JP2000322565A - 画像データ補正回路 - Google Patents

画像データ補正回路

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JP2000322565A
JP2000322565A JP11143771A JP14377199A JP2000322565A JP 2000322565 A JP2000322565 A JP 2000322565A JP 11143771 A JP11143771 A JP 11143771A JP 14377199 A JP14377199 A JP 14377199A JP 2000322565 A JP2000322565 A JP 2000322565A
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JP11143771A
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Takehiko Shimizu
竹彦 清水
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲面を有する光学系の介在によって曲線状に
なった座標系を正規の直線状の座標系に効率よく戻す回
路を提供する。 【解決手段】 前方画像データを、少なくとも輝度デー
タと座標データとを含む形式で出力する撮像装置と、撮
像装置からの画像データを記憶する画像メモリと、画像
メモリに記憶された画像データのうち座標データを補正
する補正データを差分形式で記憶する補正データメモリ
と、画像メモリの画像データを補正データメモリに記憶
された補正データで補正する補正手段とを備え、補正デ
ータメモリは、補正手段から補正対象となる座標データ
の供給を受けると、座標原点から、供給された座標に相
当する差分データを座標軸別に補正手段に供給し、補正
手段は、供給された差分データを座標軸別に加算して新
しい座標データを算出する画像データ補正回路とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDカメラ等
の撮像装置からの座標データ、特に撮像装置の前面にガ
ラス板等の光学系が入って歪んで得られた座標データを
補正して、直交座標に直す画像データ補正回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像データ補正回路を図5に基づ
いて説明する。すなわち、第1CCDカメラ1及び第2
CCDカメラ2は、車両のバックミラー等の近傍に、水
平、かつ双方が所定の間隔に保持され、光軸が互いに平
行になるように取り付けられている。換言すると、この
第1及び第2CCDカメラ1,2は車両前方の同一部分
の画像を、三角測量の目的のために少しずれた(離れ
た)所から見るように設定されており、車両前方の光景
を縦横方向に細分化して、その細分化された部分を各座
標点として考え、その各座標点と、各座標点における輝
度とをデータ化して、そのデータ化された輝度データと
座標データとを対にして画像データとし、第1画像メモ
リ3または第2画像メモリ4に記憶せしめる。
【0003】すなわち、この画像データとは、図6
(A)に示すように、第1及び第2CCDカメラ1,2
によって得られた画像の左下角を原点0としてXY直交
座標で表わしたものである。例えば、座標(X1,Y
1)の輝度はS11、座標(X2,Y1)の輝度はS1
2、座標(X3,Y1)の輝度はS13、座標(X4,
Y1)の輝度はS14、座標(X5,Y1)の輝度はS
15、・・・、座標(X1,Y4)の輝度はS41、座
標(X2,Y4)の輝度はS42、座標(X3,Y4)
の輝度はS43、座標(X4,Y4)の輝度はS44、
座標(X5,Y4)の輝度はS45として、第1及び第
2画像メモリ3,4に記憶されている。
【0004】第1画像メモリ3または第2画像メモリ4
のうち第1画像メモリ3は、前記第1CCDカメラ1か
らの画像データを図6(B)に示すように、画像データ
を各段に1フレーム毎に記憶し、また第2画像メモリ4
は、前記第2CCDカメラ2からの画像データを同様に
して記憶している。
