JP2000323221A - 複合成形コネクター - Google Patents

複合成形コネクター

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Publication number
JP2000323221A
JP2000323221A JP11167273A JP16727399A JP2000323221A JP 2000323221 A JP2000323221 A JP 2000323221A JP 11167273 A JP11167273 A JP 11167273A JP 16727399 A JP16727399 A JP 16727399A JP 2000323221 A JP2000323221 A JP 2000323221A
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JP
Japan
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contact
insulator
connector
contacts
insulating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP11167273A
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English (en)
Inventor
Shinobu Takeuchi
忍 竹内
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MOLDEC KK
Original Assignee
MOLDEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁体の変形や接触子の位置ズレを無くした薄
型で多極のコネクタを効率良く作成する方法を提供する
ことを目的とする 【解決手段】コネクタの基本機能である導電路を構成す
る接触子(11)は電気伝導性の良好な銅合金製で一端
に接触部(2)、中間に接触子抜け止め突起(7)他端
には基板等との接続に用いるテール部(3)を設けた上
段接触子(1)及び下段接触子(8)を、プラスチック
ス等の絶縁体で作られた規定の上下段の距離を確保する
ための絶縁体2本体(9)に規定のピッチで接触子(1
1)を設けるための隔壁(5)を設け、隔壁(5)の各
列には絶縁体2抜け止め突起(6)を設けた絶縁体2
(10)に位置決めし、主に外形を形成し、相手のコネ
クタを導くためのガイド、基板等の他の導電路との接続
のため接触子(11)の整列を目的とする絶縁体1
(4)を製作するためのインサート成形金型に組み込
み、このインサート成形にてコネクタの基本的な内部、
外部を一体で設ける。以上の構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般の電気コネ
クタの接触子と絶縁体の構造に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の電気コネクタにおいて接触
子を絶縁体に組み込む方法は絶縁体側に接触子を押し込
み力を作用させて挿入できる程度に狭めた貫通穴を設け
た、いわゆる圧入方式、絶縁体を製造する際に接触子を
金型に組み込み、絶縁体が形をなすと同時に接触子も絶
縁体に組み込まれた状態で形成されるインサート成形方
式が有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、圧入方式は狭い
貫通穴の中に接触子が圧入されるために、接触子の削り
カスが生じ、隣接した接触子と接触して絶縁不良が生じ
たり、圧入部に無理な力が残留するために、絶縁体が膨
れたり変形したり、割れが生じた、特に狭ピッチで薄い
コネクタではこれらの現象が生じやすかった。インサー
ト成形方式は圧入方式が難しいとされる、狭ピッチ若し
くは薄型、小型のものに採用されるケースが多いが、絶
縁体の成形時に接触子が絶縁体の流れによる力を受けや
すく寸法や位置の狂いやバリが生じたり、成形時の熱に
よる接触子の応力緩和による変形や、多段のものは各段
の間の成形が金型の構造上の制約から上下の端子間に隙
間が生じやすく製品性能上の問題が生じやすく、且つ製
造能力が成形機及び金型の能力に依存し、両者共に一般
に特殊で複雑であるため生産能力の向上には不利であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁体を最低
2分割とし且つ方法の異なる二つの方法で製作し、一つ
の絶縁体は通常の成形により製作され、他の絶縁体はイ
ンサート成形にて他の部品、例えば先の接触子や成形部
品を組み込んだ状態にて製作される形態とした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のコネクタは電気導通路と
なる接触子、主に接触子が規定の位置に位置決めするた
めの溝を設けた形状で、あらかじめ単独で成形された絶
縁体と、インサート成形方式で製作され、主に外観を形
作る絶縁体から主に構成される。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例に関し図1から図5を
もとに説明する。コネクタの基本機能である導電路を構
成する接触子(11)は電気伝導性の良好な銅合金製で
一端にバネ性を具備した形状の接触部(2)、中間に接
触子抜け止め突起(7)他端には基板等との接続に用い
るテール部(3)を設けた上段接触子(1)及び下段接
触子(8)から成り、規定の上下段の距離を確保するた
めの絶縁体2本体(9)に規定のピッチで接触子(1
