JP2000325988A - 汚泥濃縮手段を有する廃水処理システム - Google Patents

汚泥濃縮手段を有する廃水処理システム

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JP2000325988A
JP2000325988A JP13842899A JP13842899A JP2000325988A JP 2000325988 A JP2000325988 A JP 2000325988A JP 13842899 A JP13842899 A JP 13842899A JP 13842899 A JP13842899 A JP 13842899A JP 2000325988 A JP2000325988 A JP 2000325988A
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tank
sludge
separated
biological reaction
reaction tank
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JP13842899A
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English (en)
Inventor
Junichi Yaguchi
淳一 矢口
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Nishihara Environment Co Ltd
Original Assignee
Nishihara Environmental Sanitation Research Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のBNR法を見直し、既存の標準活性汚
泥廃水処理施設以外に処理施設を増設することなく、B
ODのみならず、窒素、リンをも併せて効率よく除去で
きる廃水処理システムを提供する。 【解決手段】 廃水処理システムは、廃水を分離水と分
離汚泥とに分離する最初沈殿池1と、分離水を生物学的
に処理する生物反応槽21と、生物反応槽21から流出
する混合液を無酸素下で攪拌する無酸素槽4と、無酸素
槽4から流出する混合液を曝気する好気槽5と、好気槽
5の混合液を処理水と沈殿汚泥とに分離する最終沈殿池
9と、最終沈殿池9で分離した沈殿汚泥および最初沈殿
池1で分離された分離汚泥を濃縮する重力濃縮槽22
と、重力濃縮槽22で濃縮された濃縮汚泥を生物反応槽
21に返送する濃縮汚泥返送管路24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水等の廃水を
生物学的に処理するシステム、特に廃水中に含まれる有
機物、窒素およびリンを同時に除去する汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の廃水処理装置の構成を示す
フローシートである。図7において、1は流入する廃水
に対し、本処理に先立ち、予め固液分離する最初沈殿池
であり、2は最初沈殿池1から分離液を導入し、該分離
液中のBODを利用して脱窒・脱リンを同時に行うため
の浮遊汚泥方式の反応槽である。この反応槽2は、嫌気
槽3と無酸素槽4と好気槽5とに3分割されている。6
は嫌気槽3内に配置された攪拌機であり、7は無酸素槽
4内に配置された攪拌機、8は好気槽5内に配置され攪
拌機能とエアレーション機能を併せ持つ散気装置であ
り、9は好気槽5からの流出水を受け入れて固液分離す
る最終沈殿池である。
【0003】10は好気槽5内の混合液を無酸素槽4に
循環させるための循環路であり、11は最初沈殿池1か
ら初沈汚泥を汚泥処理工程へ引き出すための初沈汚泥管
路であり、12aは最終沈殿池9で固液分離された汚泥
の一部を嫌気槽3に返送するための返送汚泥管路であ
り、12bは最終沈殿池9で固液分離された汚泥の一部
を余剰汚泥として最初沈殿池1へ引き抜くための余剰汚
泥管路である。
【0004】次に動作について説明する。流入廃水は、
まず最初沈殿池1で固液分離され、その分離液は嫌気槽
3に導入される。この嫌気槽3内では、上記分離液が最
終沈殿池9から返送汚泥管路12aを介して返送される
返送汚泥と接触させられるが、その際に、返送汚泥中に
