JP2000323568A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000323568A
JP2000323568A JP11130002A JP13000299A JP2000323568A JP 2000323568 A JP2000323568 A JP 2000323568A JP 11130002 A JP11130002 A JP 11130002A JP 13000299 A JP13000299 A JP 13000299A JP 2000323568 A JP2000323568 A JP 2000323568A
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wiring
wiring layer
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via hole
metal film
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Akira Sato
佐藤  明
Hiroshi Miyazaki
博史 宮▲崎▼
Shinichi Fukada
晋一 深田
Hideo Aoki
英雄 青木
Takafumi Oshima
隆文 大島
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリアメタル膜を備えている配線層の高性能
化および高信頼度化ができる半導体装置およびその製造
方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板(基板)上の絶縁膜に配線層
用溝18とその下部にバィアホール19が形成されてお
り、配線層用溝18およびバィアホール19に埋め込ま
れているバリアメタル膜20と配線用金属層21,22
からなる配線層が形成されており、バィアホール19の
下部にバリアメタル膜20が形成されていないものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、バリアメタル膜を備えてい
る配線層の高性能化および高信頼度化ができる半導体装
置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ところで、本発明者は、半導体装置の製
造方法について検討した。以下は、本発明者によって検
討された技術であり、その概要は次のとおりである。
【0003】すなわち、半導体装置における配線層の製
造方法において、酸化シリコン膜などからなる層間絶縁
膜などの絶縁膜に溝を形成し、その溝にタンタル(T
a)膜などからなるバリアメタル膜と銅(Cu)層など
からなる配線用金属層とからなる配線層(ダマシン配線
層またはデュアルダマシン配線層と称されている配線層
の態様が含まれている配線層)を形成している場合があ
る。
【0004】この場合、タンタル膜などからなるバリア
メタル膜とその表面に形成されている銅層などからなる
配線用金属層をCMP(chemical mechanical polishin
g 、化学機械研磨)装置を用いたCMP法を使用して、
不要な領域の配線用金属層とその裏面のバリアメタル膜
を研磨して、ダマシン配線層またはデュアルダマシン配
線層としてのパターン化された配線層を形成する製造工
程が使用されている。
【0005】また、LSI(Large Scale Integrated C
ircuit)の微細化および高集積化が進むにつれて、配線
層の電気抵抗による信号の遅延が大きな問題となってい
る。その対策の一つとして、配線層の材料をアルミニウ
ム(Al)から銅に変更して配線抵抗を低減することが
行われている。銅はアルミニウムより比抵抗が低く、ま
たエルクトロマイグレーション耐性が優れている。
【0006】しかしながら、銅層からなる配線層は、絶
縁膜への銅拡散を防止するためのバリアメタル膜が必要
となっている。バリアメタル膜としては、チタンナイト
ライド(TiN)、タンタル(Ta)、タンタルナイト
ライド(TaN)、タングステンナイトライド(WN)
などを材料としている膜が使用されている。
【0007】なお、半導体装置における配線層の形成技
術について記載されている文献としては、例えば平成元
年11月2日、(株)プレスジャーナル発行の「’90
最新半導体プロセス技術」p267〜p273に記載さ
れているものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した半
導体装置の製造方法において、銅層からなる配線層の配
線抵抗を低減させるためには、バリアメタル膜の薄膜化
が重要課題の一つとなっている。しかしながら、配線幅
が小さくなるほど抵抗の高いバリアメタル膜の薄膜化が
必要であり、一方ではバリアメタル膜のカバレジが劣化
し、バリア性を確保するためにバリアメタル膜の厚膜化
が必要となっている。
【0009】その結果、このような相反する条件を両立
させなくてはならないといった問題が発生している。ま
た、配線層間(上下の配線層相の間)にバリアメタル膜
が存在している場合、そのバリアメタル膜が上下配線層
間のバィア(via 、ビアとも称されている)抵抗を増大
させるという問題点が発生している。この場合、このバ
ィア抵抗は、バリアメタル膜の比抵抗と膜厚に大きく影
響されている。
【0010】また、前述した半導体装置の製造方法にお
いて、配線層としての銅層を溝に埋め込んだ後に、CM
P法を使用して、銅層の研磨を行う際に、銅層からなる
配線層がオーバ研磨され、層間絶縁膜に比べて後退量が
大きくなるため、凹状のディッシングが発生するという
問題点が発生している。
【0011】さらに、銅層からなる配線層が密着してい
るようなパターンにおいて、広い領域で凹状になるエロ
ージョンが発生するという問題点が発生している。
【0012】したがって、前述した半導体装置の製造方
法において、前述したディッシングやエロージョンは、
平坦化を阻害するだけでなく、配線層間あるいは配線層
間のショートや断線が出現するための原因となっている
ことにより、高性能でしかも高信頼度の配線層を形成す
るための問題点が発生している。
【0013】本発明の目的は、バリアメタル膜を備えて
いる配線層の高性能化および高信頼度化ができる半導体
装置およびその製造方法を提供することにある。
【0014】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0016】すなわち、(1).本発明の半導体装置
は、基板上の絶縁膜に配線層用溝とその下部にバィアホ
ールが形成されており、配線層用溝およびバィアホール
に埋め込まれているバリアメタル膜と配線用金属層から
なる配線層が形成されており、バィアホールの下部にバ
リアメタル膜が形成されていないものである。
【0017】(2).本発明の半導体装置の製造方法
は、基板上の絶縁膜に配線層用溝とその下部にバィアホ
ールを形成する工程と、基板上にバリアメタル膜を堆積
した後、選択エッチング技術を使用して、絶縁膜に形成
されている配線層用溝とその下部のバィアホールの側壁
