JP2000326849A - 列車位置検知装置 - Google Patents

列車位置検知装置

Info

Publication number
JP2000326849A
JP2000326849A JP11141318A JP14131899A JP2000326849A JP 2000326849 A JP2000326849 A JP 2000326849A JP 11141318 A JP11141318 A JP 11141318A JP 14131899 A JP14131899 A JP 14131899A JP 2000326849 A JP2000326849 A JP 2000326849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
sound wave
radio signal
position information
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11141318A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Umeyama
正利 梅山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP11141318A priority Critical patent/JP2000326849A/ja
Publication of JP2000326849A publication Critical patent/JP2000326849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 きわめて低速で走行しているときでも高い検
出精度を有し、地下鉄等にも適用できて、しかも安価な
列車位置検知装置を提供する。 【解決手段】 鉄道軌道T内の所定地点に配置した地上
装置20と、そこを走行する列車TRに搭載した車上装
置30とからなる。地上装置20は、電波信号S1を列
車TRに送信させる無線送信機21と、同時にパルス状
の音波S2を列車TRに放射させる音波発生器23と、
これらに同期トリガ信号S4を送出しながら統括制御を
行なう地上処理部26と、周辺外気の温度センサ25と
からなる。車上装置30は、地上装置20から電波信号
S1を受信する無線受信機31と、音波S2を聴取する
音波受信器33と、これらの統括制御を行ないながら、
地上装置20との離隔距離Dから列車TRの現在位置P
を求めてATS40に送出する車上処理部35とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下鉄、新幹線そ
の他の鉄道路線に対して、列車の正確な走行位置を求め
るための列車位置検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、列車が鉄道路線上の絶対位置
を特定の基点から検知するための列車位置検知装置が知
られている。この列車位置検知装置では、通過する列車
に向けた情報送信用の地上子を鉄道線路の所定地点に配
置し、その地点の位置情報を地上子から列車に伝達させ
ている。そして、列車には、走行速度を検出するための
速度発電機を搭載し、その走行速度の検出値から地上子
を基点とした現時点における列車の走行位置を求めてい
る。このような地上子を、いわゆる情報タグと称してい
る。
【0003】また、このように地上子を基点とする代わ
りに、人工衛星からの電波信号を基準にして、列車の専
用受信機により緯度経度を決定する地球方位システム
(以下、GPSという)を用い、列車の絶対位置を求め
てもよい。この場合には、前述した線路の地上子その他
の情報伝達機器が不要となり、しかも、GPSの電波信
号から直接に地球座標における列車の絶対位置が求めら
れ、電波信号に従った種々の数値計算を簡略かできるた
め、列車位置検知装置の演算部等を全体的に簡単な構成
にすることができる。
【0004】更に、列車から発せられる信号に基づいて
列車までの相対距離を算出するものがあり、例えば、電
波と音波が列車から到達するまでの時間差を計算要素と
し用いる列車接近検知方式が特開昭52−99504号
公報に開示されている。この検知方式によれば、列車ま
での到達時間を無視できる電波信号をトリガーとして用
い、距離計算を行なう演算部を携帯装置に内蔵させ、音
波の到達遅れ時間の変化に従って音源である列車までの
相対距離を検出している。特に、保線作業員の安全確保
の要請から携帯可能なものとし、単なる信号の発信機能
のみを列車上に搭載させていずれの車両に対しても効果
ある構成とした。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による列車位置検知装置には次に述べるような問題
点があった。この列車位置検知装置を用いて、予め決め
られた停止位置(例えば駅の停車線)に正確に停車させ
ようとすると、地上子と速度発電機とを併用したもので
は、速度発電機の速度検出精度が列車TRの減速に伴っ
て低下し易くなる。このため、速度発電機の検出値に基
づく走行位置の精度も大まかなものとなる場合もあるた
め、停車線に対して十分な余裕を持たせた制動制御を行
なう必要があった。
【0006】加えて、複数の地上子(一般に3個以上)
をその停止位置の手前に順に配置しておく必要がある。
なぜなら、列車の実際の走行速度を時々刻々照合するた
めの基準となるいわゆる速度照査パターンに従い、例え