含まれるリン蓄積菌が廃水中の溶解性BOD(主として
揮発性有機酸)を取り込むと同時に、菌体内のリンを放
出する。嫌気槽3からの流出水は無酸素槽4に導入され
る。ここでは、好気槽5から返送された酸化態窒素が脱
窒細菌によって窒素ガスに還元されて除去される。無酸
素槽4からの流出水は好気槽5に導入され、好気条件下
で廃水中のBODが酸化分解され、硝化細菌によってア
ンモニア態窒素や有機態窒素が硝化されると共に、リン
はリン蓄積菌により過剰に再摂取され液相中から除去さ
れる。好気槽5からの流出水は最終沈殿池9で固液分離
され、処理水は消毒後に放流され、汚泥の一部は嫌気槽
3に返送される。また、汚泥の一部は余剰汚泥として余
剰汚泥管路12bを介して汚泥処理工程へ送られ、処理
される。
【0005】このような廃水処理方法は、嫌気・無酸素
・好気の各槽を必要とする生物学的窒素リン同時除去法
(以下、BNR法という)と呼ばれ、近年、国内外を問
わず多く実用化されている。なお、BNRとはBiologic
al Nutrient Removal、即ち生物学的栄養塩除去の意で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のBNR法では、嫌気槽3でリンの放出、無酸素槽
4で脱窒、好気槽5でBOD酸化と硝化を主に行い、い
ずれの槽が欠けても成り立たなかったため、全体で約1
5時間前後の長い滞留時間を要するという課題があっ
た。また、反応槽の容積はそれ以前の標準活性汚泥法の
約2〜3倍も必要であり、サイズが大きいため、施設建
設費も嵩むという課題もあった。
【0007】さらに、従来のBNR法では、窒素除去を
比較的安定に効率よく達成できるものの、リンの除去を
安定に行えず、負荷が低下した場合に嫌気槽3における
リン蓄積菌からのリン放出が十分ではなく、好気槽5に
おける安定したリン除去が得られないという課題もあっ
た。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、従来のBNR法を見直し、既存の
標準活性汚泥廃水処理施設以外に処理施設を増設するこ
となく、BODのみならず、窒素、リンをも併せて効率
よく除去できる汚泥濃縮手段を有する廃水処理システム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る汚泥濃縮
手段を有する廃水処理システムは、廃水を分離水と分離
汚泥とに分離する固液分離手段と、分離水を生物学的に
処理する生物反応槽と、生物反応槽から流出する混合液
を無酸素下で攪拌する無酸素槽と、無酸素槽から流出す
る混合液を曝気する好気槽と、好気槽の混合液を処理水
と沈殿汚泥とに分離する沈殿分離手段と、沈殿分離手段
で分離した沈殿汚泥および固液分離手段で分離された分
離汚泥を濃縮する汚泥濃縮手段と、汚泥濃縮手段で濃縮
された濃縮汚泥を生物反応槽に返送する汚泥返送手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0010】この発明に係る汚泥濃縮手段を有する廃水
処理システムは、廃水を分離水と分離汚泥とに分離する
固液分離手段と、分離水を生物学的に処理する生物反応
槽と、生物反応槽から流出する混合液を無酸素下で攪拌
する無酸素槽と、無酸素槽から流出する混合液を曝気す
る好気槽と、好気槽の混合液から処理水を分離して排出
する膜分離手段と、好気槽の混合液および固液分離手段
で分離された分離汚泥を濃縮する汚泥濃縮手段と、汚泥
濃縮手段で濃縮された濃縮汚泥を生物反応槽に返送する
汚泥返送手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】この発明に係る汚泥濃縮手段を有する廃水
処理システムは、生物反応槽は、微生物を担持する担体
が投入されている担体投入型生物反応槽であることを特
徴とするものである。この発明に係る汚泥濃縮手段を有
する廃水処理システムは、汚泥濃縮手段で濃縮された濃
縮汚泥の一部を無酸素槽に移送する汚泥移送手段を備え
ていることを特徴とするものである。
【0012】この発明に係る汚泥濃縮手段を有する廃水
処理システムは、生物反応槽は、固液分離手段で分離さ
れた分離水を無酸素下で攪拌する前無酸素槽と、前無酸
素槽から流出する混合液を曝気する前好気槽と、前好気
槽の混合液を前無酸素槽へ循環する循環手段とからなる
