JP2000326113A - 特に工具のための迅速締め付け装置 - Google Patents

特に工具のための迅速締め付け装置

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JP2000326113A
JP2000326113A JP2000132556A JP2000132556A JP2000326113A JP 2000326113 A JP2000326113 A JP 2000326113A JP 2000132556 A JP2000132556 A JP 2000132556A JP 2000132556 A JP2000132556 A JP 2000132556A JP 2000326113 A JP2000326113 A JP 2000326113A
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JP2000132556A
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Joel Judas
ユーダス ヨエル
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ESA Eppinger GmbH
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B29/00Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
    • B23B29/04Tool holders for a single cutting tool
    • B23B29/046Tool holders for a single cutting tool with an intermediary toolholder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2260/00Details of constructional elements
    • B23B2260/078Hand tools used to operate chucks or to assemble, adjust or disassemble tools or equipment used for turning, boring or drilling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2270/00Details of turning, boring or drilling machines, processes or tools not otherwise provided for
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要スペースがわずかで、構造が簡単で確実
に運転されるようにし、その際工具などの正しい位置で
の正確な締め付けが保証されているようにする。 【解決手段】 本発明による迅速締め付け装置において
は、締め付け機構によって締め付けエレメントが締め付
け位置と解離位置との間で調節可能である。締め付け機
構は、締め付けエレメントが締め付け位置にある場合に
自己制動作用を有するように構成されている。締め付け
機構は少なくとも1つの、ケーシング(1)内でほぼ軸
方向に調節可能な操作エレメント(29)を有してい
る。操作エレメントは、工具受容部(12)の範囲に位
置するその端部分(30)を調節装置と連結されている
か、あるいは調節装置と連結可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に工具のための
迅速締め付け装置であって、ケーシングと、締め付ける
べき工具などのための受容部と、ケーシング内に配置さ
れていて受容部に所属し、受容部内に挿入された締め付
け部分と協働するように構成されている締め付けエレメ
ントと、締め付けエレメントに所属しているケーシング
内の締め付け機構とを有し、この締め付け機構によって
締め付けエレメントが締め付け位置と解離位置との間で
調節可能である迅速締め付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の工作機械においては、工具のため
にしばしばモジュールの迅速交換システムが使用され、
これらの迅速交換システムは一面ではわずかな時間で工
具交換を行うことを可能にし、かつ他面では付加的な調
節作業なしに新しく取り付けられた工具を大きな精度で
締め付けて、加工される工作物の申し分のない再生可能
性を生ぜしめることを保証する。この目的を達成するた
めに、工具と締め付け装置との間のいわゆるインタフェ
ースが相応に構成され、その際実地においては極めて多
数の種々異なるインタフェース構成が公知になってお
り、実用に供されている。このようなモジュールの迅速
交換工具システムの1例は EP 0 294 348 A1に記載され
ている。この場合工具はそれぞれピン状の締め付け部分
を備えていて、この締め付け部分を、締め付け装置の相
応して形成された円すい状の多角形の受容部内に挿入さ
れており、この受容部内で工具は締め付け部分に係合す
る締め付け手段によって締め付けられ、保持されてい
る。前述の文献において述べられている締め付けシステ
ムにおいては、締め付けエレメントは締め付けブッシュ
を有しており、この締め付けブッシュは同軸的な引きロ
ッドによって半径方向で拡開せしめられて、工具シャフ
トの相応する締め付け溝内に押し込まれる。この場合工