【0005】また、第1及び第2画像メモリ3,4のそ
れぞれは、後述の第1及び第2補正手段5,6の一機能
として内蔵されている座標発生手段によって、第1及び
第2補正手段5,6から座標が入力されると、その座標
を囲む座標A(X’m,Y’n),B(X’m,Y’n
+1),C(X’m+1,Y’n+1),D(X’m+
1,Y’n)を抽出すると共に、それらの座標点A,
B,C,Dにおける輝度データSm,n,Sm+1,
n,Sm+1,n+1,Sm,n+1を後述のマルチプ
レクサ5aと同期が取られて出力する(図7参照)。
【0006】第1補正手段5は、前記第1CCDカメラ
1が、車両の水平状態に対して角度にしてθだけ傾けて
取り付けられた場合に、得られる画像データも図6
(C)に破線で示されるように座標軸がX’軸、Y’軸
のように回転して、図6(C)に実線で示される正規の
座標軸XYの画像データが得られないために、回転角設
定回路7からの回転角度信号を受けて、この第1補正手
段5は、前記第1画像メモリ3に記憶された画像データ
を、一般に用いられている画像の回転の手法を用いて演
算を行い、回転していない正規の座標軸XYの画像デー
タに変換して出力する。第2補正手段6も前記第1補正
手段5と同様にして前記第2画像メモリ4に記憶された
画像データを、一般に用いられている画像の回転の手法
を用いて演算を行い、回転していない状態の画像データ
に変換して出力する。
【0007】なお前記第1及び第2補正手段5,6は、
前記第1及び第2画像メモリ3,4のそれぞれに記憶さ
れている輝度データの補正も座標の回転に伴って次の数
式に基づいて行う。例えば、図7に示すように第1及び
第2画像メモリ3,4に記憶された座標A(X’m,
Y’n),座標D(X’m+1,Y’n)、座標B
(X’m,Y’n+1)及び座標C(X’m+1,Y’
n+1)でのそれぞれの輝度データをSm,n,Sm,
n+1,Sm+1,n,Sm+1,n+1とし、補正さ
れた新規のXY座標での座標(Xm,Yn)の輝度デー
タは、旧座標での位置を(X‘m、Y’n)とすると、 Dm,n=Sm,n×(〔X’m+1〕−X’m) ×(〔Y’n+1〕−Y’n) +Sm,n+1×(〔X’m+1〕−X’m) ×(Y’n−〔Y’m〕) +Sm+1,n×(X’m−〔X’m〕 ×(〔Y’n+1〕−Y’n) +Sm+1,n+1×(X’m−〔X’m〕) ×(Y’n−〔Y’n〕) 但し、〔X‘m〕は、X’mの整数部 〔Y‘n〕は、Y’nの整数部 と算出される。
【0008】これによって、たとえ第1CCDカメラ1
または第2CCDカメラ2の何れかが水平に対して回転
角θだけ傾けられて取り付けられても水平状態に取り付
けられた状態の時に得られる画像データが補正によって
得られ、この補正された座標での輝度データを第1補正
手段5は第3画像メモリ8に、また第2補正手段6は第
4画像メモリ9に出力する。
【0009】ちなみに、この輝度データDm,nは、ハ
ードウエア的には図8に示すように求められる。なお、
図8は、同一構成を有する第1及び第2補正手段5,6
のうち第1補正手段5の詳細構成を示したものである。
【0010】すなわち、第1補正手段5は、補正後のX
Y座標における座標(Xm,Yn)の輝度データDm,
nを算出する場合、フレームメモリで構成された第1画
像メモリ3から、その求めようとする座標(Xm,Y
n)の旧座標での位置座標(X’m,Y’n)を囲む4
座標の整数部分を対象とする各座標A,B,C,D(図
7参照)における輝度デー夕Sm,n,Sm+1,n,
Sm+1,n+1,Sm,n+1を読み取る。
【0011】その後、図7に示すように座標(X’m,
Y’n)と正規の新規座標(Xm,Yn)における座標
の差、すなわちA(Y’n−〔Y’n〕,X’m−
〔X’m〕),B(〔Y’n+1〕−Y’n,X’m−
〔X’m〕),C(Y’n−〔Y’n〕,〔X’m+
1〕−X’m〕),D(〔Y’n+1〕−Y’n,
〔X’m+1〕一X’m)を小数発生部5fで、所定の
順序で出力して、それをマルチプレクサ5aを介して第
1及び第2乗算器5b,5cに供給し、その各乗算器5
b,5cでの演算結果を加算器5dに供給する。また、
前記座標(X’m,Y’n)を入力すると、整数発生部
5gは、マルチプレクサ5hを介して整数部〔X’
