JP2000322772A - 光記録再生媒体,この光記録再生媒体を用いる光記録再生方法およびこの光記録再生媒体の製造方法 - Google Patents

光記録再生媒体,この光記録再生媒体を用いる光記録再生方法およびこの光記録再生媒体の製造方法

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JP2000322772A
JP2000322772A JP11127937A JP12793799A JP2000322772A JP 2000322772 A JP2000322772 A JP 2000322772A JP 11127937 A JP11127937 A JP 11127937A JP 12793799 A JP12793799 A JP 12793799A JP 2000322772 A JP2000322772 A JP 2000322772A
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Hiroshi Miura
博 三浦
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Ricoh Co Ltd
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近接場記録方法に適した光記録再生媒体と、
これを用いる光記録再生方法並びにその製造方法を提供
すること。 【解決手段】 光スポットの案内溝を構成する凹凸は、
該凹もしくは凸部の少なくとも一方の、前記案内溝に直
交する方向における断面形状501〜504が、光スポ
ットの光軸に対して直交する辺を有しない光記録再生媒
体と、この光記録再生媒体を用いてトラッキング方法を
改良した光記録再生方法、並びに、矩形状の凹凸を形成
し、熱処理により前記矩形状の凹凸を変形するようにし
た光記録再生媒体の製造方法を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録再生媒体
(以下、単に記録媒体ともいう)およびこの記録媒体を
用いる光記録再生方法並びに前記記録媒体の製造方法に
関し、より詳細には、後述する近接場記録用に好適に用
い得る光記録再生媒体の構成およびこの記録媒体を用い
る光記録再生方法並びに前記記録媒体の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】次世代の高密度記録方法として、近接場
光学の応用が提案されている(例えば、E.Betzing e
t.al.,Appl.Phys.Lett.61(2),pp.142-144,1992参
照)。なお、以下の説明では、この記録方法を、近接場
記録方法と記載することにする。近接場記録方法では、
微小開口を有するプローブやヘッドを、情報の記録媒体
表面近傍に接近させるため、記録媒体の層構成が従来の
DVD(Digital Video Disk )やCD(Compact
Disk )とは異なる。通常の記録媒体では、透明基板を
通してレーザビームを照射し情報の記録再生を行うが、
近接場記録方法の場合は、基板の厚さが記録再生に影響
することから、基板を通さずに記録層に直接レーザビー
ムを照射する方法が採られる。
【0003】情報の記録再生を行うプローブやヘッド
は、記録媒体表面に対して数十nmオーダーの距離に接
近させる。相変化材料等を記録層に使った書き換え可能
な記録媒体では、トラッキングの方法としてプリグルー
ブ法が採用されている。この方法は、基板上に予めレー
ザヘッドを案内する溝(プリグルーブ)を形成してお
き、この溝端部で生じる光の回折を利用して、レーザビ
ームが溝の中央部に照射されるようにサーボをかける方
法である。レーザビームと案内溝との位置ズレ信号(ト
ラックエラー信号)はプッシュプル法等で検出する。す
なわち、媒体からの反射光のファーフィールドパターン
を2つの受光領域を有する2分割の光検出器で検出し、
両受光機で検出された光電流の差から案内溝とレーザビ
ームとの位置ズレを検出する。
【0004】案内溝の深さはトラッキングエラー信号
(プッシュプル信号)が一番大きくなる波長/8近傍の
値に設定される。プッシュプル信号の振幅は、波長/8
で最大になり、波長/20から波長/5の範囲でこの最
