JP2000324469A - 映像信号出力装置、及び映像信号入力装置 - Google Patents
映像信号出力装置、及び映像信号入力装置Info
- Publication number
- JP2000324469A JP2000324469A JP11134422A JP13442299A JP2000324469A JP 2000324469 A JP2000324469 A JP 2000324469A JP 11134422 A JP11134422 A JP 11134422A JP 13442299 A JP13442299 A JP 13442299A JP 2000324469 A JP2000324469 A JP 2000324469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- signal
- analog component
- output
- input device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 58
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 59
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 34
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 34
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 claims 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 4
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 4
- 101000622427 Homo sapiens Vang-like protein 1 Proteins 0.000 description 3
- 102100023517 Vang-like protein 1 Human genes 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/169—Systems operating in the time domain of the television signal
- H04N7/1696—Systems operating in the time domain of the television signal by changing or reversing the order of active picture signal portions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
スクランブル/デスクランブルが行われる映像システム
の提供。 【解決手段】 水平走査期間に対応するアナログコンポ
ーネント映像信号の1水平走査区間、又は、1水平走査
期間のn倍(nは2以上の自然数)に対応した期間ごと
に信号線の入れ替えが行われていくようにしてスクラン
ブル、デスクランブルを行う。また、アナログコンポー
ネント映像信号の水平ブランキング期間内のタイミング
で、信号線の入れ替えを行うようにする。そして、スク
ランブル/デスクランブルパターンの決定は、出力装置
と入力装置とで相互通信を行って、認証が成立したら、
相互通信で互いに得た情報に基づいて行われるようにさ
れる。
Description
及び映像信号入力装置に関わり、特に映像信号にスクラ
ンブル処理を施して出力する機能を有する映像信号出力
装置と、スクランブル処理が施された映像信号を入力し
てデスクランブル処理を施す機能を有する映像信号入力
装置に関するものである。
て、従前のテレビジョン方式よりも走査線数を増加した
り、ノンインターレイス(順次走査)方式による走査方
式にするなどして、高画質化を図った、いわゆるHD(H
igh Difinition)方式といわれる各種のテレビジョン方
式が広く知られてきている。一例として、このようなH
D方式としては、走査線数が720本で順次走査を行う
720P(Progressive)といわれる方式や、走査線数が
1080本でインターレイス方式により走査する108
0I(Interlace)といわれる方式を始め、各種方式が存
在し、また提案されている状況にある。これに対して、
NTSC方式(525I)などの従前からのテレビジョ
ン方式は、SD方式(Standard Difinition)ともいわれ
る。
って表示される画像は、それが例えアナログ映像信号で
あっても、SD方式によって表示される画像よりも高画
質であることから、例えば映画などをはじめとする映像
ソフトを供給する側からは、HD方式によって放送され
る映像ソフトについて視聴者が録画できないようにスク
ランブルを施すようにするなどして、著作権を保護した
いという要求が高い。あるいは、ディスクやテープなど
のメディアに対してHD方式によって映像ソフトを記録
して販売するような場合にも、再生装置にスクランブル
機能を与えて、映像ソースのコピーは出来ないようにす
ることなどの要求もでている。
どの出力装置にてスクランブルがかけられて出力される
映像を視るためには、例えば視聴者は、これに対応した
デスクランブル機能を有するモニタ装置などを入力装置
として用意すればよいことになる。
しての映像信号に対してスクランブルを施す機能を、上
記した放送受信機や再生装置などの出力装置に与えよう
とすることを考えてみる。映像信号にスクランブルをか
けるための方式としては各種提案されており、例えば映
像信号における有効画面の区間内において所定タイミン
グで極性を切り換えたりすることも行われている。しか
し、このような方式では、一旦スクランブルされた映像
信号をデスクランブルした際には、その信号は、スクラ
ンブル前の状態には完全には戻すことが困難とされてい
る。従って、デスクランブル後の映像としては、スクラ
ンブル前の映像よりも劣化したものとなってしまうとい
う問題をかかえている。
位、若しくはフレーム単位で所定の処理方式によってス
クランブルを施すという構成も提案されているが、この
ようなスクランブル方式にあっては、例えばスクランブ
ル処理回路系の出力アンプ、又はデスクランブル処理回
路系の入力アンプのゲインのばらつきなどによって、デ
スクランブル後の画像にフリッカーが発生する可能性が
高くなることが知られている。例えばHD方式による画
像はSDよりも高画質であるため、上記した画質の劣化
やフリッカーなどの現象が、視聴者が要求するとされる
画質の許容範囲を下回ってしまう恐れもあり得るもので
ある。
ル処理のための回路構成は、一般には複雑で、コストも
高くなってしまうという問題もある。
た課題を考慮して、簡略で低コストによる回路構成でス
クランブル及びデスクランブルの処理が行えるようにす
ると共に、デスクランブル後の画像としても劣化が無い
ようにして高画質が維持できるようにすることを主たる
目的とする。
ては次のように構成する。この本発明の映像信号出力装
置は、アナログコンポーネント映像信号を形成する複数
種類の映像信号に対応した複数の映像信号線を備えて、
これら映像信号線を介してアナログコンポーネント映像
信号を出力するものとされる。そして、複数の映像信号
線のうち少なくとも2つの映像信号線について入れ替え
が可能なように信号線切り換えを行うことのできる信号
線切り換え手段と、所定のアルゴリズムに基づいた処理
を実行することで、映像信号線についての入れ替えパタ
ーンを生成する信号線入れ替えパターン発生手段と、こ
の入れ替えパターンに基づいて、アナログコンポーネン
ト映像信号の1水平走査区間に対応した期間、又は、1
水平走査区間のn倍(nは2以上の自然数)に対応した
期間ごとに、時間経過に従って映像信号線の入れ替えが