m〕、〔X’m+1〕、〔Y’m〕、〔Y’m+1〕を
第1画像メモリ3に供給し、それらの整数部によって規
定される座標における輝度データSm,n、Sm+1,
n、Sm,n+1、Sm+1,n+1を出力し、その加
算結果をラッチ回路5eでラッチする。そして、そのラ
ッチ出力を加算器5dに帰還して加算することによっ
て、上記式で示されるように新規な座標(Xm,Yn)
における輝度Dm,nが得られ、それを第1補正手段5
は第3画像メモリ8に、また第2補正手段6は第4画像
メモリ9に記憶する。
【0012】その結果、画像ずれ検出手段10は、第3
及び第4画像メモリ8,9に記憶された画像を左右方向
で比較し、左右方向に、例えば第3画像メモリ8の画像
データに対して第4画像メモリ9の画像データをどれだ
けずらせることによって双方の画像が一致するかによっ
てずれ量を検出し、次段の車間距離算出手段11におい
て三角測量の方式によって前方物体までの距離を算出す
るものである。なお、12はマイクロコンピュータであ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像データ補
正回路は、回転操作によって正規座標に戻すものである
ために、例えばCCDカメラを車室内に設けた場合に
は、そのCCDカメラの前側にフロントガラス等の曲面
を有する光学系が介在してしまい、その光学系のために
得られる画像データの座標軸が歪み、直線はなく、曲線
になって回転操作のみでは正規の座標に戻らないという
問題点があった。例えば、図9に示されるように座標が
格子状の目盛り線300a,300bをCCDカメラで
みたときに図10に示すように目盛り線300’,30
0’bが曲線になってしまうという問題点があった。
【0014】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、CCDカメラの前方に光学系が介在
することによって歪んだ座標系を、歪みのない正規の座
標系に効率よく戻し、かつメモリ容量が少なくて済む路
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像デー
タ補正回路は、撮像装置によって得られた画像データを
記憶する画像メモリと、該画像メモリに記憶された画像
データのうち少なくとも小数点部のみの座標データを補
正するための、座標に関する補正データを差分形式で記
憶する補正データメモリと、前記画像メモリに記憶され
た画像データから補正対象となる画像データを抽出する
抽出手段と、概抽出手段によって抽出された画像データ
を前記補正データメモリに記憶された補正データに基づ
いて補正する補正手段とを備え、補正データメモリは、
座標原点から前記補正対象となる画像データの座標まで
を差分データの形式で記憶すると共に、該補正手段は、
前記補正データメモリに記憶された差分データを座標軸
別に加算して新しい座標データを算出するものである。
【0016】この発明に係る画像データ補正回路は、補
正データは、車両の曲面板ガラスの歪み特性に一致して
いるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1に基づいて説明する。なお、図1におい
て、既に図5に示した構成のものと同一なもの、または
均等なものには同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0018】第1及び第2座標デー夕メモリ15,16
は、画像補正用の各座標(アドレス)を、図2及び図3
に示すように差分方式で記憶し、記憶容量の削減を図っ
ている。すなわち、図9に示すように縦横に等間隔に設
けられた目盛り(基準となる直交座標のもの)を有する
検査調整板300の目盛り線300a,300bの交点
を、フロントガラス26を介して第1及び第2CCDカ
メラ1,2によって読み取り、その読み取られた交点座
標が座標の原点Oを基準点(HS,VS)とし、かつ隣
合う交点間の差分値を記憶する。それによって、座標を
そのままの数値で記憶するよりも、差分の方の数値が小
さくなり、1つの座標を表すビット数が少なくなり、記
憶容量が少なくなる。
【0019】例えば、図9及び図10に示されるように