部以外のバィアホールの下部などのバリアメタル膜を取
り除く工程と、配線層用溝とその下部のバィアホールに
配線用金属層を埋め込む工程とを有するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、重複説明は省略する。
【0019】(実施の形態1)図1〜図6は、本発明の
実施の形態1である半導体装置の製造工程を示す概略断
面図である。本実施の形態の半導体装置の製造方法の特
徴は、基板上の絶縁膜に形成されている配線層用溝とそ
の下部にバィアホールに埋め込まれているバリアメタル
膜と配線用金属層からなる配線層の製造方法であり、そ
れ以外の半導体装置の製造方法は、種々の態様を適用す
ることができる。同図を用いて、本実施の形態の半導体
装置およびその製造方法を具体的に説明する。
【0020】まず、図1に示すように、例えば単結晶シ
リコンからなるp型の半導体基板(基板)1を用意し、
先行技術などの種々の技術を使用して、MOSFETを
形成する。
【0021】すなわち、例えばp型の単結晶シリコンか
らなる半導体基板(基板)1を用意し、その半導体基板
1の表面の選択的な領域に、酸化シリコン膜などからな
る素子分離用絶縁膜2を形成する。
【0022】次に、半導体基板1の表面に例えば酸化シ
リコン膜などからなるゲート絶縁膜3を形成した後、導
電性の多結晶シリコン膜からなるゲート電極4を堆積す
る。その後、リソグラフィ技術と選択エッチング技術と
を使用して、ゲート電極4などのパターンを形成した
後、ゲート電極4の側壁に、酸化シリコン膜などからな
るサイドウォールスペーサ5を形成する。
【0023】その後、半導体基板1に例えばリン(P)
などのn型の不純物をイオン注入し、熱拡散してMOS
FETのソースおよびドレインとなるn型の半導体領域
6を形成する。次に、半導体基板1の上に絶縁膜7を形
成する。絶縁膜7は、例えば酸化シリコン膜をCVD
(Chemical Vapor Deposition )法により形成した後、
表面研磨を行いその表面を平坦化処理することにより、
平坦化された絶縁膜7を形成する。平坦化処理は、絶縁
膜7の表面を例えばエッチバック法またはCMP(chem
ical mechanical polishing 、化学機械研磨)法などに
より平坦にする態様を採用することができる。その後、
リソグラフィ技術および選択エッチング技術を用いて、
絶縁膜7の選択的な領域にスルーホール(接続孔)を形
成した後、スルーホールに例えば導電性多結晶シリコン
またはタングステンなどの導電性材料を埋め込んで、ス
ルーホールにプラグ8を形成する。
【0024】次に、半導体基板1の上に、例えば酸化シ
リコン膜からなる絶縁膜(1層目の絶縁膜)9をCVD
法を使用して形成した後、リソグラフィ技術とドライエ
ッチングなどの選択エッチング技術とを使用して、配線
層を配置する部分に配線層用溝を形成する。
【0025】その後、配線層用溝にチタン(Ti)など
からなるバリアメタル膜10と銅(Cu)などからなる
配線用金属層11からなる1層目の配線層12を形成す
る。
【0026】次に、図2〜図6を用いて、本実施の形態
の半導体装置の製造方法の特徴である製造工程を説明す
る。この場合、図2〜図6に示されている図は、図1に
おける1層目の配線層12およびその近傍の領域とその
上に形成される絶縁膜および配線層などを拡大して示さ
れている図である。
【0027】まず、図2に示すように、半導体基板(基
板)1の上に2層目の絶縁膜(層間絶縁膜)形成した
後、その絶縁膜に配線層用溝とその下部にバィアホール
を形成する作業を行う。
【0028】すなわち、半導体基板1の上に、CVD法
を使用して、薄膜の窒化シリコン膜13を堆積した後、
窒化シリコン膜13の上に、CVD法を使用して、酸化
シリコン膜14を堆積する。その後、酸化シリコン膜1
4の上に、CVD法を使用して薄膜の窒化シリコン膜1
5を堆積した後、窒化シリコン膜15の上に、CVD法
を使用して、酸化シリコン膜16を堆積する。
【0029】次に、酸化シリコン膜16の上に、例えば
タンタル(Ta)などのタンタル系からなるバリアメタ
ル膜17を形成した後、リソグラフィ技術と選択エッチ
ング技術とを使用して、バリアメタル膜17の選択的な
領域に孔を形成する。
【0030】その後、バリアメタル膜17をマスクとし
て、2層目の絶縁膜(層間絶縁膜であり、薄膜の窒化シ
リコン膜13と酸化シリコン膜14と薄膜の窒化シリコ
ン膜15と酸化シリコン膜16とからなる絶縁膜)を選
択エッチング技術を使用して、配線層用溝18とその下
部にバィアホール(via hole、ビアホールとも称されて
いるものであり、スルーホール的なホールである)19
を形成する。
【0031】次に、半導体基板1の上に、例えばチタン
系のチタンナイトライド(TiN)からなるバリアメタ
ル膜20を堆積する。
【0032】この場合、本実施の形態のバリアメタル膜
20は、チタン(Ti)、タングステン(W)またはチ
タンナイトライド(TiN)、タングステンナイトライ
ド(WN)あるいはチタンを主成分とする金属膜または
タングステンを主成分とする金属膜とされている。
【0033】次に、図3に示すように、エッチバック法
を使用して、バリアメタル膜20をエッチバックして、
バィアホール19の下部および絶縁膜の表面などのバリ
アメタル膜20を取り除いて、配線層用溝18とその下
部のバィアホール19の側壁のみにサイドウォール用の
バリアメタル膜20のパターンを形成する。
【0034】この場合、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20のパターンを形成し、バィアホール19の
下部のバリアメタル膜20を取り除いた工程を有するこ
とが、本実施の形態の半導体装置の製造方法の特徴とさ
れている。
【0035】次に、図4に示すように、半導体基板1の
上に、CVD法またはスパッタリング法を使用して、例
えば銅層からなるシード層用の配線用金属層21を形成
する。
【0036】この場合、例えば銅層からなるシード層用
の配線用金属層21は、配線層用溝18およびその下部
のバィアホール19の側壁に薄膜の配線用金属層21が
形成されるためのものである。
【0037】また、配線用金属層21は、配線層用溝1
8の下部のバィアホール19の下部にバリアメタル膜2
0が形成されていないことにより、下層の配線層12の
表面に形成することができる。
【0038】その後、図5に示すように半導体基板1の
上に、メッキ法を使用して、例えば銅層からなる配線用
金属層22を形成し、配線用金属層22を配線層用溝1
8およびその下部のバィアホール19に埋め込む作業を
行う。
【0039】次に、図6に示すように、CMP法を使用
して、2層目の層間絶縁膜としての絶縁膜の上の配線用
金属層22と配線用金属層21とバリアメタル膜20を
研磨して、取り除く作業を行う。
【0040】その後、設計仕様に応じて、前述した2層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜および2層目の配線層と
してのバリアメタル膜20および配線用金属層21,2