具は大きな締め付け力で受容部内に引き込まれ、その際
連結部が前締め付けされる。締め付けブッシュの代わり
に、締め付けボルトを使用することもできる。
【0003】工具を締め付けかつ解離するための引きロ
ッドの操作は、締め付け装置のケーシングの受容部とは
逆の側の端面からねじスパナで操作することのできる同
軸的なねじを介して、あるいは受容部軸線に対して横方
向に向いた駆動軸を有する偏心盤伝動装置を介して、行
われる。この横方向に延びる駆動軸は内六角形のスパナ
付加部を備えており、このスパナ付加部は締め付け装置
のケーシングの1つの側壁を通して外部から操作するこ
とができる。
【0004】このような締め付け装置が例えば工具タレ
ットを装着するための工具保持体又は締め付けユニット
として構成されている場合、受容部とは逆の側のケーシ
ングの、工具保持体シャフト若しくは締め付けねじの操
作のための固定面を有する端面は、工具保持体が取り付
けられた状態ではもはや接近することができない。締め
付けエレメントをケーシングの1つの側から操作するこ
とは、互いに接近している多数の工具保持体を備えた工
具タレットの場合には、阻害されるか、あるいは簡単に
は実施不能である。更に工具保持体又は締め付けシステ
ムがほぼ円筒状のタレット体の円周に配置されている星
形タレットの場合には、工具保持体あるいは締め付けユ
ニットのケーシングの軸方向の長さが、工作機械内のス
ペースの条件を考慮して、特定の比較的小さい寸法を超
えてはならないという問題が生じる。また、例えば締め
付けエレメントの操作軸を操作する調節工具が貫通せし
められる工具保持体のケーシングの側方開口はしばしば
望ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、特に工具のための迅速締め付け装置が、所要スペ
ースがわずかで、構造が簡単で確実に運転されるように
し、その際工具などの正しい位置での正確な締め付けが
保証されているようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による迅速締め付け装置は請求項1の特徴を有
している。
【0007】
【発明の実施の形態】受容部に所属し、受容部内に挿入
される工具などの締め付け部分と協働するように構成さ
れた締め付けエレメントは、それ自体任意に適当に構成
することができる。公知のモジュールのインターフェー
スシステムは任意のものを使用することができ、ケーシ
ング内に配置された締め付け機構によって締め付け位置
と解離位置との間で調節することができる。しかしこの
場合締め付け機構は締め付けエレメントの締め付け位置
において自己制動作用を有するように構成されており、
その際迅速締め付け装置は少なくとも1つの、ケーシン
グ内でほぼ軸方向に調節可能な操作エレメントを有して
おり、この操作エレメントは受容部の範囲に位置する端
部分において調節装置と連結されているか、あるいは連
結可能である。
【0008】簡単な特に有利な1実施形態においては、
少なくとも1つの操作エレメントは受容部の側のケーシ
ング前面に、軸方向の調節を行う調節装置の調節工具の
ための連結手段を有している。ケーシングは、2腕レバ
ーとして構成された調節工具を支える装置を備えている
とともに、調節工具自体はレバー腕の端部において少な
くとも1つの操作エレメントの連結エレメントと協働す
るように構成されている。この構成は、締め付けスパナ
と呼ぶこともできる調節工具の簡単な旋回運動によっ
て、迅速締め付け装置の締め付けエレメントを操作し、
これによりケーシング前面から工具交換に必要な解離過
程及び締め付け過程を実施することを可能にする。調節
工具を支える装置が、ケーシングに形成された、有利に
はアンダカットされた成形溝として形成された溝を有し
ている場合には、締め付け工具は任意の角度位置で当て
付けることができる。このことは、迅速締め付け装置が
回転工具のために構成されている場合に、特に有利であ
る。この場合受容部はケーシング内で回転可能に支承さ
れているスピンドル体内に配置されており、スピンドル
体は駆動源と連結するための装置を備えている。この連
結装置は、スピンドル体と結合されたスピンドル体と同
軸的な軸部分を有することができ、この軸部分はケーシ
ングから有利にはシールされて導き出されているか、あ
るいはケーシングの開口を通して駆動源と連結すること
ができる。迅速締め付け装置を工具保持体として構成す
る場合には、駆動軸は一般に自体公知の形式で工具台を
タレットなどに固定するために設けられている規格シャ
フトを通して導かれている。
【0009】締め付け機構を制御する少なくとも1つの
操作エレメントの操作は前述の形式で調節工具によって
手動で行うことができるだけでなしに、本発明による迅
速締め付け装置は自動的な工具締め付けにも適してい
る。この目的のために操作エレメントは圧力媒体で負荷
可能な操作装置の操作シリンダに結合しておくことがで
き、この操作シリンダはケーシングの内部に配置されて
いて、外部からケーシング内に通じている圧力媒体供給
装置と接続している。
【0010】ここで念のため述べておくと、基本的に
は、調節装置は別の形式で構成された、操作エレメント
に作用する調節エレメント又は力源を有することができ
る。しかし手動で操作する場合には調節エレメントは受
容部の側のケーシング前面から操作することができなけ
ればならない。
【0011】本発明による迅速締め付け装置は特にCN
C旋盤のための工具保持体を構成するために、例えば制
御タレットを含めて工具タレットを装備するために適し
ている。しかし全く一般的に、本発明による迅速締め付