大値の1/2以上の振幅が得られる。つまり、プリグル
ーブ法では、数十nmオーダーの段差を有する溝(ラン
ド/グルーブ)を基板表面に設ける。トラッキング精度
を向上させるために、案内溝の形状や、深さの改良が成
されている。その一例が、特開平5−47043号公報
に開示されている。
【0005】ところが、従来の矩形形状の案内溝を近接
場記録方法に用いると、以下に示すように、何点か問題
が発生する。まず、ランド/グルーブ間の段差が問題に
なる。前記したように近接場記録方法では、プローブ
(ヘッド)と記録媒体表面を数十nmに接近させる。ラ
ンド/グルーブ双方に情報を記録するには、段差を極力
小さくする必要がある。しかし、段差が小さくなるとプ
ッシュプル信号の振幅が小さくなり、トラッキングの精
度が低下する。特に、膜面に直接レーザビームを照射す
る場合は、ランド/グルーブの形状がその上に成膜され
た膜に消されてしまう。
【0006】また、トラッキングができるようにランド
/グルーブに高さを十分に採ると、グルーグ(溝の底)
とプローブ,ヘッド間の距離が離れてしまい、近接場光
が伝搬光になり、微小ビットの形成ができなくなる。こ
の場合、ランドのみの記録となり記録密度はランド/グ
ルーブ記録に対して1/2になってしまう。このよう
に、近接場記録方法の場合はトラッキング精度と記録密
度とがトレードオフの関係にある。
【0007】また、ランド/グルーブの形状が矩形であ
ることも問題となる。近接場記録方法では、シアフォー
ス(Shear force)制御によりプローブ(ヘッド)と記
録媒体表面との間隔を数十nmに維持する方法が採られ
る。プローブ(ヘッド)がトラックを横切る(トラック
ジャンプ)際に、矩形であるランド/グルーブの境界で
プローブ(ヘッド)の変位が大きくなる。高速で動作さ
せる場合には、プローブ(ヘッド)の動作が追従できず
損傷等の問題が発生する。
【0008】また、溝端部で生じる光の回折を利用して
サーボをかける方法では、ビーム系の縮小に伴って案内
溝の幅、およびピッチを縮小する必要がある。現行の基
板形成プロセスを用いた場合、リソグラフィーの限界か
ら案内溝のピッチは〜0.5μm程度が縮小限界にな
る。さらにサイズを縮小する場合には、電子線リソグラ
フィーを用いる等、基板形成プロセスを大幅に変更する
ことになり、製造コストが高くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、近接場
記録方法では、矩形の溝によるトラッキングでは不具合
が生じる。高密度記録を実現するには、近接場記録方法
に適した記録再生媒体およびトラッキング方法が必要で
ある。近接場記録方法に用いる媒体およびトラッキング
方法には、次の4点が要求される。
【0010】(1)膜表面が(保護層などで)被覆され
た状態においても、溝の情報が十分に得られること。 (2)ヘッドがトラック間を移動する際の変位量が小さ
い、もしくは急峻な変動が起こらない基板形状であるこ
と。 (3)微小な光スポット径においてもトラッキング精度
が確保できること。 (4)現行のプロセスを用いて安価に製造できること。
【0011】本発明の目的は、従来の技術における上記
諸問題を解決した、近接場記録方法に適した記録媒体と
その製造方法を提供することにある。
【0012】より具体的には、請求項1は、前記要求
(1)を達成するための光記録再生媒体の形状を提案す
るものであり、請求項2は、請求項1に記載した記録媒
体形状において、特に現状の記録再生媒体製造工程を転
用して形成可能であり、かつ、前記要求(2)を達成す
るための記録媒体の形状を提案するものである。
【0013】また、請求項3〜5は、前記要求(3)を
達成するためのトラッキング方法に特徴を有する光記録
再生方法を提案するものであり、請求項6および7は、
前記要求(4)を達成するための記録媒体の製造方法を
提案するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る光記録再生媒体は、光スポットの案内
溝を構成する凹凸は、該凹もしくは凸部の少なくとも一
方の、前記案内溝に直交する方向における断面形状が、
光スポットの光軸に対して直交する辺を有しないことを
特徴とする。
【0015】なお、本発明に係る光記録再生媒体におい
ては、前記光スポットの案内溝を構成する凹凸は、前記