行われていくように、信号線切り換え手段を制御するこ
とのできる信号線切り換え制御手段とを備えることとし
た。
次のように構成する。本発明の映像信号入力装置は、ア
ナログコンポーネント映像信号を形成する複数種類の映
像信号に対応した複数の映像信号線を備えて、これら映
像信号線を介して上記アナログコンポーネント映像信号
を外部より入力するものとされる。そして、複数の映像
信号線のうち少なくとも2つの映像信号線について入れ
替えが可能なように信号線切り換えを行うことのできる
信号線切り換え手段と、所定のアルゴリズムに基づいた
処理を実行することで、映像信号線についての入れ替え
パターンを生成する信号線入れ替えパターン発生手段
と、この入れ替えパターンに基づいてアナログコンポー
ネント映像信号の1水平走査区間に対応した期間、又
は、1水平走査区間のn倍(nは2以上の自然数)に対
応した期間ごとに、時間経過に従って映像信号線の入れ
替えが行われていくように信号線切り換え手段を制御す
ることのできる信号線切り換え制御手段とを備えてるも
のである。
てスクランブルがかけられる信号としては、アナログ映
像信号が対象となる。そして、映像信号の水平走査区
間、若しくはそのn倍(nは2以上の自然数)の区間に
対応した期間ごとに、アナログコンポーネント映像信号
としての複数の信号線を入れ替えるようにして、映像信
号に対するスクランブルを施すことができるものであ
る。そして、デスクランブルを行う映像信号入力装置に
あっても、デスクランブル処理の対象はアナログ映像信
号となり、映像信号の水平走査区間、若しくはそのn倍
(nは2以上の自然数)の区間に対応した期間ごとに、
アナログコンポーネント映像信号としての複数の信号線
を入れ替えるようにして、映像信号に対するデスクラン
ブルを施すようにされるものである。
て説明を行っていくこととする。なお、以降の説明は次
の順序で行う。 1.システム構築例 2.出力装置としての構成例 2−1.セットトップボックス 2−2.DVDプレーヤ 3.本実施の形態のスクランブルの概念 4.スクランブル処理部の構成例 5.デスクランブル処理部の構成例 6.スクランブル時の処理動作例
io Visual)システム構築例について説明する。ここで
は、説明の便宜上、映像信号を外部に出力する出力装置
と、この出力装置から出力された映像信号を入力する入
力装置との2つの機器によってAVシステムが構築され
るものとしている。
る機器としては、少なくとも或る特定のHD方式に対応
した映像信号を処理可能であるものとする。従って、実
際のセットとしては、複数の異なるHD方式に対応して
いてもよく、更には、所定のSD方式に対応していても
よいものである。そして、本実施の形態としては、出力
装置としては、出力すべき映像信号がHD方式である場
合にスクランブルを施して出力し、入力装置としては、
入力された映像信号がHD方式である場合にデスクラン
ブルを施すものである。つまり、本実施の形態のシステ
ムとしては、HD方式の映像信号をスクランブルの対象
とするものされる。そして、SD方式の映像信号につい
てはスクランブルの対象とはならないものとする。
プボックス(以下、STB(Set TopBox)と略す)2が備
えられている。STB2は、例えば所定のHD方式の放
送を受信することができる統合的なチューナ装置であ
り、図のようにしてアンテナ1にて受信された放送波を
入力して選局、復調処理等を行い、最終的には選局され
た放送局の映像信号を得て、外部に出力できるようにさ
れている。ここでの出力装置側と入力装置側とを接続す
る映像信号ライン8としては、後述するようにして、
(Y,R−Y,B−Y)によるアナログコンポーネント
映像信号であるものとする。そして、このHD方式のア
ナログコンポーネント映像信号(HDアナログコンポー
ネント信号)を出力する際に、スクランブルを施すもの
である。なお、実際にはコンポジット映像信号出力や、
デジタル映像信号出力等も可能な構成とされていても構
わない。
は、STB2と同じHD方式に対応して映像表示が可能
なHDテレビジョン受像機(以下、HDTVと略す)4
とされている。HDテレビジョンモニタでは、スクラン
ブルがかかったHD方式のアナログコンポーネント映像
信号についてデスクランブルを施して元の映像信号に復
元して、例えば表示を行うようにされる。
2とされ、入力装置は本実施の形態としてのデスクラン
ブル機能を備えたVTR(Vdeo Tape Recorder)5とされ
る。つまりVTR5では、スクランブルのかかったHD
アナログコンポーネント信号を入力してデスクランブル
を行って、ビデオテープに対して記録することができる
ものとされている。ここで、VTRの記録方式としては
アナログ、デジタルの何れであるのかは問わないものと
する。
り、入力装置はVDR(Video DiscRecorder)6とされて
いる。VDR6は、所定の記録可能なディスク状記録媒
体に対応して記録再生が可能な機器であり、スクランブ
ルのかかったHDアナログコンポーネント信号を入力し
てデスクランブルを行い、ディスクに対して記録するこ
とができる構成を採る。
ビジョン受像機7とされ、入力装置がVTR5とされて
いる。この構成では、アンテナ1によって受信選局した
デジタル放送をデジタルテレビジョン受像機7にて表示
可能とされている。そして、この受信した放送のHDア
ナログコンポーネント信号をスクランブルをかけて外部
に出力可能とされている。
ビジョン受像機7とされ、入力装置がVDR6とされて
いる。
ヤ3とされ、入力装置がHDTV4とされている。この
場合、DVDプレーヤ3はDVD(Dijital Video Disc)
を再生して、このDVDに記録された動画の映像信号が
HD方式であれば、スクランブルをかけたHDアナログ
コンポーネント信号として出力できるようになってい
る。
ヤ3とされ、入力装置がデジタルテレビジョン受像機7
とされている。
ヤ3とされ、入力装置がVTR5とされている。つま
り、この構成では、DVDプレーヤ3から出力された、
スクランブルのかかったHDアナログコンポーネント信
号をVTR5が入力し、デスクランブルを施してテープ
に記録できるものとしている。なお、本実施の形態が対
応するAVシステムの構築例としては上記図1(a)〜
(h)に示したもの以外にも各種考えられるものであ
る。
えられるもののうちの代表的なものとして、STB2及
びDVDプレーヤ3の内部構成について説明する。
る。例えばこの図に示すように、STB2においては、
先ずアンテナ1にて受信された放送波を入力して選局す
るチューナ部11が備えられる。チューナ部11にて選
局された放送波は、復調部12に供給されてここで復調
処理が行われて、ストリームデータが抽出される。この
ストリームデータは、誤り訂正処理部13において、所
要の方式に従って誤り訂正処理が施されて、MPEGデ
コーダ14に供給される。
ームデータとしては画像情報をMPEG方式によって圧
縮しているものとされる。そこで、MPEGデコーダ1
4によって、MPEG方式に従った伸長処理を施して得
られる映像信号データを出力するものである。
された映像信号データは、映像信号処理部15に供給さ
れ、例えばテレビジョン方式等に応じて必要とされる各
種信号処理が行われる。ここで、映像信号処理部15と
しては、映像信号データをアナログ映像信号に変換して
出力可能とされており、例えば、HDアナログコンポー
ネント信号に変換した場合には、スクランブル処理部1
6を介して、出力端子T1から出力する。また、SDア
ナログコンポーネント信号に変換して出力する場合に
は、出力端子T2から出力する。
のようにして、HDアナログコンポーネント信号に対し
てスクランブルを施すために、映像信号処理部15の後
段に対して設けられるのであるが、この構成については
後述する。
照して簡単に説明しておく。なお、この図において、上
記図2と同一、又はほぼ同様の機能を有するとされる機