ば前述した駅の停車線の場合には、それぞれの地上子に
よって適切に速度補正をしながら、適切に列車の制動制
御を行なわなければならないからである。
【0007】また、GPSを用いたものでは、衛星電波
が地下まで達しにくいため、そのまま地下鉄に使用する
ことができない。そればかりか、1メートル以下の検出
精度を得るには、現在のところ専用受信機として高度な
回路を必要とするため、設置コストが比較的に高価にな
ってしまう。更に、例えば軍事衛星等からの高精度な電
波信号を用いなければならない場合もあって、専用受信
機の設計やシステム全体の構成が難しいものになり易か
った。
【0008】更に、前述した公報に開示された検知方式
では、地上の不特定地点に接近する列車を保線作業員等
が認識できれば、その目的を達し得るものである。この
ため、あちこち移動しながら作業を行なう保線作業員と
の相対距離が計算できるのみであって、この計算結果か
ら直接に列車の絶対位置を求めることはできないという
解決困難な問題点が残り、これらの問題点の一括した除
去が重要な課題であった。
【0009】そこで、本発明の目的は、きわめて低速で
走行しているときでも高い検出精度を有し、地下鉄等に
も適用できて、しかも安価な列車位置検知装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による列車位置検知装置は、鉄道線路に沿っ
た所定地点に設置され、この地点の位置情報を電波信号
に編成して接近しつつある列車に送信すると共に、電波
信号の送信と同時にパルス状の音波を放射させる位置情
報送信手段と、この位置情報送信手段に対向させて列車
上に設けられ、位置情報送信手段からの電波信号を受信
しながら音波を聴取すると共に、電波信号の受信から音
波の聴取までの時間差を検出し、この時間差に従って電
波信号の位置情報に基づく列車の絶対位置を算出する絶
対位置算出手段とを有する構成としたものである。
【0011】この列車位置検知装置によれば、位置情報
送信手段によって送信された電波信号が、音波に比べて
無視し得る短時間で絶対位置算出手段に到達し、同時に
放射された音波が遅れて到達する。このため、電波信号
の受信時点から音波の聴取時点までの時間差に従って、
絶対位置算出手段により位置情報送信手段までの相対距
離が得られ、更に、電波信号による位置情報に基づいて
列車の絶対位置が求められる。
【0012】本発明の請求項2記載の列車位置検知装置
は、位置情報送信手段が、電波信号の送信および音波の
放射を所定時間だけ空けて繰り返し行なうことを特徴と
する。これによると、走行している列車の現在位置が時
々刻々検知される。
【0013】本発明の請求項3記載の列車位置検知装置
は、位置情報送信手段が、周辺外気の温度検知部を有し
ており、この温度検知部による検知結果を気温情報とし
て併せて送信すると共に、絶対位置算出手段が、音波受
信時の音速の温度補償部を有しており、受信した気温情
報に基づいて、列車の絶対位置に対して周辺外気の温度
変化に従った補正を行なうことを特徴とする。これによ
ると、絶対位置が外気の温度変化に追従して補正され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明の一実施形態によ
る列車位置検知装置の一構成例を説明する図である。こ
の列車位置検知装置10は、鉄道交通の駅ST構内で線
路T内の所定地点に配置した地上装置20と、その線路
T上を走行する列車TRに搭載して、地上装置20との
離隔距離Dから列車TRの現在位置Pを求める車上装置
30とからなる。
【0015】そして、プラットホームPLに入線した列
車TRが、地上装置20からの電波信号S1と音波S2
に基づいて一定の停車線Lに停車させる構成としたもの
である。このような列車TRとしては、一定のルートに
沿って列車制御情報に基づいて走行するものであれば地
下鉄やモノレール等であってもよいが、以下、一般鉄道
の列車を一例として述べる。
【0016】そして、この地上装置20を、列車TRの
停車線Lから所定距離だけ前方(列車TRの進行方向)
に配置し、例えば線路T内の枕木上または隣接した2つ
の枕木間に固定させてある。この他、所定の信号用およ
び電源用の接続ケーブルを介して、地上装置20を図示
しない他の運行管理システムに接続してもよい。この地
上装置20から本発明による位置情報送信手段を構成す
る。
【0017】また、車上装置30を例えば列車TRの運
転室内や車体の屋上等に配置し、所定の信号線Wを介し
て自動列車停止装置40に接続してある。この車上装置
30から本発明による絶対位置算出手段を構成する。こ
の自動列車停止装置40は、列車TRの制動制御のため
の所定の速度照査パターンに基づいて、列車TRを内方
信号機手前等の所定地点に停止させるいわゆるATSシ
ステム(以下、ATSという)である。
【0018】図2は図1に示す地上装置の一構成例のブ
ロック図である。この地上装置20は、列車TRに向け
て所定の電波信号S1を送信させる無線送信機21と、
同じく列車TRに向けてパルス状の音波S2を放射させ
る音波発生器23と、周辺外気の温度を検出する温度セ
ンサ25と、無線送信機21および音波発生器23に同
期トリガ信号S4を送出すると共に、これら各部の統括
制御を行なう地上処理部26とからなるものである。な
お、27は電池等からなる電源部である。
【0019】また、無線送信機21が列車TR方向に指
向性のある送信アンテナ22を有し、音波発生器23が
同様の指向性のあるスピーカ24を有したものである。