け装置は締め付け技術の目的で装置構成に使用すること
ができ、その際工具の代わりに特別な場合には工作物な
どを締め付けることもできる。
【0012】
【実施例】以下においては図面に示した実施例に基づい
て本発明の構成を説明する。
【0013】図1から10までに示した第1実施例の工
具保持体は特に切り替え可能な工具保持体、例えば工具
タレットに使用するものである。しかし原理的には、こ
の工具保持体は切り替え可能でない工具保持体、つまり
不動の工具保持体に使用することもできるものである。
この工具保持体は回転する工具、例えば中ぐり工具を取
り付けるもので、工具は工具台の範囲の駆動源から駆動
可能である。この工具保持体は本発明による工具のため
の迅速締め付け装置を備えており、この迅速締め付け装
置の詳細は以下に説明する。図示の実施例では工具保持
体は横断面が正方形のケーシング1(図4)を有してお
り、このケーシングはその背面に同軸的な受容シャフト
2を有しており、この受容シャフトは例えば工具タレッ
ト板の相応する受容孔内に挿入することができる。受容
シャフト2は規格寸法を有している。受容シャフト2が
省略され、ケーシングが締め付けユニットとして直接に
その平らの背面3を工具台の相応する受容面に取り付け
可能であり、工具台と例えばねじ結合可能であるような
実施例も可能である。
【0014】工具保持体は締め付けるべき工具のための
本発明による迅速締め付け装置を備えており、この迅速
締め付け装置は円筒形の同軸的なケーシング孔4内に収
容されている。ケーシング孔4内には、特に図5,6に
示した形式で、深溝玉軸受け5,6,7を介して大体に
おいて円筒形のスピンドル体8が回転可能に支承されて
おり、このスピンドル体は、互いに同軸的で回転不能に
ねじ結合されている2つの部分、すなわち上方部分8a
と下方部分8bとから構成されていて、その下方部分8
bには工具駆動軸9が一体に形成されている。工具駆動
軸は受容シャフト2の同軸的な孔10内にシールされて
収容されている。シールは符号11で示されている。大
体において中空円筒状に構成されているスピンドル体8
には、工具受容部12を含む工具受容スリーブ13が回
転不能にねじ止めされており、この工具受容スリーブは
同軸的なスピンドル体8内に突出していて、図3に示す
ように、多角形の横断面を有している。工具受容部12
は軸方向で工具駆動軸9に向かって先細になって、軽く
円すい状に構成されており、例えば図9において符号1
5で概略的に示した工具の相応して構成された締め付け
シャフトを受容するのに役立つ。
【0015】工具受容部12に対して同軸的にスピンド
ル体8内に、同軸的な締め付けエレメント16が配置さ
れており、この締め付けエレメントはスピンドル体8の
円筒形の同軸的な段孔17,18内で縦方向にしゅう動
可能に支承されている。締め付けエレメント16はその
円筒形の円周面をシール19,20によって段孔17,
18の壁面に対してシールされている。
【0016】締め付けエレメント16はその工具受容部
12の側の端面に同軸的な締め付けピン21を一体に形
成されており、この締め付けピンは工具受容部12の内
部に位置していて、環状の円すい面22を備えている。
締め付けピン21上には軸方向にスリットを付けられた
締め付けスリーブ23が被せはめられており、この締め
付けスリーブは符号24のところで軸方向に支えられて
おり、かつその自由縁のところにビード25を有してお
り、このビードは円すい面22に軸方向で支えられてい
る。
【0017】締め付けエレメント16が、図5に示した
解離された若しくは弛緩せしめられた位置から図6に示
した締め付け位置にしゅう動せしめられると、スリット
を付けられているビード25に円すい面22が走り上が
ることによって、締め付けスリーブ23が半径方向で外
方に向かって拡開し、その結果ビード25が符号15で
概略的に示した締め付けるべき工具の締め付け部分27
の締め付け溝26(図5)内に押し込まれ、締め付けピ
ン21が締め付け部分27に形状結合で錠止される。締
め付けエレメント16が図5において右に向かう運動を
続けると、締め付け部分27が工具受容部12内に引き
込まれ、平坦面28が工具受容スリーブ13に圧着せし
められる。
【0018】工具15/締め付けエレメント16のイン
タフェースのこの構成は自体公知であり、EP 0 294 348
A1 及びその他の文献に詳細に記載されている。この構
成は本発明を構成するものではなく、別の構成のインタ
フェースで代替することができる。
【0019】締め付けエレメント16を図5の解離位置
と図6の締め付け位置との間で調節することは締め付け
機構によって行われ、この締め付け機構はケーシング1
内に収容されていて、円柱状の締め付けピン29の形の
4つの操作エレメントを有しており、これらの締め付け
ピンは締め付けエレメント16の軸線16a及び工具受
容部12の軸線に対して平行で、縦方向にしゅう動可能
に支承されている。例えば図4から分かるように、4つ
の締め付けピン29はそれらの軸線を、軸線16aに対
して同軸的な共通の円上に一様に分配されて配置されて
いる。これらの締め付けピンはケーシング1から導き出
されている端部分30、すなわち工具受容部12の範囲
の端部分30を、軸線16aに対して同軸的な圧力リン
グとして構成された操作リング32と剛性的に結合され
ており、操作リングの内径は、それが工具15の締め付
け部分27若しくは基体の通過を可能にするように、選
ばれている(図5)。この結合のために、締め付けピン
29はそれぞれ結合ピン33によって操作リング32と