ことを特徴とするものである。
【0013】この発明に係る汚泥濃縮手段を有する廃水
処理システムは、生物反応槽は曝気手段および攪拌手段
を備えた間欠曝気槽であることを特徴とするものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムを示すフローシ
ートであり、従来の廃水処理装置を示した図7と共通す
る要素については同一符号を付し、その部分の説明を必
要に応じて省略する。図1において1は最初沈殿池(固
液分離手段)であり、沈殿池の他に膜を利用した分離装
置やろ材を利用したろ過装置を採用してもよい。21は
生物反応槽であり、この生物反応槽21は無酸素槽4と
好気槽5との前工程に配置されている。22は初沈汚泥
管路11を介して供給される最初沈殿池1で分離された
分離汚泥と、沈殿汚泥管路23を介して供給される最終
沈殿池(沈殿分離手段)9で分離された沈殿汚泥を混合
して濃縮する汚泥濃縮手段としての重力濃縮槽である。
この汚泥濃縮手段としては重力濃縮槽22のような重力
沈殿手段に代えて、分離膜で分離液を排出する膜分離方
式の汚泥濃縮槽、あるいは遠心濃縮手段または遠心分離
手段等の使用も可能である。24は重力濃縮槽22で濃
縮された汚泥を生物反応槽21に返送するための汚泥返
送管路である。
【0015】次に動作を説明する。流入廃水は、まず最
初沈殿池1で固液分離され、その分離水が生物反応槽2
1に導入される。一方、最初沈殿池1で分離された初沈
汚泥の一部または全部は初沈汚泥管路11を介して重力
濃縮槽22に導入され、最終沈殿池9で分離された沈殿
汚泥の一部または全部と共に重力沈殿され、得られた濃
縮汚泥は管路24を介して生物反応槽21に返送され
る。このように生物反応槽21内では最初沈殿池1から
の分離水と重力濃縮槽22からの濃縮汚泥とが混合さ
れ、好気条件下で重力濃縮槽22内で液相にリンを放出
してきた濃縮汚泥中のリン蓄積菌により最初沈殿池1か
らの分離水からリンが過剰に摂取されると共に、分離水
中の窒素分が硝化され、無酸素条件下で硝化された窒素
分が脱窒される。
【0016】なお、この生物反応槽21の運転のケース
では、当該生物反応槽21内に例えば混合液中の酸化還
元電位ORPを測定するORPセンサを設置し、この値
(ORPの範囲は概ね−300〜+300mV)に基い
て送風量等を自動制御し、生物反応槽21内の好気状態
や無酸素状態を適宜保持することが望ましい。生物反応
槽21内に攪拌機等(図示せず)を設ける場合には、主
に攪拌羽根を備えた機械攪拌装置など水流を発生させる
ものであればよく、特に限定されない。なお、ORPセ
ンサーの他にpHセンサーや溶存酸素濃度センサーなど
を用いてもよい。
【0017】次に、生物反応槽21からの流出液は無酸
素槽4に導入される。この流出液は生物反応槽21内で
上述のような生物学的な処理を経ており、窒素、リンの
含有量も減っているが、これを無酸素槽4に導入するこ
とで、さらに硝化された窒素分の脱窒反応を促進させ
る。即ち、流出液中の酸化態窒素が脱窒細菌によって還
元され、窒素は窒素ガスとして系外に除去される。
【0018】次に、無酸素槽4から流出する混合液は好
気槽5に導入される。この際、混合液の移流方法は、好
気槽5内の混合液が無酸素槽4へ逆流しないようにオー
バーフロー(越流)の形態をとることが望ましい。この
好気槽5の運転は、例えば当該槽内にDOセンサ(溶存
酸素濃度計)を設置し、この測定値(DO値の範囲は概
ね0.5〜5mg/L)に基いてDO計、コンピュータ
によって曝気ブロアの回転数を自動的に制御し、送風量
を調整することが望ましい。この場合、DO濃度が低い
場合は送風量を増加させ、高い場合は送風量を減少させ
る。また、この指標はORPまたはpHでも行うことが
できる。ORPの場合は概ね+30〜+300mVの範
囲で、DOと同様に低い場合は送風量を増加させ、高い
場合は送風量を減少させる。pHの場合は概ね6.3〜
7.5の範囲で、DO,ORPとは逆に低い場合は送風
量を減少させ、高い場合は送風量を増加させる。このよ
うな操作を行うことにより、好気槽5内で安定した効率
的な残存BODの酸化分解、窒素成分の硝化およびリン
の過剰摂取除去を十分に行うことができる。なお、送風
量は曝気ブロアの回転数に限らず、電動弁の操作やブロ
アの運転台数で調整してもよい。
【0019】次に、好気槽5から流出する混合液は、最