能回路部については、図2と同じ符号を付してここでの
説明は省略する。図3に示すように、DVDプレーヤ3
としては、先ずディスク再生部21にてDVDからのデ
ータの読み出しが行われる。ここでも、DVDに記録さ
れている映像信号データは、MPEG方式により圧縮さ
れているものとする。このため、DVDから読み出され
たデータは、MPEGデコーダ14にて伸長処理が施さ
れて映像信号処理部15に対して供給される。この場合
にも、映像信号処理部15では、例えばテレビジョン方
式等に応じて必要とされる各種信号処理を実行する。そ
して、HDアナログコンポーネント信号に変換した場合
には、スクランブル処理部16を介して、出力端子T1
から出力する。また、SDアナログコンポーネント信号
に変換して出力する場合には、出力端子T2から出力す
る。
ンブルについて概念的に説明する。本実施の形態におい
ては、図6に示すようにしてスクランブルをかける。つ
まり、HDアナログコンポーネント信号としては、Y信
号(輝度信号)と、R−Y,B−Yの2つの色差信号と
の3つの信号からなるのであるが、例えば図6に示すよ
うにして、1Hの区間のタイミングで、色差信号R−
Y,B−Yについて信号の入れ替えを行うようにされる
ものである。ここで、色差信号R−Y,B−Yの切り換
えタイミングとしては、水平同期区間(水平ブランキン
グ期間)内のタイミングで行われるようにしている。
について入れ替えが行われたHDアナログコンポーネン
ト信号を、仮に入力装置側でそのまま入力して表示、記
録等を行ったとしても、適正な画像状態での表示、再生
は行われない。つまり、スクランブルがかかったHDア
ナログコンポーネント信号が得られるものである。ま
た、色差信号R−Y,B−Yの入れ替えタイミングとし
ては、水平同期区間内のタイミングで1Hの区間でもっ
てこれを行うようにしている。従って、このスクランブ
ル結果に対応してデスクランブルを行うためには、色差
信号R−Y,B−Yについて、やはり水平同期区間内の
タイミングで、1Hの区間で入れ替えを行うようにされ
る。つまり、本実施の形態としては、1Hという短い区
間で信号の入れ替えを行うことで、例えばフィールド又
はフレーム周期で信号の入れ替えが行われるような場合
と比較して、フリッカーの発生を抑えることができる。
また、水平同期区間内のタイミングで信号を入れ替える
ようにしてスクランブル/デスクランブルを行うこと
で、水平同期区間の間にある映像信号部分には、信号切
り換えによる波形変化等の影響は無いようにされる。つ
まり、スクランブル前と後とでの画質の劣化が無いよう
にもされるものである。
れ替え区間は1H区間(1水平走査区間)単位とされて
いるが、本発明としては、例えば2H区間単位、若しく
はそれ以上の水平走査期間単位とされても構わないもの
である。
区間内に挿入される付加情報の挿入位置を拡大して、図
7及び図8に示す。図7には、垂直ブランキング区間内
における所定の1Hの区間が示されており、映像信号波
形としては、720P/1080Iなどの方式に対応す
るものとなっている。これらの方式では、水平同期区間
が3値のレベルをとるものとされている。そして、付加
情報としては、図に示すように、この1Hの区間に対し
て先ず同期パターンを配置して、これに続けて、付加情
報としての実際のデータ値に応じて変化する波形を配置
するようにされる。
の方式に対応した、垂直ブランキング区間内における所
定の1Hの区間が示されている。525P/525Iな
どの方式では、水平同期区間が2値のレベルをとる点が
上記図7の場合と異なる。そして、この場合にも、1H
の区間に対して先ず同期パターンを配置して、これに続
けて、付加情報としての実際のデータ値に応じて変化す
る波形を配置するものである。なお、実際として、垂直
ブランキング区間内における何番目の1Hの区間に対し
て付加情報を重畳するのかについては、特に限定される
ものではなく、実際に規定される規格等に従えばよいも
のである。
て、図4を参照して説明する。この図に示す構成は、例
えば、図1に示した各種出力装置のHDアナログコンポ
ーネント信号の出力経路に対して備えられるものとさ
れ、STB2若しくはDVDプレーヤであれば、図2及
び図3に示したスクランブル処理部16に相当する。
ては、例えば前段の映像信号処理部15から、HDアナ
ログコンポーネント信号が供給される。HDアナログコ
ンポーネント信号として、Y信号はY入力端子T21
に、R−Y信号はR−Y入力端子端子T22に、B−Y
信号はB−Y端子T23に対して供給される。またY信
号は分岐して水平同期信号検出回路33に対しても供給
される。各入力端子T21,T22,T23は、それぞ
れスイッチ部31のスイッチSW1,SW2,SW3に
対して接続される。
2,SW3が連動して同時にオン/オフするように構成
されており、後述するようにして、認証部36によって
そのオン/オフ動作が制御される。
信号合成/分離回路35に対して入力される。ここで、
出力装置と入力装置とでは、後述するようにmスクラン
ブルパターンのアルゴリズムを決定するために、相互に
通信を行うのであるが、この際、出力装置側からは、そ
のための通信情報を、先に図7,図8により説明したよ
うにして、Y信号の垂直ブランキング区間内の所定の水
平期間に対して挿入するようにされる。信号合成/分離
回路35では、認証部36で発生して出力された通信情
報をY信号に合成するようにされる。そして、この通信
情報が重畳されたY信号を出力端子T11を介して入力
装置に対して出力する。なお、Y入力端子T11は、後
述するR−Y信号のR−Y出力端子T12、B−Y信号
のB−Y出力端子T13と共に、例えば図2,図3に示
した端子T1に相当する部位を形成しているものとされ
る。
は、Y信号の垂直ブランキング期間における所定の水平
区間のタイミングで、端子T11を介して通信情報が送
出されてくるのであるが、信号合成/分離回路35で
は、この入力装置から送出されたされた通信情報をY信
号から分離して認証部35に対して出力するようにもさ
れる。
は分岐してスイッチ部32のスイッチSW11の端子T
31、スイッチSW12の端子T41に対して供給され
る。また、スイッチSW3を介したB−Y信号は分岐し
て、スイッチ部32のスイッチSW11の端子T32、
スイッチSW12の端子T42に対して供給される。
Y信号、B−Y信号が入力されるスイッチSW11,S
W12が備えられている。スイッチSW11,SW12
は、それぞれ連動して同時に切り換えが行われるように
なっており、例えばスイッチSW11が端子T30と端
子T31と接続されているときには、スイッチSW12
は端子T40と端子T41が接続されるようになってい
る。そして、スイッチSW11が端子T30と端子T3
2が接続されるように切り替われば、スイッチSW12
もまた、端子T40と端子T42が接続されるように同
時に切り替わるものである。
はR−Y出力端子T12と接続される。スイッチSW1
2の出力である端子T40はB−Y出力端子であるT1
3と接続されることになる。
1,2,3)がオンとされているとして、スイッチSW
11にて端子T30と端子T31と接続されると共に、
スイッチSW12は端子T40と端子T41が接続され
ているときには、端子T22から入力されたR−Y信号
は、R−Y出力端子T12から出力され、端子T23か
ら入力されたB−Y信号も、B−Y出力端子T13から
出力されることになる。つまり、色差信号R−Y,B−
Yについては通常に出力される。
30と端子T32と接続されると共に、スイッチSW1
2は端子T40と端子T42が接続されているときに
は、端子T22から入力されたR−Y信号は、B−Y出
力端子T13から出力され、端子T23から入力された
B−Y信号はR−Y出力端子T12から出力されること
になる。つまり、端子T1から出力されるべきHDアナ
ログコンポーネント信号として、色差信号R−Y,B−
