JP2000325046A - 肝炎を予防および治療する食品もしくは医薬品 - Google Patents
肝炎を予防および治療する食品もしくは医薬品Info
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Abstract
質を提供することを課題とする。 【解決手段】 サイモサン-エンドトキシン誘発激症型
肝障害モデルを用いたにおいて、哺乳動物の主として乳
汁中に存在する鉄結合性の糖タンパク質であるラクトフ
ェリンが、著明な肝障害抑制作用を有することを見出し
した。
Description
よび治療に有効なラクトフェリンを含有する食品、経腸
栄養剤、および医薬品に関する。
に起因することが判明している。なかでも、肝硬変、肝
癌という死に至る肝臓病ほど、ウイルス感染に起因す
る。肝炎ウイルスが感染すると、感染細胞に提示された
ウイルス抗原を特異的に認識する細胞障害性T細胞(cy
totoxic T lymphocyte ; CTL)によりウイルス感染細胞
は障害される。肝炎ウイルスが持続感染すると慢性肝炎
となる。慢性肝炎は、肝炎ウイルスの持続感染によるウ
イルス性性肝炎と、長期過剰飲酒者に発症するアルコー
ル性肝炎が大部分を占める。いずれも持続的な肝細胞の
変性壊死を基本病変とする進行性性疾患であり、脂肪肝
から肝硬変、さらには、肝硬変に合併する肝細胞癌にい
たるまで、多彩な病型を示す。したがって、肝細胞の持
続的変性壊死に対する対策のみならず、脂肪肝や肝硬変
に対する治療、および病態進展の抑制も、肝炎治療薬を
考える上で、極めて重要な問題である。
病型に対応する様々な病態モデルを用いて薬効評価が行
われるが、利用される病態モデルは、中毒性肝障害によ
るものが主である。しかし、ウイルス性肝炎における肝
細胞壊死が、CTLによるウイルス感染細胞障害であるこ
とから、また、アルコール性肝炎においても、免疫学的
な肝細胞障害機序の関与を示唆する成績が多く得られて
いることから、免疫学的機序を介した実験的肝障害の作
出と薬効評価への応用も試みられている。慢性活動性肝
炎は、有病率が高く、治療上特に重要な疾患であり、肝
庇護薬をはじめ原因療法薬としての抗ウイルス薬や免疫
調製薬にいたるまで、治療薬の研究開発が活発におこな
われている。しかしながら、これまでの薬剤は、その有
用性において未だ不十分である。
は、肝疾患の予防、または治療に有用な新たな物質を提
供することを課題とする。
を解決すべく鋭意研究した結果、ザイモサン-エンドト
キシン誘発激症型肝障害モデルを用いた実験において、
哺乳動物の、主として乳汁中に存在する鉄結合性の糖タ
ンパク質であるラクトフェリン(以下、「Lf」と称す
る)が、著明な肝障害抑制作用を有することを見出し、
本発明を完成した。すなわち、本発明は(1)ラクトフ
ェリンを有効成分として含有する肝疾患の予防、および
治療剤、(2)ラクトフェリンを有効成分として含有す
る肝疾患患者用食品組成物、(3)肝疾患患者用食品組
成物の製造のためのラクトフェリンの使用、に関する。
cterium acnes(Corinebacterium purvum)や、酵母の
細胞壁粗画分であるザイモサン(zymosan)で前処置し
た動物に、リポ多糖(LPS;エンドトキシンともよばれ
る)を投与すると、激症型肝炎が発症する(Arthur, M.