終沈殿池9で沈殿分離され、分離水は処理水として消毒
後に放流される。沈殿汚泥(終沈汚泥)は沈殿汚泥管路
23を介して重力濃縮槽22に導入され、重力沈殿によ
り濃縮される。この重力濃縮槽22には上述したように
最初沈殿池1から分離汚泥(初沈汚泥)の一部が導入さ
れている。この初沈汚泥には易分解性基質が多く含まれ
ており、この初沈汚泥の重力濃縮槽22内への導入によ
り終沈汚泥中に含まれるリン蓄積菌が溶解性BOD成分
を取り込むと共に、自らの菌体内に蓄積していたリンを
放出する。このようにリンを液相に放出した濃縮汚泥の
一部は汚泥返送管路24を介して生物反応槽21へ返送
され、残りは適宜汚泥処理工程で処理される。リンを多
く含む分離液は主に晶析反応によるリン酸マグネシウム
アンモニウム(MAP)除去装置に送られ、リンを除去
することが望ましい。
【0020】この実施の形態1では、重力濃縮槽22で
濃縮汚泥から分離液にリンが放出され、分離液中に高濃
度のリンが移流し、リン飢餓状態の濃縮汚泥が生物反応
槽21へ返送される。このため、生物反応槽21、無酸
素槽4および好気槽5への返送汚泥に含まれるリンの流
入を防止できる。即ち、重力濃縮槽22で汚泥中のリン
蓄積菌から分離液にリンが放出され、この放出されたリ
ンを含む分離液は生物反応槽21へ返送されず、また生
物反応槽21内のリン蓄積菌により好気条件下で最初沈
殿池1からの分離水に含まれるリンが摂取されるため、
無酸素槽4および好気槽5に流入するリン濃度を十分に
低減でき、さらに好気槽5内でもリン蓄積菌によりリン
摂取が行われるため、最終的に得られる処理水中のリン
濃度を十分に引き下げることができる。また、窒素に関
しては、生物反応槽21内で硝化・脱窒反応が進行し、
酸化態窒素が窒素ガスとして除去されるが、さらに無酸
素槽4内の無酸素条件下で生物反応槽21からの流出液
中の酸化態窒素が脱窒細菌によって還元され、窒素ガス
として系外に除去される。このため、処理水中の窒素濃
度も引き下げることができる。
【0021】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2による汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムを
示すフローシートである。この実施の形態2の特徴は、
先の実施の形態1における沈殿分離手段としての最終沈
殿池9に代えて、好気槽5に膜分離手段25を設け、最
終沈殿池9から重力濃縮槽22に引き抜かれていた沈殿
汚泥に代えて、好気槽5からの流出液を重力濃縮槽22
に供給するようにした点にある。ここで、最初沈殿池1
で分離された分離汚泥の一部または全部は重力濃縮槽2
2に導入されると共に、好気槽5からの流出水は適宜引
き抜いて重力濃縮槽22に導入される。この際、流出水
の量は重力濃縮槽22での滞留時間がリンの溶出に必要
な時間として1時間以上は確保できる量でなければなら
ない。
【0022】膜分離手段25は好気槽5内の混合液を処
理水と汚泥とに固液分離する分離膜を備えており、この
分離膜としては精密ろ過膜等の種々の分離膜は勿論、好
気槽5内の混合液中の浮遊微生物やSSなどを分離ろ過
できるものであればいずれも使用可能である。具体的に
は、例えば有機系高分子をベースとした中空糸膜を用い
たゼノン膜プロセス「マックバイオ」(株式会社西原環
境衛生研究所)等が好適である。この膜分離手段25は
好気槽5内に配置されることで、好気槽5内の散気装置
により膜の表面に付着する汚泥を効率よく剥離すること
ができ、また時には逆洗操作を行うことで長期間にわた
って安定した分離性能を維持することができる。
【0023】この実施の形態2では、好気槽5内の混合
液はポンプ(図示せず)により膜分離手段25の分離膜
を通過することで固液分離され、清澄な処理水となって
系外に排出される。このように膜分離手段25を用いて
も清澄な処理水を得ることができるので、最終沈殿池9
を設ける必要がなく、最終沈殿池9の設置面積を削減で
き、省スペース化、コンパクト化を図ることができる。
また、重力沈殿方式による最終沈殿池9に比べて生物反
応槽21、無酸素槽4および好気槽5の汚泥濃度(ML
SS)を高濃度に維持しても確実に固液分離できること
から、処理効率を向上させることもできる。さらに、無
酸素槽4や好気槽5内のMLSSを高濃度に維持できる
ため、無酸素槽4や好気槽5の容積を縮小でき、処理施