2を形成する製造方法を適用して、半導体基板1の上
に、3層目の層間絶縁膜としての絶縁膜と、3層目の配
線層を形成する。また、前述した製造工程を繰り返し使
用して多層配線層を必要に応じて形成した後、パシベー
ション膜を形成して、本実施の形態の半導体装置の製造
工程を終了する。
【0041】前述した本実施の形態の半導体装置および
その製造方法によれば、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20のパターンを形成し、バィアホール19の
下部のバリアメタル膜20を取り除いた工程を有するこ
とにより、配線層用溝18とその下部のバィアホール1
9とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層2
1,22がその下部の下層の配線層12の表面に形成す
ることができるので、配線層用溝18とその下部のバィ
アホール19とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用
金属層21,22がその下部の下層の配線層12の表面
に直にコンタクトをとることができた状態とすることが
できる。
【0042】したがって、本発明者の検討の結果、配線
用金属層21,22としての銅層の比抵抗は1. 7μΩ
・cmであり、バリアメタル膜20としてのチタンナイト
ライド(TiN)の比抵抗は100μΩ・cmであり、バ
ィアホール19の径が0. 24μm であり、バィアホー
ル19の深さが0. 4μm である場合、チタンナイトラ
イドからなるバリアメタル膜20の膜厚を20μm とす
る場合、バィア抵抗(Rvia =RCu)が0. 23Ωとな
ることにより、従来の構造のバィアホール19の下部に
チタンナイトライドからなるバリアメタル膜20が存在
する場合のバィア抵抗(Rvia =RCu+RTIN )が0.
66Ωとなるので、本実施の形態の半導体装置のバィア
抵抗を従来のバィア抵抗よりも1/3程度に低減化する
ことができる。また、バリアメタル膜20の膜厚が厚い
場合あるいはバリアメタル膜の比抵抗が高い場合には、
本実施の形態の半導体装置のバィア抵抗を従来のバィア
抵抗よりも大幅に低減化することができる。
【0043】その結果、本実施の形態の半導体装置およ
びその製造方法によれば、バィア抵抗を大幅に低減化す
ることができることにより、バリアメタル膜20を備え
ている配線層を有する半導体装置の高速動作ができた
り、配線層の抵抗を小さくできたり、エレクロトマイグ
レーション耐性などの信頼性を高くすることができるの
で、バリアメタル膜20を備えている配線層を有する半
導体装置の高性能化および高信頼度化ができる。
【0044】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、配線層用溝18とその下部のバィアホール19の
側壁のみにサイドウォール用のバリアメタル膜20のパ
ターンを形成し、例えば銅からなる配線用金属層21,
22がその下部の下層の配線層12の表面に直にコンタ
クトをとることができる状態で、配線層用溝18とその
下部のバィアホール19とに例えば銅からなる配線用金
属層21,22を埋め込む工程を行った後に、CMP法
を使用して、絶縁膜の上の不要な配線用金属層21,2
2を取り除く工程を行っていることにより、ディッシン
グおよびエロージョンを極めて低減化することができ、
設計仕様に応じて、ディッシングおよびエロージョンを
防止することができるので、バリアメタル膜20を備え
ている配線層を高い製造歩留りをもって形成することが
できると共に高性能で高信頼度の半導体装置を製造する
ことができる。
【0045】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、配線層用溝18とその下部のバィアホール19の
側壁のみにサイドウォール用のバリアメタル膜20のパ
ターンを形成し、その後、メッキ法を使用して、配線層
用溝18とその下部のバィアホール19に例えば銅から
なる配線用金属層22を埋め込む工程を行っていること
により、配線層用溝18とその下部のバィアホール19
に例えば銅からなる配線用金属層22を優れた状態で埋
め込むことができるので、バリアメタル膜20を備えて
いる配線層を高い製造歩留りをもって形成することがで
きると共に高性能で高信頼度の半導体装置を製造するこ
とができる。
【0046】(実施の形態2)図7〜図12は、本発明
の実施の形態2である半導体装置の製造工程を示す概略
断面図である。本実施の形態の半導体装置の製造方法の
特徴は、基板上の絶縁膜に形成されている配線層用溝と
その下部にバィアホールに埋め込まれているバリアメタ
ル膜と配線用金属層からなる配線層の製造方法であり、
それ以外の半導体装置の製造方法は、種々の態様を適用
することができる。同図を用いて、本実施の形態の半導
体装置およびその製造方法を具体的に説明する。
【0047】まず、図7に示すように、例えば単結晶シ
リコンからなるp型の半導体基板(基板)1を用意し、
先行技術などの種々の技術を使用して、MOSFETを
形成する。この場合、図1に示されている前述した実施
の形態1の半導体装置の製造工程と同様な製造工程を使
用している。
【0048】次に、図8〜図12を用いて、本実施の形
態の半導体装置の製造方法の特徴である製造工程を説明
する。この場合、図8〜図12に示されている図は、図
1における1層目の配線層12およびその近傍の領域と
その上に形成される絶縁膜および配線層などを拡大して
示されている図である。
【0049】まず、図8に示すように、前述した実施の
形態1の半導体装置の製造工程(図2に示されている製
造工程)と同様な製造工程を使用して、半導体基板(基
板)1の上に2層目の絶縁膜(層間絶縁膜)形成した
後、その絶縁膜の上にタンタル系からなるバリアメタル
膜17のパターンを形成した後、バリアメタル膜17を
マスクとして、2層目の絶縁膜(層間絶縁膜であり、薄
膜の窒化シリコン膜13と酸化シリコン膜14と薄膜の
窒化シリコン膜15と酸化シリコン膜16とからなる絶
縁膜)を選択エッチング技術を使用して、配線層用溝1
8とその下部にバィアホール19を形成する。その後、
半導体基板1の上に、例えばチタン系のチタンナイトラ
イド(TiN)からなるバリアメタル膜20を堆積す
る。
【0050】この場合、本実施の形態のバリアメタル膜
20は、チタン(Ti)、タングステン(W)またはチ
タンナイトライド(TiN)、タングステンナイトライ
ド(WN)あるいはチタンを主成分とする金属膜または
タングステンを主成分とする金属膜とされている。
【0051】次に、図9に示すように、半導体基板1の
上に、CVD法またはスパッタリング法を使用して、例
えば銅層からなるシード層用の配線用金属層21を形成
する。
【0052】この場合、例えば銅層からなるシード層用
の配線用金属層21は、配線層用溝18およびその下部
のバィアホール19の側壁に薄膜の配線用金属層21が
形成されるためのものである。
【0053】その後、図10に示すように、配線用金属