曲線状の目盛り線300a,300bが得られた場合に
は、その目盛り線300a,300bの交点、例えば図
2においては、(x0,y0),(x1,y0),(x
2,y0),(x0,y1),(x1,y1),(x
2,y1)のそれぞれは座標点(Hs,Vs),(△H
X’0,△HY’0),(△HX’10,△HY’1
0),(△VX’0,△VY’0),(△HX’01,
△HY’01),(△HX’11,△HY’11)とし
て、第1及び第2座標データメモリ15,16のそれぞ
れに、図3に示されるように原座標との間で関係づけら
れ、かつ各座標間の差分結果が記憶される。
【0020】第1及び第2補正データ読み取り手段1
7,18は、電源が投入されると、第1及び第2画像メ
モリ3,4に記憶された座標(Xm,Yn)の画像デー
タを読み出すことになり、その場合、フロントガラス2
6によって画像データが歪んでいるので、その旧座標
(X’m,Y’n)の周囲4点の、小数以下をキャンセ
ルした整数座標の画像データを元にして新しく座標(X
m,Yn)の画像データを従来の如く作成する必要があ
る。そのために、例えば第1及び第2座標データメモリ
15,16のそれぞれに対して、座標の原点から順次大
きい座標に向けて座標(Xm,Yn)を指定すると、そ
れぞれの第1及び第2座標データメモリ15,16から
順次差分データ(図3参照)が供給される。その結果、
第1及び第2座標データメモリ15,16では補正され
た新座標(Xm,Yn)を、 Xm=Σ△VX’n+Σ△HX’mn+HS Yn=Σ△VY’n+Σ△HY’mn+VS として算出する。その補正された新座標(Xm,Yn)
の整数部のみを第1及び第2画像メモリ3,4に供給し
てその旧座標(X’m,Y’n)の周囲4点の画像デー
タ、すなわち4座標A,B,C,D(図7参照)におけ
る輝度デー夕Sm,n,Sm+1,n,Sm+1,n+
1,Sm,n+1を読み取り、第1及び第2補正手段1
9,20のうち対応する方に供給する。
【0021】また、前記第1及び第2補正データ読み取
り手段17,18は、新座標(Xm,Yn)の小数点部
をそれぞれに対応する第1及び第2補正手段19,20
に供給する。
【0022】第1及び第2補正手段19,20は、例え
ば図7に示すように第1及び第2画像メモリ3,4に記
憶された座標のうち今回読み取る整数座標を(〔X’
m〕,〔Y’n〕),(〔X’m+1〕,〔Y’
n〕)、(〔X’m〕,〔Y’n+1〕)及び(〔X’
m+1〕,〔Y’n+1〕)とすると、それぞれの輝度
データはSm,n,Sm,n+1,Sm+1,n,Sm
+1,n+1となる。その結果、補正された座標(X
m,Yn)の輝度データは、 Dm,n=Sm,n×(〔X’m+1〕−X’m) ×(〔Y’n+1〕−Y’n) +Sm+1,n×(X’m−〔X’m〕 ×(〔Y’n+1〕−Y’n) +Sm,n+1×(〔X’m+1〕−X’m) ×(Y’n−〔Y’n〕) +Sm+1,n+1×(X’m−〔X’m〕) ×(Y’n−〔Y’n〕) 但し、〔X‘m〕は、X’mの整数部 〔Y‘n〕は、Y’nの整数部 と算出される。これによって新座標(Xm,Yn)での
輝度Dm,nを求めて、それらを対応する第3及び第4
画像メモリ8,9に記憶せしめ(図5参照)、この記憶
された画像データに基づいて画像ずれ検出手段10によ
って画像のずれ量を算出する。
【0023】次に、第1及び第2補正データ読み取り手
段17,18の機能をハードウエアで実現した場合の回
路構成を、第1補正データ読み取り手段17を代表とし
て図4に基づいて以下に説明する。なお、図中15,1
6で示される座標データメモリは図1に示されるものと
同一である。
【0024】すなわち、この第1補正データ読み取り手
段17は、Vアドレスカウンタ30,Hアドレスカウン
タ31、第1セレクタ33、第2セレクタ34、第1加
算手段35、第2加算手段36、第3加算手段37、第
4加算手段38、第1ラッチ39、第2ラッチ40、第
3ラッチ41、第4ラッチ42、第5加算手段43、第
6加算手段44、第7加算手段47、第8加算手段4
8,HSレジスタ45,VSレジスタ46、第9加算手
段49、第10加算手段50、第1小数点部53及び第
2小数点部54から構成され、次にそれらについて説明
する。