設の設置面積の省スペース化を図ることもできる。ま
た、従来のBNR法における嫌気槽の占有スペースを利
用して生物反応槽21を設けることができるので、設置
スペースの有効活用を図ることもできる。
【0024】この実施の形態2では、好気槽5に膜分離
手段25を設けたことにより、好気槽5内の活性汚泥が
濃縮され、好気槽5内での汚泥滞留時間を長く保てるの
で、BOD分解活性、硝化活性をさらに向上させること
ができる。また、好気槽5内の混合液は混合液管路26
を介して重力濃縮槽22に送られ、初沈汚泥と混合され
る。このとき、混合液中のリン蓄積菌は初沈汚泥に多く
含まれる溶解性BOD成分を取り込むと共に、菌体内に
蓄積していたリンを放出する。リンを放出した汚泥は、
重力濃縮槽22内で濃縮され、濃縮汚泥の一部は生物反
応槽21へ返送され、残りは汚泥処理工程で適宜処理さ
れる。
【0025】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムの
要部を示すフローシートである。この実施の形態3の特
徴は、先の実施の形態1における生物反応槽21に汚泥
中の脱窒細菌および硝化細菌等の微生物を高濃度に保持
した担体30を浮遊させている点にある。この担体30
は主に一辺もしくは直径が5〜30mmの立体形状のポ
リウレタン製のものを用いるが、曝気や攪拌により槽内
を流動し微生物を保持できる機能を有するものであれ
ば、上記形状や材質に限定されない。また、微生物の保
持形態も、微生物を担体の表面や内部に付着固定させて
もよいし、担体材料で包み込む包括固定でもよい。さら
に、担体30の材質は無機性物質または有機性物質のい
ずれも適用可能である。
【0026】図3において31は生物反応槽21に設け
られた担体分離手段である。この担体分離手段31は生
物反応槽21から無酸素槽4に向かう流出水に含まれた
担体30が無酸素槽4に流出しないように分離するもの
で、主として3〜20mmφのパンチングプレートを用
いるが、これに限らず、担体30を分離できるものであ
れば、いかなるものであってもよい。
【0027】この実施の形態3では、脱窒細菌および硝
化細菌等の微生物を高濃度に保持した担体30を浮遊さ
せたので、汚泥滞留時間(SRT)を十分に確保でき、
脱窒反応、硝化反応の効率化を図ることができる。
【0028】実施の形態4.先の実施の形態3では、実
施の形態1における生物反応槽21内に担体30を浮遊
させる構成を採用したが、実施の形態2における生物反
応槽21内に担体30と同様の担体(図示せず)を浮遊
させる構成を採用してもよい。
【0029】この実施の形態4では、先の実施の形態3
と同様に生物反応槽21に担体分離手段(図示せず)を
設ける必要があるが、これと同様の手段を混合液管路2
6の取水口(図示せず)に設けることにより、担体30
の重力濃縮槽22側への流出を防止し、生物反応槽21
内の担持微生物濃度を一定に維持し、脱窒反応、硝化反
応の安定化を図ることができる。
【0030】実施の形態5.図4は、この発明の実施の
形態5による汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムの
要部を示すフローシートである。この実施の形態5の特
徴は、先の実施の形態1における重力濃縮槽22から生
物反応槽21へ濃縮汚泥の一部を返送する濃縮汚泥返送
手段としての管路24の他に、重力濃縮槽22から無酸
素槽4へ濃縮汚泥の一部を移送する濃縮汚泥移送手段と
しての管路32を設けた点にある。即ち、無酸素槽4に
は生物反応槽21から酸化態窒素を含む混合液が流入す
るため、脱窒反応を促進するためBOD源(電子供与
体)が必要となる。そこで、無酸素槽4へは重力濃縮槽
22からBOD源となる濃縮汚泥を導入できるようにし
ておくことが有効である。これにより、無酸素槽4で
は、BOD源としての濃縮汚泥が管路32を介して供給
されるので、脱窒反応が促進され、窒素が効率よく窒素
ガスとして系外に除去される。
【0031】実施の形態6.図5は、この発明の実施の
形態6による汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムの
要部を示すフローシートである。この実施の形態6の特
徴は、先の実施の形態3における生物反応槽21を前無
酸素槽40と前好気槽41とから構成し、前好気槽41