J. P. et al.: Gastroenterology, 89: 1114-1122, 19
85; Shibayama, Y. et al.: Exp. Toxic. Pathol., 45:
497-502, 1993/94)。この肝障害モデルの成因は、中毒
性肝障害とは異なり、免疫学的機序が関与すると考えら
れることから、高次評価系として、利用価値は高いもの
と考えられる(日野原好和, “医薬品の開発 9医薬品の
探索III”, 233-234, 斉藤洋,野村靖幸編, 廣川書店,
平成2年)。
症型肝障害モデルを作製し、該モデルを用いて、Lfを腹
腔内投与、あるいは経口投与して、Lfの肝障害予防作用
を、肝機能マーカーの一つである血中のGPT濃度を調べ
ることにより評価した。肝細胞障害時には、肝のGPTは
減少し、血中での活性が上昇する。血中へのGPTの逸脱
は、GOTと異なり、肝、胆道系疾患に特異的と考えてよ
い。その結果、Lfを腹腔内投与した場合、図1に示すよ
うに、血中のGPT濃度は、Lfを投与した群は、生理食塩
水を投与した群に比較して、その上昇を抑制しているこ
とが認められた(危険率5%未満:Dunnett検定)。そ
れは、比較対照のGdCL3投与群とほぼ同程度のGPT上昇抑
制作用を示している。また、Lfを経口投与した場合も、
図2に示すように、血中のGPT濃度は、Lfを投与した群
は、生理食塩水を投与した群に比較して、その上昇を抑
制していることが認められた(危険率5%未満:Dunnet
t検定)。
免疫学的細胞障害機序について、以下のことが明らかと
なっている(井廻道夫: 肝障害の発症・進展機序をさぐ
る,別冊・医学のあゆみ: 3-6, 1999)。標的細胞の細胞
表面にHLA-1により提示されたウイルス抗原を認識して
活性化したCTL、Th細胞からは、IFN-γが分泌され、マ
クロファージを活性化し、活性化したマクロファージ
は、TNF-αを産生、分泌し、自己をさらに活性化すると
ともに、内皮細胞などの活性化を介して、好中球などの
炎症細胞の動員が行われる。さらに、強い活性化マクロ
ファージなどの炎症細胞の動員が生じると、激しい肝炎
が生じる。この過程は、抗TNF抗体では部分的に、抗IFN
-γ抗体では、ほとんど完全にブロックできることよ
り、CTLの産生するIFN-γが、肝炎の拡大に重要であ
る、とされている。
症型肝障害モデルに対し、Lfを腹腔内投与して、Lfが、
TNF-αの生成を抑制するかどうかを調べた。結果、図3
に示すように、血中のTNF-α濃度は、ウシLfを投与した
群は、生理食塩水を投与した群に比較して、その上昇を
抑制していることが認められた(危険率5%未満:Dunn
ett検定)。このことより、Lfの肝細胞障害抑制作用に
は、LfのTNF-α生成抑制が関与していると考えられる。
む哺乳動物の乳から公知の方法(例えば、特公平6-1356
0号公報)で得られる。また、遺伝子組換え技術によ
り、組換えLfとして得ることもできる(例えば、米国特
許5,571,697)。また、本発明のLfは、Lfの生物活性を
有するタンパク質、またはその対立遺伝子変種を含む。
Lfの生物活性とは、Lfの代謝的、または生理的機能を意
味し、類似の活性、または改善された活性、望ましくな
い副作用を低減させた活性をも含む。さらにLfの抗原性
活性、免疫原性活性をも含む。また、上記Lfを、塩酸、
クエン酸などにより脱鉄したアポLf、またはアポLfを金
属でキレートさせた金属飽和アポLfも本発明に用いるこ
とができる。
ス、真菌、寄生虫などの感染、代謝異常、中毒、循環器
障害、老化などに起因する肝機能低下状態、または、こ
れらの原因による脂肪肝、肝炎、肝膿瘍、肝繊維症、肝
硬変、肝腫瘍、など、あらゆる肝疾患を含む。本発明の
Lfを肝障害が発生していないとき、または治癒後に投与
する場合には、予防剤としての使用形態であり、発症中
に使用するときは、治療剤としての使用である。投与方
法は、動物の種、投与目的、疾患の種類、症状によって
異なり、とくに限定されないが、経口的、または非経口
的に投与することができる。経口的に投与するときは、
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、液剤として、直接投
与したり、飼料や飲水に混じて投与することができる。
非経口的に投与するときは、液剤や懸濁剤として、皮
内、皮下、筋肉内、腹腔内、静脈内投与することができ
る。
類、症状により異なり、とくに限定されないが、経口投
与する場合は、1〜5000mg/kg、好ましくは、5〜1000mg
/kg、さらに好ましくは10〜200mg/kg程度である。ま
た、皮内、皮下、腹腔内、筋肉内投与する場合は、1〜5
00mg/kg、好ましくは5〜100mg/kg程度、静脈内投与の
場合は、0.1〜200mg/kg程度、好ましくは1〜50mg/kg程
度である。Lfは、日常摂取されているものであり、本発
明において使用される量では、毒性は知られていない。
また、本発明のLfは、経腸栄養剤、あるいは食品成分に
配合して用いることもできる。食品成分としては、タン
パク質、糖質、脂質、などがあり、必要あれば、その他
の成分を加えて、各種形態の飲食品組成物とすることが
できる。例えば、動物由来の牛乳、卵、獣肉、魚肉など