温度センサ25は、周辺外気の温度変化に対応させた検
知範囲を有し、この検知範囲の気温情報S3を地上処理
部26に送出するものである。地上処理部26は、所定
長のレジスタ26aと無線信号S1および音波S2の同
期回路26bとを有したものである。
【0020】レジスタ26aは、予め地上装置20の設
置地点に関する位置情報を格納させたものであるが、こ
の他にも、簡易な構成として所定本数のジャンパ線、デ
ジタルスイッチ、DIPスイッチ等により所定地点への
設置の際や、工場からの製品出荷時に位置情報を設定す
るものでもよい。
【0021】地上処理部26は、例えば、公知のマイク
ロプロセッサおよび通信プロセッサと、これらのための
制御プログラムとによるシステムとして所望の各機能を
構成すればよい。この地上装置20の温度センサ25か
ら本発明による温度検知部を構成する。この他にも、地
上処理部26をケーブルを介して遠隔の自動列車制御装
置等に接続させ、これら自動制御装置等からの各種の列
車制御情報を無線信号S1と共に送信させてもよい。
【0022】図3は図1に示す車上装置の一構成例のブ
ロック図である。車上装置30は、地上装置20から電
波信号S1を受信する無線受信機31と、地上装置20
から音波S2を聴取する音波受信器33と、これら各部
の統括制御を行ないながら、列車TRの現在位置Pを求
めてATS40に送出する車上処理部35とからなるも
のである。
【0023】また、無線受信機31が地上装置20方向
に指向性のある受信アンテナ32を有し、音波受信器3
3が同様の指向性または集音特性のあるマイクロホン3
4を有したものである。
【0024】無線受信機31は、電波受信を契機とする
割込発生回路31aを有し、この割込発生回路31aに
よる割込信号S6を車上処理部35に送出するものであ
る。車上処理部35は、内部クロックによるタイマ35
aを有し、このタイマ35aにより所定周期で各種の経
過時間を計時するものである。音波受信機33は、音波
聴取を契機とする割込発生回路33aを有し、この割込
発生回路33aによる割込信号S7を車上処理部35の
タイマ35aに送出するものである。
【0025】制御処理部33は、例えば、公知のマイク
ロプロセッサおよび入出力プロセッサと、これらのため
の制御プログラムとからなるシステムとして所望の各機
能を構成すればよい。この制御プログラムに、後述する
列車TRの現在位置の演算業務をプログラミングしてお
く。また、所定のソフトタイマからタイマ35aを構成
し、レジスタ類に各種の演算値を保持させておく。
【0026】図4は図1に示す電波信号の構成を示す様
式図である。電波信号S1は、列車TRに対する地上装
置20の識別番号92、その設置位置93の位置情報9
3、周辺外気の気温情報94、各種の列車制御情報95
を含んでいる。そして、これらに所定の誤り訂正符号9
8を付与して前後を開始および終了フラグ91,99で
挟み、一定様式の伝送フレームに構成したものである。
また、図示しない内部発振器からの複数の周波数を有す
る搬送波によって、デジタル信号の論理値に基づいて例
えば周波数変調(いわゆるFSK変調)を行なわせたも
のである。
【0027】列車制御情報95としては、例えば、接近
しつつある列車TRを特定しながら、その区間の制限速
度や進行方向の隣接区間に関するいわゆる現示情報等が
あるが、この他、該当する列車TRのための運行制御に
関するいずれのものであってもよい。
【0028】図5は、図3に示す車上処理部による現在
位置の演算業務のフローチャートである。地上装置20
から車上装置30に電波信号S1が到来すると、電波受
信の割込信号S6が無線受信機31によって車上処理部
35に導入される(ステップST1)。そして、これを
契機としてタイマ35aに内部クロックの計数を開始さ
せると共に(ステップST2)、電波信号S1から識別
番号92、位置情報93、気温情報94、列車制御情報
95を解読する(ステップST3)。
【0029】続いて、解読した識別番号92から確かに
予定した駅STであることと、列車制御情報から例えば
停止制御であることとを確認する(ステップST4)。
これにより列車TRの安全運行が補償される。また、気
温情報94から所定の補正式によって、その際の音速V
sを補正する(ステップST5)。この音速Vsを補正す
るステップST5から本発明による温度補償部を構成す
る。
【0030】この補正式の一例を、例えば0℃で標準大
気圧での音速を約331m/秒とすると、θ℃における
補正係数は0.6程度となるため、およそ次に示すよう
に表わすことができる。 音速Vs=331+0.6×θ[m/秒] ・・・ 補正式
【0031】図6は図5に示す電波信号と音波との伝搬
時間を説明するタイムチャートである。一般に、電波の
伝搬速度は音速に比べて十分に速いものであって、送信
した電波信号S1は直ちに列車TRに到達するといって
よい。このため、電波信号S1の受信時点から音波S2
の聴取時点までの時間差を、音波S2が地上装置20か
ら列車TRに到達するまでの伝搬時間T1とみなしても
構わない。
【0032】従って、音波S2が電波信号S1より遅れ
て音波受信器32に到来すると、この音波S2を聴取す
ることによって、音波聴取の割込信号S7が車上処理部
35に導入される(ステップST6)。これを契機とし
てタイマ35aの計数を終了させ(ステップST7)、
その計数結果と、補正式に基づく音速Vsとを乗算して
現時点での地上装置20との離隔距離Dを算出する(ス
テップST8)。