の混合液を前無酸素槽40に循環する循環手段42を設
け、さらに重力濃縮槽22からの濃縮汚泥を前無酸素槽
40に返送するようにした点である。即ち、廃水処理工
程中に無酸素槽と好気槽との組合せを繰り返す構成とし
ている。この構成により、前無酸素槽40へ循環手段4
2により循環される前好気槽41の混合液に含まれる酸
化態窒素が還元されて窒素ガスとして系外に除去され、
ここで除去されなかった酸化態窒素が後の無酸素槽4内
で十分に還元され除去される。リンに関しては、先の実
施の形態と同様に重力濃縮槽22内で濃縮される段階で
分離水にリンが放出されており、リンを放出したリン蓄
積菌を含む濃縮汚泥が上述のように前無酸素槽40に返
送される。そして、その後の前好気槽41内では、好気
条件下で飢餓状態のリン蓄積菌がリンを過剰に摂取する
ことにより、液相中のリン濃度が低下する。これによ
り、窒素濃度およびリン濃度のいずれも効率的に低減で
き、さらに無酸素槽4および好気槽5で同様の処理が行
われるため、極めて低い濃度の処理水を放流することが
できる。なお、濃縮汚泥の一部を無酸素槽4に返送して
もよい。
【0032】この実施の形態6では、先の実施の形態3
と同様に、汚泥滞留時間(SRT)を十分に確保でき、
脱窒反応、硝化反応の効率化を図るために、前無酸素槽
40および前好気槽41内に脱窒細菌および硝化細菌等
の微生物を高濃度に保持した担体30を浮遊させてい
る。なお、前好気槽41と前無酸素槽40とがそれぞれ
個別の担体30を利用する場合や前無酸素槽40では担
体30を利用しない場合には、前好気槽41の担体30
を前無酸素槽40に循環させないように、循環手段42
に担体分離手段31を介在させてもよい。
【0033】実施の形態7.図6は、この発明の実施の
形態7による汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムの
要部を示すフローシートである。この実施の形態7の特
徴は、先の実施の形態3における生物反応槽21を間欠
曝気槽50で構成している点である。この間欠曝気槽5
0は、攪拌機能とエアレーション機能とを併せ持つ散気
装置を有するもので、送風を停止させることで攪拌装置
として機能し、槽内を無酸素槽とすることができ、また
送風することによりエアレーション装置として機能し、
槽内を好気槽とすることができるものである。即ち、先
の実施の形態6では、生物反応槽21を構造的に分割し
て前無酸素槽40と前好気槽41を設けたが、この実施
の形態7では散気装置を切り替えることで時間的に無酸
素状態と好気状態とを交互に創出することができる。こ
れにより、間欠曝気槽50の設置スペースを先の前無酸
素槽40と前好気槽41の設置スペースの総和よりも小
さくすることが可能となり、廃水処理システム全体のコ
ンパクト化を図ることができる。なお、間欠曝気槽50
には別途攪拌装置とエアレーション装置とをそれぞれ設
けてもよい。
【0034】なお、上記各実施の形態では、前無酸素槽
40、前好気槽41または間欠曝気槽50等の生物反応
槽21に対して微生物を担持する担体を投入して廃水処
理効率を上げたが、この担体は必要に応じて生物反応槽
21の後に配置される無酸素槽4または前好気槽5内に
投入されてもよい。
【0035】実験例 下水を対象に処理規模24m3 /日のパイロットプラン
トを用いて、図5に示すフローシートで浄化処理を行っ
た。この際の運転条件を表1に示し、原水として最初沈
殿池1からの流出水(分離水)および最終沈殿池9から
の流出水(処理水)の水質結果を表2に示した。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】表2の結果から明らかなように、この発明
に係る汚泥濃縮手段を有する廃水処理システムによれ
ば、従来の有機物除去を目的とした標準的な活性汚泥施
設と同程度の滞留時間で全窒素濃度3.0mg/L以下
(除去率90%以上),全リン濃度0.5mg/L以下
(除去率90%以上)の処理水質が得られた。因みに、
従来の廃水処理施設による処理水質は、全窒素濃度10
〜15mg/L,全リン濃度1.0mg/L前後であっ
た。
【0039】なお、図7に示した従来のBNR法による
廃水処理装置では、反応槽内の活性汚泥濃度を、余剰汚
泥の一部を嫌気槽へ返送させることによって維持してき
た。返送汚泥量は通常最初沈殿池1からの流出水の0.