Yとについて信号線の入れ替えが行われることになるも
のである。
Y信号から水平同期信号を検出して、その検出タイミン
グでもって検出信号をタイミング制御回路34に対して
供給する。タイミング制御回路34は、上記水平同期信
号検出回路33から入力された水平同期信号の検出タイ
ミングと、後述する認証部36にて発生されるスクラン
ブルパターンとの情報に基づいて、図6にて説明したよ
うに、水平同期区間をその切り換えタイミングとして、
1Hの区間単位で、上記スクランブルパターンに従って
スイッチ部32におけるスイッチSW11,SW12の
切り換え制御を実行する。これによって、認証部36に
て発生されるスクランブルパターンに応じたR−Y信号
とB−Y信号との入れ替えが行われることになる。即
ち、HDアナログコンポーネント信号に対してスクラン
ブルがかけられる。
ンピュータ等を備えることで、各種処理を実行可能とさ
れており、後述するようにして、スクランブルパターン
を発生する。また、入力装置との通信によって認証結果
が得られなかったとされる場合には、スイッチ31を制
御して、スイッチSW1,2,3をオフとするように制
御する。つまり、入力装置が本実施の形態のスクランブ
ルに対応したデコード機能を有していないものと判断し
たときには、HDアナログコンポーネント信号そのもの
の出力を停止させるようにしている。なお、認証部36
の動作は、後述する。
ンブル処理部の構成について図5を参照して説明する。
このデスクランブル処理部は、例えば図1に示した各種
入力装置において、HDアナログコンポーネント信号の
入力段に備えられるものとされる。
ンポーネント信号として、Y信号はY入力端子T51
に、R−Y信号はR−Y入力端子T52に、B−Y信号
はB−Y入力端子T53に供給される。Y入力端子T5
1に供給されたY信号は信号合成/分離回路42に供給
される。
した信号合成/分離回路35と略同様の構成を採る。つ
まりこの場合は、出力装置側から供給されたY信号に重
畳されている付加情報である通信情報を分離して、認証
部43に対して供給する。また、認証部43から出力さ
れた通信情報を、Y信号経路を介して例えば垂直ブラン
キング期間内の所定の水平走査区間を利用して出力装置
側に伝送することも行うようにされる。
からの通信情報が分離されたY信号はY出力端子T81
に対して供給される。また、信号合成/分離回路35か
ら出力されたY信号は分岐して水平同期信号検出回路4
4に対しても供給される。
信号は、分岐してスイッチ部41のスイッチSW21の
端子T61、スイッチSW22の端子72に対して供給
される。B−Y入力端子T53に入力されたB−Y信号
は、分岐してスイッチ部41のスイッチSW21の端子
T62、スイッチSW22の端子71に対して供給され
る。
22を備えて、上記のようにしてR−Y信号、B−Y信
号が入力される。この場合もスイッチSW21,SW2
2は、それぞれ連動して同時に切り換えが行われるよう
になっており、スイッチSW21が端子T60と端子T
61と接続されているときには、スイッチSW22は端
子T70と端子T71が接続されるようになっている。
そして、スイッチSW21が端子T60と端子T62が
接続されるように切り替われば、スイッチSW22もま
た、端子T70と端子T72が接続されるように同時に
切り替わるものである。
はR−Y出力端子T82と接続される。スイッチSW2
2の出力である端子T70はB−Y出力端子であるT8
3と接続されることになる。
2,3)がオンとされているとして、スイッチSW21
が端子T60と端子T61と接続されると共に、スイッ
チSW22は端子T70と端子T71が接続されている
ときには、R−Y入力端子T52から入力されたR−Y
信号は、R−Y出力端子T82から出力され、B−Y入
力端子T53から入力されたB−Y信号も、B−Y出力
端子T83から出力されることになる。つまり、色差信
号R−Y,B−Yについての入力と出力が一致する。
60と端子T62と接続されると共に、スイッチSW2
2は端子T70と端子T72が接続されているときに
は、R−Y入力端子T52から入力されたR−Y信号
は、B−Y出力端子T83から出力され、B−Y入力端
子T53から入力されたB−Y信号はR−Y出力端子T
82から出力されることになる。この状態では、色差信
号R−Y,B−Yとについて信号線の入れ替えが行われ
ることになる。
Y信号から水平同期信号を検出して、その検出タイミン
グでもって検出信号をタイミング制御回路34に対して
供給する。タイミング制御回路45は、上記水平同期信
号検出回路44から入力された水平同期信号の検出タイ
ミングと、後述する認証部43にて発生されるデスクラ
ンブルパターンとの情報に基づいて、図6での説明に準
じて、水平同期区間をその切り換えタイミングとして、
1Hの区間単位で、上記デスクランブルパターンに従っ
てスイッチ部41におけるスイッチSW21,SW22
の切り換え制御を実行する。これによって、認証部43
にて発生されるデスクランブルパターンに応じたR−Y
信号とB−Y信号との信号線の入れ替えが行われること
になる。後述する認証部43の動作によって発生するデ
スクランブルパターンは、先に説明した出力装置側の認
証部36によって発生されるスクランブルパターンに対
応しているものである。つまり、スクランブルがかけら
れた(R−Y信号とB−Y信号との信号線の入れ替えが
行われた)HDアナログコンポーネント信号が供給され
た場合に、上記のようにして、スイッチ部41に対する
切り換え制御が実行されることで、スクランブル時に入
れ替わったR−Y信号とB−Y信号は、元の信号線に戻
るようにして復元される。つまり、デスクランブルが行
われるものである。
6と同様に、マイクロコンピュータ等を備え、後述する
ようにして、デスクランブルパターンを発生する。な
お、認証部43の動作については、出力装置の認証部3
6の動作と共に、次に説明する。
とされる、出力装置の認証部36と、入力装置の認証部
43の処理動作を図9に示す。なお、以降においては便
宜上、出力装置の認証部36は出力側認証部といい、入
力装置の認証部43は入力側認証部ということにする。
ン/デスクランブルパターンを生成するためのアルゴリ
ズムとされる。また、この図に示す処理は、1フィール
ド期間内の処理を示すものとされ、1フィールド期間ご
とにこの処理が繰り返される。また、処理としては、垂
直ブランキング区間内に実行される処理と、これに続い
て有効画面区間内に実行される処理とに大別することが
できる。更に、垂直ブランキング区間内の処理として
は、第1段階、第2段階、第3段階とに分けている。ま
た、この図において実行される出力側認証部と入力側認
証部との相互通信は、前述したようにしてY信号の経路
を利用して行われ、特に、出力側認証部から入力側認証
部に対して通信情報を送信する際には、Y信号のブラン
キング期間内の水平区間に対して通信情報を重畳するも
のである。
第1段階においては、先ず処理P1として示すようにし
て、入力側認証部で乱数をRrを発生させ、通信情報と
して出力側認証部に対して送信する。出力側認証部で
は、上記乱数Rrを入力すると、処理P2として示すよ
うにして、乱数Rtを発生して入力側認証部に送信す
る。
理P3として示すようにして、入力された乱数Rtと自
己の乱数Rrを利用して認証鍵Kaを発生させる。この
認証鍵Kaは Ka=g(Rt,Rr)・・・(式1) で表される所定の関数について演算を行うことで得られ
るものである。
ても、処理P4として示すようにして、乱数Rr,Rt
を利用して認証鍵Kaを発生させる。ここまでが第1段
階とされる。つまり第1段階では、両者の発生した乱数
を利用して、出力側認証部側と入力側認証部側とで共通
の秘密となる認証鍵Kaを生成するための処理となる。
この認証鍵Kaは、以降の処理として相互通信を行う際
に、通信情報としてのデータを暗号化するための認証鍵
として用いられる。