層21およびバリアメタル膜20をエッチバックして、
バィアホール19の下部および絶縁膜の表面などの配線
用金属層21およびバリアメタル膜20を取り除いて、
配線層用溝18とその下部のバィアホール19の側壁の
みにサイドウォール用の配線用金属層21およびサイド
ウォール用のバリアメタル膜20のパターンを形成す
る。
【0054】この場合、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20およびサイドウォール用の配線用金属層2
1のパターンを形成し、バィアホール19の下部あるい
は表面のバリアメタル膜20および配線用金属層21を
取り除いた工程を有することが、本実施の形態の半導体
装置の製造方法の特徴とされている。
【0055】次に、図11に示すように、半導体基板1
の上の配線層用溝18とその下部にバィアホール19
に、メッキ法を使用して、例えば銅層からなる配線用金
属層22を形成し、配線用金属層22を配線層用溝18
およびその下部のバィアホール19に埋め込む作業を行
う。
【0056】この場合、配線用金属層22は、配線層用
溝18の下部のバィアホール19の下部にバリアメタル
膜20が形成されていないことにより、下層の配線層1
2の表面に形成することができる。
【0057】また、例えば銅層からなる配線用金属層2
2を、半導体基板1の上の配線層用溝18とその下部に
バィアホール19に選択的に埋め込むことができ、その
領域以外の絶縁膜の上にはタンタル(Ta)系のバリア
メタル膜17が形成されていることにより、メッキ法を
使用して形成された例えば銅層からなる配線用金属層2
2を絶縁膜の上に形成することを防止することができ
る。
【0058】すなわち、メッキ法により形成される銅層
は、Ta系のバリアメタル膜17上には形成されにくい
ことを本発明者らの実験検討により明らかにしたもので
あり、本発明はこのような知見に基づく。
【0059】なお、Ta系のバリアメタル膜17として
は、Ta、窒化タンタル(TaN)、Taを主成分とす
る金属膜を適用できる。
【0060】次に、図12に示すように、CMP法を使
用して、配線層用溝18の上の配線用金属層22および
バリアメタル膜17を研磨して、取り除く作業を行う。
【0061】その後、設計仕様に応じて、前述した2層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜および2層目の配線層と
してのバリアメタル膜20および配線用金属層21,2
2を形成する製造方法を適用して、半導体基板1の上
に、3層目の層間絶縁膜としての絶縁膜と、3層目の配
線層を形成する。また、前述した製造工程を繰り返し使
用して多層配線層を必要に応じて形成した後、パシベー
ション膜を形成して、本実施の形態の半導体装置の製造
工程を終了する。
【0062】前述した本実施の形態の半導体装置および
その製造方法によれば、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20のパターンを形成し、バィアホール19の
下部のバリアメタル膜20を取り除いた工程を有するこ
とにより、配線層用溝18とその下部のバィアホール1
9とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層22
がその下部の下層の配線層12の表面に形成することが
できるので、配線層用溝18とその下部のバィアホール
19とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層2
2がその下部の下層の配線層12の表面に直にコンタク
トをとることができた状態とすることができる。
【0063】その結果、本実施の形態の半導体装置およ
びその製造方法によれば、前述した実施の形態1の半導
体装置およびその製造方法の効果と同様な効果を得るこ
とができる。
【0064】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、配線層用溝18とその下部のバィアホール19の
側壁のみにサイドウォール用のバリアメタル膜20のパ
ターンを形成し、例えば銅からなる配線用金属層22が
その下部の下層の配線層12の表面に直にコンタクトを
とることができる状態で、配線層用溝18とその下部の
バィアホール19とに例えば銅からなる配線用金属層2
2を埋め込む工程を行った後に、CMP法を使用して、
絶縁膜の上の不要な配線用金属層22を取り除く工程を
行っていることにより、ディッシングおよびエロージョ
ンを極めて低減化することができ、設計仕様に応じて、
ディッシングおよびエロージョンを防止することができ
るので、バリアメタル膜20を備えている配線層を高い
製造歩留りをもって形成することができると共に高性能
で高信頼度の半導体装置を製造することができる。
【0065】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、メッキ法を使用して、配線層用溝18とその下部
のバィアホール19に例えば銅からなる配線用金属層2
2を埋め込む工程を行っており、絶縁膜の上にはタンタ
ル(Ta)系のバリアメタル膜17が形成されている
(メッキ法を使用して配線用金属層22を形成する場
合、タンタル系のバリアメタル膜17の上には配線用金
属層22が防止できる)ことにより、配線層用溝18の
上にのみ不要な例えば銅からなる配線用金属層22が形
成された状態の後に、CMP法を使用して、その不要な
配線用金属層22を取り除く工程を行っていることによ
り、ディッシングおよびエロージョンを極めて低減化す
ることができ、設計仕様に応じて、ディッシングおよび
エロージョンを防止することができるので、バリアメタ
ル膜20を備えている配線層を高い製造歩留りをもって
形成することができると共に高性能で高信頼度の半導体
装置を製造することができる。
【0066】(実施の形態3)図13〜図15は、本発
明の実施の形態3である半導体装置の製造工程を示す概
略断面図である。本実施の形態の半導体装置の製造方法
の特徴は、基板上の絶縁膜に形成されている配線層用溝
とその下部にバィアホールに埋め込まれているバリアメ
タル膜と配線用金属層からなる配線層の製造方法であ
り、それ以外の半導体装置の製造方法は、種々の態様を
適用することができる。同図を用いて、本実施の形態の
半導体装置およびその製造方法を具体的に説明する。
【0067】まず、図13に示すように、前述した実施
の形態1の半導体装置の製造工程(図1〜図3に示され
ている製造工程)と同様な半導体装置の製造工程を使用
して、例えば単結晶シリコンからなるp型の半導体基板
(基板)1を用意し、MOSFETを形成した後、絶縁
膜に形成された配線層用溝18とその下部のバィアホー
ル19の側壁のみにサイドウォール用のサイドウォール
用のチタン(Ti)系のバリアメタル膜20のパターン
を形成する。
【0068】この場合、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20を形成し、バィアホール19の下部のバリ
アメタル膜20を取り除いた工程を有することが、本実