ピン止めされている。各締め付けピン29は操作リング
32とは逆の端部範囲において、締め付け機構の一部を
形成しているボールロック34を介して締め付けエレメ
ント16と連結されている。
【0020】例えば図4,5及び6から分かるように、
締め付けエレメント16は4つの、共通な平面内に位置
していて互いに直角になっている孔35を有しており、
これらの孔内に互いに90°の角度をなしている4つの
円柱ピン36が押し込まれており、これらの円柱ピンは
円筒状の締め付けエレメント16から半径方向で突出し
ている。円柱ピン36の突出している端部はスピンドル
体8の下方部分8bの壁の縦スリット37内にしゅう動
可能に収容されており、したがって円柱ピンは締め付け
エレメント16とスピンドル体8とを回転不能に、しか
し軸方向に調節可能に連結している。この場合円柱ピン
36の長さは、その半径方向で外方に位置する端部がス
ピンドル体38の溝状の切り欠き38内に突出するよう
に、定められており、切り欠き38は円柱ピン36の軸
線に関して対称的に、スピンドル体8の円筒状の外周面
から出発してスピンドル体8内に形成されている。互い
に平行でそれぞれ90°ずつずらされている4つの切り
欠き38のそれぞれには大体において直方体形の溝滑子
39が軸方向にしゅう動可能に支承されている。溝滑子
39は、円柱ピン36のそれぞれがその所属の溝滑子3
9の孔40内に押し込まれていることによって、締め付
けエレメント16と形状結合で連結されている。締め付
けエレメント16はしたがって強制的に4つの溝滑子3
9の軸方向運動を一緒に行い、溝滑子の運動距離は一面
では上方部分8aのストッパによって、かつ他面では操
作リング32が工具受容スリーブ13に当節することに
よって、制限されている。溝滑子39は、孔40とは逆
の側のその外面においてそれぞれ円筒面42(図4)を
形成されており、この円筒面をもって玉軸受け6,7の
内輪に沿って長手方向にしゅう動可能に案内され、かつ
支えられている。
【0021】ボールロック34の特別な構造は特に図4
〜6及び10から明らかである。
【0022】溝滑子39のそれぞれは所属の締め付けピ
ン29の両側にそれぞれ対をなして位置する玉受容孔4
3,44を有しており、これらの玉受容孔のうち、玉受
容孔43は小さな直径の2つの玉45を、かつ玉受容孔
44は大きな直径の2つの玉46を、それぞれ半径方向
に可動に案内して、含んでいる。互いに逆の2つの側で
所属の締め付けピン29と協働する玉45,46に所属
して、スピンドル体8に形成された連結部47が設けら
れており、この連結部は円筒状の壁区分48によって互
いに隔てられた2つのリング溝状の凹所49,50を有
している。
【0023】各締め付けピン29は、玉45,46に向
いた側において、その端部範囲に半径方向に突出する締
め付け面51を形成されており、この締め付け面はわず
かに円すい形であって、その際その大きい方のベース直
径は締め付けピン29の自由端面に向いた側に位置して
いる。この側において締め付け面51に、横断面がほぼ
部分円形の同軸的な制御面52が接続しており、この制
御面は締め付けピン29の端面に向かって先細になって
いる。締め付け面51は他方の側において制御縁53に
よって制限されており、この制御縁には円筒状の面範囲
54が接続しており、この面範囲の直径は、締め付けピ
ン29が図10のcの位置にある場合に小さい方の玉4
5が真っ直ぐな壁区分48と円筒状の面範囲54との間
にわずかな遊びをもって収容されているように、定めら
れている。更に締め付けピン29はその自由端面から出
発して縦スリット55を備えており、この縦スリットは
符号560で示したような弾性材料、例えばゴムで満た
されている。
【0024】ボールロック34の機能は図10のa〜e
の5つの位相で示されている。
【0025】図6の締め付け位置に相応する状態aにお
いては、各ボールロック34の大きい方の玉46は所属
の締め付け面51によって半径方向で外方に向かって押
されており、その際玉46は連結部47の凹所50内に
押し込まれて、符号56のところでスピンドル体8に軸
方向で支えられている。操作リング32は工具受容スリ
ーブ13上に当接しており、したがって玉46はプレス
トレスされて係合接続でスピンドル体8に錠止されてい
る。小さい方の玉45は真っ直ぐな壁区分48と締め付
けピン29の円筒状の面範囲54との間に受容されてい
る。既に述べたように締め付け面51は円すい状に構成
されていて、くさび形に先細になっているので、締め付
けピン29はこの締め付け位置においては自己制動作用
で保持されている。これによって溝滑子39及びこれと
ともに締め付けエレメント16も位置を不動に締め付け
位置に錠止されており、この締め付け位置においては締
め付けスリーブ23は外方に向かって拡開せしめられ、
そのビード25を工具受容部12内に完全に引き込まれ
た締め付け部分27の締め付け溝26内に押し込まれて
いる。
【0026】この締め付け位置から出発して工具を解離
するためには、操作リング32が図6においてケーシン
グ1に対して左に向かって動かされる。この場合まず自
己制動作用がより大きな力を加えて克服され、くさび形
に拡大している締め付け面が両方の大きい方の玉46の
間を引き通される。締め付けピン29は縦スリット55
のためにその端部範囲において弾性的に可とう性であ
り、したがって締め付け面51は玉46の間を「押し通
る」ことができる。各締め付けピン29のボールロック
34は図10のbの状態に移行する。操作リング32の
左に向かう解離運動が続行されると、締め付けピン29
が更にケーシング1から引き出され、その結果大きい方