【0025】Hアドレスカウンタ31は、第1画像メモ
リ3に一画面分の画像データがメモリされると、図示さ
れないクロックパルス発生器からのクロッククパルスを
計数することによってX軸アドレス(X座標)mを発生
し、所定数、すなわちX座標の最大値に達するとVアド
レスカウンタ30に桁上げ信号を供給すると共に、自分
自身をリセットして再度所定数までを繰り返し、計数す
る。Vアドレスカウンタ30は、前記Hアドレスカウン
タ31から桁上げ信号が供給されると、それを計数して
Yアドレス(Y座標)nを発生し、そのYアドレススが
最大値に達すると、自分自身をリセットする。
【0026】なお、第1座標データメモリ15は、前記
Hアドレスカウンタ31から供給される計数値m及びV
アドレスカウンタ30から供給される計数値nをアドレ
ス(m,n)として入力し、そのアドレスで指定された
座標(Xm,Yn)に相当するX方向の差分値を△Xm
として出力し、またY方向の差分値を△Ynとして出力
する。
【0027】第1セレクタ33は、前記第1座標データ
メモリ15から供給されるX方向差分値△Vxを第1加
算手段35に、また前記Hアドレスカウンタ31からの
桁上げに伴ってX座標が1大きくなったときに供給され
る信号によって最初のX方向の差分値△Hxを第2加算
手段36に、さらに新座標の原点座標(X0,Y0)の
X座標HSをHSレジスタ45に供給する。第2セレク
タ34は、前記座標データメモリ15(16)から供給
されるY方向の差分△Vyを第3加算手段37に、また
前記Hアドレスカウンタ31からの桁上げに伴ってY座
標が1大きくなったときに供給される信号によって最初
のY方向差分値△Hyを第4加算手段38に、さらに新
座標の原点座標(X0,Y0)のX座標VSをVSレジ
スタ46に供給する。
【0028】第1加算手段35は、第1セレクタ33か
ら供給されるX方向の差分値△Vxを、第1ラッチ39
からのラッチ出力に加算して累積値Σ△VX’を求め、
その累積値Σ△VX’mを第1ラッチ39から出力す
る。第2加算手段36は、第1セレクタ33から供給さ
れるY座標が1大きくなったときのX方向の差分値△H
xを、第2ラッチ40からのラッチ出力に加算して累積
値Σ△VX’m,nを求め、その累積値Σ△V’X’
m,nを第2ラッチ40から出力する。
【0029】第3加算手段37は、第2セレクタ34か
ら供給されるY方向の差分値△Vyを、第3ラッチ41
からのラッチ出力に加算して累積値Σ△HY’mを求
め、その累積値Σ△HY’mを第3ラッチ41から出力
する。第4加算手段38は、第2セレクタ34から供給
されるX座標が1大きくなったときのY方向の最初の差
分△Hyを、第4ラッチ42からのラッチ出力に加算し
て累積値Σ△VX’m,nを求め、その累積値Σ△V
X’m,nを第4ラッチ42から出力する。
【0030】第5加算手段43は、前記第1加算手段3
5からの累積値Σ△VX’mと、第2加算手段36から
の累積値Σ△VX’m,nとを加算して出力する。第6
加算手段44は、前記第3加算手段37からの累積値Σ
△VY’nと、第4加算手段38からの累積値Σ△V
Y’m,nとを加算して出力する。
【0031】VSレジスタ46は、原座標の原点に対す
る補正された新座標の原点のY軸方向への平行移動量V
Sを設定するためのものである。またHSレジスタ45
は、前記原座標の原点に対する補正された新座標の原点
のX軸方向への平行移動量HSを設定するためのもので
ある。
【0032】第7加算手段47は、前記第5加算手段4
3からの加算結果Σ△VX’m+Σ△VX’m,nにH
Sレジスタ45からのX軸方向への平行移動量HSを加
算して補正座標X’mを出力する。第8加算手段48
は、前記第6加算手段44からの加算結果Σ△VY’n
+Σ△VY’m,nにVSレジスタ46からのX軸方向
への平行移動量HSを加算して補正座標Ynを出力す
る。
【0033】第9加算手段49は、第7加算手段47か
らの加算結果の整数部をそのまま、または1を加算して
〔X’m〕または〔X’m〕+1を出力する。第10加
算手段50は、前記第8加算手段48からの加算結果の
整数部をそのまま、または1を加算して〔Y’n〕また
は〔Y’n〕+1を出力する。
【0034】第1小数点部53は、前記第7加算手段4