3〜0.5倍であるが、1.0倍以上に達することもあ
り、反応槽内の実際の汚泥滞留時間は短くなり、十分な
反応時間が得られない場合もあった。これに対し、この
発明では、濃縮汚泥の一部を無酸素槽および好気槽の前
に配置された生物反応槽に返送するため、余剰汚泥より
MLSS濃度が2〜3倍以上高く、返送量は従来の1/
2〜1/3倍以下でも十分である。このため、反応槽内
の汚泥滞留時間を従来よりも長くなるため、十分な反応
時間を確保でき、処理能力を向上させることができる。
また、最終沈殿池でも汚泥沈降時間を長くすることがで
き、汚泥の沈降分離性を改善することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、汚泥濃縮手段を設け、リンを十分に放出した濃縮汚
泥を無酸素槽および好気槽の前に配置された生物反応槽
に返送することにより、生物反応槽、無酸素槽および好
気槽への返送汚泥に含まれるリンの流入を防止できるの
で、処理水中のリン濃度を低減することができるという
優れた効果を奏することができる。また、窒素に関して
は生物反応槽で硝化・脱窒され、さらに除去されなかっ
た酸化態窒素が無酸素槽で窒素ガスに還元され除去され
るという優れた効果を奏することができる。さらに、従
来のBNR法と異なり、省略する嫌気槽の占有スペース
を利用して生物反応槽を設けることにより、従来と同等
の反応槽滞留時間で全窒素濃度、全リン濃度を格段に引
き下げることができるという優れた効果を奏することが
できる。
【0041】また、この発明によれば、好気槽に膜分離
手段を設けたことにより、より清澄な処理水を得ること
ができ、好気槽内の微生物濃度を高めることができ、反
応槽容積の更なる縮小化と安定した廃水処理システムを
得ることができる。さらに、最終沈殿池を設置する必要
がなくなることから、廃水処理システムの設置面積を大
幅に縮小することができる。
【0042】さらに、この発明によれば、脱窒細菌等の
微生物を担持した担体を生物反応槽内に浮遊させたこと
により、実質的な汚泥濃度を高め、汚泥滞留時間を十分
に確保できるため、窒素除去等の効率化を図ることがで
きる。
【0043】また、この発明によれば、汚泥濃縮手段か
ら無酸素槽へ濃縮汚泥の一部を移送する濃縮汚泥移送手
段を設けたことにより、無酸素槽に生物反応槽から酸化
態窒素を含む混合液が流入するが、脱窒反応を促進する
ためのBOD源となる濃縮汚泥を導入したので、無酸素
槽で脱窒反応が促進され、酸化態窒素を効率よく窒素ガ
スとして系外に除去することができる。
【0044】さらに、この発明によれば、前無酸素槽お
よび前好気槽と、無酸素槽および好気槽との組合せを繰
り返す構成としたことにより、前段の組合せで除去され
なかった有機物や窒素分を後段の組合せでさらに効率よ
く除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムを示すフローシートである。
【図2】この発明の実施の形態2による汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムを示すフローシートである。
【図3】この発明の実施の形態3による汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムの要部を示すフローシートであ
る。
【図4】この発明の実施の形態5による汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムの要部を示すフローシートであ
る。
【図5】この発明の実施の形態6による汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムの要部を示すフローシートであ
る。
【図6】この発明の実施の形態7による汚泥濃縮手段を
有する廃水処理システムの要部を示すフローシートであ
る。
【図7】従来の廃水処理装置を示すフローシートであ
る。
【符号の説明】