施の形態の半導体装置の製造方法の特徴とされている。
【0069】次に、図14に示すように、半導体基板1
の上の配線層用溝18とその下部にバィアホール19
に、メッキ法を使用して、例えば銅層からなる配線用金
属層22を形成し、配線用金属層22を配線層用溝18
およびその下部のバィアホール19に埋め込む作業を行
う。
【0070】この場合、配線用金属層22は、配線層用
溝18の下部のバィアホール19の下部にバリアメタル
膜20が形成されていないことにより、下層の配線層1
2の表面に形成することができる。
【0071】また、例えば銅層からなる配線用金属層2
2を、半導体基板1の上の配線層用溝18とその下部に
バィアホール19に選択的に埋め込むことができ、その
領域以外の絶縁膜の上にはタンタル(Ta)系のバリア
メタル膜17が形成されていることにより、メッキ法を
使用して形成された例えば銅層からなる配線用金属層2
2を絶縁膜の上に形成することを防止することができ
る。
【0072】次に、図15に示すように、CMP法を使
用して、配線層用溝18の上の配線用金属層22および
バリアメタル膜17を研磨して、取り除く作業を行う。
【0073】その後、設計仕様に応じて、前述した2層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜および2層目の配線層と
してのバリアメタル膜20および配線用金属層22を形
成する製造方法を適用して、半導体基板1の上に、3層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜と、3層目の配線層を形
成する。また、前述した製造工程を繰り返し使用して多
層配線層を必要に応じて形成した後、パシベーション膜
を形成して、本実施の形態の半導体装置の製造工程を終
了する。
【0074】前述した本実施の形態の半導体装置および
その製造方法によれば、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20のパターンを形成し、バィアホール19の
下部のバリアメタル膜20を取り除いた工程を有するこ
とにより、配線層用溝18とその下部のバィアホール1
9とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層22
がその下部の下層の配線層12の表面に形成することが
できるので、配線層用溝18とその下部のバィアホール
19とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層2
2がその下部の下層の配線層12の表面に直にコンタク
トをとることができた状態とすることができる。
【0075】その結果、本実施の形態の半導体装置およ
びその製造方法によれば、前述した実施の形態1の半導
体装置およびその製造方法の効果と同様な効果を得るこ
とができる。
【0076】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、メッキ法を使用して、配線層用溝18とその下部
のバィアホール19に例えば銅からなる配線用金属層2
2を埋め込む工程を行っており、絶縁膜の上にはタンタ
ル(Ta)系のバリアメタル膜17が形成されている
(メッキ法を使用して配線用金属層22を形成する場
合、タンタル系のバリアメタル膜17の上には配線用金
属層22が防止できる)ことにより、配線層用溝18の
上にのみ不要な例えば銅からなる配線用金属層22が形
成された状態の後に、CMP法を使用して、その不要な
配線用金属層22を取り除く工程を行っていることによ
り、ディッシングおよびエロージョンを極めて低減化す
ることができ、設計仕様に応じて、ディッシングおよび
エロージョンを防止することができるので、バリアメタ
ル膜20を備えている配線層を高い製造歩留りをもって
形成することができると共に高性能で高信頼度の半導体
装置を製造することができる。
【0077】又、本実施の形態の場合、バリアメタル膜
20上にシード層を形成しないため、工程を簡略化でき
る。
【0078】(実施の形態4)図16〜図18は、本発
明の実施の形態4である半導体装置の製造工程を示す概
略断面図である。本実施の形態の半導体装置の製造方法
の特徴は、基板上の絶縁膜に形成されている配線層用溝
とその下部にバィアホールに埋め込まれているバリアメ
タル膜と配線用金属層からなる配線層の製造方法であ
り、それ以外の半導体装置の製造方法は、種々の態様を
適用することができる。同図を用いて、本実施の形態の
半導体装置およびその製造方法を具体的に説明する。
【0079】まず、図16に示すように、前述した実施
の形態1の半導体装置の製造工程(図1〜図3に示され
ている製造工程)と同様な半導体装置の製造工程を使用
して、例えば単結晶シリコンからなるp型の半導体基板
(基板)1を用意し、MOSFETを形成した後、絶縁
膜に形成された配線層用溝18とその下部のバィアホー
ル19の側壁のみにサイドウォール用のバリアメタル膜
20のパターンを形成する。
【0080】ここで、酸化シリコン膜16の表面にはタ
ングステン系のバリアメタル30を形成しておく。
【0081】この場合、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20を形成し、バィアホール19の下部のバリ
アメタル膜20を取り除いた工程を有することが、本実
施の形態の半導体装置の製造方法の特徴とされている。
【0082】次に、図17に示すように、半導体基板1
の上に、メッキ法を使用して、例えば銅層からなる配線
用金属層22を形成し、配線用金属層22を配線層用溝
18およびその下部のバィアホール19に埋め込む作業
を行う。
【0083】この場合、配線用金属層22は、配線層用
溝18の下部のバィアホール19の下部にバリアメタル
膜20が形成されていないことにより、下層の配線層1
2の表面に形成することができる。
【0084】また、例えば銅層からなる配線用金属層2
2を、半導体基板1の上の配線層用溝18とその下部に
バィアホール19に埋め込むことができ、その領域以外
のバリアメタル30の上にも例えば銅層からなる配線用
金属層22を形成している。
【0085】次に、図18に示すように、CMP法を使
用して、2層目の層間絶縁膜としての絶縁膜の上の配線
用金属層22とバリアメタル膜30を研磨して、取り除
く作業を行う。
【0086】その後、設計仕様に応じて、前述した2層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜および2層目の配線層と
してのバリアメタル膜20および配線用金属層22を形
成する製造方法を適用して、半導体基板1の上に、3層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜と、3層目の配線層を形
成する。また、前述した製造工程を繰り返し使用して多
層配線層を必要に応じて形成した後、パシベーション膜
を形成して、本実施の形態の半導体装置の製造工程を終
了する。
【0087】前述した本実施の形態の半導体装置および