の玉46は今や、先細になっている制御面52の範囲に
達する。溝滑子39は、締め付けピン29のこの左に向
かっての運動の際に、その制御縁53と小さい方の玉4
5との協働によって連行され、やはり左に向かって動か
され、これによって大きいほうの玉46は連結部47に
よって制御されて、図10のc及びdの運動位相により
示されているように、制御面52上を半径方向で内方に
向かって転動することができる。
【0027】操作リング32の解離運動が更に続行され
ると、最後に、大きい方の玉46が半径方向で内方に向
かって動いて、真っ直ぐな壁区分48上に走り上がり、
同時に図10のeに示すように、締め付けピン29がス
ピンドル体8の上方部分8aに設けられたリング肩54
0に打ち当たることによって、締め付けピン29の調節
運動が制限される。これにより図5に示した解離位置に
なり、この解離位置では締め付けスリーブ23は弛緩さ
れ、かつ工具15の締め付け部分27の締め付け溝26
が開放されており、その際締め付けエレメント16の最
後の運動位相において締め付けエレメントはその端面を
もって、締め付け溝26を含んでいる締め付け部分27
の切り欠きの底に当接して、締め付け部分を工具受容部
12から押し出し、したがって工具15を工具保持体か
ら取り出すことができる。その締め付け部分27を工具
受容部12内に挿入された工具15の締め付けは、相応
する形式で行われ、その際図10に示した運動位相は逆
の順序で経過する。
【0028】以上述べた締め付け機構の解離及び締め付
けに必要な締め付けピン29の縦方向運動を生ぜしめる
調節装置は操作リング32を含んでおり、図2,3及び
9によってもっとも良く理解することができる。
【0029】操作リング32は、締め付け位置において
ケーシング1の外方に位置する外周範囲にリング溝57
(図5,6)を有している。操作リングは、スパナ58
の形式で構成された調節装置の調節工具と連結可能であ
る操作エレメントを形成している。スパナ58はハンド
グリップ59(図3)と、このハンドグリップとは逆の
側のフォーク形の部分60とを備えており、このフォー
ク形の部分は互いに向き合った内面に、内方に向かって
突出している2つの突起61を有しており、これらの突
起は図3及び9に示した形式で操作リング32のリング
溝57内に押し込み可能である。この場合、スパナ58
が位置を正しく装着されると、両方の突起61が操作リ
ング32の直径平面内で互いに向き合うようになってい
る。更にスパナ58には対称軸線の両側で同じ間隔で位
置する2つの支持エレメント62がねじ止めされてお
り、これらの支持エレメントのそれぞれは、突起61に
面したその内面に、横断面がほぼアリ溝形の突起63を
有しており、この突起63は下面に符号64のところで
丸みを付けられている。スパナ58はその両方の突起6
3を、図3,9から分かる形式で、ケーシング1の側壁
に設けた2つの所属のアリ溝65内に挿入されている。
【0030】締め付け機構が図6に示した締め付け位置
にある場合に、スパナ58は図2に示した位置を占め、
この位置ではスパナは工具保持体の軸線16aに対して
ほぼ直角に向けられている。工具15を弛緩させるため
に、スパナ58は、その突起63によって形成された、
軸線16aに対して横方向に延びる軸線を中心にして、
図9から分かる形式で矢印66で示すように時計回り方
向に旋回せしめられる。この場合操作リング32は既に
述べた形式で図9において左に向かって動かされ、した
がって締め付け機構は図5に示した相応する状態に移行
する。
【0031】工具15の締め付け及び解離はしたがっ
て、2腕レバーとして構成されたスパナ58の簡単な旋
回運動によって行われ、スパナはスピンドル体8ひいて
は操作リング32がどのような回転位置にあっても装着
して、操作リング32をその締め付け位置から図9に示
した解離位置32′に、−かつその逆に−移行させるこ
とができる。この場合アリ溝65及び突起63のくさび
形の構成は、スパナ58が例えば下方から装着される場
合でも、スパナが旋回運動の際にケーシング1に保持さ
れていることを、保証する。スパナ58はしたがって工
具保持体の迅速締め付け装置の特に簡単な手動操作を可
能にする。この手動操作は工具受容部12に所属するケ
ーシング1の端面から行われ、工具タレット板上で互い
に隣り合う工具台を互いに接近させることを可能にす
る。
【0032】図10によって説明したボールロック34
は大きな増力を生ぜしめる。換言すれば、操作リング3
2に作用する比較的にわずかな調節力でも、工具の締め
付けの際に著しく大きな締め付け力が締め付けエレメン
ト16に作用せしめられる。同時にボールロック34は
溝滑子39が端部位置にある場合に自己制動作用を有し
ており、したがって一般に締め付け位置を確保するため
の付加的な手段を講じる必要はない。しかしながらこの
ような安全手段は、工具保持体が例えば星形タレットに
おいて、大きな遠心力が操作リング32に作用すること
になるタレット円板の円周に取り付けられる場合には、
必要なことがある。このような安全手段の例は図5,6
及び特に7,8から取り出すことができる。
【0033】ケーシング1上には端面側に閉鎖リング6
7が装着されており、この閉鎖リングはねじ68及びピ
ン69(図2)を介してケーシング1と結合されてお
り、かつシールエレメント70(図6)を有しており、
このシールエレメントによってケーシング1の内部が工
具受容スリーブ13の外周に対してシールされている。
工具受容スリーブ13の、閉鎖リング67に半径方向で
内方に向かって接続している半径方向フランジには、ケ