のタンパク質、あるいはその加水分解物(例えば、低分
子ペプチドや分岐鎖アミノ酸を多く含む高フィッシャー
比の加水分解物など)、各種アミノ酸(例えば、L-Arg
や分岐鎖アミノ酸、必須アミノ酸など)、各種必須脂肪
酸、各種の糖(フルクトース、ラクツロース、グルコー
ス、デキストリン、乳糖、各種オリゴ糖など)、脂質
(例えば、植物油、魚油、などで、含有脂肪酸として、
EPA、DHA、アラキドン酸、リノレン酸など)、ビタミン
類、ミネラル、などが挙げられる。
るが、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。以下の実施例では、雄性BALB/c マウス(購入週
令:6週令、日本チャールズリバー社、購入時の体重:
21g - 26 g、実験時の体重:25g〜30g)を使用した。マ
ウスは、群分けし、1週間予備飼育した後、実験に供し
た。予備飼育期間中、および実験期間中は、通常の日照
サイクルで飼育し、市販の固形飼料(オリエンタル酵母
社製:MF 飼料)、および飲水は、自由摂取させた。
ザイモサンはSigma社、ウシLfはDMV社、LPSはLIST BIOL
OGICAL LABORATORIES INC.を使用した。
抑制 実験は、1)生理食塩水のみの投与群、2)ウシLf投与
群、3)カゼイン-Na投与群、および4)GdCL3投与群
(比較対照)、の4群(1群5匹)を設定した。4群の
マウスに、ザイモサン溶液(生理食塩水にザイモサン5m
g/mlの濃度で溶解)を0.2ml腹腔内投与(1mg/マウス)
した。投与後6日目に、上記1)〜4)に対して、1)
生理食塩水0.2ml、2)ウシLf溶液(生理食塩水に25mg/
mlの濃度で溶解)0.2ml(5mg/マウス)、3)カゼイン-N
a溶液(生理食塩水に25mg/mlの濃度で溶解)0.2ml(5mg/
マウス)、および4)GdCL3溶液(生理食塩水に溶解)
を0.2ml(200μg/マウス)腹腔内投与した。投与24時
間後に、各群に対し、LPS(生理食塩水に5μg/mlの濃度
で溶解)を、0.2ml腹腔内投与(1μg/マウス)した。そ
して24時間後、眼窩より採血した。試料は、適度に希
釈し、GPT測定キット(エス・ティーエーテストワコ
ー、和光純薬社製)により、GPTを測定した。結果を図
1に示す。血中のGPT濃度は、ウシLfを投与した群は、
生理食塩水を投与した群に比較して、その上昇を抑制し
ていることが認められ(危険率5%未満:Dunnett検
定)、それは、比較対照のGdCL3投与群とほぼ同程度のG
PT上昇抑制作用を示している。生理食塩水投与群、およ
びカゼイン-Na投与群にはGPT濃度上昇抑制効果が認めら
れず、この結果が、ウシLfによるものであることが認め
られる。ウシLf投与24時間後、血中にウシLfが検出さ
れないことから、ウシLfのGPT上昇抑制作用は、ウシLf
と LPS の結合によるものではないことが推察される。
昇抑制 実験は、1)生理食塩水投与群、および2)ウシLf投与
群、の2群(1群5匹)を設定した以外は、実施例1の
方法にしたがった。結果を図2に示す。ウシLfを予め経
口投与すると、血中のGPT濃度の上昇を有意に抑制する
ことが観察される(危険率5%未満:Dunnett検定)。
1)生理食塩水投与群、2)ウシLf投与群、3)カゼイ
ン-Na投与群、および4)GdCL3投与群(比較対照群)、
の4群(1群5匹)を設定した。4群のマウスに、ザイ
モサン(Sigma)溶液(生理食塩水にザイモサン5mg/ml
の濃度で溶解)を0.2ml(1mg/マウス)腹腔内投与し
た。投与後6日目に、上記1)〜4)に対して、1)生
理食塩水0.2ml、2)ウシLf溶液(生理食塩水に25mg/ml
の濃度で溶解)0.2ml(5mg/マウス)、3)カゼイン-Na
溶液(生理食塩水に25mg/mlの濃度で溶解)0.2ml(5mg/
マウス)、および4)GdCl3溶液(生理食塩水に溶解)
を0.2ml(200μg/マウス)を腹腔内投与した。24時間
後に、生理食塩水に溶解した LPS を腹腔内投与(1 μg
/マウス)し、その60分後、眼窩より採血した。1時
間室温放置後、遠心分離した。上清の一部を適度に希釈
し、試料中のTNF-α濃度を、ELISA キット(アマシャム
ファルマシア製、[(m)TNF-α], mouse, ELISA system,
RPN2718)で測定した。結果を、図2に示す。血中のTNF
-α濃度は、ウシLfを投与した群は、生理食塩水を投与
した群に比較して、その上昇を抑制していることが認め
られ(危険率5%未満:Dunnett検定)、それは、比較
対照のGdCL3投与群とほぼ同程度のTNF-α上昇抑制効果
を示している。生理食塩水投与群、およびカゼイン-Na
投与群には、TNF-α上昇抑制作用が認められず、この結
果が、ウシLfによるものであることが認められる。ウシ
Lf投与24時間後、血中にウシLfが検出されないことか
ら、ウシLfのTNF-α上昇抑制作用は、ウシLfと LPS の
結合によるものではないことが推察される。
れる場合、ラクトフェリンを含有する食品、経腸栄養剤
を投与すれば肝不全が誘発される危険を減少することが
可能である。また、グラム陰性細菌等の感染の可能性が
考えられる前後にラクトフェリンを含有する食品、経腸
栄養剤を投与すればその後、仮に細菌の侵入があった場
合でも敗血症等により肝不全が誘発される危険を減少す
ることが可能である。このような危険を減少させること
は、患者のみならず医療現場にとって極めて有益である
と判断される。
ス)における、ウシLfの腹腔内投与による、血中GPT上
昇抑制効果を示す図である。図中のエラーバーは標準誤
差を表す。
ル(マウス)における、ウシLfの経口投与による、血中
GPT上昇抑制効果を示す図である。図中のエラーバーは
標準誤差を表す。
ス)における、ウシLfの腹腔内投与による、血中TNF-α
上昇抑制効果を示す図である。図中のエラーバーは標準
誤差を表す。
Claims (3)
- 【請求項1】 ラクトフェリンを有効成分として含有す
る肝疾患の予防、および治療剤。 - 【請求項2】 ラクトフェリンを有効成分として含有す
る肝疾患患者用食品組成物。 - 【請求項3】 肝疾患患者用食品組成物の製造のための
ラクトフェリンの使用。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139148A JP2000325046A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 肝炎を予防および治療する食品もしくは医薬品 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP11139148A JP2000325046A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 肝炎を予防および治療する食品もしくは医薬品 |
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ID=15238694
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---|---|---|---|
JP11139148A Pending JP2000325046A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 肝炎を予防および治療する食品もしくは医薬品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000325046A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002043752A1 (fr) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Agents therapeutiques de potentialisation d'effet a base d'interferon |
WO2002043753A1 (fr) * | 2000-11-30 | 2002-06-06 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Substances therapeutiques destinees a l'hepatite b chronique |
WO2003057245A1 (fr) * | 2001-12-28 | 2003-07-17 | Nrl Pharma, Inc. | Compositions servant a ameliorer le metabolisme lipidique |
EP1116490A4 (en) * | 1998-07-30 | 2004-08-04 | Morinaga Milk Industry Co Ltd | LIVER FUNCTION IMPROVING AGENTS |
WO2007001006A1 (ja) | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Nrl Pharma, Inc. | 重金属障害改善剤およびそれを含有する医薬組成物、食品、化粧料 |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP11139148A patent/JP2000325046A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1352657A4 (en) * | 2000-11-29 | 2004-06-16 | Morinaga Milk Industry Co Ltd | INTERFERON-BASED EFFECT POTENTIALIZING THERAPEUTICS |
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JPWO2003057245A1 (ja) * | 2001-12-28 | 2005-05-12 | 株式会社Nrlファーマ | 脂質代謝改善用組成物 |
WO2007001006A1 (ja) | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Nrl Pharma, Inc. | 重金属障害改善剤およびそれを含有する医薬組成物、食品、化粧料 |
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