7から供給されるX’mから整数部を削除して、X’m
−〔X’m〕に基づいて小数点部を抽出して前記第1補
正手段19に供給する。第2小数点部54は、前記第8
加算手段48から供給されるYmから整数部を削除し
て、Y’n−〔Y’n〕に基づいて小数点部を抽出して
前記第2補正手段20に供給する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、CCDカメラの前面に曲面形状のガラス板等の光学
系があって、前方画像が歪んで撮像されても、その補正
が容易にできるという効果が得られる。また、座標デー
タを差分形式で表しているので、それをデジタル表示し
たときのビット数が小さくて済み、記憶容量を小さく出
来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の回路ブロック図であ
る。
【図2】図1における第1及び第2座標データメモリに
記憶される座標データの差分を説明するための図であ
る。
【図3】図2に示すようにして得られた差分を座標デー
タとして第1及び第2座標データメモリに記憶したとき
の記憶状態を説明する図である。
【図4】図1における第1及び第2補正データ読み取り
手段をハードウエアで構成したときの回路ブロック図で
ある。
【図5】従来装置の回路ブロック図である。
【図6】図5における正常時の画像データとCCDカメ
ラの回転時に得られる画像データとを説明するための図
である。
【図7】輝度データを補正するための方法を説明する図
である。
【図8】図7に示した方法で輝度データを補正するため
の回路ブロック図である。
【図9】目盛り線が付された検査調整板の説明図であ
る。
【図10】フロントガラスを介して図9に示す検査調整
板を見たときの目盛り線の歪みを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1,2 CCDカメラ 3,4 画像メモリ 15,16 座標デー夕メモリ 17,18 補正データ読み取り手段 19,20 補正手段 23 画像ずれ検出手段 24 車間距離検出手段 30a,30b、30‘a,30’b 目盛り線 30 Vアドレスカウンタ 31 Hアドレスカウンタ 33,34 セレクタ 35〜38、43、44、47〜50 加算手段 39〜42 ラッチ 45 HSレジスタ 46 VSレジスタ 53,54 小数点部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 CC11 DD07 DD11 EE08 FF04 FF09 JJ03 JJ05 JJ26 QQ23 QQ25 QQ27 QQ42 QQ51 UU05 2F112 AA09 AD06 BA05 CA05 FA03 FA08 FA14 FA21 FA41 5B057 BA02 CD12 CH11 5C023 AA03 AA10 AA37 CA03 DA04 EA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置によって得られた画像データを
    記憶する画像メモリと、該画像メモリに記憶された画像
    データのうち少なくとも小数点部のみの座標データを補
    正するための、座標に関する補正データを差分形式で記
    憶する補正データメモリと、前記画像メモリに記憶され
    た画像データから補正対象となる画像データを抽出する
    抽出手段と、概抽出手段によって抽出された画像データ
    を前記補正データメモリに記憶された補正データに基づ
    いて補正する補正手段とを備え、 補正データメモリは、座標原点から前記補正対象となる
    画像データの座標までを差分データの形式で記憶すると
    共に、該補正手段は、前記補正データメモリに記憶され
    た差分データを座標軸別に加算して新しい座標データを
    算出することを特徴とする画像データ補正回路。
  2. 【請求項2】 補正データは、車両の曲面板ガラスの歪
    み特性に一致している請求項1記載の画像データ補正回
    路。
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