ーシング前面に向かって開いている同軸的なリング溝7
1が形成されており、このリング溝の側面72はアンダ
カットされている。リング溝71内には、操作リング3
2に一体に形成されているリングウェブ72がはまり込
み、このリングウェブはその外周面に環状の溝74を備
えており、この溝内に鋼から成るスナップリング75
(図7)がルーズに挿入されている。操作リング32が
図7に示した解離位置から図8に示した締め付け位置に
移行する場合に、リングウェブ73はリング溝71内に
係合し、その際スナップリング75はアンダカットされ
た側面72と係止し、したがって操作リング32の、図
8で見て左に向かう運動が付加的に防止される。
【0034】締め付けエレメント16の締め付け運動及
び解離運動は、その外周に配置されている溝滑子39に
よって、操作エレメントとして作用する締め付けピン2
9を介して行われるので、円対称的な締め付けエレメン
ト16内に、工具受容部12内で締め付けられている工
具15のための冷却剤供給装置を収容しておくことがで
きる。この冷却剤供給装置は、図5,6から分かるよう
に、締め付けエレメント16内の同軸的な冷却剤供給通
路76を有しており、この冷却剤供給通路は符号77の
ところで工具15内の冷却剤供給通路78と連結せしめ
られ、かつ横孔79を介して、シールリング11によっ
て仕切られているケーシングの分配溝80と接続してお
り、この分配溝は通路81を介してケーシング底の接続
部82に接続されている。
【0035】以上図1〜10によって説明した迅速締め
付け装置の実施例は使用位置に切り替えられる工具のた
めの工具保持体において使用されるものであるのに対
し、図11及び12に示した本発明による迅速締め付け
装置を有する工具保持体は不動の(定置の)工具を受容
するためのものである。工具受容部12,締め付けエレ
メント16、溝滑子39並びにボールロック34及び所
属の部材の基本的な構造は図5,6におけると同じであ
る。したがって同一の部分には同一の符号が使用されて
おり、繰り返して説明をすることはしない。しかし図
5,6の実施例では締め付けエレメント16はスピンド
ル体8内に配置されており、スピンドル体自体はケーシ
ング1内に回転可能に配置されているのに対し、図1
1,12に示した実施例ではやはり上方部分8′aと下
方部分8′bとの2部分から構成されているスピンドル
体8′はケーシング1′の円筒状の孔4内に挿入されて
いて、直接にケーシング1′にねじ止めされている。下
方部分8′bは内実に構成された受容シャフト2′を有
している。ケーシング閉鎖リング67(図5)は省略さ
れており、したがってアリ溝65は直接にスピンドル体
8′の上方部分8′a及び工具受容スリーブ13に形成
されている。
【0036】迅速締め付け装置の操作はスパナ58によ
って既に図2,9によって説明した形式で行われる。
【0037】最後に図13,14には、不動の工具のた
めの、本発明による迅速締め付け装置を備えた工具保持
体の更に変化せしめられた実施例が示されている。この
実施例は基本的には図11,12の実施例と同じ構造を
有している。しかし図11,12に示した実施例では操
作エレメントとして役立つ締め付けピン29の調節は操
作リング32及び調節装置としてのスパナ58を介して
行われるのに対し、図13,14に示した実施例では締
め付けピン29は液力又は空気力により調節可能であ
り、このために締め付けピン29はその調節装置と持続
的に連結されている。この調節装置は圧力媒体で負荷さ
れるピストン83を有しており、このピストンは、操作
エレメントとしての締め付けピンの、工具受容部12の
範囲に位置している端部分30に結合されており、かつ
シリンダ室84内でシールされて縦方向にしゅう動可能
に支承されている。シリンダ室84はスピンドル体8″
の上方部分8″a内に形成されており、スピンドル体の
下方部分8″bは図11,12の下方部分8′bと類似
して構成されていて、ケーシング1″にねじ止めされて
いる。補償通路を介して互いに接続されているシリンダ
室84はピストン83の両側で圧力媒体通路85,86
を介して圧力媒体を負荷され、若しくは圧力媒体を排出
され、これにより締め付けピン29及びボールロック3
4を介して締め付けエレメント16が締め付け位置又は
解離位置に移される。
【0038】圧力媒体通路85,86はケーシングに固
定された部分に配置されて、外部で相応する圧力媒体供
給装置(特別には図示せず)に接続されている。
【0039】図13,14の実施例は迅速締め付け装置
の遠隔制御も可能にする。その構造原理は切り替えられ
る工具のための図5,6に示した実施例にも無造作に伝
達することができる。基本的には、締め付けピン29の
ためにほかの調節装置、例えばほんの一例としてソレノ
イド制御される電気的な調節装置を使用することもでき
る。更に図13,14に示した実施例においても、既に
述べた実施例と同じ部分には同じ符号が使用されてお
り、繰り返して説明することはしない。
【0040】すべての実施例に共通なことは、工具受容
部12の下方に位置している、締め付け力を内側の連結
装置又は締め付け装置に伝達するための溝滑子39が設
けられていることである。本発明による迅速締め付け装
置は明らかに簡単な構造によって優れている。本発明に
よる迅速締め付け装置は所要スペースがわずかであり、
端部位置において自己制動作用を有する増力作用の大き
い締め付け機構を有している。更に、全体として閉じら
れた支承ケーシングが生ぜしめられ、この支承ケーシン
グは構造長さが短く、締め付け機構を簡単に操作するこ
とができる。工具への中心線に沿った有利な冷却媒体の