部において、処理P5として示すようにして、再度、乱
数Srを発生させる。そして次には処理P6として、そ
の入力側認証部としての機種に対して予め固有に与えら
れているとされる機器IDと上記乱数Srとを、認証鍵
Kaを利用して暗号化を行い、この暗号化情報を出力側
認証部に送信する。
7として示すようにして、乱数Stを発生させる。そし
て次には、処理P8によりこの乱数Stを認証鍵Kaを
利用して暗号化を行い、この暗号化情報を入力側認証部
に送信する。
数Stを入力すると、この暗号を認証鍵Kaを利用して
解読して乱数Stの実値を得た上で、処理P9として示
すように、乱数Stと、処理P5にて発生した乱数Sr
と、機器IDとによってコードArを発生させる。この
コードArは、 Ar=h(機器ID,St,Sr)・・・(式2) として表される所定の関数について演算を行うことで得
られるものとする。なお、ここで実際にどのような関数
が用いられるのかについては、ここでは特に限定しない
ものとする。そして、次の処理P10により、上記コー
ドArを暗号化して出力側認証部に対して出力する。
rを入力するとこれを解読して実値を得る。そして処理
P11としての認証処理を実行する。処理P11では、
先ず、処理P7にて発生された乱数Stと、先に入力側
認証部の処理P6によって送信されてきた機器ID及び
乱数Srとを利用して、コードAtを発生させる。この
コードAtは、 At=h(機器ID,St,Sr)・・・(式3) として表される所定の関数について演算を行うことで得
られる。この段階では、出力側認証部においては、上記
のようにして発生されたコードAtと、先の処理P10
により入力側認証部から送信されたコードArとが得ら
れている。そこで、出力側認証部においては、コードA
t,Arとを比較する。その比較結果として、コードA
t=Arとなって一致していれば認証が成立したことに
なる。ここで、認証が成立するということは、入力装置
が、出力装置に対応したデスクランブル機能を有してい
る正しい機器であることを意味している。これに対し
て、認証が成立しなかった場合とは、例えば、入力装置
が、出力装置に対応したデスクランブル機能を有してい
ない不正の機器であるような、何らかの疑義が発生した
ことを意味する。この場合には、例えば出力装置と入力
装置との認証鍵Kaが違っているなどして、第2段階
(処理P5〜P11)の或る段階において、暗号化情報
が解けないなどの障害が発生して、結果的に処理P11
におけるコードAt,Arの比較結果としては不一致と
なるものである。
記処理P11による認証結果として、認証不成立であっ
た場合には、出力側認証部(認証部36)は、これまで
オン状態としていたスイッチ部31(SW1,SW2,
SW3)をオフとするように制御する。つまり入力装置
側に対するHDアナログコンポーネント信号の出力を停
止させるものである。そして、出力側認証部では以降の
処理も実行しないようにされる。
ブルパターンを発生して、このスクランブルパターンに
よってスクランブルされたHDアナログコンポーネント
信号を出力するように構成しても構わないのであるが、
上記のようにして、HDアナログコンポーネント信号の
出力を停止させてしまったほうがより高いセキュリティ
効果が得られるものである。
られたのであれば、第3段階以降のの処理を実行するこ
とになる。この第3段階においては、先ず出力側認証部
において処理P12として示すように乱数Utを発生さ
せ、次の処理P13において、認証鍵Kaによって乱数
Utを暗号化し、この暗号化された乱数Utを入力側認
証部に対して送信する。
と、処理P14として示すようにして乱数Urを発生さ
せ、処理P15によってこの乱数Urを認証鍵Kaによ
って乱数Urを暗号化して入力側認証部に対して送信す
る。
た乱数Urが入力されると、処理P16としての処理を
実行する。処理P16では、この暗号を解いた乱数Ur
と、先の処理P12で発生した乱数Utとを利用して、 Sp=f(Ut,Ur)・・・(式4) で表される所定の関数を演算することによってスクラン
ブルパターンSpを発生する。一方、入力側認証部にお
いても、処理P17によりスクランブルパターンSpを
発生させる。このために入力側認証部は、先の処理P1
4で発生させた乱数Urと、出力側認証部から入力され
た暗号化された乱数Utについて解読して得た実値とを
利用して、同様に(式4)で表される所定の関数を演算
する。ここまでの処理を以て第3段階までの処理は終了
する。そして、上記第3段階までの処理は先にも述べた
ように、垂直ブランキング期間内に行われるものとされ
る。これまでの説明から分かるように、垂直ブランキン
グ期間内に実行される処理は、出力側認証部と入力側認
証部との相互通信により出力側認証部側で認証を行い、
認証が成立すれば、出力側認証部と入力側認証部の両者
でスクランブルパターンを発生させるまでの処理が実行
されるものである。
ると、1フィールド内の有効画面区間内における処理段
階に移行する。このとき、出力側認証部側では、処理P
18として示すようにして、先の処理P16により発生
させたスクランブルパターンSpに従って、HDアナロ
グコンポーネント信号にスクランブルを施すための処理
を実行する。この際、出力側認証部(認証部36)はス
クランブルパターンSpをタイミング制御回路34に供
給する。タイミング制御回路34では、水平同期信号検
出回路33から出力される水平同期信号の検出信号と、
スクランブルパターンSpに応じた信号切り換えパター
ンとに基づいて、水平同期区間内のタイミングでR−
Y,B−Yの入れ替えが行われるようにして、スイッチ
部31のスイッチSW11,SW12に対する切り換え
制御を実行する。これにより、1フィールドの有効画面
区間の信号に対して、スクランブルパターンSpに応じ
たスクランブルが行われる。
おける処理として、入力側認証部では、処理P19とし
て示すようにしてデスクランブルを実行する。このとき
には、入力側認証部(認証部43)は、スクランブルパ
ターンSpをタイミング制御回路45に供給する。タイ
ミング制御回路45では、水平同期信号検出回路44か
ら出力される水平同期信号の検出信号と、スクランブル
パターンSpに応じたデスクランブルのための信号切り
換えパターン(即ちデスクランブルパターン)とに基づ
いて、水平同期区間内のタイミングでR−Y,B−Yの
入れ替えが行われるようにして、スイッチ部31のスイ
ッチSW11,SW12に対する切り換え制御を実行す
る。これにより、1フィールドの有効画面区間の信号に
対して、スクランブルパターンSpに対応したデスクラ
ンブルが行われる。
スクランブル機能を有する正しい機器であるとすれば、
出力側認証部と入力側認証部とで発生されるスクランブ
ルパターンSpは同じ(式4)で示される関数を用いて
いるために同一となるはずであるから、この場合には、
入力側認証部側では適正にデスクランブルが行われて、
元の復元されたHDアナログコンポーネント信号が得ら
れることになる。また、入力側認証部が不正である場合
であっても、何らかの巧妙な構成を採っていれば、第2
段階で認証が成立してしまう可能性が無くはない。しか
し、このような場合でも、第3段階で暗号化した乱数を
相互通信でやりとりし、かつ或る決められた(式4)と
しての関数によってスクランブルパターンSpを発生さ
せていることで、入力側認証部が不正であれば、この段
階で出力側認証部と入力側認証部とで発生されるスクラ
ンブルパターンSpが同一でなくなる可能性も高いもの
とされる。この場合には、入力側認証部側では、適正に
デスクランブルを行うことが出来なくなるため、HDア
ナログコンポーネント信号は元の波形に復元されない乱
れたものしか得られない。
てきたが、本発明としてスクランブル/デスクランブル
の対象となる信号は、HDアナログコンポーネント信号
だけではなく、例えば所定のSD方式によるアナログコ
ンポーネント信号とされても構わないものである。つま