【0033】そして、この離隔距離Dを前述した地上装
置20の設置位置に関する位置情報93に加算して列車
TRの現在位置Pを求める(ステップST9)。このと
き、地上装置20の設置位置が予め決められた固定値で
あるため、最終的に得られた列車TRの現在位置Pを、
その鉄道路線における列車TRの絶対的な位置として特
定することができる。
【0034】このように特定した列車TRの現在位置P
を、車上装置30から前述したATS40に導入させて
該当駅における列車TRの制動制御その他の運行制御に
用いている。この場合に、地上処理部26の同期回路2
6bにおいて、例えば列車TRが所定間隔で位置検知を
行ないたいときは、同期トリガ信号S4の発生周期T2
を、列車TRが所定間隔を走行するのに要する時間より
短い値に設定すればよい。あるいは、この発生周期T2
をATS40で列車TRが制動制御に必要な時間に従っ
て決定してもよい。
【0035】また、電波信号S1および音波S2の最大
到達距離を、列車TRが制動停止に要する時間よりも長
く設定しておけば、列車TRを地上装置20の手前に停
車させて停車時の現在位置を検知させることもできる。
この程度の送受信能力を有する設備としては、比較的に
汎用される無線送受信器、音波発生器、音波受信器を用
いることができるため、本装置の構成を安価なものにで
きる。
【0036】加えて、前述した車上処理部35の内部ク
ロックの周期を十分に小さい値に設定すれば、タイマ3
5aによる電波信号S1と音波S2との受信の時間差を
高い精度で検出できる。このときの検出精度は、必然的
に列車TRの走行速度の影響を受けないものにできる。
従って、きわめて低速で走行している減速中の列車TR
であっても、その現在位置Pを通常走行時と同じ精度で
求めることができるようになる。
【0037】なお、前述した現在位置の演算業務では、
電波信号S1の受信制御、音波S2の聴取制御、誤り訂
正符号98による通信エラーの訂正制御、割込みの禁止
許可制御、および業務の終了制御等の各処理を要する
が、一般技術常識から明らかであるため詳しい説明を省
略してある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
減速中のきわめて低速で走行しているときでも高い検出
精度を有し、衛星電波の届かない地下鉄等にも適用でき
て、しかも安価な列車位置検知装置を提供することがで
きる。また、本発明の請求項2記載の装置によれば、走
行している列車に適用し易くなり、本発明の請求項3記
載の装置によれば、戸外で用いる実用的な装置が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による列車位置検知装置の
一構成例を説明する図
【図2】図1に示す地上装置の一構成例のブロック図
【図3】図1に示す車上装置の一構成例のブロック図
【図4】図1に示す電波信号の構成を示す様式図
【図5】図3に示す車上処理部による現在位置の演算業
務のフローチャート
【図6】図5に示す電波信号と音波との伝搬時間を説明
するタイムチャート
【符号の説明】
10…列車位置検知装置、20…地上装置、21…無線
送信機、22…送信アンテナ、23…音波発生器、24
…スピーカ、25…温度センサ、26…地上処理部、3
0…車上装置、31…無線受信器、32…受信アンテ
ナ、33…音波受信器、34…マイクロホン、35…車
上処理部、40…自動列車停止装置、D…離隔距離、L
…停車線、P…現在位置、PL…プラットホーム、S1
…電波信号、S2…音波、S3…気温情報、S4…トリ
ガ同期信号、S6,S7…割込信号、ST…駅、T…線
路、TR…列車。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道線路に沿った所定地点に設置され、
    この地点の位置情報を電波信号に編成して接近しつつあ
    る列車に送信すると共に、電波信号の送信と同時にパル
    ス状の音波を放射させる位置情報送信手段と、 この位置情報送信手段に対向させて列車上に設けられ、
    位置情報送信手段からの電波信号を受信しながら音波を
    聴取すると共に、電波信号の受信から音波の聴取までの
    時間差を検出し、この時間差に従って電波信号の位置情
    報に基づく列車の絶対位置を算出する絶対位置算出手段
    とを有する構成とした列車位置検知装置。
  2. 【請求項2】 前記位置情報送信手段が、電波信号の送
    信および音波の放射を所定時間だけ空けて繰り返し行な
    うことを特徴とする請求項1記載の列車位置検知装置。
  3. 【請求項3】 前記位置情報送信手段が、周辺外気の温
    度検知部を有しており、この温度検知部による検知結果
    を気温情報として併せて送信すると共に、前記絶対位置
    算出手段が、音波受信時の音速のための温度補償部を有
    しており、受信した気温情報に基づいて、列車の絶対位
    置に対して周辺外気の温度変化に従った補正を行なうこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の列車位置
    検知装置。