案内溝に直交する方向における断面形状が、曲率半径が
5μm以下の凸形状であることを特徴とする。
【0016】本発明に係る光記録再生媒体を用いる光記
録再生方法においては、前記記録媒体の表面と光スポッ
トの出射端部との間隔を検出し、前記光スポットの前記
記録媒体表面における位置制御を行うことを特徴とす
る。
【0017】また、本発明に係る光記録再生媒体を用い
る光記録再生方法においては、前記記録媒体表面からの
反射光強度を検出し、前記光スポットの前記記録媒体表
面における位置制御を行うことを特徴とする。
【0018】またさらに、本発明に係る光記録再生媒体
を用いる光記録再生方法においては、前記光スポットの
出射端部の断面形状は光軸に対して非対称であり、前記
光スポットの出射端部と前記光記録再生媒体表面との間
隔と、当該光記録再生媒体表面からの反射光強度とを検
出して、前記光スポットの前記光記録再生媒体表面にお
ける位置制御を行うことを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る光記録再生媒体の製造
方法は、前記記録媒体の原盤とする基板表面にマスク層
を形成し、フォトリソグラフィーにより前記マスク層を
スパイラルもしくは同心円状に、かつ、断面が矩形であ
る凹凸形状に加工した後に、100℃〜200℃の熱処
理を行い、前記矩形凹凸形状を変形させて原盤を形成す
ることを特徴とする。
【0020】なお、本発明に係る光記録再生媒体の製造
方法においては、前記記録媒体の原盤とする基板表面に
マスク層を形成し、フォトリソグラフィーによりスパイ
ラルもしくは同心円状のパターンをマスク層に形成する
際に、膜厚方向において光源に対する感度が変化してい
るマスク層を用いることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す好適実施例に基づいて、詳細に説明する。ま
ず、図1に基づいて、請求項1および2に記載した、本
発明に係る記録媒体の形状について説明する。
【0022】図1は、本発明に係る記録媒体の半径方向
(案内溝に直交する方向、以下、媒体半径方向という)
の断面形状101を示す図である。図1に示すように、
本発明に係る記録媒体の表面は半円状の凸形状で構成さ
れ、媒体半径方向に対しては、収束光源の光入射方向に
対して直交する面が存在しない。ここで、図1に示すよ
うに、半円形状の凸形状である場合には、その曲率半径
1011は5μm以下とし、凸形状間のピッチ1012
と曲率半径の比(ピッチ/曲率半径)は、1〜4の範囲
にすることが好ましい。
【0023】なお、媒体表面は、半円形状の凹形状で構
成しても構わない。この場合は、凹形状の曲率半径は5
μm以下とし、凹形状間のピッチと曲率半径の比(ピッ
チ/曲率半径)は、やはり1〜4の範囲にすることが好
ましい。また、媒体半径方向の断面形状は、三角形の凸
形状の周期構造であってもよい。この場合は、三角形の
頂角は30度〜150度の範囲とし、媒体半径方向にお
ける頂点間のピッチは10μmとする。さらに、媒体半
径方向の断面形状を多面体の周期構造としてもよい。
【0024】以上のように、本発明による記録媒体表面
の凸形状もしくは凹形状は、光入射方向に対して曲面も
しくは傾斜する面で構成される点が特徴になっている。
記録媒体の各形状については、後に実施例1において詳
細に説明する。
【0025】次に、請求項3〜5に記載した、本発明に
係る記録媒体を用いる記録再生方法におけるトラッキン
グについて説明する。図1に示した構成により、本発明
に係る記録媒体を用いる記録再生方法においては、10
2,103の2通りのトラッキング方法が可能になる。
ここで、102は請求項3に記載したトラッキング方法
であり、プローブと媒体表面の間隔1021を一定に保
持するようにサーボをかけるものである。
【0026】図1中、102にはプローブを隣接する半
円で挟まれた凹形状1022にトラッキングする様子を
示す。媒体の表面を半円もしくは三角形の凸の周期形状
にすることにより、プローブと媒体表面との間隔102
1は、プローブの、媒体表面に対して水平方向の動きに
関して、敏感に変化するようになる。
【0027】従って、例えばシアフォース(Shear for
ce )フィードバックの手法やトンネル電流を検出する
手法を用いて、プローブと媒体表面の間隔を検出するこ