1 最初沈殿池(固液分離手段) 2 浮遊汚泥式の反応槽 3 嫌気槽 4 無酸素槽 5 好気槽 6 攪拌機 7 攪拌機 8 散気装置 9 最終沈殿池(沈殿分離手段) 10 循環手段 11 初沈汚泥管路 12a 返送汚泥管路 12b 余剰汚泥管路 21 生物反応槽 22 重力濃縮槽(汚泥濃縮手段) 23 沈殿汚泥管路 24 濃縮汚泥返送管路(濃縮汚泥返送手段) 25 膜分離手段 26 混合液管路 30 担体 31 担体分離手段 32 汚泥移送手段 40 前無酸素槽(生物反応槽) 41 前好気槽(生物反応槽) 42 循環手段 50 間欠曝気槽(生物反応槽)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/12 C02F 3/12 S Fターム(参考) 4D003 AA12 AB01 BA02 CA01 CA02 CA03 CA07 CA08 DA08 DA09 DA21 DA22 DA29 EA01 EA21 EA22 EA30 FA05 FA10 4D006 GA07 HA01 HA93 KA01 KA12 KA44 KA46 KA72 KB13 KB14 KB22 KB23 KB25 KC02 KC03 KC14 KD08 MA01 MB02 MC09X PA02 PB08 PB70 PC64 4D028 AA08 BB02 BC11 BC17 BC18 BD11 BD12 BD16 BD17 CA09 CB03 CC07 CD01 4D040 BB51 BB52 BB82

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃水を分離水と分離汚泥とに分離する固
    液分離手段と、分離水を生物学的に処理する生物反応槽
    と、生物反応槽から流出する混合液を無酸素下で攪拌す
    る無酸素槽と、無酸素槽から流出する混合液を曝気する
    好気槽と、好気槽の混合液を処理水と沈殿汚泥とに分離
    する沈殿分離手段と、沈殿分離手段で分離した沈殿汚泥
    および固液分離手段で分離された分離汚泥を濃縮する汚
    泥濃縮手段と、汚泥濃縮手段で濃縮された濃縮汚泥を生
    物反応槽に返送する汚泥返送手段とを備えたことを特徴
    とする汚泥濃縮手段を有する廃水処理システム。
  2. 【請求項2】 廃水を分離水と分離汚泥とに分離する固
    液分離手段と、分離水を生物学的に処理する生物反応槽
    と、生物反応槽から流出する混合液を無酸素下で攪拌す
    る無酸素槽と、無酸素槽から流出する混合液を曝気する
    好気槽と、好気槽の混合液から処理水を分離して排出す
    る膜分離手段と、好気槽の混合液および固液分離手段で
    分離された分離汚泥を濃縮する汚泥濃縮手段と、汚泥濃
    縮手段で濃縮された濃縮汚泥を生物反応槽に返送する汚
    泥返送手段とを備えたことを特徴とする汚泥濃縮手段を
    有する廃水処理システム。
  3. 【請求項3】 生物反応槽は、微生物を担持する担体が
    投入されている担体投入型生物反応槽であることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の汚泥濃縮手段を
    有する廃水処理システム。
  4. 【請求項4】 汚泥濃縮手段で濃縮された濃縮汚泥の一
    部を無酸素槽に移送する汚泥移送手段を備えていること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記
    載の汚泥濃縮手段を有する廃水処理システム。
  5. 【請求項5】 生物反応槽は、固液分離手段で分離され
    た分離水を無酸素下で攪拌する前無酸素槽と、前無酸素
    槽から流出する混合液を曝気する前好気槽と、前好気槽
    の混合液を前無酸素槽へ循環する循環手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の汚泥濃縮手段を有する廃水処理システム。
  6. 【請求項6】 生物反応槽は曝気手段および攪拌手段を
    備えた間欠曝気槽であることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれか1項に記載の汚泥濃縮手段を有する
    廃水処理システム。
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