1)を設けるための隔壁(5)を設け、隔壁(5)の各
列には絶縁体2抜け止め突起(6)を設けた絶縁体2
(10)を設け、主に外形を形成し、相手のコネクタを
確実に導くためのガイド、基板等の他の導電路との接続
のため接触子(11)の整列を目的とする絶縁体1
(4)を設ける。本品を製作する際は、初めに絶縁体2
(10)を主に射出成形にて製作し接触子(11)はプ
レス加工を用いて製作し、規定の数の上段接触子(1)
及び下段接触子(8)を絶縁体2(10)の接触子抜け
止め突起(7)と絶縁体2抜け止め突起(6)が互いに
かみ合うように位置合わせした状態で絶縁体1(4)を
製作するためのインサート金型に取り付け、成形を行
い、製作する。絶縁体2(10)の分割数に関しては2
分割より多くてもかまわない。又コネクタの段数を2段
以外例えば1段、4段等の場合にもちいても良い。絶縁
体1の外周に他の部品、例えば金属シエルを被せたもの
の内部に本案を用いても良い。
【0007】図7,図8,図9に示される実施例では接
触子(11)の接触部(2)が直線状で特にバネ特性を
必要としない形状の場合であり、絶縁体2(10)の先
端には突き当て部(12)が設けられる。この際接触子
抜け止め突起(7)や絶縁体2抜け止め突起(6)を兼
用してもちいても良い。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下に記されるような効果が有る。
【0009】インサート成形金型では難しいとされる精
度及び形状の複雑な部位である絶縁体2を精度が高く複
雑な形状のものを多数個製作するのに有利な通常の成形
にて製作するためインサート金型がこの分単純化され、
又金型費用も低減でき、製品の精度及び生産効率も高
い。
【0010】接触子があらかじめ成形された絶縁体2に
位置決めされるため、この後の工程であるインサート成
形時に加わる熱により接触子に残留している応力を解放
し、変形しようとする力を絶縁体2が押さえ込むため寸
法の狂いが少ない。
【0011】絶縁体2に位置決めされた接触子の隙間は
後工程のインサート成形にて埋められるため電気的な絶
縁耐圧性能が高い。
【0012】接触子の接触部の近傍をインサート成形す
ることが無いため、インサート成形時に生じやすいプラ
スチックスのバリによる接触不具合が生じ難い。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバネ性を兼ね備えた接触子を持ったコ
ネクタの断面図である。
【図2】本発明のバネ性を兼ね備えた接触子を持ったコ
ネクタの絶縁体2の部分正面図である。
【図3】本発明のバネ性を兼ね備えた接触子の側面図及
び平面図である。
【図4】本発明のバネ性を兼ね備えた接触子を持ったコ
ネクタの絶縁体1の断面”A””A”図である。
【図5】本発明のバネ性を兼ね備えた接触子を持ったコ
ネクタの絶縁2と接触子の組み合わせ平面図(断面”
A””A”)である。
【図6】本発明のバネ性を持たない接触子を持ったコネ
クタの断面図である。
【図7】本発明のバネ性を持たない接触子を持ったコネ
クタの絶縁体2の部分正面図である。
【図8】本発明のバネ性を持たない接触子の平面図であ
る。
【符号の説明】
1上段接触子 2接触部 3テール部 4絶縁体1 5隔壁 6絶縁体2抜け止め突起 7接触子抜け止め突起 8下段接触子 9絶縁体2本体 10絶縁体2 11接触子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタの基本機能である導電路を構成す
    る接触子(11)は電気伝導性の良好な銅合金製で一端
    に接触部(2)、中間に接触子抜け止め突起(7)他端
    には基板等との接続に用いるテール部(3)を設けた上
    段接触子(1)及び下段接触子(8)を、プラスチック
    ス等の絶縁体で作られた規定の上下段の距離を確保する
    ための絶縁体2本体(9)に規定のピッチで接触子(1
    1)を設けるための隔壁(5)を設け、隔壁(5)の各
    列には絶縁体2抜け止め突起(6)を設けた絶縁体2
    (10)に位置決めし、主に外形を形成し、相手のコネ
    クタを導くためのガイド、基板等の他の導電路との接続
    のため接触子(11)の整列を目的とする絶縁体1
    (4)を製作するためのインサート成形金型に組み込
    み、このインサート成形にてコネクタの基本的な内部、
    外部を一体で設ける。以上の構成の複合成形コネクター
  2. 【請求項2】接触子(11)の段数を例えば1段等2段
    以外とした請求項1の複合成形コネクター
  3. 【請求項3】接触子抜け止め突起(7)を特には設けな
    い請求項1又は請求項2の複合成形コネクター
JP11167273A 1999-05-10 1999-05-10 複合成形コネクター Pending JP2000323221A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180015456A (ko) * 2016-08-03 2018-02-13 주식회사 신화콘텍 마이크로 유에스비 커넥터 플러그

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180015456A (ko) * 2016-08-03 2018-02-13 주식회사 신화콘텍 마이크로 유에스비 커넥터 플러그
KR101896054B1 (ko) * 2016-08-03 2018-09-06 주식회사 신화콘텍 마이크로 유에스비 커넥터 플러그

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