とでトラッキングが可能になる。プローブを水平方向に
加振しながら、凹形状に沿って円周方向に移動させた場
合、プローブが左右の凸形状に接近すると、上述の間隔
1021が狭くなり、そこに働くせん断応力による周波
数や位相の変化が検出され、プローブが凸形状に対して
左右にズレたことがわかる。この変化を位置ズレ信号と
し、プローブと媒体表面の間隔を一定に保持するように
サーボをかけることで、図中1022の凹形状に対して
トラッキングができる(請求項3)。
【0028】次に、請求項4に記載したトラッキング方
法を説明する。この方法では、媒体表面で反射された光
1031の強度を検出してサーボをかける。図1中、1
03はプローブを凸形状の半円の頂部1032にトラッ
キングする様子を示している。媒体の表面を半円もしく
は三角形などの凸の周期形状にすることにより、光入射
方向と媒体表面のなす角度は、プローブの媒体表面に対
して水平方向の動きで敏感に変化する。従って、光の反
射方向1031もプローブの水平方向の動きにより変化
する。光学的な開口が微小であるプローブで反射光を受
光すると、僅かな反射方向のズレによっても強度が低下
する。
【0029】従って、媒体表面からの反射光強度を検出
することでプローブのトラッキングが可能になる。10
3の場合は、プローブの中心が凸の頂部1032に合う
と受光強度が最大になり、左右にずれると強度が低下す
る。従って、最大強度が検出できるようにサーボをかけ
ることにより、図中1032の凸形状にトラッキングが
できる(請求項4)。
【0030】図1中、102および103に、2種類の
トラッキング方法を示した。ここで、102によるプロ
ーブと媒体表面間隔を検出する方法は、アクチュエータ
としてピエゾ素子を用いる。しかしながら、実用的なピ
エゾ素子では、プローブを走査できる最大長さが100
μm程度であり、広範囲に対する位置制御には不向きで
ある。従って、トラック間を横切るような広範囲に対す
る位置制御には、103に示す反射光の強度を検出する
方法を用い、一つのトラック内のように狭い範囲の位置
制御には102に示すプローブと媒体表面の間隔を検出
する方法を用いるといった、両者を併用するトラッキン
グ方法も可能である(請求項5)。
【0031】また、図1における説明では、1022の
凹形状部分を通常の媒体のグルーブ、1032の凸形状
部分をランドとみなして凹凸2か所へのトラッキング方
法を説明した。この2か所を基準とし、オフセットをか
けることによって、両者の中間領域への記録再生も可能
である。請求項5は、前記102および103に示した
トラッキング方法を併用した方法であり、プローブと記
録再生媒体との間隔と、媒体表面からの反射光強度の変
化とを検出して、プローブのトラッキングを行う。具体
的方法は、後に実施例4において詳細に説明する。
【0032】以上の説明では、本記録媒体および記録再
生方法は、プローブ形状の光源を例としたが、SIL
(Solid Immersion Lens;固侵レンズ)や、Si等の
平板に複数の微小開口を設けた近接場記録用ヘッドにお
いても、同様に用いることができる。
【0033】以下に、実施例により具体的に説明する。 〔実施例1〕図5に、繰り返し記録が可能な相変化膜を
用いた記録媒体を例として、本実施例の構成を示す。5
01は一実施例に係る記録媒体の断面形状を示すもので
ある。基板5011の材質はポリカーボネートである。
基板表面にはスパイラル状に案内溝が設けてある。案内
溝の断面形状は、曲率半径5012が0.25μmの凸
形状であり、凸形状間のピッチ5013が0.5μmで
ある。基板上に積層構成の記録薄膜が存在する。501
4は放熱層であるAlTi薄膜であり、膜厚は50nmで
ある。5015は下部誘電体層であるZnS・SiO2
あり、膜厚は20nmである。5016は記録層である
AgInSbTeであり、膜厚は15nmである。5017
は上部誘電体層であるZnS・SiO2であり、膜厚は1
0nmである。5018は保護層であるSiNであり、
膜厚は30nmである。
【0034】502は記録再生媒体の他の実施例を示す
ものである。基板5021の材質はポリカーボネートで
ある。基板表面にはスパイラル状に案内溝が設けてあ
る。案内溝の断面形状は、曲率半径5022が0.25
μmの凹形状であり、凹形状間のピッチ5023が0.