りは、アナログコンポーネント信号として複数の信号線
を有する映像信号であれば、本発明としてはどのような
テレビジョン方式にも対応できるものである。また、入
れ替え対象となる信号線も色差信号同士ではなく、例え
ば輝度信号と色差信号とが組み合わされても良く、その
選択は任意とされる。更には、3本以上の信号線を入れ
替えるようにしてスクランブルを行うように構成しても
構わないものである。そして、アナログコンポーネント
信号としては、例えば輝度信号と色差信号とから成るも
の以外に、例えばRGB信号とされている場合でも、本
発明の適用が可能である。
コンポーネント映像信号の1水平走査区間、又は、1水
平走査期間のn倍(nは2以上の自然数)に対応した期
間ごとに信号線の入れ替えが行われていくようにしてス
クランブル、デスクランブルを行うように構成されてい
る。これにより、1つとしては、スクランブル、デスク
ランブルのための回路としては、アナログ信号を入れ替
えるように構成すればよいわけであり、比較的簡易な回
路構成となってコストも抑えられることになる。また、
1水平走査区間又は1水平走査区間のn倍の期間に対応
したタイミングでのスクランブルとなるため、例えばフ
ィールド若しくはフレーム単位でスクランブル、デスク
ランブルをかける場合のように、復元された画像にフリ
ッカーが生じることもない。
信号の水平ブランキング期間内のタイミングで、信号線
の入れ替えを行うようにすることで、1H内の有効映像
区間の信号波形はスクランブル、デスクランブルの影響
を受けないために、スクランブル後の画質の劣化を防ぐ
こともできる。
ブルパターン(信号入れ替えパターン)を生成するのに
あたっては、出力装置と入力装置とで相互通信を行って
互いに得た通信情報を利用して所定のアルゴリズムに従
って処理を行っていくようにされているが、これによっ
て、スクランブルパターン、デスクランブルパターンと
しては一義的なものではなくなるため、セキュリティ効
果としては高いものとなる。また、出力装置と入力装置
間、又は不正な入力装置側でスクランブルの方式変換を
行おうとしても、本発明のスクランブルパターン、デス
クランブルパターンの決定の仕方であれば充分にセキュ
リティが保てる。上記のようにして通信を行うことで、
アルゴリズムの構成によっては、例えば出力装置側で、
入力装置が正しいものか不正であるのかの認証を行うよ
うにもできるため、この点でもセキュリティの効果が高
められる。
対して上記通信情報を送信する際には、この通信情報を
アナログコンポーネント映像信号における所定区間に対
して重畳して送出するようにすれば、通信のための制御
線を個別に設ける必要は無くなり、それだけシンプルで
コストもかからないようにすることができる。
を示すブロック図である。
る。
成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
ブル形態を示す説明図である。
明図である。
明図である。
ル/デスクランブルのための処理を示す処理遷移図であ
る。
HDTV、5 VTR、6 VDR、7 デジタルテレ
ビジョン受像器、8 映像信号ライン、11チューナ
部、12 復調部、13 誤り訂正処理部、14 MP
EGデコーダ、15 映像信号処理部、16 スクラン
ブル処理部、21 ディスク再生部、31 スイッチ
部、32 スイッチ部、33 水平同期信号検出回路、
34 タイミング制御回路、35 信号合成/分離回
路、36 認証部、41 スイッチ部、42 信号合成
/分離回路、43 認証部、44 水平同期信号検出回
路、45 タイミング制御回路
Claims (8)
- 【請求項1】 アナログコンポーネント映像信号を形成
する複数種類の映像信号に対応した複数の映像信号線を
備えて、これら映像信号線を介して上記アナログコンポ
ーネント映像信号を出力するものとされ、 上記複数の映像信号線のうち少なくとも2つの映像信号
線について入れ替えが可能なように信号線切り換えを行
うことのできる信号線切り換え手段と、 所定のアルゴリズムに基づいた処理を実行することで、
映像信号線についての入れ替えパターンを生成する信号
線入れ替えパターン発生手段と、 上記入れ替えパターンに基づいて、上記アナログコンポ
ーネント映像信号の1水平走査区間に対応した期間、又
は、1水平走査区間のn倍(nは2以上の自然数)に対
応した期間ごとに、時間経過に従って映像信号線の入れ
替えが行われていくように、上記信号線切り換え手段を
制御することのできる信号線切り換え制御手段と、 を備えていることを特徴とする映像信号出力装置。 - 【請求項2】 上記信号線切り換え制御手段は、上記ア
ナログコンポーネント映像信号の水平ブランキング期間
内のタイミングで、上記映像信号線についての入れ替え
が実行されるように上記信号線切り換え手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号出力装置。 - 【請求項3】 当該映像信号出力装置から出力されたア
ナログコンポーネント映像信号が入力される映像信号入
力装置と相互通信を可能とする通信手段が備えられ、 上記信号線入れ替えパターン発生手段は、 上記入れ替えパターンを、上記映像信号入力装置と双方
向通信を行うことで得られる通信情報を利用して決定す
るように構成されていることを特徴とする請求項1に記
載の映像信号出力装置。 - 【請求項4】 上記通信情報は、上記アナログコンポー
ネント映像信号における所定区間に対して重畳されるも
のとされ、上記映像信号入力装置間との相互通信とし
て、少なくとも、当該映像信号出力装置から上記映像信
号入力装置への通信を行う場合には、上記通信情報が重
畳されたアナログコンポーネント映像信号が使用される
ことを特徴とする請求項3に記載の映像信号出力装置。 - 【請求項5】 アナログコンポーネント映像信号を形成
する複数種類の映像信号に対応した複数の映像信号線を
備えて、これら映像信号線を介して上記アナログコンポ
ーネント映像信号を外部より入力するものとされ、 上記複数の映像信号線のうち少なくとも2つの映像信号
線について入れ替えが可能なように信号線切り換えを行
うことのできる信号線切り換え手段と、 所定のアルゴリズムに基づいた処理を実行することで、
映像信号線についての入れ替えパターンを生成する信号
線入れ替えパターン発生手段と、 上記入れ替えパターンに基づいて、上記アナログコンポ
ーネント映像信号の1水平走査区間に対応した期間、又
は、1水平走査区間のn倍(nは2以上の自然数)に対
応した期間ごとに、時間経過に従って映像信号線の入れ
替えが行われていくように、上記信号線切り換え手段を
制御することのできる信号線切り換え制御手段と、 を備えていることを特徴とする映像信号入力装置。 - 【請求項6】 上記信号線切り換え制御手段は、上記ア
ナログコンポーネント映像信号の水平ブランキング期間
内のタイミングで、上記映像信号線についての入れ替え
が実行されるように上記信号線切り換え手段を制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の映像信号入力装置。 - 【請求項7】 当該映像信号入力装置に入力されるアナ
ログコンポーネント映像信号を出力する映像信号出力装
置と相互通信を可能とする通信手段が備えられ、 上記信号線入れ替えパターン発生手段は、 上記入れ替えパターンを、上記映像信号出力装置と双方
向通信を行うことで得られる通信情報を利用して決定す
るように構成されていることを特徴とする請求項5に記
載の映像信号入力装置。 - 【請求項8】 上記通信情報は、上記アナログコンポー
ネント映像信号における所定区間に対して重畳されるも
のとされ、上記映像信号出力装置間との相互通信とし
て、少なくとも、上記映像信号出力装置から当該映像信
号入力装置への通信が行われる場合には、上記通信情報
が重畳されたアナログコンポーネント映像信号が使用さ