その製造方法によれば、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20のパターンを形成し、バィアホール19の
下部のバリアメタル膜20を取り除いた工程を有するこ
とにより、配線層用溝18とその下部のバィアホール1
9とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層22
がその下部の下層の配線層12の表面に形成することが
できるので、配線層用溝18とその下部のバィアホール
19とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層2
2がその下部の下層の配線層12の表面に直にコンタク
トをとることができた状態とすることができる。
【0088】その結果、本実施の形態の半導体装置およ
びその製造方法によれば、前述した実施の形態1の半導
体装置およびその製造方法の効果と同様な効果を得るこ
とができる。
【0089】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、配線層用溝18とその下部のバィアホール19の
側壁のみにサイドウォール用のバリアメタル膜20のパ
ターンを形成し、例えば銅からなる配線用金属層22が
その下部の下層の配線層12の表面に直にコンタクトを
とることができる状態で、配線層用溝18とその下部の
バィアホール19とに例えば銅からなる配線用金属層2
2を埋め込む工程を行った後に、CMP法を使用して、
絶縁膜の上の不要な配線用金属層22を取り除く工程を
行っていることにより、ディッシングおよびエロージョ
ンを極めて低減化することができ、設計仕様に応じて、
ディッシングおよびエロージョンを防止することができ
るので、バリアメタル膜20を備えている配線層を高い
製造歩留りをもって形成することができると共に高性能
で高信頼度の半導体装置を製造することができる。
【0090】(実施の形態5)図19〜図21は、本発
明の実施の形態5である半導体装置の製造工程を示す概
略断面図である。本実施の形態の半導体装置の製造方法
の特徴は、基板上の絶縁膜に形成されている配線層用溝
とその下部にバィアホールに埋め込まれているバリアメ
タル膜と配線用金属層からなる配線層の製造方法であ
り、それ以外の半導体装置の製造方法は、種々の態様を
適用することができる。同図を用いて、本実施の形態の
半導体装置およびその製造方法を具体的に説明する。
【0091】まず、図19に示すように、前述した実施
の形態1の半導体装置の製造工程(図1〜図4に示され
ている製造工程)と同様な半導体装置の製造工程を使用
して、例えば単結晶シリコンからなるp型の半導体基板
(基板)1を用意し、MOSFETを形成した後、絶縁
膜に形成された配線層用溝18とその下部のバィアホー
ル19の側壁のみにサイドウォール用のサイドウォール
用のバリアメタル膜20のパターンを形成する。その
後、半導体基板1の上に、CVD法またはスパッタリン
グ法を使用して、例えば銅層からなるシード層用の配線
用金属層21を形成する。
【0092】この場合、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20を形成し、バィアホール19の下部のバリ
アメタル膜20を取り除いた工程を有することが、本実
施の形態の半導体装置の製造方法の特徴とされている。
【0093】また、例えば銅層からなるシード層用の配
線用金属層21は、配線層用溝18の下部のバィアホー
ル19の下部にバリアメタル膜20が形成されていない
ことにより、下層の配線層12の表面に形成することが
できる。
【0094】次に、図20に示すように、レジスト膜2
3を配線層用溝18およびその下部のバィアホール19
に埋め込む作業を行う。
【0095】その後、レジスト膜23をマスクとして、
選択エッチング技術を使用して、レジスト膜23によっ
て保護されていない領域の例えば銅層からなるシード層
用の配線用金属層21を取り除く作業を行う。
【0096】その後、図21に示すように、不要となっ
たレジスト膜23を取り除く作業を行った後に、配線層
用溝18およびその下部のバィアホール19に埋め込ま
れている配線用金属層21の表面に、メッキ法を使用し
て、例えば銅層からなる配線用金属層22を形成し、配
線用金属層22を配線層用溝18およびその下部のバィ
アホール19に埋め込む作業を行う。
【0097】この場合、配線用金属層22は、配線層用
溝18およびその下部のバィアホール19のみに埋め込
まれた状態とすることができ、配線層用溝18の表面に
平坦化された例えば銅層からなる配線用金属層22を形
成することができる。
【0098】また、例えば銅層からなる配線用金属層2
2を、半導体基板1の上の配線層用溝18とその下部に
バィアホール19に選択的に埋め込むことができ、その
領域以外の絶縁膜の上にはタンタル(Ta)系のバリア
メタル膜17が形成されていることにより、メッキ法を
使用して形成された例えば銅層からなる配線用金属層2
2を絶縁膜の上に形成することを防止することができ
る。
【0099】次に、CMP法を使用して、2層目の層間
絶縁膜としての絶縁膜の上のバリアメタル膜17と薄膜
状態の配線用金属層22を研磨して、取り除く作業を行
う。
【0100】その後、設計仕様に応じて、前述した2層
目の層間絶縁膜としての絶縁膜および2層目の配線層と
してのバリアメタル膜20および配線用金属層21,2
2を形成する製造方法を適用して、半導体基板1の上
に、3層目の層間絶縁膜としての絶縁膜と、3層目の配
線層を形成する。また、前述した製造工程を繰り返し使
用して多層配線層を必要に応じて形成した後、パシベー
ション膜を形成して、本実施の形態の半導体装置の製造
工程を終了する。
【0101】前述した本実施の形態の半導体装置および
その製造方法によれば、配線層用溝18とその下部のバ
ィアホール19の側壁のみにサイドウォール用のバリア
メタル膜20のパターンを形成し、バィアホール19の
下部のバリアメタル膜20を取り除いた工程を有するこ
とにより、配線層用溝18とその下部のバィアホール1
9とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層2
1,22がその下部の下層の配線層12の表面に形成す
ることができるので、配線層用溝18とその下部のバィ
アホール19とに埋め込まれた例えば銅からなる配線用
金属層21,22がその下部の下層の配線層12の表面
に直にコンタクトをとることができた状態とすることが
できる。
【0102】その結果、本実施の形態の半導体装置およ
びその製造方法によれば、前述した実施の形態1の半導
体装置およびその製造方法の効果と同様な効果を得るこ
とができる。
【0103】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、メッキ法を使用して、配線層用溝18とその下部
のバィアホール19に例えば銅からなる配線用金属層2
2を埋め込む工程を行っており、絶縁膜の上にはタンタ
ル(Ta)系のバリアメタル膜17が形成されている
(メッキ法を使用して配線用金属層22を形成する場