5μmである。基板上に積層構成の記録薄膜5024が
存在する。層構成は、501の実施形態と同様である。
【0035】503は記録媒体の他の実施例を示すもの
である。基板5031の材質はポリカーボネートであ
る。基板表面にはスパイラル状に案内溝が設けてある。
案内溝の断面形状は、頂角5032が80度、頂点間5
033のピッチが0.5μmの三角形の周期構造になっ
ている。基板上に、積層構成の記録薄膜5034が存在
する。層構成は、501の実施形態と同様である。
【0036】504は記録媒体のさらに他の実施例を示
すものである。基板5041の材質はポリカーボネート
である。基板表面にはスパイラル状に案内溝が設けてあ
る。案内溝の断面形状は、頂角5042が45度、頂点
間5043のピッチが0.5μmの三角形の周期構造に
なっている。三角形の一つの傾斜面は収束光源の入射方
向に対して45度の角度をなし、他方の面は収束光源に
対して平行になっている。基板上に積層構成の記録薄膜
5044が存在する。層構成は、501の実施形態と同
様である。
【0037】前記断面形状が501〜504の記録媒体
では、特に501の形状が、現行の記録媒体製造プロセ
スを大きく変更することなく、容易に形成できる。以下
の実施例2および3では、記録媒体の製造方法を説明す
る。
【0038】〔実施例2〕図2に、相変化材料を記録層
とした書き換え可能型媒体の製造方法を示す。本方法
は、マスタリング工程に特徴を有している。ここでは、
マスタリング工程を中心に説明する。
【0039】精密研磨されたガラス基板201の表面
に、スピンコート法により、フォトレジスト2021を
0.25μmの膜厚で塗布する。その後、90℃のベー
キングにより、レジストを硬化させる。次に、レーザビ
ーム2031を、フォトレジスト上に照射して、スパイ
ラル状に所定箇所2032を露光する。線幅は0.25
μm、ピッチは0.5μmとする。
【0040】次に、アルカリ溶液を用いてフォトレジス
トを現像し、露光部分を除去する。以上の処理で、ガラ
ス基板表面には、高さ0.25μm、幅0.25μm、
ピッチ0.5μmのフォトレジストの矩形の凸パターン
2041が形成できる。レジストパターンを形成した後
に、再びベーキングを行う。ベーキング温度は180℃
とする。ここでのベーキングは、レジストをリフローさ
せることを目的としている。
【0041】リフローにより、矩形のレジストパターン
が半円形状に変形する。半円の曲率半径は、レジストの
膜厚とベーキング条件で制御する。以上の方法で、半径
0.2μm、凸形状間のピッチ0.5μmのレジストパ
ターン2051をガラス基板201上に形成し、記録再
生媒体製造用の原盤205とする。以上が本方法のマス
タリング工程であり、熱処理によりレジストパターンを
半円形状とする点に特徴がある。
【0042】その後に、スパッタリング法により、ニッ
ケル薄膜2061を100nmの膜厚で形成する。この
導電膜を電極として、電解メッキ法によりニッケル20
71を所定の厚さに形成する。その後、ニッケルをガラ
ス基板から剥離して、スタンパー208が得られる。次
に、このスタンパー208を射出成形用の金型として、
ポリカーボネート樹脂2091を成形する。
【0043】以上の方法で、半径0.2μm、ピッチ
0.5μmの半円状の凸形状が表面に存在する、厚さ
0.6mmのポリカーボネート基板210が形成でき