れることを特徴とする請求項7に記載の映像信号入力装
置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13442299A JP4395920B2 (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 映像信号出力装置、及び映像信号入力装置 |
US09/568,266 US6859536B1 (en) | 1999-05-14 | 2000-05-10 | Video-signal output apparatus and video-signal input apparatus |
EP00304011A EP1052852B1 (en) | 1999-05-14 | 2000-05-12 | Video-signal output apparatus and video-signal input apparatus |
DE60033335T DE60033335T2 (de) | 1999-05-14 | 2000-05-12 | Bildsignalausgabegerät und Bildsignaleingabegerät |
KR1020000025302A KR100658380B1 (ko) | 1999-05-14 | 2000-05-12 | 영상 신호 출력 장치 및 영상 신호 입력 장치 |
CNB001202065A CN1179564C (zh) | 1999-05-14 | 2000-05-14 | 视频信号输出装置和视频信号输入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13442299A JP4395920B2 (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 映像信号出力装置、及び映像信号入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324469A true JP2000324469A (ja) | 2000-11-24 |
JP4395920B2 JP4395920B2 (ja) | 2010-01-13 |
Family
ID=15128024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13442299A Expired - Fee Related JP4395920B2 (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 映像信号出力装置、及び映像信号入力装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6859536B1 (ja) |
EP (1) | EP1052852B1 (ja) |
JP (1) | JP4395920B2 (ja) |
KR (1) | KR100658380B1 (ja) |
CN (1) | CN1179564C (ja) |
DE (1) | DE60033335T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001074067A1 (fr) * | 2000-03-30 | 2001-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de protection anti-copie et appareil de reception de radiodiffusion numerique |
JP2003018565A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Pioneer Electronic Corp | 映像信号伝送装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101409779B (zh) * | 2007-10-12 | 2012-01-25 | 联咏科技股份有限公司 | 影像控制器及影像信号处理方法 |
CN101631208B (zh) * | 2008-07-15 | 2011-05-11 | 联咏科技股份有限公司 | 显示装置及其相位检测方法 |
CN101917393A (zh) * | 2010-05-26 | 2010-12-15 | 中兴通讯股份有限公司 | 信息传输方法和系统、以及数据卡 |
US9300938B2 (en) | 2010-07-22 | 2016-03-29 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Systems, apparatus and methods for mapping between video ranges of image data and display |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2533099A1 (fr) * | 1982-09-14 | 1984-03-16 | Radiotechnique | Procede de brouillage d'images de television et dispositif de dechiffrage d'images ainsi brouillees |
EP0123422A3 (en) * | 1983-03-28 | 1985-04-03 | Plessey Overseas Limited | Apparatus for scrambling and unscrambling signals |
DE3479952D1 (en) | 1983-04-21 | 1989-11-02 | Gen Instrument Corp | Scrambling system for television video signal |
US4594609A (en) * | 1983-06-30 | 1986-06-10 | Viewstar Inc. | Scrambling system for television video signal |
GB2144298B (en) * | 1983-07-25 | 1987-04-01 | Rca Corp | Transmission and reception of multiplexed component video signals |
US4620224A (en) * | 1985-04-03 | 1986-10-28 | Communications Satellite Corp. | Video scrambling technique for multiplexed analog component formats |
JPS62266992A (ja) | 1986-05-15 | 1987-11-19 | Nec Corp | ビデオ信号のスクランブル回路 |
AU658014B2 (en) | 1991-11-19 | 1995-03-30 | Macrovision Corporation | Method and apparatus for scrambling and descrambling of video signals with edge fill |
JPH05260466A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高品位テレビジョン有料放送デコーダ |
JP3127617B2 (ja) * | 1992-10-20 | 2001-01-29 | 松下電器産業株式会社 | テレビジョン信号スクランブル装置 |