合、タンタル系のバリアメタル膜17の上には配線用金
属層22が防止できる)ことにより、配線層用溝18の
上にのみ不要な例えば銅からなる配線用金属層22が形
成された状態の後に、CMP法を使用して、その不要な
配線用金属層22を取り除く工程を行っていることによ
り、ディッシングおよびエロージョンを極めて低減化す
ることができ、設計仕様に応じて、ディッシングおよび
エロージョンを防止することができるので、バリアメタ
ル膜20を備えている配線層を高い製造歩留りをもって
形成することができると共に高性能で高信頼度の半導体
装置を製造することができる。
【0104】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0105】例えば、本発明の半導体集積回路装置およ
びその製造方法において、配線用金属膜21,22とし
て、銅層以外に、アルミニウム(Al)層、金(Au)
層などの配線用金属層を適用することができる。
【0106】また、本発明の半導体装置およびその製造
方法において、基板として、半導体基板以外に、SOI
(Silicon on Insulator)基板などの基板を適用するこ
とができる。
【0107】さらに、本発明は、MOSFET、CMO
SFETおよびバイポーラトランジスタなどの種々の半
導体素子を組み合わせた態様の半導体集積回路装置など
の半導体装置およびその製造方法とすることができる。
【0108】さらに、本発明は、MOSFET、CMO
SFETなどを構成要素とするロジック系あるいはDR
AM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(St
aticRandom Access Memory )などのメモリ系などを有
する種々の半導体装置およびその製造方法に適用でき
る。
【0109】さらに、前記実施の形態では、2層目以上
の配線層に本発明を適用した例を示したが、第1層目の
形成に本発明を適用しても構わない。
【0110】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0111】(1).本発明の半導体装置およびその製
造方法によれば、配線層用溝とその下部のバィアホール
の側壁のみにサイドウォール用のバリアメタル膜のパタ
ーンを形成し、バィアホールの下部のバリアメタル膜を
取り除いた工程を有することにより、配線層用溝とその
下部のバィアホールとに埋め込まれた例えば銅からなる
配線用金属層がその下部の下層の配線層の表面に形成す
ることができるので、配線層用溝とその下部のバィアホ
ールとに埋め込まれた例えば銅からなる配線用金属層が
その下部の下層の配線層の表面に直にコンタクトをとる
ことができた状態とすることができる。
【0112】その結果、本発明の半導体装置およびその
製造方法によれば、バィア抵抗を大幅に低減化すること
ができることにより、バリアメタル膜を備えている配線
層を有する半導体装置の高速動作ができたり、配線層の
抵抗を小さくできたり、エレクロトマイグレーション耐
性などの信頼性を高くすることができるので、バリアメ
タル膜を備えている配線層を有する半導体装置の高性能
化および高信頼度化ができる。
【0113】(2).本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、配線層用溝とその下部のバィアホールの側壁の
みにサイドウォール用のバリアメタル膜のパターンを形
成し、例えば銅からなる配線用金属層がその下部の下層
の配線層の表面に直にコンタクトをとることができる状
態で、配線層用溝とその下部のバィアホールとに例えば
銅からなる配線用金属層を埋め込む工程を行った後に、
CMP法を使用して、絶縁膜の上の不要な配線用金属層
を取り除く工程を行っていることにより、ディッシング
およびエロージョンを極めて低減化することができ、設
計仕様に応じて、ディッシングおよびエロージョンを防
止することができるので、バリアメタル膜を備えている
配線層を高い製造歩留りをもって形成することができる
と共に高性能で高信頼度の半導体装置を製造することが
できる。
【0114】(3).本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、配線層用溝とその下部のバィアホールの側壁の
みにサイドウォール用のバリアメタル膜のパターンを形
成し、その後、メッキ法を使用して、配線層用溝とその
下部のバィアホールに例えば銅からなる配線用金属層を
埋め込む工程を行っていることにより、配線層用溝とそ
の下部のバィアホールに例えば銅からなる配線用金属層
を優れた状態で埋め込むことができるので、バリアメタ
ル膜を備えている配線層を高い製造歩留りをもって形成
することができると共に高性能で高信頼度の半導体装置
を製造することができる。
【0115】(4).本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、メッキ法を使用して、配線層用溝とその下部の
バィアホールに例えば銅からなる配線用金属層を埋め込
む工程を行っており、絶縁膜の上にはタンタル(Ta)
系のバリアメタル膜が形成されている(メッキ法を使用
して配線用金属層を形成する場合、タンタル系のバリア
メタル膜の上には配線用金属層が防止できる)ことによ
り、配線層用溝の上にのみ不要な例えば銅からなる配線
用金属層が形成された状態の後に、CMP法を使用し
て、その不要な配線用金属層を取り除く工程を行ってい
ることにより、ディッシングおよびエロージョンを極め
て低減化することができ、設計仕様に応じて、ディッシ
ングおよびエロージョンを防止することができるので、
バリアメタル膜を備えている配線層を高い製造歩留りを
もって形成することができると共に高性能で高信頼度の
半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2である半導体装置の製造
工程を示す概略断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図12】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図13】本発明の実施の形態3である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図14】本発明の実施の形態3である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図15】本発明の実施の形態3である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図16】本発明の実施の形態4である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図17】本発明の実施の形態4である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図18】本発明の実施の形態4である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図19】本発明の実施の形態5である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図20】本発明の実施の形態5である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【図21】本発明の実施の形態5である半導体装置の製