る。次に、スパッタリング法によって、反射層および放
熱層であるAlTi薄膜を50nm、下部誘電体層であ
るZnS・SiO2薄膜を20nm、記録層であるAg
InSbTe薄膜を15nm、上部誘電体層であるZn
S・SiO2薄膜を10nm、表面保護層であるSiN
薄膜を20nmを順次成膜(2111)し、記録媒体2
11が完成する。
【0044】〔実施例3〕本発明に係る記録媒体の製造
には、図3に示すマスタリング方法も用いることができ
る。精密研磨されたガラス基板301の表面に、スピン
コート法によりフォトレジストを塗布する。ここで、フ
ォトレジストを2層にする。下層には露光しきい値が高
いレジスト3021を0.2μmの膜厚で塗布する。上
層には露光しきい値の低いレジスト3022を0.1μ
mの膜厚で塗布する。その後、110℃のベーキングに
よりレジストを硬化させる。
【0045】次に、レーザビーム3031をフォトレジ
スト上に照射して、スパイラル状に所定箇所3032を
露光する。ここで、上層は露光しきい値が低いため、露
光部の広がりが生じて、断面が半円状のプロファイル3
033が形成できる。次に、アルカリ溶液を用いてフォ
トレジストを現像し露光部分を除去し、120℃の温度
でベーキングを行う。以上の処理で、ガラス基板表面
に、曲率半径0.2μm、凸形状間のピッチ0.5μm
のレジストパターン3041を形成する。露光形状の制
御は、積層させたレジストの各々の露光しきい値および
膜厚、さらにレーザビームのレジスト膜厚方向の焦点位
置を調整することにより行う。
【0046】〔実施例4〕図6に、請求項3〜5に記載
した記録再生方法におけるトラッキングの方法を示す。
601はポリカーボネート基板である。基板601表面
には、半円の凸形状が存在する。凸形状の曲率半径60
2は0.25μmであり、凸形状間のピッチ603は
0.9μmである。基板601表面に、プローブ形状の
収束光源604を配置する。ここで、プローブの先端は
光軸に対して非対称であり、図示のように30°の傾斜
605を持った形状に加工する。プローブ先端の半径6
06は、0.15μmである。
【0047】この形状のプローブを媒体表面に対して1
00μmの間隔607に保持し、記録再生を行う。ここ
で、プローブ先端と媒体表面の間隔607の制御は、シ
アフォース(Shear force)フィードバックの方法によ
り行う。プローブを水平方向に加振しながら媒体表面に
近接させることで、そこに働くせん断応力による周波数
や位相の変化が検出され、プローブと媒体表面の間隔を
検知することができる。プローブ先端が図示のような非
対称形状である場合、609の部分の間隔を検出するこ
とになる。
【0048】図中610は、媒体表面での反射光608
をプローブで検出した際の強度Rと、プローブ先端と媒
体表面の間隔Lの関係を示す。横軸はプローブの位置を
示している。+Xは媒体外周方向、−Xは媒体内周方向
への移動を示している。図1の103に記載したよう
に、プローブにて検出される反射光強度Rは、光軸が凸
形状の頂点に合った場合に最大値を示し、プローブが左
右にずれると減少する。また、プローブと媒体表面の間
隔Lは、図示の変化を示す。
【0049】プローブ先端を光軸に対して傾斜させてい
ることから、間隔Lが最小となる位置は、反射光強度が
最大となる位置(0)に対してプローブの半径分(0.