JP11141318A 1999-05-21 1999-05-21 列車位置検知装置 Pending JP2000326849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141318A JP2000326849A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 列車位置検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141318A JP2000326849A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 列車位置検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000326849A true JP2000326849A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15289134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11141318A Pending JP2000326849A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 列車位置検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000326849A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101438014B1 (ko) 2013-05-20 2014-09-04 서울메트로 위치추적을 이용한 차량 검지 시스템 및 그 운용 방법
KR101738350B1 (ko) * 2015-12-28 2017-05-22 한국항공우주연구원 차량용 항법 장치 및 방법
US10023162B2 (en) 2014-09-05 2018-07-17 Mitsubishi Electric Corporation Automatic train operation system and brake control device
JP2018131120A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社日立製作所 列車制御情報伝達システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101438014B1 (ko) 2013-05-20 2014-09-04 서울메트로 위치추적을 이용한 차량 검지 시스템 및 그 운용 방법
US10023162B2 (en) 2014-09-05 2018-07-17 Mitsubishi Electric Corporation Automatic train operation system and brake control device
KR101738350B1 (ko) * 2015-12-28 2017-05-22 한국항공우주연구원 차량용 항법 장치 및 방법
JP2018131120A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社日立製作所 列車制御情報伝達システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8157218B2 (en) Railway vehicle detection
CN102887150B (zh) 列车控制系统
US5554982A (en) Wireless train proximity alert system
JPH0749992A (ja) 対話式の道路交通状態監視方法、及びそのための監視装置、並びに道路交通状態監視システム
CN103383820B (zh) 用于不良行为检测的自主车辆定位系统
JP2013099234A (ja) 車上装置および列車位置計算方法
WO2016107303A1 (zh) 一种校正车辆位置偏差的方法和系统
JP2013095262A (ja) 列車の位置検出システム
CN113267798A (zh) 一种bds/tbs技术的高精度隧道内定位系统及方法
JP5225197B2 (ja) 車両位置検知装置
US5903517A (en) Moving body control apparatus
JP2000241523A (ja) 移動体電波測位システム
JP3983556B2 (ja) 列車接近警報システム
JP2009031241A (ja) 車両位置特定システム、車載機、送信機、時刻補正システム及び時刻補正装置
JP2000326849A (ja) 列車位置検知装置
JPH0886853A (ja) 移動体間相対位置検知システム
RU94943U1 (ru) Устройство контроля за управлением поезда и бдительностью машиниста
JP5868607B2 (ja) 鉄道用警報発生システム
JP2000033875A (ja) 乗物位置検知装置
RU2280579C1 (ru) Навигационная система железнодорожных транспортных средств
CN102340867A (zh) 一种高精度铁路站场列车无线定位系统及定位方法
JP2002225708A (ja) 位置検出装置および情報処理装置、並びに位置検出システム
JP2009008432A (ja) 通信システム及び車載機
Banerjee et al. Global Positioning System Based Automated Railway Level Crossing
JP2001001902A (ja) 車両遅延案内装置