飲料容器の飲み口ガード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000327016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002057155A1 (fr) * 2001-01-18 2002-07-25 Yoshikazu Takayama Contenant a boissons

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002057155A1 (fr) * 2001-01-18 2002-07-25 Yoshikazu Takayama Contenant a boissons
US6899244B2 (en) 2001-01-18 2005-05-31 Yoshikazu Takayama Beverage container

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7217434B1 (en) Condiment dispenser for beverage container
US5996832A (en) Cover for beverage can
US20060180593A1 (en) Beverage container or container lid with drinking straw
CA2288568C (en) Disposable adhering beverage container cover
US6338418B1 (en) Protective seal for cans
JPH09156677A (ja) 蓋用ラベル付き容器
GB2156772A (en) A beverage can
TWI253429B (en) Drink/food containers
JP2000327016A (ja) 缶飲料容器の飲み口ガード
JPS5926471A (ja) 食品用包装容器
CN113602679B (zh) 一种用于瓶罐的包装结构
US10081462B2 (en) Overcap with means to facilitate the opening of a container and the subsequent direct consumption of its content
EP0404734A1 (en) Device for the hygienic protection for containers for drinks
WO2002004304A1 (en) The sticker for sanitary can
JP2002255223A (ja) 容器の口端シール用パッキング
JP4698326B2 (ja) ストロー差し込み可能な缶蓋
JP2002128103A (ja) 飲み口つき飲料類入り容器及びその製造方法
JPH10120003A (ja) 缶入り飲料用シール
KR200406456Y1 (ko) 액체용기 부착형 일회용 컵
JP2008127083A (ja) 即席麺カップ及び同カップの調理方法
JP3154588U (ja) 飲み口部をカバーで被覆した袋容器
JP2002087458A (ja) 蓋および容器
JP2001031101A (ja) 包装容器
KR200301408Y1 (ko) 음료용 캔
JPH09207956A (ja) 缶飲料

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801