案内については、既に述べた通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による迅速締め付け装置を有する工具保
持体の、部分的に破断して示した側面図である。
【図2】調節工具を取り付けた図1の工具保持体の側面
図である。
【図3】調節工具を取り付けた図2の工具保持体の、工
具受容部に所属する前面の平面図である。
【図4】図1の工具保持体の、図6のIV−IV線に沿
った尺度を異ならせた断面図である。
【図5】解離状態における図1の工具保持体の、図1の
V−V線に沿った断面図である。
【図6】締め付け状態における図5の工具保持体の、図
5に相応する断面図である。
【図7】図5の工具保持体の細部の、尺度を異ならせた
断面図であって、解離位置で係止された操作リングを示
す。
【図8】図6の工具保持体の細部の、尺度を異ならせた
断面図であって、締め付け位置で係止された操作リング
を示す。
【図9】図2の工具保持体の、簡単化した概略的断面図
であって、工具を解離させる過程を示す。
【図10】図1の工具保持体のボールロックの部分的断
面図であって、締め付け状態から解離状態までの順次に
続く5つの状態を示す。
【図11】本発明による迅速締め付け装置を有する定置
工具のための工具保持体の、解離状態における図5に相
応する断面図である。
【図12】締め付け状態における図11の工具保持体
の、図11に相応する断面図である。
【図13】図11の工具保持体の油圧操作の変化実施例
の、解離状態における図11に相応する断面図である。
【図14】締め付け状態における図13の工具保持体
の、図13に相応する断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、 1′ ケーシング、 1″ ケーシ
ング、 2 受容シャフト、 2′ 受容シャフト、
3 背面、 4 ケーシング孔、 5 深溝玉軸受け、
6 深溝玉軸受け、 7 深溝玉軸受け、 8 スピ
ンドル体、 8′スピンドル体、 8″ スピンドル
体、 8a 上方部分、 8′a 上方部分、 8″a
上方部分、 8b 下方部分、 8′b 下方部分、
8″b下方部分、 9 工具駆動軸、 10 孔、
11 シール、 12 工具受容部、 13 工具受容
スリーブ、 15 工具、 16 締め付けエレメン
ト、16a 軸線、 17 段孔、 18 段孔、 1
9 シール、 20 シール、 21 締め付けピン、
22 円すい面、 23 締め付けスリーブ、24
(軸方向支持)、 25 ビード、 26 締め付け
溝、 27 締め付け部分、 28 平坦面、 29
締め付けピン、 30 端部分、 32 操作リング、
32′ 解離位置、 33 結合ピン、 34 ボー
ルロック、35 孔、 36 円柱ピン、 37 縦ス
リット、 38 切り欠き、 39溝滑子、 40
孔、 42 円筒面、 43 玉受容孔、 44 玉受
容孔、 45 玉、 46 玉、 47 連結部、 4
8 壁区分、 49 凹所、50 凹所、 51 締め
付け面、 52 制御面、 53 制御縁、 54面範
囲、 55 縦スリット、 56 (軸方向支持)、
57 リング溝、58 スパナ、 59 ハンドグリッ
プ、 60 フォーク形の部分、 61突起、 62
支持エレメント、 63 突起、 64 (丸み)、
65アリ溝、 66 矢印、 67 閉鎖リング、 6
8 ねじ、 69 ピン、70 シールエレメント、
71 リング溝、 72側面、 73 リングウェブ、
74 溝、 75 スナップリング、 76 冷却剤
供給通路、 77(連結)、 78 冷却媒体通路、
79 横孔、 80 分配溝、 81 通路、 82
接続部、 83 ピストン、 84 シリンダ室、 8
5 圧力媒体通路、 86 圧力媒体通路、 540
リング肩、 560 弾性材料

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に工具のための迅速締め付け装置であ
    って、ケーシング(1)と、締め付けるべき工具(1
    5)などのための受容部(12)と、ケーシング内に配
    置されていて受容部(12)に所属し、受容部内に挿入
    された締め付け部分(27)と協働するように構成され
    ている締め付けエレメント(16)と、締め付けエレメ
    ントに所属しているケーシング(1)内の締め付け機構
    (34,36,39)とを有し、この締め付け機構によ
    って締め付けエレメントが締め付け位置と解離位置との
    間で調節可能であり、その際締め付け機構は、締め付け
    エレメントが締め付け位置にある場合に自己制動作用を
    有するように構成されていて、少なくとも1つの、ケー
    シング(1)内でほぼ軸方向に調節可能な操作エレメン
    ト(29)を有しており、この操作エレメントは受容部
    (12)の範囲に位置する端部分(30)を調節装置と
    連結されているか、あるいは連結可能である、特に工具
    のための迅速締め付け装置。
  2. 【請求項2】 受容部(12)が、ケーシング(1)内
    で回転可能に支承されているスピンドル体(8)内に配
    置されており、スピンドル体は、駆動源と連結するため
    の装置を備えていることを特徴とする、請求項1記載の
    迅速締め付け装置。
  3. 【請求項3】 駆動源と連結するための装置が、スピン
    ドル体と結合されていてスピンドル体に対して同軸的で
    ある軸部分(9)を有しており、この軸部分はケーシン
    グ(1)から導き出されているか、あるいはケーシング