造工程を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(基板) 2 素子分離用絶縁膜 3 ゲート絶縁膜 4 ゲート電極 5 サイドウォールスペーサ 6 半導体領域 7 絶縁膜 8 プラグ 9 絶縁膜 10 バリアメタル膜 11 配線用金属層 12 配線層 13 窒化シリコン膜 14 酸化シリコン膜 15 窒化シリコン膜 16 酸化シリコン膜 17 バリアメタル膜 18 配線層用溝 19 バィアホール 20 バリアメタル膜 21 配線用金属層 22 配線用金属層 23 レジスト膜
フロントページの続き (72)発明者 宮▲崎▼ 博史 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 深田 晋一 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 青木 英雄 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 大島 隆文 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 4M104 AA01 AA09 BB01 BB14 BB18 BB30 BB33 CC01 DD04 DD06 DD37 DD43 DD52 DD53 FF16 FF17 FF18 FF21 GG09 GG10 GG14 GG16 HH07 HH16 5F033 HH11 HH18 HH21 JJ04 JJ11 JJ18 JJ19 JJ33 JJ34 KK01 KK04 KK11 KK18 KK19 MM01 MM10 MM13 NN05 NN07 NN29 NN37 PP06 PP15 PP27 QQ08 QQ09 QQ10 QQ31 QQ37 QQ48 RR04 RR06 SS11 TT01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の絶縁膜に配線層用溝とその下部
    にバィアホールが形成されており、前記配線層用溝およ
    び前記バィアホールに埋め込まれているバリアメタル膜
    と配線用金属層からなる配線層が形成されており、前記
    バィアホールの下部に前記バリアメタル膜が形成されて
    いないことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置であって、前
    記配線用金属層は、銅層であることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置であ
    って、前記バリアメタル膜は、チタン、タングステンま
    たはチタンナイトライド、タングステンナイトライドあ
    るいはチタンを主成分とする金属膜またはタングステン
    を主成分とする金属膜であることを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 基板上の絶縁膜に配線層用溝とその下部
    にバィアホールを形成する工程と、 前記基板上にバリアメタル膜を堆積した後、エッチバッ
    ク法を使用して、前記絶縁膜に形成されている前記配線
    層用溝とその下部の前記バィアホールの側壁部以外の前
    記バィアホールの下部などの前記バリアメタル膜を取り
    除く工程と、 前記配線層用溝とその下部の前記バィアホールに配線用
    金属層を埋め込む工程とを有することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法で
    あって、前記配線層用溝とその下部の前記バィアホール
    に配線用金属層を埋め込む工程の後に、CMP法を使用
    して、不要な領域の前記配線用金属層を取り除く工程を
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の半導体装置の製
    造方法であって、基板上の絶縁膜に配線層用溝とその下
    部にバィアホールを形成する工程において、前記基板上
    に第2のバリアメタル膜を形成した後、前記第2のバリ
    アメタル膜を加工し、その加工された前記第2のバリア
    メタル膜をマスクとして、選択エッチング技術を使用し
    て、前記基板上の前記絶縁膜に配線層用溝とその下部に
    バィアホールを形成する工程を行っていることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4または5記載の半導体装置の製
    造方法であって、前記配線層用溝とその下部の前記バィ
    アホールに配線用金属層を埋め込む工程において、前記
    配線用金属層は、銅層とされており、前記配線層用溝と
    その下部の前記バィアホールに前記配線用金属層を埋め
    込む工程として、メッキ法が使用されていることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4または5記載の半導体装置の製
    造方法であって、前記配線層用溝とその下部の前記バィ
    アホールに配線用金属層を埋め込む工程において、前記
    配線層用溝とその下部の前記バィアホールにCVD法ま
    たはスパッタリング法を使用して薄膜の配線用金属膜を
    形成する工程と、その工程の後に、前記配線層用溝とそ
    の下部の前記バィアホールにメッキ法を使用して配線用
    金属膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置の製造方法で
    あって、前記配線層用溝とその下部の前記バィアホール
    にCVD法またはスパッタリング法を使用して薄膜の配
    線用金属膜を形成する工程の後に、前記配線層用溝とそ
    の下部の前記バィアホールに埋め込まれている薄膜の前
    記配線用金属膜の表面にレジスト膜を形成し、前記レジ
    スト膜をマスクとして、前記レジスト膜によって保護さ
    れていない領域の前記配線用金属膜を取り除く工程を有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の半導体装置の製造方法
    であって、前記第2のバリアメタル膜は、タンタル、窒
    化タンタル又はタンタルを主成分とする金属膜であり、
    前記配線用金属膜はメッキ法を用いて形成された銅層で
    あることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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