US5590194A (en) * | 1994-08-09 | 1996-12-31 | Macrovision Corporation | Method of and apparatus for scrambling a video signal with full network transmission and recording capability |
JP3613858B2 (ja) * | 1995-10-26 | 2005-01-26 | ソニー株式会社 | テレビジョン信号の伝送または記録方法、および記録装置 |
KR100225357B1 (ko) | 1996-08-30 | 1999-10-15 | 전주범 | 방송신호의 스크램블링 및 디스크램블링 장치 |
KR100225356B1 (ko) | 1996-08-30 | 1999-10-15 | 전주범 | 방송신호의 스크램블링 및 디스크램블링 장치 |
EP1126708A1 (en) * | 1999-08-27 | 2001-08-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System for interconnecting devices through analog line |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP13442299A patent/JP4395920B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-05-10 US US09/568,266 patent/US6859536B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-12 DE DE60033335T patent/DE60033335T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-12 KR KR1020000025302A patent/KR100658380B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-05-12 EP EP00304011A patent/EP1052852B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-14 CN CNB001202065A patent/CN1179564C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001074067A1 (fr) * | 2000-03-30 | 2001-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de protection anti-copie et appareil de reception de radiodiffusion numerique |
US7228060B2 (en) | 2000-03-30 | 2007-06-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Copy guard method and digital broadcast receiving apparatus |
JP2003018565A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Pioneer Electronic Corp | 映像信号伝送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60033335D1 (de) | 2007-03-29 |
EP1052852A3 (en) | 2003-09-10 |
DE60033335T2 (de) | 2007-11-22 |
EP1052852A2 (en) | 2000-11-15 |
EP1052852B1 (en) | 2007-02-14 |
CN1179564C (zh) | 2004-12-08 |
US6859536B1 (en) | 2005-02-22 |
JP4395920B2 (ja) | 2010-01-13 |
CN1275032A (zh) | 2000-11-29 |
KR100658380B1 (ko) | 2006-12-18 |
KR20000077240A (ko) | 2000-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6750917B2 (en) | Device interconnect system using analog line | |
EP0416894B1 (en) | Method and apparatus for encrypting and decrypting time domain signals | |
US7649993B2 (en) | Video-signal processing system, video-signal processing apparatus and method, recording medium, and program | |
JP2002535890A (ja) | 高精細テレビジョン信号のスクランブリング方法及び装置 | |
JP2007510321A (ja) | アナログビデオインタフェースを介し権限を伝達するための方法及び装置 | |
US6342924B1 (en) | Additional information superposition method and video signal outputting apparatus | |
JPS6016082A (ja) | スクランブルテレビジヨン信号の伝送方式 | |
JP4395920B2 (ja) | 映像信号出力装置、及び映像信号入力装置 | |
JP2982750B2 (ja) | ディジタル情報処理装置 | |
JP2003224816A (ja) | 映像情報出力装置および伝送装置 | |
KR100590457B1 (ko) | 가전 기록 장치의 제어 장치 | |
JP2002314969A (ja) | 映像データ再生装置 | |
JP2001103443A (ja) | アナログラインを利用した機器間接続システム | |
JP4225365B2 (ja) | 映像情報送信装置および映像情報送信方法 | |
JP4940223B2 (ja) | 映像情報送信装置、映像情報送信方法及び映像情報送受信方法 | |
JP4945538B2 (ja) | 映像情報送信装置、映像情報送信方法及び映像情報送受信方法 | |
JP2002218412A (ja) | 映像情報入出力装置、入出力方法および送信装置 | |
JP2008042940A (ja) | 情報出力装置及び情報出力方法 | |
JP2008022579A (ja) | 映像情報出力装置および映像情報出力方法 | |
JPH05328305A (ja) | 疑似映像信号デコーダ | |
JPH05328349A (ja) | 映像信号及び映像信号伝送方式 | |
JPH057918B2 (ja) | ||
KR19990019795A (ko) | 케이블 텔레비젼 시스템의 비화 화면 녹화/재생장치 및 그방법 | |
JPS61224684A (ja) | 映像暗号処理方式 | |
JPH05344534A (ja) | 映像信号記録及び/又は再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080520 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080716 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090929 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |