JP2000324649A - 連接コンセントコードカバー及び固定止め具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ、暖房機等弱電製品のコンセントコ
ードを室内で飼っているハムスター、うさぎ等のペット
が、遊び道具にし噛み切ってしまうことでペットが感電
死し、更に噛み切ったコンセントコードから発火するこ
とで火事等の原因になり、人の生命まで奪う大惨事を引
き起こすことがある。 【解決手段】 連接する蝶着被覆具１、衝止被覆具３及
び、固定止め具６を組み合せ弱電製品のコンセントコー
ドに設置し、保護することが必要。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、連接コンセントコ
ードカバーに関したものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、テレビ、ビデオ、ヒーター等の弱
電製品のコンセントコードにカバーを設置し保護する習
慣がない為に、弱電製品のコンセントコードをゴム、ひ
も等でまとめて括り結わいたり、たるませた状態のまま
放置し、コンセント差し込み口にコンセントを接続して
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】弱電製品のコンセント
コードを室内で飼っているハムスター、うさぎ等のペッ
トが、いたずらにコンセントコードを遊び道具にし、噛
み切ってしまうことでペットが感電死し、更に噛み切っ
たコンセントコードから発火することで、小火、火事等
の原因になり、人の生命まで奪う大惨事を引き起こすこ
とがある。

【０００４】また、弱電製品のコンセントコードを、た
るませた状態のまま放置していることで足をとられ転倒
する場合があり、打撲、骨折等の原因になる。更に放置
しているコンセントコードが汚れて、拭いても汚れがお
ちず周辺に塵埃が蓄積することによりダニ等の害虫の繁
殖場所になることでアレルギー症状の原因になる。

【０００５】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項１記載の発明は、上蓋、底蓋を背面で係合し蝶着
被覆具１を構成し、蝶着被覆具１正面中央位置に互い違
いにかみあう咬止開閉具２を上蓋、底蓋に設けたこと
で、蝶着被覆具１を容易に開閉できコンセントコードを
収納出し入れできる。又、蝶着被覆具１の底蓋左右両脇
位置に、蝶着被覆具１を連接する為の嵌合具３を設けた
ことにより蝶着被覆具１が連接可能な状態になり、連接
した蝶着被覆具１が弱電製品のコンセントコード全体を
保護する。

【０００６】請求項２記載の発明は、弱電製品設置場所
からコンセント差し込み口まで間に段差、部屋隅コーナ
ー箇所の曲がり角度、コンセント差し込み口の高さ等に
対応し、弱電製品のコンセントコードを保護する為の手
段の、コンセントコードカバーの折曲、角度を具備した
形状を特徴とした衝止被覆具４のコノ字形の上蓋、底蓋
内部に凹凸挿脱具５を設けることで、衝止被覆具４の上
蓋と底蓋を取り外し可能な状態にし、コンセントコード
を収納出し入れできる。又、衝止被覆具４同士、更に請
求項１記載の蝶着被覆具１を連接する為の嵌合具３を衝
止被覆具４の底蓋に設けたことにより、コンセントコー
ドが這う床、壁面の曲がり角度、段差、高さ等がある、
曲がりくねった場所でも、場所の形状に合わせ無理なく
衝止被覆具４、蝶着被覆具１を適宜に組み合せ連接する
ことでコンセントコード全体を保護できる。

【０００７】請求項３記載の発明は、弱電製品とコンセ
ント差し込み口の間に家具等が介在している壁面と家具
背面が密接した状態の箇所では、コンセントコードは、
かろうじて家具背面を通せるが、請求項１記載の蝶着被
覆具１は幅を取るので、コンセントコードに設置できな
い為に、家具背面に隠れているコンセントコードの一部
を除き表面に出ているコンセントコードのみを請求項１
記載の蝶着被覆具１、請求項２記載の衝止被覆具４で保
護する場合使用する、コンセントコードをしっかりくわ
え圧着する構成の、コノ字形状の上部、下部を背面で係
合し、固定止め具６上部、下部の正面中央位置に互い違
いにかみあう咬止開閉具２を設けたことで、固定止め具
６をコンセントコードに容易に取り付けでき、コンセン
トコードに請求項１記載の蝶着被覆具１、請求項２記載
の衝止被覆具４を部分的箇所使用設置時の設置脇、設置
両脇に固定止め具６を取り付けすることで、請求項１記
載の蝶着被覆具１、請求項２記載の衝止被覆具４の設置
ずれを防止しコンセントコードを保護できる。

【０００８】又、請求項１記載の蝶着被覆具１、請求項
２記載の衝止被覆具４、請求項３記載の固定止め具６の
色、模様、形状等を好みにより選択することで、インテ
リアファッション性を加味することができるようにな
る。以上の手段を用いた。

【０００９】

【発明の実施の形態】請求項１、２記載の連接コンセン
トコードカバー及び請求項３記載の固定止め具の製作に
当たっては、合成樹脂、合成ゴム、金属、木、竹等によ
る製作方法がある。

【００１０】請求項１、２記載の連接コンセントコード
カバー及び請求項３記載の固定止め具に人体無害の、動
物が嫌い避ける忌避済を混入し製作する方法及び、製品
にコーティングし、製作する方法がある。

【００１１】請求項１、２記載の連接コンセントコード
カバーの嵌合具は具備せず作成する方法及び、請求項３
記載の固定止め具に嵌合具を具備し製作する方法があ
る。

【００１２】請求項１、２記載の連接コンセントコード
カバー及び請求項３記載の固定止め具に床、壁面固定取
り付け設置具を具備し製作する方法がある。

【００１３】その他、請求項１、２記載の連接コンセン
トコードカバー、請求項３記載の固定止め具の色、摸
様、形状、大きさ、設置方法、開閉方法 連接方法等形
態は、限定しない。

【００１４】

【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１は請求項１記載の連接コンセントコードカバーを示す
斜視図である。蝶着被覆具１の背面で係合しているコノ
字形の上蓋、底蓋を閉じ、咬合開閉具２を固定した状態
を表わしている。

【００１５】図２は請求項１記載の連接コンセントコー
ドカバーの斜視図である。蝶着被覆具１の上蓋、底蓋を
開いて中の状態を表わしている。又、片手で咬合開閉具
２を開け閉めできる構成なのでコンセントコードに容易
に設置できる。

【００１６】図３は請求項１記載の連接コンセントコー
ドカバーの平面図である。蝶着被覆具１の底蓋左右側面
に設けている嵌合具３は、露出型と底蓋内に設ける内蔵
型が考えられる。また咬合開閉具２は、押しボタン式と
咬合式で開閉させることが考えられる。

【００１７】図４は請求項１記載の連接コンセントコー
ドカバーの側面図である。蝶着被覆具１の上蓋、底蓋が
重なり咬合開閉具２で固定された状態を表わしている。

【００１８】図５は請求項１記載の連接コンセントコー
ドカバーの正面図である。蝶着被覆具１の上蓋、底蓋に
設けている咬合開閉具２が上下に咬合することで、ペッ
ト等が衝撃を加えても開くことがない。また蝶着被覆具
１を連接する為の嵌合具３の片側には突起、片側には穴
を具備させ蝶着被覆具１の底蓋両側面に設けているが、
両側面を同形状の突起のみ、同形状の穴のみとした統一
した形状も考えられる。

【００１９】図６は請求項１記載の連接コンセントコー
ドカバーの背面図である。蝶着被覆具１背面の上蓋、底
蓋間に、開こうとする弾発性を持たせ係合していること
で開閉が容易にできる。

【００２０】図７は請求項１記載の連接コンセントコー
ドカバーの使用状態を表わした図である。弱電製品のコ
ンセントコードに蝶着被覆具１を設置し保護している状
態である。

【００２１】図８は請求項２記載の横折曲させた連接コ
ンセントコードカバーの斜視図である。衝止被覆具４が
上蓋、底蓋で構成された状態を示し、底蓋先端に二箇
所、衝止被覆具４を連接する為の突起を具備した嵌合具
３、穴を具備した嵌合具３を設けている状態を表わし
た。

【００２２】図９は請求項２記載の横折曲させた連接コ
ンセントコードカバーの斜視図である。上蓋、底蓋で構
成された衝止被覆具４を開け、上蓋、底蓋に内蔵してい
る凹凸挿脱具５の状態を表わしている。また上蓋に凹の
挿脱具５、底蓋に凸の挿脱具５を具備し両凹凸挿脱具５
を嵌合することで挿脱が容易にできる。

【００２３】図１０は請求項２記載の横折曲させた連接
コンセントコードカバーの使用状態を表わした図であ
る。弱電製品のコンセントコードに衝止被覆具４を設置
し保護している状態である。

【００２４】図１１は請求項２記載の縦折曲させた連接
コンセントコードカバーの斜視図である。衝止被覆具４
が上蓋、底蓋で構成された状態を示し、底蓋上下先端位
置に二箇所、衝止被覆具４を連接する為の突起を具備し
た嵌合具３、穴を具備した嵌合具３を設けている状態を
表わした。

【００２５】図１２は請求項２記載の縦折曲させた連接
コンセントコードカバーの斜視図である。上蓋、底蓋で
構成された衝止被覆具４を開け、１１蓋、底蓋に内蔵し
ている凹凸挿脱具５の状態を表わしている。また上蓋に
凹の挿脱具５、底蓋に凸の挿脱具５を具備し両凹凸挿脱
具５を嵌合することで挿脱が容易にできる。

【００２６】図１３は請求項２記載の縦折曲させた連接
コンセントコードカバーの使用状態を表わした図であ
る。弱電製品のコンセントコードに衝止被覆具４を設置
し保護している状態である。

【００２７】図１４は請求項３記載の固定止め具の斜視
図である。固定止め具６の背面で係合している上部、下
部を閉じ、固定止め具６の正面中央位置に設けている咬
合開閉具２を固定した状態を表わしている。

【００２８】図１５は請求項３記載の固定止め具の斜視
図である。固定止め具６の上部、下部を開いて中の状態
を表わしている。上部、下部内にコノ字の溝を設けたこ
とにより弱電製品のコンセントコードに容易に圧着で
き、請求項１、２記載の連接コンセントコードカバー使
用時の設置ずれを防止しする。

【００２９】図１６は請求項３記載の固定止め具の側面
図である。固定止め具６の上部、下部が重なり咬合開閉
具２を固定させた状態である。また、上部、下部内のコ
ノ字の溝表面に滑り止めを具備することも考えられる。

【００３０】図１７は請求項１、２記載の連接コンセン
トコードカバーの使用状態を表わした図である。連接コ
ンセントコードカバーを組み合せ連接し、弱電製品のコ
ンセントコードに設置保護している状態である。

【００３１】図１８は請求項１、２記載の連接コンセン
トコードカバー、請求項３記載の固定止め具６の使用状
態を表わした図である。連接コンセントコードカバーを
組合せ連接し部分的に弱電製品のコンセントコードを保
護し、固定止め具６で連接コンセントコードカバーの設
置ずれを防止し固着している状態である。

【００３２】

【発明の効果】本発明は、以上説明した構成なので、以
下に記載されるような効果を奏する。

【００３３】弱電製品のコンセントコードを室内で飼っ
ているペット等の、いたずらから保護する。

【００３４】又、従来のようなペットがいたずらし、噛
み切ったコセントコードから発火、火事等を引き起こす
原因を回避し、ペットの感電死を防ぐ。

【００３５】更に、弱電製品のコンセントコードを衛生
的に保護し、汚れの原因になる塵埃を寄せつけない又、
コンセントコードに足をとられ転倒することを回避でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
斜視図

【図２】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
斜視図

【図３】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
平面図

【図４】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
側面図

【図５】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
正面図

【図６】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
背面図

【図７】請求項１記載の連接コンセントコードカバーの
使用状態を表わした図

【図８】請求項２記載の横折曲連接コンセントコードカ
バーの斜視図

【図９】請求項２記載の横折曲連接コンセントコードカ
バーの斜視図

【図１０】請求項２記載の横折曲連接コンセントコード
カバーの使用状態を表わした図

【図１１】請求項２記載の縦折曲連接コンセントコード
カバーの斜視図

【図１２】請求項２記載の縦折曲連接コンセントコード
カバーの斜視図

【図１３】請求項２記載の縦折曲連接コンセントコード
カバーの使用状態を表わした図

【図１４】請求項３記載の固定止め具の斜視図

【図１５】請求項３記載の固定止め具の斜視図

【図１６】請求項３記載の固定止め具の側面図

【図１７】請求項１、２記載の連接コンセントコードカ
バーの使用状態を表わした図

【図１８】請求項１、２記載の連接コンセントコードカ
バー及び請求項３記載の固定止め具の使用状態を表わし
た図

【符号の説明】

１ 蝶着被覆具 ２ 咬合開閉具 ３ 嵌合具 ４ 衝止被覆具 ５ 凹凸挿脱具 ６ 固定止め具

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 弱電製品等のコンセントコードを、ペ
   ット等のいたずらから守る目的の、コノ字形の上蓋、底
   蓋で構成した蝶着被覆具をコンセントコードに設置、連
   接しコンセントコードを保護する特徴を持たせた連接コ
   ンセントコードカバー。
2. 【請求項２】 前記連接コンセントコードカバーの折
   曲、角度を縦横斜めに具備した形状を特徴とした、コノ
   字形の上蓋、底蓋で構成した衝止被覆具に凹凸挿脱具を
   設けた連接コンセントコードカバー。
3. 【請求項３】 請求項１、２記載の連接コンセントコ
   ードカバーでコンセントコードを部分箇所のみ設置保護
   時に、連接コンセントコードカバー設置箇所のずれ防止
   目的の固定止め具。