15μm)−X側にシフトする。この反射光強度Rの変
化に対するプローブ媒体間の間隔Lの変化のシフトをト
ラッキングに利用する。プローブが凸形状の頂部から+
X方向にずれた場合には、反射光強度は減少し、プロー
ブ媒体間の間隔Lは増加する。
【0050】一方、プローブが凸形状頂部から−X方向
にずれた場合には、反射光強度Rは減少するが、間隔L
はほとんど変化しない。このRとLの変化を検出し、プ
ローブが+x、−X何れの方向にズレたかを判定する。
ズレ量を補正する制御をかけることにより、プローブの
光軸を凸形状の頂点に対してトラッキングできる。
【0051】以下に、従来法と比較して本発明の効果を
示す。図4に、記録媒体の断面を示す。401は従来の
矩形の凹凸が存在する記録媒体であり、402は本発明
に係る製造方法による記録媒体である。現行の基板製造
方法から大きくかけ離れない方法で基板を製造した場
合、リソグラフィー、レジストのエッチング精度の限界
から、最小加工寸法はトラックピッチ(4011)が
0.5μm程度である。0.5μm程度のトラックピッ
チを想定し、近接場記録方法の観点で従来法と比較する
と以下の点で有利である。
【0052】(1)本発明に係る製造方法では、膜が表
面に被覆された場合においても、溝の情報が表面に反映
される。スパッタリング法により反射層、誘電体層、記
録層等を基板上に形成する場合、基板材料がポリカーボ
ネートであることから、基板の変形を避けるために低温
(室温)でのスパッタリングが一般的に行われる。低温
スパッタリングの場合、図中4012に示すように基板
表面に存在する矩形の段差の被覆性が不十分である。エ
ッジの部分が庇状になり溝の情報が消されてしまう。基
板側から記録再生を行う場合は、大きな問題にはならな
いが、膜面に直接記録再生する場合には、トラッキン
グ、フォーカシング精度が低下する。これに対して、請
求項1に記載した半円の凸形状は、薄膜がその形状を反
映しやすい。従って、厚膜を形成しても表面に段差の情
報が現れる(4022)。
【0053】(2)本方法に係る記録再生方法では、案
内溝を請求項2に記載した半円の凸形状とすることで、
プローブ(ヘッド)がトラック間を移動する際の変位量
が小さく、急峻な変動が起こらないようにすることがで
きる。プローブ(ヘッド)と媒体表面を一定間隔に保っ
てトラックを横切る方向に移動した場合、従来の基板形
状では4013に示すように段差部分での動作が急峻に
なる。さらに、その動作は薄膜の被覆状態によっても影
響を受ける。高速で動作する場合には、プローブの動作
が追従できず破損等の問題が発生する。これに対して、
請求項1および2による構成では4023に示すよう
に、緩やかな動作でトラック間を移動できる。高速動作
時においても信頼性が確保できる。
【0054】(3)本方法に係る記録再生方法において
は、微小な光スポット径においても、高精度なトラッキ
ングが可能である。矩形の案内溝の場合、光の回折は4
014と4015の矢印の位置で起こる。従って、光源
の照射径がランドの幅よりも小さくなると、ランド上で
の微妙な位置ズレが検出できず、トラッキング精度が低
下する。これに対して、本方法の記録媒体を用いた、請
求項3に記載するトラッキング方法によれば、構成、動
作の項に記載したように微小光源に対しても高精度なト
ラッキングが実現できる。
【0055】(4)請求項2の記録媒体を用い、請求項
4に記載するトラッキング方法においても構成、動作の
項に記載したように微小光源に対しても高精度なトラッ
キングが実現できる。特にこの反射光強度を検出する方
法は、請求項3に記載したプローブ/媒体間隔を検出す
る方法と比較して、プローブがトラック間を移動するよ
うな広範囲における位置検出に有効である。
【0056】(5)請求項5のトラッキング方法は、請
求項3と4を組み合わせたトラッキング方法である。プ
ローブ/媒体間隔と媒体表面の反射光強度を検出するこ
とにより、プローブのトラック中心に対するズレ方向を
検出することができる。請求項6、7に記載する製造方
法により、前記効果を有する記録媒体を、現行の製造プ
ロセスからの大幅な変更なく安価に製造することができ
る。
【0057】なお、上記実施の形態は本発明の一例を示
したものであり、本発明はこれに限定されるべきもので
はないことは言うまでもないことである。
【0058】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、膜表面が(保護層などで)被覆された状態にお
いても、溝の情報が十分に得られ、ヘッドがトラック間
を移動する際の変位量が小さい(もしくは急峻な変動が
起こらない)基板形状を有する記録媒体を実現できる。
【0059】また、本発明によれば、微小な光スポット
径においてもトラッキング精度が確保できる、記録再生
方法を実現できる。また、本発明によれば、現行のプロ
セスを用いて安価に製造できる、記録媒体の製造方法を
提供できるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体の構成並びにトラッキン
グ動作を説明する図である。
【図2】実施例2に係る記録媒体の製造方法の説明図で
ある。
【図3】実施例3に係る記録媒体の製造方法の説明図で
ある。
【図4】本発明に係る記録媒体と従来の記録媒体との作
用効果の説明図である。