    の開口を通して、駆動源と連結せしめられることを特徴
    とする、請求項2記載の迅速締め付け装置。
  4. 【請求項4】 軸部分(9)がケーシング(1)に対し
    てシールされていることを特徴とする、請求項3記載の
    迅速締め付け装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの操作エレメント(2
    9)がスピンドル体(8)内で軸方向に調節可能に支承
    されていることを特徴とする、請求項2から4までのい
    ずれか1項記載の迅速締め付け装置。
  6. 【請求項6】 締め付け機構がスピンドル体(8)内に
    配置されていることを特徴とする、請求項2から5まで
    のいずれか1項記載の迅速締め付け装置。
  7. 【請求項7】 スピンドル体(8)が同軸的な冷却媒体
    又は潤滑媒体の供給装置を備えており、この供給装置
    は、受容部(12)の範囲に開口する少なくとも1つの
    冷却媒体又は潤滑媒体の通路(76)を有していること
    を特徴とする、請求項2から6までのいずれか1項記載
    の迅速締め付け装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの操作エレメント(2
    9)が、受容部(12)の側のケーシング前面に、軸方
    向の調節を行う調節装置の調節工具(58)のための連
    結手段(57)を有していることを特徴とする、請求項
    1から7までのいずれか1項記載の迅速締め付け装置。
  9. 【請求項9】 ケーシング(1)が、2腕状のレバーと
    して構成された調節工具(58)を支える装置を有して
    おり、調節工具がレバー腕の端部を、少なくとも1つの
    操作エレメント(29)の連結手段(57)と協働する
    ように構成されていることを特徴とする、請求項8記載
    の迅速締め付け装置。
  10. 【請求項10】 調節工具を支える装置が、ケーシング
    (1)に形成された溝(65)を有しており、この溝は
    有利にはアンダカットされた成形溝として形成されてい
    ることを特徴とする、請求項9記載の迅速締め付け装
    置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの操作エレメント(2
    9)が、圧力媒体で負荷可能な調節装置の操作シリンダ
    (83,84)と結合されており、この操作シリンダは
    ケーシング(1)の内部に配置されていて、外部からケ
    ーシング内に通じている圧力媒体供給装置(85,8
    6)に接続されていることを特徴とする、請求項1から
    7までのいずれか1項記載の迅速締め付け装置。
  12. 【請求項12】 迅速締め付け装置が少なくとも2つの
    操作エレメント(29)を有しており、これらの操作エ
    レメントはそれぞれ一方の端部(30)において、受容
    部(12)に対して同軸的な1つの操作リング(32)
    に結合されており、この操作リングはケーシング(1)
    に対して軸方向に調節可能であることを特徴とする、請
    求項1から11までのいずれか1項記載の迅速締め付け
    装置。
  13. 【請求項13】 操作リング(32)が、少なくとも締
    め付けエレメント(16)が締め付け位置にある場合
    に、解離可能に錠止又は係止されていることを特徴とす
    る、請求項12記載の迅速締め付け装置。
  14. 【請求項14】 操作リング(32)が調節工具(5
    8)のための連結手段(57)を有していることを特徴
    とする、請求項13記載の迅速締め付け装置。
  15. 【請求項15】 操作エレメント(29)がそれぞれ締
    め付け機構のボールロック(34)を介して締め付けエ
    レメント(16)と連結されていることを特徴とする、
    請求項1から14までのいずれか1項記載の迅速締め付
    け装置。
  16. 【請求項16】 ボルト状に構成された操作エレメント
    (29)のそれぞれが、そのボールロック(34)に向
    いた端部に、所属のボールロックのための制御面(5
    2,53)を有しており、かつボールロックが締め付け
    エレメントを操作する、玉制御される連結部(47)を
    含んでいることを特徴とする、請求項15記載の迅速締
    め付け装置。
  17. 【請求項17】 操作エレメント(29)がそのボール
    ロック(34)の所属する端部に、少なくとも1つの玉
    (46)と協働して自己制動作用を生ぜしめる少なくと
    も1つの締め付け面(51)を有していることを特徴と
    する、請求項16記載の迅速締め付け装置。
  18. 【請求項18】 ボールロック(34)が、締め付けエ
    レメント(16)と連結され軸方向にしゅう動可能に支
    承されている溝滑子(39)を有しており、この溝滑子
    内に、連結部(47)と協働する玉(45,46)が支
    承されていることを特徴とする、請求項16又は17記
    載の迅速締め付け装置。
  19. 【請求項19】 迅速締め付け装置が不動の、あるいは
    駆動される工具(156)のための工具保持体として構
    成されていることを特徴とする、請求項1から18まで
    のいずれか1項記載の迅速締め付け装置。
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