【図5】実施例1に係る記録媒体の構成を説明する図で
ある。
【図6】実施例4に係るトラッキング動作の説明図であ
る。
【符号の説明】
101 記録媒体の断面形状 102 第一のトラッキング方法 103 第二のトラッキング方法 201 原盤とするガラス基板 202 レジスト塗布工程 203 レーザビームによる露光工程 204 現像工程 205 レジストリフロー工程 206 導電膜スパッタ工程 207 電解メッキ工程 208 スタンパー 209 ポリカーボネートの射出成形工程 210 ポリカーボネート基板 211 相変化材料を記録層とした記録媒体 301 原盤とするガラス基板 302 レジスト塗布工程 303 レーザビームによる露光工程 304 原盤 401 従来法の矩形の案内溝の断面 402 本方法の半円状の案内溝の断面 501 案内溝の凹凸が半円形状の凸である記録再生媒
体 502 案内溝の凹凸が半円形状の凹である記録再生媒
体 503 案内溝の凹凸が三角形である記録再生媒体 504 案内溝の凹凸が三角形である記録再生媒体 601 ポリカーボネート基板 602 凸部の曲率半径 603 凸部のピッチ 604 収束光源 605 プローブ先端の傾斜角 606 プローブ先端の半径 607 プローブ先端と媒体表面の間隔 608 プローブで検出する反射光 609 検出するプローブ、媒体間の距離L 610 反射光強度Rとプローブ媒体間距離Lの変化

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に情報の記録,再生を行う光記録
    再生媒体において、光スポットの案内溝を構成する凹凸
    は、該凹もしくは凸部の少なくとも一方の、前記案内溝
    に直交する方向における断面形状が、光スポットの光軸
    に対して直交する辺を有しないことを特徴とする光記録
    再生媒体。
  2. 【請求項2】 前記光スポットの案内溝を構成する凹凸
    は、前記案内溝に直交する方向における断面形状が、曲
    率半径が5μm以下の凸形状であることを特徴とする請
    求項1に記載の光記録再生媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の光記録再生媒
    体を用いる光記録再生方法であって、前記光記録再生媒
    体の表面と光スポットの出射端部との間隔を検出し、前
    記光スポットの前記光記録再生媒体表面における位置制
    御を行うことを特徴とする光記録再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の光記録再生媒
    体を用いる光記録再生方法であって、前記光記録再生媒
    体表面からの反射光強度を検出し、前記光スポットの前
    記光記録再生媒体表面における位置制御を行うことを特
    徴とする光記録再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の光記録再生媒
    体を用いる光記録再生方法であって、前記光スポットの
    出射端部の断面形状は光軸に対して非対称であり、前記
    光スポットの出射端部と前記光記録再生媒体表面との間
    隔と、当該光記録再生媒体表面からの反射光強度とを検
    出して、前記光スポットの前記光記録再生媒体表面にお
    ける位置制御を行うことを特徴とする光記録再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の光記録再生媒
    体の製造方法であって、原盤とする基板表面にマスク層
    を形成し、フォトリソグラフィーにより前記マスク層を
    スパイラルもしくは同心円状にかつ断面が矩形である凹
    凸形状に加工した後に、100℃〜200℃の熱処理を
    行い前記矩形凹凸形状を変形させて原盤を形成すること
    を特徴とする光記録再生媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記原盤とする基板表面にマスク層を形
    成し、フォトリソグラフィーによりスパイラルもしくは
    同心円状のパターンをマスク層に形成する際に、膜厚方
    向において光源に対する感度が変化しているマスク層を
    用いることを特徴とする請求項6に記載の光記録再生媒
    体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071465A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 光情報記録媒体
US7406005B2 (en) 2002-02-27 2008-07-29 Fujitsu Limited Optical recording medium, memory apparatus, and recording/reproduction method
US7920458B2 (en) 2005-04-27 2011-04-05 Ricoh Company, Ltd. Optical recording medium, and recording and reproducing method

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